JP2592242B2 - 油圧緩衝器 - Google Patents

油圧緩衝器

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JP2592242B2
JP2592242B2 JP5107387A JP5107387A JP2592242B2 JP 2592242 B2 JP2592242 B2 JP 2592242B2 JP 5107387 A JP5107387 A JP 5107387A JP 5107387 A JP5107387 A JP 5107387A JP 2592242 B2 JP2592242 B2 JP 2592242B2
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damping
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damping valve
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正雄 清宮
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Kayaba Industry Co Ltd
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16FSPRINGS; SHOCK-ABSORBERS; MEANS FOR DAMPING VIBRATION
    • F16F9/00Springs, vibration-dampers, shock-absorbers, or similarly-constructed movement-dampers using a fluid or the equivalent as damping medium
    • F16F9/32Details
    • F16F9/34Special valve constructions; Shape or construction of throttling passages
    • F16F9/348Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body
    • F16F9/3485Throttling passages in the form of annular discs or other plate-like elements which may or may not have a spring action, operating in opposite directions or singly, e.g. annular discs positioned on top of the valve or piston body characterised by features of supporting elements intended to guide or limit the movement of the annular discs

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、油圧緩衝器に関し、特に、環状リーフバル
ブからなる減衰バルブの耐久性を向上させるようにした
油圧緩衝器に関する。
〔従来の技術〕
シリンダ内ピストン部の摺動時に環状リーフバルブか
らなる減衰バルブの外周端撓みによって、所定の減衰力
を発生させるようにした油圧緩衝器としては、例えば、
第3図に示すようなバルブ構造を有したものが提案され
ている。
即ち、この従来例としての油圧緩衝器におけるバルブ
構造は、例えば、シリンダ等のバルブハウジング1内に
挿通されたバルブボディ2のインロー部2aに介装された
バルブシート部材3は、バルブハウジング1内を図中左
右側となる二つの油室A,Bに区画すると共に、この両室
A,B間の連通を可とするポート3a,3bを有してなる。
そして、一方のポート3aの一端には環状リーフバルブ
からなる減衰バルブ4を隣接させ、他方のポート3bの一
端にはチェックバルブ5を隣接させている。
そしてまた、減衰バルブ4は、内周端固定で外周端自
由となるように、バルブシート部材3の内周端とバルブ
ボディ2の段差部2aとの間に挟持されており、減衰バル
ブ4の内周端面と段差部2bとの間には、サポート6が介
在されている。
従って、図中左方の油室A内が低圧側となると、チェ
ックバルブ5が開放されて図中右方の油室B内からの作
動油が油室A内に吸い込まれる。
また、左方の油室Aが高圧側となると、減衰バルブ4
の外周端が撓み、そこに形成される隙間を介して右方の
油室B内に流入する。
そして、上記減衰バルブ4の外周端撓みによって、所
定の減衰力発生が可とされる。
〔発明が解決しようとする問題点) しかしながら、前記従来提案にあつては、特に、減衰
