JP2590613B2 - 光ビーム等による局部半田付け方法 - Google Patents

光ビーム等による局部半田付け方法

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誠 小林
彰一 水内
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    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3431Leadless components

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は小さなチップ部品やリー
ド付き部品をプリント基板に半田付けする場合の光ビー
ム等の非接触熱源を用いた局部半田付け方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の局部半田付けはそのほとんどが、
半田こてと糸半田を用いて手作業にて行われていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】小さなチップ部品やリ
ード付き部品をプリント基板に半田付けする作業を自動
化するために従来の手作業半田付けに使用されていた半
田こてと糸半田供給ノズルをロボットなどに保持させ
て、半田こての位置と糸半田の送りとを制御して局部半
田付けの自動化を行う試みがなされているが、このよう
な方法では、被半田付け部品が微小になるに従い半田こ
てのこて先の接触により部品が動いたり変形したり、ま
たこて先の摩耗変形によりこて先からの接触による熱伝
導の不安定さにより、均一な品質の半田付けを行うのが
困難であった。
【0004】本発明はこれらの問題点を解決することに
よって自動化を可能とし、半田付け作業の効率化を行う
とともに、均一な安定した品質の半田付けを行う方法を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに本発明は、光ビーム等の非接触熱源からあらかじめ
塗布したクリーム半田の局部へ少なくとも2段階に照射
エネルギーを変えて連続して照射し、初めの照射エネル
ギーの値を、その照射時間内ではクリーム半田内のフラ
ックスが沸騰せず、かつ、半田が溶融しない範囲内にお
けるほぼ最大値に設定し、第2の照射エネルギーの値
を、その照射時間内で半田が溶融し、かつ、被半田付け
部が溶融した半田で覆われる最小値と被半田付け部近傍
の部材を焼損しない最大値との間に設定したものであ
る。
【0006】さらに、上記加熱において、最初の照射エ
ネルギーをその照射時間内でクリーム半田中のフラック
スが沸騰せずかつ半田が溶融しない範囲の最大値に設定
し、引き続く第2段階目の照射エネルギーを、その照射
時間内でクリーム半田が溶融しかつ被半田付け部が半田
によって濡れを生じる最小値と近傍の部材が焼損しない
最大値との間に設定するようにしたものである。
【0007】
【作用】上記手段によれば、光ビーム等の非接触熱源は
発光ランプからの光エネルギーはランプへの供給電流を
制御することにより正確に制御できる。したがって、光
ビーム等の非接触熱源は、半田こてのようにこて先の摩
耗や、こて先の被半田付け部への当り方によって加熱の
仕方が左右されることなく、半田こての接触による部品
の位置ずれや変形が起らず安定して正確な加熱ができ
る。また、多段階加熱によってクリーム半田を急激に加
熱しすぎることがなく望ましい温度上昇速度にて加熱を
行うので、急速加熱によるクリーム半田の飛散や半田ボ
ールの発生を防ぐことができる。さらに、加熱エネルギ
ーすなわち照射エネルギーの最適化により、無駄なエネ
ルギーや時間を費やせず、かつプリント基板を焼損する
ことなく良好な半田付けを行うことができる。
【0008】
【実施例】図1は局部半田付けの方法の一実施例を示す
図であり、(a)はその平面図、(b)は正面図であ
る。図1(a)および(b)において1はプリント基
板、2はプリント基板1の上に形成された導体、3はチ
ップ部品、4はクリーム半田、5は光エネルギーの照射
域、6は照射する光ビームである。
【0009】図2は光ビームの発生装置の概略構成図で
あり、図2において、7は光の出射レンズ、8は光が照
射される被半田付け部材であり、その一例が図1に示さ
れている。9は出射レンズ7へ光を導く光ファイバーで
あり、出射レンズ7をロボットで保持して任意の位置・
姿勢に位置決めできるように柔軟性をそなえている。1
0は発光ランプ・ミラー・シャッター・光ファイバー受
光端などからなるランプハウスであり、発光ランプから
放射された光ビーム6が光ファイバー受光端へ入射され
るようになっている。11はランプハウス10へ電力を
供給する電源である。
【0010】図3は本発明の2段階照射の照射エネルギ
ーと照射時間との関係を示しており、図4と図5は1段
階照射における照射エネルギーと照射時間との関係を示
したものである。図3において、W1は時刻t1からt
2までの時間T1の間照射されるエネルギーであり、図
