JP2594394Y2 - サンバイザー - Google Patents

サンバイザー

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JP2594394Y2
JP2594394Y2 JP1992085048U JP8504892U JP2594394Y2 JP 2594394 Y2 JP2594394 Y2 JP 2594394Y2 JP 1992085048 U JP1992085048 U JP 1992085048U JP 8504892 U JP8504892 U JP 8504892U JP 2594394 Y2 JP2594394 Y2 JP 2594394Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はサンバイザーに係り、特
に車両の天井部分に配設された表示器からの表示光を運
転者前方の反射体で反射させて、虚像として遠方表示さ
れた表示像を運転者が視認するようにした車両用表示装
置の近傍に配設されるサンバイザーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、車両の天井部分に情報表示用の表
示器をその表示面を下方に向けて配置し、この表示器か
らの表示光をダッシュボードに配設された反射板により
フロントガラスに反射させ、さらにフロントガラスによ
り運転者側に反射させて、運転者がフロントガラスの前
方に虚像として遠方表示された表示像を視認するように
した車両用表示装置が多く用いられている。
【0003】図22はこのような従来の車両用表示装置
を示したもので、車両のフロントガラス1の内側に配設
されたダッシュボード2の上面には、反射板3が配設さ
れており、上記車両の天井面4には、表示器5がその表
示部5aが上記反射板3に指向されるように配設されて
いる。
【0004】このような従来の車両用表示装置において
は、車両速度等の所定の情報に基づいて上記表示器5を
動作させることにより、この表示器5から表示光が反射
板3に照射され、この表示光は、この反射板3によりフ
ロントガラス1に反射されて、このフロントガラス1に
より運転者のアイレンジに反射され、運転者は上記フロ
ントガラス1の前方に虚像として遠方表示された表示像
6を視認するようになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、一般に車両に
おいては、通常、車両の天井面4のフロントガラス1近
傍にサンバイザー7が設置されており、このサンバイザ
ー7は、上記フロントガラス1側端縁を中心として天井
面4に接する収納位置とフロントガラス1の上端部を被
覆して遮光する使用位置との間で揺動自在とされてい
る。
【0006】そのため、上記表示器5の設置位置によっ
ては、図23および図24に示すように、サンバイザー
7を収納した場合に、このサンバイザー7により表示器
5を被覆してしまうため、表示器5の表示光を遮光して
しまい、表示器5による表示を適正に行なうことができ
なくなってしまうという不都合を有している。
【0007】そのため、図25に示すように、表示器5
の表示光を遮光しないように上記サンバイザー7に透過
孔8を設けることが考えられるが、この場合は、図26
に示すように、サンバイザー7使用時に、透過孔8から
外光が入射してしまい、外光を適正に遮光することがで
きず、サンバイザー7として機能しなくなってしまうと
いう不都合を有している。
【0008】本考案は上記した点に鑑みてなされたもの
で、収納時に表示器の表示光を遮ることなく適正に照射
するとともに、使用時に外光を適正に遮光することがで
き、使い勝手を著しく向上させることのできるサンバイ
ザーを提供することを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
請求項1に記載の考案に係るサンバイザーは、天井面に
所定の情報に基づく表示光を照射する表示器を配設して
なる車両の上記天井面のフロントガラス近傍に、上記フ
ロントガラス側端縁を中心として天井面に接して上記表
示器を被覆する収納位置とフロントガラスの上端部を被
覆して遮光する使用位置との間で揺動自在に配設される
サンバイザーにおいて、上記収納位置における上記サン
バイザーであって上記表示器からの上記表示光の光路に
対応するサンバイザー部分に形成された開口と、上記サ
ンバイザーに設けられ、上記開口を開放する開放箇所と
該開口を閉塞する閉塞箇所との間で移動可能な移動板
と、上記車両に対する上記サンバイザーの上記収納位置
と上記使用位置との間における相対的揺動を上記開閉板
に伝達し、上記サンバイザーの上記収納位置においては
上記開放箇所に上記開閉板を位置させると共に、上記サ
ンバイザーの上記使用位置においては上記閉塞箇所に上
記開閉板を位置させる動力伝達機構とを備えることを特
徴とするものである。
【0010】また、請求項2に記載の考案に係るサンバ
イザーは、天井面に所定の情報に基づく表示光を照射す
る表示器を配設してなる車両の上記天井面のフロントガ
ラス近傍に、上記フロントガラス側端縁を中心として天
井面に接して上記表示器を被覆する収納位置とフロント
ガラスの上端部を被覆して遮光する使用位置との間で揺
動自在に配設されるサンバイザーにおいて、上記収納位
置における上記サンバイザーであって上記表示器からの
上記表示光の光路に対応するサンバイザー部分に形成さ
れた開口と、上記サンバイザーに設けられ、上記車両に
対する上記サンバイザーの上記収納位置と上記使用位置
との間における相対的揺動により、閉成状態と開放状態
との間で状態が変移するスイッチ機構と、上記開口に設
けられ、上記スイッチ機構の閉成時に通電されると共に
該スイッチ機構の開放時に通電が停止されて、上記スイ
ッチ機構の上記閉成状態と上記開放状態との間での状態
変移により、上記サンバイザーの上記使用位置にあって
は不透明状態となり、上記サンバイザーの上記収納位置
にあっては透明状態となる液晶素子とを備えることを特
徴とするものである。さらに、請求項3に記載の考案に
係るサンバイザーは、天井面に所定の情報に基づく表示
光を照射する表示器を配設してなる車両の上記天井面の
フロントガラス近傍に、上記フロントガラス側端縁を中
心として天井面に接して上記表示器を被覆する収納位置
とフロントガラスの上端部を被覆して遮光する使用位置
との間で揺動自在に配設されるサンバイザーにおいて、
上記収納位置における上記サンバイザーであって上記表
示器からの上記表示光の光路に対応するサンバイザー部
分に形成された開口と、上記開口の内部に設けられて上
記サンバイザーにおける上記開口の周縁のサンバイザー
箇所に取着され、上記開口の延在方向に沿って延設され
ると共に該延在方向と直交する直交方向に間隔をおいて
配置された複数の遮光板からなるルーバとを備え、上記
各遮光板が、上記サンバイザーの上記収納位置において
は、上記表示器から上記フロントガラスに向かう上記表
示光の上記開口の通過を可能とし、且つ、上記サンバイ
ザーの上記使用位置においては、上記車両の外部から上
記フロントガラスを介して該車両の内部に向けて入射す
る外光の上記開口の通過を不能とするように、上記開口
に対して各々所定の傾斜角度で固着されていることを特
徴とするものである。
【0011】
【作用】請求項1に記載の考案に係るサンバイザーによ
れば、表示器を被覆する収納位置にサンバイザーを揺動
すると、車両に対するサンバイザーの相対的揺動が動力
伝達機構により伝達された開閉板が、開口を間放する開
放箇所に配置され、フロントガラスの上端部を被覆して
遮光する使用位置にサンバイザーを揺動すると、動力伝
達機構により開閉板が開口を閉塞する閉塞箇所に配置さ
れる。 従って、サンバイザーを収納位置と使用位置との
間で揺動させるだけで、何らの操作をすることなく開口
を開閉板により開閉して、サンバイザーの使用位置にあ
っては開閉板により開口を閉塞させて車両の外部からの
外光を遮り、サンバイザーの収納位置にあっては開閉板
により開口を開放させて表示器からの表示光を、開口を
通してフロントガラスに到達させることが可能となる。
また、請求項2に記載の考案に係るサンバイザーによれ
ば、表示器を被覆する収納位置とフロントガラスの上端
部を被覆して遮光する使用位置との間でサンバイザーを
揺動すると、車両に対するサンバイザーの相対的揺動に
よってスイッチ機構の状態が閉成状態と開放状態との間
で変移し、これに伴って、液晶素子が通電状態と通電停
止状態との間で変移して、サンバイザーの使用位置にあ
っては液晶素子が不透明状態となり、サンバイザーの収
納位置にあっては液晶素子が透明状態となる。 従って、
サンバイザーを収納位置と使用位置との間で揺動させる
だけで、何らの操作をすることなく液晶素子を不透明状
態と透明状態との間で変移させて、開口を液晶素子によ
り開閉し、サンバイザーの使用位置にあっては不透明状
態の液晶素子により車両の外部からの外光を開口におい
て遮り、サンバイザーの収納位置にあっては透明状態の
液晶素子により、表示器からの表示光が開口を透過する
のを許容して、フロントガラスに到達させることが可能
となる。 さらに、請求項3の考案に係るサンバイザーに
よれば、表示器を被覆する収納位置にサンバイザーを揺
動すると、開口の周縁のサンバイザー箇所に取着された
ルーバの複数の遮光板が、表示器からフロントガラスに
向かう表示光の開口の通過を、各遮光板の間の間隙を通
して可能とする角度で延在し、フロントガラスの上端部
を被覆して遮光する使用位置にサンバイザーを揺動する
と、ルーバの複数の遮光板が、車両の外部からフロント
