JP2562382Y2 - 車載用tvダイバシティ受信装置 - Google Patents

車載用tvダイバシティ受信装置

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JP2562382Y2
JP2562382Y2 JP1986063098U JP6309886U JP2562382Y2 JP 2562382 Y2 JP2562382 Y2 JP 2562382Y2 JP 1986063098 U JP1986063098 U JP 1986063098U JP 6309886 U JP6309886 U JP 6309886U JP 2562382 Y2 JP2562382 Y2 JP 2562382Y2
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vehicle
receiver
circuit
outputting
signal
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実 本橋
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Pioneer Corp
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【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 本考案は、複数のアンテナより最良の入力のアンテナ
を選択して受信する車載用TVダイバシティ受信装置に関
するものである。 〔考案の技術的背景及びその問題点〕 従来この種の装置として第3図に示すようなものがあ
った。同図において、1及び2は受信用アンテナ、3は
受信用アンテナ1及び2の一方を選択する高周波スイッ
チ(RFSW)回路、4はRFSW回路3によって選択された受
信用アンテナ1又は2が接続されるTV受像機、5はTV受
像機4からの水平同期信号(H.SYNC)と垂直同期信号
(V.SYNC)に基づいてタイミング制御を行うタイミング
コントロール回路、6はTV受像機4からの映像信号(VI
DEO)のレベルを検出するレベル検出器、7はレベル検
出器6で検出したレベルを比較してRFSW回路3の制御信
号を発生する比較・制御回路、8は自動車のハンドブレ
ーキ位置を検出するスイッチ、9はオートマチック車の
シフトレバーがパーキング位置にあることを検出するス
イッチ、10はアンドゲートである。 以上の構成において、タイミングコントロール回路5
はTV受像機4からの垂直、水平同期信号によりタイミン
グ信号を発生し各部に供給し、このことにより、垂直同
期信号が入力されることに応じて受信用アンテナ1及び
2を切換え、各アンテナが選択されているときの入力レ
ベルをレベル検出器6により検出し、該検出レベルを比
較・制御回路7で比較し、その結果により入力の強い方
のアンテナを選択する。この動作は瞬時に終了し、次の
垂直同期信号が入力されるまで選択した入力の強い方の
アンテナに固定する。 以上のように、アンテナを垂直同期期間中に入力を比
較して切換え、強い入力のアンテナで受信するようにし
ているため、画面に切換えノイズを発生することなく、
常により強い電界を受信することができる。 ところが、TVをコンソールなど運転者の見える位置に
設置した場合、運転の安全上、TVのオンエア放送を表示
することは好ましくない。そこで、ハンドブレーキの位
置検出をスイッチ8により、シフトレバーのパーキング
位置検出をスイッチ9によりそれぞれ行い、ハンドブレ
ーキオフでかつシフトレバーパーキング位置以外となる
と車が走行状態又は走行のための準備状態にあるとアン
ドゲート10で判断し、TVの放送表示をオフにする。ただ
し、この場合でも音声はそのまま聞けるようにする。 上述した従来の装置では、走行中はTV受像機の画面は
消去され、音声のみ再生される。ところが、ダイバシテ
ィは映像用であって、垂直帰線期間毎の比較によりアン
テナ切換えが行われ、走行中の音声受信時の入力電界変
化と切換えタイミングが一致しなく、音声マルチパスノ
イズには効果がなかった。 〔考案の目的〕 本考案は上述した従来のものの問題点を除去するため
になされたもので、走行中の音声マルチパスノイズを有
効に削減することのできる車載用TVダイバシティ受信装
置を提供することを目的としている。 〔概要〕 車両停車時に映像信号により、車両走行時に音声信号
に応じた信号によりそれぞれアンテナの選択を行うこと
によって、停車時にはTV画像を、走行時にはマルチパス
ノイズのない音声をそれぞれ良好な状態で受信できるよ
うになっている。 〔実施例〕 以下、本考案の実施例を図に基づいて説明する。 第1図は本考案による車載用TVダイバシティ受信装置の
一実施例を示すブロック図であり、図において、21及び
22受信用アンテナ、23は受信用アンテナ21及び22の一方
を選択する高周波スイッチ(RFSW)回路、24はRFSW回路
23によって選択された受信用アンテナ21又は22が接続さ
れるTV受像機、25はTV受像機24からの水平同期信号(H.
SYNC)と垂直同期信号(V.SYNC)に基づいてタイミング
制御を行うタイミングコントロール回路、26はTV受像機
24からの映像信号(VIDEO)のレベルを検出するレベル
検出器、27はレベル検出器26で検出したレベルを比較し
てその結果により制御信号を発生する比較・制御回路、
28は自動車のハンドブレーキ位置を検出するスイッチ、
29はオートマチック車のシフトレバーがパーキング位置
にあることを検出するスイッチ、30はアンドゲートであ
る。 31乃至35は本考案により追加されたもので、31はTV受
像機24の音声中間周波回路部からのSレベル(SIF)を
入力とする音声ダイバシティ回路、32〜35は上記比較・
制御回路27、アンドゲート30及び音声ダイバシティ回路
31の出力を論理処理してRFSW回路23の制御信号を発生す
るゲートである。 以上の構成により、映像信号(VIDEO)に対するダイ
バシティ動作は第3図について上述した従来のものと同
じである。 ハンドブレーキが引かれスイッチ28がオン・シフトレ
バーがパーキング位置にありスイッチ29がオンしている
ときには、自動車は停車しているとしてTV受像機24は画
像表示を行う。スイッチ28,29の少なくとも一方がオフ
になると、表示OFF入力がLレベルになって画像表示が
行われなくなる。これと同時に、アンドゲート34が閉じ
られ、アンドゲート33が開かれる。このことにより、そ
れまでタイミングコントロール回路25、レベル検出器2
6、比較・制御回路27による映像ダイバシティが動作し
ていたのが、音声ダイバシティ回路31による音声ダイバ
シティに切換わり、以後音声ダイバシティ回路31の出力
でRFSW回路23が制御される。再びハンドブレーキが引か
れ、かつシフトレバーがパーキング位置にされることに
より、音声ダイバシティから映像ダイバシティに切換え
られる。 第2図は上記音声ダイバシティ回路31の具体例を示
し、TV受像機24からのSレベルは比較器31aの反転入力
に入力されると共に平均値回路31bを介して比較器31aの
非反転入力にも入力されている。平均値回路31bはSレ
ベルに基づいて平均電界レベルを求めて出力する。 今、入力電界が落ち込んだとすると、平均値回路31b
は時定数が大きいためにその出力は変化しないのに対
し、比較器31aの反転入力が低下することにより、比較
器31aの出力はLからHに変化する。この比較器31aの出
力によりT型フリップフロップ(T−F/F)31cが反転
し、その出力によりアンテナ21及び22が切換えられる。
その後平均値回路31cが追従して新しい平均電界レベル
となる。T−F/F31cはそのトリガ入力がLからHに立上
ったときトリガされるので、Sレベルが平均値より落ち
込んだときのみ反転してアンテナを切り換える。 なお、上述した実施例では、特定のダイバシティ回路
を示しているが、機能が同じであれば他の回路機構のも
のであってもよい。 また、停車、走行の検出は上記方法によらなくてもよ
く、必要に応じて停車、走行を判断できるものであれば
どのようなものであってもよい。 〔効果〕 以上説明したように本考案によれば、停車中は映像ダ
イバシティ、走行中は音声ダイバシティとなるように構
成されているため、停車中は停車位置における電界落ち
込みに応じてより強い入力のアンテナを選択することが
でき、また走行中は入力電界変化に追従したアンテナ切
換え動作が行われるためマルチパスによる不快なノイズ
を低減することができる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本考案による車載用TVダイバシティ受信装置の
一実施例を示すブロック図、第2図は第1図中の一部分
の具体例を示すブロック図、及び第3図は従来装置例を
示すブロック図である。 21,22……受信用アンテナ、23……高周波スイッチ回
路、24……TV受像機、25……タイミングコントロール回
路、26……レベル検出器、27比較・制御回路、28,29…
…スイッチ、31……音声ダイバシティ回路。

Claims (1)

  1. (57)【実用新案登録請求の範囲】 1.複数のアンテナの切替を行う切替部と、 前記切替部に選択されたTV信号を受信するTV受像機と、 前記TV受像機より出力される同期信号を受け、垂直同期
    期間中にアンテナの切替を行う第1の制御信号を出力す
    るタイミングコントロール回路と、 を有する車載用TVダイバシティ受信装置において、 前記TV受像機より出力される音声中間周波数信号を平均
    化し平均値を出力する平均値回路と、 前記音声中間周波数信号と前記平均値とを比較し、比較
    結果に基づきアンテナの切替を行う第2の制御信号を出
    力する比較手段と、 車両の停車、走行状態を判別する検知手段と、 前記検知手段の出力を受け、車両の停車時に前記第1の
    制御信号を前記切替部に出力し、車両の走行時に前記第
    2の制御信号を前記切替部に出力する選択手段と、 を備えたことを特徴とする車載用TVダイバシティ受信装
    置。
JP1986063098U 1986-04-28 1986-04-28 車載用tvダイバシティ受信装置 Expired - Lifetime JP2562382Y2 (ja)

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JPS62177139U JPS62177139U (ja) 1987-11-10
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JPS56163346U (ja) * 1980-05-07 1981-12-04
JPS60108051U (ja) * 1983-12-23 1985-07-23 株式会社東芝 受信装置のアンテナ選択回路
JPS60165177A (ja) * 1984-02-07 1985-08-28 Sumitomo Electric Ind Ltd 車載用テレビ
JPH033010Y2 (ja) * 1984-10-25 1991-01-25

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