JP2565297B2 - 3ステート・スルーレート出力回路 - Google Patents

3ステート・スルーレート出力回路

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JP2565297B2 JP5323596A JP32359693A JP2565297B2 JP 2565297 B2 JP2565297 B2 JP 2565297B2 JP 5323596 A JP5323596 A JP 5323596A JP 32359693 A JP32359693 A JP 32359693A JP 2565297 B2 JP2565297 B2 JP 2565297B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、3ステート・スルーレ
ート出力回路に関し、特に、集積回路の出力部に用いら
れるCMOSトランジスタ構成の3ステート・スルーレ
ート出力回路に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、集積回路を用いた電子装置にお
いては、集積回路内部で信号処理した結果の出力信号
を、外部の負荷に高速で伝達することが求められる。と
ころが、集積回路内部の信号電流は非常に微小であるの
で、そのままでは外部の負荷を十分高速で駆動できな
い。そこで、集積回路内部の微小電流信号を出力回路で
電流増幅し、その増幅された大電流出力信号で負荷を駆
動することが必要になる。本発明の対象となる出力回路
は、このような目的のために用いられるものであるの
で、回路が動作するときには、集積回路内部の回路の動
作に比べて大きな電流が流れることになる。そして、こ
のような大電流のオン・オフに応じて、集積回路の電源
電圧や接地電位が変動するので、これがノイズとなって
他の回路が誤動作するなどの障碍が生じることがある。
このようなことから、集積回路の出力回路には、その動
作に伴なうノイズの発生を防止することが強く求められ
る。特に、近年、集積回路が大規模化し高速化するのに
伴って、出力回路の電流供給能力は大きくなる傾向にあ
り、しかもそのような出力回路が一つの集積回路内に数
多く使われるようになってきているので、上記のノイズ
対策は非常に重要な問題である。このようなノイズ対策
を施した出力回路は、通常、スルーレート出力回路と呼
ばれている。
【0003】図2(a)に、ノイズ対策を施した従来の
3ステート・スレーレート出力回路の一例の回路図を示
す。同図を参照すると、この図に示す3ステート出力回
路は、CMOSトランジスタ構成の5入力NANDゲー
ト1と、CMOSトランジスタ構成の3入力NORゲー
ト2と、高位電源線3と接地線4との間に直列接続され
たpチャネルMOSFET(以後、PMOSトランジス
タと記す)QP1 及びnチャネルMOSFET(以後、
NMOSトランジスタと記す)QN1 とからなってい
る。
【0004】NANDゲート1は、5入力端子のうち3
入力端子が共通接続されており、ここに外部からデータ
信号Aが入力されている。このデータ信号Aは、出力段
から外部に出力されて負荷(図示せず)を駆動する信号
である。又、NANDゲート1の他の2つの入力端子が
共通にされており、ここに、外部から制御信号Bが入力
されている。制御信号Bは出力段の状態を、出力可能状
態およびフローティング状態のいずれかに制御するため
の信号である。
【0005】NORゲート2は、3入力端子のうち2入
力端子が共通接続されており、ここに、上記のデータ信
号Aが入力されている。又、残りの1入力端子に、上記
の制御信号Bがインバータ5によって反転されて入力さ
れている。
【0006】尚、NANDゲート1及びNORゲート2
が多入力にされているのは、後述するように、この出力
回路からデータ信号Aを電流増幅して出力するとき。出
力信号のハイレベルからロウレベルへ或いはロウレベル
からハイレベルへの状態遷移時の出力波形をなまらせ
て、出力回路の動作に伴なう電源電圧や接地電位の変動
を抑制するためである。
【0007】尚また、図4中で、出力PMOSトランジ
スタQP1 のゲート電極にそれぞれの一端が接続してい
る容量C1 及び抵抗R1 は、NANDゲート1の出力点
からPMOSトランジスタQP1 のゲート電極までの配
線に寄生する、寄生容量及び寄生抵抗である。同様に、
出力NMOSトランジスタQN1 のゲート電極に接続し
ている容量C2 及び抵抗R2 は、NORゲート2の出力
点からNMOSトランジスタQN1 のゲート電極までの
配線に寄生する寄生容量及び寄生抵抗である。
【0008】図2(a)に示す3ステート出力回路は、
入力信号A,Bの値によって、表1に示すような、
“1”,“0”,“フローティング”の三つの状態を取
る。
【0009】
【表1】
【0010】通常の使用時には制御信号Bを“1”に固
定しデータ信号Aを変化させることで、出力Yを“1”
もしくは“0”にすることができる。出力Yを“フロー
テイング”にしたいときは、信号Bを“0”に固定す
る。
【0011】以下に、図2(a)に示した従来の3ステ
ート出力回路の動作を、図2(b)に示す動作タイミン
グチャートを用いて説明する。尚、以後の回路動作の説
明では、これを簡潔にして理解を容易にするために、各
寄生容量には出力段の各MOSトランジスタのゲート容
量も含まれるものとして取り扱う。制御信号Bが論理値
“1”(電源電圧VDDレベル)から論理値“0”(接地
レベル)に変化すると、容量C1 はデータ信号Aの値に
よらず5入力NANDゲート1によって充電され、信号
線X1 は“1”となる。同時に容量C2 は3入力NOR
ゲート2によって放電され、信号線X2 は“0”とな
る。よって、出力段のMOSトランジタQP1 とQN1
とが共にオフ状態となり、出力Yは“フローティング”
となる。
【0012】次に、制御信号Bが“1”に固定されてい
る場合を考える。データ信号Aが“1”から“0”に変
化すると、容量C1 が5入力NANDゲート1によって
充電され、時間Δt5 後に信号線X1 は“1”になる。
一方、容量C2 は3入力NORゲート2によって充電さ
れ、時間Δt6 後に信号線X2 は“1”となる。この場
合、3入力NORゲート2では充電経路となるPMOS
トランジスタが3段積みとなっているのに対して、5入
力NANDゲート1では、充電経路のPMOSトランジ
スタは1段だけであるので、Δt6 >Δt5 となる。そ
のため、出力段のNMOSトランジスタQN1 がオフ状
態からオン状態に切り換わる動作が極めてゆっくりにな
り、接地レベルの電源線(接地線4)にのるノイズが減
少する。
【0013】次に、データ信号Aが“0”から“1”に
変化するときは、容量C1 が5入力NANDゲート1に
より放電され、時間Δt7 後に信号線X1 は“0”にな
る。一方、容量C2 は3入力NORゲート2によって放
電され、時間Δt8 後に信号線X2 は“0”となる。こ
の場合、5入力NANDゲート1では放電経路となるN
MOSトランジスタが5段積みになっているのに対し
て、3入力NORゲート2では放電経路のNMOSトラ
ンジスタは1段だけであるので、Δt7 >Δt8とな
る。その結果、出力段のPMOSトランジスタQP1
オフ状態からオン状態に切り換わる動作が極めてゆっく
りになり、VDDレベルの高位電源線3にのるノイズが減
少する。
【0014】このように、従来の3ステート・スルーレ
ート出力回路では、出力段のMOSトランジスタの導通
を制御するNANDゲート及びNORゲート中の縦積み
のMOSトランジスタのオン抵抗を利用して、出力段を
緩慢にさせることによって、電源線(高位電源線および
接地線)に現われるノイズを抑制している。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の3ステ
ート・スルーレート出力回路は、電源線にのるノイズを
減少させるために、出力段のMOSトランジスタがオフ
状態からオン状態に変化するときの動作を極めてゆっく
り行わせているので、出力回路全体としての動作速度が
極めて遅くなるという問題を含んでいる。
【0016】従って、本発明は、CMOSトランジスタ
構成の3ステート出力回路であって、ロウノイズ性に優
れ、しかも高速動作可能な出力回路を提供することを目
的とするものである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明の3ステート・ス
ルーレート出力回路は、高位電源端子と低位電源端子と
の間に直列接続されて出力段を構成するpチャネルMO
SFET及びnチャネルMOSFETのそれぞれを、前
記出力段を介して出力すべきデータ信号をそれぞれの入
力とするCMOSトランジスタ構成のNANDゲート及
びNORゲートで個別に導通制御するようにし、前記N
ANDゲートと前記NORゲートとに互いに逆相の二値
制御信号を与えることにより、前記出力段の状態を前記
制御信号によって、前記データ信号を出力可能な状態及
びフローティング状態のいずれかに制御する構成の3ス
テート・スレーレート出力回路において、前記NAND
ゲートを構成する縦積みのnチャネルMOSFETの一
方をpチャネルMOSFETに代えてそのゲート入力と
して前記データ信号の反転信号を与え、前記NORゲー
トを構成する縦積みのpチャネルMOSFETの一方を
nチャネルMOSFETに代えてそのゲート入力として
前記データ信号の反転信号を与えると共に、前記出力段
のpチャネルMOSFETのゲート電極と前記低位電源
端子との間に前記NANDゲート出力の反転信号により
導通を制御されるnチャネルMOSFETを設け、前記
出力段のnチャネルMOSFETのゲート電極と前記高
位電源端子との間に前記NORゲートの反転信号により
導通を制御されるpチャネルMOSFETを設けたこと
を特徴とする3ステート・スルーレート出力回路であ
る。
【0018】
【実施例】次に、本発明の好適な実施例について図面を
参照して説明する。図1(a)に本発明の一実施例の回
路図を示す。図1を参照すると本実施例の出力回路は、
データ信号Aを反転するインバータ6と、制御信号Bを
反転するインバータ5と、信号AとBとインバータ6の
出力信号とを入力とするNANDゲート11と、信号A
とインバータ6の出力信号とインバータ5の出力信号と
を入力とするNORゲート12と、ゲート電極がNAN
Dゲート11の出力端に接続しソース電極が高位電源線
3に接続しドレイン電極が出力端子に接続する出力段の
PMOSトランジスタQP1 と、ゲート電極がNORゲ
ート12の出力端に接続しソース電極が接地線4に接続
しドレイン電極が出力端子に接続する出力段のNMOS
トランジスタQN1 と、NANDゲート11の出力を反
転するインバータ7と、NORゲート12の出力を反転
するインバータ8と、ゲート電極がインバータ7の出力
端に接続しソース電極が接地線4に接続しドレイン電極
が出力PMOSトランジスタQP1 のゲート電極に接続
するNMOSトランジスタQN2 と、ゲート電極がイン
バータ8の出力端に接続しソース電極が高位電源線3に
接続しドレイン電極が出力NMOSトランジスタQN1
のゲート電極に接続するPMOSトランジスタQP2
から構成されている。
【0019】ここで、本実施例において、NANDゲー
ト11はCMOSトランジスタ構成ではあるが、通常2
つのNMOSトランジスタで構成される縦積みトランジ
スタ部分の一方のNMOSトランジスタを、PMOSト
ランジスタQPT に代えている。このトランジスタQP
T には、信号Aの反転信号をゲート入力として入力す
る。又、NORゲート12においても、同様に、通常2
つのPMOSトランジスタで構成される縦積みトランジ
スタ部分の一方のPMOSトランジスタをNMOSトラ
ンジスタQNT に代え、このトランジスタQNT に信号
Aの反転信号をゲート入力として与えている。尚、図1
(a)において、出力PMOSトランジスタQP1 のゲ
ート電極にそれぞれ一端が接続する容量C1 及び抵抗R
1 は、図2(a)に示す従来の3ステート出力回路にお
けると同様に、配線に付随する寄生容量及び寄生抵抗を
示す。同様に、出力NMOSトランジスタQN1 のゲー
ト電極にそれぞれ一端が接続する容量C2 及び抵抗R2
も、配線の寄生容量及び寄生抵抗を表わす。
【0020】本実施例の真理値表は、図2(a)に示す
従来の3ステート出力回路の真理値表である表1と同一
である。
【0021】以下に、本実施例の回路動作について説明
するが、従来の出力回路の回路動作の説明と同様に、出
力段の各MOSトランジスタQP1 ,QN1 のゲート容
量はそれぞれ、各配線の寄生容量C1 , C2 に含まれる
ものとして取り扱う。
【0022】本実施例の動作タイミングチャート図であ
る図1(b)を参照して、先ず、制御信号Bが論理値
“1”(VDDレベル)から論理値“0”(接地レベル)
に変化すると、データ信号Aの値によらず、容量C1
NANDゲート11によって充電され信号線X1
“1”となる。同時に、容量C2 はNORゲート12に
よって放電され信号線X2 は“0”となる。よって、M
OSトランジスタQP1 ,QP2 ,QN1 ,QN2 は全
てオフとなり、出力Yは“フローティング”となる。
【0023】次に、信号Bが“1”に固定されている場
合について考える。信号Aが“1”から“0”に変化す
ると、容量C1 はNANDゲート11によって充電さ
れ、信号線X1 は時間Δt1 後に“1”となる。一方、
容量C2 はNORゲート12によって充電されるが、こ
のNORゲート12の2段縦積みトランジスタの一方が
NMOSトランジスタであるので、信号線X2 は時間Δ
1 後に、電源電圧VDDよりNMOSトランジスタのし
きい値電圧Vtnだけ低い電圧に変化する。さらに、時間
Δt2 後にインバータ8の出力信号が“0”になるの
で、PMOSトランジスタQP2 がオンし信号線X2
“1”になる。即ち、出力PMOSトランジスタQP1
は時間Δt1 後にオフするが、出力NMOSトランジス
タQN1 は時間Δt1 後に半分だけオンし、さらに時間
Δt2 後に完全にオンになる。
【0024】このようにして、出力NMOSトランジス
タQN1 の入力信号をなまらせることなく、このトラン
ジスタを先ず半分だけオンさせた後に完全にオンさせる
ことができるので、接地線電位を変動させることなく、
しかも出力Yを高速で出力することができる。
【0025】次に、信号Aが“0”から“1”に変化す
ると、容量C2 はNORゲート12によって放電され、
信号線X2 は時間Δt3 後に“0”となる。容量C1
NANDゲート11によって放電されるが、このNAN
Dゲート11の2段縦積みトランジスタの一方がPMO
Sトランジスタであるので、信号線X1 は時間Δt3
に、接地電位よりもPMOSトランジスタのしきい値電
圧Vtpだけ高い電位に変化する。さらに、時間Δt4
にインバータ7の出力信号が“1”になるので、NMO
SトランジスタQN2 がオンし信号線X1 は“0”にな
る。即ち、出力NMOSトランジスタQN1 は時間Δt
3 後にオフするが、出力PMOSトランジスタQP1
時間Δt3 後に半分だけオンさせた後に完全にオンさせ
ることができるので、高位電源線電位VDDを変動させる
ことなく、しかも出力Yを高速で出力することができ
る。
【0026】表2に、図2(a)に示す従来の3ステー
ト出力回路の動作速度と本実施例の動作速度とを、SP
ICEによってシミュレートした結果を比較して示す。
尚、表2において、tr は出力回路の出力Yが“0”か
ら“1”に立ち上るときの遷移時間を示し、従来の出力
回路および本実施例に対して、それぞれ、 tr =Δt7 (従来の出力回路。図2(b)
参照) tr =Δt3 +Δt4 (本実施例。図1(b)参照) である。
【0027】又、同表中、tf は出力回路の出力Yが
“1”から“0”に立ち下るときの遷移時間を示し、そ
れぞれ、 tf =Δt6 (従来の出力回路) tf =Δt1 +Δt2 (本実施例) である。
【0028】表2を参照すると、従来の出力回路に対し
て本実施例の方が、tr では40%弱、またはtf にお
いては約20%短縮されており、回路全体として高速化
していることが分る。
【0029】
【表2】
【0030】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、CMO
Sトランジスタ構成の3ステート・スルーレート出力回
路の出力段のP,N両チャネルMOSトランジスタオン
させるとき、一気にオンさせるのではなく、まず半分だ
けオンさせ、次に完全にオンさせている。
【0031】これにより本発明によれば、出力信号の状
態遷移時に発生しやすい、高位電源電圧や接地電位の変
動を抑制し、電位変動に伴うノイズを減少させることが
できる。
【0032】また、出力段の両MOSトランジスタのゲ
ートへの入力信号をなまらせる必要がないので、従来の
3ステート・スルーレート出力回路より高速に動作させ
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の回路図及び動作時のタイミ
ングチャート図である。
【図2】従来の3ステート・スルーレート出力回路の一
例の回路図及び動作時のタイミングチャート図である。
【符号の説明】
1,11 NANDゲート 2,12 NORゲート 3 高位電源線 4 接地線 5,6,7,8 インバータ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高位電源端子と低位電源端子との間に直
    列接続されて出力段を構成するpチャネルMOSFET
    及びnチャネルMOSFETのそれぞれを、前記出力段
    を介して出力すべきデータ信号をそれぞれの入力とする
    CMOSトランジスタ構成のNANDゲート及びNOR
    ゲートで個別に導通制御するようにし、前記NANDゲ
    ートと前記NORゲートとに互いに逆相の二値制御信号
    を与えることにより、前記出力段の状態を前記制御信号
    によって、前記データ信号を出力可能な状態及びフロー
    ティング状態のいずれかに制御する構成の3ステート・
    スレーレート出力回路において、 前記NANDゲートを構成する縦積みのnチャネルMO
    SFETの一方をpチャネルMOSFETに代えてその
    ゲート入力として前記データ信号の反転信号を与え、前
    記NORゲートを構成する縦積みのpチャネルMOSF
    ETの一方をnチャネルMOSFETに代えてそのゲー
    ト入力として前記データ信号の反転信号を与えると共
    に、 前記出力段のpチャネルMOSFETのゲート電極と前
    記低位電源端子との間に前記NANDゲート出力の反転
    信号により導通を制御されるnチャネルMOSFETを
    設け、前記出力段のnチャネルMOSFETのゲート電
    極と前記高位電源端子との間に前記NORゲートの反転
    信号により導通を制御されるpチャネルMOSFETを
    設けたことを特徴とする3ステート・スルーレート出力
    回路。
  2. 【請求項2】 高位電源端子と低位電源端子との間に直
    列接続されたpチャネルMOSFETとnチャネルMO
    SFETとからなる出力段と、 前記出力段のpチャネルMOSFETのゲート電極と前
    記高位電源端子との間に並列接続された第1及び第2の
    pチャネルMOSFET並びに前記出力段のpチャネル
    MOSFETのゲート電極と前記低位電源端子との間に
    直列接続された第3のpチャネルMOSFET及び第1
    のnチャネルMOSFETからなる2入力のNANDゲ
    ートと、 前記出力段のnチャネルMOSFETのゲート電極と前
    記高位電源端子との間に直列接続された第4のpチャネ
    ルMOSFET及び第2のnチャネルMOSFET並び
    に前記出力段のnチャネルMOSFETのゲート電極と
    前記低位電源端子との間に並列接続された第3及び第4
    のnチャネルMOSFETからなる2入力のNORゲー
    トと、 前記出力段のpチャネルMOSFETのゲート電極と前
    記低位電源端子との間に設けられ、前記NANDゲート
    の出力信号の反転信号をゲート入力として与えられるn
    チャネルMOSFETと、 前記出力段のnチャネルMOSFETのゲート電極と前
    記高位電源端子との間に設けられ、前記NORゲートの
    出力信号の反転信号をゲート入力として与えられるpチ
    ャネルMOSFETとを含んでなり、 前記第1のpチャネルMOSFET及び前記第3のnチ
    ャネルMOSFETには、前記出力段を介して外部に出
    力すべきデータ信号をゲート入力として与え、 前記第3のpチャネルMOSFET及び前記第2のnチ
    ャネルMOSFETには、前記データ信号の反転信号を
    ゲート入力として与え、 前記第2のpチャネルMOSFET及び前記第1のnチ
    ャネルMOSFETには、外部からの二値制御信号をゲ
    ート入力として与え、 前記第4のpチャネルMOSFET及び前記第4のnチ
    ャネルMOSFETには、前記制御信号の反転信号をゲ
    ート入力として与え、 前記出力段の2つのMOSFETの直列接続点から出力
    信号を取り出すように構成したことを特徴とする3ステ
    ート・スルーレート出力回路。
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