JP2584641B2 - 複素環化合物及びその除草剤 - Google Patents
複素環化合物及びその除草剤Info
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- JP2584641B2 JP2584641B2 JP62297396A JP29739687A JP2584641B2 JP 2584641 B2 JP2584641 B2 JP 2584641B2 JP 62297396 A JP62297396 A JP 62297396A JP 29739687 A JP29739687 A JP 29739687A JP 2584641 B2 JP2584641 B2 JP 2584641B2
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- herbicide
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- alkyl
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は新規な複素環化合物及びその除草剤に関する
ものである。
ものである。
農園芸作物の栽培にあたり、多大の労力を必要として
きた雑草防除に多くの除草剤が使用されるようになって
きた。しかし作物の薬害を生じたり、環境に残留し、汚
染したりすることから、より低い薬量で効果が確実でし
かも安全に使用できる薬剤の開始が望まれている。
きた雑草防除に多くの除草剤が使用されるようになって
きた。しかし作物の薬害を生じたり、環境に残留し、汚
染したりすることから、より低い薬量で効果が確実でし
かも安全に使用できる薬剤の開始が望まれている。
ある種のテトラヒドロフタルイミド誘導体、例えば2
−(4−メトキシフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2H−イソインドール−1,3−ジオンが除草剤有効成分
として用いうることは特公昭48−11940号公報に記載さ
れている。しかしながら、これらの化合物は除草剤の有
効成分として必ずしも常に充分なものであるとはいえな
い。
−(4−メトキシフェニル)−4,5,6,7−テトラヒドロ
−2H−イソインドール−1,3−ジオンが除草剤有効成分
として用いうることは特公昭48−11940号公報に記載さ
れている。しかしながら、これらの化合物は除草剤の有
効成分として必ずしも常に充分なものであるとはいえな
い。
本発明の目的は、新規な複素環化合物を工業的に有利
に製造し、広範な雑草に低い薬量で効果の確実な安全性
の高い除草剤を提供することである。
に製造し、広範な雑草に低い薬量で効果の確実な安全性
の高い除草剤を提供することである。
本発明は一般式 (式中、R1は、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、
ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、アルコ
キシアルキル、アルキルチオアルキル、酸素を含んだ複
素環、R2は水素又はアルキルを、 からなる複素環を示す。)で表わされる化合物及び該化
合物の1種又は2種以上を有効成分として含有すること
を特徴とする除草剤。
ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、アルコ
キシアルキル、アルキルチオアルキル、酸素を含んだ複
素環、R2は水素又はアルキルを、 からなる複素環を示す。)で表わされる化合物及び該化
合物の1種又は2種以上を有効成分として含有すること
を特徴とする除草剤。
である。
一般式(1)で表わされる本発明化合物の各種原料は
次のように製造される。
次のように製造される。
(p−TsOH:P−トルエンスルホン酸) 本発明化合物は原料化合物(II)、(III)、(IV)
を用いて次のように製造される。
を用いて次のように製造される。
反応は、アセトン、アセトニトリル、ベンゼン、トル
エン、クロロホルム、四塩化炭素、DMF等の反応を阻害
しない有機溶媒中において、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の炭酸塩また
は水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水酸化
物、ピリジン、トリエチルアミン等の有機アミン類を脱
酸剤として共存させ、0℃からその溶媒の沸点、好まし
くは20℃〜80℃の温度により、1時間から24時間で高収
率で進行させることができる。
エン、クロロホルム、四塩化炭素、DMF等の反応を阻害
しない有機溶媒中において、炭酸カリウム、炭酸ナトリ
ウム等のアルカリ金属、アルカリ土類金属の炭酸塩また
は水素化ナトリウム、水素化カリウム等の金属水酸化
物、ピリジン、トリエチルアミン等の有機アミン類を脱
酸剤として共存させ、0℃からその溶媒の沸点、好まし
くは20℃〜80℃の温度により、1時間から24時間で高収
率で進行させることができる。
なお、本発明化合物(I)で の場合、別法として、次のように合成することも可能で
