JP2576384Y2 - ガンドリル - Google Patents
ガンドリルInfo
- Publication number
- JP2576384Y2 JP2576384Y2 JP1991012797U JP1279791U JP2576384Y2 JP 2576384 Y2 JP2576384 Y2 JP 2576384Y2 JP 1991012797 U JP1991012797 U JP 1991012797U JP 1279791 U JP1279791 U JP 1279791U JP 2576384 Y2 JP2576384 Y2 JP 2576384Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- gun drill
- cutting edge
- axial direction
- edge tip
- cutting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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- Drilling Tools (AREA)
Description
に切り屑の排出および切削油の供給が円滑になるように
したものである。
実公平1−35771号公報に開示されているように、
略2/3円状の横断面を有するパイプ本体には、略同形
断面を有する切刃チップがろう付けされるようにしたも
のである。一方ツイストドリルでは、ねじれ溝のねじれ
角を大きくすることによって切り屑処理を行なってい
る。
リルでは、切り屑処理を有効にする手段としては、前述
した構成から、切削条件、油圧の付与条件等を適宜選択
することで対処していた。したがって、ガンドリルにお
いても、形状、構造面からの解決手段の開発が問題点と
なっていた。
みなされたもので、パイプ本体の一端にろう付けされる
切刃チップは、そのすくい面が軸方向でねじれを伴うこ
とにより、その軸方向の先端から後端に向かう横断面が
略2/3円状から略半円状に変化するとともに、略半円
状に変化した切刃チップの軸方向端部が略半円状を呈す
るパイプ本体にろう付けされるようにしたものである。
また、請求項2の考案のパイプ本体は、従来と同様略2
/3円状をなし、略半円状に変化した切刃チップとのろ
う付け端では、切削油の供給穴が開口するようにしたも
のである。
おける横断面が減少するように変化するものであるか
ら、切り屑の排出空間が大きくなって円滑な切り屑の排
出を可能にするものである。また、本考案のガンドリル
は、切刃チップとのろう付け端で切削油の供給穴が開口
しているため、充分な切削油の供給が可能となるもので
ある。
ついて、図を参照しながら説明する。
パイプ本体であり、このパイプ本体1の一端には、超硬
合金、サーメットなどからなる切刃チップ2がろう付け
され、その他端には、ドライバ3が備えられている。
先端逃げ面4に油穴5が開口するとともに、アペックス
ポイント6で内方切刃稜7および外方切刃稜8が交差
し、その外周部分では、マージン9およびガイドパット
10が形成されるものである。そして、この切刃チップ
2は、そのすくい面11が軸方向でねじれを伴うもので
あり、このねじれに伴って軸方向における横断面が図3
の先端視形状の略2/3円状から図4(a)〜(c)に
みられるように略半円状に変化する。
(d)で示されるように略半円状の横断面を有する。こ
のように、切刃チップ2に軸方向のねじれを付与したの
は、切り屑の排出空間を大きくする配慮である。
ルは、変形例を示したものであり、パイプ本体1は、切
刃チップ2の先端視形状を示す図6と同様略2/3円状
をなしているものである。したがって、図7で示される
ようにパイプ本体1のろう付け端では、切削油の供給穴
12が開口する。これは、切削油が加工穴に充分供給さ
れることを配慮したものである。
プ2にTiC,TiN,TiCNなどの硬質被覆層を形
成することは勿論、切刃チップ2の一部分にダイヤモン
ド、立方晶窒化硼化素などの超高圧焼結体チップを備え
るようにすれば、さらに切削性能の改善が期待できるも
のである。
プ2にねじれを与え、その軸方向断面を減少させたガン
ドリルであるから、切り屑排出空間が確保され、切り屑
の排出が円滑となる効果を有する。
1を有する本考案のガンドリルでは、パイプ本体1の供
給穴12が開口して切削油が充分に行なわれるという効
果を有する。
(b)はB−B′線,(c)はC−C′線,(d)はD
−D′線に沿ってそれぞれ得られる拡大断面図、
る。
図。
Claims (2)
- 【請求項1】中空状をなすパイプ本体1の一端には、切
刃チップ2が備えられるようにしたガンドリルにおい
て、 前記切刃チップ2は、そのすくい面11が軸方向でねじ
れを伴うことにより、軸方向の先端から後端に向かう横
断面が略2/3円状から略半円状に変化するとともに、
略半円状に変化した軸方向端部が略半円状を呈するパイ
プ本体1にろう付けされるようにしたことを特徴とする
ガンドリル。 - 【請求項2】 中空状をなすパイプ本体1の一端には、
切刃チップ2が備えられるようにしたガンドリルにおい
て、 前記切刃チップ2は、そのすくい面11が軸方向でねじ
れを伴うことにより、軸方向の先端から後端に向かう横
断面が略2/3円状から略半円状に変化するとともに、
略半円状に変化した軸方向端が略2/3円状がを呈する
パイプ本体1にろう付けされることにより、 切刃チップ
2とのろう付け端では、切削油の供給穴12が一部開口
するようにしたことを特徴とするガンドリル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991012797U JP2576384Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ガンドリル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991012797U JP2576384Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ガンドリル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0526220U JPH0526220U (ja) | 1993-04-06 |
JP2576384Y2 true JP2576384Y2 (ja) | 1998-07-09 |
Family
ID=11815390
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991012797U Expired - Fee Related JP2576384Y2 (ja) | 1991-02-15 | 1991-02-15 | ガンドリル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2576384Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011245622A (ja) * | 2011-09-12 | 2011-12-08 | Yunitakku Kk | ガンドリル |
JP6091572B1 (ja) * | 2015-09-18 | 2017-03-08 | 株式会社富士カーボン製造所 | カーボンブラシのリード線取り付け穴の加工用ドリル及び加工方法 |
-
1991
- 1991-02-15 JP JP1991012797U patent/JP2576384Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0526220U (ja) | 1993-04-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
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A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19980317 |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
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R370 | Written measure of declining of transfer procedure |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370 |
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S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R323533 |
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