JP2654601B2 - 出窓の屋根取付構造及び取付方法 - Google Patents

出窓の屋根取付構造及び取付方法

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JP2654601B2
JP2654601B2 JP9016992A JP9016992A JP2654601B2 JP 2654601 B2 JP2654601 B2 JP 2654601B2 JP 9016992 A JP9016992 A JP 9016992A JP 9016992 A JP9016992 A JP 9016992A JP 2654601 B2 JP2654601 B2 JP 2654601B2
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WAI KEI KEI AAKITEKUCHURARU PURODAKUTSU KK
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、出窓を構成する本体ユ
ニットに屋根を取付ける構造及び屋根を取付ける方法に
関する。
【0002】
【従来の技術】出窓は本体ユニットと屋根より成り、そ
の本体ユニットは下枠と上枠と縦枠を方形状に枠組みし
て内部にガラス等を装着したものである。前記屋根は工
場等であらかじめ組み立てられた規格屋根と取付現場で
造作する現地造作屋根の2種類がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】規格屋根を本体ユニッ
トに取付ける構造と現地造作屋根を本体ユニットに取付
ける構造は屋根形状及び取付け方法等の相違により異な
る。このために、規格屋根を取付ける本体ユニットの上
枠形状と現地造作屋根を取付ける本体ユニットの上枠形
状が異なり、規格屋根用の本体ユニットと現地造作屋根
用の本体ユニットを製作準備することになって、2種類
の本体ユニットが必要となるからコスト的に不利である
ばかりか、規格屋根用の本体ユニットには現地造作屋根
を取付けできないし、現地造作屋根用の本体ユニットに
規格屋根を取付けできず汎用性の面でも不利である。
【0004】そこで本発明は前述の課題を解決できるよ
うにした出窓の屋根取付構造及び屋根取付方法を提供す
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、本体ユニ
ット10の上部に屋根40を取付けた出窓において、前
記本体ユニット10を構成する上枠14を、平坦面であ
る本体上面22aに切除可能な取付縦片26を設けたも
のとし、 前記取付縦片26を切除して上枠14の本体上
面に、横板27とその横板27に一体的に室内外側方向
に間隔を置いて設けた上方に突出する複数の天板支持部
とその最も室内寄りの天板支持部に一体的に設けた取付
片32を有する上枠カバー19の横板27を取付け、規
格屋根40の天板45下面に、前記上枠カバー19の横
板27の室外側端部を係合保持する鉤片48を有する天
板取付材46を取付け、前記規格屋根40の天板45下
面を上枠カバー19の天板支持部に接し、鉤片48で横
板27の室外側端部を係合保持し、天板支持部の取付片
32を固着具で天板45に固着して規格屋根40を取付
たことを特徴とする出窓の屋根取付構造である。 第2
の発明は、本体ユニット10を構成する上枠14の本体
上面22aに一体的に設けた取付縦片26を切除してそ
の本体上面22aを平坦面とし、この上枠14の本体上
面22aに上枠カバー19を取付け、規格屋根40の天
板45下面に鉤片48を有する天板取付材46を取付
け、前記本体ユニット10を出窓取付部4に取付けた後
に規格屋根40を、その天板45を上枠カバー19に沿
って水平方向に押して鉤片48で上枠カバー19を係合
保持し、その後に、上枠カバー19を天板45に固着す
るようにした出窓の屋根取付方法である。
【0006】
【作 用】第1の発明によれば、本体ユニット10を
出窓取付部4に取付けた後に規格屋根40を、その天板
45を本体ユニット10の上枠14に取付けた上枠カバ
ー19の天板支持部に沿って押し込むことで取付けで
き、その規格屋根40の取付けが容易となるし、上枠カ
バー19の横板27を天板取付材46の鉤片48で係合
保持し、かつ取付片32を天板45に固着しているから
屋根を強固に取付けでき、しかも上枠14の取付縦片2
6を切除しなければ、その取付縦片26に現地造作屋根
の屋根支持枠62を取付けできるから、その本体ユニッ
ト10に現地造作屋根を取付けることも可能となって本
体ユニット10を規格屋根と現地造作屋根に兼用とする
ことができる。第2の発明によれば、上枠14の本体上
