JP2569108Y2 - 化粧板付きスイッチ - Google Patents

化粧板付きスイッチ

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JP2569108Y2
JP2569108Y2 JP1991096613U JP9661391U JP2569108Y2 JP 2569108 Y2 JP2569108 Y2 JP 2569108Y2 JP 1991096613 U JP1991096613 U JP 1991096613U JP 9661391 U JP9661391 U JP 9661391U JP 2569108 Y2 JP2569108 Y2 JP 2569108Y2
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JP
Japan
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fitting
switch
decorative
decorative plate
switch body
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JP1991096613U
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JPH0545850U (ja
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雅志 礒部
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Idec Corp
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  • Switch Cases, Indication, And Locking (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は化粧板付きスイッチに関
し、特に化粧板をスイッチに取り付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】スイッチには電気製品等の操作パネルに
設けられるものがある。図3Aに操作パネルに取り付け
られたスイッチの一例を掲げて説明する。操作パネル6
0には取り付け穴62が形成されており、この取り付け
穴62を通じてスイッチ本体10が取り付けられる。こ
こで、取り付け穴62はスイッチ本体10より一回り大
きく形成されている。これは取り付け作業の際容易にス
イッチ本体10を取り付け穴に貫入する事が出来るよう
にする為である。又、スイッチ本体10を操作パネル6
0に取り付けた場合、内部のフランジが操作パネルの前
面に出ることになる。従って、化粧板を取り付けないと
フランジ等が正面から見えてしまい、美観上好ましくな
い。
【0003】そこでフランジ等を覆い隠す為に図3Bに
示す化粧板65が取り付けられる。この化粧板65はス
イッチ本体10に固定され、その後スイッチ本体10と
共に操作パネル60に取り付けられる。尚、化粧板65
には図3Bに示すように開口部41が設けられており、
この開口部41からスイッチ本体10の操作部が操作可
能なように露出する(図3A参照)。
【0004】化粧板のスイッチ本体10への取り付け
は、従来、以下のようにして行われていた。一つは、図
4Aに示すようにスイッチ本体10に突出嵌合部T1、
T2を設け、化粧板2に嵌合部S1、S2を設ける。そ
して、化粧板2を矢印3方向に押下することで突出嵌合
部T1、T2に嵌合させる。この突出嵌合部T1、T2
部分は例えば樹脂等で形成されており、弾力性を有して
いる。この為、化粧板2が矢印3方向の力で押下された
場合、突出嵌合部T1、T2はその力を受けて内側に撓
み嵌合部S1、S2にはまり込む。
【0005】もう一つの方法を図4Bに示す。スイッチ
本体10には、突出嵌合部T10、T20が、化粧板2
0には、薄い金属板等で形成された嵌合爪S10、S2
0が設けられている。取り付け作業は先ず、化粧板20
の一方の嵌合爪S20に力を加え例えば45度程度、斜
下方向へ開く。次に、突出嵌合部T10に他方の嵌合爪
S10を引掛けた後、スイッチ本体10の突出嵌合部T
20に開かれた嵌合爪S20をはめ込む。こうしてスイ
ッチ本体10に化粧板20を取り付けた後、化粧板20
から引出された嵌合爪S20を矢印50の方向に閉じ固
定する。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】しかし、従来のスイッ
チ本体と化粧板の取り付けには以下のような問題点があ
る。先ず、図4Aの場合、化粧板2はスイッチ本体10
に押しつけられることによって、嵌合し、固定される。
この為、取り付け作業自体は容易に行う事ができる。と
ころが突出嵌合部T1、T2は受けた力に応じて撓むよ
うになっているので、嵌合部分に衝撃や振動が加わった
場合、化粧板2はスイッチ本体10から容易に外れてし
まうという問題がある。
【0007】一方、図4Bの場合には、化粧板20の嵌
合爪S20を突出嵌合部T20へ閉じる事によって嵌合
状態が維持、固定されている。この為に、嵌合部分に衝
撃等が加わった場合でも化粧板が容易に外れてしまう事
はない。
【0008】ところが図4Bに示す化粧板20は、取り
付け前に予め嵌合爪S20を開いておかなければならな
い。そして、化粧板20をスイッチ本体10に取り付け
た後、嵌合爪S20を閉じ込む必要がある。従って、取
り付け作業工数がかかり取り付け作業に手間を要すると
いう問題がある。又、嵌合爪S20が開閉の際に折れて
しまう虞もある。
【0009】そこで、本考案は、スイッチ本体に対して
化粧板を確実に取り付ける事が出来、しかも、取り付け
が容易で取り付け作業の作業効率を向上させる事が出来
る化粧板付きスイッチの提供を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案に係る化粧板付き
スイッチは、導通状態を切り換えるスイッチ操作部が設
けられており、嵌合平面上の両側に本体嵌合部が形成さ
れたスイッチ本体、スイッチ操作部が外部から操作可能
なようにスイッチ本体に取り付けられる化粧板であっ
て、両本体嵌合部に嵌合する化粧板嵌合部が設けられて
おり、化粧板嵌合部が本体嵌合部に嵌合することによっ
て嵌合平面とほぼ平行に位置する化粧板、本体嵌合部を
有するスイッチ本体の側面の一方に設けられた弾性部
材、を備えた化粧板付きスイッチであって、弾性部材
は、嵌合平面とほぼ垂直に位置するように設けられてお
り、化粧板嵌合部が両本体嵌合部へ嵌合した場合にスイ
ッチ本体から化粧板が離脱しないように嵌合平面におい
て化粧板を加圧する、ことを特徴としている。
【0011】
【作用】本考案に係る化粧板付きスイッチにおいては、
弾性部材は、化粧板嵌合部が両本体嵌合部へ嵌合した場
合にスイッチ本体から化粧板が離脱しないように嵌合平
面において化粧板を加圧している。従って、弾性部材が
備える弾力を利用して化粧板をスイッチ本体に取付ける
事が出来る。又、化粧板が嵌合平おいて 加圧され
ることによって、一方の化粧板の化粧板嵌合部による
圧力が加えられることになる。
【0012】
【実施例】一般にスイッチを操作パネルに取り付ける場
合、美観上の配慮から先ずスイッチ本体に化粧板を固定
する(図3参照)。以下に本考案に係る化粧板付きスイ
ッチの一実施例を図面に基づいて説明する。先ず、図1
Aにこの化粧板付きスイッチの化粧板40とスイッチ本
体10とが嵌合し、操作パネルに装着されている状態を
示す断面図、図1Bにスイッチ本体10の正面図を掲げ
る。
【0013】図1Aにおいて、スイッチ本体10には本
体嵌合部である突出したフランジ50が両側に設けられ
ている。又、このスイッチ本体10にはフランジ50が
設けられている側面の一方に弾性部材である弾性プレー
ト33が取り付けられている。この弾性プレート33は
薄い金属板等で形成されており、受けた力に応じて自在
に撓むようになっている。尚、スイッチ本体10の両側
には取り付け片32も設けられている。弾性プレート3
3と取り付け片32とは一体成形され、折曲加工が施さ
れる。この取り付け片32は、スイッチ本体10を操作
パネル60に取り付けた場合の振動によるがたつきや抜
けを防止する為のものである。
【0014】一方、化粧板40の両側には化粧板嵌合部
42が形成されており、これらはフランジ50に嵌合す
る。又、この化粧板40には開口部41が形成されてお
り(図3B参照)、ここからスイッチの操作部が操作パ
ネル上に露出するようになっている。
【0015】図2にスイッチ本体10と化粧板40の取
り付け工程を示す。スイッチ本体10には接点切り換え
機構部36が接続されており、接点切り換え機構部36
からは端子35が突出している。この端子35は操作パ
ネル内の所定の接続部に電気的に接続されるものであ
る。
【0016】スイッチ本体10に化粧板40を取り付け
る場合、先ず、図2Aに示すように化粧板40を斜に位
置させ、一方の側の爪端部22を弾性プレート33に接
触させる。次に、化粧板40が矢印70方向に移動する
ように力を加える。すると、化粧板40の爪端部22は
弾性プレート33を押圧し、これによって弾性プレート
33は矢印70方向に撓む。この撓んだ状態を保持しつ
つ、化粧板40をスイッチ本体10の両フランジ50を
結ぶ平面(嵌合平面)に平行に位置させる。この時の、
