JP2572211B2 - 作業デ−タ管理システム - Google Patents

作業デ−タ管理システム

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JP2572211B2
JP2572211B2 JP60188772A JP18877285A JP2572211B2 JP 2572211 B2 JP2572211 B2 JP 2572211B2 JP 60188772 A JP60188772 A JP 60188772A JP 18877285 A JP18877285 A JP 18877285A JP 2572211 B2 JP2572211 B2 JP 2572211B2
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経夫 久武
博也 大賀
達也 古川
出 森田
祥二 戸澤
正雄 藤原
嘉伸 中村
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Caterpillar Japan Ltd
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Shin Caterpillar Mitsubishi Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、ICカードやレーザーカードその他のカー
ド型記憶体を用いて、車輌、作業機械、プラント等の設
備その他広く機械の稼動データを他の関連するデータと
共に統合的に管理することのできる作業データ管理シス
テムに関する。
【従来の技術】
機械の稼動データを記録し稼動状態を管理するには種
々構成があるが、例えば車輌においては、機械式タコメ
ータや、これに代わってエンジン回転数、走行スピード
等を検出し記録するディジタル式稼動データ記録装置が
知られている。 ここで、機械式タコメータは積算走行距離等の演算処
理が行えないこと、及び小さな円盤状の記録紙上でのア
ナログ表示のため正確な数値が読み取れない等の欠点が
ある。 上記欠点を解消するものとしてディジタル式の稼動デ
ータ記録装置が種々提案されているが、これらの外部記
憶体としては、磁気テープやフロッピィディスク、或い
はRAMパック等が用いられている。 これらの外部記憶体は、携帯性や取扱い上での不便さ
や価格上高価である等の欠点がある。 そこで、本出願人らは、既に特開昭60−39286号、特
開昭60−39287号、及び特願昭60−11527〜9号等により
稼動データの外部記憶媒体としてICカードを用いた構成
を一例として例示した。 このICカードを外部記憶体として用いれば、プラスチ
ック製のプレート本体内にICメモリが埋設されているこ
たから激しい取扱いにも強く且つ携帯性に優れると共に
記憶容量も大きくとることが可能でありまた廉価である
等の長所を有している。 一方、所定形状のプラスチックカードに磁気ストライ
プが設けられた磁気カードは所定処理業務の使用者を識
別するものとして用いられており、その廉価性と相俟っ
て広く普及し、例えば、オペレータのタイムレコーダ
用、ガソリンスタンド等の給油量・料金記録用、高速道
路の料金記録用等に使用されている。 しかし、従来はICカードと磁気カードとにストアされ
るデータはデータ処理上の関連性を有しないので、それ
ぞれのデータを統合的に把握することは困難であった。 また、単なるメモリーボードに識別データと稼動デー
タが一緒に記録されている構造では、磁気カードの読取
装置に使用できないと共に、データ消去時に識別データ
も同時に消去してしまう欠点がある。
【発明が解決しようとする問題点】
この発明は上記事情に鑑みて創案されたものであっ
て、磁気ストライプを有するICカードやレーザーカード
その他のカード型記憶体を用い、識別コードは磁気スト
ライプに記憶して磁気カード読取装置で使用できるよう
にすると共に、稼動データは記憶容量の大きい稼動デー
タ記憶部に消去可能に記録するようにして作業データの
管理を行うシステムに関する。
【問題点を解決するための手段】
この発明は上記問題点を解決するために、第1図およ
び第2図の機能ブロック図で示す如く、 (a).作業車輌の稼動データを書込みするための消去
可能なICメモリ又は光学式メモリからなる稼動データ記
憶部1と、該稼動データ記憶部1に記録される稼動デー
タに関する識別データをストアしている磁気ストライプ
からなる識別データ記憶部2とを共に一枚のカード中に
有するカード型記憶体3を外部記憶体として設け、 (b).データ管理の対象となる機械Mの稼動状態を検
出する検出部Sから入力された信号を基に上記カード型
記憶体3の稼動データ記憶部1に稼動データを書込むデ
ータ書込部4Bを有する稼動データ記録装置4を設け、 (c).稼動データ記録装置に接続されたエンジン稼動
センサと、車輌稼動センサと、実作業検出センサとを設
ける、 (d).稼動データ記録装置に設けられて、上記各セン
サから検出されたデータをもとにエンジン稼動の有無、
車輌稼動の有無、実作業の有無のデータに演算処理する
演算手段を設ける、 (e).前記カード型記憶体3を磁気カードとして使用
した際に識別データ記憶部2から識別データを読取ると
共に、所定の処理データと一体的にデータ処理する磁気
カード読取式データ記録装置5を設ける (f).前記カード型記憶体3の識別データ記憶部2か
ら識別データを読取る識別データ読取部6Aを有すると共
に、 前記カード型記憶体3の稼動データ記憶部1に記憶さ
れた稼動データを読取る稼動データ読取部6Bを有するデ
ータ読取装置6を設ける、 (g).該データ読取装置6で読取られた稼動データ及
び上記識別データを入力すると共に前記カード型記憶体
3を磁気カードとして使用した際の磁気カード読取式デ
ータ記録装置5から適宜手段を介して識別データ毎の所
定処理データを入力してデータ処理を行うデータ処理装
置7を設ける、 という技術手段を講じている。
【作 用】
この発明においては、稼動データ記録装置に接続され
たエンジン稼動センサと、車輌稼動センサと、実作業検
出センサから検出された検出値を稼動データ記録装置4
に入力し、エンジン稼動の有無、車輌稼動の有無、実作
業の有無のデータに処理し記憶する。 稼動データ記録装置4はセットされたカード型記憶体
3から識別データ読取部4Aで識別データ記憶部2に記録
されている識別データを読取り、又データ書込部4Bを介
して前記記憶された稼動データを上記読取られた識別デ
ータと共にカード型記憶体3の稼動データ記憶部1に書
込む。 作業終了後に、カード型記憶体3はデータ読取装置6
により識別データを含む稼動データが読取られデータ処
理装置7に入力される。 また、前記カード型記憶体3を磁気カードとして使用
した際の磁気カード読取式データ記録装置5に記録され
た所定の処理データは、適宜手段を介して識別データと
共にデータ処理装置7に入力される。 これによって、データ処理装置7においては、機械の
稼動データと共に識別データで処理した関連データを稼
動エータに関する同一の識別データで処理することがで
きるので統合的なデータ処理を行うことができる。 ここで、稼動データ記録装置では識別データ記憶部2
から識別データを読取っても読取らなくてもよく、デー
タ読取装置6でセットされたカード型記憶体3から識別
データ読取部6Aで識別データ記憶部2に記録されている
識別データを読取り、又データ読取部6Bを介して稼動デ
ータ記憶部1から稼動データを読取り、両データを一体
のデータとしてデータ処理装置7に入力することができ
る。
【実施例】
以下に、この発明の作業データ管理システムを車輌の
データ管理システムに用いた場合の一実施例を第3図に
基づいて説明する。 第3図は、作業データ管理システムの構成を示す概略
図である。車輌Vに搭載された稼動データ記録装置4
と、該稼動データ記録装置4により稼動データが書込ま
れるカード型記憶体3と、適宜場所に設置してあって該
カード型記憶体3から識別データを読取る磁気カード読
取式データ記録装置5と、管理事務所等にあるカード読
取装置6及びデータ処理装置7とから構成されている。 また、前記カード型記憶体3は、第4図a)b)で示
す如く、ICカード又はレーザーカード等のカードに記憶
素子が設けられた構成からなっており、ICメモリやレー
ザーメモリが稼動データを書込むための稼動データ記憶
部1を構成し、磁気ストライプが識別データを記憶して
いる識別データ記憶部2となる構成からなっている。 本実施例の場合、カード型記憶体3は磁気ストライプ
を有するプラスチック製のICカードからなって、CPUとE
EPROMからなる稼動データ記憶部1を内蔵している。 そして、識別データ記憶部2には、本実施例の場合、
オペレータの識別コード(IDコード)が適宜書込手段に
よって予め書込まれている。 次ぎに、稼動データ記録装置4は、識別データ読取部
4aと、稼動データ読取書込部4bと、マイクロコンピュー
タ構成の演算処理部(図示せず)とからなっている。 この稼動データ記録装置4には、車輌Vの所定コンポ
ーネントに設けられて稼動状態を検出する検出部Sがイ
ンターフェースを介して接続されており、検出信号を入
力する。 本実施例の場合、検出部Sとして、エンジンの稼動の
有無をエンジンの油圧から検出するエンジン油圧スイッ
チS1と、車速を検出する車速センサS2等を有し、また検
出部Sで検出されない稼動データはマニュアルスイッチ
40によりマニュアル入力される。 上記検出部Sから入力された検出信号は稼動データ記
録装置4のメインメモリに一旦ストアされると共に演算
処理部で換算されデータの加工・圧縮等が行われ所定の
記録用稼動データが得られる。 ここでデータを加工する換算処理の一例を示せば、前
記検出部S1,S2によって0.5秒間隔でサンプリングされた
エンジン稼動有無のデータ及び車速データは、30秒間集
積され、その集積値をもとにエンジン稼動の有無が判定
され、或いは車速値が平均されて、30秒間隔のエンジン
稼動有無のデータ及び車速データに換算する。或いは0.
5秒間隔のサンプリングデータからデータ変化の状態を
予め設定したパターンをもとに判定しパターンの組合せ
に換算する等である。 この換算された記録用稼動データは、マニュアルスイ
ッチ40等から入力された稼動データと共に稼動データ記
録装置4の稼動データ読取書込部4bを介してICカード3
の稼動データ記憶部1に書込まれる。 また、オペレータが作業中、例えばガソリンスタンド
で給油する場合には、給油所にある磁気カード読取式デ
ータ記録装置5に上記ICカード3の識別データ記憶部2
に記憶されている識別コードを読取らせ、給油量・料金
等の処理データと一体化して記録させる。 この磁気カード読取式データ記録装置5は、その他例
えば、オペレータの出勤状態のデータ管理を行うタイム
レコーダや、高速道路の使用料金の管理を行う料金記録
装置その他のデータ記録装置で使用者の識別を磁気カー
ドに記録された識別データを読取って行う構造のもの
(販売時点情報管理システム(POS)のターミナルであ
ってもなくてもよい)であって、その処理するデータや
用途が作業に関連するものであればよい。 このように、作業中乃至作業の前後において、オペレ
ータがICカード3を磁気カードとして用いて磁気カード
読取式データ記録装置5で処理したデータはオペレータ
の識別コードに基づいて各磁気カード読取式データ記録
装置でデータ処理乃至記録される。 また、POSの記憶媒体としてICカードやレーザーカー
ド等のカード型記憶体が用いられている場合には、直接
にその稼動データ記録部(ICメモリ)にPOSの処理デー
タが書込まれる構成であってもよい。 次に、前記の如くICカード3の稼動データ記憶部1に
ストアされた稼動データは、管理事務所等にあるデータ
読取装置6によって読取られインターフェース(本実施
例ではRS232C)を介してマイクロコンピュータ構成のデ
ータ処理装置7に入力される。 なお、ここでデータ読取装置6は、本実施例の場合は
ICカード3の稼動データ記憶部1(ICメモリ)にストア
されたデータのみを読取る高知のカードリーダー構成か
らなっている。 また、前述の磁気カード読取式データ記録装置5,5・
・に記録された処理データは、POS等のオンライン又は
オフライン(この場合はマニュアル入力)によって上記
データ処理装置7に入力される。 このようにして入力された稼動データ及びその関連デ
ータは、同一の識別データ(コード)を有しているの
で、該識別データをもとにした統合的なデータ処理を行
うことが可能となり、外部表示装置を介して処理された
データを出力し作業日報その他の帳票等を作成すること
ができる。 尚、図中8は稼動データ記録装置4にインターフェー
ス(本実施例ではRS232C)を介して直接に接続される直
結型出力装置であって、稼動データ記録装置4のメイン
メモリに記憶されている最新の稼動データを読出しプリ
ントアウトするものである。 この直結型出力装置8は、稼動現場で即時稼動データ
を読み出す装置として利用するもので、例えばトラブル
発生時前後数分間のデータを必要とする場合にプリンタ
で該データを打出すことができる。 また、図中9は、データ読取装置と外部表示装置(プ
リンタ)とを一体に備えたデータ再生装置であり、カー
ド型記憶体3の稼動データ記憶部1にストアされた稼動
データや識別コードをプリントアウトするものである。 なお、この稼動データ記録装置4は1つのカード挿入
孔内に稼動データ記憶部への稼動データ読取書込部4bの
接点と共に識別データ読取部4aの接点を設けており、IC
カード3が上記カード挿入孔にインサートされると、ま
ず、カード型記憶体3の識別データ記憶部2からその識
別データを読取り、予め稼動データ記録装置4に設定し
てあるIDコードと一致するか否か判定し、マッチした場
合に、稼動データ読取書込部4bを駆動させて稼動データ
記憶部1に稼動データを書込み記録することができる。 この際、識別データ記憶部2から読取られた識別デー
タは稼動データと共に稼動データ記憶部1に記録しても
よい。 これによって、稼動データ読取装置は稼動データ記憶
部1に記録されたデータを読取ることによって、識別デ
ータをも読取ることができる。 第5図は、本実施例の稼動データ記録装置4の関連構
成を示すブロック図であり、制御部10と時計部Cとメイ
ンメモリMとインターフェース部IF1〜5とを備えたマ
イクロコンピュータ構成からなっている。 即ち、インターフェース部IF1を介して、エンジン稼
動センサS1、車輌稼動センサS2及び実作業検出センサS3
が制御部10と接続されている。 そして、制御部10に設けられている演算部50は時刻デ
ータを入力する時計部(クロックジェネレータ)Cと接
続され、インターフェース部IF1を介してエンジン稼動
センサS1、車速センサS2及び実作業検出センサS3から入
力される各検知信号を短かい周期(本実施例では0.5秒
間隔)でサンプリングして稼動有り、又は稼動無しデー
タを得て、更にこの稼動有無データをより長い周期(本
実施例では30秒間隔)における稼動の有無データに演算
処理して、該長い周期の稼動又は実作業有無データを得
る。 次に、制御部10はインターフェース部IF2を介して固
定データを入力するための固定データ用マニュアルスイ
ッチ40とも接続されている。 即ち、固定データ用マニュアルスイッチ40は、手動入
力用スイッチ41と、値設定スイッチ42と、書込スイッチ
43と、取消スイッチ44とから構成されている。 手動入力用スイッチ41は、ロータリィスイッチからな
って、各手動入力用固定データ別、例えば日付、作業の
種類や作業場所等の識別番号、燃料、エンジンオイル、
ギヤオイル、或いは油圧オイル等の供給量の各項目に分
かれている。 次ぎに、書込スイッチ43は、前記ロータリィスイッチ
41の選択乃至値設定スイッチ42の設定後に投入されるも
ので、該書込スイッチ43の投入時刻が書込スイッチ43の
投入によって入力される情報(固定データ)と共にメイ
ンメモリM及びICカード3の稼動データ記憶部1に書込
まれる構成になっている。 従って、日付や時刻は、上記ロータリィスイッチ41の
設定位置を所定項目に回し、書込スイッチ43を押すこと
により、そのスイッチ投入時の時刻データ即ち日付乃至
時刻がメインメモリM及び稼動データ記憶部1に自動記
録される。 またICカード3の識別データ記憶部2に記録される以
外の識別性を有する固定データの場合は、上記ロータリ
ィスイッチ41で識別番号が設定され書込スイッチ43が投
入された識別番号が、該書込スイッチ43の投入時刻と共
にメインメモリM及び稼動データ記憶部1に自動記録さ
れる。 その他の固定データ、例えば燃料の供給量の場合は、
当該項目にロータリィスイッチ41を回し、値設定スイッ
チ42で供給量の数値を設定し、書込スイッチ43を投入す
ることによって、該燃料の供給量データが書込スイッチ
43の投入時刻データと共に入力されメインメモリM及び
稼動データ記憶部1に記録される。 尚、本実施例の場合、この値設定スイッチ42はプッシ
ュボタンにより数値を設定するディジタル設定スイッチ
からなっている。 また、これら固定エータの書込みが誤っていた場合に
は取消スイッチ44の投入によって、誤ったデータを消去
し、正しいデータを再度書込むことができる。 このようにして、前記各センサS1〜S3から出力された
各検知信号及び外部入力部4から入力された稼動データ
は制御部10の演算部50に送られる。 更に、時計部Cでは稼動データ記憶部1がデータ読取
書込部21へ挿入されると時計部Cから時刻データがリア
ルタイムに制御部10へ出力されると共にメインメモリM
から今迄の積算合計値を呼び出して稼動時間の積算が開
始される。 これら時刻データは制御部10から外部表示用インター
フェース部、本実施例では固定データ入力用と兼用する
インターフェース部IF2に接続されているLED又はLCDの
外部表示装置Dに出力される。 なお、時計部Cは、後述の終了スイッチ45の投入によ
って時刻データの出力を終了すると共に積算時間の積算
を終了し、該積算合計値は次に積算が開始されるまでメ
インメモリMに記憶される。 次に、制御部10は、時計部Cからの時計データと、固
定データ入力部4から入力された固定データと、各セン
サS1〜S3から入力された稼動有無データとをメインメモ
リMに記憶させる。 一方、この制御部10はインターフェース部IF3を介し
てカード挿入部21に設けられた識別データ読取部4aと稼
動データ読取書込部4bに接続されている。 尚、22はランプでありカード挿入部21へICカード3が
挿入された場合にカードインランプが、IDコードがマッ
チしない場合にエラーランプが、書込中はビジィランプ
がそれぞれ点滅する。 また、制御部10には、インターフェース部IF5が同様
に接続されており、本実施例の場合RS−232Cのシリアル
通信用端子17aが設けられて端末機、プリンタ等が接続
可能となっている。 またメンテナンス用コネクタ17bも設けられており、
制御部10に予め設定してある車輌固有の定数(車速の演
算に使用する定数)の修正、バックアップデータの読出
し、日付、時刻の設定変更などのデバッグが行えるよう
になっている。 そして、制御部10で記憶演算された稼動データは稼動
データ読出書込部4bによってICカード3に書込まれる。 同様に、制御部10で記憶演算された所定稼動データに
ついて外部表示装置Dによって外部表示される。 なお、Vccは電源部で、車輌バッテリの電圧を稼動デ
ータ記録装置に必要な電圧に変換し各部に供給する。 また演算部50には、車速や時刻データを積算する積算
データ演算部50Aと、これら積算されたデータや、車速
センサS2により短かい周期でサンプリングされた車速デ
ータをリアルタイムで外部表示するための外部表示用演
算部50Bと、稼動データを圧縮して稼動データ記憶部1
に記録するための情報記録演算部50Cとが設けられてい
る。 このようにして得られる稼動データは、メインメモリ
Mに一定量ストアされた時点で稼動データ記憶部1に書
込まれるが、通常(一日)の稼動全体の終了時にオペレ
ータが終了スイッチ45を投入することによってメモリに
ある未書込の稼動データが作業終了時刻となる終了スイ
ッチ投入時刻と共に稼動データ記憶部1に書込まれる構
成が採られている。 本実施例の場合は、前述の如くインターフェース部IF
1を介してLED構成の外部表示装置Dが接続して車輌に搭
載されており、前記時刻、積算時間の他、上記スピー
ド、エンジン回転数を表示している。 このようにして構成される稼動データ記憶装置におい
て、オペレータが、車輌の図示しないメインスイッチを
投入することによって、この装置が起動する。 ここでカード型記憶体3がカード挿入部21に挿入され
ていない場合は制御部10によってカード無しモードが選
択されて、車速センサS2、エンジン回転数センサS4が設
けられている場合はこれらS2,S4、及び時計部Cからの
データを基に積算データ演算部50A及び外部表示用演算
部50Bを介して稼動データ(リアルタイムの車速デー
タ、時刻データ、走行距離データ、エンジン回転数デー
タ、積算時間データ等)の外部表示が外部表示装置Dに
よって行われ、終了スイッチ45の投入が行われるまで繰
り返し続行されるが稼動データの記録は行われない。 一方、カード挿入部21にICカード3が挿入されるとカ
ードインランプが点灯して、制御部10によってカード有
りモードが選択される。 該カード挿入部21は、磁気ストライプに記録されてい
る識別データからIDコードを読み取り、そのIDコードが
当該稼動データ記録装置にマッチするか否かの判定を行
う。 IDコードが一致した場合に稼動データ記憶部1は書込
み可能な状態となり、また外部表示装置Dに時刻が表示
される。 そして書込が行われている場合は稼動データ記憶部3
が抜き取られないようにビジィーランプが点灯する。 IDコードが一致しない場合には、エラーランプが点滅
しブザー音が鳴って、オペレータに間違いを知らせ正し
いICカード3が挿入されるまで繰り換えす。 次にオペレータは、必要に応じて識別信号として作業
の種別、作業場所等を手動入力用スイッチ41及び値設定
スイッチ42を操作してセットし、書込スイッチを押すこ
とによってデータがメインメモリM及び稼動データ記憶
部1に記憶され同時にその時の時刻や識別データ記憶部
2から読取られた識別データ(本実施例ではオペレータ
のコード)が記憶される。 また稼動中に、随時エンジンオイル、ギィヤーオイ
ル、油圧オイル等を供給した場合には、オペレータは上
記手動入力用スイッチ41をそれぞれの項目にセットし、
値設定スイッチ42を操作して供給量の値をセットする。 セットが終了したら書込スイッチ43を投入することに
より上記の如く設定されたデータが時刻と共にメインメ
モリM及び稼動データ記憶部1に記憶される。 また、上記セットが誤っていた場合には取消スイッチ
44の投入によって、メインメモリMに記録されたデータ
を消去し、再度正しいデータを上記手順によってセット
する。 また、稼動が始まると稼動有無データ検出用の各セン
サS1〜S3からの検知信号がインターフェース部IF1を介
して稼動データ記録装置に入力される。 このサンプリングされた検知信号は時系列の稼動デー
タに換算され或いは適宜手段によって加工圧縮されて、
稼動データ読取書込部4bを介して稼動データ記憶部1に
書込まれる。 また、これと同時に数値(回転数)検出用のセンサS
2,S4,S5からの検知信号がインターフェース部IF4を介し
て稼動データ記録装置に入力される。 このサンプリングされた検知信号は、数値(回転数)
データとしてそのまま外部表示装置Dにリアルタイムに
出力されると共に、適宜統計処理される等してデータ処
理され、メインメモリMに記憶される。 車輌のメインスイッチが切られた作業終了時にオペレ
ータが終了スイッチ45を投入することによって、未書込
の稼動有無データがICカード3の稼動データ記憶部1に
書込まれる。 また、終了スイッチ45の投入によって、時計部Cから
の終了時刻データと、積算時間の積算値データと、走行
距離データとが該稼動データ記憶部1に書込まれる。 次に、このようにしてICカード3にストアされた識別
データ及び稼動データは、外部の(管理事務所等に有
る)データ読取装置6によって読取が行われ、更に、デ
ータ処理装置としてのコンピュータ7に入力される。 その後は前記の通り、各所に設置された磁気カード読
取式データ記録装置5,5・・からの関連データが上記外
部コンピュータ7に入力されて統合的なデータ管理を行
うことができる。 第6図で示す如く、稼動データ記録装置4は稼動デー
タ読取書込部のみを有すると共に、データ読取装置6の
カード挿入部61に識別データ読取部6Aと稼動データ読取
部6Bを設けた構成からなっている。 稼動データ記録装置4では稼動データ記憶部1に稼動
データのみを記録する。 そしてデータ読取装置6では、ICカード3の識別デー
タ記憶部2からその識別データを直接読取ると共に、稼
動データ記憶部1から稼動データを読取って両データを
一体としてデータ処理装置7へ入力することができる。 なお、この発明においては、稼動データ記録装置及び
カード読取装置に識別データ読取部と稼動データ読取書
込部(乃至読取部)を設ける構成は択一的に限定される
ものではなく、少なくともいづれか一方に設けられてい
ればよく、両者にそれぞれ識別データ読取部と稼動デー
タ読取書込部(又は読取部)が設けられていてもよいこ
と勿論である。 この発明では、稼動データ記憶部にEPROMやEEPROM等
の消去型のPROMを使用する場合には、データ処理装置に
入力がすんだ場合に該PROMにストアされていたデータは
全て消去されるので、再使用に供する場合には識別デー
タを改めて書込む必要があるが、上記の如く識別データ
記憶部の磁気ストライプには識別データがストアされて
いるので、上述の如くの識別データを用いれば繰り返し
て識別データを稼動データ記憶部に書込む必要がなくな
る。 またこの発明では、前述の如く稼動データ記憶部の構
成として、例えばレーザー光によるピットの反射光でデ
ータの記憶を行うレーザーカード等の光学式記憶媒体を
用いてもよい。 このカードの素材はプラスチック材でも金属材でもよ
く、特に限定されない。 また、この発明において、識別データ記憶部に記録さ
れる識別データは機械のオペレータの識別データ(コー
ド)や機械の識別データが用いられる。 また、この発明でいう機械は、車輌、作業機械、工作
機械、プラント等の設備機械その他データ管理の対象と
なる広義の機械を全て含むものとする。
【発明の効果】
本件発明は、カード型記憶体に稼動データ記憶部と識
別データ記憶部とを設け、識別データ記憶部に稼動デー
タ記憶部の稼動データに関する識別データを記憶させた
ことによって、カード型記憶体を磁気カードとしても使
用することができ、既存のPOS(販売時点情報管理シス
テム)を使用することができ使用範囲を拡大することが
できる。 また、稼動データ記憶部の記憶容量を大きく設定して
大量のデータを記憶可能とすると共に、データ消去時に
は、稼動データのみを消去し識別データはそのまま保持
することができる。 従って、作業車輌の稼動データを稼動有無データとし
て記録することができる。 このように、一枚のカード型記憶体によって、稼動デ
ータばかりでなく関連する幅の広いデータ識別データを
キィーワードとしてを統合して処理乃至管理することが
できる。 またデータ読取装置でセットされたカード型記憶体か
ら識別データ読取部で識別データ記憶部に記録されてい
る識別データを読取り、又データ読取部を介して稼動デ
ータ記憶部から稼動データを読取り、両データを一体の
データとしてデータ処理装置に入力することができる。 また、稼動データ記録装置等によって磁気ストライプ
に記憶された一定の識別データをマニュアルで入力する
必要がなく、自動的に稼動データと一体的に処理するこ
とができるので有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の作業データ管理システムに係る機能ブ
ロック図、第2図は図1のデータ読取部の構造をブロッ
クで示す機能ブロック図、第3図はこの発明の作業デー
タ管理システムを車輌に適用した場合における一実施例
の概説図、第4図はカード型記憶体の正面図、第5図は
この実施例における要部ブロック図、第6図は異なる実
施例におけるデータ処理装置のブロック図である。 S……検出部 1……稼動データ記憶部 2……識別データ記憶部 3……カード型記憶体 4……データ読取装置 4A……識別データ読取部 4B……稼動データ読取書込部 5……磁気カード読取式データ記録装置 6……データ読取装置 6A……識別データ読取部 6B……稼動データ読取部 7……データ処理装置
フロントページの続き (72)発明者 大賀 博也 東京都港区北青山1丁目2番3号 キヤ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 古川 達也 東京都港区北青山1丁目2番3号 キヤ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 森田 出 東京都港区北青山1丁目2番3号 キヤ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 戸澤 祥二 東京都港区北青山1丁目2番3号 キヤ タピラー三菱株式会社内 (72)発明者 藤原 正雄 相模原市田名3000番地 三菱重工業株式 会社相模原製作所内 (72)発明者 中村 嘉伸 相模原市田名3000番地 三菱重工業株式 会社相模原製作所内 (56)参考文献 特開 昭59−172088(JP,A) 特開 昭57−20888(JP,A) 特開 昭60−39287(JP,A) 実開 昭58−187859(JP,U)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】作業車輌の稼動データを書込みするための
    消去可能なICメモリ又は光学式メモリからなる稼動デー
    タ記憶部と、識別データをストアしている磁気ストライ
    プからなる識別データ記憶部とを共に一枚のカード中に
    有するカード型記憶体と、 データ管理の対象となる機械の稼動状態を検出する検出
    部から入力された信号を基に上記カード型記憶体の稼動
    データ記憶部に稼動データを書込むデータ書込部を有す
    る稼動データ記録装置と、 前記カード型記憶体を磁気カードとして使用した際に識
    別データ記憶物から識別データを読取ると共に、所定の
    処理データと一体的にデータ処理する磁気カード読取式
    データ記録装置と、 稼動データ記録装置に接続されたエンジン稼動センサ
    と、車輌稼動センサと、実作業検出センサと、 稼動データ記録装置に設けられて、上記各センサから検
    出されたデータを演算処理する演算手段と、 前記カード型記憶体の識別データ記憶部から識別データ
    を読取る磁気カード読取部を有すると共に、前記カード
    型記憶体の稼動データ記憶部に記憶された稼動データを
    読取る稼動データ読取部とを有するデータ読取装置と、 該データ読取装置で読取られた稼動データ及び識別デー
    タを入力すると共に磁気カード読取式データ記録装置か
    ら適宜手段を介して識別データ毎の所定処理データを入
    力してデータ処理を行うデータ処理装置とからなる作業
    データ管理システム。
  2. 【請求項2】稼動データ記録装置に設けられた演算手段
    が、各センサから検出されたデータをもとにエンジン稼
    動の有無、車輌稼動の有無、実作業の有無のデータに演
    算処理することを特徴とする請求項1に記載の作業デー
    タ管理システム。
  3. 【請求項3】カード型記憶体が、ICカード又はレーザー
    カードからなることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    記載の作業データ管理システム。
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