JPH0314378A - ディジタル信号の信号処理装置 - Google Patents

ディジタル信号の信号処理装置

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JPH0314378A
JPH0314378A JP1151219A JP15121989A JPH0314378A JP H0314378 A JPH0314378 A JP H0314378A JP 1151219 A JP1151219 A JP 1151219A JP 15121989 A JP15121989 A JP 15121989A JP H0314378 A JPH0314378 A JP H0314378A
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video signal
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、ディジタル・オーディオ・テープレコーダ
のアダプターとして使用して好適なディジタル信号の信
号処理装置に関し、特にビデオ信号の再生途中でディジ
タル・オーディオ・テープレコーダが停止モードに制御
ざれたときでも、そのモニタ画面が乱れないようにした
ものである。
[従来の技術] 現行のディジタル・オーディオ・テープレコーダ(以下
DATという)は、オーディオ信号のみを記録゜再生で
きるようになっている。
しかし、オーディオ信号のみならず他の信号、例えば静
止画用のビデオ信号も同時に記録再生できれば非常に便
利である。
ここで、ビデオ信号を記録再生するには、例えばtf数
トラックにオーディオ信号を記録し、@数トラックにビ
デオ信号を記録するというように、夫々の信号を片チャ
ネルずつに記録することが考えられる。
あるいは、現行の音声フォーマット以外のフォーマット
で記録することが考えられる。
[発明が解決しようとする課題] しかし、片チャネルにオーディオ信号を、他方のチャネ
ルにビデオ信号を、夫々DATの音声フォーマットによ
って記録した場合には、ビデオ信号をも再生できる再生
装置を使用しない限り、ビデオ信号も同時に再生ざれて
しまう。
オーディオ信号再生装置のみを有するDATではビデオ
信号が再生されると、これが過大なノイズとなって再生
されることになるから使用に耐えられない。
’FM行の音声フォーマット以外のフォーマットでピデ
オイε号を記録した場合には、現行のDATとの互換性
がないため、一般のDATではオーディオ{=号までも
再生することができなくなる。
このような問題を解決するためには、現行機種との互換
性をとりながら、オーディオ信号に悪影響を与えないで
ビデオ信号を記録再生できるようにしなければならない
また、このような目的に沿う信号処理装置が実現された
場合で、再生ビデオ信号のモニタ中にDATが停止モー
ドに制御されるようなときがあるものと思われる。その
場合には、再生ビデオイε号の出力データとしてはゼロ
になるから、モニタ画面の一部が黒く写し出されるおそ
れがある。このような見苦しい画面はなるべく出ないよ
うに工夫する必要がある。
そこで、この発明はこのような点を考慮したものであっ
て、特に、どのような場合でもモニタ画面が見苦しくな
らないようにした信号処理装置を提案するものである。
[課題を解決するための手段] 上述の課題を解決するため、この発明においては、上位
Nビット(Nは整数)をオーディオ信号とし、下位Mビ
ット(Mは整数)をビデオイ3号として、このビデオ信
号を上記オーディオ信号に付加、若しくは分離して信号
処理するようにしたデイジタル信号のイ8号処理装置に
おいて、上記ディジタル信号の記録系及び再生系の夫々
には、上記ビデオ信号の任意のビットに対するビット反
転手段が設けられてなることを特徴とするものである。
[作 用] 第1図に示すように、ディジタル信号DSの記録系及び
再生系に設けられた信号処理回路82.90において、
データの並列・直列変換及びその逆変換処理の他に、ビ
デオ信号の任意のビット、本例では最上位ビットに対し
てビット反転処理が行なわれる。
ディジタルビデオ信号DSvの挿入ざれている時間は一
定であるため、その挿入開始時点からの再生時間をカウ
ントすれば、その終了時点を把握できるが、より正確に
終了時点を検出するため、ディジタルビデオ信号DSv
の後端部に挿入ざれる識別コード(スト・シブコード部
E − I D)を検出し、これが検出ざれたとき始め
て終了時点と判断するようになっている。
ディジタルビデオ信号DSvの再生中にDATの再生モ
ードが停止したようなときでも、装置本体に設けられた
カウンタは停止しないから、停止後所定時間が経過する
と、デイジタルビデオ信号DSvの終了時点とまず判断
する。
一方、端子32に入力する再生出力データは第8図に示
すように、オール「0」であるが、上述した反転処理に
よってそのMSBは「1」となる。
ストップコード部E−IDとしてオール「0」を当てれ
ば、停止中はストップコード部E・IDを検出できない
。そのため、信号処理装置10では、ディジタルビデオ
信号DSvの最終データが再生されたものと判断しない
。その結果、切換スイッチ66.68は停止モード直前
の状態を保持する。
すなわち、モニタ画面は停止直前の画面が継続して写し
出されていることになる。これによって、モニタ画面は
常に正常な画面が映出される。
[実 施 例] 続いて、この発明に係るディジタル信号の信号処理装置
の一例を第1図以下を参照して詳細に説明する。
第2図はオーディオ信号Saとビデオ信号Svが混合さ
れたディジタル信号DSのフォーマット(ビット構威)
の一例を示す。
この発明においては、従来機種との互換性と、オーディ
オ信号の再生品質の夫々を考慮して、同図CのようにD
AT本来のディジタル信号DSのビット数を使用するも
、これが同図A.Bに示すように2つに分割され、その
上位ピット側にはデイジタルオーディオイg号DSaが
、下位ビット側にはディジタルビデオ信号DSvが夫々
当てがねれる。
音声フォーマットに準拠すれば、総ピット数をT(Tは
整数)とし、これをT=16に選定すると共に、ディジ
タルオーディオ信号DSaのビット数をN (Nは整数
)とし、そして残りのピット数M (=T−N)をディ
ジタルビデオ信号DSvとしたとき、Nは、 Nよ1/2T に選定した方がよい結果が得られる。その中でも実用的
な値は、N=8〜10程度である(第2図A)。これに
よって、ディジタルビデオ信号DSVは6〜8ビット構
成となる(第2図B)。本例では、N=10,M=6と
している。
そして、ディジタルオーディオ信号DSaが上位ビット
側にくるように、ディジタルオーディオ信号DSaとデ
ィジタルビデオ信号DSvとを混合すれば、上位10ビ
ットがディジタルオーディオ信号DSaの領域となり、
下位6ビットがディジタルビデオ信号DSvの領域とな
る(第2図C)。
オーディオ信号Saに対してノイズリダクションなどの
ノイズ対策を施した状態でビデオ信号SVと混合する場
合には、オーディオ偲号Saとビデオ信号Svとの関係
は上述した関係式にとらわれることはなく、オーディオ
信号Saのビット数をさらに少なくすることもできる。
このようなビット構成のディジタル信号DSがDATに
設けられた回転磁気ヘッド(図示しない)に供給されて
記録され、またこれより再生ざれる。
オーディオサンプリングクロツクfsとして48kHz
を使用すると、これに対してビデオサンプリングクロッ
クが3fsc(fscは3.58MHz)の場合周波数
的には両者は112倍程度の開きがあるため、1フィー
ルドのビデオ信号は約2秒かかって記録される。また、
そのビデオ信号の画像内容に対応したオーディオ信号(
ナレーションやBGM)は2秒以上になるのが常である
から、通常は1枚の画像に対するオーディオ信号は2秒
以上記録きれる。その結果、オーディオ信号を基準にす
るならば、オーディオ信号が終了するまでには、複数枚
の画像を挿入できることになる。
このことは、後の検索処理などを考慮すると、ビデオ信
号(画像データ)に対する何等かの識別コードを付加し
た状態で、ビデオ信号をオーディオ信号に加算した方が
好ましい。そのような観点から信号フォーマットが構築
されている。
第3図はその一例を示す。
オーディオイ3号(音声データ)に対して挿入されるビ
デオ信号(画像データ)にあって、その前後に識別コー
ドIDが付加される。誠別コード■Dとしては、図示す
るように、ビデオ信号の直前に付加されるスタートコー
ド部S− IDと、直後に付加されるストップコード部
E− IDとで構成されている場合を例示する。
スタートコード部S・IDの利用例としては、(1)ビ
デオ信号のデータ、つまり画像データ自身の識別コード
、 (2)ビデオ信号がどうゆう形態で構成されているかつ
まり、コンポジイットビデオか、Y{ε号とC {’号
のビデオか、R,G,Bコンポーネントビデオかの識別
コード、 (3)画像データの量子化ビット数、 (4)画像データに対する頭出しコード(LS・10) などが挙げられる。ただし、これは一例に過ぎない。
このような利用例を実現するには、スタートコード部S
− IDを以下のように構成することか考えられる。
第4図はその一例である。まず、図のように、最下位ビ
ットのみが「1」の6ビットコードをスタートコードと
する。同様に、オール「O」のコードをストップコード
とする。
6ビットを1ブロックBとして取り扱うと、(4800
+1)ブロック(約5 0isec)でスタートコード
部S− IDが構築され、そのうち6o○ブロックを主
ブロックとして、この主ブロックごとに同一のコードデ
ータが挿入される。これは、スタートコード部のどの位
置から再生されても、スタートコード部S− IDを検
索できるようにするためである。
主ブロックは30ブロックを単位とした20個のサブブ
ロックに分割され、そのうち前半の12サブブロックF
O〜Filがフレーミングコードとして使用される。そ
して、各サブブロックを構築する夫々のブロックのコー
ドが何れもスタートコードであるときに、始めて「O」
を当てるとすると、全てのサブブロックFO〜Filが
「O」であるときこれをフレーミングコードとして判別
する。
また、残りの8サブブロックDO〜D7はモードコード
として利用される。
モードコードの一例を第5図に示す。モードコードの内
容は一例である。
ストップコード部E・IDは第4図に示すように、本例
では8ブロック(ほぼ93μsec)で構成されている
そして、このストップコード部E− IDの後半部に一
定期間のブランク期間を置き、このスタートコード部S
− IDの最初から上記ブランク期間の終りまで(ほぼ
2秒)を1つの画像データの単位領域としている。この
単位領域の時間はまた垂直周期120倍に相当する。
サブキャリャーfscは4フィルードでその位相が一巡
するので、サブキャリャーfscのほぼ120倍に単位
領域を設定すると、前後して記録ざれる静止画用ビデオ
信号Svの位相は常にO相となって、サブキャリャーf
scの不連続性を回避できる。
さて、第1図はこのような信号形態を採るようにディジ
タル信号DSを処理したのち、DATに記録し、またこ
れより再生されたディジタル信号DSを元のオーディオ
信号Saとビデオ信号Svとに分離処理するためのイ8
号処理装置の要部の一例を示す。
オーディオ信号Saの信号処理系から説明する。
オーディオインの端子12に供給ざれたオーディオ信号
Saはアンブ14を経てローバスフィルタ16に供給さ
れて帯域制限されたのち、A/D変換藩18に供給され
て10ビットのディジタルオーディオ信号DSaに変換
ざれる。そのときに使用するオーディオサンプリングク
ロックはfs (48 k Hz)である。
ディジタルオーディオ信号DSaは混合分離手段86を
構成する混合手段(加算器)20に供給ざれて後述する
ディジタルビデオ信号DSvと混合される。混合された
ディジタル信号DS(第2図C)はディジタルアウト処
理回路22に供給されて、音声フォーマットに準拠した
形態のディジタル信号に変換ざれる。
ディジタルアウト処理回路22には、周知のようにピッ
トクロックBCK生成用のクロック発生手段などが設け
られている。
フォーマット化されたディジタル信号DSは端子24を
経て最終的には回転磁気ヘッドに供給されてこれが記録
ざれる。
回転磁気ヘッドより再生されたディジタル信号DSは再
生端子32を経てディジタルイン処理回路34に供給さ
れて、ディジタルイン処理される。
例えば、PLL回路(図示しない)が駆動されて再生ピ
ットクロックBCKに同期したマスタクロックなどが生
成される。
このマスタクロックに基づいてディジタルオーディオ信
号DSaとディジタルビデオ信号DSvとを分離するた
めの分離信号が生成され、次段の分離手段36からはデ
ィジタルオーディオ偲号DSaとディジタルビデオ信号
DSvとが分離されて出力される(第2図A,B)。
分離ざれた10ビットのディジタルオーディオ信号DS
aはD/A変換器38でアナログ信号に変換されると共
に、ローパスフィルタ40で所定帯域に制限され、その
後アンブ42を経てオーディオアウト端子44に出力さ
れる。
ビデオ信号Svに対する信号処理系は次のような構成と
なる。
ビデオイン端子50に供給された静止画用のビデオ信号
Svはアンプ52を介してA/D変換器54に供給され
て、この例では6ビットのディジタルビデオ信号DSv
に変換ざれる。その際に使用されるサンプリングクロッ
クはサブキャリャーfscの整数倍の周波数であって、
この例では3fSCである。
ディジタルビデオ信号DSvは入力信号と再生信号とを
切り換える切換スイッチ56及びアフターレコーディン
グ(アフレコ)用の切換スイッチ58を経てメモリ手段
60に供給される。
メモリ手段60は、ディジタルビデオ信号DSVの時間
軸変換手段として8!能するものである。
換言すれば、ディジタルピデオ信号DSvをディジタル
オーディオ信号DSaと結合するため、ピットクロック
BCKに同期してディジタルビデオ4g号DSvを読み
出すときの時間軸伸張用として、及び再生きれたディジ
タルビデオ信号DSvの時間軸圧縮用として使用される
メモリ手段60は一対のメモリ62.64を有し、これ
らに関連して設けられたメモリコントロール回路70.
