JP3688821B2 - 電子部品内蔵キイ - Google Patents

電子部品内蔵キイ Download PDF

Info

Publication number
JP3688821B2
JP3688821B2 JP22988096A JP22988096A JP3688821B2 JP 3688821 B2 JP3688821 B2 JP 3688821B2 JP 22988096 A JP22988096 A JP 22988096A JP 22988096 A JP22988096 A JP 22988096A JP 3688821 B2 JP3688821 B2 JP 3688821B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
key
blade
shield plate
fixing cover
built
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP22988096A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH1072960A (ja
Inventor
貴行 横内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alpha Corp
Original Assignee
Alpha Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alpha Corp filed Critical Alpha Corp
Priority to JP22988096A priority Critical patent/JP3688821B2/ja
Publication of JPH1072960A publication Critical patent/JPH1072960A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3688821B2 publication Critical patent/JP3688821B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Push-Button Switches (AREA)
  • Shielding Devices Or Components To Electric Or Magnetic Fields (AREA)
  • Elimination Of Static Electricity (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、電子部品内蔵キイに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図7にキイヘッド部5に赤外線発信モジュール等の回路モジュール6を収納した電子部品内蔵キイの従来例を示す。この従来例において、キイヘッド部5は2枚のケース片をビス3により連結して形成され、キイヘッド部5内に回路モジュール6と、回路モジュール6への静電ノイズの伝搬を防止するためのシールドプレート7が配置される。
【0003】
なお、図7において51は回路モジュール6の断接を行うための操作ボタンを示す。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上述した従来例において、シールドプレート7は電気的に浮いた状態となっているために、シールド性能が低く、とりわけ、金属製のキイリングをキイリング挿通穴50に装着した状態においては、回路モジュール6への静電ノイズの伝搬により回路モジュール6の誤動作を招いたり、あるいは素子の静電破壊を生じやすいことが実験的に確認されている。
【0005】
本発明は、以上の問題を解消すべくなされたもので、静電破壊、あるいは静電ノイズによる誤動作の生じない電子部品内蔵キイの提供を目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば上記目的は、
キイブレード1の一端に成型されるブレード固定カバー2と、キイブレード1に螺合されるビス3によりブレード固定カバー2に連結される上カバー4により形成されるキイヘッド部5内に回路モジュール6を収納した電子部品内蔵キイであって、
キイヘッド部5内に配置されるシールドプレート7の端縁部にキイリング挿通穴50に対峙する立ち上がり壁72を折曲形成するとともに、先端に片持梁状に突設され、ビス頭部30の裏面30aに弾性変形して圧接する端子片70を曲成し、
シールドプレート7をキイブレード1に接触させる電子部品内蔵キイを提供することにより達成される。
【0007】
電子部品内蔵キイは、キイブレード1の一端に成型されるブレード固定カバー2と、キイブレード1に螺合されるビス3によりブレード固定カバー2に連結される上カバー4により形成されるキイヘッド部5内に回路モジュール6を収納して構成される。回路モジュール6としては、キイコードに対応した赤外線パルスを発生させる赤外線発生モジュール、あるいは電波発生モジュール等が使用される。
【0008】
絶縁体で形成されるブレード固定カバー2と上カバー4により包囲される回路モジュール6への静電ノイズの伝搬を防止するために、キイヘッド部5にはシールドプレート7が配置される。シールドプレート7は片持梁状に突設する端子片70を備え、ブレード固定カバー2に上カバー4を止着した状態でビス頭部30の裏面30aに弾性変形して圧接し、ビス3を介してシールドプレート7がキイブレード1に導通される。この結果、シールドプレート7の接地が確実に行われ、シールド効果を向上させることができる。また、端子片70を弾性変形させてビス頭部30に圧接させることにより、接触状態を安定させることが可能になる。
【0009】
シールドプレート7のグランディングは、ビス3を介する以外に、請求項2に記載されるように、キイブレード1に端子片70を直接圧接させることによっても達成可能である。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1ないし図5に本発明の実施の形態を示す。電子部品内蔵キイは、銅合金等の導電材料により形成されるキイブレード1の先端部に一体成型される硬質樹脂製のブレード固定カバー2に上カバー4を止着したキイヘッド部5を有する。
【0011】
ブレード固定カバー2には図4に示すように、キイブレード1のヘッド部10内に達するネジ孔20が形成され、中央部には電池21と、電池21のプラス極に接触するターミナル22が配置される。
【0012】
一方、上カバー4には、図3に示すように、基板60上に赤外線パルス発生回路を構成した回路モジュール6が素子実装面を表面側に向けた状態で収容される。基板60の素子実装面と反対面には電極片61と電極パターン62が形成され、上記ネジ孔20にビス3を使用して上カバー4をブレード固定カバー2に止着した状態において、電極片61が電池21のマイナス極に、電極パターン62がターミナル22に接触して給電される。また、基板60の素子実装面には回路モジュール6の動作を断接するためのプッシュスイッチ63が実装される。なお、図2、図3において64は基板60上に実装された赤外線発光部を示す。
【0013】
上記基板60の周縁、および素子実装面は絶縁ラバー8により覆われ、回路モジュール6の腐食、短絡が防止される。絶縁ラバー8には、プッシュスイッチ63を覆う操作ボタン51が一体形成され、該操作ボタン51を上カバー4に開設された穴部40から外表面に露出させることによりプッシュスイッチ63の操作が可能とされる。
【0014】
上記回路モジュール6への静電ノイズの伝搬を防止するために、絶縁ラバー8と上カバー4の間には、ステンレス薄板に曲げ加工を施して形成されるシールドプレート7が配置される。シールドプレート7は、図5に示すように、穴部40との干渉を防止するために中央部に開設された開口71の形成部を除いて基板60の素子実装面をほぼ全面に渡って覆うような形状とされ、端縁部にはキイリング挿通穴50に対峙する立ち上がり壁72が折曲形成される。
【0015】
さらに、シールドプレート7のキーブレード突出側端面には細幅の端子片70が形成される。端子片70はシールドプレート7から片持梁状に突出し、一旦ブレード固定カバー2側に折曲された後、L字状に折り返され、自由端縁が上カバー4側から螺入されるビス3の頭部の裏面30aを向くように形成される。この端子片70は上カバー4の肉質部を端子片70よりやや幅広に肉抜きして形成される端子収納部41内に収納されて変形のための移動空間が保証されており、上カバー4にシールドプレート7を装着した状態において、端子片70の自由端縁はビス3の頭部支持座面42よりやや上方に突出する状態とされる。
【0016】
以上の構成の下、上カバー4は、キイリング挿通穴50側の端部に形成された鈎状係止部43をブレード固定カバー2に係合させるとともに、位置決め突部44をブレード固定カバー2の位置決め凹部23に嵌合させて位置決めした後、上カバー4側からビス3を螺入してブレード固定カバー2に固定される。ビス3の締め付けにより上カバー4がブレード固定カバー2に密着した状態においては、端子片70の自由端縁はビス頭部30の裏面30aに押されて図1(b)に示すようにわずかに弾性変形し、ビス頭部30に圧接される。
【0017】
なお、以上においては、端子片70の自由端縁をビス3に圧接する場合を示したが、図6に示すように、キイブレード1に圧接させることも可能であり、この場合、ブレード固定カバー2には、肉質部を一部切り欠いてキイブレード1を露出させたブレード露出部24を端子片70に合わせて形成すればよい。
【0018】
また、以上の説明においては、上カバー4側に回路モジュール6を保持する場合を示したが、ブレード固定カバー2に保持することも可能である。さらに、シールドプレート7の形状は図示の基板60の全体をほぼ覆うような形状に限られず、操作ボタン51の配置、あるいは個数により適宜変更可能である。
【0019】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、静電ノイズに対する耐性を向上させることができ、動作信頼性を高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を示す図で、(a)は平面図、(b)は(a)のB−B線断面図である。
【図2】図1(a)のA−A線断面図である。
【図3】上カバーの平面図である。
【図4】ブレード固定カバーの平面図である。
【図5】シールドプレートを示す斜視図である。
【図6】本発明の変形例を示す縦断面図である。
【図7】従来例を示す図で、(a)は平面図、(b)シールドプレートを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 キイブレード
2 ブレード固定カバー
3 ビス
30 ビス頭部
30a 裏面
4 上カバー
5 キイヘッド部
6 回路モジュール
7 シールドプレート
70 端子片

Claims (2)

  1. キイブレードの一端に成型されるブレード固定カバーと、キイブレードに螺合されるビスによりブレード固定カバーに連結される上カバーにより形成されるキイヘッド部内に回路モジュールを収納した電子部品内蔵キイであって、
    キイヘッド部内に配置されるシールドプレートの端縁部にキイリング挿通穴に対峙する立ち上がり壁を折曲形成するとともに、先端に片持梁状に突設され、ビス頭部の裏面に弾性変形して圧接する端子片を曲成し、
    シールドプレートをキイブレードに接触させる電子部品内蔵キイ。
  2. キイブレードの一端に成型されるブレード固定カバーと、キイブレードに螺合されるビスによりブレード固定カバーに連結される上カバーにより形成されるキイヘッド部内に回路モジュールを収納した電子部品内蔵キイであって、
    キイヘッド部内に配置されるシールドプレートの端縁部にキイリング挿通穴に対峙する立ち上がり壁を折曲形成するとともに、先端に片持梁状に突設され、キイブレードに弾性変形して圧接する端子片を曲成し、
    シールドプレートをキイブレードに接触させる電子部品内蔵キイ。
JP22988096A 1996-08-30 1996-08-30 電子部品内蔵キイ Expired - Fee Related JP3688821B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22988096A JP3688821B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 電子部品内蔵キイ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP22988096A JP3688821B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 電子部品内蔵キイ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH1072960A JPH1072960A (ja) 1998-03-17
JP3688821B2 true JP3688821B2 (ja) 2005-08-31

Family

ID=16899162

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP22988096A Expired - Fee Related JP3688821B2 (ja) 1996-08-30 1996-08-30 電子部品内蔵キイ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3688821B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202021105298U1 (de) 2021-09-30 2021-10-11 Aug. Winkhaus Gmbh & Co. Kg Schlüssel

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE202021105298U1 (de) 2021-09-30 2021-10-11 Aug. Winkhaus Gmbh & Co. Kg Schlüssel

Also Published As

Publication number Publication date
JPH1072960A (ja) 1998-03-17

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR940002663Y1 (ko) 정전기 방지 코넥터
JP5685209B2 (ja) 電池ホルダ
US6832923B2 (en) Electrical connector with shutter and electrical connector assembly
EP0631341A1 (en) An electric device having a circuit wiring in a band
JP2005353563A (ja) 携帯電話用スイッチモジュール
WO2007141897A1 (ja) 押釦スイッチ及びその実装方法
JP2008112682A (ja) カードエッジ型コネクタ
US6887097B2 (en) Terminal for electrically connecting button battery
JPH0628193B2 (ja) Emi対策用電気コネクタ
JP3688821B2 (ja) 電子部品内蔵キイ
JP3278052B2 (ja) シールドコネクタ
JP2003007408A (ja) 電気コネクタ
JP3167093B2 (ja) 電磁型発音体
US5164553A (en) Key input device
JPH1186662A (ja) スイッチ装置
JP3035544B1 (ja) コネクタタ―ミナル
WO2004032288B1 (en) Memory card connector
CN220774179U (zh) 按键结构及电子设备
JP3114173B2 (ja) 操作装置
JP3170414B2 (ja) 押接式コネクタ用の端子及び押接式コネクタ
KR200333729Y1 (ko) 무선전화기용 안테나의 접속구조
JP3435054B2 (ja) 圧接コネクタの固定構造
JPH06349549A (ja) 電気コネクタ
JPH0831526A (ja) ラッチ付コネクタ
JP2887855B2 (ja) 押釦スイッチ

Legal Events

Date Code Title Description
A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20041214

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20050214

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20050214

RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20050214

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20050607

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20050609

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees