JP2586167B2 - 紙葉反転機構 - Google Patents

紙葉反転機構

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JP2586167B2 JP2047479A JP4747990A JP2586167B2 JP 2586167 B2 JP2586167 B2 JP 2586167B2 JP 2047479 A JP2047479 A JP 2047479A JP 4747990 A JP4747990 A JP 4747990A JP 2586167 B2 JP2586167 B2 JP 2586167B2
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  • Separation, Sorting, Adjustment, Or Bending Of Sheets To Be Conveyed (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 搬送されてくる単票媒体の先端を係止する係止部材
と、 前記係止部材に向けて単票用紙を送り込む第1と第2
のローラ及び送り込まれた単票用紙の後端を挟持して排
出するように前記第2ローラと当接する第3ローラを含
む搬送手段と、前記単票用紙が前記係止部材に向けて送
り込まれる際に当該単票用紙をガイドするガイド部材
と、を備えて成る紙葉反転機構に関し、 カールした単票用紙の場合でもジャムが生じることが
ないようにすることを目的とし、 前記ガイド部材は、前記単票用紙の先端が前記係止部
材に係止された状態で、前記単票用紙の後端が前記第1
と第2のローラ間から前記第2と第3のローラ間に向け
て移動する際の前記単票用紙の撓みに応じて撓むことが
可能な可撓性部材を備えて成る。
〔産業上の利用分野〕
本発明は、搬送されてくる単票媒体の先端を係止する
係止部材と、 前記係止部材に向けて単票用紙を送り込む第1と第2
のローラ及び送り込まれた単票用紙の後端を挟持して排
出するように前記第2ローラと当接する第3のローラを
含む搬送手段と、 前記単票用紙が前記係止部材に向けて送り込まれる際
に当該単票用紙をガイドするガイド部材と、を備えて成
る紙葉反転機構に関する。
〔従来の技術〕
第5図は従来技術の説明図で、図中、22は上ガイド、
23は下ガイド、1及び2,3は駆動ローラ及び第1,第2の
ピンチローラである。
係止部材24は、進入してくる紙葉100の先端を係止す
るものであり、紙葉100の搬送方向に進退させることで
各種サイズの紙葉の処理に適した位置に位置決めするこ
とができる。
上ガイド22,下ガイド23は矢印方向に回転する駆動ロ
ーラ1により搬送されて進入してくる紙葉100をガイド
するためのものであり、少なくとも上ガイド22は、係止
部材24に係止する紙葉100が、紙葉後端がA点に達する
進入完了から該紙葉後端が移動してB点に達する排出開
始までの間所定量撓み得るように湾曲している。
そして、用紙反転時には、駆動系を作動させて係止部
材24を処理紙葉のサイズに適した位置に位置決めし、駆
動ローラ1を回転させる。
この状態のもとに矢印方向に送られてA点に達した紙
葉は、駆動ローラ1により引き続き搬送されて上下ガイ
ド22,23の間に進入し、その先端が係止部材24に係止し
て位置決めされる。このとき、上下ガイド22,23により
制限を受けた紙葉100は上下ガイド22,23の間の撓み空間
内で強制的に撓ませられるが、この撓みは、本図のよう
に下ガイド23も湾曲させるようにすることにより確実に
実現される。そして紙葉後端がA点に達すると、その後
は紙葉後端がA点からB点に移動して紙葉排出が開始さ
せられるが、この移動時には紙葉の撓みはさらに進む。
これは紙葉長さ方向の寸法差(l1−l2)によるもので、
この寸法差は紙葉の撓みの増加として吸収される。ま
た、紙葉長のばらつきによる寸法差もこの撓みにより吸
収される。
従って、その後の紙葉排出を、紙葉の折れ、斜行を起
こすことなく確実に行うことができ、処理の高速化も可
能になる。
なお、この構造で確実に反転させるためには、l3<l1
の条件が必要である。
〔発明が解決しようとする問題点〕 しかしながら、このような従来の紙葉反転機構では、
カールした紙葉が送り込まれて来た場合、カールした紙
葉の先端100aが第5図中の点x,yの付近で上ガイド22と
衝突して引掛りジャムが生じることがあった。
本発明の目的は、前述した従来の問題に鑑み、カール
した紙葉の場合でもジャムが生じることのない紙葉反転
機構を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
そして、この目的は、搬送されてくる単票媒体の先端
を係止する係止部材と、前記係止部材に向けて単票用紙
を送り込む第1と第2のローラ及び送り込まれた単票用
紙の後端を挟持して排出するように前記第2ローラと当
接する第3のローラを含む搬送手段と、前記単票用紙が
前記係止部材に向けて送り込まれる際に当該単票用紙を
ガイドするガイド部材と、を備え、 前記ガイド部材は、前記単票用紙の先端が前記係止部
材に係止された状態で、前記単票用紙の後端が前記第1
と第2のローラ間から前記第2と第3のローラ間に向け
て移動する際の前記単票用紙の撓みに応じて撓むことが
可能な可撓性部材を備えて成ること、を特徴とする紙葉
反転機構により達成される。
〔作用〕
すなわち、本発明によれば、カールした単票用紙の先
端は進入してきた場合に可撓性部材により案内されるの
で、上ガイドに引掛ることなく搬送される。また、単票
用紙の先端が係止部材に係止された後、単票用紙が上方
に撓んでも可撓性部材がこれに追従して撓むことができ
る。
〔実施例〕
以上、本発明の係る紙葉反転機構の実施例を図面を用
いて説明する。
第1図は一実施例の説明図、第2図は本発明が適用さ
れる記録装置の構造概要説明図、第3図は本発明の実施
例の紙葉反転機構を示す側面図、第4図は本発明の実施
例の紙葉反転機構を示す正面図である。
第2図は本発明を適用する電子写真式記録装置の全体
構造概要説明図で、図中、101は感光ドラム、102は前帯
電器、103は露光器、104は現像器、105は転写器、106は
クリーナ、108は給紙部、109は排出ローラ、110は紙葉
吸着搬送機構、111は本発明に係る紙葉反転機構であ
る。
この記録装置による記録は次のように行われる。
矢印で示す時計方向に回転する感光ドラム101の表面
はまず前帯電器102により一様に帯電され、次にこの上
に露光器103によって記録画像に対応した潜像が形成さ
れる。この潜像は現像器104により現像されてトナー像
となり、該トナー像は、給紙部108から供給される紙葉1
00に転写器105によって転写される。その後紙葉100は紙
葉吸着搬送機構110により搬送され、該紙葉吸着搬送機
構110に対向する定着器107によるトナー像定着が行われ
る。その後、紙葉100は排出ローラ109によりスタッカ部
へ排出される。
上述の説明では紙葉の表側にのみ記録を行う例につい
て述べたが、紙葉の両面に記録を行う場合には、定着器
107による定着が完了した紙葉を、図示しない搬送路切
替手段による搬送路切り替えを行って紙葉反転機構111
に搬送して処理を行う。この紙葉反転機構111の構成、
作用の詳細は次の通りである。
紙葉搬送機構111は、第3図の側面図及び第4図の正
面図に示すように、駆動ローラ1及び1,第2のピンチロ
ーラ2,3と、停止手段21と、上ガイド22と、下ガイド23
とを備えている。
駆動ローラ1は、複数の弾性突起を円周方向に等間隔
に備えるとともに、第1のピンチローラ2の圧接部及び
第2のピンチローラ3が圧接する圧接部を備えており、
弾性突起は圧接部の間に嵌合している。
係止部材24は第3図の矢印方向に進退させて各種サイ
ズの紙葉の排出に適した位置に位置決めすることができ
る。駆動系25は、駆動モータ26と、該駆動モータ26の軸
27に連結された送りネジ28と、該送りねじ28に螺合する
ナット29に連結された連結板30とを備えている。係止部
材24は、連結板30に軸31を介し連結されている。駆動モ
ータ26は、紙葉サイズ情報と、エンコーダ32により軸27
の回転量情報とが入力される制御部33よりの信号により
駆動されて送りねじ28を回転させ、これにより、係止部
材24は各種サイズの紙葉の処理に適した位置に位置決め
される。この場合、係止部材24は、送りねじ28の回転に
より第3図の左右方向に移動する連結板30により駆動さ
れて進退して位置決めされ、軸31に支持されるローラ34
は装置のケース35上を転動してこの進退をガイドする。
上ガイド22は、第1図,第3図に示される形状の板状
部材を用紙の幅方向に複数枚配設して構成している。
下ガイド23は、第3図に示すように波形に湾曲した形
状を有し、上ガイド22の下方に設けられて上ガイド22と
ともに進入する紙葉をガイドする。
そして、この板状部材22間を連結する平板(図示しな
い)にマイラーフィルム等の可撓性部材50が第1図,第
3図に示されるような形態で下ガイド23に近接する位置
で接着されている。
本発明に係る紙葉反転機構は以上のように構成される
が、次にその作用について説明する。
紙葉の両面記録等を行うために用紙を反転させる際に
は、駆動系25を作動させて停止部材24を処理紙葉のサイ
ズに適した位置に位置決めする。第3図に鎖線で示す係
止部材24の位置は最大の長さの紙葉の場合のものであ
る。
この状態で駆動ローラ1を反時計方向に回転させる
と、第3図の矢印方向に送られてA点に達した紙葉は、
駆動ローラ1により引き続き搬送されて上下ガイド22,2
3の間に進入する。このとき、紙葉の先端100aは可撓性
部材50に当接して可撓性部材50を若干撓ませながら、且
つカールが延ばされながら案内される。そして、先端が
係止部材24の係止面24aに係止して位置決めされる。こ
のとき、上下ガイド22,23により制限を受けた紙葉は上
下ガイド22,23の間の撓み空間内で強制的に撓ませられ
る。そして、紙葉のコシの強さにより、可撓性部材50を
一点鎖線に示すように大きく撓ませる。紙葉後端がA点
に達すると、その後は紙葉後端が駆動ローラ1の弾性突
起による送り作用によりA点からB点に移動して紙葉搬
出が開始されるが、この移動時には紙葉の撓みはさらに
進む。これは紙葉長さ方法の寸法差(第1図のl1,l2
差)によるもので、この寸法差は紙葉の撓みの増加とし
て吸収される。また、紙葉長のばらつきによる寸法差も
当然この撓みにより吸収される。従って、その後の紙葉
排出を、紙葉の折れ、斜行等を起すことなく確実に行う
ことができ、処理の高速化も可能になる。なお、紙葉排
出時には、弾性突起は紙葉を介し第2のピンチローラ3
に変形,圧接する。
上述の説明では送りねじ方式の係止部材を用いる例に
ついて述べたが、これに限定されるものではなく、例え
ばタイミングベルト方式のものを使用しても良い。
〔発明の効果〕
以上述べたように、本発明によれば、進入紙葉を可撓
性部材によりカールを延ばしながら案内させ、その先端
を係止部材により係止した後、該係止された紙葉はこの
可撓性部材をそのコシの強さにより上方に撓ませた状態
で反射処理を行なうので、ジャムすることなく反転させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は一実施例の説明図、 第2図は本発明が適用される記録装置の構成概要説明
図、 第3図は本発明の実施例の紙葉反転機構を示す側面図、 第4図は本発明の紙葉反転機構を示す正面図、 第5図は従来技術の説明図である。 図中、1は駆動ローラ、2,3はピンチローラ、22は上ガ
イド、23は下ガイド、24は係止部材、50は可撓性部材で
ある。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】搬送されてくる単票媒体の先端を係止する
    係止部材と、 前記係止部材に向けて単票用紙を送り込む第1と第2の
    ローラ及び送り込まれた単票用紙の後端を挟持して排出
    するように前記第2ローラと当接する第3のローラを含
    む搬送手段と、 前記単票用紙が前記係止部材に向けて送り込まれる際に
    当該単票用紙をガイドするガイド部材と、 を備え、 前記ガイド部材は、前記単票用紙の先端が前記係止部材
    に係止された状態で、前記単票用紙の後端が前記第1と
    第2のローラ間から前記第2と第3のローラ間に向けて
    移動する際の前記単票用紙の撓みに応じて撓むことが可
    能な可撓性部材を備えて成ること、 を特徴とする紙葉反転機構。
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