面22aに設けた取付縦片26をそのままとすれば、そ
の取付縦片26を直接出窓取付部4側に固定できるか
ら、本体ユニット10を規格屋根と現地造作屋根に兼用
とすることができる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、窓台1と左右一対の
柱2,2と上横材3で方形状の出窓取付部4とし、その
窓台1に左右一対の支持突出材5,5と、その左右一対
の支持突出材5,5間に連結した支持横材6と、その支
持横材6と窓台1に亘って連結した複数の支持連結材7
により平面形状が台形状となった土台8とする。本体ユ
ニット10は図2のように左右の取付縦枠11,11と
左右の前部縦枠12,12間に下枠13と上枠14を連
結して成る方形枠状の左右の側面枠体15,15、前記
左右の前部縦枠12,12間に下枠13と上枠14を連
結した方形枠状の前面枠16とで平面形状が前記土台8
と同一の台形状となり、前記左右の取付縦枠11,11
の上部間に額縁見切り17が横架され、側面枠15と前
面枠16にはパネル部材18が装着してあり、孤立して
単体の障子・ドアとして使用されるものである。このパ
ネル部材18はガラス、パネル、障子、ドアなどであ
る。前記、各上枠14上に上枠カバー19をそれぞれ取
付ける。
【0008】上枠14と上枠カバー19の取付け構造を
図3、図4に基づいて説明する。前記上枠14は図3に
示すように中空部20とパネル部材取付凹部21を有す
る本体22と、この本体22の上面22a室内寄りに一
体形成した室内側に向いて突出した突出片23と、本体
22の下部室内側面22bに一体形成した横板24と、
その横板24に一体形成した支持縦片25を有し、その
支持縦片25の上端面25aは前記突出片23と略同一
高さとなっている。なお、上枠14の上面22a室内寄
りには仮想像で示すように取付縦片26が上向きに一体
形成してあり、その取付縦片26を切削して前述の上枠
形状としてある。前記上枠カバー19は図3に示すよう
に、横板27とその長手方向室内側端部に一体的に設け
た縦板28でほぼ倒T字状となり、その横板27の長手
方向室外側端部寄りに支持縦片29が上向きに一体形成
され、この支持縦片29の上端面は前記縦板28の上端
面と同一高さとなって支持縦片29と縦板28の上部が
横板27より上方に突出した天板支持部を構成し、前記
横板27の長手方向中間部下面に鉤片30が形成されて
前記上枠14の突出片23が係合する室外側に開口した
係合凹部31を構成し、前記縦板28の上部室内側面に
取付片32が斜め上向きに一体形成され、縦板28の下
部室内面には下横片33が室内側に向けて一体形成さ
れ、その下横片33に下向きのビスホール34が一体形
成してあると共に、縦板28の上下中間室内面には中間
横片35が一体形成され、この中間横片35と下横片3
3で取付凹部36を構成している。そして、上枠カバー
19は図4に示すように上枠14の本体上面22aに横
板27を接し、係合凹部31を突出片23に係合し、縦
板28を支持縦片25に接し、横板27を支持縦片25
の上端面に接して上枠14に連結してある。なお、上枠
カバー19の横板27の長手方向室外側端部寄り下面に
突片37が設けられ、その突片37が上枠14の本体上
面22aに接している。これは上枠14の本体上面22
aが水平に対して傾斜しているためである。
【0009】上枠カバー19を取付けた本体ユニット1
0を図5に示すように土台8上に載置して取付縦枠11
を柱2に図6に示すように固着具39で固定し、額縁見
切り17を上横材3に図7に示すように固着具39で固
定して本体ユニット10を取付ける。
【0010】この後に規格の屋根40を取付ける。前記
屋根40は図5と図7に示すように取付縦板41と側面
縦板42と前面縦板43と屋根板44と天板45を備
え、天板45の下面には天板取付材46が取付けてあ
る。該天板取付材46は取付板47と支持板48より成
り、その支持板48は縦板48aと横片48bで鉤形と
なっており、その横片48bの下部に横向きの凹条溝4
8cが形成してあり、その凹条溝48cに気密材49が
室内側に向けて装着され、この天板取付材46は両側の
上枠カバー19,19と前側の上枠カバー19と対向し
て平面形状台形状にしてある。
【0011】前記屋根40は図8に示すように、天板4
5を上枠カバー19の縦板28上端面と支持縦片29の
上端面に接して水平方向に押し、図9に示すように支持
板48の横片48bを上枠カバー19の横板27長手方
向室外側端部に係合して上枠カバー19を天板45に係
止保持し、上枠カバー19の取付片32をビス50で天
板45に固着する。これにより天板取付材46に装着し
た気密材49が上枠本体22の室外面22cに圧着して
雨水の侵入を防止する。そして、上枠カバー19の取付
凹部36に上枠カバーキャップ51を嵌合して取付けて
ビス50を見えないようにしている。
【0012】次に現地造作屋根を取付ける構造を図10
ないし図11を参照して説明する。図10に示すよう
に、出窓取付部4を構成する上横材3に両側突出材6
0,60と連結材61で平面形状が台形状となった屋根
支持枠62を取付け、この屋根支持枠62上に三角形状
の屋根板支持片63を複数取付ける。本体ユニット10
を構成する上枠14は図11に示すように取付縦片26
を有するままの形状とし、その取付縦片26を屋根支持
枠62の連結材61に押しつけてビス止めする。この後
に天板64や周囲縦板65や屋根板66を取付ける。
【0013】
【発明の効果】第1の発明によれば、本体ユニット10
を出窓取付部4に取付けた後に規格屋根40を、その天
板45を本体ユニット10の上枠14に取付けた上枠カ
バー19の天板支持部に沿って押し込むことで取付けで
き、その規格屋根40の取付けが容易となるし、上枠カ
バー19の横板27を天板取付材46の鉤片48で係合
保持し、かつ取付片32を天板45に固着しているから
屋根を強固に取付けでき、しかも上枠14の取付縦片2
6を切除しなければ、その取付縦片26に現地造作屋根
の屋根支持枠62を取付けできるから、その本体ユニッ
ト10に現地造作屋根を取付けることも可能となって本
体ユニット10を規格屋根と現地造作屋根に兼用とする
ことができる。第2の発明によれば、上枠14の本体上
面22aに設けた取付縦片26をそのままとすれば、そ
の取付縦片26を直接出窓取付部4側に固定できるか
ら、本体ユニット10を規格屋根と現地造作屋根に兼用
とすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】出窓取付部の斜視図である。
【図2】本体ユニットの斜視図である。
【図3】上枠と上枠カバーの断面図である。
【図4】上枠に上枠カバーを取付けた状態の断面図であ
る。
【図5】本体ユニットと規格屋根の取付説明図の斜視図
である。
【図6】取付縦枠の取付部横断面図である。
【図7】額縁見切り取付部と規格屋根の縦断面図であ
る。
【図8】規格屋根の取付説明図の縦断面図である。
【図9】規格屋根の取付状態を示す縦断面図である。
【図10】現地造作屋根を取付ける出窓取付部の斜視図
である。
【図11】現地造作屋根の取付け状態を示す縦断面図で
ある。
【符号の説明】
4…出窓取付部、8…土台、10…本体ユニット、14
…上枠、19…上枠カバー、22…本体、22a…上
面、27…横板、28…縦板、29…支持縦板、32…
取付片、40…規格屋根、45…天板、46…天板取付
材、48…鉤片。

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体ユニット10の上部に屋根40を取
    付けた出窓において、 前記本体ユニット10を構成す
    上枠14を、平坦面である本体上面22aに切除可能
    な取付縦片26を設けたものとし、 前記取付縦片26を切除して上枠14の本体上面に、
    板27とその横板27に一体的に室内外側方向に間隔を
    置いて設けた上方に突出する複数の天板支持部とその最
    も室内寄りの天板支持部に一体的に設けた取付片32を
    有する上枠カバー19の横板27を取付け、 規格屋根40の天板45下面に、前記上枠カバー19の
    横板27の室外側端部を係合保持する鉤片48を有する
    天板取付材46を取付け、前記規格屋根40の天板45
    下面を上枠カバー19の天板支持部に接し、鉤片48で
    横板27の室外側端部を係合保持し、天板支持部の取付
    片32を固着具で天板45に固着して規格屋根40を取
    付けたことを特徴とする出窓の屋根取付構造。
  2. 【請求項2】 本体ユニット10を構成する上枠14の
    本体上面22aに一体的に設けた取付縦片26を切除し
    てその本体上面22aを平坦面とし、この上枠14の本
    体上面22aに上枠カバー19を取付け、規格屋根40
    の天板45下面に鉤片48を有する天板取付材46を取
    付け、 前記本体ユニット10を出窓取付部4に取付けた後に規
    格屋根40を、その天板45を上枠カバー19に沿って
    水平方向に押して鉤片48で上枠カバー19を係合保持
    し、その後に、上枠カバー19を天板45に固着するよ
    うにした出窓の屋根取付方法。
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