JP2585859Y2 - 笠木取付具 - Google Patents

笠木取付具

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JP2585859Y2 JP6714093U JP6714093U JP2585859Y2 JP 2585859 Y2 JP2585859 Y2 JP 2585859Y2 JP 6714093 U JP6714093 U JP 6714093U JP 6714093 U JP6714093 U JP 6714093U JP 2585859 Y2 JP2585859 Y2 JP 2585859Y2
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大典 中林
信彦 田伐
貴之 平山
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、塀や手摺、パラペッ
ト、腰羽目などの上縁の横木である笠木を取り付けるた
めの取付具に係り、特にその取付性を改良する取付具に
関する。
【0002】
【従来の技術・考案の解決課題】一般に、笠木の取付構
造としては、取付具を用いるものがよく知られている。
この取付具は、例えば図6に示すように、一定幅の金属
プレートの両端を折り曲げて形成されており、中央の基
板部82と、その両側端縁から広がる方向へ斜め下方に
延びる斜面部83と、さらにその斜面部83の下端縁か
ら下方へ延びる側面部84とを有している。なお、基板
部82の大略中央には、笠木取付下地となる基体へこの
取付具を固定するための螺子または釘が挿通される長穴
85が形成されている。
【0003】取付具81は、一般に図7に示すようにし
て用いられるが、笠木91が取り付けられる下地となる
基体101は、この図示例では、互いに向かい合った2
枚の下地合板102の間を上端で下地材103でつな
ぎ、その周囲に防水紙104を巻き、さらにその両側面
がモルタル105で塗り固められて形成されている。基
体101の上端面には天端合板106が取り付けられて
おり、これにより、基体101の天面が凹凸のない平坦
な面となるようにされている。取付具81の基板部82
が天端合板106の上に載置され、図6に示す長穴85
を通して螺子107または釘で天端合板106および下
地材103に固定される。
【0004】一方、笠木91は、天板部92と両側板部
93とからなる断面大略『コ』字状の長尺部材であり、
両側板部93の内側下端部には、内方へ突出して取付具
81の側面部84の下端縁に係合するための係合突起9
4が形成されている。
【0005】ところで、上述のように構成された取付具
81に対して笠木91を嵌め付ける作業は、笠木91を
取付具81の真上から押し込むようにしてなされる。こ
のとき、笠木91の係合突起94は、取付具81の斜面
部83を押し下げるように下方へ押し込まれ、さらに図
8A〜Eに示すように側面部84に沿いながら下方へ押
し込まれる。そして、係合突起94の上端部が取付具8
1の側面部84の下端部を越えるとき、取付具81の弾
性力で斜面部83および側面部84がスナップ状に弾き
ながら元の形状に戻るのが正常な取付動作である。しか
しながら、この動作がなされるのは笠木91の内部での
ことで、作業者には、その動作が確実に行われたかどう
かを確認するのは難しい。そして、往々にして起こりが
ちなのは、図9に示すような不完全な係合である。すな
わち、一方の係合突起94が取付具81の側面部84を
乗り越えても、他方の係合突起94がこれを乗り越えら
れずに、その途中で止まったままの状態で作業が完了し
てしまうのである。ところが、この状態でも、取付具8
1自体の弾性力で笠木91は一応係止された状態となる
ため、作業者には確実な取付が行われたか否かの確認が
困難であった。また、この状態では笠木91の固定が不
完全なため、笠木に外力が作用したり、笠木が日射によ
り熱変形したりすると、取付具81から簡単に外れてし
まう。
【0006】本考案は上述のごとき従来の技術的課題に
鑑み、これを有効に解決すべく創案されたものである。
したがって本考案の目的は、笠木の確実な固定を容易に
できる笠木取付具を提供することにある。
【0007】本考案の他の目的は、特にコーナ部での笠
木の確実な固定を容易にできる笠木取付具を提供するこ
とにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案に係る笠木取付具
は、上述のごとき従来技術の課題を解決し、その目的を
達成するために以下のような構成を備えている。即ち、
請求項1に係る笠木取付具は、平坦な基板部と、上記基
板部の両側端縁から広がる方向へ斜め下方に延びる斜面
部と、上記斜面部の下端縁から下方へ延びる側面部とを
有する笠木取付具であって、上記側面部の下端縁が、上
記基板部の側端縁よりも短くされている。
【0009】本考案の請求項2に係る笠木取付具は、請
求項1の笠木取付具において、上記斜面部および側面部
の、少なくともその側面部が、笠木の内側に突出した係
合突起が乗り上げられる案内斜辺部を有している。
【0010】また、本考案の請求項3に係る笠木取付具
は、請求項1の笠木取付具において、上記平坦な基板部
がL字状に形成され、上記斜面部が、上記基板部の外側
長辺部分および内側短辺部分の側端縁から広がる方向へ
斜め下方に延び、少なくとも上記外側長辺部分から延び
る斜面部と、その斜面部の下端縁から延びる側面部とが
それぞれ複数に分割され、上記分割された側面部は、そ
れぞれの分割片における上下方向の長さが異なり、上記
基板部のL字状のコーナ部に近い分割片ほど長くされて
いる。
【0011】
【作用および考案の効果】本考案に係る笠木取付具で
は、笠木が取付具に対して嵌め付けられるべく押し込ま
れるとき、笠木の係合突起が取付具の斜面部および側面
部に順次接触していく。それらの少なくとも側面部は、
その下端縁の長さを基板部の側端縁の長さよりも短くし
たことで、基板部よりも幅が狭くなっており、従来では
基板部と同一幅であった側面部よりも、上記係合突起の
押し付け力に対する撓み易さは高められている。したが
って、笠木を押し込む力は従来よりも小さくてすみ、ま
た、側面部の特に先端側での撓みが大きくなって僅かな
反発力であっても簡単に係合突起を乗り越えるようにな
る。その結果、笠木は簡単にして確実に取付具に嵌め付
けられる。
【0012】また、本考案の請求項2に係る笠木取付具
では、側面部の案内斜辺部に、笠木の係合突起が押し込
み動作の途中から乗り上げる。この状態で、側面部が弾
性力ないし反発力で元の形状に戻ろうとするので、その
反発力と斜辺部の案内機能(斜辺部に乗り上げている係
合突起を、反発力がさらに斜辺に沿って押し下げようと
する機能)により、作業者がさほど大きな力で笠木を押
し込まなくとも、係合突起は側面部を確実に乗り越え
る。このようにして、笠木は取付具に簡単且つ確実に嵌
め付けられて固定される。
【0013】本考案の請求項3に係る笠木取付具では、
外側となる長辺部分の斜面部および側面部を複数に分割
し、さらに側面部の長さをL字状のコーナ部に近いもの
ほど長くなるように変化させているので、これらが一体
的に形成されている場合よりも小さな押し込み力で個々
の斜面部および側面部を撓ませることができる。そし
て、コーナ部分で笠木を取付具に嵌め付ける場合には、
内側よりも外側の方が一般に嵌まりにくく、内側が完全
に嵌まっても外側が不完全な係合状態となっていること
が従来では多かったが、本考案の取付具では笠木の係合
突起が外側長辺部分での側面部の分割片に順々に段階的
に嵌まり込んでいくので、外側であっても簡単且つ確実
に嵌め付けられる。
【0014】
【実施例】以下、本考案に係る笠木取付具の実施例につ
いて、図1から図5を参照して説明する。なお、笠木取
付具以外の構成で、図7を参照して従来技術で説明した
笠木取付構造と同様の本考案各実施例の構成について
は、図7と同一の符号を付すことによって説明の重複を
避ける。
【0015】本考案の第1実施例の取付具11は、図1
に示すように、金属プレートの両端を折り曲げて形成さ
れており、中央の基板部12と、その両側端縁から広が
る方向へ斜め下方に延びる斜面部13と、さらにその下
端縁から下方へ延びる側面部14とを有している。な
お、基板部12の大略中央には、笠木取付下地となる基
体へこの取付具を固定するための螺子または釘が挿通さ
れる長穴15が形成されている。
【0016】基板部12および斜面部13は一定幅に形
成されているが、側面部14は、下方へいくに従って幅
が狭くなるように、一方の下端部が斜めに切り落とされ
ている。この切り落とされた箇所には斜辺部16が形成
されている。
【0017】上記第1実施例の取付具11に笠木91を
嵌め付ける場合、笠木91の係合突起94は、斜面部1
3までは従来技術と同様に押し込まれるが、側面部14
に沿って押し込まれるとき、係合突起94と側面部14
との接触長は下方へいくに従って短くなる。したがっ
て、作業者が笠木91を押し込む力が作用する係合突起
94と側面部14との接触部分が次第に小さくなってい
き、その接触部分には次第に大きな押し込み力が作用す
ることになる。そして、側面部14自体が、幅が狭くな
って撓み易くなっており、笠木91を押し込む力に対す
る反発抵抗が小さくなって押し込み易くなっている。ま
た、係合突起94は斜辺部16に乗り上げるかたちとな
り、さらに側面部14が弾性力ないし反発力で元の形状
に戻ろうとするので、その反発力と斜辺部16の案内機
能(斜辺部に乗り上げている係合突起を、反発力がさら
に斜辺に沿って押し下げようとする機能)により、作業
者がさほど大きな力で笠木91を押し込まなくとも、係
合突起94は側面部14を確実に乗り越える。このよう
にして、笠木91は取付具11に確実に嵌め付けられて
固定される。
【0018】なお、上述の第1実施例では、側面部14
は最下端縁が線ではなく点となるところまで切り落とさ
れているが、この最下端縁が線状に残るように切り落と
されていてもよいのは勿論である。
【0019】本考案の第2実施例の取付具21は、図2
に示すように、金属プレートの両端を折り曲げて形成さ
れており、中央の基板部22と、その両側端縁から広が
る方向へ斜め下方に延びる斜面部23と、さらにその下
端縁から下方へ延びる側面部24とを有している。な
お、基板部22の大略中央には、笠木取付下地となる基
体へこの取付具を固定するための螺子または釘が挿通さ
れる長穴25が形成されている。
【0020】基板部22は一定幅に形成されているが、
斜面部23および側面部24は、下方へいくに従って幅
が狭くなるように、一方の下端部がそれぞれ斜めに切り
落とされている。この切り落とされた箇所には、斜面部
23および側面部24に斜辺部26a,26bが形成さ
れている。
【0021】上記第2実施例の取付具21に笠木91を
嵌め付ける場合、反発力と斜辺部26a,26bの案内
機能、および幅が狭くなることによる反発抵抗の減少
は、係合突起94が斜面部23に接触している状態のと
きから生じるので、上記第1実施例の場合よりもさらに
押し込みが楽になる。
【0022】本考案の第3実施例の取付具31は、図3
に示すように、金属プレートの両端を折り曲げて形成さ
れており、中央の基板部32と、その両側端縁から広が
る方向へ斜め下方に延びる斜面部33と、さらにその下
端縁の両端から二つに分割されて下方へ延びる側面部3
4とを有している。個々の側面部片34a,34bは、
いずれも同じ幅で且つ一定幅で下方へ延びており、それ
らの間の部分は切除されたかたちになっている。したが
って、笠木91の係合突起94がこの側面部34に同時
接触する部分の長さは、斜面部33のそれよりも短くな
っている。なお、基板部32の大略中央には、笠木取付
下地となる基体へこの取付具を固定するための螺子また
は釘が挿通される長穴35が形成されている。
【0023】第3実施例の取付具31に笠木91を嵌め
付ける場合、作業者が笠木91を押し込む力が作用する
係合突起94と側面部34との接触部分は、従来技術の
ように一体的に形成されている場合よりも小さくなって
おり、その接触部分には従来技術の場合よりも大きな押
し込み力が作用することになる。そして、個々の側面部
片34a,34bは、図6に示した従来技術における側
面部84よりも幅が狭くなって撓み易くなっており、笠
木91を押し込む力に対する反発抵抗が小さくなって押
し込み易くなっている。
【0024】本考案の第4実施例の取付具41は、図4
に示すように、金属プレートの両端を折り曲げて形成さ
れており、中央の基板部42と、その両側端縁から広が
る方向へ斜め下方に延びて分割された二つずつの斜面部
片43a,43bよりなる斜面部43と、さらにそれら
の下端縁の両端から下方へ延びる二つずつの側面部片4
4a,44bよりなる側面部44とを有し、さらに同側
の二つの斜面部片43a,43bおよび側面部片44a,
44bの間には、斜面部43よりも大きな角度で大略真
下に折り曲げられた取付位置規制部47を有している。
この取付位置規制部47は、取付具41が下地基体10
1に取り付けられる際に基体101の厚さ方向へ位置ず
れを生じるのを防止する。なお、基板部42の大略中央
には、笠木取付下地となる基体へこの取付具を固定する
ための螺子または釘が挿通される長穴45が形成されて
いる。
【0025】各斜面部片43a,43bは、いずれも同
じ傾斜角で同じ一定幅の同じ長さにされているが、各側
面部片44a,44bは下方へいくに従って幅が狭くな
るように、図示のように内側斜めに切除されている。こ
の図示例の切除は、斜辺を各側面部片44a,44bの
内側に形成しているので、笠木91の係合突起94が乗
り上げることはなく、したがって図1や図2に示した実
施例での案内機能をもたらすものではない。逆に、斜辺
を外側に形成すれば案内機能を持たせることができる。
【0026】第4実施例の取付具41に笠木91を嵌め
付ける場合、作業者が笠木91を押し込む力が作用する
係合突起94と斜面部43および側面部44との接触部
分は、従来技術のように一体的に形成されている場合よ
りも小さくなっており、その接触部分には従来技術の場
合よりも大きな押し込み力が作用することになる。そし
て、個々の斜面部片43a,43bおよび側面部片44
a,44bは、従来技術における斜面部83や側面部8
4に比べて幅が狭くなって撓み易くなっており、笠木9
1を押し込む力に対する反発抵抗が小さくなって押し込
み易くなっている。特に、側面部片44a,44bは、
下方へいくに従って幅が狭くなっているので、作業者が
笠木91を押し込む力が作用する係合突起94と側面部
44との接触部分が次第に小さくなっていき、その接触
部分には次第に大きな押し込み力が作用することにな
る。そして、側面部44自体が、幅が狭くなって撓み易
くなっていき、笠木91を押し込む力に対する反発抵抗
も小さくなっていってさらに押し込み易くなっている。
【0027】本考案の第5実施例を図5に示すが、この
第5実施例はコーナ部分に笠木を取り付けるための取付
具であり、基板部52、斜面部53および側面部54を
備えている。基板部52は、図示するようにL字状に形
成されて外側に二つの長辺部分、内側にも二つの短辺部
分を有しており、各長辺部分には複数に(本実施例では
各3枚に)大略等分割された斜面部片53a,53b,5
3cよりなる斜面部53および側面部片54a,54b,
54cよりなる側面部54を備えている。各短辺部分に
は、複数に分割されていてもよいが本実施例では1枚の
斜面部片53dおよび側面部片54dを備えている。な
お、図中55a,55bは長穴である。
【0028】長辺部分では、各斜面部片53a,53b,
53cは、いずれも同じ傾斜角で同じ一定幅の同じ長さ
にされているが、側面部片54a,54b,54cはL字
のコーナ部に近いものほど長くなるように、それぞれの
長さが変えられている。そして、短辺部分の側面部片5
4dは、本実施例では向かい合っている長辺部分の側面
部片53cと同じ長さにして短辺部分側の嵌まり易さを
高め、作業性も良くされているが、長辺部分の最も長い
側面部片54aと同じ長さにすれば、笠木91が嵌め付
けられた後の固定状態は最もしっかりする。そして、そ
の中間の長さにすれば、嵌まり易さも固定状態も、その
中間程度となる。また、L字のコーナ部では、隣接する
斜面部片どうし、および側面部片どうしは長辺側も短辺
側も互いに分離されていて、それぞれが独自に撓めるよ
うにされている。
【0029】上記第5実施例の取付具51に笠木91を
嵌め付ける場合、笠木は45°に切られた二つの端部を
突き合わせてコーナ部分を形成する。一般に、コーナ部
分で笠木91を取付具に嵌め付ける場合には、内側より
も外側の方が嵌まりにくく、内側が完全に嵌まっても外
側が不完全な係合状態となっていることが多い。しか
し、本実施例のように、外側となる長辺部分の斜面部5
3および側面部54を複数に分割し、さらに側面部54
の長さをコーナ部に近いものほど長くなるように変化さ
せることによって、これらが一体的に形成されている場
合よりも小さな押し込み力で個々の斜面部片54a,5
4b,54cおよび側面部片54a,54b,54cを撓
ませることができ、そして、係合突起94は順々に段階
的に嵌まり込んでいくので、外側であっても簡単に且つ
確実に嵌め付けられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本考案に係る笠木取付具の第1実施例を示す
斜視図である。
【図2】 本考案に係る笠木取付具の第2実施例を示す
斜視図である。
【図3】 本考案に係る笠木取付具の第3実施例を示す
斜視図である。
【図4】 本考案に係る笠木取付具の第4実施例を示す
斜視図である。
【図5】 本考案に係る笠木取付具の第5実施例を示す
斜視図である。
【図6】 従来技術における笠木取付具を示す斜視図で
ある。
【図7】 笠木取付具を用いて笠木が取り付けられた状
態を示す断面図である。
【図8】 笠木の係合突起と取付具の斜面部および側面
部との係合状態の推移を連続的に示す説明図である。
【図9】 従来技術において笠木の係合突起と取付具の
側面部とが不完全に係合している状態を示す説明図であ
る。
【符号の説明】
11,21,31,41,51 取付具 12,22,32,42,52 基板部 13,23,33,43,53 斜面部 43a,43b,53a,53b,53c,53d 斜面部
片 14,24,34,44,54 側面部 34a,34b,44a,44b,54a,54b,54c,
54d 側面部片 15,25,35,45,55a,55b 長穴 16,26a,26b 斜辺部 47 取付位置規制部 91 笠木 101 基体 102 下地合板 103 下地
材 104 防水紙 105 モル
タル 106 天端合板 107 螺子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04F 11/18 E04D 13/15 301

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 平坦な基板部(12,22,32,42,52)と、 上記基板部の両側端縁から広がる方向へ斜め下方に延び
    る斜面部(13,23,33,43,53)と、 上記斜面部の下端縁から下方へ延びる側面部(14,24,3
    4,44,54)とを有する笠木取付具において、 上記側面部(14,24,34,44,54)の下端縁が、上記基板部
    (12,22,32,42,52)の側端縁よりも短くされていること
    を特徴とする笠木取付具。
  2. 【請求項2】 上記斜面部(13,23)および側面部(14,
    24)は、少なくともその側面部が、笠木の内側に突出し
    た係合突起が乗り上げられる案内斜辺部(16,26a,26b)
    を有している請求項1記載の笠木取付具。
  3. 【請求項3】 上記平坦な基板部(52)がL字状に形成
    され、 上記斜面部(53)が、上記基板部の外側長辺部分および
    内側短辺部分の側端縁から広がる方向へ斜め下方に延
    び、 少なくとも上記外側長辺部分から延びる斜面部(53)
    と、その斜面部の下端縁から延びる側面部(54)とがそ
    れぞれ複数に分割され、 上記分割された側面部(54)は、それぞれの分割片(54
    a,54b,54c)における上下方向の長さが異なり、上記基
    板部(52)のL字状のコーナ部に近い分割片ほど長くさ
    れている請求項1記載の笠木取付具。
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