JPH0248672Y2 - - Google Patents

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JPH0248672Y2
JPH0248672Y2 JP3571285U JP3571285U JPH0248672Y2 JP H0248672 Y2 JPH0248672 Y2 JP H0248672Y2 JP 3571285 U JP3571285 U JP 3571285U JP 3571285 U JP3571285 U JP 3571285U JP H0248672 Y2 JPH0248672 Y2 JP H0248672Y2
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JP
Japan
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cooling water
engine
radiator
water outlet
side frames
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JP3571285U
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JPS61151031U (ja
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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、前後方向に延びる左右一対のサイド
フレームの前部上面に運転者用のキヤビンを形成
するフロワーパネルを設け、該フロワーパネルの
後部に水冷式エンジンを、前部に前記エンジンに
対するラジエータを各々配設した所謂キヤブオー
バー型の自動車において、そのエンジンに対する
冷却装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来、運転者用のキヤビンを形成するフロワー
パネルの後部に水冷式エンジンを、前部に前記エ
ンジンに対するラジエータを配設した所謂キヤブ
オーバー型の自動車では、前記エンジンの冷却水
アウトレツトとラジエータのアツパータンクとを
繋ぐ冷却水出口配管及びエンジンの冷却水インレ
ツトとラジエータのロワータンクとを繋ぐ冷却水
供給配管は、例えば、実公昭51−6594号公報及び
実開昭57−2210号公報等に開示されているよう
に、スペースの関係上前記フロワーパネルの下面
で且つ左右一対の両サイドフレームの下面より下
側の位置に配設するのが一般的であつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
しかし、このようにエンジンとラジエータとの
間を接続する冷却水供給配管及び冷却水出口配管
を、エンジンとラジエータとの間に位置するフロ
ワーパネルの下面で且つ左右一対の両サイドフレ
ームの下面より下側の位置に配設することは、こ
れら冷却水供給配管及び冷却水出口配管に、自動
車が衝突したときの衝撃が直接的に作用すること
に加えて、車輪によつて跳ね上げた小石が当たる
ことになるから、冷却水供給配管及び/又は冷却
水出口配管が損傷し易いのであり、しかも、これ
ら冷却水供給配管及び冷却水出口配管が、両サイ
ドフレームに取付く各種部品に邪魔になるばかり
か、両サイドフレームの間の部分にはこれら冷却
水供給配管及び冷却水出口配管を配設するための
余分のスペースを確保しなければならない等の不
具合があつた。
本考案は、キヤビン用フロワーパネルの前後に
設けられるエンジンとラジエータとを冷却水供給
配管及び冷却水出口配管を介して接続する場合に
おける前記の不具合を解消することを目的とする
ものである。
〔問題を解決するための手段〕
このため本考案は、前後方向に延びる左右一対
の中空状サイドフレームの前部上面にキヤビンを
形成するフロワーパネルを設け、該フロワーパネ
ルの後部に水冷式エンジンを、前部に前記エンジ
ンに対するラジエータを各々配設して成る自動車
において、前記エンジンを両サイドフレーム間の
部分に当該両サイドフレームを連結するクロスフ
レームに支持して設け、該エンジンの冷却水アウ
トレツトと前記ラジエータのアツパータンクとを
接続する冷却水出口配管を、前記一方の中空状サ
イドフレームの内部に当該サイドフレームの長手
方向に延びるように装設する一方、エンジンの冷
却水インレツトとラジエータのロワータンクとを
接続する冷却水供給配管を前記両サイドフレーム
における相対向内側面にその長手方向に延びるよ
うに添設したものである。
〔考案の作用・効果〕
このようにキヤビンを構成するフロワーパネル
の後方に位置するエンジンを、左右一対のサイド
フレーム間の部分に設ける一方、エンジンからラ
ジエータへの冷却水出口配管を、一方の中空状サ
イドフレーム内に装設し、ラジエータからエンジ
ンへの冷却水供給配管を、サイドフレームの相対
向内側面に添設したことにより、これら冷却水出
口配管及び冷却水供給配管は、自動車におけるサ
イドフレームによつて保護されるから、自動車の
衝突又は車輪で跳ね上げた小石によつて冷却水出
口配管及び冷却水供給配管を破損することを低減
できるのであり、エンジンからラジエータへの冷
却水出口配管を、一方の中空状サイドフレーム内
に装設し、ラジエータからエンジンへの冷却水供
給配管を、サイドフレームの相対向内側面に添設
したことにより、サイドフレームの内部及びサイ
ドフレームの相対向内側面箇所の死スペースを、
前記冷却水出口配管及び冷却水供給配管の設置に
有効に利用できるのである。
従つて本考案によると、エンジンからラジエー
タへの冷却水出口配管及びラジエータからエンジ
ンへの冷却水供給配管の破損を、自動車における
サイドフレームの利用によつて低減できるから、
これら冷却水出口配管及び冷却水供給配管に対す
る破損防止用のカバー等を殊更必要としないので
あり、しかも、サイドフレームにおける死スペー
スを前記冷却水出口配管及び冷却水供給配管の設
置に利用できるから、冷却水出口配管及び冷却水
供給配管がサイドフレームに取付く各種部品に邪
魔になることはなく、且つ、冷却水出口配管及び
冷却水供給配管を設置するための余分のスペース
を省略することができる効果を有する。
その上、エンジンからラジエータへの冷却水出
口配管を、一方の中空状サイドフレーム内に装設
し、ラジエータからエンジンへの冷却水供給配管
を、サイドフレームの相対向内側面に添設したこ
とにより、これら冷却水出口配管及び冷却水供給
配管を、サイドフレームに取付けるための金具が
小型になると共に当該金具の個数も少なくなつ
て、重量を軽減でき、更に、冷却水出口配管及び
冷却水供給配管がサイドフレームによつて隠され
るから、自動車の外観を向上できる効果をも有す
る。