他方の爪端部21近傍の状態を示すものが図2Bであ
る。尚、この場合、弾性プレート33は爪端部22に加
圧されたままであり、矢印70方向に撓んだ状態にあ
る。
【0017】化粧板40を嵌合平面上に位置させた後、
化粧板40を放すと弾性プレート33はその復元力によ
って爪端部22を矢印80方向に加圧する。この加圧を
受けて化粧板40全体は嵌合平面(フランジ50を結ぶ
平面)上を平行移動することになる。すると、化粧板4
0全体の矢印方向80への移動に伴い、他方の化粧板嵌
合部42はフランジ50に確実にはまり込む(図2C参
照)。そして、はまり込んだ後は弾性プレート33の復
元力によってこの嵌合状態が維持される。
【0018】以上のように、嵌合状態は弾性プレート3
3の復元力で維持されるので、例えば図4Aに示す従来
の化粧板2のように衝撃等によって容易に外れることは
ない。又、図4Bの化粧板20のように嵌合爪S20の
閉じ込み作業は不要である。
【0019】
【考案の効果】本考案に係る化粧板付きスイッチにおい
ては、弾性部材が備える弾力を利用して化粧板をスイッ
チ本体に取り付ける事が出来る。従って、化粧板をスイ
ッチ本体に取り付ける作業が容易になり、取り付け作業
の作業効率を向上させる事が出来る。
【0020】又、化粧板が嵌合平おいて加圧される
ことによって、一方の本体嵌合部には化粧板の化粧板嵌
合部による押圧力が加えられることになる。従って、ス
イッチ本体に対して化粧板を確実に取付ける事が出来、
製品の信頼性を向上させることが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る化粧板付きスイッチの一実施例を
示す図であり、Aはスイッチ本体に化粧板が取り付けら
れた状態を示す断面図、Bは前記スイッチ本体の正面図
である。
【図2】図1に示すスイッチ本体と化粧板の嵌合の工程
を示す斜視図、部分断面図、及び嵌合後の全体を示す斜
視図である。
【図3】Aは操作パネルにスイッチ本体が取り付けられ
た状態を示す平面図、Bは化粧板の平面図である。
【図4】従来のスイッチ本体と化粧板の取り付けの例を
示す断面図である。
【符号の説明】
10・・・・・スイッチ本体 33・・・・・弾性プレート 40・・・・・化粧板 42・・・・・化粧板嵌合部 50・・・・・フランジ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】導通状態を切り換えるスイッチ操作部が設
    けられており、嵌合平面上の両側に本体嵌合部が形成さ
    れたスイッチ本体、 スイッチ操作部が外部から操作可能なようにスイッチ本
    体に取り付けられる化粧板であって、両本体嵌合部に嵌
    合する化粧板嵌合部が設けられており、化粧板嵌合部が
    本体嵌合部に嵌合することによって嵌合平面とほぼ平行
    に位置する化粧板、 本体嵌合部を有するスイッチ本体の側面の一方に設けら
    れた弾性部材、 を備えた化粧板付きスイッチであって、 弾性部材は、嵌合平面とほぼ垂直に位置するように設け
    られており、化粧板嵌合部が両本体嵌合部へ嵌合した場
    合にスイッチ本体から化粧板が離脱しないように嵌合平
    面において化粧板を加圧する、 ことを特徴とする化粧板付きスイッチ。
JP1991096613U 1991-11-26 1991-11-26 化粧板付きスイッチ Expired - Lifetime JP2569108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1991096613U JP2569108Y2 (ja) 1991-11-26 1991-11-26 化粧板付きスイッチ

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Publication Number Publication Date
JPH0545850U JPH0545850U (ja) 1993-06-18
JP2569108Y2 true JP2569108Y2 (ja) 1998-04-22

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ID=14169711

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51121765U (ja) * 1975-03-27 1976-10-02

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JPH0545850U (ja) 1993-06-18

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