バルブ4の耐久性が低下される危惧がある。
即ち、この従来提案にあっては、減衰バルブ4は、環
状リーフバルブを複数枚積層して形成されて内周端固定
でその外周端撓みによつて所定の減衰力を発生させると
しているので、バルブハウジング1の径が小さい場合に
は、環状リーフバルブの撓み量を大きくしないと、所定
の減衰力が発生されないことになる。
そして、上記減衰バルブ4を形成する環状リーフバル
ブの撓み限界を超えるような作動油の流れがあると、環
状リーフバルブ自体が永久変形されたり、あるいは、破
損されたりすることになる、即ち、減衰バルブ4の耐久
性が低下される危惧がある。
そこで本発明は、前記した事情に鑑みて、環状リーフ
バルブからなりその外周端撓みによって所定の減衰力発
生をさせる減衰バルブの耐久性を向上させるようにした
油圧緩衝器を新たに提供することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
前記した問題点を解決するために、本発明に係る油圧
緩衝器の構成を、環状リーフバルブからなる減衰バルブ
はその内周端を対向するバルブシート部材の内周側環状
シート面に離接自在に隣接させると共に、バルブシート
部材の内周側環状シート面に対向するように配設された
スプリング等のバネ部材の附勢力で内周端支持の形態に
定着されてなり、かつ、バネ部材は減衰バルブの外周端
の設定撓み限界時以降に圧縮されて当該減衰バルブの浮
動を可とする附勢力に設定されてなるとする。
〔作 用〕
減衰バルブを構成する環状リーフバルブの撓み限界内
での作動油の流れのときには、内周端固定の形態で外周
端が撓み、所定の減衰力が発生されると共に、作動油の
流れが環状リーフバルブの撓み限界を超えることになる
ときには、減衰バルブ内周端がバルブシート部材の内周
側シート面から離座して浮上し、所謂バルブ開度が大き
くなって、減衰バルブを形成する環状リーフバルブに過
度の外力が作用することを防止する。
〔実施例〕
以下、図示した実施例に基いて本発明を説明する。
第1図に示すように、本発明の一実施例に係る油圧緩
衝器は、バルブハウジング1内に挿通されたバルブボデ
ィ2のインロー部2aに介装されたバルブシート部材3を
有してなり、当該バルブシート部材3で上記バルブハウ
ジング1内を図中左方となる油室Aと図中右方となる油
室Bとに区画している。
バルブシート部材3には、圧側となるポート3aと、逆
に伸側となるポート3bとを有しており、ポート3aの一端
(図中右方端)には減衰バルブ4を有すると共に、ポー
ト3bの一端(図中左方端)にはチェッバルブ5を隣接さ
せている。
チェックバルブ5は、バルブボディ2のインロー部2a
に介装されたガイドを兼ねるストッパ50に摺動可能なよ
うに保持されているもので、上記ストツパ50に他端が係
止されたスプリング51の一端がその内周端側に当接さ
れ、内周端固定となるように形成されている。
なお、ストッパ50は、バルブボディ2の先端螺条部2c
に螺装されたナット20によって定着されている。
減衰バルブ4は、複数枚の積層された環状リーフバル
ブからなり、内周端支持の態様で保持されている。
即ち、この減衰バルブ4は、その内周側の背面(図中
左方面)がバルブシート部材3の内周側環状シート面3c
に離接自在に隣接されると共に、その内周側の正面(図
中右方面)にはサポート6を隣接させている。
そして、サポート6には、ワッシャ7が隣接されると
共に、このワッシャ7には、バルブボディ2内に収装さ
れたバネ部材としてのスプリング8の一端が隣接されて
いる。
スプリング8は、バルブボディ2をハウジングとする
ように配設されているもので、バルブボディ2の段差部
2bに開口する断面凹部の環状溝2d内に収装されている。
そして、このスプリング8の附勢力は、上記ワッシャ
7およびサポート6を介して減衰バルブ4の内周端に作
用しており、この減衰バルブ4の外周端が撓んで所定の
減衰力発生作用をするときに、当該減衰バルブ4に作用
する力には打ち勝てるが、当該作用力を超える大きさの
力になったとき、即ち、減衰バルブ4を形成する環状リ
ーフバルブの設定撓み限界を超えることになるときの作
用力には、負ける程度の強さとされている。
従って、油室A内が高圧側となるときには、作動油は
ポート3a内に流入すると共に、減衰バルブ4の外周端を
外周端を撓ませて低圧側たる油室B内に流入する。
このとき、作動油の流量が、減衰バルブ4の設定され
た外周端撓み量の範囲内のものであるとき、減衰バルブ
4の内周端がバルブシート部材3の内周側の環状シート
面3cに着座されたままであり、当該減衰バルブ4は所謂
内周端固定の形態で定着されていることになる。
しかし、上記作動油の流量が、上記減衰バルブ4の設
定された外周端撓み量を超えるものとなるときには、第
2図に示すように、減衰バルブ4の内周端は、スプリン
グ8の附勢力に打ち勝って摺動されることになり、バル
ブシート部材3の環状シート面3cから離座する。
このとき、減衰バルブ4とバルブシート部材3との間
には大きに隙間が形成されることになって流量の大きい
作動油は、上記隙間を介して油室B内に流入する。
従って、作動油の流量が大きくなると、減衰バルブ4
はポート3aの開口を大きく開くようになって、当該減衰
バルブ4を形成する環状リーフバルブの撓み限界を超え
る前に、その作用力を開放することになり、環状リーフ
バルブ、即ち、減衰バルブ4の永久変形や破損が予め回
避されることになる。
また、油室B内が高圧側となるときには、減衰バルブ
4は、その内周端がバルブシート部材3の内周側シート
面3cに着座されると共に、ポート3b内に作動油が流入
し、チェックバルブ5を開放して油室A内に流入する。
このとき、減衰バルブ4は、これを形成する環状リー
フバルブ自体が所謂復元力を有しているので、その内周
端のみならず、外周端もバルブシート部材3に着座され
ることになり、所謂チェック弁機能を発揮して、減衰力
の立ち上りを確実なものにする。
また、減衰バルブ4の内周端はサポート6やワッシャ
7を介してであるが、スプリング8の附勢力が作用する
ので、そのバルブシート部材3への着座が遅れることは
ない。
なお、本実施例にあつて、減衰バルブ4を隣接させる
バルブシート部材3は、減衰バルブ4が摺動したとき
に、設定位置から外れることがないように、Cピン9利
用で、バルブボディ2のインロー部2aに定着されてい
る。
またなお、前記スプリング8が収装されている断面凹
状の環状溝2d内と油室Bとの間は、ポート2e(第2図参
照)で連通されているとしてもよい。
前記した実施例にあって、減衰バルブ4がシリンダ内
のピストン部に配設されるとするときには、バルブハウ
ジング1はシリンダとされ、バルブボディ2はピストン
ロッドとされ、バルブシート部材3はピストン本体とさ
れ、かつ、このバルブシート部材3の外周に介装される
リング30はピストンリングとされる。
そして減衰バルブ4は、ピストン部にあつて圧側の減
衰力を発生するとして設定されてもよい。
また、減衰バルブ4は、シリンダ内のベースバルブ部
に配設されるとしてもよい。
〔発明の効果〕
以上のように本発明によれば、減衰バルブを形成する
環状リーフバルブの撓み限界では、所謂内周端固定の形
態に維持されてその外周端撓みによる所定の減衰力発生
が可とされると共に、環状リーフバルブの外周端撓みが
その設定限界を超えるような事態になると、当該減衰バ
ルブの内周端がバルブシート部材の内周側の環状シート
面から離座し、所謂バルブ開度を大きくし、予め環状リ
ーフバルブに過度の外力を作用させないようにすること
が可能となり、環状リーフバルブの永久変形や破損が防
止されて減衰バルブの耐久性が向上され、その結果、油
圧緩衝器自体の耐久性が向上される効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る油圧緩衝器の一実施例を部分的に
示す断面図、第2図はその作動状態を示す部分拡大断面
図、第3図は従来例の油圧緩衝器を第1図と同様に示す
断面図である。 1……バルブケース、2……バルブボディ、 3……バルブシート部材、4……減衰バルブ、 5……チェックバルブ、6……サポート、 7……ワッシャ、8……バネ部材としてのスプリング。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】シリンダ内ピストン部の摺動時に環状リー
    フバルブからなる減衰バルブの外周端撓みで減衰力の発
    生を可とする油圧緩衝器において、減衰バルブはその内
    周端を対向するバルブシート部材の内周側環状シート面
    に離接自在に隣接させると共に、バルブシート部材の内
    周側環状シート面に対向するように配設されたバネ部材
    の附勢力で内周端支持の形態に定着されてなり、かつ、
    バネ部材は減衰バルブの外周端の設定撓み限界時以降に
    圧縮されて当該減衰バルブの浮動を可とする附勢力に設
    定されてなることを特徴とする油圧緩衝器。
  2. 【請求項2】減衰バルブの内周端にはサポートが隣接さ
    れてなると共に、当該サポートにはバネ部材の端面に隣
    接されたワッシャが隣接されてなる特許請求の範囲第1
    項記載の油圧緩衝器。
  3. 【請求項3】減衰バルブがシリンダ内ピストン部に配設
    されてなる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の油圧
    緩衝器。
  4. 【請求項4】減衰バルブがシリンダ内ベースバルブ部に
    配設されてなる特許請求の範囲第1項又は第2項記載の
    油圧緩衝器。
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