JP2574693B2 - ウェブ搬送装置 - Google Patents

ウェブ搬送装置

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JP2574693B2 JP63225691A JP22569188A JP2574693B2 JP 2574693 B2 JP2574693 B2 JP 2574693B2 JP 63225691 A JP63225691 A JP 63225691A JP 22569188 A JP22569188 A JP 22569188A JP 2574693 B2 JP2574693 B2 JP 2574693B2
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範雄 坂本
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明はウェブの搬送性と位置決めを向上させたウ
ェブ搬送装置に関するものである。
〔従来の技術〕 従来のウェブ搬送装置はウェブの幅方向全面を挟持で
きる1対の対向ローラからなり、該対向ローラによる摩
擦でウェブを搬送していた。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記従来の場合はローラ表面にゴミ等
の異物が付着していたり、表面に傷が付いていると、そ
れが製品となるべき部分に転写されてしまう虞れがあっ
た。特に、感光材料をコーティングしたウェブではカブ
リの原因になった。
また、1対の対向ローラでの送りであるため、ウェブ
搬送のために使用される実質的なトルクが不足したばか
りでなく、停止時のウェブの滑りが大きくなり、文字や
図柄等のパターンを周期的に連続して印刷したウェブ
を、その印刷ピッチ毎に正確に間歇搬送させることが出
来ず、関連した加工の速度に限界を生じ、打抜等の関連
機構での作業性、生産性が低くなった。
この発明の上記の点に鑑み、ローラ表面に付着したゴ
ミ等の異物やローラ表面の傷が製品となるべき部分に転
写されることのないウェブ搬送装置を提供することを目
的としている。また、他の目的は文字や図柄等のパター
ンを周期的に連続して印刷したウェブを、その印刷ピッ
チ毎に蛇行させることなく正確に間歇搬送できるように
したウェブ搬送装置を提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、この発明は一面に文字や
図柄等のパターンを周期的に印刷してなる有効部分と、
その外側に両耳部を備えたウェブを挟持搬送できる二対
の対向ローラを一定の間隔を隔てて配置してなるウェブ
搬送装置において、前記各対の対向ローラの少なくとも
一方は、ウェブの両耳部に対応する部分が径大であり、
かつ、ウェブの搬送方向の前側の対向ローラの線速度
が、後側の対向ローラの線速度より若干高速になるよう
に互いにローラ径を違え、ウェブの搬送性と位置決めを
向上させるように構成したものである。この位置決めは
前記パターンの連続方向に沿って設けた第一マークを検
出してウェブを幅方向に移動させる手段と、これに直交
するように設けた第二マークを検出してローラの駆動を
制御する手段とを備えることによってより向上する。
〔実施例〕
次に、この発明を添付図面に示す実施例に基づいて説
明する。
第1図において、1はウェブ、2a,2b及び3a,3bは一定
の間隔を隔てて配置され、前記ウェブ1を挟持した二対
の対向ローラである。ウエブ1は第2図の如く一面に運
転免許証の裏面のパターン(外枠及び罫線)1aが周期的
に印刷され、他面に感光材料(図示せず)が塗布されて
いるものである。
前記対向ローラ2a,2b及び3a,3bはウェブ1の両耳部に
相当する部位21a,21b及び31a,31bを径大にし(なお、下
側のローラ21b及び31bは特に径大にしなくても効果はあ
る。)、かつ、該径大部位の表面をゴムライニング或い
はローレット又は梨地(シボ)加工する。実施例ではゴ
ムライニングローラにした。このライニング用ゴムの条
件は、耐摩耗性が良く、摩擦係数が高く、硬度30〜80で
ある。このように径大部位を設けた理由は製品(カー
ド)となる有効部分Sを圧迫しないで搬送できるように
するためであり、該部位の表面をゴムライニング等を施
した理由はウェブとの摩擦係数を増大させ、搬送時の滑
りを無くし、実質的なトルク不足や停止時のオーバーラ
ンを防止するためである。改良による効果を次の表に示
す。
また、上側ローラ2a,3aは、ウェブの挟持力を調節で
きるようにしてある。なお、二対の対向ローラ2a,2b及
び3a,3bのうち、下側ローラ2b,3bを「フィードロー
ラ」、上側ローラ2a,3aを「パッドローラ」と称するこ
ともある。
前記フィードローラ2b,3bはタイミングプーリ4a,4b
と、この間に張設されたタイミングベルト5により連繋
されているとともに、前側のフィードローラ2bはカップ
リング6を介してACサーボモータ7に連繋され、ウェブ
1を初期設定されたプログラムに従って間歇的に搬送で
きるようになっている。この場合において、前側のフィ
ードローラ2bの線速度を後側のフィードローラ3bの線速
度より若干速く調整(具体的には前側フィドローラが後
側フィドローラより0.05〜3%程度速い線速度を持つよ
うに2bの径を3bの径より大きくする。)し、ウェブに多
少のバックテンションが掛かるようにするとウェブ1の
平面性を確保する上に好ましい。勿論、ウェブ1は両耳
部のみで挟持されているため、バックテンションにより
スリップによって有効部分が傷付けられることはない。
第4図は搬送中のウェブ1のX軸方向(送り方向)の
位置決め手段10及びY軸方向(逆方向)の位置決め手段
20を示す。
X軸方向の位置決め手段10はウェブ1に周期的に印刷
されたパターン1a,1a間に送り方向と直交する如く設け
たX軸位置決めマーク1bを2個の光電センサー(マーク
検出センサー)11及び12により検出し、前記ACサーボモ
ータ7を止めることによって行われる。この場合、マー
ク検出センサー11,12の一方11は精度を出すために基準
位置を示す定位置センサーであり、他方12は送り不足を
示す手前センサーであって位置決め完了時には第3図の
如く定位置センサー11のみがONしている。
前記手前センサー12がONしているときはパンチ部8の
可動刃8aの停止作動とウェブの低速送り補正が行われる
ようになっている。このパンチ部8の可動刃8aの停止作
動は瞬間的なものであり、実質的には可動刃8aの減速動
作にとどまるため、カード作成能力を大幅に減退させる
ものではない。また、送り過ぎの場合も同様の補正動作
が行われる。
なお、2個のセンサーは出力結果に応じて調整してあ
るため相互干渉の問題はない。
13,13′は搬送安定性の向上および位置決め精度向上
のためのカール押えローラである。
前記Y軸方向の位置決め手段20はウェブ1の一面に印
刷されたパターン1aの外枠に沿って送り方向と並行に設
けたY軸位置決めマーク1cを赤外線カメラ(Y軸マーク
検出カメラ)21により画像として視覚装置22の中に入
力、計算し、基準位置からのズレを検出する。これによ
り検出されたウェブの偏差分の移動はポジショニングテ
ーブル23により行われるようになっている。
しかして、Y方向位置決めはX方向位置決めと同時に
行われており、X,Y位置決めの動作の並列処理によっ
て、カード作成能力向上を達している。
また、フィードローラ2b,3bにウェブ1を介して当接
させたパッドローラ2a,3aはパウダーリミッター等(図
示せず)に連繋させ、停止時の慣性を抑えてウェブを精
度良く停止させるようにすることも考慮される。
なお、上記実施例では、ウェブ1は一面に一定のパタ
ーン1aが周期的に繰り返し印刷され、他面に感光材料を
塗布したものとして説明したが、そのような感光材料が
塗布されていないものであってもよいことは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
以上の如く、この発明は一面に文字や図柄等のパター
ンを周期的に印刷してなる有効部分と、その外側に両耳
部を備えたウェブを挟持搬送できる二対の対向ローラを
一定の間隔を隔てて配置してなるウェブ搬送装置におい
て、前記各対の対向ローラの少なくとも一方は、ウェブ
の両耳部に対応する部分が径大であり、かつ、ウェブの
搬送方向の前側の対向ローラの線速度が、後側の対向ロ
ーラの線速度より若干高速になるように互いにローラ径
を違えたことを特徴としているから、ウェブの平面性を
保ち、ウェブの搬送性と位置決めを向上させることがで
き、しかも、二対の対向ローラにより搬送再開時のトル
ク不足が解消できる。また、ウェブ接触面に摩擦係数の
増大手段が施されているため、搬送のための実質トルク
の向上が期待できる。
更に、ウェブの両耳部(幅方向両端縁で製品とならな
い部位)を挟持しているため、挟持による影響がない。
特に、運転免許証の如く感光材料をコーティングしたカ
ード作成機に応用してもカブリを生じさせることがない
し、従来の如く位置決めに時間がかからず、効率性、正
確性及び安定性がより向上するなど各種の優れた効果を
奏するものである。
【図面の簡単な説明】
図はこの発明の一実施例を示し、第1図は略示的斜線
図、第2図は印刷パターンを示すウエブの裏面図、第3
図は印刷パターンの部分拡大図、第4図は搬送中のウェ
ブのX軸方向(送り方向)の位置決め手段及びY軸方向
(幅方向)の位置決め手段を示す説明図である。 1……ウェブ 2a,2b,3a,3b……対向ローラ 21a,21b,31a,31b……径大部位

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面に文字や図柄等のパターンを周期的に
    印刷してなる有効部分と、その外側に両耳部を備えたウ
    ェブを挟持搬送できる二対の対向ローラを一定の間隔を
    隔てて配置してなるウェブ搬送装置において、前記各対
    の対向ローラの少なくとも一方は、ウェブの両耳部に対
    応する部分が径大であり、かつ、ウェブの搬送方向の前
    側の対向ローラの線速度が、後側の対向ローラの線速度
    より若干高速になるように互いにローラ径を違えたこと
    を特徴とするウェブ搬送装置。
JP63225691A 1988-09-09 1988-09-09 ウェブ搬送装置 Expired - Fee Related JP2574693B2 (ja)

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JPS6022341Y2 (ja) * 1976-07-27 1985-07-03 キヤノン株式会社 フイルム送り装置
JPS5616369A (en) * 1979-07-19 1981-02-17 Ricoh Co Ltd Facsimile receiving device

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