JP2596453Y2 - 部品の支持構造 - Google Patents

部品の支持構造

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JP2596453Y2
JP2596453Y2 JP1993023575U JP2357593U JP2596453Y2 JP 2596453 Y2 JP2596453 Y2 JP 2596453Y2 JP 1993023575 U JP1993023575 U JP 1993023575U JP 2357593 U JP2357593 U JP 2357593U JP 2596453 Y2 JP2596453 Y2 JP 2596453Y2
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智明 仲井
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Honda Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は部品の支持構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】自動車の中には、バンパーにランプユニ
ットを取付けるようにしたものがあり、図6はこのよう
な構造を示す平面図である。図中、100はバンパー、
101はランプユニットで、ランプユニット101はブ
ラケット103を介してバンパー100に支持されてい
る。このようにランプユニット100をブラケットを介
して車体側で支持する構造は知られており、例えば実願
昭63−164059号公報等にその開示がある。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところで、このような
構造では、前記ブラケット103は板状なので弾性を有
するが、これは予め初期荷重がかけられていない状態な
ので、例えば図7のように外部からの押圧力が加わった
場合、又は車体の振動等によりランプユニット101が
振動するという不具合があった。又、このような構造で
は、製造時にブラケット103の両端103a、103
bの位置が前後に多少でもずれていると、ランプユニッ
ト101の設置位置がバンパー100からずれてしま
い、従ってブラケット103を精度よく成形しなければ
ならなくなり、製造が容易でなくなるという不具合があ
った。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本考案は、部品をブラケットを介して固定部材で支持す
る部品の支持構造であって、前記ブラケットは、前記固
定部材への取付部と、該取付部に設けた突起部と、前記
取付部と一体で、前記部品を支持する板状の弾性部と、
該弾性部に形成され、該弾性部を予め押圧した状態で前
記突起部に係止するガイド孔とから構成されることを特
徴とする。
【0005】
【作用】部品を取付ける弾性部を予め押圧した状態で突
起部に係止するので、部品の取付け設置位置で弾性部は
部品を弾性的に支持することになり、部品が振動するの
を防止する。又、突起部で弾性部を位置決めするので、
部品の設置位置を正確にすることができる。
【0006】
【実施例】以下に本考案の好適一実施例を添付図面に基
づいて説明する。図1は本考案に係る部品の支持構造の
斜視図、図2は同平断面図を示し、図中、1はバンパ
ー、2はバンパー1の開口部1aに設置するランプユニ
ット、3はランプユニット2をバンパー1に取付けるブ
ラケットを示す。前記ランプユニット2は、ランプボデ
ィ5にターンシグナルランプ6、テールアンドストップ
ランプ7を組付けるとともにランプボディ5の前面にレ
ンズ8を組付けて構成し、図2の右端で示す部分はビス
9を介してバンパー1に取付け、左端は前記ブラケット
3を介してバンパー1に取付ける。
【0007】前記ブラケット3は、図1、図2、図3に
示すようにバンパー1のボス部1b…にビスB1を介し
て固定されるステー部30と、このステー部30にビス
B2…で取付けられる取付部31と、この取付部31の
一端部から起立して形成される突起部32と、取付部3
1の他端部から起立し、湾曲する弾性部33と、この弾
性部33に形成され、前記ランプユニット2の係止部2
aが係止する係止孔34と、前記弾性部33の先端部3
3aに形成され、前記突起部32に係止するガイド孔3
5等から構成される。本実施例では、前記取付部31、
弾性部33を一つの板状部材で一体に形成している。
尚、前記ビスB2でステー部30とブラケット3をバン
パー1に共締してもよい。
【0008】前記弾性部33は、力を加えないフリーの
状態では図4のAに示す位置にあり、この状態から弾性
部33に力を加えてBに示すように湾曲させ、弾性部3
3のガイド孔35を突起部32の先端側から入れてい
き、最終的にCに示すように突起部32に組付けられ
る。このように弾性部33は、予め所定範囲内で押圧さ
れた状態で組付けられるので(図4のCの状態)、弾性
部33は設置状態ですでに初期荷重を有することにな
る。従ってランプユニット2は設置位置ですでに所定の
初期荷重を持った弾力にて支持されるので、該ランプユ
ニット2の振動を有効に防止することができる。しかも
ランプユニット2に図5の矢印のような外方からの力が
加わった際には、弾性部33は図5の想像線のように突
起部32に沿って移動していくので、安定した移動を行
うことができる。又、突起部32は、弾性部33の位置
決めの機能も有し、従ってこの弾性部33で支持するラ
ンプユニット2の位置決めも正確に行うことができる。
尚、本実施例では固定部材を自動車のバンパー1とし、
この固定部材に取付ける部品をランプユニット2とした
が、固定部材、部品はこれだけに限定されるものではな
く、固定部材にブラケットを介して部品を取付ける構造
であれば適応できることを付言しておく。
【0009】
【考案の効果】以上述べたように本考案によれば、部品
を取付ける弾性部を予め押圧した状態で突起部に係止す
るので、部品の取付け設置位置で弾性部は部品を弾性的
に支持することになり、部品が振動するのを防止する。
又、突起部で弾性部を位置決めするので、部品の設置位
置を正確にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】部品の支持構造の斜視図
【図2】部品の支持構造の平断面図
【図3】ステーを除いたブラケットの斜視図
【図4】ブラケットの取付状態を示す図
【図5】ブラケットの移動状態を示す図
【図6】従来における部品の支持構造の平面図
【図7】力が加わった場合の従来における部品の支持構
造の平面図
【符号の説明】
1…固定部材 2…部品 3…ブラケット 31…取付部 32…突起部 33…弾性部 35…ガイド孔

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部品をブラケットを介して固定部材で支
    持する部品の支持構造であって、前記ブラケットは、前
    記固定部材への取付部と、該取付部に設けた突起部と、
    前記取付部と一体で、前記部品を支持する板状の弾性部
    と、該弾性部に形成され、該弾性部を予め押圧した状態
    で前記突起部に係止するガイド孔とから構成されること
    を特徴とする部品の支持構造。
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