JP2595375Y2 - ディスクカートリッジ - Google Patents

ディスクカートリッジ

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JP2595375Y2
JP2595375Y2 JP1997008259U JP825997U JP2595375Y2 JP 2595375 Y2 JP2595375 Y2 JP 2595375Y2 JP 1997008259 U JP1997008259 U JP 1997008259U JP 825997 U JP825997 U JP 825997U JP 2595375 Y2 JP2595375 Y2 JP 2595375Y2
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JP
Japan
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shutter
case
slider
disk
opening
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JP1997008259U
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JPH10200U (ja
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秋山  登
克巳 亀田
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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Dai Nippon Printing Co Ltd
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  • Feeding And Guiding Record Carriers (AREA)
  • Packaging For Recording Disks (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】本考案はディスク状記録媒体
を収納したディスクカートリッジ、特に3.5インチ用
のディスクカートリッジに関する。
【0002】
【従来の技術】記録再生装置に使用されるディスク状記
録媒体は、不使用時に破損したり、塵埃が付着したりす
るのを防止するために、ディスクカートリッジ内にこの
ディスク状記録媒体を収納することによって保護してい
る。このようなディスクカートリッジとして、例えば図
8および図9に示すようなものがある。図8において、
符号101はケースであり、このケース101にはディ
スク状記録媒体(図示せず)が収納されている。ケース
101にはこのディスクカートリッジが記録再生装置に
装着されたときに、ディスク状記録媒体を回転させるた
めの回転穴(図示せず)や情報の読み書きを行うために
ヘッドを接近可能なヘッド挿入穴(図示せず)が形成さ
れている。
【0003】ここで、前記回転穴やヘッド挿入穴からケ
ース101内部に塵埃が侵入するのを防止するために、
このケース101には図9にも示すようにシャッタ10
2が取り付けられている。シャッタ102には略中央か
ら折り曲げて一対の開閉板部103,104が形成され
ているとともに、この略中央にはシャッタ102を摺動
可能にガイドさせるためのガイド板部105が形成され
ている。また、シャッタ102はケース101内に収装
されたねじりコイルばね(図示せず)によって常時付勢
されて、前記回転穴やヘッド挿入穴を閉止している。
【0004】ねじりコイルばねの付勢力に抗してシャッ
タ102を摺動させると、前記回転穴やヘッド挿入穴は
開口される。シャッタ102を開閉する際に、このシャ
ッタ102がケース101から外れないようにするとと
もに開閉方向にガイドするために、図9に示すようにこ
のガイド板部105の片面側にガイド突起部105a,
105bが形成されている。ガイド突起部105a,1
05bはケース101の片面側に摺動方向に形成された
ガイド溝106a,106bにそれぞれ嵌入されてい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のディスクカートリッジにおいては、金属製の
シャッタ102がケース101に直に摺接し、またガイ
ド溝106a,106bには金属製のガイド突起部10
5a,105bが嵌入しているので、このシャッタ10
2をケース101に対してスムーズに摺動させにくいと
いう問題点があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の考案のディス
クカートリッジは、ディスク状記録媒体(2)が収納さ
れたケース(1)と、このケースに形成されたヘッド挿
入穴(3)及びディスク状記録媒体を回転させるための
回転穴(4)を開閉するために前記ケースに取り付けら
れ、しかも薄板状シートを断面略コの字形に折り曲げて
形成されたシャッタ(5)と、前記シャッタに取り付け
られ、前記シャッタの開閉方向に滑るようにして前記ケ
ースと接触するスライダ(15)と、を備え、前記スラ
イダ(15)には、前記シャッタ(5)の取付位置から
前記シャッタの閉方向に突出する部分が設けられ、その
突出する部分の先端には、前記ケース(1)に設けられ
た前記スライダのガイド表面(11)上を摺動する突出
部(15b)が形成され、前記スライダ(15)の両端
部には、前記ケース(1)の内部に入り込んでケース
(1)内の突条と係合する突起部(21,22)が設け
られ、前記シャッタの閉方向側に位置する突起部(2
2)は前記突出部(15b)よりも前記シャッタの閉方
向に延びている。
【0007】
【0008】本考案のディスクカートリッジを記録再生
装置に装着すると、この回転穴やヘッド挿入穴を開口す
るためにこの装置の開閉ピンがシャッタを押して摺動さ
せる。このとき、シャッタはケースに対して直に滑接し
ているのではなく、スライダーを介して摺接している。
したがって、シャッタをケースに対してスムーズに摺動
させることができる。
【0009】
【考案の実施の形態】以下、本考案を図面に基づいて説
明する。
【0010】図1ないし図7は本考案に係る3.5イン
チ用のディスクカートリッジの一実施形態を示す図であ
る。
【0011】図1および図2において符号1はディスク
カートリッジのケースであり、このケース1に合成樹脂
製であって全体が矩形の平板状筐体の上半片1aと下半
片1bとからなっている。ケース1内には光学的情報を
記録した3.5インチの光ディスク2(ディスク状記録
媒体)が収納されている。ケース1の下半片1bの中央
には、光ディスクが記録再生装置に装着されたときに、
ケース1内の光ディスク2をスピンドルモータ(図示せ
ず)によって回転させるための回転穴4が形成され、こ
の回転穴4から光ディスク2の中心部に設けられたハブ
部2aが露出している。またケース1の上下半他1a,
1bには光ディスク2に記録された情報を読み取るため
の光ヘッド(図示せず)が接近可能なようにヘッド挿入
穴3が形成されている。
【0012】光ディスク2を使用しない場合には、前記
回転穴4やヘッド挿入穴3から塵埃がケース1内に侵入
するのを防止するために、このケース1にはシャッタ5
が取付けられている。シャッタ5は図3に示すようにス
テンレス鋼等の金属薄板を略中央から略コの字形に折り
曲げて形成され、前記回転穴4及びヘッド挿入穴3を開
閉するための開閉板部6と、この開閉板部6よりも折り
曲げ長さが短い補助開閉板部7とを有している。また、
前記シャッタ5の折り曲げられた部分(同図中上部)に
はケース1の記録再生装置挿入側先端部に位置するガイ
ド板部8が形成されている。
【0013】ここで、ケース1の記録再生装置挿入先端
部分に形成されたガイド部Gは、図4に示すように、図
上左側に形成されケース1の上端面から落込んだ位置に
水平方向に伸びる第1ガイド表面11と、この第1ガイ
ド表面11とは前記ヘッド挿入穴3に対して反対側に形
成された第2ガイド表面12とを有している。そして、
前記両ガイド表面11,12間には、連結部13が形成
されている。
【0014】前記第1ガイド表面11の前記ヘッド挿入
穴3側には、シャッタ5を開閉するための開閉ピンPが
シャッタ5を開放したときに落込むための逃げ凹み14
が形成されている。このようにヘッド挿入穴3が開放さ
れたときに前記開閉ピンPは前記逃げ凹み14内に落込
む。
【0015】断面略コの字型のガイド板部8の内面側に
はガイド部Gに摺接するポリカーボネイト等の合成樹脂
製のスライダー15が取り付けられている。すなわち、
スライダー15の表面側(図4中上面側)には略すり鉢
状の第1凹み25が形成され、この第1凹み25に嵌合
可能な略すり鉢状の第2凹み26がシャッタ5のガイド
板部8にプレス加工(いわゆるピアスプレス)によって
形成されている。
【0016】ところで、ケース1内に収納される光ディ
スク2は3.5インチであるので、この3.5インチの
光ディスク2に応じてガイド板部8の幅は5インチの光
ディスクのガイド板部の幅に比べ狭くなっている。この
ため、ガイド板部8にタッピングねじ16の頭部が収容
可能な第2凹み26をプレス加工しにくいことになる。
しかし、幅の狭いガイド板部8には略すり鉢状の第2凹
み26をプレス加工したので、このプレス加工は容易に
施すことができる。第1凹み25と第2凹み26とを嵌
合させると、スライダー15はシャッタ5に位置決めさ
れる。この位置決め後に第1,第2凹み25,26をタ
ッピングねじ16(連結部材)を挿通させて、このタッ
ピングねじ16によってシリンダ5にスライダー15を
固着する。タッピングねじ16の頭部は第2凹み26内
に収納されているので、この頭部はシャッタ5の表面か
ら突出することはない。このため、タッピングねじ16
の頭部に指等を引掛けたりすることがない。
【0017】また、このスライダー15の略右半分には
第2ガイド表面12と摺接する第2摺接面部15aが設
けられ、第2摺接面部15aと第2ガイド表面12とは
ともに合成樹脂製であるので、この第2摺接面部15a
は第2ガイド表面12に対して滑性を有している。
【0018】さらに、この略右半分の右端側部分には第
1ばね受部17が形成されている。ケース1内にはねじ
りコイルばね18を収納するための収納室19が設けら
れ、この収納室19の右上方端のケース1には第2ばね
受部20が形成されている。第1,第2ばね受部17,
20にはねじりコイルばね18の一端、他端がそれぞれ
係合し、このねじりコイルばね18によってスライダー
15を図4中左方へ付勢している。
【0019】一方、スライダー15の略左半分は図5に
示すように記録再生装置のヘッド(図示せず)が側方か
らヘッド挿入口3へ接近可能なように厚さを薄く形成し
ている。また、このスライダー15の略左半分の左端側
部には第1ガイド表面11と摺接する第1摺接面部15
bが突出形成されており、この第1摺接面部15bは前
記同様の理由から第1ガイド表面11に対して滑性を有
している。
【0020】また、スライダー15の摺動方向両端には
図6および図7に示すように断面略矢じり状の第1,第
2嵌入突起部21,22がそれぞれ一体形成されてい
る。第1,第2嵌入突起部21,22はケース1に前記
摺動方向に沿ってそれぞれ形成された第1,第2嵌入溝
23,24内に圧入されて、スライダー15が摺動され
るときにこのケース1から容易に外れるの防止してい
る。さらに、シャッタ5の開閉板部6と補助開閉板部7
とは先端側(図3中下端側)に近ずくにつれて内方側へ
向くように少しすぼめており、この少しすぼめられた開
閉板部6と補助開閉板部7とによってもケース1から容
易に外れるのを防止している。
【0021】ここで、ディスクカートリッジを記録再生
装置に装着すると、回転穴4やヘッド挿入穴3を開口す
るためにこの装置の開閉ピンPがスライダー15の図4
中左上端部を押し、シャッタ5を右方向へ摺動させる。
このとき、シャッタ5はケース1に対して直に摺接して
いるのではなく、スライダー15を介して摺接してい
る。すなわち、滑性を有する第1,第2摺接面部15
a,15bは第1,第2ガイド表面11,12に対して
摺接している。また、スライダー15がケース1から容
易に外れてしまうのを防止するために、合成樹脂製の第
1,第2嵌入突起部21,22を第1,第2嵌入溝2
3,24に圧入しているが、この第1,第2嵌入突起部
21,22も第1,第2嵌入溝23,24に対して滑性
を有している。したがって、シャッタ5を開閉ピンPで
押せば、ケース1に対してスムーズに摺動させることが
できる。
【0022】ところで、ディスクカートリッジの組立時
にケース1にシャッタ5を取り付けるには、シャッタ5
に固着されたスライダー15の第1,第2嵌入突起部2
1,22を、ケース1の第1,第2嵌入溝23,24に
圧入すれば、このシャッタ5はケース1にワンタッチで
取り付けることができる。
【0023】
【考案の効果】以上説明したように本考案によれば、シ
ャッタにケースと対向して摺接するスライダーを取り付
けたので、シャッタはケースに対して滑性を有するスラ
イダーを介して摺動させることができる。したがって、
シャッタをケースに対してスムーズに摺動させることが
できる。加えて、シャッタの折曲部分に連結部材の頭部
を収容するためのすり鉢状の凹みをプレス加工すると、
このプレス加工は幅の狭い前記折曲部分にも施すことが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施形態に係るディスクカートリッ
ジの表側の斜視図。
【図2】図1のディスクカートリッジの裏側の斜視図。
【図3】図1のディスクカートリッジのシャッタの断面
図。
【図4】図1のディスクカートッジの下半片の部分拡大
正面図であって、図5のIV−IV線を切断した図。
【図5】図1のディスクカートリッジの平面図。
【図6】図4におけるVI−VI線断面図。
【図7】図4におけるVII−VII線断面図。
【図8】従来のディスクカートリッジの裏側の斜視図。
【図9】図8のディスクカートリッジのシャッタの斜視
図。
【符号の説明】
1…ケース 2…3.5インチのディスク状記録媒体 3…ヘッド挿入穴 4…回転穴 5…シャッタ 15…スライダー 26…第2凹み
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) G11B 23/03 G11B 23/033

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスク状記録媒体(2)が収納された
    ケース(1)と、 このケースに形成されたヘッド挿入穴(3)及びディス
    ク状記録媒体を回転させるための回転穴(4)を開閉す
    るために前記ケースに取り付けられ、しかも薄板状シー
    トを断面略コの字形に折り曲げて形成されたシャッタ
    (5)と、 前記シャッタに取り付けられ、前記シャッタの開閉方向
    に滑るようにして前記ケースと接触するスライダ(
    )と、を備え、 前記スライダ(15)には、前記シャッタ(5)の取付
    位置から前記シャッタの閉方向に突出する部分が設けら
    れ、その突出する部分の先端には、前記ケース(1)に
    設けられた前記スライダのガイド表面(11)上を摺動
    する突出部(15b)が形成され、 前記スライダ(15)の両端部には、前記ケース(1)
    の内部に入り込んでケース(1)内の突条と係合する突
    起部(21,22)が設けられ、前記シャッタの閉方向
    側に位置する突起部(22)は前記突出部(15b)よ
    りも前記シャッタの閉方向に延びていることを特徴とす
    るディスクカートリッジ。
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