JP2595433B2 - 自動車のバン装置 - Google Patents

自動車のバン装置

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JP2595433B2
JP2595433B2 JP4322235A JP32223592A JP2595433B2 JP 2595433 B2 JP2595433 B2 JP 2595433B2 JP 4322235 A JP4322235 A JP 4322235A JP 32223592 A JP32223592 A JP 32223592A JP 2595433 B2 JP2595433 B2 JP 2595433B2
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忠義 菊地
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は荷台上にバンを搭載した
自動車に関する。
【0002】
【従来の技術】バン(荷箱を含む)を、荷台上に固定さ
れた外箱と、該外箱に対して出し入れできる内箱とで構
成し、外箱の左又は右の側面開口を側板で開閉自在と
し、この側板を展開して荷台から水平に延長させること
により、該側板上に内箱を引き出してバン全体の収納空
間を拡張できるようにした、内箱引出し構造のものは、
例えば特開昭60−209340号公報や同63−21
9436号公報等で公知である。
【0003】また、バンの天井部を開閉式としたもの、
バンの左側部又は右側部を開閉式としたもの、更に天井
部から側部にかけて開閉できるようにしたもの(実公昭
52−14965号公報参照)も公知である。
【0004】しかし、内箱引出し構造のバンは、その収
納空間を左方又は右方へ拡張することを意図したもの
で、外箱はその全体が常に荷台上に固定されており、バ
ンの天井部(荷台の上方)を開放できない。また、天井
部や左右側部を開閉式としたものも、その開閉部を支持
する部分は依然として荷台上に常に存在しており、荷台
上の上方から左右側方(更には後方)にバンの構成部分
が全く存在しないような開放状態にはできなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】そこで、本発明の目的
は、バンを荷台上で前後に摺動させるだけで、荷台上の
上方から左右側方(更には後方)にバンの構成部分が全
く存在しないような開放状態にでき、つまりバンの前部
又は後部を取り去ったような状態で荷台上の前部又は後
部を全面開放させることができ、荷役作業(荷台上への
積卸し作業)を荷台の上方、左右側方、後方、左右斜め
上方のいずれからでも自由に行えるバン装置であって、
バンをこのように開放できるようにする機構が、荷台上
において邪魔になるようなことがないとともに、この機
構自体も障害を受けることが少ないバン装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明によるバン装置
は、その実施例の図面を参照して説明すると、荷台2上
に搭載したバン3を、荷台2上を前後に摺動できる前後
面が開口した前後のスライドボディ4・5に分割し、一
方のスライドボディを他方のスライドボディより小さく
して他方のスライドボディ中に挿入できるようにし、ま
た荷台2の前端に前側のスライドボディの前面開口を閉
じることができる前衝立8を立設し、後側のスライドボ
ディの後面に後扉9を装着した自動車のバン装置であっ
て、次のような構成にしたことを特徴とする。
【0007】荷台2の左右両側縁で該荷台2の上面より
低い位置に、スリットを外側に向けた断面コ字形の左右
の上段レール6、それより更に低い位置に、同じくスリ
ットを外側に向けた断面コ字形の左右の下段レール7を
設け、大小のスライドボディのうちの小さいスライドボ
ディの左右の下端縁に軸支された支持ローラ18を、上
段レール6内に転動自在に位置させるとともに、大きい
スライドボディの左右の下端縁に軸支された支持ローラ
20を、下段レール7内に転動自在に位置させる。
【0008】また、小さいスライドボディをモータによ
って前後に摺動させるチェーン駆動機構又はワイヤ駆動
機構のチェーン又はワイヤを上段レール6に沿って装着
し、大きいスライドボディをモータによって前後に摺動
させるチェーン駆動機構又はワイヤ駆動機構のチェーン
又はワイヤを下段レール7に沿って装着したものであ
る。
【0009】前後のスライドボディ4・5のうちの小さ
い方のスライドボディの内壁面に、大きい方のスライド
ボディの内壁面に沿って摺動自在に引き出すことができ
るスライドプロテクタ10を装着する。
【0010】
【作用】いま、前後のスライドボディ4・5のうち前側
が小、後側が大で、前側のスライドボディ4が後側のス
ライドボディ5中に挿入できるようになっているとす
る。図1及び図4に示すように前後のスライドボディ4
・5をそれぞれ荷台2上の前後に偏倚させたときは、こ
れら前後のスライドボディ4・5による収納空間が一連
に連続する。
【0011】図2に示すように前側のスライドボディ4
は荷台2上の前端に位置させたまま後側のスライドボデ
ィ5を前方へ摺動させると、前側のスライドボディ4は
荷台2上の前部で後側のスライドボディ5中に挿入した
状態となり、荷台2上の後部が全開放状態となる。
【0012】一方、後側のスライドボディ5は荷台2上
の後端に位置させたまま前側のスライドボディ4を後方
へ摺動させると、前側のスライドボディ4は荷台2上の
後部で後側のスライドボディ5中に挿入した状態とな
り、荷台2上の前部が全開放状態となる。このようにし
て前後のスライドボディ4・5を摺動させて荷台2上を
開閉しても、その開閉を行う機構は、上下のレール6・
7を含めて全てが常に荷台2の上面より下方に位置して
いる。
【0013】
【実施例】次に、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1に示すように本発明によるバン装置で
は、トラック1の荷台2上で収納空間を形成するバン3
が、荷台2上を前後に摺動できる前後のスライドボディ
4・5に2分割されている。これらスライドボディ4・
5は、双方とも天井部と左右壁部を有し前後面と下面を
開口させた相似な箱状であるが、大きさは異なり、図2
及び図3に示すように前側のスライドボディ4が後側の
スライドボディ5中にすっぽりと挿入できる関係となっ
ている。
【0014】荷台2の左右両側縁には、図2に示すよう
に左右それぞれ上下2段のレール6・7が設けられ、前
側のスライドボディ4は上段の左右のレール6に沿って
前後に摺動し、また後側のスライドボディ5は下段の左
右のレール7に沿って前後に摺動する。
【0015】また、荷台2の前端には前衝立8が垂直に
立設されており、前側のスライドボディ4は荷台2の前
端まで摺動させることにより、この前衝立8によって前
面開口を閉じることができる。一方、後側のスライドボ
ディ5の後面開口部には後扉9が蝶着されており、後側
のスライドボディ5の後面開口はこの後扉9によって開
閉できる。
【0016】このバン装置は、トラック1の走行時に
は、図1及び図4に示すように前後のスライドボディ4
・5をそれぞれ荷台2上の前後端まで偏倚させ、前衝立
8で前側のスライドボディ4の前面開口を閉じるととも
に、後側のスライドボディ5の後面開口を後扉9で閉じ
て、前後のスライドボディ4・5による一連の密閉収納
空間を形成する。
【0017】また、トラック1を停車させて荷役作業を
する場合には、図2又は図3に示すような状態にする。
図2は、前側のスライドボディ4を荷台2の前端に偏倚
させ、後側のスライドボディ5をその後扉9を開いてか
ら前方へ摺動させて該スライドボディ5中に前側のスラ
イドボディ4を挿入させ、荷台2の後部を開放状態とし
たものである。また、図3は、後側のスライドボディ5
を荷台2の後端に偏倚させ、前側のスライドボディ4を
後方へ摺動させて該スライドボディ4を後側のスライド
ボディ5中に挿入させ、荷台2の前部を開放状態とした
ものである。図3の場合、後扉9は閉じておいても構わ
ない。
【0018】このバン装置の概要は上記の如くで、次に
細部の構造について説明する。前後のスライドボディ4
・5は上記のように前側が小、後側が大であるため、そ
れらの収納空間の左右の幅も異なり、図1及び図4に示
すような状態にしたとき収納空間の後部の左右幅が前部
より若干広くなり、その結果、後部で荷崩れが生ずる恐
れがある。そこで、これを防止できるように、図5から
図7に示すように前側のスライドボディ4の左右内壁面
に長板状の左右のスライドプロテクタ10が次のように
装着されている。
【0019】各スライドプロテクタ10は、前側のスラ
イドボディ4の内壁面に固着された上下のレール11・
12間に前後摺動自在に嵌装されており、前側のスライ
ドボディ4の内壁面に沿う収納状態から後方へ引き出し
て後側のスライドボディ5の内壁面に沿わせることがで
きるようになっている。その引き出し及び収納を容易に
行えるように、スライドプロテクタ10の後端部には、
荷台2の床面上を転動するキャスタ13と、後側のスラ
イドボディ5の内壁面を転動する上下のガイドローラ1
4とが軸支されている。また、スライドプロテクタ10
の後端部には、荷台2の床面に対して該スライドプロテ
クタ10の摺動を規制するピン状のストッパ15が装着
されている。更に、スライドプロテクタ10の内側面に
は上下の補強材16が付設されている。
【0020】図8は荷台2のベース枠2a と前衝立8の
縦枠8a とを示し、これらベース枠2a 及び縦枠8a は
図のように組み立てた状態でトラック1のシャーシ上に
搭載固定される。そして、荷台2はそのベース枠2a 上
に床板を張設して構成され、また前衝立8はその縦枠8
a に前板を張設して構成される。上段の左右のレール6
及び下段の左右のレール7は荷台2のベース枠2a の左
右の枠部を構成している。
【0021】図9は上段レール6及び下段レール7と前
後のスライドボディ4・5の下端部の関係を拡大して示
す。これら上下のレール6・7は、ゴミ等が入り込まな
いようにスリットを荷台2の外側に向けた断面コ字形を
なし、上段レール6内には、前側のスライドボディ4の
下辺縁のブラケット17に軸支された支持ローラ18が
転動自在に位置させ、また下段レール7内には、後側の
スライドボディ5の下辺縁のブラケット19に軸支され
た支持ローラ20が転動自在に位置させてある。なお、
前後のスライドボディ4・5の下端部には、その荷重を
受ける支持ローラ18・20の他に上下のレール6・7
中を横向きに転動する横振れ防止用ガイドローラ(図示
せず)が軸支されている。
【0022】図10は前後のスライドボディ4・5を前
後に駆動させる機構の概要を示す。荷台2のベース枠2
a の前端部には、前側ボディ駆動用油圧モータ21と後
側ボディ駆動用油圧モータ22とが左右に分かれて設置
され、前後のスライドボディ4・5は、それぞれの油圧
モータ21・22により次のようなそれぞれのチェーン
駆動機構を介して別々に前後に摺動される。図11は該
チェーン駆動機構の前端のチェーン案内部の詳細、図1
2は後端のチェーン案内部の詳細をそれぞれ示す。
【0023】前側のスライドボディ4を駆動するための
左右の前側ボディ駆動用チェーン23は、該スライドボ
ディ4の前部に一端を接続され、その接続端から上段レ
ール6に沿って前方に延びて該レール6の前端部の上側
と下側のスプロケットホイール24・25を経由し、ま
た上段レール6の下方を後方に延びて該レール6の後端
部の下側と上側のスプロケットホイール26・27を経
由し、更に上段レール6に沿って前方へ延びて他端をス
ライドボディ4の後部に接続されている。前側ボディ駆
動用油圧モータ21の回転は、チェーン28を介して前
側の左右のスプロケットホイール22の共通の軸29に
伝達され、該油圧モータ21の正転又は逆転より前側の
スライドボディ4が上段の左右のレール6に沿って前方
又は後方へ摺動される。
【0024】一方、後側のスライドボディ5を駆動する
ための左右の後側ボディ駆動用チェーン30は、該スラ
イドボディ5の前部に一端を接続され、その接続端から
下段レール7に沿って前方に延びて該レール7の前端部
のスプロケットホイール31を経由し、また下段レール
7の下方を後方に延びて該レール7の後端部のスプロケ
ットホイール32を経由し、更に下段レール7に沿って
前方へ延びて他端をスライドボディ5の後部に接続され
ている。後側ボディ駆動用油圧モータ22の回転は、チ
ェーン33を介して前側の左右のスプロケットホイール
31の共通の軸34に伝達され、該油圧モータ22の正
転又は逆転より後側のスライドボディ5が下段の左右の
レール7に沿って前方又は後方へ摺動される。なお、チ
ャーン駆動機構に代えてワイヤ駆動機構によって前後の
スライドボディ4・5をそれぞれ前後に駆動するように
しても良い。
【0025】図13(縦断面図)は前後のスライドボデ
ィ4・5の天井部の当たり部分のシール構造(雨仕舞
い)を示す。前側のスライドボディ4の天井部の後辺縁
の枠材35と後側のスライドボディ5の前辺縁の枠材3
6にはそれぞれ張出板37・38が固着され、これら張
出板37・38にゴム等の弾性材質の前後のシール部材
39・40が付設されている。これら前後のシール部材
39・40は、前後のスライドボディ4・5を図1に示
すように荷台2の前端と後端とにそれぞれ偏倚させたと
き、前後の張出板37・38の間をシールする。
【0026】図14(横断面図)は前後のスライドボデ
ィ4・5の側壁部の当たり部分のシール構造及び振れ止
め構造を示す。前側のスライドボディ4の側壁部の後辺
縁の枠材41と後側のスライドボディ5の側壁部の前辺
縁の枠材42にはそれぞれ張出板43・44が固着さ
れ、前側の張出板43にシール部材45が付設されてい
る。該シール部材45は前後のスライドボディ4・5を
荷台2の前端と後端とにそれぞれ偏倚させたとき、前後
の張出板43・44の間をシールする。後側の張出板4
4の上部に固着されたブラケット46には振れ止めロー
ラ47が軸支されており、前側又は後側のスライドボデ
ィ4・5が摺動するとき該振れ止めローラ47が前側の
スライドボディ4の外壁面を転動することにより、これ
らスライドボディ4・5の上部における左右の揺動が防
止される。
【0027】図15(縦断面図)は前衝立8と前側のス
ライドボディ4の天井部との当たり部分のシール構造、
図16(横断面図)は前衝立8と前側のスライドボディ
4の側壁部との当たり部分のシール構造をそれぞれ示
す。前側のスライドボディ4の天井部の前辺縁の枠材4
8と側壁部の前辺縁の枠材49とには張出板50・51
が固着され、これら張出板50・51の先端にシール部
材52・53が付設されている。これらシール部材52
・53は前側のスライドボディ4を荷台2の前端に偏倚
させたとき、前衝立8の縦枠8a に当接する。この縦枠
8a の上端縁には庇板54が延設されている。
【0028】なお、上記の実施例では、前側のスライド
ボディ4を後側のスライドボディ5より小さくして後側
のスライドボディ5中に挿入する関係としたが、これと
は逆の関係にしても良い。
【0029】
【発明の効果】以上述べたとおり本発明のバン装置によ
れば、大小のスライドボディのうちの小さいスライドボ
ディの支持ローラを案内する上段レールと、大きいスラ
イドボディの支持ローラを案内する下段レールとを、荷
台の左右両側縁で該荷台の上面より低い位置に設け、か
つこれら上下のレールを断面コ字形として、大小のスラ
イドボディの駆動用のチェーン又はワイヤを上下のレー
ルに沿って装着したので、大小のスライドボディを摺動
させて荷台上を開閉しても、その開閉を行う機構は、上
下のレールを含めて全てが常に荷台の上面より下方に位
置するので、この開閉機構が荷上げ及び荷下ろし作業な
どの邪魔になるようなことはないとともに、開閉機構自
体も障害を受けることも少ない。また、上下のレールの
いずれも、そのスリットを外側に向けた断面コ字形とし
たので、これらレール内にゴミ等が入り込むことも少な
く、更に大小のスライドボディにより荷台上を閉じる
と、上下のレールもスライドボディにより側面から覆わ
れるので、雨水等が入り込むのを大小のスライドボディ
により防止できるとともに、走行中における外観の体裁
も良い。
【0030】請求項2によれば、前後のスライドボディ
の大きさが異なることにより、収納空間の幅が前後で違
っても、スライドプロテクタを引き出すことにより、荷
崩れを防止できる。
【0031】
【0032】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明によるバン装置の一実施例の斜視図で、
バンを構成する前後のスライドボディをそれぞれ荷台の
前端と後端とに偏倚させた通常の収納状態を示す。
【図2】同バン装置において後側のスライドボディを前
方へ摺動させて荷台の後部を開放した状態の斜視図であ
る。
【図3】同バン装置において前側のスライドボディを後
方へ摺動させて荷台の前部を開放した状態の斜視図であ
る。
【図4】図1と同様の収納状態の側面図である。
【図5】スライドプロテクタを表すため前後のスライド
ボディの一部を切欠してその内部を示した斜視図であ
る。
【図6】同上の縦断面図である。
【図7】同上の横断面図である。
【図8】荷台のベース枠と前衝立の縦枠の組み立て状態
を示す斜視図である。
【図9】前後のスライドボディの下端部とそれを案内す
る上下のレールの拡大縦断面図である。
【図10】前後のスライドボディを前後に駆動するチェ
ーン駆動機構の概要を示す斜視図である。
【図11】同チェーン駆動機構の前端のチェーン案内部
の拡大側面図である。
【図12】同チェーン駆動機構の後端のチェーン案内部
の拡大縦断面図である。
【図13】前後のスライドボディの天井部の当たり部分
のシール構造を示す拡大縦断面図である。
【図14】前後のスライドボディの側壁部の当たり部分
のシール構造及び振れ止め構造を示す拡大横断面図であ
る。
【図15】前衝立と前側のスライドボディの天井部との
当たり部分のシール構造を示す拡大縦断面図である。
【図16】前衝立と前側のスライドボディの側壁部との
当たり部分のシール構造を示す拡大横断面図である。
【符号の説明】
1 トラック 2 荷台 3 バン 4 前側のスライドボディ 5 後側のスライドボディ 6 上段のレール 7 下段のレール 8 前衝立 9 後扉 10 スライドプロテクタ 11 上側のレール 12 下側のレール 21 前側ボディ駆動用油圧モータ 22 後側ボディ駆動用油圧モータ 23 前側ボディ駆動用チェーン 30 後側ボディ駆動用チェーン

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】荷台2上に搭載したバン3を、荷台2上を
    前後に摺動できる前後面が開口した前後のスライドボデ
    ィ4・5に分割し、一方のスライドボディを他方のスラ
    イドボディより小さくして他方のスライドボディ中に挿
    入できるようにし、また荷台2の前端に前側のスライド
    ボディの前面開口を閉じることができる前衝立8を立設
    し、後側のスライドボディの後面に後扉9を装着した自
    動車のバン装置において、前記荷台2の左右両側縁で該
    荷台2の上面より低い位置に、スリットを外側に向けた
    断面コ字形の左右の上段レール6、それより更に低い位
    置に、同じくスリットを外側に向けた断面コ字形の左右
    の下段レール7を設け、前記大小のスライドボディのう
    ちの小さいスライドボディの左右の下端縁に軸支された
    支持ローラ18を、前記上段レール6内に転動自在に位
    置させるとともに、大きいスライドボディの左右の下端
    縁に軸支された支持ローラ20を、前記下段レール7内
    に転動自在に位置させ、また小さいスライドボディをモ
    ータによって前後に摺動させるチェーン駆動機構又はワ
    イヤ駆動機構のチェーン又はワイヤを上段レール6に沿
    って装着し、大きいスライドボディをモータによって前
    後に摺動させるチェーン駆動機構又はワイヤ駆動機構の
    チェーン又はワイヤを下段レール7に沿って装着したこ
    とを特徴とする自動車のバン装置。
  2. 【請求項2】前後のスライドボディ4・5のうちの小さ
    い方のスライドボディの内壁面に、大きい方のスライド
    ボディの内壁面に沿って摺動自在に引き出すことができ
    るスライドプロテクタ10を装着したことを特徴とする
    請求項1に記載の自動車のバン装置。
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