JP2561569Y2 - ディスクブレーキ用シム組立体 - Google Patents

ディスクブレーキ用シム組立体

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JP2561569Y2
JP2561569Y2 JP1991053574U JP5357491U JP2561569Y2 JP 2561569 Y2 JP2561569 Y2 JP 2561569Y2 JP 1991053574 U JP1991053574 U JP 1991053574U JP 5357491 U JP5357491 U JP 5357491U JP 2561569 Y2 JP2561569 Y2 JP 2561569Y2
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案はディスクブレーキの鳴き
現象を解消する、ディスクブレーキ用シム組立体に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ディスクブレーキを制動操作する際、デ
ィスクロータに圧着する摩擦パッドに周波数の高い振動
が伝わり、鳴き現象と呼ばれる騒音が発生する。この対
策として、摩擦パッドの裏面に二枚のシム板を重ねて取
り付けて鳴き現象を防止する技術が、例えば実開昭58
−129343号公報や実開昭60−41650号公報
に示されている。シム板は薄い鋼板製の内側シムと外側
シムからなり、内側シムはその周縁の複数地点に屈曲し
て形成した外側シム連結用の外向爪を有し、また外側シ
ムはその周縁の複数地点に屈曲して形成した摩擦パッド
連結用の内向爪を有する。内側シムは外側シムに対し
て、また外側シムは摩擦パッドに対して夫々一定限度の
相対移動を許容する状態で取り付けてある。そして、内
側シムの摺動により鳴き現象を抑制している。
【0003】
【本考案が解決しようとする問題点】前記した従来の鳴
き現象の防止技術には次のような問題点がある。
【0004】<イ> 各シムが夫々分離独立している
関係から、摩擦パッドに組み付ける際、各シムを別々に
組み付けなければならず、組み付け作業が繁雑になる。
【0005】<ロ> 内側シムが摩擦パッドと直接連
結する爪を持たないため、シムを摩擦パッドに組み付け
る際に内側シムを組み忘れるおそれがある。
【0006】<ハ> 摩擦パッドの裏側に外向爪が突
出しているため、パッド押圧部材のレイアウトに制限を
受ける。さらに摩擦パッドの裏側に突出する外向爪は、
摩擦パッドの積み重ねの邪魔になるだけでなく、変形す
る問題がある。
【0007】<ニ> 摩擦パッドに外側シムを係止し、
内側シムが相対移動するタイプは、パッド押圧部材に当
接する外側シムが移動できないため、鳴き現象の発生を
確実に防止することができない。
【0008】
【本考案の目的】本考案は以上の問題点を解決するため
になされたもので、その目的とするところは取扱性に優
れ、しかも鳴き減少の抑制効果の高い、ディスクブレー
キ用シム組立体を提供することにある。
【0009】
【問題点を解決するための手段】本考案は、ディスクブ
レーキ用摩擦パッドの裏面に内側シムと外側シムとを順
重ねて取り付けるディスクブレーキ用シム組立体にお
いて、内側シムに摩擦パッド裏板装着用の連結爪を摩擦
パッド方向に突出させて形成し、外側シムに保持爪を設
外側シムの保持爪は、一定限度内で相対移動できる
ように摩擦パッド側で内側シムに結合するように折り曲
げて内側シムに係止し、内側シムと外側シムとを一体化
したことを特徴とする、ディスクブレーキ用シム組立
体、又は、ディスクブレーキ用摩擦パッドの裏面に内側
シムと外側シムとを順に重ねて取り付けたディスクブレ
ーキ用シム組立体において、内側シムに摩擦パッド裏板
装着用の連結爪を摩擦パッド方向に突出させて形成し、
外側シムに保持爪を設け、内側シムに切欠または孔を設
け、外側シムの保持爪は、摩擦パッド側で折曲してお
り、内側シムの切欠または孔から挿脱可能であり、外側
シムの保持爪は、内側シムの切欠または孔から挿入し、
シム面方向に移動させて係止され、且つ内側シムを摩擦
パッドに装着すると、摩擦パッドと協働し、外側シムが
内側シムに対して一定限度内で相対移動できるようにし
たことを特徴とする、ディスクブレーキ用シム組立体、
又は、前記ディスクブレーキ用シム組立体において、外
側シムの保持爪を、摩擦パッドの凹部に収容される位置
に形成したことを特徴とするディスクブレーキ用シム組
立体、又は、前記ディスクブレーキ用シム組立体におい
て、内側シムに潤滑剤を保持する窓孔を穿設したことを
特徴とするディスクブレーキ用シム組立体、又は、前記
ディスクブレーキ用シム組立体において、内側シムと外
側シムの少なくともどちらか一方のシムが弾性材コーテ
ィングシムであることを特徴とするディスクブレーキ用
シム組立体にある。
【0010】
【実施例1】以下、図面を参照しながら本考案について
説明する。
【0011】<イ>摩擦パッド 図1から図3に本考案の第1実施例を示す。図1におい
て、1は摩擦材2と裏板3とを一体化した公知の摩擦パ
ッドで、図示しないディスクロータの両側でディスクロ
ータに圧接可能に配設されている。裏板3の周面には、
後述するシム組立体4と連結するための複数の連結溝3
aが凹設されている。
【0012】<ロ>シム組立体 シム組立体4は内側シム5と外側シム6で構成される。
【0013】<ハ>内側シム 図2にシム組立体4の分解図を示す。内側シム5は摩擦
パッド1の裏板3とほぼ等しい板幅の薄板で、その上縁
中央と下縁両端部に摩擦パッド1へ向けて略L字状に折
曲した複数の連結爪5aが形成されている。シム板組立
体4は内側シム5の連結爪5aを介して摩擦パッド1に
取り付けられる。連結爪5aの形成位置や形成数は裏板
3の連結溝3aと対応できればよく、図示した形成位置
や形成数に限定されない。また、内側シム5の上縁両端
部と下縁中央に、裏板3の板幅を越える長さに母材が延
長され、各延長部の先端に保持溝5bが凹設されてい
る。
【0014】<ニ>外側シム 外側シム6は内側シム5の裏面に一定範囲の相対移動を
許容し、かつ分離不能な状態で重ね合わせる薄板であ
る。外側シム6の上部両端と下部中央には母材を延長し
て複数の保持爪6aが形成されている。各保持爪6aの
幅は内側シム5の保持溝5bの溝幅より小さく設定して
ある。これらの各保持爪6aは図2に示すように同一方
向(摩擦パッド1方向)へ略L字状に折曲しておくと、
内側シム5との組み付けが容易である。両シム5、6の
組み付け方法について説明すると、図2のように両シム
5、6の各爪5a、6aを同一方向に向けて、両シム
5、6を重ね合わせる。この際、外側シム6の保持爪6
aを内側シム5の保持溝5b内に貫入させた後、図3に
示すように各保持爪6aの端を略U字状に折曲して、外
側シム6を内側シム5に対してシム面方向に一定限度内
で相対移動が可能な状態に組み付ける。この両シム5、
6のシム面方向の相対移動は、内側シム5の保持溝5b
の溝幅を外側シム6の保持爪6aの幅より大きく設定
し、かつ、外側シム6の上下方向の保持爪6a間の距離
を内側シム5の上下方向の保持溝5b間の距離より長く
設定することで得ることができる。
【0015】
【作用】つぎにシム組立体の取付方法と鳴き現象を解消
できる理由について説明する。
【0016】<イ>取付方法 図1のように内側シム5と外側シム6を一体化してシム
組立体4を製作しておく。そして、図3に示すように内
側シム5の連結爪5aを裏板3の連結溝3aに嵌合させ
て、シム組立体4を摩擦パッド1に組み付ける。シム組
立体4の各爪5a、6aはすべて裏板3側へ向けて折り
曲げられ、外側シム6の外部に突出物が存在しないか
ら、摩擦パッド1の裏側方向において押圧部材がレイア
ウト的制約を受けない。またシム組立体4を組み付けた
