JP2574856B2 - 磁気記録再生装置の編集回路 - Google Patents

磁気記録再生装置の編集回路

Info

Publication number
JP2574856B2
JP2574856B2 JP63054803A JP5480388A JP2574856B2 JP 2574856 B2 JP2574856 B2 JP 2574856B2 JP 63054803 A JP63054803 A JP 63054803A JP 5480388 A JP5480388 A JP 5480388A JP 2574856 B2 JP2574856 B2 JP 2574856B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scene
video signal
signal
circuit
recording
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP63054803A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH01229574A (ja
Inventor
英男 西島
美智雄 増田
公一 小野
宏安 大坪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP63054803A priority Critical patent/JP2574856B2/ja
Priority to US07/305,005 priority patent/US5060087A/en
Publication of JPH01229574A publication Critical patent/JPH01229574A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2574856B2 publication Critical patent/JP2574856B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/022Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/024Electronic editing of analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/032Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals on tapes
    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B27/00Editing; Indexing; Addressing; Timing or synchronising; Monitoring; Measuring tape travel
    • G11B27/02Editing, e.g. varying the order of information signals recorded on, or reproduced from, record carriers
    • G11B27/031Electronic editing of digitised analogue information signals, e.g. audio or video signals
    • G11B27/038Cross-faders therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N5/00Details of television systems
    • H04N5/76Television signal recording
    • H04N5/91Television signal processing therefor
    • H04N5/93Regeneration of the television signal or of selected parts thereof
    • H04N5/937Regeneration of the television signal or of selected parts thereof by assembling picture element blocks in an intermediate store

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、磁気テープに既に記録されている第1のシ
ーンのビデオ信号に続けて外部からの第2のシーンのビ
デオ信号を継ぎ記録可能とした磁気記録再生装置の編集
回路に関する。
〔従来の技術〕
従来の編集機能を備えた磁気記録再生装置(以下、VT
Rという)においては、たとえば、特公昭49−18805号公
報に開示されるように、磁気テープに記録されているあ
るシーンのビデオ信号(第1のシーンのビデオ信号)に
続けて外部からの他のシーンのビデオ信号(第2のシー
ンのビデオ信号)を継ぎ記録するアセンブリ編集に際
し、高精度の位相合わせ手段により、第1、第2のシー
ンのビデオ信号の継ぎ目でVTRの動作を第2のシーンの
ビデオ信号に正確に同期させ、この継ぎ目で再生画像の
乱れが生じないようにした技術が知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
この従来技術によると、シーンの継ぎ目で再生画像に
乱れが生じないが、従来では、このような編集に際し、
第1のシーンのビデオ信号の最終位置で瞬時に第2のシ
ーンのビデオ信号の記録が行なわれるようにしている。
このために、編集された磁気テープからビデオ信号を再
生して画像モニタすると、第1、第2のシーンの継ぎ目
では、第1のシーンから第2のシーンに瞬時に切り替わ
ることになる。
しかし、これでは、単に各シーンを継ぎ合わせただけ
にすぎない。テレビジヨン放送番組においては、シーン
の切替りでフエードイン/フエードアウト効果をもた
せ、シーンの継ぎ目で特殊効果をもたせることも行なわ
