JPH071311Y2 - 貨物自動車の幌伸縮装置 - Google Patents

貨物自動車の幌伸縮装置

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JPH071311Y2
JPH071311Y2 JP1988054690U JP5469088U JPH071311Y2 JP H071311 Y2 JPH071311 Y2 JP H071311Y2 JP 1988054690 U JP1988054690 U JP 1988054690U JP 5469088 U JP5469088 U JP 5469088U JP H071311 Y2 JPH071311 Y2 JP H071311Y2
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JP
Japan
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hood
rolling wheels
lower horizontal
rod
sides
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Application number
JP1988054690U
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JPH01158320U (ja
Inventor
昌治 阪本
三平 中浦
利治 松波
光徳 村上
Original Assignee
石垣機工株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 この考案は、貨物自動車の幌装置に関し、特に、アオリ
の高い荷台に用いる伸縮自在な幌掛装置に関する。
「従来技術」 従来、貨物自動車の伸縮自在な幌掛装置としては、実公
昭55-8654号公報のように、アーチ状の幌支持枠を並列
して、これらの前後の支持枠にリンク杆を枢着し、この
リンク杆の伸縮により支持枠が移動するようにしてい
た。また、特公昭59-3286号公報のように、アオリの高
いダンプトラック等においては、荷台の両側に枢着した
天蓋をシリンダーで回動させるようにしていた。
「発明が解決しようとする問題点」 然しながら、上記従来技術のうち、荷台に沿ってアーチ
状の幌支持枠を開閉するものにあっては、積荷をおおく
することが出来る利点はあるが、安定性の悪い積荷の場
合、多く積むことが出来ず、積荷と幌との間に不用なス
ペースが出来ていた。また、幌の高さが高いため、安定
性が悪く、レール上に裁架する転輪を複数個設ける必要
があった。しかも、低い建屋へはいれないといった欠点
があった。また、荷台の両側へ天蓋を開閉するものにあ
っては、相対的に車高を低く出来る利点はあるが、自動
車の側面に天蓋等を収納するスペースが必要であり、し
かも、側面から品物を積み込むためには、天蓋が邪魔に
なる欠点があった。
「問題点を解決するための手段」 本願考案は、上記の問題点を解決するために、簡単な構
成部品で、幌の高さを低くして前方へ折りたたんでいく
構造としたものである。これを添付図面に基づき詳述す
ると、その要旨とするところは、貨物自動車の荷台の両
側にガイドレール上に多数の転輪を回動自在に配設し、
この転輪に伸縮自在なリンク杆を用いた幌支持枠を設
け、これらの幌支持枠のうち、最後端の支持枠を、ガイ
ドレールに沿って張設した駆動媒体に止着して、転輪を
荷台の前後に移動させ、幌を開閉する装置において、上
記両側の転輪に下部横杆を止着し、これらの前後の下部
横杆の両端部に、一対のリンク杆の下端を枢着し、この
リンク杆の上端を上部横杆に回動自在に連結して、上方
に折りたたみ自在とすると共に、上記前後の下部横杆を
所定間隔に規制する可撓性に連結し、更に、各転輪の近
傍に転輪の直径よりも長尺の衝合板を下部横杆に固着し
て、転輪の前後に突出させたものである。
「作用」 この考案は上述のように構成してあり、第1図の荷台に
覆いをした状態から、運転席側に向かって幌シートを開
くには、ロープを矢示(イ)するように、運転席側に向
かって牽引すればよい。即ち、第2図に示すように、荷
台の後端の下部横杆が運転席側に引張られ、リンク杆が
折りたたまれ、前側の下部横杆を押圧して、次々と一連
のリンク杆を収縮して、第1図の仮想線で示すように幌
支持枠を移動させ、幌を開くことが出来る。この時、前
後の転輪が接触するのを衝合板が防止し、互いに干渉し
て回転を妨げるのを防止することができる。次に、幌シ
ートを閉じるためには、ロープを上記の反対の方向に牽
引すればよい。即ち、ロープに止着された後端の下部横
杆が牽引されてリンク杆は伸長し、前後のリンク杆に連
結したチェーンにより開動は規制され、その状態で後方
へ移動するので、次の下部横杆が牽引されてリンク杆が
開き、次々と幌が荷台の後端に向かって走行しながら、
幌シートを閉じることが出来るものである。
「実施例」 以下、本願考案の実施例を図面に基づいて詳述すると、
第1図において、符号8.8は荷台6の両側の前後に支架
した滑車であって、ロープ7.7が荷台の両側のガイドレ
ール1.1に沿って掛け回されており、正逆転モーター9
により駆動するようにしてある。そして、第2図に示す
ように、ガイドレール1.1には多数の転輪10・・・が開
動自在に裁架されている。これらの転輪10・・・には両
側のガイドレール1.1に裁架した一対の転輪10.10の軸芯
に下部横杆3が連結されている。下部横杆3の両端に
は、第2図に示すようにリンク杆4の下端が枢着されて
おり、この前後のリンク杆4.4の上端を合着し、合着し
た両側のリンク杆5.5を上部横杆5に枢着して幌支持枠
を形成している。前後の下部横杆3、3には、その間隔
を規制するチェーン2.2がそれぞれ連結されており、上
端を上部横杆5に枢着した前後のリンク杆4.4の開度を
規制するようにしてある。符号8.8は荷台6の両側の前
後に支架した滑車であって、第1図に示すように、ロー
プ7.7が荷台の両側のガイドレール1.1に沿って掛け回さ
れており、正逆転モーター9によりロープ7.7が移動す
るようにしてある。そして、幌支持枠のうち、最後端の
支持枠の下部横杆3の両側にロープ7.7が止着されてお
り、モーター9を駆動してロープを運転席側に向かって
牽引すれば(矢印イ方向)、第2図に示す最後端の下部
横杆3が運転席側に牽引され最後端の前後のリンク杆4.
4を折りたたみ、順次運転席側の下部横杆3・・・を押
圧しながら前方のリンク杆4.4を折たたみ、最後に第1
図の仮想線で示すように運転席側に幌シート14を折たた
めるようにしてある。そして、モーター9を逆方向に駆
動すれば、幌シート14は下部横杆3の最後端の下部横杆
3が荷台6の後方へ牽引され前後のリンク杆4.4は前後
の下部横杆3.3間に連結したチェーン2の長さまで開か
れて、その前後の幌支持枠は後段の幌支持枠に連結した
チェーン2に牽引されて第1図に示すように幌シート14
を閉じることが出来る。また、それぞれの下部横杆3・
・・には、両側の転輪10.10の近傍に転輪10の直径より
も長尺の衝合板12を固着して、転輪10の前後に突出させ
てある。そして、リンク杆4.4を折りたたんだ時、転輪1
0の前部が前方の転輪10の後部に接触し、その接触部分
のその正・逆回転方行の違いに基づくブレーキ作用を防
止するために設けたものであり、前後の衝合板12.12の
先端が衝接して、前後の転輪が接触しないようにしたも
のである。なお、符号13は、フレームであって、第3、
4図に示すように、運転席側の下部横杆3の両端は、フ
レーム13に係止してあり、この部位において、リンク杆
3・・・は折りたたまれて収納されるものである。な
お、幌シート14は、それぞれの上部横杆5・・・と前端
と後端の下部横杆3.3に係合されて張設してある。
「考案の効果」 以上詳述したように、本願考案は、その両側に転輪を設
けた下部横杆と、上部横杆とを一本のリンク杆の上下で
連結した簡単な構造であるので、従来のアーチ状の幌支
持枠を立設したものと比較して、幌の伸縮装置が低くな
り、しかも、転輪が少ないので、収納スペースも少なく
てすむものである。そして、本願装置においては、ガイ
ドレールに回転自在に係合させた転輪の近傍に、転輪の
直径よりも長尺の衝合板を下部横杆に固着したので、幌
支持枠を折りたたんで収納する時に、従来装置のように
前後の転輪が接触し、互いに干渉することがなく、駆動
装置の馬力が少なくてすむものである。
【図面の簡単な説明】 第1図は、この発明にかかる幌伸縮装置の概略側面図、
第2図は、リンク杆を伸長した時の後端部における斜視
図、第3図は、同じく運転席側の一部切欠平面図、第4
図は、運転席側の側面図である。 符号説明 1……ガイドレール、2……チェーン 3……下部横杆、4……リンク杆 5……上部横杆、6……荷台、7……ロープ 10……転輪、12……衝合板

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】貨物自動車の荷台の両側にガイドレール1.
    1を設け、このガイドレール1.1上に多数の転輪10・・・
    を回動自在に配設し、この転輪10・・・に伸縮自在なリ
    ンクを用いた幌支持枠を設け、これらの幌支持枠のう
    ち、最後端の支持枠を、ガイドレール1.1に沿って張設
    した駆動媒体7に止着して、転輪10・・・を荷台の前後
    に移動させ、幌を開閉する装置において、上記両側のガ
    イドレール1.1に配設した転輪10.10には、両側のそれぞ
    れ一対の転輪10.10の軸芯に下部横杆3を止着し、これ
    らの前後の下部横杆3.3の両端部に、一対のリンク杆4.4
    の下端を枢着し、このリンク杆4.4の上端を合着して上
    部横杆5に回動自在に連結して、上方に折たたみ自在と
    すると共に、上記前後の下部横杆3.3を所定間隔に規制
    する可撓体2に連結し、更に、各転輪10・・・の近傍
    に、転輪10の直径よりも長尺の衝合板12を下部横杆3に
    固着して、転輪10の前後に突出させたことを特徴とする
    貨物自動車の幌伸縮装置。
JP1988054690U 1988-04-23 1988-04-23 貨物自動車の幌伸縮装置 Expired - Lifetime JPH071311Y2 (ja)

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JPH01158320U JPH01158320U (ja) 1989-11-01
JPH071311Y2 true JPH071311Y2 (ja) 1995-01-18

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ID=31280608

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JPS52162617U (ja) * 1976-06-02 1977-12-09
JPS5387523U (ja) * 1976-12-18 1978-07-18

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