〔実施例〕
以下本考案の実施例を図面について説明する
と、図において1は自動車の前後方向に延びる左
右一対の中空状サイドフレームを示し、該両サイ
ドフレーム1,1は、いずれも板金製であり、そ
の間に配設した板金製の中空状前部クロスフレー
ム2と同じく板金製の中空状後部クロスフレーム
3にて一体的に連結されており、且つ、両サイド
フレーム1,1の前端部にフロントバンパー4が
取付いている。
前記両サイドフレーム1,1の前部上面には、
運転座席6及び助手座席7を囲うキヤビン5の床
を構成するフロワーパネル8が取付き、このフロ
ワーパネル8には、運転座席6と助手座席7との
間の部分に上向きに凹ませて成るフロワートンネ
ル9が形成されている。
図中符号10は、前記フロワーパネル8の後部
に位置する水冷式エンジンを示し、該エンジン1
0は、その後面に走行変速用のミツシヨン11が
取付き、前記両サイドフレーム1,1間を連結す
る後部クロスフレーム3と、両サイドフレーム
1,1間に装架したエンジン支持フレーム12を
介して両サイドフレーム1,1に支持されてお
り、該エンジン10における冷却水アウトレツト
13は、エンジン10の後面に対して前記フロワ
ーパネル8と同じ高さ位置か、或いはこれに近似
した高さ位置に設けられている。
図中符号14は、前記フロワーパネル8の前下
部に位置するフアン(図示せず)付きのラジエー
タを示し、該ラジエータ14は、そのアツパータ
ンク15が前記エンジン10における冷却水アウ
トレツト13より高い位置で、且つ、そのロワー
タンク16が前記フロントバンパー4の下面と前
車輪17の外周面とを結ぶアプローチライン18
より上方に位置するような高さ位置に設けられ、
このラジエータ14を通過したあとの冷却風は、
前記フロワーパネル8の下面及びフロワートンネ
ル9内より後方に吹き抜けるようになつている。
なお、アツパータンク15の上面には、フイラー
キヤプ付きのフイラーネツク(図示せず)が設け
られている。
そして、前記ラジエータ14におけるロワータ
ンク16と、前記エンジン10の前面に取付く冷
却水ポンプ21への冷却水インレツト22との間
を接続する冷却水供給配管23は、一本の金属管
部分23aと、該金属管部分23aを冷却水イン
レツト22及びロワータンク16に接続するため
のゴム管部分23b,23cとによつて構成さ
れ、その金属管部分23aを、前記フロワーパネ
ル8の下面で、且つ、左側のサイドフレーム1に
おける相対向内側面の部分に当該サイドフレーム
1の長手方向に延びるように添設する。
一方、ラジエータ14におけるアツパータンク
15とエンジン10におけるアウトレツト13と
を繋ぐ冷却水出口配管24は、ゴム管24cに互
いに接続された2本の金属管部分24a,24b
と、一方の金属管部分24aを冷却水アウトレツ
ト13に接続するためのゴム管部分24dと、他
方の金属管部分24bをアツパータンク15に接
続するためのゴム管部分24eとによつて構成さ
れ、その一方の金属管部分24aを、左側のサイ
ドフレーム1内にその長手方向に延びるように挿
入する。
これにより、冷却水供給配管23における金属
管部分23a及び冷却水出口配管24における金
属管部分24aは、左側のサイドフレーム1によ
つて保護されることによつて、その破損を防止で
きるのである。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示し、第1図は自動車
の側面図、第2図はキヤビンを除いた状態の一部
切欠斜視図、第3図はキヤビンを除いた状態の側
面図、第4図は第3図の平面図である。 1……サイドフレーム、2,3……クロスフレ
ーム、4……フロントバンパー、5……キヤビ
ン、6……運転座席、7……助手座席、8……フ
ロワーパネル、10……エンジン、13……冷却
水アウトレツト、14……ラジエータ、15……
アツパータンク、16……ロワータンク、21…
…冷却水ポンプ、22……冷却水インレツト、2
3……冷却水供給配管、24……冷却水出口配
管。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前後方向に延びる左右一対の中空状サイドフレ
    ームの前部上面にキヤビンを形成するフロワーパ
    ネルを設け、該フロワーパネルの後部に水冷式エ
    ンジンを、前部に前記エンジンに対するラジエー
    タを各々配設して成る自動車において、前記エン
    ジンを両サイドフレームの間部分に当該両サイド
    フレームを連結するクロスフレームに支持して設
    け、該エンジンの冷却水アウトレツトと前記ラジ
    エータのアツパータンクとを接続する冷却水出口
    配管を、前記一方の中空状サイドフレームの内部
    に当該サイドフレームの長手方向に延びるように
    装設する一方、エンジンの冷却水インレツトとラ
    ジエータのロワータンクとを接続する冷却水供給
    配管を前記両サイドフレームにおける相対向内側
    面にその長手方向に延びるように添設したことを
    特徴とする自動車用エンジンの冷却装置。
JP3571285U 1985-03-12 1985-03-12 Expired JPH0248672Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3571285U JPH0248672Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3571285U JPH0248672Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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JPS61151031U JPS61151031U (ja) 1986-09-18
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ID=30540240

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JP3571285U Expired JPH0248672Y2 (ja) 1985-03-12 1985-03-12

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JP6439526B2 (ja) * 2015-03-20 2018-12-19 スズキ株式会社 車両用内燃機関の排気ガス還流装置

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JPS61151031U (ja) 1986-09-18

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