れるが、VTRの編集に際しては、このような効果に対し
て配慮がなされておらず、近年のVTRの多機能化に伴な
い、かかる配慮も必要となつてきている。
本発明の目的は、以上の点に鑑みて、シーンの継ぎ目
でフエードイン/フエードアウト効果が得られるような
編集を可能とした磁気記録再生装置の編集回路を提供す
ることにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本発明は、磁気テープに
記録されている第1のシーンのビデオ信号の設定される
最後の1フイールド(または1フレーム)を記憶するメ
モリ手段と、該メモリ手段の繰り返し読み出しによる出
力信号と外部からの第2のシーンのビデオ信号とを順次
変化する比率で加算する演算処理手段とを設け、該演算
処理手段の出力信号を前記磁気テープへの記録信号とす
る。
また、磁気テープから再生される第1のシーンのビデ
オ信号から外部からの第2のシーンのビデオ信号に切り
替えるスイツチ手段と、1フイールド(または1フレー
ム)の遅延時間を有する遅延手段と、該遅延手段の出力
信号と該スイツチ手段の出力信号との減算処理を行なう
減算手段と、該減算手段からの差信号を減衰する減衰手
段と、該減衰手段の出力信号と該スイツチ手段の出力信
号とを加算する加算手段とを設け、該加算手段の出力信
号を、該遅延手段に供給するとともに、該スイツチ手段
による該第2のシーンのビデオ信号の選択と同時に、該
磁気テープへの記録信号とする。
〔作用〕
前記メモリ手段からは第1のシーンの最後の画面を表
わす静止画信号が得られ、前記演算処理手段では、該静
止画手段が順次減衰され、前記第2のシーンのビデオ信
号が順次増大するように、両者が加算される。前記演算
処理手段の出力信号は前記磁気テープにおける前記第1
のシーンのビデオ信号の最終位置から記録される。した
がつて、このように編集された前記磁気テープからの再
生画像では、第1、第2のシーンの継ぎ目で第1のシー
ンがフエードアウトし、第2のシーンがフエードインす
る。
なお、第1のシーンがフエードアウトした後、第2の
シーンがフエードインするように、前記演算処理手段が
前記第1、第2のシーンのビデオ信号を処理するように
することもできる。
また、前記スイツチ手段が前記磁気テープから再生さ
れる第1のシーンのビデオ信号を選択しているときに
は、前記遅延手段、減算手段、減衰手段、加算手段は該
第1のシーンのビデオ信号中の垂直相関性のないノイズ
成分の除去手段として作用する。前記スイツチ手段が第
2のシーンのビデオ信号を選択すると、そのときには、
前記遅延手段から前記減算手段に前記第1のシーンのビ
デオ信号の最後のフイールド(またはフレーム)が供給
され、第2のシーンのビデオ信号と減算処理される。こ
れによる差信号は減衰されて該第2のシーンのビデオ信
号に加算され、前記遅延手段を介して前記減算手段に供
給される。したがつて、前記加算手段の出力信号におい
て、前記第1のシーンの最終画像を表わすフイールド
(またはフレーム)の割合が順次減少し、これにつれて
前記第2のシーンのビデオ信号の割合が増大していく。
該加算手段の出力信号が前記磁気テープの第1のシーン
のビデオ信号の最終位置から記録され、上記と同様に、
第1、第2のシーンの継ぎ目で第1のシーンがフエード
アウトし、第2のシーンがフエードインする。
なお、最近のVTRにおいては、たとえば、「NEC技報」
Vol.40,No.3(1987)pp.49−52に開示されるように、画
像処理のための1フイールド(または1フレーム)容量
のデイジタルメモリが設けられており、本発明において
も、前記メモリ手段、遅延手段として、かかるデイジタ
ルメモリを用いることができる。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を図面によつて説明する。
第1図は本発明による磁気記録再生装置の編集回路の
一実施例を示すブロツク図であつて、1は磁気テープ、
2はビデオヘツド、3はスイツチ回路、4は再生処理回
路、5は記録処理回路、6はメモリ回路、7は演算処理
回路、8は出力端子、9,10は入力端子である。
同図において、磁気テープ1の一部には、第1のシー
ンのビデオ信号が既に記録されている。この第1のシー
ンのビデオ信号に続けて第2のシーンのビデオ信号を継
ぎ記録する電子編集に際しては、まず、再生モードに設
定し、磁気テープ1上の第1のシーンのビデオ信号のた
とえば終りの部分をビデオヘツド2によつて再生する。
ビデオヘツド2からの再生ビデオ信号aは、P側に閉じ
ているスイツチ回路3を通り、再生処理回路4で増幅、
復調などの再生処理がなさた後、出力端子8からモニタ
(図示せず)に供給されるとともに、メモリ回路6に供
給される。
そこで、モニタにはこの再生ビデオ信号aによる第1
のシーンが画像表示されるが、ユーザにより、現在表示
されている画像が第1のシーンの最後の画像を指定され
ると、メモリ回路6にこの画像を表わす1フイールド
(または1フレーム)のビデオ信号が書き込まれる。こ
のメモリ回路6はA/D変換器、1フイールド(または1
フレーム)の記憶容量の半導体メモリ、D/A変換器など
からなり、再生された第1のシーンのビデオ信号aの上
記1フイールド(または1フレーム)期間がデイジタル
信号として半導体メモリに書き込まれる。このときの半
導体メモリのアドレス信号は、この再生ビデオ信号aの
同期信号をもとに作成される。
次に、磁気テープ1は所定量巻き戻され、しかる後、
再度第1のシーンのビデオ信号aの記録部分をビデオヘ
ツド2が走査するように磁気テープ1が走行する。そし
て、入力端子9から第2のシーンのビデオ信号bが入力
され、ビデオヘツド2が磁気テープ1上のメモリ回路6
に記憶されたフイールド(またはフレーム)が記録され
ているトラツクを再生走査し終ると、入力端子10から制
御信号cが入力される。これにより、スイツチ回路3が
R側に切替わり、メモリ回路6が記憶している1フイー
ルド(または1フレーム)のビデオ信号を繰り返し読み
出すとともに、演算処理回路7が作動状態となる。この
ときには、磁気テープ1の走行位相やビデオヘツド2の
走査位相などは第2のシーンのビデオ信号bの同期信号
に同期しており、また、メモリ回路6における半導体メ
モリのアドレス信号は、第2のシーンのビデオ信号bの
同期信号をもとに作成される。したがつて、メモリ回路
6から第1のシーンの最後の画像を表わす静止画像信号
dが出力されるが、この静止画信号dは第2のシーンの
ビデオ信号bと位相同期している。
演算処理回路7においては、第2のシーンのビデオ信
号bと静止画信号dとが所定の比率で加算処理される。
この比率は、静止画信号dの加算割合が順次減少し、第
2のシーンのビデオ信号bの加算割合が順次増加するよ
うに、たとえば1フイールド(または1フレーム)毎に
順次変化し、演算処理回路7の出力ビデオ信号eが最初
は静止画信号dであるが、この静止画信号dから第2の
シーンのビデオ信号bに徐々に切替わつていき、数フレ
ームから数10フレームの間で完全に第2のシーンのビデ
オ信号bに切替わるようにする。
演算処理回路7の出力ビデオ信号eは、記録処理回路
5で変調、増幅などの記録処理が施こされた後、スイツ
チ回路3を介してビデオヘツド2に供給され、磁気テー
プ1上の第1のシーンのビデオ信号に続いて記録され
る。
このように第1のシーンのビデオ信号と第2のシーン
のビデオ信号とが記録された磁気テープ1を再生する
と、モニタ上では、第1、第2のシーンの継ぎ目で第1
のシーンのフエードアウトとともに第2のシーンのフエ
ードインが行なわれるフエードイン/フエードアウト効
果が得られる。
なお、メモリ回路6としては、再生モード時再生ビデ
オ信号aを順次重ね書きし、ユーザの指令とともに書き
込みを停止して最後に書き込まれた1フイールド(また
は1フレーム)の再生ビデオ信号を記憶保持するように
してもよい。
また、入力端子10から制御端子cが入力されるときで
はメモリ回路6を書き込み状態とし、上記のように、ユ
ーザによつて第1のシーンの最終画像が設定されて磁気
テープ1が巻き戻され、しかる後、この第1のシーンの
ビデオ信号を再生中に入力端子10から制御信号cが入力
されたとき、メモリ回路6を書込みモードから読出しモ
ードに切替えるようにしてもよい。この場合にも、メモ
リ回路6では、ユーザによつて指定された上記第1のシ
ーンの最終画像を表わす1フイールド(または1フレー
ム)のビデオ信号が記憶保持され、その繰り返し読出し
による静止画信号dが得られる。このように動作するメ
モリ回路6の一具体例を第2図によつて説明する。な
お、同図において、11はA/D変換器、12は1フイールド
(または1フレーム)の記憶容量の半導体メモリ、13は
D/A変換器、14,15は垂直同期分離回路、16,17は水平同
期分離回路、18,19はバースト分離回路、20,21はクロツ
ク発生回路、22,23はアドレス発生回路、24は書込制御
回路、25は読出制御回路、26,27は入力端子である。
第2図において、入力端子10から制御信号cが入力さ
れる以前では、書込制御回路24が動作状態にあり、読出
制御回路25が非動作状態にあつて半導体メモリは書込み
モードにある。
再生処理回路4(第1図)から入力端子26に入力され
る第1のシーンの再生ビデオ信号aは、A/D変換器11に
供給されるとともに、垂直同期分離回路14に供給されて
垂直同期信号が分離され、また、水平同期分離回路16に
も供給されて水平同期信号が分離され、さらに、バース
ト分離回路18にも供給されてバースト信号が分離され
る。このバースト信号はクロツク発生回路20に供給さ
れ、4fscの周波数(但し、fscは第1のシーンの再生ビ
デオ信号aのバースト信号、したがつて色副搬送波の周
波数)の連続した書込みクロツクが形成される。この書
込みクロツクは、アドレス発生回路22、書込制御回路24
とともに、サンプリングクロツクとしてA/D変換器11に
供給される。
A/D変換器11では、再生ビデオ信号aが周波数が4fsc
のサンプリングクロツクによつてサンプリングされ、た
とえば8ビツトでデイジタル化される。A/D変換器11か
ら出力される再生デイジタルビデオ信号は半導体メモリ
12に供給される。
一方、アドレス発生回路22は、垂直同期分離回路14や
水平同期分離回路16からの垂直、水平同期信号によつて
制御され、クロツク発生回路20から書込クロツクが供給
される毎に値が順次変化してかつ再生ビデオ信号aの各
フイールド(または各フレーム)の開始毎に値が元の戻
る書込みアドレス信号を発生する。半導体メモリ12で
は、このアドレス信号で指定されるアドレスに、書込制
御回路24からの書込制御信号のタイミングでA/D変換器1
1からの再生デイジタルビデオ信号の各サンプルデータ
が書き込まれる。この場合、再生デイジタルビデオ信号
の各フイールド(または各フレーム)の最初のサンプリ
ングデータに対し、半導体メモリ12の最初のアドレスが
指定され、したがつて、各フイールド(または各フレー
ム)の順次のサンプルデータは半導体メモリ12の最初の
アドレスから順次のアドレスに書き込まれる。
入力端子10から制御信号cが入力されると、書込制御
回路24はその直後の垂直同期分離回路14からの垂直同期
信号によつて非動作状態となり、読出制御回路25が動作
を開始する。したがつて、半導体メモリ12には、A/D変
換器11から出力されるデイジタルビデオ信号の1フイー
ルド(または1フレーム)期間が記憶されたままで残る
ことになる。このとき、入力端子27からは入力端子9
(第1図)に入力される第2のシーンのビデオ信号bが
入力されており、これが垂直同期分離回路15に供給され
て垂直同期信号が、水平同期分離回路17にも供給されて
水平同期信号が、バースト分離回路19にも供給されてバ
ースト信号が夫々分離される。
このバースト信号はクロツク発生回路21に供給され、
4fsc′の周波数(但し、fsc′は第2のシーンのビデオ
信号bのバースト信号、したがつて色副搬送波の周波
数)の連続した読出しクロツクが形成される。この読出
しクロツクは、アドレス発生回路23、読出制御回路25と
ともに、D/A変換器13に供給される。
アドレス発生回路23は、垂直同期分離回路15や水平同
期分離回路17からの垂直、水平同期信号によつて制御さ
れ、クロツク発生回路21から読出しクロツクが供給され
る毎に値が順次変化してかつ入力端子27からの第2のシ
ーンのビデオ信号bの各フイールド(または各フレー
ム)の開始毎に値が元の戻る読出しアドレス信号を発生
する。半導体メモリ12では、この読出しアドレス信号で
指定されるアドレスから、書込制御回路25からの読出し
制御信号のタイミングでデイジタルビデオ信号の各サン
プルデータが読み出される。この場合、第2のシーンの
ビデオ信号bの各フイールド(または各フレーム)の開
始で半導体メモリ12の最初のアドレスが指定され、した
がつて、第2のシーンのビデオ信号bの各フイールド
(または各フレーム)毎に、半導体メモリ12の最初のア
ドレスから順番に読み出しが行なわれる。したがつて、
半導体メモリ12に記憶されている1フイールド(または
1フレーム)のデイジタルビデオ信号が、第2のシーン
のビデオ信号bに位相同期して繰り返し読み出される。
半導体メモリ12の出力信号はD/A変換器13でアナログ
信号に変換され、したがつて、第1のシーンの最後の画
像を表わす静止画信号dが得られる。この静止画信号d
は第1図の演算処理回路7に供給される。
第3図は第1図におけるメモリ回路6の他の具体例を
示すブロツク図であつて、10′は入力端子であり、第2
図に対応する部分には同一符号をつけて重複する説明は
省略する。
同図において、入力端子10から入力される制御信号c
は読出制御回路25にのみ供給され、書込制御回路24に
は、入力端子10′からユーザの操作などによる書込み指
令信号c′が供給される。この書込み指令信号c′が供
給されると、書込制御回路24は、垂直同期分離回路14か
らの垂直同期信号にもとづいてA/D変換器11から出力さ
れる再生デイジタルビデオ信号の1フイールド(または
1フレーム)を半導体メモリ12に書き込ませる。
あるいはまた、入力端子10′から書込停止信号c′を
供給するようにしてもよい。この場合には、第2図に示
した具体例と同様に、書込制御回路24によつて半導体メ
モリ12は書込みモードにあり、入力端子10′から書込停
止信号c′が供給されると、その直後の垂直同期分離回
路14からの垂直同期信号により、書込制御回路24は半導
体メモリ12の書込みを停止させる。これにより、半導体
メモリ12には、この書込み停止直前の再生デイジタルビ
デオ信号の1フイールド(または1フレーム)が記憶さ
れたまま残る。
このように、いずれの場合でも、半導体メモリ12に
は、第1のシーンのビデオ信号bの最後の画像を表わす
1フイールド(または1フレーム)が記憶され、その
後、入力端子10から制御信号cが入力されると、第2図
に説明した具体例と同様に、半導体メモリ12の繰り返し
の読み出しが行なわれ、D/A変換器13から静止画信号d
が得られる。
第1図におけるメモリ回路6を第3図のように構成す
ると、ユーザによるモニタでの第1のシーンの最終画像
の決定とともに、この最終画像のメモリ回路6への記憶
が行なわれる。
第4図は第1図における演算処理回路7の一実施例を
示す回路図であつて、28〜35は抵抗、36〜41はトランジ
スタ、42はコンデンサ、43,44は基準電圧源、45〜47は
入力端子、48は出力端子である。
同図において、トランジスタ36,37とこれらのエミツ
タに夫々接続された抵抗29,30とで差動切替回路が構成
され、これら抵抗29,30は、ともに、エミツタ抵抗31と
エミツタ接地増幅回路を構成するトランジスタ38のコレ
クタに接続されている。このトランジスタ38のベース
に、メモリ回路6(第1図)から入力端子46を介して静
止画信号dが供給される。同様にして、トランジスタ3
9,40とこれらのエミツタに夫々接続された抵抗32,33と
で差動切替回路が構成され、これら抵抗32,33は、とも
に、エミツタ抵抗34とエミツタ接地増幅回路を構成する
トランジスタ41のコレクタに接続されている。このトラ
ンジスタ41のベースに、入力端子9(第1図)から入力
端子47を介して第2のシーンのビデオ信号bが供給され
る。
トランジスタ36,39のコレクタは、ともに基準電圧源4
3に接続され、また、トランジスタ37,40のコレクタは、
ともに、出力端子48に接続されるとともに、負荷抵抗35
を介して基準電圧源43に接続されている。トランジスタ
37,39のベースには、基準電圧源43,44によつて所定のバ
イアス電圧が印加され、また、トランジスタ36,40のベ
ースは、ともに、抵抗28、コンデンサ42からなるローパ
スフイルタを介して入力端子45に接続されている。この
入力端子45には、第1図の入力端子10からの制御信号c
が入力される。
次に、この具体例の動作を説明する。
入力端子45に制御信号cが入力されていないときに
は、入力端子45のレベルは“L"(ローレベル)であり、
トランジスタ36,40のベース電位はトランジスタ37,39の
ベース電位よりも充分低く設定される。このために、ト
ランジスタ36,40はオフ状態にあり、トランジスタ37,39
がオンしている。
この状態では、入力端子46から静止画信号dは入力さ
れておらず、また、入力端子47から第2のシーンのビデ
オ信号bが入力されても、これによる電流はトランジス
タ39、抵抗32、トランジスタ41、抵抗34を通れるだけで
負荷抵抗35には流れず、したがつて、出力端子48にはビ
デオ信号が得られない。
入力端子45に制御信号cが入力されると、先の説明か
らして入力端子46にメモリ回路6(第1図)から静止画
信号dが入力される。ここで、制御信号cは“H"(高レ
ベル)の信号とする。この制御信号cは、抵抗28とコン
デンサ42とからなるローパスフイルタにより、このロー
パスフイルタの時定数に応じて制御信号cの立上りエツ
ジから順次レベルが高くなつていくベース電位fに変換
され、トランジスタ36,40のベースに供給される。この
ベース電位fは最終的に一定のハイレベルに飽和する
が、トランジスタ37,39のベースに印加される電圧のレ
ベルは、たとえばこのベース電圧fの中間に設定されて
いる。
入力端子45に制御信号cが入力された直後では、ベー
ス電圧fのレベルは充分低く、ほとんどトランジスタ3
7,39のみがオンした状態にあるので、ほとんど入力端子
46からの静止画信号による電流のみがトランジスタ37、
抵抗30、トランジスタ38、抵抗31を通して負荷抵抗35に
流れ、出力端子48に得られるビデオ信号eはほとんど静
止画信号dのみからなる。
しかし、ベース電圧fがレベルを高めるにつれて、ト
ランジスタ36、40のベース電位も高まり、トランジスタ
36にもトランジスタ38に流れる電流の一部が流れ始め、
この電流が増加していくにつれてトランジスタ37に流れ
る電流が減少していく。また、トランジスタ34に流れる
電流の一部もトランジスタ40に流れ始め、次第に増加し
ていく。このようになると、トランジスタ37,40に流れ
る電流の合成電流が負荷抵抗35に流れることになり、出
力端子48に得られるビデオ信号eは静止画信号dと第2
のシーンのビデオ信号bとの加算信号となる。ベース電
圧fがローレベルのときには、このビデオ信号eでは静
止画信号dの割合が大きいが、ベース電圧fのレベルが
上昇していくにつれて、トランジスタ37に流れる電流が
減少してトランジスタ40に流れる電流が増加していくか
ら、ビデオ信号eでは、静止画信号dの割合が減少する
とともに第2のシーンのビデオ信号bの割合が増加して
いく。そして、ベース電圧fのレベルが飽和すると、ト
ランジスタ37,39がオフ状態となつてトランジスタ36,40
のみに電流が流れ、出力端子48に得られるビデオ信号e
は第2のシーンのビデオ信号bのみとなる。
制御端子cが入力されてから出力端子48に得られるビ
デオ信号が完全に第2のシーンのビデオ信号bとなるま
での期間は、抵抗28、コンデンサ42によるローパスフイ
ルタの時定数などで決まり、先に説明したように、数フ
レームから数10フレームの間に設定される。
第5図は第1図における演算処理回路7の他の具体例
を示す回路図であつて、49は遅延回路、50は抵抗、51は
コンデンサであり、第4図に対応する部分には同一符号
をつけて重複する説明は省略する。
第4図で示した具体例は、静止画信号dのフエードア
ウトと同時に、第2のシーンのビデオ信号bをフエード
インさせるものであつたが、第5図に示す具体例は、静
止画信号dをフエードアウトして後第2のシーンのビデ
オ信号bをフエードインすることができるようにしたも
のである。
第5図において、入力端子45から入力される制御信号
cは、抵抗28とコンデンサ42とからなるローパスフイル
タに供給され、これにより、順次レベルが上昇するベー
ス電圧fが形成される。この制御信号cは、また、遅延
回路49で遅延された後、抵抗50とコンデンサ51とからな
るローパスフイルタに供給され、これにより、順次レベ
ルが上昇するベース電圧f′が形成される。ベース電圧
fはトランジスタ36のベースに、ベース電圧f′はトラ
ンジスタ40のベースに夫々印加される。
そこで、まず、ベース電圧fによつてトランジスタ36
のベース電位が上昇し、トランジスタ37に流れる静止画
信号dによる電流が次第に減少することから、静止画信
号dのみからなる出力端子48のビデオ信号eのレベルは
次第に低下してフエードアウトが行なわれる。入力端子
45に制御信号cが入力されてから遅延回路49の遅延時間
の後、トランジスタ40にベース電圧f′が印加されてそ
のベース電位は次第に上昇する。このために、トランジ
スタ40に流れる第2のシーンのビデオ信号bによる電流
が次第に増加し、出力端子48に得られるビデオ信号eの
レベルが次第に上昇して第2のシーンのビデオ信号bの
フエードインが行なわれる。
ここで、遅延回路49の遅延時間を入力端子45に制御信
号cが入力されてからベース電圧fが飽和状態になるま
での時間あるいはほぼ飽和状態となるまでの時間に設定
すると、出力端子48には、静止画信号がフエードアウト
した後第2のシーンのビデオ信号がフエードインするビ
デオ信号eが得られる。
なお、この具体例において、遅延回路49の遅延時間を
入力端子45に制御信号cが入力され始めてからベース電
圧fが飽和する前までの時間に設定してもよいし、抵抗
50、コンデンサ51からなるローパスフイルタの時定数を
抵抗28、コンデンサ42からなるローパスフイルタの時定
数と等しくしても、異ならせてもよい。また、ベース電
圧fを遅延回路49で遅延してトランジスタ40のベースに
印加するようにしてもよい。
さらに、第4図、第5図に示した具体例では、出力端
子48に得られるビデオ信号eは、静止画信号dや第2の
シーンのビデオ信号bに対して極性が反転しているが、
必要に応じて反転回路を付加し、これらと同極性にする
ことができる。
第6図は本発明による磁気記録再生装置の編集回路の
他の実施例を示すブロツク図であつて、52はスイツチ回
路、53はA/D変換器、54は減算回路、55は係数処理回
路、56は加算回路、57はD/A変換器、58はメモリであ
り、第1図に対応する部分には同一符号をつけている。
同図において、メモリ58は、1フイールド(または1
フレーム)の記憶容量を有して1フイールド(または1
フレーム)期間の遅延手段として作用し、再生時には、
減算回路54、係数処理回路55、加算回路56とともに、フ
イールド(またはフレーム)間相関性を利用したノイズ
リデユーサを構成する。
すなわち、再生時においては、スイツチ回路3,52はP
側に閉じており、ビデオヘツド2による磁気テープ1か
らの再生ビデオ信号bは、スイツチ回路3を通り、再生
処理回路4で処理された後、スイツチ回路52からA/D変
換器53に供給されて再生デイジタルビデオ信号となる。
この再生デイジタルビデオ信号は減算回路54に供給され
るとともに、加算回路56に供給されて係数処理回路55の
出力信号と加算され、メモリ58で1フイールド(または
1フレーム)遅延されて減算回路54に供給される。減算
回路54ではフイールド(またはフレーム)間で相関性の
ないノイズ成分が検出される。このノイズ成分は係数処
理回路55で適当な係数kが乗算されて減衰され、加算回
路56に供給されて、A/D変換器53から供給される再生デ
イジタルビデオ信号のノイズ成分を減算するように、こ
の再生デイジタルビデオ信号に加算される。
このようにして加算回路56でノイズ成分が除かれた再
生デイジタルビデオ信号は、また、D/A変換器57でアナ
ログ信号に変換され、出力端子8から出力される。
編集に際しては、まず、再生モードが設定されて磁気
テープ1上の少なくとも第1のシーンの終りの部分のビ
デオ信号aが再生され、上記のように、ノイズ成分除去
処理がなされた再生ビデオ信号が出力端子8からモニタ
(図示せず)に供給されて第1のシーンの表示が行なわ
れる。
モニタ上で第1のシーンの最終画像の決定後、入力端
子9からの第2のシーンのビデオ信号bに同期して再度
この第1のシーンのビデオ信号aを再生すると、この最
終画像のフイールド(またはフレーム)の終了とともに
入力端子10から制御信号cが入力され、スイツチ回路3,
52はR側に切換わる。
そこで、第2のシーンのビデオ信号bはスイツチ回路
52を通り、A/D変換器53でデイジタル化されて減算回路5
4と加算回路56とに供給される。このとき、メモリ58か
らは、第1のシーンの再生ビデオ信号aの決定された最
終画像のフイールド(またはフレーム)が第2のシーン
のビデオ信号bに同期して読み出され、減算回路54に供
給される。減算回路54では、メモリ58から読み出される
ビデオ信号からA/D変換器53からのビデオ信号が減算さ
れ、その差信号が係数処理回路55でk倍に減衰されて加
算回路56に供給される。
ここで、メモリ58から読み出される第1のシーンのビ
デオ信号をa′、第2のシーンのビデオ信号をbとする
と、減算回路54から出力される差信号はa′−bである
から、加算回路56の出力信号は、 b+k(a′−b)=ka′+(1−k)b となる。そして、この出力信号がメモリ58で遅延され、
第2のシーンのビデオ信号bの次のフイールド(または
フレーム)期間に減算回路54に供給される。したがつ
て、このフイールド(またはフレーム)での加算回路56
の出力信号は、 b+k〔{ka′+(1−k)b}−b〕 =k2a′+(1−k2)b となる。
このように、加算回路56の出力信号はメモリ58で遅延
され、第2のシーンのビデオ信号bの次のフイールド
(またはフレーム)と減算回路54で減算処理されること
になり、したがつて、制御信号cの入力後の第2のシー
ンのビデオ信号bの第i番目(但し、i=1,2,3,……)
のフイールド(またはフレーム)での加算回路56の出力
信号は、 kia′+(1−ki)b …(1) となる。ここで、係数処理回路55での係数kを0.75とす
ると、このときの加算回路56の出力信号におけるビデオ
信号a′とbとの割合は、式(1)から第7図のように
なる(但し、i=0は制御信号cが入力される直前のフ
イールド(またはフレーム)である)。すなわち、第1
のシーンの再生ビデオ信号aの最終画像のフイールド
(またはフレーム)は順次減衰し、第2のシーンのビデ
オ信号bが順次増加していく。
加算回路56の出力信号は、また、D/A変換器57でアナ
ログ信号となり、出力端子8からモニタに供給されると
ともに、記録処理回路5で処理された後、スイツチ回路
3を介してビデオヘツド2に供給されて磁気テープ1に
記録される。
以上のように、この実施例においても、第1のシーン
と第2のシーンとの継ぎ目でフエードアウト/フエード
イン効果が得られるように、磁気テープ上に第1のシー
ンのビデオ信号に続いて第2のシーンのビデオ信号が記
録される。
次に、本発明を利用し、磁気テープ上に既に記録され
ている第1のシーンのビデオ信号に続けて他のVTRの再
生ビデオ信号を第2のシーンのビデオ信号として編集記
録する場合について説明する。
第8図に示すように、第2のシーンのビデオ信号を記
録した磁気テープを装着したVTR(以下、再生用VTRとい
う)58を、第1のシーンのビデオ信号を記録した磁気テ
ープを装着したVTR(以下、編集用VTRという)59に接続
し、両者の編集機能を動作状態に設定する。
そして、第9図(A)に示すように、再生用VTR58を
再生モードとして再生画像をモニタし、第2のシーンの
開始位置を決定する(P0)。この決定はポーズ釦の操作
によつて行なわれ、この操作により、再生VTR58は磁気
テープを一定量巻き戻して再生ポーズ状態となる。
次いで、第9図(B)に示すように、編集用VTR59を
再生モードとし、再生画像をモニタして第1のシーンの
最終位置(a′)の決定を行なう(R0)。この決定もポ
ーズ釦の操作によつて行なわれ、先に実施例で説明した
ように、この最終位置の画像が静止画像として表示され
る。このとき、第1図に示した実施例では、この静止画
を表わす1フイールド(または1フレーム)のビデオ信
号がメモリ回路6に書き込まれるようにすることもでき
る。この最終位置の変更、微調整は、従来のVTRと同様
に、静止画の変更、微調整と同様の方法で行なうことが
できる。このように第1のシーンの最終位置を決定する
と、次に、録画釦を操作する。これにより、編集用VTR5
9は、再生用VTR58における磁気テープの巻戻し量と等し
い量だけ、磁気テープを巻き戻す。これで、編集用VTR5
9は録画ポーズ状態となつて磁気テープは停止する。
以上によつて再生用VTR58は再生ポーズ状態(第9図
(A)のP1)になつて編集用VTR59は録画ポーズ状態
(第9図(B)のR1)になり、次に、編集用VTR59でポ
ーズ解除操作が行なわれると、同時に再生用VTR58が再
生モードに、編集用VTR59は録画モードになつて夫々の
磁気テープが走行を開始する。しかし、編集用VTR59は
記録を行なわず、第1図においてスイツチ回路3はP側
に閉じており、第6図においては、スイツチ回路2,52は
P側に閉じている。これによつて、これらVTR58,59の同
期がとられる。
その後、再生用VTR58で磁気テープが第2のシーンの
決定された先頭位置(第9図(A)のP2)に、編集用VT
R59で磁気テープが第1のシーンの決定された最終画像
a′の位置(第9図(B)のR2)に夫々同時に達する
が、このとき編集用VTR59で制御信号cが発生し、第1
図、第6図の入力端子10から入力される。これにより、
編集用VTR59は、第1図の場合にはスイツチ回路3がR
側に、第6図の場合にはスイツチ回路3,52がR側に夫々
切換わり、これとともに、先に説明したように、第1の
シーンのビデオ信号の最終のフイールド(またはフレー
ム)と第2のシーンのビデオ信号とのフエードアウト、
フエードインによる記録信号が形成され、編集用VTR59
における磁気テープでの第1のシーンのビデオ信号の決
定された最終位置から記録開始される。そして、数フレ
ームもしくは数10フレームの後、第1のシーンのビデオ
信号から第2のシーンのビデオ信号に完全に切替わり、
第2のシーンのビデオ信号が記録されていく。
第9図(B)′は編集用VTR59での編集後の磁気テー
プおける記録状態を示すものであり、l1は第1のシーン
のビデオ信号の最終位置、l2は第2のシーンのビデオ信
号aに完全に切替わつた位置を夫々表わしている。位置
l1,l2間では、ビデオ信号a,bのフエードアウト、フエー
ドインが行なわれており、第1のシーンのビデオ信号a
はΔaと順次減少し、第2のシーンのビデオ信号bはΔ
bから順次増加していく。
〔発明の効果〕 以上説明したように、本発明によれば、第1のシーン
のビデオ信号に第2のシーンのビデオ信号を続けて記録
するに際し、第1のシーンと第2のシーンとの継ぎ目で
第1のシーンがフエードアウトし、第2のシーンがフエ
ードインするように編集記録を行なうことができ、シー
ンの継ぎ目で特殊効果を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による磁気記録再生装置の編集回路の一
実施例を示すブロツク図、第2図および第3図は第1図
におけるメモリ回路の具体例を示すブロツク図、第4図
および第5図は夫々第1図における演算処理回路の具体
例を示す回路図、第6図は本発明による磁気記録再生装
置の編集回路の他の実施例を示すブロツク図、第7図は
第6図に示した実施例におけるフエードアウト/フエー
ドイン効果の一例を示す図、第8図は本発明の一応用例
を示す図、第9図はこの応用例での各磁気記録再生装置
の編集動作を示す図である。 1……磁気テープ、2……ビデオヘツド、3……スイツ
チ回路、4……再生処理回路、5……記録処理回路、6
……メモリ回路、7……演算処理回路、8……ビデオ信
号の出力端子、9……ビデオ信号の入力端子、10……制
御信号の入力端子、52……スイツチ回路、53……A/D変
換器、54……減算回路、55……係数処理回路、56……加
算回路、57……D/A変換器、58……メモリ。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大坪 宏安 神奈川県横浜市戸塚区吉田町292番地 株式会社日立製作所家電研究所内 (56)参考文献 特開 平1−194687(JP,A) 特開 平1−194114(JP,A) 実開 昭62−159066(JP,U) 実開 昭61−182173(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】磁気テープに記録されている第1のシーン
    のビデオ信号に続けて第2のシーンのビデオ信号を記録
    することを可能とした磁気記録再生装置の編集回路にお
    いて、前記第1のシーンのビデオ信号の最終のフイール
    ド(またはフレーム)を記憶するメモリ手段と、該メモ
    リ手段の繰り返しの読み出しによる静止画信号と外部か
    らの前記第2のシーンのビデオ信号とを比率を順次変化
    させて加算する演算処理手段とを設け、該演算処理手段
    の出力信号を前記磁気テープに前記第1のシーンのビデ
    オ信号に続けて記録することにより、前記第1、第2の
    シーンの継ぎ目で前記第1のシーンをフエードアウト
    し、前記第3のシーンをフエードインすることができる
    ように構成したことを特徴とする磁気記録再生装置の編
    集回路。
  2. 【請求項2】請求項1において、前記演算処理手段は、
    前記メモリ手段の出力信号を順次減衰させながら出力し
    た後、前記第2のシーンのビデオ信号を順次増大させな
    がら出力し、前記第1、第2のシーンの継ぎ目で前記第
    1のシーンのフエードアウト後、前記第2のシーンがフ
    エードインするように構成したことを特徴とする磁気記
    録再生装置の編集回路。
  3. 【請求項3】磁気テープに記録されている第1のシーン
    のビデオ信号に続けて第2のシーンのビデオ信号を記録
    することを可能とした磁気記録再生装置の編集回路にお
    いて、前記第1のシーンのビデオ信号の最終のフイール
    ド(またはフレーム)の再生終了とともに外部からの前
    記第2のシーンのビデオ信号を選択するスイツチ手段
    と、1フイールド(または1フレーム)の遅延時間を有
    する遅延手段と、該遅延手段の出力信号から該スイツチ
    手段の出力信号を減算する減算手段と、該減算手段の出
    力信号を所定係数で減衰する減衰手段と、該減衰手段の
    出力信号を該スイツチ手段の出力信号に加算し該遅延手
    段に供給する加算手段とを設け、該スイツチ手段による
    前記第2のシーンのビデオ信号の選択開始とともに該加
    算手段の出力信号を前記磁気テープに記録開始すること
    により、前記第1、第2のシーンの継ぎ目で前記第1の
    シーンがフエードアウトし、前記第2のシーンがフエー
    ドインするように構成したことを特徴とする磁気記録再
    生装置の編集回路。
JP63054803A 1988-03-10 1988-03-10 磁気記録再生装置の編集回路 Expired - Fee Related JP2574856B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054803A JP2574856B2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 磁気記録再生装置の編集回路
US07/305,005 US5060087A (en) 1988-03-10 1989-01-31 Editing circuit for a magnetic recording and reproducing apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP63054803A JP2574856B2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 磁気記録再生装置の編集回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH01229574A JPH01229574A (ja) 1989-09-13
JP2574856B2 true JP2574856B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=12980899

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP63054803A Expired - Fee Related JP2574856B2 (ja) 1988-03-10 1988-03-10 磁気記録再生装置の編集回路

Country Status (2)

Country Link
US (1) US5060087A (ja)
JP (1) JP2574856B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5787227A (en) * 1990-02-01 1998-07-28 Canon Kabushiki Kaisha Image recording apparatus
EP0484970A3 (en) * 1990-11-09 1992-11-04 Fuji Photo Film Co., Ltd. Method and apparatus for generating and recording an index image
JP3396894B2 (ja) * 1992-05-14 2003-04-14 ソニー株式会社 音響再生装置
JP3214087B2 (ja) * 1992-09-04 2001-10-02 ソニー株式会社 編集方法及び編集装置
JPH06205292A (ja) * 1992-11-27 1994-07-22 Matsushita Electric Ind Co Ltd 編集装置
US6751034B1 (en) * 2000-07-19 2004-06-15 Texas Instruments Incorporated Preamplifier read recovery parade
US8238721B2 (en) * 2004-02-27 2012-08-07 Hollinbeck Mgmt. Gmbh, Llc Scene changing in video playback devices including device-generated transitions
US8837921B2 (en) * 2004-02-27 2014-09-16 Hollinbeck Mgmt. Gmbh, Llc System for fast angle changing in video playback devices
JP2014127987A (ja) * 2012-12-27 2014-07-07 Sony Corp 情報処理装置および記録媒体

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4706135A (en) * 1986-01-10 1987-11-10 Tokai Television Broadcasting Company Limited Video recording apparatus with editing and mixing of delayed monitored video signal using equidistant record, read and erase heads
JPS63206073A (ja) * 1987-02-20 1988-08-25 Texas Instr Japan Ltd 情報編集装置

Also Published As

Publication number Publication date
US5060087A (en) 1991-10-22
JPH01229574A (ja) 1989-09-13

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2574856B2 (ja) 磁気記録再生装置の編集回路
JP2665288B2 (ja) 映像機器のスーパインポーズ回路
JP2742491B2 (ja) 字幕情報処理装置
JPS62200878A (ja) 編集機能付磁気記録再生装置
KR960000445B1 (ko) 자기 기록 재생 장치
JPH05198141A (ja) ビデオ編集システム
JP2672425B2 (ja) 多重画面磁気記録再生装置
JP2688511B2 (ja) 磁気記録再生方式
JP3474971B2 (ja) ビデオテープレコーダ
JP2746600B2 (ja) 信号記録再生装置
KR900010563Y1 (ko) 화면삽입용 비디오 카세트 레코더의 녹화재생장치
JP2574405B2 (ja) 映像信号記録再生装置
JP3427439B2 (ja) ビデオシステム
KR900005135Y1 (ko) 브이씨알의 자동 더빙장치
JPH0314378A (ja) ディジタル信号の信号処理装置
JP3155163B2 (ja) 映像信号再生装置
JP2638657B2 (ja) ディジタルオーディオテープレコーダ
KR100217708B1 (ko) 영상신호처리장치
JPH0734533Y2 (ja) 録音再生装置
JPH05219470A (ja) 映像信号再生装置
JPH01169764A (ja) ビデオテープレコーダ
JPH0420310B2 (ja)
JPH06326955A (ja) ビデオ記録装置
JPS6160091A (ja) 静止画記録装置
JPS6339284A (ja) 磁気記録再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees