JP2574447Y2 - ショルダアンカ高さ調節装置 - Google Patents

ショルダアンカ高さ調節装置

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JP2574447Y2
JP2574447Y2 JP1992081804U JP8180492U JP2574447Y2 JP 2574447 Y2 JP2574447 Y2 JP 2574447Y2 JP 1992081804 U JP1992081804 U JP 1992081804U JP 8180492 U JP8180492 U JP 8180492U JP 2574447 Y2 JP2574447 Y2 JP 2574447Y2
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    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/20Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ウエビングの長手方向
中間部が挿通されるショルダアンカを車両の側壁上部で
車両上下方向に移動させて、ショルダアンカの高さを調
節するショルダアンカ高さ調節装置に関する。
【0002】
【従来の技術】乗員拘束用の3点式シートベルト装置で
は、ウエビングの一端は、車両の側壁下部に設けられた
巻取装置に巻き取られ、他端は、車両の側壁上部に位置
されるショルダアンカを通って、車両の側壁下部に固定
されたアンカプレートに係止されている。そして、ウエ
ビングのショルダアンカとアンカプレートとの間には、
タングプレートが摺動自在に嵌合されており、このタン
グプレートをバックル装置へ係合させることにより、ウ
エビングは、ショルダアンカとタングプレートとの間が
ショルダウエビングとされ、タングプレートとアンカプ
レートとの間がラップウエビングとされて、乗員に装着
される。
【0003】ここで、ショルダアンカの高さを乗員の体
格に合わせて調節するために、ショルダアンカ高さ調節
装置が用いられている。
【0004】従来のショルダアンカ高さ調節装置では、
図9に示すように、送り螺子としての長ボルト90が車
両上下方向を軸線方向として配置され、長ボルト90の
軸方向両端部が、車両側壁上部に軸支されている。そし
て、送り螺子には、螺合部材としてのナット92が螺合
され、このナット92にショルダアンカ94がアンカボ
ルト98を用いて取付けられており、長ボルト90がモ
ータによって回転駆動されて、ナット92がショルダア
ンカ94と共に車両上下方向に移動するようになってい
る。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
ショルダアンカ高さ調節装置にあって、車両急減速時に
は、乗員の慣性移動に伴いウエビング96を介してショ
ルダアンカ94に相当大きな荷重が作用する。この荷重
のうち、車両上下方向の荷重は、送り螺子で受けるた
め、これに対抗するのに、長ボルト90及びナット92
は、高剛性の金属で製造して剛性を十分に確保する必要
がある。しかし、長ボルト90及びナット92がそのよ
うな金属製であると、それに起因して、ショルダアンカ
の高さを調節する際、長ボルト90及びナット92との
間に大きな摩擦抵抗が生じ、長ボルト90に対して大き
な回転トルクが必要となり、モータが大型化し、ショル
ダアンカ高さ調節装置の重量増加を招き、また製造コス
トの上昇に繋がり、更に、長ボルト90及びナット92
とは金属同志の接触となって作動音も特に大きくなる。
【0006】本考案は上記事実を考慮し、車両急減速時
には、それに伴う荷重に耐え、通常時には、ショルダア
ンカの高さを調節する際、摩擦が低減され、回転トルク
が少なくて済み、軽量化及びコスト削減化を図ることが
でき、更に、作動音も抑えられるショルダアンカ高さ調
節装置を得ることが目的である。
【0007】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記課題を解
決するために、一端が巻取装置に巻き取られ他端がアン
カプレートに係止されたウエビングの長手方向中間部が
挿通されるショルダアンカを車両の側壁上部で上下方向
に移動させ、前記ショルダアンカの高さを調節するショ
ルダアンカ高さ調節装置であって、前記車両の側壁上部
に配設され上下方向に軸線を有して軸線回りに回転する
送り螺子と、この送り螺子と螺合され送り螺子の回転に
より車両上下方向に移動する螺合部材と、前記ショルダ
アンカが取り付けられるとともに螺合部材に支持され螺
合部材の車両上下方向の移動によって車両上下方向に移
動しショルダアンカを車両上下方向に移動させるショル
ダアンカ取り付け部材と、このショルダアンカ取り付け
部材と送り螺子との間に設けられ通常時は非係合状態で
あるとともに車両急減速時には送り螺子が非回転である
のに関わらずショルダアンカ取り付け部材が受ける荷重
に基づき螺合部材がショルダアンカ取り付け部材を車両
上下方向に移動させることによって係合状態となり係合
状態ではショルダアンカ取り付け部材の車両上下方向の
移動を拘束してショルダアンカ取り付け部材と送り螺子
との間で荷重を伝達させる係合手段と、を備えたことを
特徴とするショルダアンカ高さ調節装置を提案するもの
である。
【0008】また、上記構成においては、前記係合手段
は、前記ショルダアンカ取り付け部材に設けられショル
ダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動するロ
ック部材と、前記送り螺子に螺合され送り螺子の回転に
より車両上下方向に移動して前記ロック部材と対向する
対向ロック部材とを備え、通常時はロック部材と対向ロ
ック部材とが非係合状態であり車両急減速時にはロック
部材がショルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向
に移動してロック部材と対向ロック部材とが係合状態と
なる構成のものや、前記係合手段は、前記送り螺子の螺
部と対向してショルダアンカ取り付け部材に形成されシ
ョルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動す
る螺子対向部を備え、通常時は螺子対向部と送り螺子の
螺部とが非係合状態であり車両急減速時には螺子対向部
がショルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移
動して螺子対向部と送り螺子の螺部とが係合状態となる
構成のもの、あるいは、前記ショルダアンカ取り付け部
材は、前記螺合部材に当接して支持される支持部を備
え、前記係合手段は、前記ショルダアンカ取り付け部材
に設けられショルダアンカ取り付け部材と共に車両上下
方向に移動するロック部材と、前記送り螺子に螺合され
送り螺子の回転により車両上下方向に移動して前記ロッ
ク部材と対向する対向ロック部材とを備え、通常時はロ
ック部材と対向ロック部材とが車両上下方向で当接せず
に非係合状態であり車両急減速時にはロック部材がショ
ルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動して
ロック部材と対向ロック部材とが当接して係合状態とな
る構成のものが提案される。
【0009】
【作用】本考案に係るショルダアンカ高さ調節装置によ
れば、通常時には、ショルダアンカに掛かる荷重は小さ
く、螺合部材は変動に到らず、係合手段は非係合状態で
あり、送り螺子の回転に伴い螺合部材が車両上下方向に
移動し、螺合部材が移動すると、ショルダアンカ取り付
け部材が車両上下方向に移動し、ショルダアンカ取り付
け部材に取り付けられたショルダアンカの高さが調節さ
れる。
【0010】一方、車両急減速時では、乗員がウエビン
グに拘束されながらも慣性移動しようとするため、慣性
移動に伴う相当大きな荷重がウエビングに掛かり、この
荷重は、ショルダアンカを介してショルダアンカ取り付
け部材に作用し、更に、螺合部材に及ぶ。これにより、
送り螺子が非回転であるのに関わらず螺合部材が変動し
てショルダアンカを車両上下方向に移動させ、係合手段
が係合状態となる。この係合状態では、ショルダアンカ
の車両上下方向の移動は係合以降、拘束され、ショルダ
アンカ取り付け部材が受ける荷重は、係合手段を介して
送り螺子に伝達される。
【0011】このように、車両急減速時には、係合手段
が車両急減速に伴う相当大きな荷重に耐えるので、螺合
部材としては、強度の小さな、例えば合成樹脂等の素材
を用いることができ、通常時には、ショルダアンカの高
さを調節する際、摩擦が低減され、回転トルクが少なく
て済み、軽量化及びコスト削減化を図ることができ、更
に、作動音も抑えられる。
【0012】また、前記係合手段を、前記ショルダアン
カ取り付け部材に設けられショルダアンカ取り付け部材
と共に車両上下方向に移動するロック部材と、前記送り
螺子に螺合され送り螺子の回転により車両上下方向に移
動して前記ロック部材と対向する対向ロック部材とより
構成することにより、車両急減速時にあっては、ショル
ダアンカ取り付け部材が受ける荷重は、ロック部材と対
向ロック部材とが係合して、ロック部材と対向ロック部
材とを介して送り螺子に伝達される。
【0013】更に、前記係合手段を、前記送り螺子の螺
部と対向してショルダアンカ取り付け部材に形成されシ
ョルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動す
る螺子対向部で構成することにより、車両急減速時にあ
っては、ショルダアンカ取り付け部材が受ける荷重は、
螺子対向部と送り螺子の螺部とが係合して、この係合部
と送り螺子の螺部とを介して送り螺子に伝達される。
【0014】また、前記ショルダアンカ取り付け部材
に、前記螺合部材に当接して支持される支持部を具備
し、前記係合手段を、前記ショルダアンカ取り付け部材
に設けられショルダアンカ取り付け部材と共に車両上下
方向に移動するロック部材と、前記送り螺子に螺合され
送り螺子の回転により車両上下方向に移動して前記ロッ
ク部材と対向する対向ロック部材とで構成することによ
り、車両急減速時にあっては、ロック部材が対向ロック
部材に当接係合する。そのため、ショルダアンカ取り付
け部材が受ける荷重は、ロック部材と対向ロック部材と
を介して送り螺子に伝達される。
【0015】
【実施例】本考案の第1実施例に係るショルダアンカ高
さ調節装置を図1乃至図4に基づき説明する。なお、こ
れらの図では、矢印FRは車両前方を、矢印UPは車両
上方を、また、矢印INは車両横方向内方をそれぞれ示
している。
【0016】図4には、3点式のシートベルト装置が示
されている。このシートベルト装置では、車両の側壁1
2の下部に巻取装置14が配設されており、ウエビング
16の一端が巻取装置14に層状に巻き取られている。
また、車両の側壁12の下部には、巻取装置14の更に
下方にアンカプレート18が固定されており、ウエビン
グ16の他端が係止されている。更に、ウエビング16
の中間部は、車両の側壁12の上部に設けられたショル
ダアンカ高さ調節装置20のショルダアンカ22に挿通
されて折り返され、ショルダアンカ22とアンカプレー
ト18との間には、ウエビング16にタングプレート2
2が摺動自在に嵌合されており、タングプレート22
は、運転席のシート26の車両室内中央側に立設された
バックル装置28に係脱自在に係合されるようになって
いる。
【0017】乗員が、タングプレート22を把持してバ
ックル装置28に係合させれば、ウエビング16は、シ
ョルダアンカ22とタングプレート24との間がショル
ダウエビング16Aとされ、タングプレート24とアン
カプレート18との間がラップウエビング16Bとされ
て、乗員に装着される。ウエビング16の装着状態を解
除するには、バックル装置28のレリーズボタン30を
押圧すればよく、これによって、タングプレート24が
バックル装置28から離脱されてウエビング16が巻取
装置14に巻き取られる。
【0018】上記ショルダアンカ高さ調節装置20で
は、図2に示すように、レール32が車両の側壁12の
上部に設けられている。レール32は、車両上下方向を
長手方向とする長尺をなし、車両上下方向から見て、車
両前後方向中央部が、車両横方向外方にコ字型に膨出さ
れ、車両前後方向両側部が、車両前後方向にフランジ状
に延びるガイド片34とされた形状となっている。
【0019】レール32の車両横方向内方には、ショル
ダアンカ取り付け部材を構成するスライダ36が設けら
れている。スライダ36は、レール32と共に金属製で
形成されており、車両上下方向から見て、車両前後方向
中央部が、車両横方向内方にコ字型に膨出され、車両前
後方向両側部が、レール32のガイド片34と対向する
コ字型の支持片38とされた形状となっており、支持片
38がガイド片34と係合してガイド片34に案内され
ることによって、レール32に沿って車両上下方向に、
スライダ36が摺動可能となっている。なお、図3に示
すように、スライダ36には、スライダ36とレール3
2との間に介在されたシュー部材33が固定されてお
り、これによって、スライダ36の円滑な摺動が得られ
る。
【0020】一方、スライダ36とレール32との間に
は、送り螺子を構成する金属製の長ボルト40が配置さ
れている。長ボルト40は、その軸方向が車両上下方向
とされ、長ボルト40の軸方向両端部は、レール32の
上下両端部で車両横方向外方に突設されたL字型の支持
板42に貫通支持され(レール32の下端部の支持板4
2のみ図示)、長ボルト40の軸線回りに回転可能とな
っている。なお、支持板42は、レール32と共に、取
り付けボルト44で車両の側壁12に固定されている。
【0021】長ボルト40の下端部には、レール32
端部の支持板42に固定されたモータ46がジョイント
48を介して連結されて、長ボルト40が正転、逆転駆
動されるようになっている。モータ46は、図示しない
アームレスト等に設けられた操作スイッチで操作され
る。
【0022】上記スライダ36の上下端部には、螺合部
材を構成する一対の樹脂製の樹脂ナット50が設けられ
ている。樹脂ナット50は、車両横方向外方に突出さ
れ、長ボルト40にそれぞれ螺合されている。また、樹
脂ナット50は、自己の回転がスライダ36によって拘
束されて、長ボルト40の回転に伴い、車両上下方向に
移動可能とされ、従って、スライダ36も車両上下方向
に移動可能となっている。
【0023】また、スライダ36には、樹脂ナット50
間に、フランジ付きのアンカナット52が設けられてい
る。アンカナット52は、軸方向が車両横方向とされ、
アンカナット52の先端部がスライダ36を貫通して車
両内方に突出されている。
【0024】アンカナット52には、車両横方向内方か
らアンカボルト54が螺合されている。アンカボルト5
4は、頭部がフランジ付き頭部56とされ、また、フラ
ンジ付き頭部56と雄ねじ部58との間にフランジ付き
頭部56のフランジ60の径と雄ねじ部58の径との間
の中間の径を有する中間段部62が形成されており、そ
の中間段部62の外周面に、ショルダアンカ22が嵌合
されている。これによって、ショルダアンカ22は、フ
ランジ付き頭部56とアンカナット52の先端面との間
に保持される。
【0025】また、アンカボルト54の先端部は、アン
カナット52を貫通して、その貫通先端部が係合突起6
4とされ、アンカボルト54はロック部材とされる。
【0026】一方、長ボルト40には、樹脂ナット50
間に、金属製の金属ナット66が螺合されている。金属
ナット66には、係合突起64と対向して係合凹部68
が形成され、金属ナット66は対向ロック部材とされ
る。そして、金属ナット66は、上記樹脂ナット50と
同様に、長ボルト40の回転に伴い車両上下方向に移動
でき、係合突起64と係合凹部68とは、常時対応して
位置される。
【0027】係合突起66は、係合凹部68内に入り込
んでおり、通常時は、係合凹部68と係合突起66とは
非接触で非係合状態となっている。一方、車両急減速時
には、ショルダアンカ22を介してスライダ36が受け
る荷重に基づき、樹脂ナット50が弾性あるいは塑性変
形し、樹脂ナット50の雌ねじ部51と、長ボルト40
の螺部を構成する雄ねじ部41との螺合状態が維持でき
ないことによって、あるいは、樹脂ナット50の撓み変
形が生ずること等によって、長ボルト40が回転せず非
回転であるのに関わらず樹脂ナット50がスライダ36
を車両上下方向に移動させることになる。これに伴い、
係合突起64が係合凹部68と車両上下方向で接触して
係合し、スライダ36が受ける荷重は、係合突起64と
係合凹部68とを介して金属ナット66に伝達され、そ
して、金属ナット66と長ボルト40との間でその荷重
が伝達される。そして、係合突起64と係合凹部68と
の係合以降は、スライダ36の車両上下方向の移動は拘
束される。このようにして、ロック部材と対向ロック部
材とは係合手段を構成する。
【0028】以下に、本実施例の作用を説明する。乗員
がシート26に着座した後ウエビング16を装着するに
は、タングプレート24をバックル装置28へ係合すれ
ばよい。これにより、3点式のシートベルト装置のウエ
ビング装着がなされる。
【0029】ウエビング装着後に、ショルダアンカ22
の高さを乗員の体格に適合させるには、図示しない操作
スイッチを操作して、樹脂ナット50を車両上下方向に
移動させればよい。樹脂ナット50の移動に伴い、スラ
イダ36が車両上下方向に移動して、ショルダアンカ2
2の高さが適宜調節される。
【0030】なお、この高さ調整を行う場合を含めて、
通常時は、ショルダアンカ22には、大きな荷重が掛か
らず、スライダ36が受ける荷重は小さく、樹脂ナット
50は、塑性、あるいは弾性変形せず、係合突起64と
係合凹部68とは非係合状態であり、この非係合状態を
維持したまま、長ボルト40の回転に伴い、金属ナット
66が車両上下方向に移動する。
【0031】一方、車両急減速時では、乗員がウエビン
グ16に拘束されながらも慣性移動しようとするため、
慣性移動に伴う相当大きな荷重がウエビング16に掛か
り、この荷重は、ショルダアンカ22を引っ張ってスラ
イダ36に作用し、更に、樹脂ナット50に及ぶ。これ
により、樹脂ナット50は、その雌ねじ部51が長ボル
ト40の雄ねじ部41との螺合状態を維持できなくなる
等、変形して、樹脂ナット50の降下が起き、これに伴
い、スライダ36が車両下方に移動する。これにより、
係合突起64が係合凹部68と車両上下方向で接触して
係合状態となる。この係合状態では、スライダ36が受
ける荷重は、係合突起64と係合凹部68とを介して金
属ナット66に伝達され、金属ナット66と長ボルト4
0との間で荷重が伝達される。そして、ショルダアンカ
22の車両上下方向の移動は、係合突起64と係合凹部
68との係合以降、拘束される。
【0032】このように、車両急減速時には、強度が優
る金属ナット66が、車両急減速に伴ないスライダ36
の受ける相当大きな荷重に耐えるので、螺合部材として
は、強度が劣る樹脂ナット50でも十分可能であり、従
って、通常時には、ショルダアンカ22の高さを調節す
る際、摩擦が軽減され、回転トルクが少なくて済み、軽
量化及びコスト削減化を図ることができ、更に、摩擦に
起因する作動音も抑えられる。
【0033】なお、樹脂ナット50が塑性あるいは弾性
変形するようにしてあるが、樹脂ナット50あるいは、
その他の素材で螺合部材を構成して、それとスライダと
の間に、ばね部材等を設け、このばね部材の弾性変形に
よって螺合部材をスライダ36に対して傾かせる等し、
これによって、長ボルト40が非回転であるのに関わら
ずスライダ36を車両上下方向に移動させ、このスライ
ダ36の車両上下方向の移動に従い係合突起64と係合
凹部68とを係合させてもよいものである。
【0034】次に、第2実施例を、図5に基づき説明す
る。本実施例では、スライダ70が、車両前後方向から
見て縦断面H型になっており、その中央部を長ボルト4
0が貫通し、また、下方に位置する樹脂ナット72は、
凸状に形成されるとともに、上方に位置する樹脂ナット
72は、倒立した凸状に形成され、スライダ70の車両
上下方向両端部の凹部74に、両樹脂ナット72がそれ
ぞれ挿入されて係合されている。また、スライダ70に
は、長ボルト40の雄ねじ部41に対向して、螺子対向
部を構成する対向雌ねじ部78が形成され、そして、樹
脂ナット72は、長ボルト40に螺合するのに対し、対
向雌ねじ部78は、その頂部80が長ボルト40の雄ね
じ部41の谷部84に入り込んでいるものの、頂部80
と谷部84とは、接触せずに、非係合状態となってい
る。
【0035】上下2個の樹脂ナット72は、長ボルト4
0の回転に伴い、共に車両上下方向に移動し、これによ
って、スライダ70は、両樹脂ナット72に挟まれた状
態で、車両上下方向に移動する。
【0036】この第2実施例の構成によれば、車両急減
速時にあって、スライダ70が受ける荷重に基づき、樹
脂ナット72の雌ねじ部73が塑性あるいは弾性変形し
て、長ボルト40の雄ねじ部41との間で、その螺合状
態が維持されなくなる。そして、スライダ70は、車両
下方に移動し、これに伴い、スライダ70の対向雌ねじ
部78の頂部80が長ボルト40の雄ねじ部41の谷部
84と上下方向で接触して係合状態となる。
【0037】これにより、スライダ70が受ける荷重
は、スライダ70の対向雌ねじ部78の頂部80と長ボ
ルト40の雄ねじ部41の谷部84との間に作用する。
【0038】なお、螺子対向部として対向雌ねじ部78
を用いずに、長ボルト40の雄ねじ部41の谷部84に
入り込むような凸状片で螺子対向部を構成してもよいも
のである。
【0039】なお、アンカボルト54は、スライダ70
に直接螺合して締めつけられており、この点は、上記第
1実施例と異なるところである。これを除いて、他の構
成、作用効果は、上記第1実施例と同様である。
【0040】次に、第3実施例を図6乃至図8に基づき
説明する。本実施例では、スライダ36とレール32と
の間に介在される合成樹脂製のシュー部材106が、上
下端に挟み片102、104を備え、挟み片102、1
04でスライダ36の上下端を挟み込むようにしてスラ
イダ36の上下端に亘って設けられ、スライダ36と共
に車両上下方向に移動できる。シュー部材106の上端
部には、長ボルト40に螺合する樹脂ナット108が入
り込むように、支持部を構成する支持凹部110が設け
られるとともに、樹脂ナット108の上下各面には、長
ボルト40の軸線と直交する線上で長ボルト40を介し
て車両前後方向両側に(図7)突起112が一体に形成
され、突起112は、これに対向するシュー部材106
の支持凹部110の上下各内面に当接している。
【0041】樹脂ナット108は、車両上下方向から見
て矩形形状とされ、その周囲がレール32及びシュー部
材106に囲まれて(図7)、長ボルト40の回転に関
わらず、自己の回転が阻止される。これにより、樹脂ナ
ット108は、長ボルト40の回転に従い、車両上下方
向に移動可能となる。樹脂ナット108が車両上下方向
に移動すると、樹脂ナット108の突起112を介し
て、シュー部材106がスライダ36と共に車両上下方
向に移動する。
【0042】また、ショルダアンカ22を取り付けるア
ンカボルト114は、この大径基端部118がスライダ
36の長ボルト40側に位置するとともに、先端部が
ライダ36を貫通して車両横方向内方に突出するよう
に、スライダ36に固着され、先端部に形成された雄ね
じ部120にナット122を螺合することにより、アン
カボルト114のナット122とスライダ36との間に
ショルダアンカ22が保持される。
【0043】アンカボルト114の大径基端部118の
下方には、長ボルト40に螺合した金属ナット116
が、その大径基端部118の下面と当接することなく配
置されている。金属ナット116は、車両上下方向から
見て矩形形状に形成され、樹脂ナット108と同様に、
金属ナット116の周囲がレール32及びシュー部材1
06に囲まれて(図8)、長ボルト40の回転に関わら
ず、金属ナット116の回転が阻止され、長ボルト40
の回転に伴い車両上下方向に移動可能となる。
【0044】この第3実施例の構成によれば、通常時
は、長ボルト40の回転によって樹脂ナット108が車
両上下方向に移動し、この移動に伴い、シュー部材10
6が、樹脂ナット108の突起112で押され、シュー
部材106を介してスライダ36が車両上下方向に移動
し、ショルダアンカ22の高さが適宜調節される。
【0045】この際、金属ナット116は、樹脂ナット
108と同じように車両上下方向に移動し、アンカボル
ト114の大径基端部118の下面への当接はない。
【0046】車両急減速時には、ウエビング16を介し
てスライダ36に掛かる荷重に、樹脂ナット108ない
し、シュー部材106が強度上耐えられず、樹脂ナット
108の長ボルト40との螺合状態を維持できなくな
り、あるいは、シュー部材106が変形する等して、ス
ライダ36が降下し、金属ナット116の上面にアンカ
ボルト114の大径基端部118の下面が当接して、金
属ナット116とアンカボルト114とが係合し、係合
以後は、スライダ36の下降が阻止されて、荷重は金属
ナット116に掛かり、アンカボルト114と金属ナッ
ト116との間で荷重が伝達される。すなわち、アンカ
ボルト114がロック部材を構成し、金属ナット116
が対向ロック部材を構成する。
【0047】なお、樹脂ナット108の突起112が、
長ボルト40の軸線と直交する線上でシュー部材106
の支持凹部110の上下各内面に当接しているので、長
ボルト40の回転に伴う樹脂ナット108の昇降移動
よってスライダ36を昇降移動させる際に、樹脂ナット
108からスライダ36への昇降運動の伝達が極めて円
滑となる。
【0048】勿論、樹脂ナット108の突起112の個
数や形成位置、また突起112の有無によって、本発明
の作用効果が減ぜられるものではない。更に、スライダ
36を樹脂ナット108に支持するために、この支持の
ための支持部をシュー部材106の支持凹部110で構
成しているが、スライダ36を、シュー部材106を介
することなく直接に樹脂ナット108に当接させるよう
にする支持部であってもよい。
【0049】その他の構成及び作用効果は、前記第1実
施例と同様である。本考案は、上記各実施例に限定され
るものではなく、種々変更可能である。例えば、上記第
1及び第2実施例では、樹脂ナット50、72を一対設
けているが、単一でもよくその個数は限定されるもので
はない。
【0050】また、上記各実施例では、モータ駆動によ
って長ボルト40を回転させているが、手動によって回
転させてもよい。
【0051】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係るショ
ルダアンカ高さ調節装置では、車両急減速時には、それ
に伴う荷重に耐え、通常時には、ショルダアンカの高さ
を調節する際、摩擦が低減され、回転トルクが少なくて
済み、軽量化及びコスト削減化を図ることができ、更
に、作動音も抑えられる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例に係るショルダアンカ高さ
調節装置の車両後方から見た縦断面図である。
【図2】本実施例に係るショルダアンカ高さ調節装置を
車両横方向外方から見た斜視図である。
【図3】図1の3−3線断面図である。
【図4】3点式のシートベルト装置を、車両横方向内方
から見た概略図である。
【図5】第2実施例に係るショルダアンカ高さ調節装置
の車両後方から見た縦断面図である。
【図6】第3実施例に係るショルダアンカ高さ調節装置
の車両後方から見た縦断面図である。
【図7】図6の7−7線断面図である。
【図8】図7の8−8線断面図である。
【図9】従来のショルダアンカ高さ調節装置の車両後方
から見た縦断面図である。
【符号の説明】
12 車両の側壁 16 ウエビング 18 アンカプレート 22 ショルダアンカ 36 スライダ(ショルダアンカ取り付け部材) 40 長ボルト(送り螺子) 41 長ボルトの雄ねじ部(送り螺子の螺部) 50 樹脂ナット(螺合部材) 54 アンカボルト(ロック部材) 68 金属ナット(対向ロック部材) 70 スライダ 72 樹脂ナット 78 対向雌ねじ部(螺子対向部) 108 樹脂ナット(螺合部材) 110 支持凹部(支持部) 114 アンカボルト(ロック部材) 116 金属ナット(対向ロック部材)

Claims (4)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端が巻取装置に巻き取られ他端がアン
    カプレートに係止されたウエビングの長手方向中間部が
    挿通されるショルダアンカを車両の側壁上部で上下方向
    に移動させ、前記ショルダアンカの高さを調節するショ
    ルダアンカ高さ調節装置であって、前記車両の側壁上部
    に配設され上下方向に軸線を有して軸線回りに回転する
    送り螺子と、この送り螺子と螺合され送り螺子の回転に
    より車両上下方向に移動する螺合部材と、前記ショルダ
    アンカが取り付けられるとともに螺合部材に支持され螺
    合部材の車両上下方向の移動によって車両上下方向に移
    動しショルダアンカを車両上下方向に移動させるショル
    ダアンカ取り付け部材と、このショルダアンカ取り付け
    部材と送り螺子との間に設けられ通常時は非係合状態で
    あるとともに車両急減速時には送り螺子が非回転である
    のに関わらずショルダアンカ取り付け部材が受ける荷重
    に基づき螺合部材がショルダアンカ取り付け部材を車両
    上下方向に移動させることによって係合状態となり係合
    状態ではショルダアンカ取り付け部材の車両上下方向の
    移動を拘束してショルダアンカ取り付け部材と送り螺子
    との間で荷重を伝達させる係合手段と、を備えたことを
    特徴とするショルダアンカ高さ調節装置。
  2. 【請求項2】 前記係合手段は、前記ショルダアンカ取
    り付け部材に設けられショルダアンカ取り付け部材と共
    に車両上下方向に移動するロック部材と、前記送り螺子
    に螺合され送り螺子の回転により車両上下方向に移動し
    て前記ロック部材と対向する対向ロック部材とを備え、
    通常時はロック部材と対向ロック部材とが非係合状態で
    あり車両急減速時にはロック部材がショルダアンカ取り
    付け部材と共に車両上下方向に移動してロック部材と対
    向ロック部材とが係合状態となる請求項1記載のショル
    ダアンカ高さ調節装置。
  3. 【請求項3】 前記係合手段は、前記送り螺子の螺部と
    対向してショルダアンカ取り付け部材に形成されショル
    ダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動する螺
    子対向部を備え、通常時は螺子対向部と送り螺子の螺部
    とが非係合状態であり車両急減速時には螺子対向部がシ
    ョルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動し
    て螺子対向部と送り螺子の螺部とが係合状態となる請求
    項1記載のショルダアンカ高さ調節装置。
  4. 【請求項4】 前記ショルダアンカ取り付け部材は、前
    記螺合部材に当接して支持される支持部を備え、前記係
    合手段は、前記ショルダアンカ取り付け部材に設けられ
    ショルダアンカ取り付け部材と共に車両上下方向に移動
    するロック部材と、前記送り螺子に螺合され送り螺子の
    回転により車両上下方向に移動して前記ロック部材と対
    向する対向ロック部材とを備え、通常時はロック部材と
    対向ロック部材とが車両上下方向で当接せずに非係合状
    態であり車両急減速時にはロック部材がショルダアンカ
    取り付け部材と共に車両上下方向に移動してロック部材
    と対向ロック部材とが当接して係合状態となる請求項1
    記載のショルダアンカ高さ調節装置。
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