72によって、lフィールド(若しくは1フレーム)ず
つ対応するメモリ62.64にストアざれるように制御
ざれる。
1枚の画像のみを単発的に挿入する場合には、1フィー
ルドのビデオ信号のみが何れかのメモリにストアざれる
。同一の画面を連続して挿入する場合には、ストアざれ
たビデオ信号を繰り返し読み出せばよい。異なる画面を
連続的に挿入する場合には、所定時間ごとにビデオ信号
が取り込まれ、これが交互にメモリされる。メモリ62
.64からのデータ読み出しは2秒程度かかるので、所
定時間とは2秒以上の任意の時間である。
ここで、メモリ62.64への書き込みは3fSCのク
ロックで行なう。その読み出しは2fsのクQツクで行
なう。
これは、ディジタルビデオ信号DSvの時間軸をディジ
タルオーディオイε号DSaの時間軸に、その同期を取
りながら一致させるためである。第6図に示すように、
ディジタルオーディオ信号DSaLtL,Rチャネルの
双方を順次記録するようになっているため、読み出し時
は、fsではなく、2fsのクロックが使用される。
100はメモリなどに対する制御手段であって、これに
はまず、サブキャリャ抽出回路110で抽出されたサブ
キャリャfscが供給される。制御手段100ではこの
サブキャリャfscに基づいて、制御信号が夫々のメモ
リコントロール回路70.72に供給される。
124は信号処理装置10における記録モード、再生モ
ードに関連して制御される切換スイッチで、その切り換
え状態でモード判別が行なわれる。
制御手段100には、ざらにディジタルアウト処理回路
22及びディジタルイン処理回R34からピットクロツ
クBCKが供給ざれる。したかって、このピットクロッ
クBCKに同期する読み出しクロックRCK(=2fs
)が生成されるように、メモリコントロール回路70.
72に対し、所定の制御信号が供給される。
その結果、ディジタルオーディオ信号DSaとディジタ
ルビデオ信号DSvとはこのビットクロツクBCKに完
全に同期した状態で混合手段20に入力する。
また、ディジタルアウト処理回路22では、その詳細な
説明は省略するが、ピットクロックBCKに基づいて1
0ビットと6ビットのビット切替信号BSが作成され、
このビット切替信号BSが混合手段20に供給されて、
10ビットのディジタルオーディオ信号DSaと6ビッ
トのディジタルビデオ信号DSVとが、第2図Cのよう
に混合される。
112は垂直同期信号の分離回路であって、ディジタル
ビデオ信号DSvより抽出分離された垂直同期信号が制
御回1100に供給される。これによって、メモリ62
.64には常に垂直周期を基準にして1フィールド分の
ディジタルビデオ信号DSvがメモリされることになる
メモリ62.64の後段には連動して切り換えられる一
対の出力切換スイッチ66.68か設けられる。出力切
換スイッチ68は信号記録時に使用され、他方の出力切
換スイッチ66は信号再生時に使用される。
出力切換スイッチ68によってメモリ62.64から交
互に読み出されたディジタルビデオ信号DSVは、シン
クビットシフトエンコーダ76に供給されてシンクピッ
トのシフト処理が行なわれる。
本来、ビデオ信号は6ビットにA/D変換処理されるも
のであるから、そのシンクビットはオール「O」のディ
ジクルデータである。しかし、上述した識別コードID
を考慮して、第7図に示すように、画像に影響を及ぼさ
ないピットに識別コードIDを宛てがった関係上、シン
クピットのみ、そのビットをシフトさせる処理が行なわ
れて、識別コードIDとシンクビットとを識別できるよ
うにしている。
したがって、記録時はシンクビットが1ビットだけシフ
トする処理が行なわれ、その後加算器78において、識
別コードIDが付加ざれる。80はこの識別コードID
の発生器である。
識別コードIDが付加されたディジタルビデオ信号DS
vは処理回路82で並列・直列変換処理がなきれると共
に、ディジタルビデオ信号DSvの任意のビット、本例
では最上位ビットMSBに対してピット反転処理が行な
われる。この処理については後述する。
所定の信号処理を終了したディジタルビデオ信号DSv
はフォーマット変換回路84で、DATの信号フォーマ