ガラスを介して車両の内部に向けて入射す る外光を遮っ
て、開口の通過を不能とする角度で延在する。 従って、
サンバイザーを収納位置と使用位置との間で揺動させる
だけで、何らの操作をすることなく、しかも、サンバイ
ザーに対してルーバの各遮光板の角度を変位させること
なく、且つ、そのための機構を設けることなく、開口を
ルーバにより開閉して、サンバイザーの使用位置にあっ
ては、ルーバの複数の遮光板により、車両の外部からフ
ロントガラスを介して車両の内部に向けて入射する外光
を開口において遮り、サンバイザーの収納位置にあって
は、表示器からの表示光がルーバの複数の遮光板の間隙
を通って開口を通過するのを許容して、フロントガラス
に到達させることが可能となる。
【0012】
【実施例】以下、本考案の実施例を説明する前に、本考
案の理解を容易にするための参考例について、図1乃至
図10を参照して説明する。図1乃至図4は本考案の参
考例に係るサンバイザーの一例を示したもので、本参考
においては、車両の天井部分のフロントガラス近傍に
揺動自在に設置されるサンバイザー7には、このサンバ
イザー7の収納位置において図示しない表示器に対応す
る位置に開口9が穿設されており、このサンバイザー7
の開口9の一側には、開閉機構として上記開口9を開閉
するための開閉板10が配設されている。また、上記開
閉板10の基端部両側には、側方に突出する支持軸11
が固着されており、上記サンバイザー7には、上記開閉
板10の各支持軸11を軸支する軸支部材12が突設さ
れている。そして、上記開閉板10は、上記支持軸11
を中心として上記開口9を閉塞する閉塞位置と開口9を
開放してサンバイザー7表面に当接する開放位置との間
で回動自在とされている。
【0013】さらに、上記開閉板10の先端部の両面に
は、例えば、磁石や面ファスナー等の固着部材13が取
付けられており、上記サンバイザー7の閉塞位置および
開放位置における上記固着部材13に対応する位置に
は、固着部材14が取付けられている。
【0014】次に、本参考例の作用について説明する。
参考例においては、サンバイザー7の使用時において
は、図1(a)および図2(a)にそれぞれ示すよう
に、開閉板10を閉塞位置に位置させることにより、開
閉板10により開口9が閉塞され、この状態で、サンバ
イザー7を回動させてフロントガラスの上部を被覆する
ことにより、外光を遮光するようになっている。このと
き、開閉板10の固着部材13とサンバイザー7の固着
部材14とが接着されることになるので、上記開閉板1
0は閉塞位置に確実に保持される。
【0015】また、サンバイザー7の収納時において
は、図1(b)および図2(b)にそれぞれ示すよう
に、開閉板10を支持軸11を中心として回動させるこ
とにより、開放位置に位置させ、サンバイザー7の開口
9を開放させる。これにより、天井面に配設された表示
器の表示光がサンバイザー7の開口9を通って照射さ
れ、所定の表示像を表示することができるものである。
【0016】したがって、本参考例においては、開閉板
10を回動させることにより、サンバイザー7の開口9
を開閉操作できるようにしているので、サンバイザー7
の収納時には表示器の表示光を適正に照射することがで
き、サンバイザー7の使用時には適正に外光を遮光する
ことができる。
【0017】また、図5および図6は本考案の参考例に
係るサンバイザーの他の例を示したもので、本参考例
おいては、サンバイザー7の内部には、サンバイザー7
に穿設された開口9の一端縁に連通する収容孔15が形
成されており、この収容孔15の内側には、上記開口9
を開閉するための開閉板10がこの収容孔15に沿って
摺動自在に配設されている。また、上記開閉板10の先
端部には、この開閉板10の収容孔15への入り込みを
防止するとともに、開閉操作を行なうための操作フラン
ジ16が一体に形成されており、この操作フランジ16
を操作して開閉板10を摺動させることにより、開口9
を閉塞する閉塞位置と開口9を開放する開放位置とに保
持することができるようになされている。
【0018】本参考例においては、サンバイザー7の使
用時においては、図5(a)および図6(a)にそれぞ
れ示すように、操作フランジ16を操作して開閉板10
を閉塞位置に位置させることにより、開閉板10により
開口9が閉塞され、この状態で、サンバイザー7により
外光を遮光することができるようになっている。また、
サンバイザー7の収納時においては、図5(b)および
図6(b)にそれぞれ示すように、開閉板10を摺動さ
せて開放位置に位置させることにより、サンバイザー7
の開口9を開放させ、これにより、上記開口9から表示
器の表示光が照射され、所定の表示像を表示することが
できるようになっている。
【0019】したがって、本参考例においても上記図1
乃至図4の参考例と同様に、開閉板10を摺動させるこ
とにより、サンバイザー7の開口9を開閉操作できるよ
うにしているので、サンバイザー7の収納時には表示器
の表示光を適正に照射することができるとともに、サン
バイザー7の使用時には適正に外光を遮光することがで
きる。
【0020】さらに、図7は上記図5および図6に示す
参考例の変形例を示したもので、本参考例においては、
サンバイザー7の表面にガイドレール17を配設し、こ
のガイドレール17に開閉板10を摺動自在に配設する
ようにしたものである。このように構成するようにして
も、図5および図6に示す参考例のものと同様に、開閉
板10の摺動操作により、サンバイザー7の開口9の開
閉を行なうことができる。
【0021】また、図8は本考案の参考例に係るサンバ
イザーのさらに他の例を示したもので、サンバイザー7
に開閉板10を回転軸18を中心としてサンバイザー7
の表面に沿って回転自在に配設するようにしたものであ
る。本参考例においては、上記開閉板10を回転軸18
を中心として回転操作することにより、サンバイザー7
の開口9を開閉することができ、既述の上記各参考例
同様に、サンバイザー7の収納時には表示器の表示光を
適正に照射することができるとともに、サンバイザー7
の使用時には適正に外光を遮光することができる。
【0022】なお、上記各参考例においては、サンバイ
ザー7の一端側に対応する位置に表示器が配設されてい
る状態について説明したが、図9および図10に示すよ
うに、表示器がサンバイザー7の一側部に対応する位置
に配設されている場合であっても、開閉板10をサンバ
イザー7の横方向に回動させたり、あるいは、横方向に
摺動させる構造とすることにより、同様の効果を得るこ
とができる。
【0023】さて、以上に説明した各参考例は、開閉板
10を手で操作することで開口9を開閉するものであっ
たが、図11乃至図21に実施例を示す本考案は、上記
各参考例の、サンバイザー7の収納時には表示器の表示
光を適正に照射することができるとともに、サンバイザ
ー7の使用時には適正に外光を遮光することができると
いう効果を維持しつつ、開口9の開閉のための特別の操
作を不要とすることを最大の特徴としている。 そして、
図11乃至図13は本考案の一実施例を示したもので、
本実施例においては、サンバイザー7の内部一端側に
は、このサンバイザー7の回転中心として機能する主軸
19が内蔵されており、サンバイザー7の内部他端側に
は、この主軸19に対して平行に従動軸20が回転自在
に配設されている。また、上記主軸19および従動軸2
0の両端部には、それぞれ駆動プーリ21が取付けられ
ており、上記主軸19と従動軸20との各駆動プーリ2
1には、それぞれ一対の駆動ベルト22が掛渡されてい
る。さらに、上記下方に位置する各駆動ベルト22の間
には、開閉板10が固着されており、上記駆動ベルト2
2が回転駆動することにより、開閉板10が移動できる
ようになされている。
【0024】本実施例においては、図11に示すサンバ
イザー7の収納時においては、図12(a)に示すよう
に、サンバイザー7の開口9が開放された状態に保持さ
れており、この状態で、表示器5の表示光を開口9から
照射することができるものである。また、図11に示す
状態から矢印方向にサンバイザー7を回動動作させてフ
ロントガラス1の上部位置まで移動させると、サンバイ
ザー7の回動動作とともに主軸19がサンバイザー7に
対して相対的に回動され、駆動ベルト22が主軸19の
回動とともに駆動プーリ21を介して移動され、これに
より開閉板10が移動してサンバイザー7の開口9を閉
塞する。以上の説明からも明らかなように、本実施例で
は、主軸19及び従動軸20と、これら各軸19,20
の駆動プーリ21と、一対の駆動ベルト22とで、請求
項中の動力伝達機構が構成されている。
【0025】したがって、本実施例においては、サンバ
イザー7を回動動作させることにより、開閉板10によ
りサンバイザー7の開口9を開閉操作できるようにして
いるので、サンバイザー7の収納時には表示器5の表示
光を適正に照射することができ、サンバイザー7の使用
時には適正に外光を遮光することができる。また、サン
バイザー7の回動動作により開閉板10が開閉動作させ
るので、開閉板10を単独で操作する必要がなく、使い
勝手の著しい向上を図ることができる。
【0026】また、図14は図11乃至図13に示す実
施例の変形例を示したもので、サンバイザー7の内部に
内蔵される従動軸20は、ばね部材23により図におい
て反時計方向に付勢するようになされており、主軸19
および従動軸20との間には、一部に開口24が形成さ
れた開閉ベルト25が巻回されている。
【0027】本実施例においては、図14(a)に示す
サンバイザー7の収容時には、ばね付勢されて回転する
従動軸20に開閉ベルト25が巻取られて開閉ベルト2
5の開口24はサンバイザー7の開口9部分に位置して
おり、この状態から、サンバイザー7を回動動作させる
と、図14(b)に示すように、主軸19のサンバイザ
ー7に対する相対的な回動動作とともに開閉ベルト25
が付勢力に抗して図中左方向に引出され、開閉ベルト2
5の開口24がサンバイザー7の開口9部分から移動さ
れ、これにより、サンバイザー7の開口9を閉塞するこ
とができるようになっている。以上の説明からも明らか
なように、本実施例では、主軸19及び従動軸20と、
ばね部材23と、開閉ベルト25とで、請求項中の動力
伝達機構が構成されて いる。したがって、本実施例にお
いても、サンバイザー7の回動動作により、開口9の開
閉動作を行なうことができ、使い勝手を著しく向上させ
ることができる。
【0028】さらに、図15および図16は本考案の他
の実施例を示したもので、サンバイザー7の表示器5に
対応する位置には、開口9が形成されており、この開口
9部分には、TN型液晶素子、白濁液晶素子等の液晶素
子26が埋設されている。この液晶素子26は、例えば
通常状態では不透明状態とされ、通電することにより透
明状態に状態変化するものである。
【0029】また、図17および図18に示すように、
上記サンバイザー7の主軸19が、サンバイザー7の回
動動作とともにサンバイザー7に対して相対的に回動す
る回動軸部19aと、この回動軸部19aの内部を挿通
する固定軸部19bとの2軸構造とされ、上記固定軸部
19bの端部にDカット部27が形成されるとともに、
上記回動軸部19aの端部に上記Dカット部27と当接
する当接部28が形成されている。そして、上記サンバ
イザー7が収納時に、上記回動軸部19aの当接部28
の端面28aと固定軸部19bのDカット部27の端面
27aとが当接し、この状態で上記液晶素子26のスイ
ッチをONにしてこの液晶素子26に通電を行なうよう
になされている。以上の説明からも明らかなように、本
実施例では、回動軸部19a、固定軸部19b、Dカッ
ト部27、当接部28、及び、液晶素子26のスイッチ
により、請求項中のスイッチ機構が構成されている。
【0030】なお、このスイッチ機構は、図19に示す
ように、サンバイザー7の裏面側に設けたスイッチ29
有する構成とし、サンバイザー7の収納時に天井面4
によりスイッチ29が押動されることにより、液晶素子
26に通電させるものとしてもよい。
【0031】本実施例においては、サンバイザー7が収
納された状態では、主軸19における回動軸部19aの
当接部28の端面28aと固定軸部19bのDカット部
27の端面27aとが当接しており、これにより、スイ
ッチがONとなって液晶素子26に通電され、液晶素子
26は透明な状態に保持されている。これにより、表示
器5の表示光が液晶素子26を透過して照射され、適正
な表示像を視認することができるようになっている。
【0032】また、サンバイザー7を回動動作させる
と、主軸19における回動軸部19aが回動することに
より回動軸部19aの当接部28の端面28aが固定軸
部19bのDカット部27の端面27aから離隔されて
スイッチがOFFとなり、液晶素子26の通電が解除さ
れ、液晶素子26は不透明な状態となる。これにより、
サンバイザー7使用状態では、外光を適正に遮光するこ
とができる。
【0033】したがって、本実施例においても、サンバ
イザー7を回動動作させることにより、開口9部分にお
ける光の透過不透過の切換えを行なうことができるの
で、表示器5の表示光の適正な照射および外光の適正な
遮光を行なうことができ、使い勝手を著しく向上させる
ことができる。
【0034】また、図20および図21は本考案の他の
実施例を示したもので、サンバイザー7の使用時におい
て左右方向に延在する複数枚の遮光板30aを、使用時
におけるサンバイザー7の上下方向に間隔をおいて配置
してなるルーバ30を、サンバイザー7の開口9部分に
配設するようにしたものである。本実施例においては、
表示器5の表示光照射角度θ1、サンバイザー7の取付
角度θ2、運転者の視界角度θ3(符号31は運転者の
アイレンジ)、および、ルーバ30の隣り合う遮光板3
0a間の透過角度範囲θ4の関係に基づいて、各遮光板
30aのサンバイザー7に対する取付角度、即ち、ルー
バ角度θ5を設定するものであり、このルーバ角度θ5
は、 θ1+θ4/2<θ3 という関係を満足しつつ、サンバイザー7の取付角度θ
2を調整することにより、設定されるものである。
【0035】本実施例においては、サンバイザー7の収
納時には、表示器5の表示光がルーバ30の隣り合う遮
光板30a間を透過して照射されるようになっており、
サンバイザー7を回動動作させて使用位置に移動させる
と、ルーバ30の各遮光板30aの所定角度により、外
光が各遮光板30aにより遮られて運転者の視界部分に
照射されなくなり、サンバイザー7としての機能を十分
に発揮することができるようになっている。
【0036】したがって、本実施例においても、サンバ
イザー7を回動させることにより、表示器5の表示光照
射および外光遮断を適正に行なうことができる。なお、
本考案は上記実施例に限定されるものではなく、必要に
応じて種々変更することが可能である。
【0037】
【考案の効果】以上述べたように請求項1に記載の考案
に係るサンバイザーによれば、天井面に所定の情報に基
づく表示光を照射する表示器を配設してなる車両の上記
天井面のフロントガラス近傍に、上記フロントガラス側
端縁を中心として天井面に接して上記表示器を被覆する
収納位置とフロントガラスの上端部を被覆して遮光する
使用位置との間で揺動自在に配設されるサンバイザーに
おいて、上記収納位置における上記サンバイザーであっ
て上記表示器からの上記表示光の光路に対応するサンバ
イザー部分に形成された開口と、上記サンバイザーに設
けられ、上記開口を開放する開放箇所と該開口を閉塞す
る閉塞箇所との間で移動可能な移動板と、上記車両に対
する上記サンバイザーの上記収納位置と上記使用位置と
の間における相対的揺動を上記開閉板に伝達し、上記サ
ンバイザーの上記収納位置においては上記開放箇所に上
記開閉板を位置させると共に、上記サンバイザーの上記
使用位置においては上記閉塞箇所に上記開閉板を位置さ
せる動力伝達機構とを備える構成とした。このため、表
示器を被覆する収納位置にサンバイザーを揺動すると、
車両に対するサンバイザーの相対的揺動が動力伝達機構
により伝達された開閉板が、開口を開放する開放箇所
配置され、フロントガラスの上端部を被覆して遮光する
使用位置にサンバイザーを揺動すると、動力伝達機構に
より開閉板が開口を閉塞する閉塞箇所に配置される。従
って、サンバイザーを収納位置と使用位置との間で揺動
させるだけで、何らの操作をすることなく開口を開閉板
により開閉して、サンバイザーの使用位置にあっては開
閉板により開口を閉塞させて車両の外部からの外光を遮
り、サンバイザーの収納位置にあっては開閉板により開
口を開放させて表示器からの表示光を、開日を通してフ
ロントガラスに到達させ適正な表示像の表示を行なえる
ようにして、使い勝手を著しく向上させることができ
る。また、請求項2に記載の考案に係るサンバイザーに
よれば、天井面に所定の情報に基づく表示光を照射する
表示器を配設してなる車両の上記天井面のフロントガラ
ス近傍に、上記フロントガラス側端縁を中心として天井
面に接して上記表示器を被覆する収納位置とフロントガ
ラスの上端部を被覆して遮光する使用位置との間で揺動
自在に配設されるサンバイザーにおいて、上記収納位置
における上記サンバイザーであって上記表示器からの上
記表示光の光路に対応するサンバイザー部分に形成され
た開口と、上記サンバイザーに設けられ、上記車両に対
する上記サンバイザーの上記収納位置と上記使用位置と
の間における相対的揺動により、閉成状態と開放状態と
の間で状態が変移するスイッチ機構と、上記開口に設け
られ、上記スイッチ機構の閉成時に通電されると共に該
スイッチ機構の開放時に通電が停止されて、上記スイッ
チ機構の上記閉成状態と上記開放状態との間での状態変
移により、上記サンバイザーの上記使用位置にあっては
不透明状態となり、上記サンバイザーの上記収納位置に
あっては透明状態となる液晶素子とを備える構成とし
た。このため、表示器を被覆する収納位置とフロントガ
ラスの上端部を被覆して遮光する使用位置との間でサン
バイザーを揺動すると、車両に対するサンバイザーの相
対的揺動によってスイッチ機構の状態が閉成状態と開放
状態との間で変移し、これに伴って、液晶素子が通電状
態と通電停止状態との間で変移して、サンバイザーの使
用位置にあっては液晶素子が不透明状態となり、サンバ
イザーの収納位置にあっては液晶素子が透明状態とな
る。従って、サンバイザーを収納位置と使用位置との間
で揺動させるだけで、何らの操作をすることなく液晶素
子を不透明状態と透明状態との間で変移させて、開口を
液晶素子により開閉し、サンバイザーの使用位置にあっ
ては不透明状態の液晶素子により車両の外部からの外光
を開口において遮り、サンバイザーの収納位置にあって
は透明状態の液晶素子により、表示器からの表示光が開
口を透過するのを許容して、フロントガラスに到達させ
適正な表示像の表示を行なえるようにして、使い勝手を
著しく向上させることができる。さらに、請求項3の考
案に係るサンバイザーによれば、天井面に所定の情報に
基づく表示光を照射する表示器を配設してなる車両の上
記天井面のフロントガラス近傍に、上記フロントガラス
側端縁を中心として天井面に接して上記表示器を被覆す
る収納位置とフロントガラスの上端部を被覆して遮光す
る使用位置との間で揺動自在に配設されるサンバイザー
において、上記収納位置における上記サンバイザーであ
って上記表示器からの上記表示光の光路に対応するサン
バイザー部分に形成された開口と、上記開口の内部に設
けられて上記サンバイザーにおける上記開口の周縁のサ
ンバイザー箇所に取着され、上記開口の延在方向に沿っ
て延設されると共に該延在方向と直交する直交方向に間
隔をおいて配置された複数の遮光板からなるルーバとを
備え、上記各遮光板が、上記サンバイザーの上記収納位
置においては、上記表示器から上記フロントガラスに向
かう上記表示光の上記開口の通過を可能とし、且つ、上
記サンバイザーの上記使用位置においては、上記車両の
外部から上記フロントガラスを介して該車両の内部に向
けて入射する外光の上記開口の通過を不能とするよう
に、上記開口に対して各々所定の傾斜角度で固着されて
いる構成とした。このため、表示器を被覆する収納位置
にサンバイザーを揺動すると、開口の周縁のサンバイザ
ー箇所に取着されたルーバの複数の遮光板が、表示器か
らフロントガラスに向かう表示光の開口の通過を、各遮
光板の間の間隙を通して可能とする角度で延在し、フロ
ントガラスの上端部を被覆して遮光する使用位置にサン
バイザーを揺動すると、ルーバの複数の遮光板が、車両
の外部からフロントガラスを介して車両の内部に向けて
入射する外光を遮って、開口の通過を不能とする角度で
延在する。従って、サンバイザーを収納位置と使用位置
との間で揺動させるだけで、何らの操作をすることな
く、しかも、サンバイザーに対してルーバの各遮光板の
角度を変位させることなく、且つ、そのための機構を設
けることなく、開口をルーバにより開閉して、サンバイ
ザーの使用位置にあっては、ルーバの複数の遮光板によ
り、車両の外部からフロントガラスを介して車両の内部
に向けて入射する外光を開口において遮り、サンバイザ
ーの収納位置にあっては、表示器からの表示光がルーバ
の複数の遮光板の間隙を通って開口を通過するのを許容
して、フロントガラスに到達させ適正な表示像の表示を
行なえるようにして、使い勝手を著しく向上させること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の参考例に係るサンバイザーの一例を示
したもので、図1(a)は閉塞状態を示す斜視図、図1
(b)は開放状態を示す斜視図である。
【図2】図2(a)は図1(a)の断面図、図2(b)
は図1(b)の断面図である。
【図3】図1の一部の斜視図である。
【図4】図3の正面図である。
【図5】本考案の参考例に係るサンバイザーの他の例
示したもので、図5(a)は閉塞状態を示す斜視図、図
5(b)は開放状態を示す斜視図である。
【図6】図6(a)は図5(a)の断面図、図6(b)
は図5(b)の断面図である。
【図7】図5および図6の参考例の変形例を示したもの
で、図7(a)は閉塞状態を示す斜視図、図7(b)は
開放状態を示す斜視図である。
【図8】本考案の参考例に係るサンバイザーのさらに他
の例を示したもので、図8(a)は閉塞状態を示す斜視
図、図8(b)は開放状態を示す斜視図である。
【図9】本考案の一実施例を示したもので、図9(a)
は閉塞状態を示す斜視図、図9(b)は開放状態を示す
斜視図である。
【図10】本考案の他の実施例を示したもので、図10
(a)は閉塞状態を示す斜視図、図10(b)は開放状
態を示す斜視図である。
【図11】本考案の他の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図12】図12(a)は図11の開放状態を示す斜視
図、図12(b)は図11の閉塞状態を示す斜視図であ
る。
【図13】図11の開閉板部分の斜視図である。
【図14】本考案の他の実施例を示したもので、図14
(a)は開放状態を示す斜視図、図14(b)は開放状
態を示す斜視図である。
【図15】本考案の他の実施例を示す概略構成図であ
る。
【図16】図16(a)は図15の開放状態を示す斜視
図、図16(b)は図15の閉塞状態を示す斜視図であ
る。
【図17】図17は主軸部分の拡大正面図である。
【図18】図18は主軸部分の拡大断面図である。
【図19】図15のスイッチ構造の他の例を示す一部の
構成図である。
【図20】本考案のさらに他の実施例を示す概略構成図
である。
【図21】図20のルーバ部分の構成図である。
【図22】従来の車両用表示装置を示す概略構成図であ
る。
【図23】従来のサンバイザーの使用状態を示す説明図
である。
【図24】従来のサンバイザーの収納状態を示す説明図
である。
【図25】従来の開口を設けたサンバイザーの収納状態
を示す説明図である。
【図26】従来の開口を設けたサンバイザーの使用状態
を示す説明図である。
【符号の説明】
1 フロントガラス 4 天井面 5 表示器 6 表示像 7 サンバイザー 9 開口 10 開閉板 11 支持軸 12 軸支部材 15 収容孔 16 操作フランジ 17 ガイドレール 18 回転軸 19 主軸19a 回動軸部 19b 固定軸部 20 従動軸 21 駆動プーリ 22 駆動ベルト23 ばね部材 25 開閉ベルト 26 液晶素子27 Dカット部 28 当接部 30 ルーバ30a 遮光板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−109723(JP,A) 特開 平1−154117(JP,A) 実開 昭63−22220(JP,U) 実開 平2−142324(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B60J 3/02 B60J 3/04 B60K 35/00

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天井面に所定の情報に基づく表示光を照
    射する表示器を配設してなる車両の上記天井面のフロン
    トガラス近傍に、上記フロントガラス側端縁を中心とし
    て天井面に接して上記表示器を被覆する収納位置とフロ
    ントガラスの上端部を被覆して遮光する使用位置との間
    で揺動自在に配設されるサンバイザーにおいて、 上記収納位置における上記サンバイザーであって上記表
    示器からの上記表示光の光路に対応するサンバイザー部
    分に形成された開口と、 上記サンバイザーに設けられ、上記開口を開放する開放
    箇所と該開口を閉塞する閉塞箇所との間で移動可能な移
    動板と、 上記車両に対する上記サンバイザーの上記収納位置と上
    記使用位置との間における相対的揺動を上記開閉板に伝
    達し、上記サンバイザーの上記収納位置においては上記
    開放箇所に上記開閉板を位置させると共に、上記サンバ
    イザーの上記使用位置においては上記閉塞箇所に上記開
    閉板を位置させる動力伝達機構と、 を備えることを特徴とするサンバイザー。
  2. 【請求項2】 天井面に所定の情報に基づく表示光を照
    射する表示器を配設してなる車両の上記天井面のフロン
    トガラス近傍に、上記フロントガラス側端縁を中心とし
    て天井面に接して上記表示器を被覆する収納位置とフロ
    ントガラスの上端部を被覆して遮光する使用位置との間
    で揺動自在に配設されるサンバイザーにおいて、 上記収納位置における上記サンバイザーであって上記表
    示器からの上記表示光の光路に対応するサンバイザー部
    分に形成された開口と、 上記サンバイザーに設けられ、上記車両に対する上記サ
    ンバイザーの上記収納位置と上記使用位置との間におけ
    る相対的揺動により、閉成状態と開放状態との間で状態
    が変移するスイッチ機構と、 上記開口に設けられ、上記スイッチ機構の閉成時に通電
    されると共に該スイッチ機構の開放時に通電が停止され
    て、上記スイッチ機構の上記閉成状態と上記開放状態
    の間での状態変移により、上記サンバイザーの上記使用
    位置にあっては不透明状態となり、上記サンバイザーの
    上記収納位置にあっては透明状態となる液晶素子と、 を備えることを特徴とするサンバイザー。
  3. 【請求項3】 天井面に所定の情報に基づく表示光を照
    射する表示器を配設してなる車両の上記天井面のフロン
    トガラス近傍に、上記フロントガラス側端縁を中心とし
    て天井面に接して上記表示器を被覆する収納位置とフロ
    ントガラスの上端部を被覆して遮光する使用位置との間
    で揺動自在に配設されるサンバイザーにおいて、上記収納位置における上記サンバイザーであって上記表
    示器からの上記表示光の光路に対応するサンバイザー部
    分に形成された開口と、 上記開口の内部に設けられて上記サンバイザーにおける
    上記開口の周縁のサンバイザー箇所に取着され、上記開
    口の延在方向に沿って延設されると共に該延在方向と直
    交する直交方向に間隔をおいて配置された複数の遮光板
    からなるルーバとを備え、 上記各遮光板は、上記サンバイザーの上記収納位置にお
    いては、上記表示器から上記フロントガラスに向かう上
    記表示光の上記開口の通過を可能とし、且つ、上記サン
    バイザーの上記使用位置においては、上記車両の外部か
    ら上記フロントガラスを介して該車両の内部に向けて入
    射する外光の上記開口の通過を不能とするように、上記
    開口に対して各々所定の傾斜角度で固着されている、 ことを特徴とするサンバイザー。
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