JP2578273Y2 - 筆記具の消し具付きキャップ - Google Patents
筆記具の消し具付きキャップInfo
- Publication number
- JP2578273Y2 JP2578273Y2 JP1991048815U JP4881591U JP2578273Y2 JP 2578273 Y2 JP2578273 Y2 JP 2578273Y2 JP 1991048815 U JP1991048815 U JP 1991048815U JP 4881591 U JP4881591 U JP 4881591U JP 2578273 Y2 JP2578273 Y2 JP 2578273Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- eraser
- cap
- recess
- writing instrument
- press
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
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- Pens And Brushes (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】頭部に凹部を有し、この凹部に消
し具を圧入固定してなる筆記具の消し具付きキャップに
関する。
し具を圧入固定してなる筆記具の消し具付きキャップに
関する。
【0002】
【従来の技術】頭部に凹部を有し、この凹部に消し具を
圧入固定してなる筆記具の消し具付きキャップの例とし
て、実開昭51−139030号公報に消しゴムを有し
た鉛筆用のキャップが示されている。また、この他に消
し具として修正液を内蔵するボ−ルペン用のキャップや
固形修正具を有するキャップが知られている。
圧入固定してなる筆記具の消し具付きキャップの例とし
て、実開昭51−139030号公報に消しゴムを有し
た鉛筆用のキャップが示されている。また、この他に消
し具として修正液を内蔵するボ−ルペン用のキャップや
固形修正具を有するキャップが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】前記キャップに圧入し
た消し具を固定する凹部は、デザイン上の制約や使い易
さ、成形のし易さなどの点から必ずしも奥行きを長くは
できない。しかし、凹部の奥行きを短くすると消し具が
外れ易くなるという問題があった。
た消し具を固定する凹部は、デザイン上の制約や使い易
さ、成形のし易さなどの点から必ずしも奥行きを長くは
できない。しかし、凹部の奥行きを短くすると消し具が
外れ易くなるという問題があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、頭部に凹部を
有し、この凹部に消し具を圧入固定してなる筆記具の消
し具付きキャップにおいて、前記凹部の底壁には凸部
を、内側壁には長手方向に延在するリブを形成し、ま
た、前記消し具に形成した孔部に前記底壁の凸部を圧入
してなることを特徴とする筆記具の消し具付きキャップ
を要旨とする。
有し、この凹部に消し具を圧入固定してなる筆記具の消
し具付きキャップにおいて、前記凹部の底壁には凸部
を、内側壁には長手方向に延在するリブを形成し、ま
た、前記消し具に形成した孔部に前記底壁の凸部を圧入
してなることを特徴とする筆記具の消し具付きキャップ
を要旨とする。
【0005】
【実施例】図1は、本考案の一実施例を示す断面図であ
る。参照符号Aは、ポリエステルなどの合成樹脂射出成
形品であるキャップで、このキャップAの頭部1は凹部
2を有している。
る。参照符号Aは、ポリエステルなどの合成樹脂射出成
形品であるキャップで、このキャップAの頭部1は凹部
2を有している。
【0006】凹部2は、その底壁3に凸部4を有してい
る。この凸部4の形状は、頂部5を先端に向かって縮径
するテ−パ−状となっているが、テ−パ−部のない円柱
状であってもかまわない。
る。この凸部4の形状は、頂部5を先端に向かって縮径
するテ−パ−状となっているが、テ−パ−部のない円柱
状であってもかまわない。
【0007】また、凹部2の側壁6は、開口側に向かっ
て複数のリブ7(点線部分)を有している。このリブ7
によって消し具Bと側壁6との間に隙間(図示せず)が
形成されるが、この隙間は、消し具Bを取り付ける際
に、凹部2内の空気を通し、逃がすことができる。尚、
凹部2の内径が、三角形、四角形などの多角形とし、消
し具Bと凹部2との間に隙間を作りつつ圧入状態となる
ように、消し具の形状を決定することもできる。
て複数のリブ7(点線部分)を有している。このリブ7
によって消し具Bと側壁6との間に隙間(図示せず)が
形成されるが、この隙間は、消し具Bを取り付ける際
に、凹部2内の空気を通し、逃がすことができる。尚、
凹部2の内径が、三角形、四角形などの多角形とし、消
し具Bと凹部2との間に隙間を作りつつ圧入状態となる
ように、消し具の形状を決定することもできる。
【0008】消し具Bは、前記凸部4が圧入する孔部8
を有している。前記消し具Bを前記凹部2に取り付けた
状態では、消し具Bは、前記凹部2の側壁6と凸部4と
で圧入固定されている。尚、この時、凸部4の側壁に突
起やスリットなどを設けて消し具Bとの摩擦抵抗を増加
させ、消し具Bの固定を更に確実にすることができる。
を有している。前記消し具Bを前記凹部2に取り付けた
状態では、消し具Bは、前記凹部2の側壁6と凸部4と
で圧入固定されている。尚、この時、凸部4の側壁に突
起やスリットなどを設けて消し具Bとの摩擦抵抗を増加
させ、消し具Bの固定を更に確実にすることができる。
【0009】ここで、消し具Bとして塩化ビニルや熱可
塑性エラストマ−からなる消しゴムや、テルペン系樹脂
や熱可塑性エラストマ−や油脂といった高分子化合物と
二酸化チタンとからなる固形修正具や、修正液など例示
できる。
塑性エラストマ−からなる消しゴムや、テルペン系樹脂
や熱可塑性エラストマ−や油脂といった高分子化合物と
二酸化チタンとからなる固形修正具や、修正液など例示
できる。
【0010】キャップAの筆記具挿入部9はその底部1
0に前記凹部2の底壁3の凸部4に対応した凹部11を
有している。また、この底部10上に盤状の弾性体12
が配置している。
0に前記凹部2の底壁3の凸部4に対応した凹部11を
有している。また、この底部10上に盤状の弾性体12
が配置している。
【0011】筆記具挿入部9の側壁13は、長手方向の
スリット14と筆記具嵌合用のリブ15を有している。
スリット14と筆記具嵌合用のリブ15を有している。
【0012】図2に示すように、キャップAにの筆記具
Cを装着した状態では、前記盤状の弾性体12に筆記具
Cのペン先16が当接し、前記盤状の弾性体12は前記
凹部11の内側に向かって押圧付勢され、変形しつつペ
ン先16を気密にしている。尚、筆記具としては、ボ−
ルペン、小管式筆記具、シャ−プペンシルなど例示でき
る。
Cを装着した状態では、前記盤状の弾性体12に筆記具
Cのペン先16が当接し、前記盤状の弾性体12は前記
凹部11の内側に向かって押圧付勢され、変形しつつペ
ン先16を気密にしている。尚、筆記具としては、ボ−
ルペン、小管式筆記具、シャ−プペンシルなど例示でき
る。
【0013】
【考案の効果】上述したように、本考案の筆記具の消し
具付きキャップは、デザイン上の制約や使い易さ、成形
のし易さなどの点に影響されずに、消し具の固定を確実
になすことができる。
具付きキャップは、デザイン上の制約や使い易さ、成形
のし易さなどの点に影響されずに、消し具の固定を確実
になすことができる。
【図1】一実施例を示す断面図
【図2】図1の状態説明図
A キャップ B 消し具 C 筆記具 1 頭部 2 凹部 3 底壁 4 凸部 5 頂部 6 側壁 7 リブ 8 孔部 9 筆記具挿入部 10 底部 11 凹部 12 弾性体 13 側壁 14 スリット 15 リブ 16 ペン先
Claims (1)
- 【請求項1】 頭部に凹部を有し、この凹部に消し具を
圧入固定してなる筆記具の消し具付きキャップにおい
て、前記凹部の底壁には凸部を、内側壁には長手方向に
延在するリブを形成し、また、前記消し具に形成した孔
部に前記底壁の凸部を圧入してなることを特徴とする筆
記具の消し具付きキャップ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048815U JP2578273Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 筆記具の消し具付きキャップ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991048815U JP2578273Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 筆記具の消し具付きキャップ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04132991U JPH04132991U (ja) | 1992-12-10 |
JP2578273Y2 true JP2578273Y2 (ja) | 1998-08-06 |
Family
ID=31927102
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991048815U Expired - Fee Related JP2578273Y2 (ja) | 1991-05-31 | 1991-05-31 | 筆記具の消し具付きキャップ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2578273Y2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7489887B2 (en) | 2003-06-25 | 2009-02-10 | Kyocera Mita Corporation | Support structure for image processing apparatus |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5079530U (ja) * | 1973-11-26 | 1975-07-09 | ||
JPS54121042U (ja) * | 1978-02-13 | 1979-08-24 | ||
JPS623786U (ja) * | 1985-06-25 | 1987-01-10 | ||
JPS6287889U (ja) * | 1985-11-21 | 1987-06-04 |
-
1991
- 1991-05-31 JP JP1991048815U patent/JP2578273Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7489887B2 (en) | 2003-06-25 | 2009-02-10 | Kyocera Mita Corporation | Support structure for image processing apparatus |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04132991U (ja) | 1992-12-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |