JP2573885B2 - ヘツドランプクリーナ制御回路 - Google Patents

ヘツドランプクリーナ制御回路

Info

Publication number
JP2573885B2
JP2573885B2 JP2239093A JP23909390A JP2573885B2 JP 2573885 B2 JP2573885 B2 JP 2573885B2 JP 2239093 A JP2239093 A JP 2239093A JP 23909390 A JP23909390 A JP 23909390A JP 2573885 B2 JP2573885 B2 JP 2573885B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cleaner
control circuit
transistor
capacitor
fet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2239093A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04121256A (ja
Inventor
裕己 柴田
仁志 武田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Koito Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Koito Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Koito Manufacturing Co Ltd filed Critical Koito Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2239093A priority Critical patent/JP2573885B2/ja
Priority to GB9119263A priority patent/GB2247998B/en
Priority to DE4130200A priority patent/DE4130200C2/de
Publication of JPH04121256A publication Critical patent/JPH04121256A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2573885B2 publication Critical patent/JP2573885B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H02GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
    • H02PCONTROL OR REGULATION OF ELECTRIC MOTORS, ELECTRIC GENERATORS OR DYNAMO-ELECTRIC CONVERTERS; CONTROLLING TRANSFORMERS, REACTORS OR CHOKE COILS
    • H02P7/00Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors
    • H02P7/06Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current
    • H02P7/18Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power
    • H02P7/24Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices
    • H02P7/28Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices
    • H02P7/285Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only
    • H02P7/288Arrangements for regulating or controlling the speed or torque of electric DC motors for regulating or controlling an individual dc dynamo-electric motor by varying field or armature current by master control with auxiliary power using discharge tubes or semiconductor devices using semiconductor devices controlling armature supply only using variable impedance
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/46Cleaning windscreens, windows or optical devices using liquid; Windscreen washers
    • B60S1/48Liquid supply therefor
    • B60S1/481Liquid supply therefor the operation of at least part of the liquid supply being controlled by electric means
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60SSERVICING, CLEANING, REPAIRING, SUPPORTING, LIFTING, OR MANOEUVRING OF VEHICLES, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60S1/00Cleaning of vehicles
    • B60S1/02Cleaning windscreens, windows or optical devices
    • B60S1/56Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens
    • B60S1/60Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens for signalling devices, e.g. reflectors
    • B60S1/603Cleaning windscreens, windows or optical devices specially adapted for cleaning other parts or devices than front windows or windscreens for signalling devices, e.g. reflectors the operation of at least a part of the cleaning means being controlled by electric means

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Control Of Direct Current Motors (AREA)
  • Lighting Device Outwards From Vehicle And Optical Signal (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、クリーナタンクに蓄えられたクリーナ液
をノズルより噴射してヘッドランプの洗浄を行うヘッド
ランプクリーナ制御回路に関するものである。
〔従来の技術〕
近年、車両おいては、そのヘッドランプを洗浄するた
めに、ヘッドランプクリーナが採用されている。第9図
はその概略構成を示し、イグニッションスイッチのオン
状態におけるクリーナスイッチ1のオン操作にしたが
い、コントロールユニット2を介してクリーナモータ3
をオン駆動し、クリーナタンク4に蓄えられたクリーナ
液をオズル5より噴射させて、ヘッドランプ6を第10図
に示すように洗浄する。
第11図はコントロールユニット2に内装されたヘッド
ランプクリーナ制御回路を示し、PNPトランジスタQ1,Q2
と、NPNトランジスタQ3と、ダイオードD1〜D5と、常開
接点ryを備えたリレーRyと、コンデンサC1,C2と、抵抗R
1〜R7とから構成されている。なお、同図において、8
はイグニッションスイッチ、9は車載電源である。
次に、この制御回路の動作について説明する。
イグニッションスイッチ8がオン状態であってクリー
ナスイッチ1がオフ状態である場合、車載電源9の正極
性側−イグニッションスイッチ8−抵抗R7−抵抗R6−コ
ンデンサC2−ダイオードD5−コンデンサC1(抵抗R4)−
ダイオードD1−アースの経路で電流が流れ、コンデンサ
C2が充電される。また、これと同時に、車載電源9の正
極性側−イグニッションスイッチ8−抵抗R5−ダイオー
ドD5−トランジスタQ3のベース・エミッタ間−ダイオー
ドD1−アースの経路で電流が流れ、トランジスタQ3がオ
ンとなる。このトランジスタQ3のオンにより、トランジ
スタQ2がオンとなり、トランジスタQ1のベースとトラン
ジスタQ2のコレクタとの接続点Aの電位は、電源電圧E
(+12)ボルトとなる。このため、トランジスタQ1がオ
フ状態を維持し、リレーRyのコイルCLへの電流が流れ
ず、常開接点ryが開放状態を維持するため、クリーナモ
ータ3への車載電源9からの電流の供給は行われない。
すなわち、クリーナモータ3は、不作動状態を維持す
る。
これに対して、イグニッションスイッチ8がオン状態
であって、クリーナスイッチ1がオン操作されると、コ
ンデンサC2と抵抗R5との接続点Bの電位が急降下すると
同時に、コンデンサC2からの放電が開始される。接続点
Bの電位が急降下すると、逆バイアスがかかってトラン
ジスタQ3がオフとなり、これに伴ってトランジスタQ2も
オフとなる。このため、接続点Aの電位が接地レベルと
なり、トランジスタQ1がオンとなって、リレーRyのコイ
ルCLに電流が流れ、常開接点ryが閉成されるため、クリ
ーナモータ3への車載電源9からの電流の供給が行われ
るようになる。すなわち、クリーナモータ3が作動し
て、クリーナ液の噴射が行われる。
一方、コンデンサC2からの放電により接続点Bの電位
は徐々に上昇して行き、その電圧レベルが所定値に達す
ると、すなわち所定タイマ時間が経過すると、トランジ
スタQ3がオンとなる。そして、これに伴うトランジスタ
Q2のオンにより、トランジスタQ1がオフとなり、リレー
RyのコイルCLへの電流が遮断され、常開接点ryが開放さ
れ、クリーナモータ3の作動が停止する。
なお、このヘッドランプクリーナ制御回路は、第12図
に示すように、所定の回路部品が実装されたプリントベ
ースアセンブリ2−1としてプリント基板2−11上に構
築され、このプリントベースアセンブリ2−1をケース
2−2に収容して、コントロールユニット2としてい
る。第13図はプリントベースアセンブリ2−1の収容状
態を示し、プリントベースアセンブリ2−1をカシメ部
2−21および2−22にケース2−2に冷間カシメしたう
え、Oリング2−3を介在して防水性を確保するものと
し、カバー2−4をタッピングネジ2−5にてケース2
−2へ取り付けている。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、このような従来のヘッドランプクリー
ナ制御回路によると、クリーナモータ3が車載電源9の
正極性側に常時接続されているため、すなわちイグニッ
ションスイッチ8の接点容量が小さいがためにクリーナ
モータ3に常時+12ボルトを印加するものとしているた
め、水,湿度等により電蝕を起こし易いという問題があ
った。
また、本出願人は上述の問題を解消するために、先の
実願平2−47354号において、「クリーナモータの一端
を接地するものとして、このクリーナモータの他端と車
載電源の正極性側との間にリレーの常開接点を接続し、
イグニッションスイッチのオン状態におけるクリーナス
イッチ1のオン操作にしたがい上記リレーを駆動し、そ
の常開接点を所定タイマ時間のあいだ閉成するようにし
た」ヘッドランプクリーナ制御回路を提案した。
しかし、このようなヘッドランプクリーナ制御回路に
おいては、リレーを使用しているがために次のような問
題が生じ、クリーナモータとの一体化が困難であった。
常開接点に水分,湿度などによる電蝕が生じ易く、防
水構造が複雑となる。
振動に弱い。
磁気の影響を受け易い。
〔課題を解決するための手段〕
本発明はこのような課題を解決するために提案された
もので、一端が接地されたクリーナモータの他端にその
ソース電極を接続し、車載電源の正極性側にそのドレイ
ン電極を接続したNチャネルMOSFETと、このFETのソー
ス電極と車載電源の正極性側との間にイグニッションス
イッチを介して接続され、このイグニッションスイッチ
のオン操作にしたがい電荷を蓄える充電手段と、イグニ
ッションスイッチのオン状態におけるクリーナスイッチ
のオン操作にしたがいそのタイマ動作をスタートし、上
記FETのゲート電極を高レベルとしてソース電極とドレ
イン電極との間をオンとすると共に、上記タイマ動作が
終了するまでの所定タイマ時間だけ、充電手段での充電
々圧をゲート電極に加え、ゲート電極をソース電極より
も高レベルに保持するタイマ手段とを備えたものであ
る。
〔作用〕
したがってこの発明によれば、常時、クリーナモータ
の一端が接地される。すなわち、車載電源の正極性側に
対するクリーナモータの他端の接続が、NチャネルMOSF
ETのソース電極とドレイン電極とを介し、常時切り離さ
れる。
また、この発明によれば、NチャネルMOSFETを使用し
ているため、水分,湿度などによる電蝕が生じ難く、振
動に強く、磁気の影響も受け難く、クリーナモータとの
一体化が可能となる 〔実施例〕 以下、本発明に係るヘッドランプクリーナ制御回路を
詳細に説明する。
第1図はこのヘッドランプクリーナ制御回路の一実施
例を示す回路構成図である。同図において、第11図と同
一符号は同一構成要素を示しその説明は省略する。
このヘッドランプクリーナ制御回路101は、インター
フェイス部10−1と、タイマー部10−2と、パワーオン
リセット部10−3と、駆動部10−4とから構成されてい
る。インターフェイス部10−1は、コンデンサC1,C2、
ダイオードD1、NPNトランジスタTr1、および抵抗R1〜R4
から構成されている。タイマー部10−2は、コンデンサ
C3,C4、ダイオードD2、NPNトランジスタTr2、PNPトラン
ジスタTr3、および抵抗R5〜R8から構成されている。パ
ワーオンリセット部10−3は、コンデンサC5、ダイオー
ドD3、NPNトランジスタTr4、および抵抗R9,R10から構成
されている。駆動部10−4は、コンデンサC6、ダイオー
ドD4、NチャネルMOSFET(絶縁ゲート形電界効果トラン
ジスタ),TFET、および抵抗R11,R12から構成されてい
る。
このヘッドランプクリーナ制御回路101では、その駆
動部部10−4において、一端が接地されたクリーナモー
タ3の他端にTFETのソース電極Sを接続し、車載電源9
の正極性側にETFETのドレイン電極Dを接続するものと
している。そして、車載電源9の正極性側とTFETのソー
ス電極Sとの間にイグニッションスイッチ8を介してダ
イオードD4とコンデンサC6との直列接続回路を接続する
ものとし、TFETのゲート電極Gを抵抗R12−R11の経路で
接地するものとしている。また、そのタイマー部10−2
において、トランジスタTr3のエミッタを、駆動部10−
4におけるダイオードD4とコンデンサC6との接続点に接
続するものとし、トランジスタTr3のコレクタを、駆動
部10−4における抵抗R12と抵抗R11との節接続点に接続
するものとしている。そして、トランジスタTr3のベー
スを、抵抗R7とR8との接続点に接続し、抵抗R7の他端を
トランジスタTr3のエミッタに接続すると共に、抵抗R8
の他端をコンデンサC4を介して接地している。
次に、このヘッドランプクリーナ制御回路101の動作
について説明する。
イグニッションスイッチ8がオン状態であってクリー
ナスイッチ1がオフ状態である場合、車載電源9−イグ
ニッションスイッチ8−ダイオードD4−コンデンサC6−
クリーナモータ3の経路で電流が流れ、コンデンサC6は
充電状態となる。すなわち、TFETのソース電極Sが+12
ボルトに急上昇した後(第7図(c)に示すt1点)、即
座にアースレベルへ戻る。このとき、TFETは、そのグー
ト電極Gがアースレベルであって、ソース電極Sよりも
高レベルとならないので、オフ状態を維持する。このた
め、クリーナモータ3への車載電源9からの電流の供給
が行われることがなく、クリーナモータ3は不作動状態
を維持する。
また、イグニッションスイッチ8がオン状態であって
クリーナスイッチ1がオフ状態である場合、車載電話9
−イグニッションスイッチ8−抵抗R1−抵抗R2−コンデ
ンC2(抵抗R3)の経路で電流が流れるため、トランジス
Tr1はオン状態を維持する。また、車載電源9−イグニ
ッションスイッチ8−ダイオードD4−抵抗R7−抵抗R8−
コンデンサC4の経路で電流が流れ、コンデンサC4は充電
状態となる。また、車載電源9−イグニッションスイッ
チ8−コンデンサC5−抵抗R9−抵抗R10の経路で電流が
流れ、コンデンサC5は充電状態となる。本実施例におい
て、コンデンサC5への充電経路の時定数は、コンデンサ
4C4への充電経路の時定数よりも大きく設定されてお
り、したがって、トランジスタTr3がコンデンサC4の充
電期間中にオン状態となっても、その間トランジスタTr
4がオン状態を維持し、ゲート電極Gをアースレベルに
保つ。このため、TFETがオフ状態を維持し、誤動作が生
じることがない。
これに対し、イグニッションスイッチ8がオン状態で
あって、クリーナスイッチ1をオン操作すると、短時間
(ワンショット時間)のあいだトランジスタTr1がオフ
となり、トランジスタTr2をオンとする。これにより、
コンデンサC4での蓄積電荷が抵抗R6−トランジスタTr2
の経路で放電し、そのベース電位の低下によりトランジ
スタTr3がオンとなる(第7図(a)に示すt2点)。す
なわち、タイマー部10−2でのタイマ動作がスタート
し、車載電源9−イグニッションスイッチ8−ダイオー
ドD4−トランジスタTr3−抵抗R11の経路で電流が流れ
る。これにより、ダイオードD4とコンデンサC6との接続
点Eの電圧(+12ボルト)がTFETのゲート電極Gに印加
され(第7図(b)に示すt2点)、ゲート電極Gがソー
ス電極Sよりも高レベルとなる。このため、TFETがオン
となり、ソース電極Sが+12ボルトとなって(第7図
(c)に示すt2点)、クリーナモータ3への電流の供給
が開始される。これにより、クリーナモータ3が作動し
て、クリーナ液の噴射が開始される。
一方、TFETのソース電極Sが+12ボルトとなると、接
続点Eの電位は+24ボルトに急上昇し(第7図(d)に
示すt2点)、これを受けてTFETのゲート電極Gの電位も
急上昇する(第7図(b)に示すt2点)。そして、コン
デンサC6からのトランジスタTr3を介する蓄積電荷の放
電により、接続点Eの電位が徐々に下降し、これに伴い
ゲート電極Gの電位も徐々に降下して行く。この間、ト
ランジスタTr2がオフすると、コンデンサC4はその充電
を再開する。これにより、トランジスタTr3のベース電
位が徐々に高まり、ついにはトランジスタTr3をオフと
する(第7図(a)に示すt3点)。すなわち、タイマー
部10−2でのタイマ動作が終了し、ゲート電極Gは強制
的にアースレベルへ戻される(第7図(b)に示すt
3点)。このゲート電極Gのアースレベルへの戻帰によ
り、TFETはオフとなり、ソース電極Sがアースレベルへ
戻されて(第7図(c)に示すt3点)、接続点Eの電位
は+12ボルトに降下する(第7図(d)に示すt3点)。
すなわち、トランジスタTr3がオンとなっているタイ
マ時間Tだけ、つまりタイマー部10−2でのタイマ動作
が終了するまでのタイマ時間Tだけ、コンデンサC6での
充電々圧が加わり、ゲート電極Gをソース電極Sよりも
高レベルに保持するため、この期間中TFETがオン状態を
維持し、クリーナモータ3への電流の供給が行われ、ク
リーナ液の噴射が続行される。そして、タイマ時間Tが
経過すると、TFETがオフとなり、クリーナモータ3への
電流が遮断されて、クリーナモータ3の作動が停止す
る。
第2図は本発明に係るヘッドランプクリーナ制御回路
の第2実施例を示す。このヘッドランプクリーナ制御回
路102においては、そのタイマー部10−21にコンパレー
タIC2を使用している。また、パワーオンリセット部10
−31をダイオードD3,コンデンサC5,抵抗R8,R9により構
成し、コンデンサC5と抵抗R9との接続点電位をコンパレ
ータIC2の反転入力端へ与え、コンパレータ1C2の非反転
入力端へコンデンサC4と抵抗R7との接続点電位を与える
ものとしている。そして、コンパレータIC2の出力を、
駆動部10−41側に配したトランジスタTr3のベースへ抵
抗R11を介して与えるものとしている。
このように構成されたヘッドランプクリーナ制御回路
102においては、イグニッションスイッチ8がオン状態
であって、クリーナスイッチ1をオン操作すると、トラ
ンジスタTr2がオンなり、コンデンサC4での蓄積電荷が
放電し、その非反転入力端への供与電圧が急低下するを
で、コンパレータIC2の出力が「L」レベルとなる。こ
の結果、トランジスタTr3がオンとなり、TFETのゲート
電極Gに接続点Eの電圧(+12ボルト)が与えられて、
TFETがオンとなる。そして、このTFETのオン状態が、コ
ンデンサC6での充電々圧により、そのゲート電極Gをソ
ース電極Sよりも高レベルとして維持される。この間、
トランジスタTr2がオフすると、コンデンサC4がその充
電を再開し、コンパレータIC2の非反転入力端への供与
電圧を徐々に高める。そして、この非反転力端への供与
電圧がその反転入力端への供与電圧をよりも高くなる
と、コンパレータIC2の出力が「H」レベルへ戻され、
トランジスタTr3がオフとなって、TFETのゲート電極G
が強制的にアースレベルへ戻される。このゲート電極G
のアースレベルへの戻帰により、TFETがオフとなり、ソ
ース電極Sがアースレベルへ戻されるものとなる。
なお、このヘッドランプクリーナ制御回路102におい
ては、コンデンサC5への充電経路の時定数がコンデンサ
C4への充電経路の時定数よりも大きく設定されている。
このため、イグニッションスイッチ8をオン操作したと
き、コンパレータIC2の反転入力端への電圧設定が非反
転入力端への電圧設定よりも遅れるものとなり、反転入
力端への供与電圧が非反転入力端への供与電圧よりも高
くなることがなく、誤動作が生じないものとなる。ま
た、このヘッドランプクリーナ制御回路102において
は、コンデンサC5からの放電経路の時定数がコンデンサ
C4からの放電経路の時定数よりも小さく設定されてい
る。このため、イグニッションスイッチ8をオフ操作し
たとき、コンパレータIC2の反転入力端への設定電圧の
消失が非反転入力端への設定電圧の消失よりも早まるも
のとなり、反転入力端への供与電圧が非反転入力端への
供与電圧よりも高くなることがなく、誤動作が生じない
ものとなる。
第3図は本発明に係るヘッドランプクリーナ制御回路
の第3実施例を示す。このヘッドランプクリーナ制御回
路103においては、上述したヘッドランプクリーナ制御
回路102に対し、そのタイマー部10−21′でのコンパレ
ータIC2の非反転入力端と反転入力端への接続を逆とし
ている。また、その駆動部10−42の構成が異なってい
る。すなわち、駆動部10−42において、トランジスタTr
3およびそれに付随する回路を省略し、ダイオードD4と
コンデンサC6との接続点に抵抗R10を介して、コンパレ
ータIC2の出力を接続するものとしている。このように
構成されたヘッドランプクリーナ制御回路103において
は、イグニッションスイッチ8がオン状態であって、ク
リーナスイッチ1をオン操作すると、コンパレータIC2
の出力が「H」レベルとなる。この結果、TFETのゲート
電極Gに「H」レベルの電圧が与えられ、TFETがオンと
なる。TFETがオンとなって、そのソース電極Sが+12ボ
ルトとなると、接続点Eの電位は+24ボルトに急上昇す
る。これを受けてTFETのゲート電極Gの電位も急上昇
し、ゲート電極Gがソース電極Sよりも高レベルを維持
するため、TFETはオン状態を持続する。この際、コンデ
ンサC6における蓄積電荷の放電は殆ど行われず、すなわ
ち濡れ電流により少しは放電されるが基本的にはコンデ
ンサC6は充電状態を保ち。コンデンサC6での充電々圧を
加えてゲート電極Gが高レベル状態を的保ち、TFETのオ
ン状態を持続させる。このような方式を採用することに
より、コンデンサC6として容量の小さいものを使用する
ことができ、低価格化を促進することができる。
第4図は本発明に係るヘッドランプクリーナ制御回路
の第4実施例を示す。このヘッドランプクリーナ制御回
路104においては、上述したヘッドランプクリーナ制御
回路103に対し、そのインターフェイス部10−11の構成
が異なっている。すなわち、インターフェイス部10−11
において、トランジスタTr1を省略し、その代わりにコ
ンパレータIC1を使用している。ICパッケージには2つ
のオペアンプを備えたものが多く、このオペアンプをコ
ンパレータIC1,IC2として使用することにより、ICパッ
ケージの有効利用を図り得る。
第5図は本発明に係るヘッドランプクリーナ制御回路
の第5実施例を示す。このヘッドランプクリーナ制御回
路105においては、上述したヘッドランプクリーナ制御
回路103に対し、そのインターフェイス部10−12の構成
が異なっている。すなわち、インターフェイス部10−12
において、トランジスタTr1としてPNPトランジスタを使
用する構成としている。トランジスタTr1としてPNPトラ
ンジスタを使用することにより、イグニッションスイッ
チ8をオフしたときの誤動作を防止することができる。
すなわち、ヘッドランプクリーナ制御回路103において
は、イグニッションスイッチ8をオフとしたときに、コ
ンデンサC4およびC5での蓄積電荷が放電し、トランジス
タTr2がオンとなる。このため、コンパレータIC2の出力
が「H」レベルとなり、TFETがオンとなって、短時間の
間ではあるがクリーナモータ3へ電流が供給される。こ
れに対し、ヘッドランプクリーナ制御回路105において
は、イグニッションスイッチ8をオフとしたときに、ト
ランジスタTr1がオフ状態を維持するため、トランジス
タTr2がオンとならず、クリーナモータ3への電流の供
給が阻止される。
第6図は本発明に係るヘッドランプクリーナ制御回路
の第6実施例を示す。このヘッドランプクリーナ制御回
路106においては、上述したヘッドランプクリーナ制御
回路105に対し、そのタイマー部10−22の構成が異なっ
ている。すなわち、タイマー部10−22において、トラン
ジスタTr2を省略し、その代わりにコンパレータIC1を使
用している。
以上、第1〜第6実施例を示して詳述したように、本
実施例によるヘッドランプクリーナ制御回路10による
と、クリーナモータ3の一端が常時接地され、クリーナ
モータ3の他端の車載電源9の正極性側に対する接続が
TFETのソース電極Sとドレイン電極Dとを介し常時切り
離されるので、水,湿度等により電蝕が起こり難いもの
となる。また、NチャネルMOSFET・TFETは、水,湿度等
による電蝕が生じ難く、振動に強く、磁気の影響も受け
難く、オン抵抗が小さく、発熱も小さい等の利点を有す
るので、ヘッドランプクリーナ制御回路とクリーナモー
タ3とを、簡単な防水構造にて一体化し、小型化を実現
することができるものとなる。第8図はヘッドアンプク
リーナ制御回路10とクリーナモータ3との一体化構造を
例示する側断面図であり、同図において、3−1はアマ
チュア、3−2はステータ、3−31および3−32は軸
受、3−4は整流子、3−5はモータケースである。こ
の一体化構造においては、プリント回路基板11上にヘッ
ドランプクリーナ制御回路10を構築してプリントベース
アセンブリ12とし、このプリントベースアセンブリ12モ
ータケース3−5の底面部に配置し、簡単な防水構造を
施している。そして、ヘッドランプクリーナ制御回路10
への電源の供給を、雌難コネクタ13への雄難コネクタ14
の嵌合により、行うものとしている。
なお、ヘッドランプクリーナ制御回路10において、N
チャネルMOSFETに代えてPチャネルMOSFETを使用するこ
とが考えられる。しかし、PチャネルMOSFETはオン抵抗
が大きく、大電流のモータ駆動には適さず、コスト的に
も高価となる。本実施例においては、NチャネルMOSFET
をあたかもPチャネルMOSFETの如く使用するために、種
々の工夫をこらしている。
また、NチャネルMOSFETに代えてPNPトランジスタを
使用することも考えられるが、ベース電流を大きくする
必要があり、発熱量が大きくなるため、放熱対策を施す
など、ユニットの大型化が避けられない。
〔発明の効果〕
以上説明したことから明らかなようにこの発明による
ヘッドランプクリーナ制御回路によると、常時、クリー
ナモータの一端が接地されるものとなり、すなわち車載
電源の正極性側に対するクリーナモータの他端の接続が
NチャネルMOSFETのソース電極とドレイン電極とを介し
常時り離されるものとなり、水,湿度等により電蝕が起
こり難いものとなる。
また、この発明によれば、NチャネルMOSFETを使用し
ているため、水分,湿度などによる電蝕が生じ難く、振
動に強く、磁気の影響も受け難く、簡単な防水構造を施
すのみで、支障なくクリーナモータとの一体化が可能と
なる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明に係るヘッドランプクリーナ制
御回路の第1〜第6実施例を示す回路構成図、第7図は
第1図に示したヘッドランプクリーナ制御回路の動作を
説明するための波形図、第8図はヘッドランプクリーナ
制御回路とクリーナモータの一体化構造を例示する側断
面図、第9図は車両におけるヘッドランプクリーナの概
略構成図、第10図はこのヘッドランプクリーナによるヘ
ッドランプの洗浄状況を示す斜視図、第11図は従来のヘ
ッドランプクリーナ制御回路を示す回路構成図、第12図
はこのヘッドランプクリーナ制御回路を構築したプリン
トベースアセンブリおよびこのプリントベースアセンブ
リを収容するケースを示す図、第13図はこのプリントベ
ースアセンブリの収容状態を示す側断面図である。 1……クリーナスイッチ、3……クリーナモータ、8…
…イグニッションスイッチ、9……車載電源、101〜106
……ヘッドランプクリーナ制御回路、10−1,10−11,10
−12……インターフェイス部、10−2,10−21,10−21′,
10−22……タイマー部、10−3,10−31……パワーオンリ
セット部、10−4,10−41,10−42……駆動部、TFET……
NチャネルMOSFET、C6……コンデンサ。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一端が接地されたクリーナモータの他端に
    そのソース電極を接続し、車載電源の正極性側にそのド
    レイン電極を接続したNチャネルMOSFETと、 このFETのソース電極と前記車載電源の正極性側との間
    にイグニッションスイッチを介して接続され、このイグ
    ニッションスイッチのオン操作にしたがい電荷を蓄える
    充電手段と、 前記イグニッションスイッチのオン状態におけるクリー
    ナスイッチのオン操作にしたがいそのタイマ動作をスタ
    ートし、前記FETのゲート電極を高レベルとして前記ソ
    ース電極と前記ドレイン電極との間をオンとすると共
    に、前記タイマ動作が終了するまでの所定タイマ時間だ
    け、前記充電手段での充電々圧を前記ゲート電極に加
    え、前記ゲート電極を前記ソース電極よりも高レベルに
    保持するタイマ手段と を備えてなるヘッドランプクリーナ制御回路。
JP2239093A 1990-09-11 1990-09-11 ヘツドランプクリーナ制御回路 Expired - Lifetime JP2573885B2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2239093A JP2573885B2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 ヘツドランプクリーナ制御回路
GB9119263A GB2247998B (en) 1990-09-11 1991-09-09 Headlamp cleaner control device
DE4130200A DE4130200C2 (de) 1990-09-11 1991-09-11 Steuervorrichtung eines Scheinwerferreinigungssystems

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2239093A JP2573885B2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 ヘツドランプクリーナ制御回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04121256A JPH04121256A (ja) 1992-04-22
JP2573885B2 true JP2573885B2 (ja) 1997-01-22

Family

ID=17039711

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2239093A Expired - Lifetime JP2573885B2 (ja) 1990-09-11 1990-09-11 ヘツドランプクリーナ制御回路

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP2573885B2 (ja)
DE (1) DE4130200C2 (ja)
GB (1) GB2247998B (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5209907B2 (ja) 2007-07-05 2013-06-12 株式会社小糸製作所 ヘッドランプクリーナ装置用モータポンプ
WO2020153081A1 (ja) * 2019-01-23 2020-07-30 株式会社小糸製作所 車両用クリーナシステム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE2853924A1 (de) * 1978-12-14 1980-07-03 Bosch Gmbh Robert Schaltungsanordnung fuer eine spuelmittelpumpe zur streuscheibenreinigung an kraftfahrzeugen
US4817648A (en) * 1984-12-28 1989-04-04 Koito Manufacturing Co., Ltd. Lens cleaner device for automobile headlamp
DE3922230A1 (de) * 1989-07-06 1991-01-17 Duerrwaechter E Dr Doduco Schaltungsanordnung fuer eine scheibenwisch- und -waschanlage in kraftfahrzeugen
DE3939942A1 (de) * 1989-12-02 1991-06-06 Vdo Schindling Scheibenreinigungsanlage

Also Published As

Publication number Publication date
GB2247998B (en) 1994-10-05
DE4130200C2 (de) 2001-01-18
JPH04121256A (ja) 1992-04-22
GB2247998A (en) 1992-03-18
GB9119263D0 (en) 1991-10-23
DE4130200A1 (de) 1992-03-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3020273B2 (ja) バッテリー保護システム
US5012381A (en) Motor drive circuit with reverse-battery protection
JP2573885B2 (ja) ヘツドランプクリーナ制御回路
JP2004215002A (ja) 負荷駆動回路
US6046623A (en) Signal detecting circuit
JP4341156B2 (ja) 車両用電源装置
WO2019239876A1 (ja) 車両用制御装置
JPS6343176Y2 (ja)
JP2524641Y2 (ja) タイマ回路
JP2000060019A (ja) 車両用電源装置およびその充電方法
JP2941400B2 (ja) 車載用負荷駆動装置
JPH10266920A (ja) 自動車用燃料ポンプモータ制御回路
JP2001123923A (ja) 電流供給回路
JP2800684B2 (ja) ブザー駆動装置
JPH0125096Y2 (ja)
JP2002021680A (ja) 燃料噴射弁駆動方法
JPH0116352Y2 (ja)
JPH0230624Y2 (ja)
JPS62252Y2 (ja)
JP2766593B2 (ja) 内燃機関点火装置
JPH083067Y2 (ja) 電源制御装置
JP2000142220A (ja) 自動車用ホーン駆動回路
JPH0619814Y2 (ja) エンジンの自動停止装置
JPH0450660Y2 (ja)
JP2519521Y2 (ja) Mosfet制御回路