JP2597110B2 - 電子時計 - Google Patents

電子時計

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JP2597110B2
JP2597110B2 JP62280227A JP28022787A JP2597110B2 JP 2597110 B2 JP2597110 B2 JP 2597110B2 JP 62280227 A JP62280227 A JP 62280227A JP 28022787 A JP28022787 A JP 28022787A JP 2597110 B2 JP2597110 B2 JP 2597110B2
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祐一 井上
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セイコー電子工業株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は歩度調整のための論理緩急端子付き電子時計
に関する。
〔発明の概要〕
本発明は歩度調整のための論理緩急端子付き電子時計
の論理緩急情報の読み込みタイミングを歩度測モードの
ときには歩度測定に必要な最大時間ごと(通常は10秒周
期)とし、通常モードのときには歩度測モードのときよ
りも読み込みの周期を長くすることにより通常モードで
の論理緩急情報の読み込みに必要な平均消費電流を減少
させること。さらに通常モードのときには歩度測モード
のときよりも読み込みの周期を長くすることにより通常
モードでの論理緩急情報の読み込みに必要な平均消費電
流は変化させずに、1回の読み込みに必要な電力を増加
させ読み込みの対ノイズ特性を強化したものである。
〔従来の技術〕
従来の論理緩急端子付き電子時計の論理緩急情報の読
み込み周期は歩度測モード通常モードに関係なく常に一
定であり、そのほとんどが歩度測定に必要な最大時間
(通常は10秒周期)であった。
〔発明が解決しようとする問題点〕
前記従来例の場合、論理緩急情報の読み込み動作は歩
度測モード通常モードに関係なく歩度測定に必要な最大
時間ごとに行っていた。この場合一度論理緩急情報を読
み込んでしまえば後は読み込む必要のない通常モードに
おいても、常に歩度測定に必要な最大時間ごとに読み込
み動作を行うという無駄なことを行っていた。別の言い
方をすれば通常モードにおいて常に歩度測定に必要な最
大時間ごとに読み込み動作を行っても、読み込み動作に
必要な消費電流が電子時計全体の消費電流に影響を与え
ない程度に読み込み動作に必要な消費電流を小さくする
必要があった。このことは論理緩急情報の読み込み時の
対ノイズ特性が低下することを意味する。
〔発明の目的〕
本発明は通常モードにおける論理緩急情報の読み込み
に必要な平均消費電流を小さくでき、さらに論理緩急情
報の読み込み時の対ノイズ特性を強化できる電子時計を
得ることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記問題点を解決するために本発明においては、通常
モードと歩度測モードを区別可能とするためのスイッチ
手段、スイッチ手段の状態あるいはスイッチ手段の操作
により通常モードか歩度測モードかを判断し、そのモー
ドに対応する読み込み波形を出力する読み込み波形作成
手段とを設定した。
〔作用〕
通常モードと歩度測モードを区別可能とするためのス
イッチ手段は、時計のリューズあるいはボタンスイッチ
を操作することによりON,OFF可能なように構成する。リ
ューズあるいはボタンスイッチを操作し通常モードから
歩度測モードあるいは歩度測モードから通常モードへ遷
移可能とする。モード遷移の操作はあらかじめ設定され
た操作で特に指定する必要はない。ここではリューズを
引き出した状態でスイッチ手段がONし、歩度測モードと
なり、リューズを押し込んだ状態でスイッチ手段がOFF
し、通常モードとなるものとする。
読み込み波形作成手段はスイッチ手段のON,OFF状態に
より異なるタイミングで読み込み波形を出力する。歩度
測モードの時には10秒周期で第1及び第2の読み込み波
形を出力し、通常モードの時には例えば160秒周期で第
1及び第2の読み込み波形を出力する。
〔実施例〕
以下に本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明を示すブロック図である。従来読み込
み波形作成手段7の出力する第1の読み込み波形71及び
第2の読み込み波形72は歩度測定に必要な最大時間(通
常は10秒周期)であった。本発明はスイッチ手段により
通常モードと歩度測モードとを切り替え可能とし、読み
込み波形作成手段は通常モードと歩度測モードとを識別
しそれぞれのモードで第1及び第2の読み込み波形をタ
イミングを異ならして出力するようにした。スイッチ手
段はアナログ時計においてはリューズなどを操作するこ
とによりON,OFF可能なように構成し、デジタル時計など
においてはボタン、ベゼル、圧力センサー及び透明電極
などを操作することによりON,OFF可能なように構成す
る。
通常モードと歩度測モードの切り替えのためのスイッ
チ手段の操作は様々である。例えばデジタル時計のある
モード(時計修正モードなど)においてあるボタンを2
秒以上押し続けると歩度測モードへ遷移し、通常モード
へは何等かのボタンを1回押すと遷移する。あるいは
又、ベゼルの回転によりON,OFFする複数のスイッチ手段
のON,OFF状態がある状態の時を歩度測モードとし、他の
状態を通常モードとする。などが考えられる。今回は最
も簡単な例としてリューズを引き出した状態でスイッチ
手段がONし、歩度測モードとなり、リューズを押し込ん
だ状態でスイッチ手段がOFFし、通常モードとなるもの
とする。
第2図は本発明を示す回路実施例である。論理緩急端
子9、読み込み手段8、論理緩急情報記憶手段6、及び
スイッチ手段10の内容を具体的に示した。論理緩急端子
9はC−MOS−ICの端子を一方の電源に接続するかオー
プンするかを選択できるヒューズ、スライドスイッチ、
回路基板上のパターン(切断によりオープンする。)な
どから構成する。場合によってはC−MOS−IC内蔵のヒ
ューズでも可能である。第2図では、ICの端子を+側電
源にショートしている。読み込み手段8は論理緩急端子
9をプルダウンできるNチャンネルトランジスタ81、82
より構成する。論理緩急情報記憶手段6はラッチ61、62
より構成する。論理緩急情報は第1の読み込み波形71を
Hiとし、Nチャンネルトランジスタ81、82をオンさせ、
論理緩急端子を十分にプルダウンしたタイミングで第2
の読み込み波形72を出力し、ラッチ61、62に記憶され
る。なおラッチ61、62は第2の読み込み波形72の立ち下
がりでデータを記憶するものとする。
第3図は読み込み波形作成手段7の内容を具体的に示
した回路実施例である。第4図及び第5図は第1の実施
例及び第2の実施例を示すタイムチャート図である。
第1の実施例は、通常モードでは160秒周期に論理緩
急情報を読み込み、歩度測モードでは10秒周期に読み込
み動作を行う。波形合成手段74は分周手段2からの信号
を受けて、CLOCK,READ10、及び▲▼信号を合成す
る。スイッチ手段10がONし、信号73がHiを出力している
時は歩度測モードとなり、第1及び第2の読み込み波形
71及び72はREAD10信号と同様10秒周期で出力される。一
方スイッチ手段10がOFFし、信号73がLowを出力している
時は通常モードとなり、第1及び第2の読み込み波形71
及び72は▲▼信号と同様160秒周期で出力され
る。
第2の実施例は、歩度測モードでは10秒周期に論理緩
急情報を読み込み、通常モードでは歩度測モードから通
常モードへ遷移したときのみ1回だけ読み込み動作を行
う。波形合成手段74は分周手段2からの信号を受けて、
CLOCK、READ10、及び▲▼信号を合成すると供
に、スイッチ手段10からの信号73を受け、信号73の立ち
下がり及び立ち上がりでRESET信号78を出力し、分周手
段の一部をリセットする。RESET信号78及び▲▼
信号77は信号73の立ち下がり及び立ち上がりで1回だけ
出力する。第1図の実施例同様、スイッチ手段10がON
し、信号73がHiを出力している時は歩度測モードとな
り、第1及び第2の読み込み波形71及び72は10秒周期で
出力される。スイッチ手段10をOFFし、信号73がHiからL
owに立ち下がると、RESET信号が出力され、分周手段を
リセットすると同時に▲▼信号が1回だけ出力さ
れ、第1及び第2の読み込み波形71及び72も▲▼
信号と同様1回だけ出力される。
以上の実施例により歩度測モードのときは10秒周期で
論理緩急情報を読み込み、通常モードのときは歩度測モ
ードのときより長い周期あるいは、通常モードへ遷移し
たとき1回のみ論理緩急情報を読み込むことが可能とな
る。
〔発明の効果〕
本発明により通常モード時において、耐ノイズ特性を
低下させることなく、論理緩急情報の読み込みに必要な
平均消費電流を減少させることが可能となった。これは
別の考え方をすれば、通常モードにおいて論理緩急情報
の読み込みに必要な平均消費電流を増大させることな
く、耐ノイズ特性を向上させることが可能となった。さ
らに歩度測モードにおいても耐ノイズ特性が向上するの
でノイズに影響されることなく安定した歩度測定が可能
となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を示すブロック図、第2図及び第3図は
本発明の実施例を示す回路図、第4図は本発明の第1の
実施例を示すタイムチャート図、第5図は本発明の第2
の実施例を示すタイムチャート図である。 1……水晶発振手段 2……分周手段 3……駆動手段 4……表示手段 5……論理緩急手段 6……論理緩急情報記憶手段 7……読み込み波形作成手段 8……読み込み手段 9……論理緩急端子 10……スイッチ手段 71……第1の読み込み波形 72……第2の読み込み波形 61,62……ラッチ回路 81,82……Nチャンネルトランジスタ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】水晶発振手段と、 該水晶発振手段の発振信号からより低い周波数の信号群
    を作成する分周手段と、 該分周手段の出力信号群を合成して駆動信号を作成する
    駆動手段と、 該駆動手段の出力信号により時刻を表示する表示手段
    と、 時計の遅れ進みである歩度を調整するための論理緩急端
    子と、 第1の読み込み波形を入力し該論理緩急端子を読み込み
    可能状態とする読み込み手段と、 第2の読み込み波形を入力し該論理緩急端子の状態を読
    み込み記憶する論理緩急情報記憶手段と、 該論理緩急情報記憶手段の出力する論理緩急情報を入力
    し、該論理緩急情報に応じて前記分周手段の分周比を変
    化させる論理緩急手段と、 前記分周手段の出力信号群を入力し、前記論理緩急端子
    の状態を読み込むための第1の読み込み波形及び第2の
    読み込み波形を出力する読み込み波形作成手段とから構
    成される電子時計において、歩度を測定するための特定
    のモードである歩度測モードを設定するためのスイッチ
    手段により前記歩度測モードを設定可能とし、前記歩度
    測モード以外のモードである通常モードであるか歩度測
    モードであるかの情報を前記読み込み波形作成手段に入
    力することにより、前記通常モードにおける前記第1及
    び第2の読み込み波形と前記歩度測モードにおける前記
    第1及び第2の読み込み波形を異ならしめ、前記通常モ
    ードでは前記歩度測モードとは異なるタイミングで前記
    論理緩急端子の状態を読み込むことを特徴とする電子時
    計。
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