JP2555698B2 - 樹脂成形品の製造方法 - Google Patents

樹脂成形品の製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は横断面形状が長手方向に沿って変化する長
尺の樹脂成形品の製造方法に関し、特に車両のフロント
ウインドウに取付けられるウインドウモールディングに
適した樹脂成形品の製造方法に関するものである。
〔従来の技術〕
第15図は車両のフロントウインドウの正面図、第16図
は例えば実開昭63−4712号に示された樹脂成形品として
の従来のウインドウモールディングを示す一部の斜視図
である。図において、1は車体、2はフロントウインド
ウ、3はウインドウプレート、4は樹脂成形品としての
ウインドウモールディングである。
ウインドウモールディング4は、ウインドウプレート
3と車体パネル5の間隙Sを覆うように取付けられるモ
ールディング本体4aと、このモールディング本体4aから
ウインドウプレート3の外周部を覆うように突出するリ
ップ6と、モールディング本体4aから間隙Sに伸びる脚
部7と、この脚部7からウインドウプレート3側に伸び
て、リップ6との間に、サイド部8では集水溝9を形成
し、かつアッパー部10ではウインドウプレート挿入溝11
を形成する第1支持片12と、脚部7の先端側からウイン
ドウプレート3側に伸びて、サイド部8では第1支持片
12との間にウインドウプレート挿入溝11aを形成し、か
つアッパー部10では切除された第2支持片13とを有して
いる。
第1支持片12はコーナー部14で、ウインドウプレート
3を挿入するように切除され、第2支持片13および脚部
7の一部はアッパー部10で切除されている。
上記のウインドウモールディング4は、サイド部8で
はウインドウプレート挿入溝11aに、またアッパー部10
ではウインドウプレート挿入溝11にウインドウプレート
3を挿入するように取付けて使用され、サイド部8に形
成される集水溝9に雨水を集水して流下させ、サイドウ
インドウへの横流れを防止する。
上記のウインドウモールディング4の従来の製造方法
は、所定の横断面形状のモールディング4を押出成形に
より形成した後、コーナー部14で第1支持片12を切除
し、アッパー部10で脚部7の一部と第2支持片13を切除
して製造されている。
しかしながら、このような従来のウインドウモールデ
ィングは、サイド部8とアッパー部10では異なるウイン
ドウプレート挿入溝11a、11にウインドウプレート3を
挿入して取付けるため、コーナー部14の挿入が困難であ
るとともに、取付状態では外表面に変形が生じやすい。
また従来の製造方法では、押出成形後に寸法合せをし
て一部を切除するため、寸法合せおよび切除が困難であ
り、作業能率が悪い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明の目的は、上記のような横断面形状が長手方向
に沿って変化する長尺の樹脂成形品を能率的に精度よく
製造することができる樹脂成形品の製造方法を提案する
ことである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、横断面形状が長手方向に沿って変化する長
尺の樹脂成形品の製造方法において、 a)第1の樹脂部と第2の樹脂部とを、一方の樹脂部
に、少なくとも樹脂部を形成する樹脂より耐熱性を有す
る細状部材を一体化した状態で押出成形する工程、 b)押出成形型の出口付近で、前記細状部材を一体化し
た樹脂部を、切除部が変化するように、前記細状部材を
含めて切除する工程、 c)細状部材と一体化した切除部を連続して引取る工
程、および d)第1の樹脂部と第2の樹脂部を接合する工程を含む
樹脂成形品の製造方法である。
本発明の樹脂成形品の製造方法においては、第1の樹
脂部と第2の樹脂部とを、一方の樹脂部に、少なくとも
樹脂部を形成する樹脂より耐熱性を有する細状部材を一
体化した状態で押出成形し、押出成形型の出口付近で、
前記細状部材を一体化した樹脂部を、切除部が変化する
ように、前記細状部材を含めて切除し、このとき細状部
材と一体化した切除部を連続して引取り、第1の樹脂部
と第2の樹脂部を接合する横断面形状が長手方向に沿っ
て変化する長尺の樹脂成形品を製造する。
本発明において樹脂成形品は、横断面形状が長手方向
に沿って変化する長尺のものであるが、特に車両用のウ
インドウモールディングが適している。このようなウイ
ンドウモールディングとしては、ウインドウプレートと
車体パネルの間隙を覆うように取付けられるモールディ
ング本体、このモールディング本体からウインドウプレ
ートの外周部を覆うように突出するリップ、前記モール
ディング本体から前記間隙に伸びる脚部、この脚部の下
端部と前記リップとの間にほぼ同一面に連続して一体的
に形成されたウインドウプレート挿入溝、およびサイド
部において前記ウインドウプレートとリップとの間に形
成されたせき部を有するウインドウモールディングがあ
げられる。
上記のようなウインドウモールディングの製造方法と
しては、リップを有するモールディング本体および脚部
をその一方に細状部材を一体化して押出成形する工程、
押出成形型の出口付近でモールディング本体または脚部
の細状部材を、一体化した部分を切除部が変化するよう
に切除して引取る工程、および切除後モールディング材
と脚部とを接合する工程を含むウインドウモールディン
グの製造方法があげられる。
このようなウインドウモールディングの製造方法にお
いては、リップを有するモールディング本体および脚部
を分離または一体化した状態で押出成形し、押出成形型
の出口付近でモールディング本体または脚部の一部を細
状部材とともに切除部が変化するように切除して連続的
に引取り、切除後モールディング材と脚部とを接合し
て、一体的に連続したウインドウプレート挿入溝および
サイド部に相当する部分でせき部を有するウインドウモ
ールディングを製造することができる。
〔実施例〕
以下、本発明を車両用のウインドウモールディングの
製造に適用した実施例について説明する。第1図ないし
第11図は一実施例を示し、第1図は樹脂成形品としての
ウインドウモールディングの使用状態を示す一部の斜視
図、第2図は第15図のA−A断面図、第3図は同B−B
断面図、第4図は製造方法を示す系統図、第5図
(a),(b)は切除接合装置の一部を切欠いた右側面
図、第6図は第5図(a)のC−C断面図、第7図は第
5図(b)のD−D断面図、第8図は第6図のE−E断
面図、第9図は第7図のF−F断面図、第10図はモール
ディングの一部の正面図、第11図は送出量とカッター変
位量の関係図であり、第15図および第16図と同一符号は
同一または相当部分を示す。
樹脂成形品としてのウインドウモールディング4は第
1図ないし第3図に示すように、従来のものと類似の横
断面形状を有するが、脚部7の下端部とリップ6の間、
すなわち第1、第2支持片12,13の間には、ほぼ、同一
面に連続して一体的に形成されたウインドウプレート挿
入溝11が形成され、サイド部8ではリップ6と第1支持
片12の間に溝状のせき部19が形成され、アッパー部10で
はリップ6と第1支持片12の下面が一致するように形成
されている。
そして脚部7の反対側にはフィン7aが形成され、脚部
7の上部に芯材15が埋設されている。16は接着剤、17は
ダムラバー、18は不透明プリント層、Mは雨水である。
芯材15はアルミニウム、ステンレス等の発錆性の少ない
金属板状のストリップ材を使用するのが好ましい。図示
の芯材15以外に、ガラスまたはカーボン繊維のストラン
ドや、ポリエステル樹脂の線状の芯材をモールディング
本体4aおよび脚部7の切除しない部分に1本あるいは複
数本埋設させてもよい。
上記のウインドウモールディング4は、まず第1図な
いし第3図に示すように、アッパー部10、コーナー部14
およびサイド部8を通して、ほぼ同一面に一体的に形成
されたウインドウプレート挿入溝11にウインドウプレー
ト3を挿入した後、接着剤16によりウインドウプレート
3を車体パネル5に取付ける。または、ウインドウプレ
ート3を車体パネル5に装着した後に、接着剤16が硬化
する前にウインドウモールディング4の脚部7を車体パ
ネルとウインドウプレート3の隙間に押し込んで取付け
る。このとき、ウインドウプレート挿入溝11はほぼ同一
線上に一致しているので、ウインドウプレート3の挿入
は容易である。取付状態では、サイド部8のリップ6と
ウインドウプレート3間のせき部19の外側に集水溝9が
形成され、ここに雨水Mが集められて流下し、サイドウ
インドウへの横流れが防止される。
上記の樹脂成形品としてのモールディング4の製造方
法は、まず第4図に示すように、アンコイラー20から芯
材15をピンチロール21を経て送出し、接着剤塗布焼付装
置22で接着剤を塗布して焼付ける。芯材15はロータリエ
ンコーダー等の送出量検出装置23により送出量を検出し
ながら、送出成形型24に供給して、軟質ポリ塩化ビニル
樹脂、アイオノマー樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合
体樹脂、酢酪酸繊維素樹脂、その他エラストマー樹脂等
の熱可塑性樹脂の押出成形を行い、リップ6を有するモ
ールディング本体4aと、第1、第2支持片12、13および
フィン7aを有する脚部7とを、別の押出孔24a、24bから
分離した状態で押出成形する。このとき別のアンコイラ
ー20aから糸などの細状部材15aを押出成形型24に供給し
て、脚部7のモールディング本体4a側の端部に埋設す
る。
次いで芯材15の送出量に応じて制御装置26からの信号
により、モールディング材24が押出直後の高温軟化状態
にある間に、切除接合装置27において、コーナー部14お
よびアッパー部10に対応する部分を多く切除するよう
に、細状部材15aを含めて脚部7の一部を切除した後、
モールディング本体4aと脚部7とを接合一体化して、脚
部7にウインドウプレート挿入溝11およびせき部19を有
するモールディング材25を形成する。そして冷却槽28で
冷却しながら引取機29で引取り、切断機30で一定寸法に
切断してモールディング4を得る。
モールディング本体4aと脚部7とを押出成形型24の出
口で離間させた状態で同期して押出すには、1台の押出
機を使用して押出成形型24内で樹脂流路を分岐させるの
が最も簡単で好ましいが、必要であれば2台の押出機を
使用して互に相溶性を有する合成樹脂を押出して溶着さ
せてもよい。
切除接合装置27には、押出成形型24の出口における脚
部7のモールディング本体4a側に対して相対的に固定位
置を保つカッター31が、ガイド32に沿って摺動する支持
フレーム33を介してネジ棒34に連結されている。ネジ棒
34はサーボモーター35によりU方向に回転するように連
結されている。カッター31としては、張設した金属細線
が用いられている。サーボモーター35は制御装置26と接
続され、予め組込まれたプログラム通りの指令により、
正、逆転し、カッター31をV方向に移動させるようにな
っている。
カッター31の後部下方には、モールディング本体4aの
外表面部に対応した外周形状を有するガイドローラ36が
設けられ、その回転軸37は、支持部38に軸着された回転
アーム39の先端に支持されている。ガイドローラ36は図
示しないスプリングにより矢印W方向に付勢され、モー
ルディング本体4aを脚部7に押出して接合させるように
なっている。
モールディング4のサイド部8の流さをl1、コーナー
部14の長さをl2、アッパー部10の長さをl3とした場合、
芯材15の送出量と切除接合装置27のカッター31の変位量
との関係は第11図のようになる。すなわち、カッター31
が第5図(a)および第6図に示すように後退した状態
で、モールディング本体4aおよび脚部7を押出成形し、
カッター31により脚部7のモールディング本体4a側を最
小量切除し、第6図および第8図に示すように、ガイド
ローラ36でモールディング本体4aを脚部7に圧着して両
者を接合し、ウインドウプレート挿入溝11およびせき部
19を有するサイド部8を形成する。
切除された切除部40は細状部材15aを埋設した状態で
連続的に引取る。切除部40は連続したひも状となり、第
5図(a)および(b)の図面上で左右いずれかの方向
に連続して引取り、例えば定トルク回転の引取機に巻き
つけて切除される。切除部40は細状部材15aで補強され
ているので、引取機等でモールディング材25の押出量と
同一速度でテンションをかけながら引取っても、伸長し
たり引きちぎれたりせず、常時安定して引取ることがで
きる。切除部40の切除量はカッター31をサーボモーター
35によって上下動させることによって調整することがで
きるが、常時細状部材15aの埋設範囲内は除去してモー
ルディング材25の押出量と同一速度で引取るようにする
のが好ましい。
次に、芯材15の送出量l1を送出量検出装置23で検出し
た時点で制御装置26からの指令により、サーボモーター
35が予め決められた回転数だけ回転してカッター31を前
進させる。これによりカッター31が脚部7のモールディ
ング本体4a側で徐々に大きく喰込んでいき、その状態で
ガイドローラ36によりモールディング本体4aが脚部7に
圧着されて接合される。こうして順次せき部19が小さく
なって、モールディング本体4aがウインドウプレート挿
入溝11に近づき、コーナー部14が形成される。
次いで送出量検出装置23が送出量l2を検出すると、制
御装置26はサーボモーター35の回転停止を指令し、これ
によりカッター31は最大喰込量で脚部7を切除し、これ
により第7図および第9図に示すように、せき部19に対
応する部分が切除された状態で、ガイドローラ36により
モールディング本体4aが脚部7に接合され、リップ6と
第2支持片13との間にウインドウプレート挿入溝11を有
するアッパー部10が形成される。送出量検出装置23が送
出量l3を検出すると、サーボモーター35が逆転して、カ
ッター31は元の位置に戻り、前記と逆の動作で反対側の
コーナー部14およびサイド部8が形成される。
以上の動作により、第10図に示すように、ほぼ同一面
に連続して一体的に形成されたウインドウモールディン
グ挿入溝11を有するモールディング材25が得られる。X
はモールディング4の1本の長さ、Yは切断機30による
切断の位置を示す。
上記の説明において、細状部材15aとしては、少なく
とも切除部40を形成する樹脂より耐熱性を有し、かつ切
除部40を補強できるものであればよく、例えば天然繊維
からなる糸、ひも等が好ましい。このような細状部材15
aとして、横断面円形の細線状のものを使用すれば、切
除部40を引取る時の補強材となるとともに、曲げ方向に
規制がないので、引取り方向の規制がなく好ましいが、
脚部に埋設したポリエステル等の樹脂テープやアルミニ
ウム板のような平板状のものでもよい。また細状部材15
aは切除部40の外表面に半分程度露出するように埋設し
ておけば、第6図に一点鎖線で示すように、切除部40を
引取機40aで引取ると同時に、切除部40から細状部材15a
を引剥がして巻取ることができ、樹脂および細状部材15
aとも再利用でき好ましい。
第12図(a)、第13図(a)および第14図は他の実施
例を示す切除接合装置の一部を切欠いた右側面図、第12
図および第13図の(b),(c)はそれぞれのモールデ
ィングを示す第15図のA−AおよびB−B断面図であ
る。
第12図では前記実施例と同様にモールディング本体4a
と脚部7を分離して押出成形し、モールディング本体4a
の脚部7側の部分を切除した後両者を接合して、
(b),(c)に示すモールディング4を製造する。
第13図では、平坦状のせき部19を有するモールディン
グ本体4aと、第1、第2支持片12、13を有する脚部7と
を分離して押出成形し、モールディング本体4aのせき部
19のアッパー部10に対応する部分を切除した後、脚部7
と接合して、平坦状のせき部19を有するモールディング
4を製造する。
第14図では、押出成形型24の出口ではモールディング
本体4aと脚部7とが分離せず、一体となった状態で押出
成形し、押出成形型24の出口付近で固定式のカッター41
でモールディング本体4aと脚部7とを分離させると同時
に、可動式のカッター31で脚部7の一部を切除した後、
モールディング本体4aと脚部7を接合する。
このとき、アッパー部10成形時には、第14図のように
脚部7の一部を可動式のカッター31で切除後、モールデ
ィング本体4aと脚部7を接合させる。またサイド部8成
形時には、固定式のカッター41を可動式のカッター31側
に前進させて切除量を小さくして、モールディング本体
4aと脚部7を接合する。これらの場合、カッター31、41
間の切除部40は接合前に細状部材15aによって補強され
ているため、図面上で左右のいずれかの方向に連続して
押出量と同一速度でテンションをかけながら除去され
る。
上記の説明では、送出量検出装置23は芯材15の送出量
を検出しているが、これに代えて細状部材15aの送出量
やモールディング材25の引取量等を検出してもよい。ま
たモールディング本体4aまたは脚部7を切除する部分は
コーナー部14付近であればよく、例えばサイド部8の上
側部またはアッパー部10の両端部であってもよい。
なお上記実施例では、樹脂成形品として車両用のウイ
ンドウモールディングの例を示したが、横断面形状が長
手方向に沿って変化するものであれば本発明の製造の対
象になる。
〔発明の効果〕
本発明の製造方法によれば、横断面形状が長手方向に
沿って変化する樹脂成形品を、簡単な装置と操作によ
り、精度よく製造することができる。このとき一部切除
した切除部を効率よく引取りながら、能率的に製造を行
うことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第11図は一実施例を示し、第1図はモール
ディングの使用状態を示す一部の斜視図、第2図は第15
図のA−A断面図、第3図は同B−B断面図、第4図は
製造方法を示す系統図、第5図(a),(b)は切除接
合装置の一部を切欠いた右側面図、第6図は第5図
(a)のC−C断面図、第7図は第5図(b)のD−D
断面図、第8図は第6図のE−E断面図、第9図は第7
図のF−F断面図、第10図はモールディングの一部の正
面図、第11図は送出量とカッター変位量の関係図、第12
図(a)、第13図(a)および第14図は他の実施例を示
す切除接合装置の一部を切欠いた右側面図、第12図およ
び第13図の(b),(c)はそれぞれのモールディング
を示す第15図のA−AおよびB−B断面図、第15図はフ
ロントウインドウの正面図、第16図は従来のウインドウ
モールディングを示す一部の斜視図である。 各図中、同一符号は同一または相当部分を示し、3はウ
インドウプレート、4はウインドウモールディング、4a
はモールディング本体、5は車体パネル、6はリップ、
7は脚部、8はサイド部、9は集水溝、10はアッパー
部、11、11aはウインドウプレート挿入溝、12は第1支
持片、13は第2支持片、14はコーナー部、15は芯材、15
aは細状部材、19はせき部、23は送出量検出装置、24は
押出成形型、25はモールディング材、26は制御装置、27
は切除接合装置、31,41はカッター、36はガイドロー
ラ、40は切除部である。

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】横断面形状が長手方向に沿って変化する長
    尺の樹脂成形品の製造方法において、 a)第1の樹脂部と第2の樹脂部とを、一方の樹脂部
    に、少なくとも樹脂部を形成する樹脂より耐熱性を有す
    る細状部材を一体化した状態で押出成形する工程、 b)押出成形型の出口付近で、前記細状部材を一体化し
    た樹脂部を、切除部が変化するように、前記細状部材を
    含めて切除する工程、 c)細状部材と一体化した切除部を連続して引取る工
    程、および d)第1の樹脂部と第2の樹脂部を接合する工程を含む
    樹脂成形品の製造方法。
  2. 【請求項2】細状部材を一方の樹脂部の他方の樹脂部に
    対向する部分に一体化するようにした請求項第1項記載
    の方法。
  3. 【請求項3】樹脂成形品が車両用のウインドウモールデ
    ィングである請求項第1項または第2項記載の方法。
JP63163764A 1988-06-30 1988-06-30 樹脂成形品の製造方法 Expired - Lifetime JP2555698B2 (ja)

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