1(a)の破線で示される照射域5内に照射される。W
1の値は時刻t1からt2までクリーム半田内のフラッ
クスが沸騰せずかつ半田が溶融しないエネルギーの最大
値以下に設定されている。W2は時刻t2からt3まで
にクリーム半田が溶融して被半田付け部品が半田によっ
て濡れを生じるように加熱が行われ、かつプリント基板
が焼損しない値に設定されている。時間T1はクリーム
半田内のフラックスの揮発成分の大部分が揮発しかつ半
田が溶けない値に設定してあるので、時刻t2の後大き
なエネルギーW2にて急激に加熱してもクリーム半田内
のフラックスが沸騰することはなく、したがってクリー
ム半田の飛散がなくこれに伴う半田ボールの発生は起ら
ない。W2の値を大きくすると時間T2を小さくできる
が、大きくしすぎるとクリーム半田が溶けて被半田付け
部に半田による濡れが終るまでに近傍のプリント基板表
面が焼損するので、W2の値はプリント基板が焼損しな
い値以下に設定する必要がある。
【0011】一方、図4に示すようにW1よりも大きな
エネルギーW3により初めから1段階で加熱すると、ク
リーム半田が溶けて被半田付け部に半田による濡れを生
じるのに要する時間T3は図3のT1+T2よりも小さ
くなるが、クリーム半田内のフラックスが沸騰し半田ボ
ールが発生しやすくなり、良好な半田付けが行なわれな
い。
【0012】また、図5に示すようにW4の値をW1と
ほぼ同等かまたはさらに小さく設定すると、半田付けに
要する時間T4が大きくなりすぎるかまたは半田が溶融
せず半田付けそのものができなくなる。
【0013】以上のように、光ビームのような非接触熱
源を用いているので、半田こて方式におけるこて先の摩
耗変形による接触熱伝導のばらつきや半田こてのこて先
の接触による部品の位置ずれや変形が起ることがなく、
また、2段階加熱により理想的な入熱制御が行われ、半
田ボールの発生がない均一な高品質の半田付けが可能な
ことから、半田付けの自動化が容易に実現できる。
【0014】すなわち、前述したように光源のランプハ
ウス10と光ファイバー9で接続された出射レンズ7を
ロボットに搭載して、複数の被半田付け部を順次前記方
法により加熱することにより局部半田付けの自動化が実
現できる。また、被半田付け部材8をXYテーブルに搭
載し、固定された出射レンズ7の下で、XYテーブルに
よって被半田付け部材を動かして、複数の被半田付け部
を順次出射レンズ7の下に移動し、照射を行うことによ
っても自動半田付けを行うことができる。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からも明らかにように本発明
によれば、光ビーム等の非接触熱源を用いることによ
り、半田こて方式の半田付けのようなこて先の摩耗変形
やこて先の被半田付け部への当り方による接触熱伝導の
ばらつきと、半田こてのこて先の接触による部品の位置
ずれや変形を防止でき、安定した半田付けを行なうこと
ができる。また、多段階加熱によってクリーム半田を急
激に加熱しすぎることがなく望ましい温度上昇速度にて
加熱を行うので、急速加熱によるクリーム半田の飛散や
半田ボールの発生を防止できる。さらに、加熱エネルギ
ーすなわち照射エネルギーの最適化により、基板の局部
のみの温度を上昇させて短時間で半田付けできるため、
無駄なエネルギーや時間を費やせず、かつプリント基板
の半田付け部分の部品のみでなく半田付け部分以外の部
品の焼損を防止できるとともに良好な半田付けを行うこ
とができ、局部半田付けの自動化を容易に行うことがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の局部半田付け方法を適用する
一実施例の平面図 (b)は同一実施例の正面図
【図2】本発明の局部半田付け方法を実現するための装
置の一例を示す構成図
【図3】本発明の加熱パターンを示す図
【図4】1段階加熱パターンの一例を示す図
【図5】他の1段階加熱パターンを示す図
【符号の説明】
4 クリーム半田 6 光ビーム
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−160297(JP,A) 特開 平1−262069(JP,A) 特開 平1−225195(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光ビーム等の非接触熱源からあらかじめ
    塗布したクリーム半田の局部へ少なくとも2段階に照射
    エネルギーを変えて連続して照射し、始めの照射エネル
    ギーの値を、その照射時間内ではクリーム半田内のフラ
    ックスが沸騰せず、かつ、半田が溶融しない範囲内にお
    けるほぼ最大値に設定し、第2の照射エネルギーの値
    を、その照射時間内で半田が溶融し、かつ、被半田付け
    部が溶融した半田で覆われる最小値と被半田付け部近傍
    の部材を焼損しない最大値との間に設定することを特徴
    とする光ビーム等による局部半田付け方法。
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