ある。
ある。
又、 の場合、別法として次のように合成することもできる。
上記の反応式中の なる反応は次のように行われる。
反応は、ベンゼン、トルエン、キシレン等の不活性溶
媒中、p−トルエンスルホン酸等の強酸か、4−ジメチ
ルアミノピリジン等の強塩基を触媒量加えて、1〜24時
間反応によって生ずる水を加熱還流しながら除去するこ
とによって行われる。またR1の種類によってはベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の溶媒を用いず、p−トルエ
ンスルホン酸、4−ジメチルアミノピリジン等の触媒を
加えて、無溶媒で100〜150℃に数時間加熱する方法によ
っても合成できる。
媒中、p−トルエンスルホン酸等の強酸か、4−ジメチ
ルアミノピリジン等の強塩基を触媒量加えて、1〜24時
間反応によって生ずる水を加熱還流しながら除去するこ
とによって行われる。またR1の種類によってはベンゼ
ン、トルエン、キシレン等の溶媒を用いず、p−トルエ
ンスルホン酸、4−ジメチルアミノピリジン等の触媒を
加えて、無溶媒で100〜150℃に数時間加熱する方法によ
っても合成できる。
次に実施例を挙げて本発明を更に詳細に説明する。
実施例1 3−クロロ−2−{7−フルオロ−4−(2−プロピ
ニル)−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン
−6−イル}−4,5,6,7−テトラヒドロインダゾール
(化合物番号9)の合成: 3−クロロ−2−(7−フルオロ−2H−1,4−ベンゾ
オキサジン−3(4H)−オン−6−イル}−4,5,6,7−
テトラヒドロインダゾール0.50g(1.56mmol)、無水炭
酸カリウム0.22g、プロパルギルブロマイド0.19gsを無
水アセトニトリル20mlに加え、3時間加熱還流する。冷
却後無機物を濾別し、母液を減圧下に濃縮する。
ニル)−2H−1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン
−6−イル}−4,5,6,7−テトラヒドロインダゾール
(化合物番号9)の合成: 3−クロロ−2−(7−フルオロ−2H−1,4−ベンゾ
オキサジン−3(4H)−オン−6−イル}−4,5,6,7−
テトラヒドロインダゾール0.50g(1.56mmol)、無水炭
酸カリウム0.22g、プロパルギルブロマイド0.19gsを無
水アセトニトリル20mlに加え、3時間加熱還流する。冷
却後無機物を濾別し、母液を減圧下に濃縮する。
残渣に水を加え、析出する結晶を濾取し、結晶を少量
のエーテルで洗い、乾燥し、目的物0.49g(収率88%)
を得る。融点159〜161℃。
のエーテルで洗い、乾燥し、目的物0.49g(収率88%)
を得る。融点159〜161℃。
実施例2 2−{7−フロオロ−4−(2−プロペニル)−2H−
1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル}
−5,6,7,8−テトラヒドロベンゾ〔d〕ピリダジン−1
(2H)−オン(化合物番号14)の合成: 2−(7−フルオロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−
3(4H)−オン−6−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
ベンゾ〔d〕ピリダジン−(2H)−オン0.60g(1.90mmo
l)、無水炭酸カリウム0.27g、アリルブロマイド0.23g
を無水アセトニトリル20mlに加え、3時間加熱還流す
る。冷却後無機物を濾別し、母液を減圧下濃縮する。残
渣に水を加え、析出する結晶を濾取し、乾燥し、目的物
0.63gを得る。収率93%、融点123〜125℃。
1,4−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン−6−イル}
−5,6,7,8−テトラヒドロベンゾ〔d〕ピリダジン−1
(2H)−オン(化合物番号14)の合成: 2−(7−フルオロ−2H−1,4−ベンゾオキサジン−
3(4H)−オン−6−イル)−5,6,7,8−テトラヒドロ
ベンゾ〔d〕ピリダジン−(2H)−オン0.60g(1.90mmo
l)、無水炭酸カリウム0.27g、アリルブロマイド0.23g
を無水アセトニトリル20mlに加え、3時間加熱還流す
る。冷却後無機物を濾別し、母液を減圧下濃縮する。残
渣に水を加え、析出する結晶を濾取し、乾燥し、目的物
0.63gを得る。収率93%、融点123〜125℃。
実施例3 2−(7−フロオロ−4−ブチル−2H−1,4−ベンゾ
オキサジン−3−(4H)−オン−6−イル)−3−メチ
レン−4,5,6,7−テトラヒドロイソインドール−1(2
H)−オン(化合物番号34)の合成: 3−ヒドロキシ−3−メチル−1,3,4,5,67−ヘキサヒ
ドロイソベンゾフラン−1−オン0.26g(1.52mmol)
と、6−アミノ−7−フロオロ−4−ブチル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン0.36g(1.52mmo