摩擦パッド1を積み上げても、各爪5a、6aの変形の
心配がない。
【0017】<ロ>鳴き現象の解消 本考案では摩擦パッド1に直接連結爪を持たない外側シ
ム6にパッド押圧部材が圧接し、しかも押圧部材と外側
シム6の間、及び両シム5、6の間で一定限度内で相対
移動を許容する。そのため、摩擦パッド1に振動が生じ
ても押圧部材と外側シム6の間、及び両シム5、6の間
の相対移動により振動を吸収できる。したがって、従来
と比較して鳴き現象の防止効果が極めて高い。
【0018】
【実施例2】図4及び図5にシム組立体を構成する両シ
ムの連結位置を摩擦パッドの裏板上に配設した実施例を
示す。尚、本実施例では、実施例1に対応する部位につ
いて10の位の数字を付してその説明を省略する。本実
施例は、内側シム15両側部のほぼ中央に保持溝15b
を形成すると共に、外側シム16の両側部の前記保持溝
15bと対応する位置に摩擦パッド1方向に向けて折曲
する保持爪16aを設ける。保持爪16aの幅を保持溝
15bの溝幅より小さく設定して、一定限度内の相対移
動を許容する状態で両シム15,16を組み付けること
は実施例1と同様である。さらに本実施例では、裏板3
に保持爪16aの折曲部を収容できる位置に凹部3bを
形成する。凹部3bとして、摩擦材12を裏板3に一体
成形するための既存のモールド穴を利用すれば、加工工
数の増加を回避できる。本実施例によれば、内側シム1
5の連結爪15aを介してシム組立体14を摩擦パッド
1の裏板3に装着する際に、保持爪16aが摩擦パッド
1の凹部3b内に収容されて、外部に突出しない。その
ため、シム組立体14の外形を摩擦パッド1の外形内に
収められるのでレイアウト上の制限が少なく摩擦パッド
1の摺動面積を広くすることができる。
【0019】
【変形例1】図6は実施例2の変形例を説明するための
摩擦パッドの横断面図を示す。図6の変形例は、外側シ
ム26の一方の保持爪26aのみをクランク状に形成
し、この保持爪26aを内側シム25の縁部に開設した
スリット25cに差し込んでシム組立体24を構成する
変形例である。外側シム26の他方の保持爪26bは、
これまでの実施例と同様にU字状に折曲して保持溝25
bに連結する。勿論シム組立体24を摩擦パッド1に装
着したとき各保持爪26a、26bが凹部3b内に収容
されることも実施例2と同様である。尚、外側シム26
のすべての保持爪をクランク状に形成しても差支えな
い。
【0020】
【変形例2】図7は両シムの板面中央部に保持部を設け
た実施例2の他の変形例である。本例は内側シム35の
ほぼ中央で、裏板3の凹部3cに対応する位置に円形ま
たは方形の保持穴35cを穿設する。他方、保持穴35
cと対応する外側シム36の中央部に保持爪36aを形
成する。そして、外側シム36の保持爪36aを内側シ
ム35の保持穴35c内に貫入して略U字状に折曲して
シム組立体34を製作する。この場合、保持爪36aが
互いに接近しているので、U字形に折曲する工程を同時
に行うことができる。本例の場合、両シムの一定限度の
相対移動を許容するため、保持穴35cの内径は略U字
状に折曲した保持爪36a折曲部の対向距離より大きく
設定しておく必要がある。また裏板3の凹部3cは鍛圧
加工や切削加工で形成しても良い。
【0021】
【実施例3】図8は両シムの間にグリース等の潤滑剤を
封入した実施例である。本実施例は内側シム45の任意
の位置に潤滑剤封入用の窓孔45dを穿設し、窓孔45
dに充填した潤滑剤47を外側シム46と裏板3で封鎖
して封入する。従って本実施例にあっては、窓孔45d
に封入された潤滑剤47が両シム45,46の摺接抵抗
を小さくして、鳴き防止効果を長期に亘り持続すること
ができる。
【0022】
【実施例4】図9、10は内側シム55と外側シム56
を重ね合わせ、両シム55、56を面方向に沿ってスラ
イドさせることで一体のシム組立体54を構成する場合
の実施例を示す。外側シム56の両側部には、摩擦パッ
ド1方向へ突出する略U字状に折曲した保持爪56aを
形成すると共に、外側シム56の下部中央にも保持爪5
6aと同方向へ突出する略L字状に折曲した係止爪56
cを形成する。これらの爪56a、56cは予め折曲し
ておく。また内側シム55の両側部には、保持溝55b
を開設すると共に、保持溝55bの上側に切欠55eを
連続して形成する。切欠55eは保持爪56aの面貫通
方向の挿通を許容し、保持溝55bは保持爪56aの面
貫通方向の通過を阻止する寸法に設定してある。さらに
内側シム55の下部中央に係止爪56cの通過を許容す
る切欠55fを開設しておく。シム組立体54を製作す
る場合は、まず全爪体を同一方向に向けた状態で内側シ
ム55に外側シム56を重ね合わせる。両シム55、5
6を重ね合わせて各保持爪56aを切欠55eに挿通さ
せると共に係止爪56cを切欠55fに挿通させた後、
内側シム55を上方へ持ち上げるか、或いは外側シム5
6を下方へ下げるかして、保持爪56aを保持溝55b
に嵌め込む。そしてシム組立体54は内側シム55の連
結爪55aにより摩擦パッド1の連結溝3aに取り付け
られる。この状態で外側シム56の係止爪56cが裏板
3の下縁側面に当接して外側シム56の円周方向外側
(図9の上側)への抜け出しを防止する。本実施例の場
合、両シム55、56を面方向にスライド操作するだけ
で、シム組立体54の組立、分解を容易に行うことがで
きる。
【0023】
【変形例】図11、12は実施例4の変形例である。外
側シム66の両端部中央には、クランク状に折曲して保
持爪66aを形成する。他方、内側シム65には、保持
爪66aに対応する位置で、内側シム65の上縁から下
向きに一対の縦スリット65gを平行に開設する。シム
組立体64を製作する場合は、内側シム65の上方から
外側シム66を落とし込むか、或いは外側シム66の下
方から内側シム65を上方へ持ち上げる等して縦スリッ
ト65g内にクランク状の保持爪66aを嵌め込む。
尚、外側シム66の方向(図12における上下方向)
の移動は、裏板3の凹部3b内に収容された保持爪66
aが上方向では凹部3bの内周面に当接し、下方向では
縦スリット65g底に当接することで規制される。
【0024】
【実施例5】内側シムと外側シムの両方、或いは一方の
シムに、弾性材のコーティングを施す場合もある。コー
ティング材料として例えば、ゴム等の緩衝効果を期待で
きる公知の弾性材を使用することができる。またシムの
コーティングを施す面は、全面、或いは片面のいずれで
も良い。本実施例にあっては、両シムの移動に加えて弾
性材の緩衝効果により、鳴き現象防止効果を著しく向上
させることができる。
【0025】
【本考案の効果】本考案は以上説明したようになるから
次の効果を得ることができる。
【0026】<イ> 内側シムと外側シムとをシム組立
体として構成するので、両シムを摩擦パッドへ組付ける
際、内側シムを摩擦パッドへ係止させるだけで簡単に組
付けることができ、しかも摩擦パッドに直接係止されな
い外側シムの組み忘れを防止できる。
【0027】<ロ> 外側シムの移動範囲を規制する保
持爪は摩擦パッド方向へ突出しているのでパッド裏側方
向において押圧部材がレイアウト的制限を受けることは
なく、最適なレイアウト設計が可能である。また、パッ
ドとシムとの組立体で取り扱い、積み重ね等による変形
の心配がない。
【0028】<ハ> 従来は外側のシムが摩擦パッドに
対して相対移動が不可能であったが、本考案では摩擦パ
ッド押圧部材と係合する外側シムの相対移動を可能に構
成することで、ブレーキの鳴き防止効果が著しく向上す
る。
【0029】<ニ> 外側シムと摩擦パッドの裏板間に
潤滑材を封入することで、外側シムの移動を円滑にし、
鳴き現象防止効果を長期に亘り持続させることができ
る。
【0030】<ホ> 内側シムと外側シムの少なくとも
一方に弾性材のコーティングを施したことにより、両シ
ムの移動に加えて弾性材の緩衝効果により、鳴き現象防
止効果を著しく向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1に係るシム組立体の分解図
【図2】 シム組立体の組立図
【図3】 シム組立体の装着時における摩擦パッド中央
縦断面図
【図4】 実施例2に係るシム組立体の正面図
【図5】 図4におけるv−vの断面図
【図6】 実施例2の変形例1に係るシム組立体の中央
を横断方向に切断した部分拡大図
【図7】 実施例2の変形例2に係るシム組立体の中央
を横断方向に切断した部分拡大図
【図8】 実施例3に係るシム組立体の部分断面拡大図
【図9】 実施例4に係るシム組立体の分解図
【図10】 実施例4に係るシム組立体の組立状態を示
す部分拡大図
【図11】 実施例4の変形例に係るシム組立体の分解
【図12】 実施例4の変形例に係るシム組立体の組立
状態を示す一部を省略した正面図
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭63−308232(JP,A) 実開 昭61−140231(JP,U) 実開 昭60−58938(JP,U) 実開 平2−25736(JP,U) 実開 昭64−32940(JP,U) 実開 昭62−45436(JP,U) 実開 昭56−70236(JP,U) 実開 平3−32224(JP,U) 実開 平3−112143(JP,U) 実公 昭62−33145(JP,Y2)

Claims (5)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ディスクブレーキ用摩擦パッドの裏面に
    側シムと外側シムとを順に重ねて取り付けるディスクブ
    レーキ用シム組立体において、 内側シムに摩擦パッド裏板装着用の連結爪を摩擦パッド
    方向に突出させて形成し、外側シムに保持爪を設け外側シムの保持爪は、一定限度内で相対移動できるよう
    に摩擦パッド側で内側シムに結合するように折り曲げて
    内側シムに係止し、内側シムと外側シムとを一体化した
    ことを特徴とする、 ディスクブレーキ用シム組立体。
  2. 【請求項2】ディスクブレーキ用摩擦パッドの裏面に
    側シムと外側シムとを順に重ねて取り付けたディスクブ
    レーキ用シム組立体において、 内側シムに摩擦パッド裏板装着用の連結爪を摩擦パッド
    方向に突出させて形成し、外側シムに保持爪を設け内側シムに切欠または孔を設け外側シムの保持爪は、摩擦パッド側で折曲しており、内
    側シムの切欠または孔から挿脱可能であり、 外側シムの保持爪は、内側シムの切欠または孔から挿入
    し、シム面方向に移動させて係止され、且つ内側シムを
    摩擦パッドに装着すると、摩擦パッドと協働し、外側シ
    ムが内側シムに対して一定限度内で相対移動できるよう
    にしたこ とを特徴とする、 ディスクブレーキ用シム組立体。
  3. 【請求項3】請求項1〜2のいずれかに記載のディスク
    ブレーキ用シム組立体において外側 シムの保持爪を、摩擦パッドの凹部に収容される位
    置に形成したことを特徴とする、 ディス クブレーキ用シム組立体。
  4. 【請求項4】請求項1〜2のいずれかに記載のディスク
    ブレーキ用シム組立体において、 内側 シムに潤滑剤を保持する窓孔を穿設したことを特徴
    とする、 ディスク ブレーキ用シム組立体。
  5. 【請求項5】請求項1〜2のいずれかに記載のディスク
    ブレーキ用シム組立体において、 内側 シムと外側シムの少なくともどちらか一方のシムが
    弾性材コーティングシムであることを特徴とする、 ディスク ブレーキ用シム組立体。
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