ットに準拠したフォーマットに変換ざれたのち、第2図
Cのようにディジタルオーディオ信号DSaに混合され
てDAT側に送出される。
ディジタル信号DSの再生時には、分離手段36におい
てディジタルオーディオ信号DSaとディジタルビデオ
信号DSvとに分離される。分離ざれたディジタルピデ
オイε号DSvはフォーマット逆変換回路88で元のフ
ォーマットに変換され、これが信号処理回路90で直列
・並列変換処理が行なわれると共に、ディジタルビデオ
信号DSvの最上位ビットの再反転処理が行なわれる。
その後、シンクビットシフトデコーダ92で、シンクビ
ットのみ記録時とは逆シフト処理がなされて、元のシン
クビットに戻される(第7図参照)。
そのあとは、切換スイッチ56.58を経てメモリ62
.64に供給され、再生デイジタルピデオ信号DSvが
ピットクロックBCKに同期した書き込みクロックWC
 K (= 2 fs)によって書き込まれ、サブキャ
リャfscに関連した読み出しクロックRCK (=3
 fsc)に基づいて読み出される。
出力切換スイッチ66より出力されたデイジタルビデオ
信号DSvは人出力モニタ用の切換スイッチ102を経
てD/A変換器104でアナログ変換され、これがアン
プ106を介して出力端子108にビデオアウトとして
出力ざれる。ビデオアウト側にはモニタ手段(図示しな
い)がある。
信号処理回路90の出力段側には識別コード■Dの検出
手段94が設けられ、検出された識別コードIDは制御
回路100に供給される。この識別コードIDによって
メモリコントロール回路70.72が制御ざれたり、モ
ード情報に基づいて信号処理が変更される。
さて、識別コードIDが付加ざれたディジタルビデオ償
号DSVを再生してメモリ手段60に記憶する場合、画
像データのみが記憶ざれる。その際、画像データの最初
のデータから所定時間経過した時点が最終画像データと
なるが、この最終画像データをより正確に検出するため
、時間の管理の他に、ストップコード部E−IDを検出
し、その両者が一致したとき最終画像データとして判断
することが好ましい。そして、この最終画像データのス
トアが終了した段階で、メモリ62.64の書き込み、
読み出しモードが逆転すると共に、出力切換スイッチ6
6.68も切り替わる。
一方、ディジタルビデオ信号DSvの再生中にDATの
再生モードが停止したようなときには、端子32に入力
する再生出力データは第8図に示すように、オール「O
」である。画像データに対する時間管理(カウントアッ
プ処理)は、信号処理装置10側で行なわれるから、D
ATか停止モードとなっても、これに連動してカウント
アップ処理が停止することはない。
そのため、メモリ手段6oは相変らず書き込みモードと
なっているから、オール「O」のデータを本来の画像デ
ータとして対応するメモリ、例えば64にストアしてし
まう。
そして、停止モードから所定の時間が経過すると、最終
画像データの再生時間が到来すると共に、そのときの再
生データは常にオール「O」になっているから、これを
ストップコードと誤って判断してしまう。そうなると、
信号処理装置10側では、最終画像データが到来したも
のとみなして、メモリ手段60に対して、書き込み、読
み出しモード及び切換スイッチ66.68の切り換えを
指示するから、メモリ64は読み出しモードに制御され
る。
そうすると、DATが停止モードになってからメモリ6
4に書き込まれたデータ「O」が読み出ざれ、これが画
像としてモニタされるから、データ「O」の部分が黒く
写り、井常に見苦しい画像がモニタされることになって
しまう。
これを避けるため、画像データの任意のビット、本例で
は最上位ビットを反転記録し、再生時に再反転処理され
る。そうすれば、第8図のように、途中停止時の再生出
力が、たとえオール「O」であっても、再反転処理する
と、その最上位ビットは「1」になる。
これによって、信号処理装置10側では、(1)最終画
像データの到来と誤判断しない。
(2)そのため、メモリ手段60は切り換え制御されな
い。
ことになるから、(2)によって、この場合は常に前画
面がモニタされることになり、上述した欠点はなくなる
なお、DATが停止モードであっても、再反転処理され
たデータ(擬似再生データ)は、メモリ手段60に書き
込まれている。そのため、DATが再び再生モードにな
ると、書き込まれたこの擬似再生データが読み出されて
、モニタ画面が見苦しくなるようにも考えられる。
しかし、再生モードになったときにはカウント値は規定
値(正規の再生時間に相当するカウント値)とは異なる
から、再生モードになってもメモリ手段60の書き込み
、読み出し状態は切り換わらない。そして、次のスター
トコード部S・IDを検出するとカウンタがクリャされ
ると共に、新たなディジタルビデオ信号DSvが再生さ
れてメモリされるから、これによって擬似再生データは
読み出されることなく消失する。したがって、モニタ画
面が擬似再生データによって乱ざれることはない。
アフレコの動作を次に説明する。
その前に、この信号処理装置10には、第1図に示すよ
うに少なくとも2個のファンクションスイッチ120.
122が設けられる。一方はモードスイッチであり、他
方はシャツタスイッチである。
モードスイッチ120は挿入すべき画面が単発(シング
ル)か、連続かを選択するためのものであり、シャッタ
スイッチ122とは、挿入画面が単発のとき、挿入した
い画面を選択するためのスイッチである。
オーディオ信号をアフレコするときには、挿入画面はそ
のままであるから、DATを再生状態にして、画面をモ
ニタしながら、アフレコしたい画面が写し出されたとき
に、アフレコモードにする。
そして、メモリ62.64の書き込み、読み出しは交互
に繰り返ざれるが、オーディオ信号のアフレコを行なう
ときには、その切り換え状態が固定される。
例えば、メモリ62の画像データをモニタ中のときアフ
レコモードを選択すると、メモリ62の画像データが常
にモニタされ、これに対しメモリ64の画像データがD
ATに記録できる状態にある。
メモリ62と64の画像データは殆どの場合一致してい
ない。これに対して、オペレータはモニタ画面を見なが
らアフレコ操作を行なうので、アフレコ中のモニタ画面
と、アフレコによって実際に記録ざれる画面とが相違し
てしまう。
これをなくすには、アフレコモードのときには、モニタ
されている画像と、記録されるべき画像とを一致ざせれ
ばよい。
そのため、ハード的にはアフレコ用の切換スイッチ58
が設けられる。
アフレコモードを第9図を参照して説明する。
切換スイッチ66.68は第l図の状態に切り換えられ
ているものとする(第9図F)。
ディジタルビデオ信号DSv中に付加された識別コード
IDはメモリされないように、ライトイネーブル信号W
Tが出力される(同図A.C)。
識別コードIDのうち頭出しコードLS−IDが検出さ
れると、アドレスクリャバルスが出力される(同図B)
。メモリ64が書き込み状態のとき、シャッタスイッチ
122が押されると(同図D)、制御回路100はアフ
レコモードと判断して、メモリ手段60の動作モードを
直前の動作モードに固定する。
そして、アフレコスイッチ58を第1図の端子C側に切
り換える。と同時に、メモリ64に対する書き込みクロ
ックRCKの周波数を2fsから3fscに変更する(
同図E)。そうすると、メモリ62の画像データがアフ
レコスイッチ58を介してメモリ64に供給されて、こ
れが高速で再書き込みざれる。
これで、メモリ62.64の画像データが一致し、モニ
タ画面と、記録すべき画像データが一致する。
書き込みが終了すると、メモリ64に対するライトイネ
ーブル信号WTが反転して、その後は画像データのVt
込みができない。アフレコスイッチ58も自動的に元に
復帰し、端子d側に切り替わる(同図G)。アフレコモ
ードの解除は、再生中に再びシャッタスイッチ122を
押すか、モードスイッチ120を連続側に切り換えれば
よい。
以上の構成によって、オーディオ信号Saとビデオ13
号Svとを、現行の音声フォーマットに適合させて混合
することができる。この場合、オーディオ信号Saは現
行の16ビット構成から10ビット構成に、その量子化
数が減少するが、この量子化数の減少に伴う音質劣化が
少ない。また、映像は静止画であるため、6ビットの量
子化で十分である。
そして、オーディオ信号Saとビデオ信号Svとが混合
されたディジタル信号DSを現行のDATで再生する場
