JP2592983B2 - テレビ会議方式 - Google Patents

テレビ会議方式

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JP2592983B2
JP2592983B2 JP2171569A JP17156990A JP2592983B2 JP 2592983 B2 JP2592983 B2 JP 2592983B2 JP 2171569 A JP2171569 A JP 2171569A JP 17156990 A JP17156990 A JP 17156990A JP 2592983 B2 JP2592983 B2 JP 2592983B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、離れた地点にある会議場間を通信回線で
接続し、画像および音声を相互に伝送することによっ
て、複数人が会議を行なうためのテレビ会議方式に関す
る。
[従来の技術] ISDNに代表されるディジタル伝送路の整備、普及と、
画像処理技術の進歩および高速ディジタル信号処理技術
の発展によって、近年、様々な画像通信サービスの実現
に対する要求が非常に高まってきている。これらの中で
も、最も期待されているサービスのひとつにテレビ会議
サービスがある。
テレビ会議は、遠隔地点間の会議場を通信回線によっ
て接続し、画像、音声、文書等の情報を双方向に伝送す
ることによって、これらの情報の共有を図り、同一会議
場で行なう場合と同様な環境で会議を行なうものであ
り、時間的、地理的な制約を容易に克服することができ
る。
テレビ会議で扱う情報の中でも、特に画像情報は情報
量が多く、リアルタイム性が強く、テレビ会議の臨場感
に与える影響が大きい。
一般に、テレビ会議においては、画像情報は、まずデ
ィジタル信号に変換されてから適当な処理によって冗長
度抑圧符号化されて、伝送路に適した情報量に圧縮され
て通信回線に送出される。
第3図に従来のテレビ会議システムの画像情報処理部
の構成の概略ブロック図を示す。
テレビカメラ等の画像入力機器からの画像信号は、画
像入力部31に入力され、A/D変換、フィルタ処理等の前
処理が行なわれる。ディジタル化された画像信号は画像
符号化部33において冗長度抑圧符号化され、適当な情報
量の符号列に符号化されて、伝送路制御部34を通して回
線へ送出される。
回線から受信された符号列は伝送路制御部34を介して
画像復号部35で復号されてディジタル画像信号が復元さ
れる。この画像信号は画像出力部37において、D/A変
換、フィルタ処理等の後処理が行なわれ、ディスプレイ
等へ出力され、画像が表示される。
また、テレビ会議システムにおいては、通常、1画面
には3〜4人を表示することが参加者の表情を判別でき
る限界と言われており、会議参加者がこれ以上、例えば
6〜8人の場合には、別々のテレビカメラ等を使用して
画像を入力し、画面を合成して伝送する方法が行なわれ
ている。
以下に、画像合成を行なう場合の動作の例について説
明する。
2系統のテレビカメラからの画像信号は、それぞれ画
像入力部31から画像合成部32へ送られる。第4図(a)
に示すように、2系統のテレビカメラからの入力画面
は、必要な表示対象を一部に含む全景を映し出した全景
画面である。画像合成部32では、第4図(a)に示すよ
うに各入力画面の上下1/4の部分が除去され、中心の1/2
の部分だけが取り出される。これら2つの画面が1画面
として上下に合成され(以下、空間分割モードと称
す)、画像符号化部33へ送られる。受信側では、画像復
号部35で復号された画像信号は、画像分離部36へ送られ
る。画像分離部36では、送信側で上下に合成された画面
が、再び2つの画面に分離され、それぞれ画像出力部37
から異なるディスプレイに表示される。
別の合成方法として、第4図(b)に示すように画像
フレーム毎に入力系統を切り換える方法(以下、時分割
モードと称す)が考えられる。このとき、画像合成部32
は1フレーム毎に画像入力系統を切り換え、画像符号化
部33へ送る。
受信側の画像分離部36では、これとは逆に、フレーム
毎に出力系統を切り換えて表示を行なう。時分割モード
では、伝送路上で独立の2系統の画像を多重化して伝送
する動作と等価である。
[発明が解決しようとする課題] しかしながら、前記テレビ会議方式において、空間分
割モードを使用すると、画面の全部を伝送することがで
きないから、発信者のズームアップのように全画面を伝
送する必要がある場合には、1系統の入力画像しか伝送
することができない。
時分割モードの場合には、各画像系統で伝送路を分割
して使用することになるため、一方の入力画像に対して
使用する伝送路容量の半分だけが割り当てられることと
なり、伝送される画像の品質が低下し、高品質の画像を
得るためには、より高帯域の伝送路が必要となるという
問題点がある。
本発明は係る点に鑑みてなされたものであり、複数の
入力系統からの画面を合成して1系統の画面として伝送
する場合、適当な画面合成方法を選択し、伝送路の容量
を効率的に利用して、伝送コストが安価に実現でき、簡
単な構成で臨場感のあるテレビ会議を行うためのテレビ
会議方式を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、 2系統の画像信号を入力する画像入力手段と、 2系統の入力画像信号を1系統に合成する画像合成手
段と、 合成画像信号を符号化する画像符号化手段と、 符号化された画像データを伝送路へ送出または伝送路
からの受信を行う伝送路制御手段と、 受信画像データを復号する画像復号手段と、 復号された画像信号を2系統に分離するための画像分
離手段と、 分離された画像信号をそれぞれ表示装置に表示させる
画像表示手段と、 送受信される画像の内容に従って、前記2系統の入力
画像信号を画像フレーム毎に領域分割し該領域分割の中
からそれぞれ必要な部分を取り出して1画像フレームに
合成しあるいは該1画像フレームから2系統の画像フレ
ームを分離する空間分割モードと、画像フレーム毎に入
力系統を切り換えて合成あるいは分離する時分割モード
とを選択し、前記画像合成手段と前記画像分離手段のモ
ードを切り換えるモード切換手段と、 を備え、 通信中に、前記2系統の画像信号の画像フレーム毎
に、領域分割して1画像フレームに合成する場合に空間
分割モードとし、それ以外の場合に時分割モードとする
ことを特徴とするテレビ会議方式である。
[作 用] モード切換部18において、両方の入力が共に全景画面
であるような場合には、空間分割モードに切り換えて画
像を伝送し、ズームアップ画面等のように全画面を伝送
する必要がある場合には、時分割モードに切り換えて画
像を伝送する。
このことによって、通信中であっても、画像に応じて
適当な画面の合成方法を選択できるから、それぞれの画
面合成方法の利点を活用できる。
[実 施 例] 続いて、この発明に係るテレビ会議方式の一例につい
て、図面を参照して詳細に説明する。
第1図に本発明のテレビ会議システムの画像情報処理
部の構成の概略ブロック図を示す。
画像入力部11、画像符号化部13、伝送路制御部14、画
像復号部15および画像出力部17の動作は従来のテレビ会
議システムと同様である。
本発明のテレビ会議システムは、モード切換部18を備
えている。モード切換部18において、両方の入力が共に
全景画面であるような場合には、空間分割モードに切り
換えて画像を伝送し、ズームアップ画面等のように全画
面を伝送する必要がある場合には、時分割モードに切り
換えて画像を伝送する。
以下に、画面合成を行なう場合の動作の例について説
明する。第2図に画面合成の例を示す。
2系統のテレビカメラは、それぞれ3〜4人の全景画
像を写しており、各カメラからの画像は、画像合成部12
において空間分割モードで画面の上下の領域として合成
されて伝送されている。
一方のテレビカメラからの画面が発言者のズームアッ
プ画面等に変わり、全画面を伝送する必要が生じると、
モード切換部18は、画像合成部12に対して画面の合成方
法を空間分割モードから時分割モードへ切り換えること
を指示する。即ち、画像合成部12は、一方のテレビカメ
ラからのズームアップ画面と、他方のテレビカメラから
の全景画面とを1フレーム毎に切り換えて伝送するよう
に動作を変更する。
このとき、ズームアップ画面については画面の全部
を、全景画面については上下1/4を削除した1/2の画面を
伝送すればよいから、伝送路の容量をズームアップ画面
により多く割り当てることができ、通常の時分割モード
よりも良好な画像品質を得られる。
両方のテレビカメラからの画像が再び全景画面に戻さ
れると、モード切換部18は画像合成部12に対して指示を
送ることにより、空間分割モードでの画面の合成に動作
を変更する。
受信側においては、これとは逆の動作を行なえばよ
く、空間分割モードで画面が合成されている場合には、
画像分離部16において、合成された画面が上下に分離さ
れて、それぞれ表示出力される。
そして、送信側のモードが時分割モードに変更される
と、モード切換部18は画像分離部16に対して動作モード
の変更を指示する。そして、画像分離部16は伝送されて
くる画像の1フレーム毎に出力系統を振り分けるように
動作する。
[発明の効果] 以上説明したように、本発明のテレビ会議方式によれ
ば、伝送される画像の内容によって、通信中に画面の合
成方法を適応的に変更することができるため、柔軟な画
像伝送に対応することができる。
また、限られた伝送路の容量をより効率良く利用する
ことができる。
そのため、伝送コストを増加させることなく、汎用性
の高い、臨場感のあるテレビ会議システムを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の実施例の構成を示す概略ブロック
図,第2図は本発明による画面合成のモード切り換えの
例を示した図、第3図は従来のテレビ会議方式の画像処
理部の構成例を示す概略ブロック図、第4図は画面を合
成する例を示した図である。 11……画像入力部 12……画像合成部 13……画像符号化部 14……伝送路制御部 15……画像復号部 16……画像分離部 17……画像出力部 18……モード切換部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】2系統の画像信号を入力する画像入力手段
    と、 2系統の入力画像信号を1系統に合成する画像合成手段
    と、 合成画像信号を符号化する画像符号化手段と、 符号化された画像データを伝送路へ送出または伝送路か
    らの受信を行う伝送路制御手段と、 受信画像データを復号する画像復号手段と、 復号された画像信号を2系統に分離するための画像分離
    手段と、 分離された画像信号をそれぞれ表示装置に表示させる画
    像表示手段と、 送受信される画像の内容に従って、前記2系統の入力画
    像信号を画像フレーム毎に領域分割し該領域分割の中か
    らそれぞれ必要な部分を取り出して1画像フレームに合
    成しあるいは該1画像フレームから2系統の画像フレー
    ムを分離する空間分割モードと、画像フレーム毎に入力
    系統を切り換えて合成あるいは分離する時分割モードと
    を選択し、前記画像合成手段と前記画像分離手段のモー
    ドを切り換えるモード切換手段と、 を備え、 通信中に、前記2系統の画像信号の画像フレーム毎に、
    領域分割して1画像フレームに合成する場合に空間分割
    モードとし、それ以外の場合に時分割モードとすること
    を特徴とするテレビ会議方式。
JP2171569A 1990-06-29 1990-06-29 テレビ会議方式 Expired - Lifetime JP2592983B2 (ja)

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