l)とをキシレン30mlに加え0.1gのパラトルエンスルホ
ン酸を加え、24時間加熱還流下、共沸脱水する。冷却後
キシレンを減圧下留去し、残渣をカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、目的物を0.45g得る。収率80%、融点129
〜131℃。
オキサジン−3−(4H)−オン−6−イル)−3−メチ
レン−4,5,6,7−テトラヒドロイソインドール−1(2
H)−オン(化合物番号34)の合成: 3−ヒドロキシ−3−メチル−1,3,4,5,67−ヘキサヒ
ドロイソベンゾフラン−1−オン0.26g(1.52mmol)
と、6−アミノ−7−フロオロ−4−ブチル−2H−1,4
−ベンゾオキサジン−3(4H)−オン0.36g(1.52mmo
l)とをキシレン30mlに加え0.1gのパラトルエンスルホ
ン酸を加え、24時間加熱還流下、共沸脱水する。冷却後
キシレンを減圧下留去し、残渣をカラムクロマトグラフ
ィーで精製し、目的物を0.45g得る。収率80%、融点129
〜131℃。
上記実施例を含め、本発明化合物の代表例を第1表に
示す。
示す。
〔問題点を解決するための手段−除草剤〕 本発明除草剤は、前記一般式(I)で示される化合物
の1又は2以上を有効成分として含有し、通常の農薬と
同様の形態を有する。即ち、有効成分化合物は一般に適
当な量を担体と混合して水和剤、乳剤、粒剤、水溶剤、
フロアブル剤等の形に製剤して使用される。固体担体と
してはタルク、ホワイトカーボン、ベントナイト、クレ
イ、ケイソウ土等が挙げられ、液体担体としては、水、
アルコール、ベンゼン、キシレン、ケロシン、鉱油、シ
クロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミ
ド等が用いられる。これらの製剤において均一且つ安定
な形態をとるために必要ならば界面活性剤を添加するこ
ともできる。
の1又は2以上を有効成分として含有し、通常の農薬と
同様の形態を有する。即ち、有効成分化合物は一般に適
当な量を担体と混合して水和剤、乳剤、粒剤、水溶剤、
フロアブル剤等の形に製剤して使用される。固体担体と
してはタルク、ホワイトカーボン、ベントナイト、クレ
イ、ケイソウ土等が挙げられ、液体担体としては、水、
アルコール、ベンゼン、キシレン、ケロシン、鉱油、シ
クロヘキサン、シクロヘキサノン、ジメチルホルムアミ
ド等が用いられる。これらの製剤において均一且つ安定
な形態をとるために必要ならば界面活性剤を添加するこ
ともできる。
本発明除草剤における有効成分濃度は前述した製剤の
形により種々の濃度に変化するものであるが、例えば、
水和剤においては10〜80%、好ましくは30〜50%:乳剤
においては5〜70%、好ましくは20〜60%:粒剤におい
ては0.01〜30%、好ましくは0.05〜10%の濃度が用いら
れる。
形により種々の濃度に変化するものであるが、例えば、
水和剤においては10〜80%、好ましくは30〜50%:乳剤
においては5〜70%、好ましくは20〜60%:粒剤におい
ては0.01〜30%、好ましくは0.05〜10%の濃度が用いら
れる。
この様にして得られた水和剤、乳剤は水で所定の濃度
に稀釈して懸濁液或いは乳濁液として、粒剤はそのまま
雑草の発芽前または発芽後に土壌に散布処理若しくは混
和処理される。実際に本発明除草剤を適用するにあたっ
ては10アール当り有効成分1g以上の適当量が施用され
る。
に稀釈して懸濁液或いは乳濁液として、粒剤はそのまま
雑草の発芽前または発芽後に土壌に散布処理若しくは混
和処理される。実際に本発明除草剤を適用するにあたっ
ては10アール当り有効成分1g以上の適当量が施用され
る。
また本発明除草剤は公知の殺菌剤、殺虫剤、殺ダニ
剤、除草剤、植物成長調整剤等と混合して使用すること
もできる。特に除草剤と混合使用することにより、使用
薬量を減少させまた省力化をもたらすのみならず、混合
薬剤の相乗作用による一層高い効果も期待できる。その
場合複数の公知除草剤との組み合わせも可能である。本
発明除草剤と混合使用するにふさわしい薬剤としては、
ベンチオカーブ、モリネート、MY−93〔S−(2,2−ジ
メチルベンジル)1−ピペリジンカルボチオエート〕等
のカーバメイト系除草剤、チオカーバメイト系除草剤、
ブタクロール、プレチラクロール等の酸アミド系除草
剤、クロメトキシニル、ビフェノックス等のジフェニル
エーテル系除草剤、ピラゾレート、ピラゾキシフェン等
のピラゾール系除草剤、クロルスルフロン、スルホメチ
ュロン−メチル等のスルホニルウレア系除草剤、MCP,MC
PB等のフェノキシアルカンカルボン酸系除草剤、ジクロ
ホップ−メチル等のフェノキシフェノキシプロピオン酸
系除草剤、フルアジホップブチル等のピリジルオキシフ
ェノキシプロピオン酸系除草剤、その他としてピペロホ
ス、ダイムロン、ベンタゾン、オキサジアゾン、NTN−8
01(2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチ
ルアセトアニリド)、ナブロアニリド、HW−52(4−エ
トキシメトキシベンズ−2′,3′−ジクロルアニライ
ド)、KNW−242〔1−(3−メチルフェニル)−5−フ
ェニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミ
ド〕、S−47〔N−(2,2−ジメチルベンジル)−d−
ブロモターシャリーブチルアセトアミド、セトキシジ
ム、アロキシジム−ソディウム等のシクロヘキサンジオ
ン系の除草剤等があげられる。またこれらの組合わせた
ものに植物油及び油濃縮物を添加することもできる。
剤、除草剤、植物成長調整剤等と混合して使用すること
もできる。特に除草剤と混合使用することにより、使用
薬量を減少させまた省力化をもたらすのみならず、混合
薬剤の相乗作用による一層高い効果も期待できる。その
場合複数の公知除草剤との組み合わせも可能である。本
発明除草剤と混合使用するにふさわしい薬剤としては、
ベンチオカーブ、モリネート、MY−93〔S−(2,2−ジ
メチルベンジル)1−ピペリジンカルボチオエート〕等
のカーバメイト系除草剤、チオカーバメイト系除草剤、
ブタクロール、プレチラクロール等の酸アミド系除草
剤、クロメトキシニル、ビフェノックス等のジフェニル
エーテル系除草剤、ピラゾレート、ピラゾキシフェン等
のピラゾール系除草剤、クロルスルフロン、スルホメチ
ュロン−メチル等のスルホニルウレア系除草剤、MCP,MC
PB等のフェノキシアルカンカルボン酸系除草剤、ジクロ
ホップ−メチル等のフェノキシフェノキシプロピオン酸
系除草剤、フルアジホップブチル等のピリジルオキシフ
ェノキシプロピオン酸系除草剤、その他としてピペロホ
ス、ダイムロン、ベンタゾン、オキサジアゾン、NTN−8
01(2−ベンゾチアゾール−2−イルオキシ−N−メチ
ルアセトアニリド)、ナブロアニリド、HW−52(4−エ
トキシメトキシベンズ−2′,3′−ジクロルアニライ
ド)、KNW−242〔1−(3−メチルフェニル)−5−フ
ェニル−1H−1,2,4−トリアゾール−3−カルボキサミ
ド〕、S−47〔N−(2,2−ジメチルベンジル)−d−
ブロモターシャリーブチルアセトアミド、セトキシジ
ム、アロキシジム−ソディウム等のシクロヘキサンジオ
ン系の除草剤等があげられる。またこれらの組合わせた
ものに植物油及び油濃縮物を添加することもできる。
(実施例−除草剤) 次に本発明除草剤に関する製剤例を若干示すが有効成
分化合物、添加物及び添加割合は本実施例のみ限定され
ることなく広い範囲で変更可能である。
分化合物、添加物及び添加割合は本実施例のみ限定され
ることなく広い範囲で変更可能である。
実施例4 水和剤 化合物番号2 20部 ホワイトカーボン 20部 ケイソウ土 52部 アルキル硫酸ソーダ 8部 以上を均一に混合、微細に粉砕して、有効成分20%の
水和剤を得た。
水和剤を得た。
実施例5 乳剤 化合物番号14 40部 キシレン 35部 ジメチルホルムアミド 15部 ポリオキシエチレンフェニルエーテル 10部 以上を混合、溶解して有効成分40%の乳剤を得た。
実施例6 粒剤 化合物番号23 5部 タルク 40部 クレー 38部 ベントナイト 10部 アルキル硫酸ソーダ 7部 以上を均一に混合して微細に粉砕後、直径0.5〜1.0mm
の粒状に造粒して有効成分5%の粒剤を得た。
の粒状に造粒して有効成分5%の粒剤を得た。
次に本発明除草剤の効果に関する試験例を示す。
試験例1 茎葉散布処理 200cm2のポットに土壌を充填し、表層にメヒシバ、イ
ヌビユ、カヤツリグサ、の各種を播き、温室内で生育さ
せた。各雑草が3〜10cmの草大に生育した時点で各供試
化合物の乳剤を水で稀釈して調整した500ppmの薬液を10
0/10aの割合で小型噴霧器にて雑草の茎葉部に散布し
た。3週間後に雑草の除草活性を下記の調査基準に従っ
て調査し、その結果を第2表に示した。
ヌビユ、カヤツリグサ、の各種を播き、温室内で生育さ
せた。各雑草が3〜10cmの草大に生育した時点で各供試
化合物の乳剤を水で稀釈して調整した500ppmの薬液を10
0/10aの割合で小型噴霧器にて雑草の茎葉部に散布し
た。3週間後に雑草の除草活性を下記の調査基準に従っ
て調査し、その結果を第2表に示した。
調査基準 雑草率 殺草指数 0% 0 20%〜29% 2 40%〜49% 4 60%〜69% 6 89%〜89% 8 100% 10 また1、3、5、7、9の数値は、各々0と2、2と
4、4と6、6と8、8と10の中間の値を示す。
4、4と6、6と8、8と10の中間の値を示す。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−301679(JP,A) 特開 平1−157977(JP,A) 特開 平1−102076(JP,A) 特開 昭64−75486(JP,A)
Claims (2)
- 【請求項1】一般式 (式中、R1は、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、
ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、アルコ
キシアルキル、アルキルチオアルキル、又は酸素を含ん
だ複素環で置換されたアルキルを、R2は水素またはアル
キルを、 Qは からなる複素環を示す。)で表される化合物。 - 【請求項2】一般式 (式中、R1は、アルキル、ハロアルキル、アルケニル、
ハロアルケニル、アルキニル、ハロアルキニル、アルコ
キシアルキル、アルキルチオアルキル、又は酸素を含ん
だ複素環で置換されたアルキルを、R2は水素またはアル
キルを、 Qは からなる複素環を示す。)で表される化合物の1種又は
2種以上を有効成分として含有することを特徴とする除
草剤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62297396A JP2584641B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 複素環化合物及びその除草剤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62297396A JP2584641B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 複素環化合物及びその除草剤 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01139580A JPH01139580A (ja) | 1989-06-01 |
JP2584641B2 true JP2584641B2 (ja) | 1997-02-26 |
Family
ID=17845948
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62297396A Expired - Lifetime JP2584641B2 (ja) | 1987-11-27 | 1987-11-27 | 複素環化合物及びその除草剤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2584641B2 (ja) |
Families Citing this family (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5314864A (en) * | 1989-09-26 | 1994-05-24 | Sumitomo Chemical Company, Limited | N-aminouracil derivatives, and their production and use |
CA2026960A1 (en) * | 1989-10-12 | 1991-04-13 | Masayuki Enomoto | Benzoxazinyl-pyrazoles, and their production and use |
FR2664721B1 (fr) * | 1990-07-10 | 1992-09-25 | Gemplus Card Int | Carte a puce renforcee. |
CN103221409B (zh) | 2010-10-01 | 2016-03-09 | 巴斯夫欧洲公司 | 除草的苯并*嗪酮类 |
CA3080292A1 (en) | 2017-11-23 | 2019-05-31 | Basf Se | Herbicidal phenylethers |
CN111356684A (zh) | 2017-11-23 | 2020-06-30 | 巴斯夫欧洲公司 | 除草的吡啶基醚类 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6475486A (en) * | 1987-09-17 | 1989-03-22 | Nihon Tokushu Noyaku Seizo Kk | Benzoxazinones and herbicide |
JPH01102076A (ja) * | 1987-10-15 | 1989-04-19 | Nippon Tokushu Noyaku Seizo Kk | ベンゾ縮合環化合物及び除草剤 |
JPH01301679A (ja) * | 1987-08-27 | 1989-12-05 | Sumitomo Chem Co Ltd | オキサジン誘導体、その製造法、その用途およびその中間体 |
DE3734745A1 (de) * | 1987-10-09 | 1989-04-20 | Schering Ag | Tetrahydropyrrolo(2,1-c)(1,2,4)-thiadiazol-3-ylideniminobenzoxazinone und andere heterocyclisch substituierte azole und azine, verfahren zu ihrer herstellung und ihre verwendung als mittel mit herbizider wirkung |
-
1987
- 1987-11-27 JP JP62297396A patent/JP2584641B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01139580A (ja) | 1989-06-01 |
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