合、つまり、第10図に示すように、ビデオ再生系のな
いDATを用いて、このディジタルビデオ信号DSvを
ディジタルオーディオ信号DSaとして再生した場合の
オーディオ{=号Saへの影響も殆んどない。
その場合、オーディオ信号Saにとってビデオ信号Sv
はノイズ成分に他ならない。しかし、第2図Cから明ら
かなように、ディジタルピデオ信号DSvはディジタル
オーディオ信号DSaの下位ビット側に挿入ざれるもの
であるから、オーディオ信号Saは6NdB程度のダイ
ナミックレンジがとれる。
したがって、上述したように、量子化数Nを10ビット
程度に選定すれば、コンパクトカセット、ドルビーB(
商標)録再程度のダイナミックレンジとなる。このよう
なことから、同時にビデオ信号Svが再生されても、オ
ーディオ信号Saへの影響は殆んどなく、片質劣化が少
ない。
第2図Dのようにディジタルビデオ信号DSvの最下位
ビットデータ■Oがディジタルオーディオ信号DSaの
最下位ビットデータAO側にくるようにビットの結合位
置を逆転させれば、オーディオ{i号Saへの影響を実
用上無視できる。
アフレコ処理としては、オーディオ信号をアフレコする
例であるが、ビデオ信号をアフレコするようにも構成で
きるし、その何れかを選択できるように構成することも
できる。
上述では、T=16.N=10.M=6として説明した
が、上述したようにN,Mの値はこれに限るものではな
い。
[発明の効果] 以上説明したように、この発明によれば、オーディオ信
号の他に、静止画などのビデオ信号も同時に記録再生す
るに際し、DATの音声フォーマットに則って両者を混
合するようにしたものである。
したがって、現行機種(DAT)との互換性を取ること
ができる。勿論、再生オーディオ信号の音質劣化が少な
くなるように工夫ざれている。
さらに、この発明では、ビデオ信号の再生途中でDAT
が停止モードに制御された場合でも、モニタの画面には
、その一部が黒くなったような画面が映し出されない。
これによって、見苦しい画面が映出されるのを有効に防
止できる特徴を有する。
したがって、この発明に係る信号処理装置はイベント用
のDATなどの付属機器として使用して極めて好適であ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明に係るディジタル信号の{3号処理装
置の一例を示す系統図、第2図はデイジタル信号の音声
フォーマットの一例を示す構或図、第3図〜第7図は夫
々識別コードの説明図、第8図はディジタルビデオ信号
のビット反転処理の説明図、第9図はアフレコ処理の波
形図、第10図は現行のDATの一例を示す系統図であ
る。 1 0 ◆ 20 ・ 36 ・ 58 ・ 60 ・ 76 ・ 80 ◆ 82,90  ・ 92 ◆ 94 ・ Sa  ・ DSa  ・ Sv  ・ DSv・ ・信号処理装置 ・混合手段 ・分離手段 ・アフレコスイッチ ・ビデオ信号のメモリ手段 ・シンクビットシフトエンコーダ ・識別コード発生器 ・信号処理回路 ・シンクビットシフトデコーダ ・識別コード検出回路 ・オーディオ信号 ・ディジタルオーディオ信号 ・ビデオ信号 ・ディジタルビデオ信号

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)上位Nビット(Nは整数)をオーディオ信号とし
    、下位Mビット(Mは整数)をビデオ信号として、この
    ビデオ信号を上記オーディオ信号に付加、若しくは分離
    して信号処理するようにしたディジタル信号の信号処理
    装置において、 上記ディジタル信号の記録系及び再生系の夫々には、上
    記ビデオ信号の任意のビットに対するビット反転手段が
    設けられてなることを特徴とするディジタル信号の信号
    処理装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0528722A (ja) * 1991-07-19 1993-02-05 Sharp Corp 磁気記録再生装置
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