JPH0318728Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0318728Y2
JPH0318728Y2 JP1987116752U JP11675287U JPH0318728Y2 JP H0318728 Y2 JPH0318728 Y2 JP H0318728Y2 JP 1987116752 U JP1987116752 U JP 1987116752U JP 11675287 U JP11675287 U JP 11675287U JP H0318728 Y2 JPH0318728 Y2 JP H0318728Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bracket
main body
assembled
mounting surface
relay
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1987116752U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6421804U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1987116752U priority Critical patent/JPH0318728Y2/ja
Publication of JPS6421804U publication Critical patent/JPS6421804U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0318728Y2 publication Critical patent/JPH0318728Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Connection Of Plates (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、部品(単一部品のみならず部分組立
された部品を含む)の組付作業を容易とすること
により作業性を向上し、本体に組付後にがたを生
ずることのない部品の組付用ブラケツトの構造に
関するものである。
〔従来の技術〕
両端にブラケツトを有する部品をその両ブラケ
ツトを利用して相手の本体に組付けるものとし
て、例えば、第7図に示すものがある。
同図において、組付けられる部品である大型リ
レー本体1は一方に板状の差込用ブラケツト2、
他方にねじ締結用ブラケツト3を有し、下面には
電源並びに信号供給用のワイヤーハーネス4のコ
ネクタ5が設けられる。
ねじ締結用ブラケツト3は、第11図に示すよ
うに、ボルト挿入用孔6を有する。
部品を組付付ける本体であるリレーブロツクベ
ースは取付面7a上に突起8及び保持部材9が固
着され(第8図及び第9図参照)、突起8及び保
持部材9と取付面7aとの間に差込用ブラケツト
2を挿入する空間が形成される。
又、取付面7aには、第11図に示すように、
埋込みナツト10が埋込まれて固着される。
リレーブロツクベース7は取付面7aの反対側
にボデー取付足11が設けられ、ボデー取付足1
1はボルト等により車体等の壁面に装着されてリ
レーブロツクベース7を支持する。
リレーブロツクベース7の上面には、内部に小
型リレーを収容するリレー用ハウジング12が設
けられ、リレー用ハウジング12内にワイヤーハ
ーネス13の端子が電気接続される。
ボルト挿入用孔6に挿通されるボルト14はワ
ツシヤ15及びねじ締結用ブラケツト3を介して
埋込ナツト10に螺合し大型リレー本体1を取付
面7aに組付けるものである。
次に、大型リレー本体1の組付順序を説明す
る。
第8図及び第9図に示すように、差込用ブラケ
ツト2の先端を保持部材9と取付面7aとの間に
挿入すると、差込用ブラケツト2は保持部材9と
取付面7aとの間に遊嵌され、上下方向に対して
は、突起8及び保持部材9との間に遊嵌される。
次に、第10図及び第11図に示すように、、
ボルト14をワツシヤ15及びねじ締結用ブラケ
ツト3に挿入し埋込ナツト10に螺合すると、大
型リレー本体1はリレーブロツクベース7に組付
けられる。
以上のように、大型リレー本体1の組付けは差
込用ブラケツト2の差込みとボルト14のねじ込
み動作の2動作が必要であり、次のような問題点
があつた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
(1) 組付作業はできるだけ簡単に効率よく行なわ
れるようにしなければならないが、ボルトを締
込むためにはスパナー等の工具が必要である。
(2) 大型リレー本体の組付作業を片手作業にて行
うことは極めて困難で、両手作業となる。
(3) 第9図に示すように、保持部材9と取付面7
aの間に形成される空間に対して遊嵌される差
込用ブラケツト2には隙間cが生ずるため、リ
レーブロツクベースが車体などに装備された場
合には大型リレー本体1が振動し、差込用ブラ
ケツトが折損することがある。
本考案はかかる問題点に対してなされたもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案は、部品の両端に設けられ相手の本体の
取付面に組付けられる部品の組付用ブラケツトに
おいて、上記本体に、上記取付面との間にブラケ
ツト挿入用の空間を形成する保持部材と、上記取
付面より突出する係合部とを設け、一方の上記ブ
ラケツトの中間部に屈曲した突出部を設け、他方
のブラケツトにワンタツチ係合片を設け、一方の
上記ブラケツトが上記ブラケツト挿入用の空間に
挿入されたときに上記突出部を支点として上記本
体に対して弾性力をもつて組付けられ、上記一方
のブラケツトが上記本体に組付けられた後に上記
係合部に他方の上記ブラケツトのワンタツチ係合
片を組付けることを特徴とするものである。
〔作用〕 以上のような構成により、一方のブラケツトの
先端を相手の本体の保持部材と取付面に形成され
る空間に一方のブラケツトの先端を挿入すると、
一方のブラケツトの突出部が部品が本体の取付面
に接近することを妨げる弾性力を生じる。
次に、他方のブラケツトを上記の弾性力に抗し
て本体の取付面に押し付けると、他方のブラケツ
トのワンタツチ係合片が係合部に係合するので、
部品が本体にワンタツチで組付られ、突出部が取
付面を押圧しているので、両組付部品にはがたを
生じることはない。
〔実施例〕
本考案の実施例を図面を参照して説明する。
なお、従来例と同一部品には同一符号を付す。
第2図の斜視図に示すように、リレーブロツク
ベース7に組付けられる大型リレー本体1は両端
にブラケツトを有する点においては従来例と同様
であるが、両端に設けられるブラケツトの構造が
相異する。
すなわち、右方に設けられる差込用ブラケツト
16は、第3図及び第4図に示すように、中間部
に相手部品側に屈曲して突出する突出部16aを
有する弾性の板状体で、先端16bをリレーブロ
ツクベース7の保持部材9に挿入し、大型リレー
本体1をリレーブロツクベース7へ押し付ける
と、差込用ブラケツト16に撓みを生じ、先端1
6bは保持部材9の内壁面に弾性力をもつて押圧
接触し、突出部16aはリレーブロツクベースの
取付面7aに押圧接触するので、大型リレー本体
1が取付面7aに接近するのを妨げる弾性力が生
じる。
尚、突起8は差込用ブラケツト16の抜け止め
用であるが、保持部材9と一体的に設けてもよ
い。
又、大型リレー本体1の右方に設けられる係合
片付ブラケツト17は、第5図及び第6図に示す
ように、中間に孔18が穿設され孔18の内周縁
部の相対する位置にスリツト19,19が設けら
れ、孔18の内周縁部は相手部品の反対方向に円
錐台状に突出した2個の弾性片20,20より成
るワンタツチ係合片が形成される。
更に、係合片付ブラケツト17の先端は、第1
図に示すように、屈曲されて把持部21が形成さ
れる。
一方、リレーブロツクベース7には、大型リレ
ー本体1を組付けたときに孔18に相対する位置
の取付面7a上に埋込ボルト22が埋込み固着さ
れてワンタツチ係合片の弾性片20に係合する係
合部が形成される。
リレーブロツクベース7及び大型リレー本体1
のその他の構造並びに付着品については従来例と
同様である。
以上のように構成された両部品に次のようにし
て組付けられる。
第1図の一点鎖線で示すように、大型リレー本
体1をリレーブロツクベース7の取付面7aに対
して傾けた状態にして片手で把持部21を把持
し、差込用ブラケツト16の先端を保持部材9と
取付面7aとの間に挿入する。
次に、把持部21を矢印23方向に押付けてい
くと、先ず、差込用ブラケツト16の突出部16
aが取付面7aに当接し、更に、突出部16aを
支点として先端16bが保持部材9の内壁面に接
触し、把持部21は矢印23と反対方向に弾性が
付与される。そのまま把持部21を弾性に抗して
矢印23方向に押付けていくと、差込用ブラケツ
ト16が弾性変形し、突出部16aは取付面に押
圧され、先端16bは保持部材9の内壁面を押圧
する。
そして、第6図に示すように、ワンタツチ係合
片の弾性片20の先端が埋込ボルト22のねじ山
に当つて撓みを生じながらねじ山を通過して、係
合片付ブラケツト17が取付面7aに当たり大型
リレー本体1はリレーブロツクベース7に組付け
られる。
そして、ワンタツチ係合片の弾性片20は埋込
ボルト22に係合しているため、大型リレー本体
1に外力が作用しても大型リレー本体1はリレー
ブロツクベース7より外れることはない。
又、差込用ブラケツト16はリレーブロツクベ
ース7に弾性変形を伴つて嵌合しているので、両
組付部品にがたを生ずることはない。
以上説明したように、大型リレー本体1の組付
けは、片手で把持部21を把持して差込み用ブラ
ケツト16を保持部材9に差込んで把持部21を
リレーブロツクベース7に押付けるワンタツチ動
作で大型リレー本体1の取付並びに締結のすべて
が完了するので組付作業が極めて簡単になる。
なお、実施例では大型リレー本体について説明
したが、両端にブラケツトを有する部品(単品、
サブアツセンブリされた部品)に広く適用するこ
とができる。
又、本体側の係合部として埋込みボルト22を
示しワンタツチ係合片の弾性片20の形状を円錐
台状としたが、両者を圧接することによつてワン
タツチで係合するものであれば他の形状のもので
あつてもよい。
〔効果〕
本考案は次の効果を有する。
(1) 組付される部品を片手で把持してワンタツチ
動作で相手部品への取付並びに締結を完了する
ので、組付作業が極めて短時間で行われ作業効
率が大幅に向上する。
(2) 組付に必要であつたスパナー等の工具が一切
不要となり、作業者は工具を携帯したり或は工
具をとりにくい手間が不要となる。
(3) 組付けられた部品には従来のようながたがな
いため、車両のように振動を生ずるものに装備
されてもがたを生ずることがなく、従つて組付
部品の破損が防止され、振動による騒音も防止
される。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図は部品取付要領説明用の取付部品の平面図、第
2図は大型リレー本体及びリレーブロツクベース
の斜視図、第3図は差込用ブラケツト周辺の要部
正面図、第4図は同上の平面図、第5図はねじ締
結用ブラケツト周辺の要部正面図、第6図は同上
のY−Y断面図、第7図は従来例の大型リレー本
体及びリレーブロツクベースの斜視図、第8図は
従来例の差込用ブラケツト周辺の要部正面図、第
9図は同上の平面図、第10図は従来例のねじ締
結用ブラケツト周辺の要部正面図、第11図は同
上の−断面図である。 1……大型リレー本体、7……リレーブロツク
ベース、7a……取付面、9……保持部材、16
……差込用ブラケツト、17……係合片付ブラケ
ツト、18……孔、19……スリツト、20……
弾性片、21……把持部、22……埋込ボルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 部品の両端に設けられ相手の本体の取付面に組
    付けられる部品の組付用ブラケツトにおいて、上
    記本体に、上記取付面との間にブラケツト挿入用
    の空間を形成する保持部材と、上記取付面より突
    出する係合部とを設け、一方の上記ブラケツトの
    中間部に屈曲した突出部を設け、他方のブラケツ
    トにワンタツチ係合片を設け、一方の上記ブラケ
    ツトが上記ブラケツト挿入用の空間に挿入された
    ときに上記突出部を支点として上記本体に対して
    弾性力をもつて組付けられ、上記一方のブラケツ
    トが上記本体に組付けられた後に上記係合部に他
    方の上記ブラケツトのワンタツチ係合片を組付け
    ることを特徴とする部品の組付用ブラケツト。
JP1987116752U 1987-07-31 1987-07-31 Expired JPH0318728Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987116752U JPH0318728Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1987116752U JPH0318728Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6421804U JPS6421804U (ja) 1989-02-03
JPH0318728Y2 true JPH0318728Y2 (ja) 1991-04-19

Family

ID=31359575

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987116752U Expired JPH0318728Y2 (ja) 1987-07-31 1987-07-31

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0318728Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5283951B2 (ja) * 2008-03-29 2013-09-04 日本プラスト株式会社 車両の下部構造

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58146107U (ja) * 1982-03-26 1983-10-01 松下冷機株式会社 部品取付装置
JPS6272823U (ja) * 1985-10-29 1987-05-09

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6421804U (ja) 1989-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPS5942548Y2 (ja) 電線クランプ
JPH0318728Y2 (ja)
JPH0723656B2 (ja) 車両用扉へのアウターハンドル取付装置
JP2006281954A (ja) ワイパ装置のヘッドカバー取付け構造
JP2000133333A (ja) 電気部品
US20050006557A1 (en) Collar screw or collar nut housing attachment
JP3551471B2 (ja) 壁面設置型電子機器
JPH0329974Y2 (ja)
JP4366302B2 (ja) 取着体およびビス固定部材
US6971708B2 (en) Fixing structure of protector
JPH0346532Y2 (ja)
JPS639791Y2 (ja)
JPH0236307Y2 (ja)
JP3110729B1 (ja) 固定具
JP2633483B2 (ja) プリント配線基板固定構造
JPS6042460Y2 (ja) 電極
JPH0642092Y2 (ja) ねじの緩み防止装置
JP2000079857A (ja) 車両用バンパーの取付け構造
JPH0753204Y2 (ja) 車輌用灯具
JPS5833722Y2 (ja) 車載用機器の取付具
JP2589335Y2 (ja) 端子台
JP3892155B2 (ja) 防振マウントの取付構造
JPH075662Y2 (ja) 着脱式プリント基板の固定構造
JPH06225430A (ja) 壁板用取付押え金具の設置構造
JPS634806Y2 (ja)