JP3205822B2 - 断面形状可変押出成形方法 - Google Patents
断面形状可変押出成形方法Info
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- JP3205822B2 JP3205822B2 JP17263693A JP17263693A JP3205822B2 JP 3205822 B2 JP3205822 B2 JP 3205822B2 JP 17263693 A JP17263693 A JP 17263693A JP 17263693 A JP17263693 A JP 17263693A JP 3205822 B2 JP3205822 B2 JP 3205822B2
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- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】 本発明は、ウエザーストリップ
等を押出成形するに当たって、横断面形状の一部を長手
方向に変化させることが可能な押出成形方法に関するも
のである。
等を押出成形するに当たって、横断面形状の一部を長手
方向に変化させることが可能な押出成形方法に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】 従来、図1に示す如く、例えば断面形
状がU字状のトリム60に中空部70を一体に結合した
ウエザーストリップ等の押出成形物を押出成形するに当
たって、横断面形状の一部を長手方向に変化させて、中
空部70表面に設けた突起71、U字状のトリム60の
表面・内面に突設したリップ61・爪62等の付け位置
・角度・長さ・肉厚等を変えることは、成形物を押出
し、成形する押出機の口金出口の突起71・リップ61
・爪62等の形成部分を移動可能な可動遮蔽板・カッタ
ーナイフ等で覆うか、覆わないかによって実施可能であ
る。また、図2に示す如く中空部70の本体の横断面形
状を長手方向の途中で変化させることについては、押出
機の口金出口から押出される中空部70本体に移動可能
なローラーや当て板を当てて、それを押し潰して変形さ
せる方法が提唱されている。
状がU字状のトリム60に中空部70を一体に結合した
ウエザーストリップ等の押出成形物を押出成形するに当
たって、横断面形状の一部を長手方向に変化させて、中
空部70表面に設けた突起71、U字状のトリム60の
表面・内面に突設したリップ61・爪62等の付け位置
・角度・長さ・肉厚等を変えることは、成形物を押出
し、成形する押出機の口金出口の突起71・リップ61
・爪62等の形成部分を移動可能な可動遮蔽板・カッタ
ーナイフ等で覆うか、覆わないかによって実施可能であ
る。また、図2に示す如く中空部70の本体の横断面形
状を長手方向の途中で変化させることについては、押出
機の口金出口から押出される中空部70本体に移動可能
なローラーや当て板を当てて、それを押し潰して変形さ
せる方法が提唱されている。
【0003】しかしながら、上記従来の押出成形方法
は、中空部70の本体にローラーや当て板を当てて、そ
れを押し潰そうとすると、押し潰し方向に垂直な方向に
拡って、押し潰し変形させたい部分だけでなく、変形さ
せてはならない部分が変形(はみ出し・膨らみ・湾曲
等)するため、実用的ではないと言う問題点がある。
は、中空部70の本体にローラーや当て板を当てて、そ
れを押し潰そうとすると、押し潰し方向に垂直な方向に
拡って、押し潰し変形させたい部分だけでなく、変形さ
せてはならない部分が変形(はみ出し・膨らみ・湾曲
等)するため、実用的ではないと言う問題点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 解決しようとする問
題点は、上記従来の押出成形方法は、中空部70の本体
にローラーや当て板を当てて、それを押し潰そうとする
と、押し潰し方向に垂直な方向に拡って、押し潰し変形
させたい部分だけでなく、変形させてはならない部分が
変形(はみ出し・膨らみ・湾曲等)するため、実用的で
はないことである。
題点は、上記従来の押出成形方法は、中空部70の本体
にローラーや当て板を当てて、それを押し潰そうとする
と、押し潰し方向に垂直な方向に拡って、押し潰し変形
させたい部分だけでなく、変形させてはならない部分が
変形(はみ出し・膨らみ・湾曲等)するため、実用的で
はないことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 本発明は、中空部70
を持つ押出成形物50の横断面形状の一部を長手方向に
変化させることが可能な断面形状可変押出成形方法であ
って、横断面形状を変化させたい中空部70を形成する
中芯30を固定中芯31と可動中芯32に分割し、その
可動中芯32を押出成形物50の押出方向に平行に進退
させると共に、前記可動中芯32の移動に対応させて、
口金10の出口の中空部形成部を覆う如く設けた可動遮
蔽板20を押出成形物50の押出方向に垂直な方向に進
退させるようにしてなるものである。
を持つ押出成形物50の横断面形状の一部を長手方向に
変化させることが可能な断面形状可変押出成形方法であ
って、横断面形状を変化させたい中空部70を形成する
中芯30を固定中芯31と可動中芯32に分割し、その
可動中芯32を押出成形物50の押出方向に平行に進退
させると共に、前記可動中芯32の移動に対応させて、
口金10の出口の中空部形成部を覆う如く設けた可動遮
蔽板20を押出成形物50の押出方向に垂直な方向に進
退させるようにしてなるものである。
【0006】
【実施例】 実施例について図によって説明すると、1
0は押出機から中空部70を持つ押出成形物50を押し
出す口金、20はその口金10の出口の中空部形成部を
覆う如く設けた可動遮蔽板であって、押出成形物50の
押出方向に垂直な方向に進退可能にしてある。30は横
断面形状を変化させたい中空部70を形成する中芯であ
って、固定中芯31及び押出成形物50の押出方向に平
行に進退させる可動中芯32よりなる。なお、可動中芯
32は一塊の金属片でなく、丸棒・パイプ・角棒等を複
数片重ね合わせ、全体を所定の形状に形成し、それぞれ
1片ずつ異なる動きをさせてもよい。その他、21,3
3はそれぞれ可動遮蔽板20及び可動中芯32を駆動す
るモーター・エアシリンダー・パルスモーター等の駆動
機、60は前記中空部70と一体に結合した断面形状U
字状のトリム、61,62はそれぞれ前記U字状のトリ
ム60の表面・内面に突設したリップ・爪、71は中空
部70表面に設けた突起、80はマンドレル、81は前
記トリム60に埋設する芯金を供給する芯金マンドレル
である。
0は押出機から中空部70を持つ押出成形物50を押し
出す口金、20はその口金10の出口の中空部形成部を
覆う如く設けた可動遮蔽板であって、押出成形物50の
押出方向に垂直な方向に進退可能にしてある。30は横
断面形状を変化させたい中空部70を形成する中芯であ
って、固定中芯31及び押出成形物50の押出方向に平
行に進退させる可動中芯32よりなる。なお、可動中芯
32は一塊の金属片でなく、丸棒・パイプ・角棒等を複
数片重ね合わせ、全体を所定の形状に形成し、それぞれ
1片ずつ異なる動きをさせてもよい。その他、21,3
3はそれぞれ可動遮蔽板20及び可動中芯32を駆動す
るモーター・エアシリンダー・パルスモーター等の駆動
機、60は前記中空部70と一体に結合した断面形状U
字状のトリム、61,62はそれぞれ前記U字状のトリ
ム60の表面・内面に突設したリップ・爪、71は中空
部70表面に設けた突起、80はマンドレル、81は前
記トリム60に埋設する芯金を供給する芯金マンドレル
である。
【0007】作用について図により説明すると、口金1
0からゴムまたは樹脂を押出しながら、図示されないコ
ンピューターに接続した駆動機21,33により、それ
ぞれ可動中芯32を押出成形物50の押出方向に平行に
進退させると共に、最適のタイミングを取って、可動遮
蔽板20を押出成形物50の押出方向に垂直な方向に進
退させると、中空部70の横断面形状を長手方向に連続
的に変化させることが出来る。
0からゴムまたは樹脂を押出しながら、図示されないコ
ンピューターに接続した駆動機21,33により、それ
ぞれ可動中芯32を押出成形物50の押出方向に平行に
進退させると共に、最適のタイミングを取って、可動遮
蔽板20を押出成形物50の押出方向に垂直な方向に進
退させると、中空部70の横断面形状を長手方向に連続
的に変化させることが出来る。
【0008】
【発明の効果】 本発明は以上のように構成されるた
め、中空部70を持つ押出成形物50を押出成形するに
当たって、その横断面形状のうち、変形させてはならな
い部分はそのままで、変化させたい部分を所定の形状に
長手方向に連続的に容易に変化させることが可能になっ
た。
め、中空部70を持つ押出成形物50を押出成形するに
当たって、その横断面形状のうち、変形させてはならな
い部分はそのままで、変化させたい部分を所定の形状に
長手方向に連続的に容易に変化させることが可能になっ
た。
【図1】 従来技術により長手方向の断面形状の変化を
容易に実施可能な押出成形物例を示す断面図である。
容易に実施可能な押出成形物例を示す断面図である。
【図2】 従来技術により長手方向の断面形状の変化を
実施困難な押出成形物例を示す断面図である。
実施困難な押出成形物例を示す断面図である。
【図3】 本発明を適用した押出機の実施例を示す断面
図である。
図である。
【図4】 本発明を適用した押出機の実施例を示す正面
図である。
図である。
【図5】 本発明の実施例のうち、可動中芯を前進さ
せ、可動遮蔽板を後退させた状態を示す部分断面図であ
る。
せ、可動遮蔽板を後退させた状態を示す部分断面図であ
る。
【図6】 本発明の実施例のうち、可動中芯を後退さ
せ、可動遮蔽板を前進させた状態を示す部分断面図であ
る。
せ、可動遮蔽板を前進させた状態を示す部分断面図であ
る。
10 口金 20 可動遮蔽板 21 駆動機 30 中芯 31 固定中芯 32 可動中芯 33 駆動機 50 押出成形物 60 トリム 61 リップ 62 爪 70 中空部 71 突起 80 マンドレル 81 芯金マンドレル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平5−31784(JP,A) 特開 平5−138714(JP,A) 特開 昭56−157325(JP,A) 特開 平4−365621(JP,A) 特開 平4−107119(JP,A) 特開 平4−185419(JP,A) 特開 平4−356219(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B29C 47/00 - 47/96
Claims (1)
- 【請求項1】 中空部(70)を持つ押出成形物(5
0)の横断面形状の一部を長手方向に変化させることが
可能な断面形状可変押出成形方法において、横断面形状
を変化させたい中空部(70)を形成する中芯(30)
を固定中芯(31)と可動中芯(32)に分割し、その
可動中芯(32)を押出成形物(50)の押出方向に平
行に進退させると共に、前記可動中芯(32)の移動に
対応させて、口金(10)の出口の中空部形成部を覆う
如く設けた可動遮蔽板(20)を押出成形物(50)の
押出方向に垂直な方向に進退させるようにしてなる断面
形状可変押出成形方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17263693A JP3205822B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 断面形状可変押出成形方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17263693A JP3205822B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 断面形状可変押出成形方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH071551A JPH071551A (ja) | 1995-01-06 |
JP3205822B2 true JP3205822B2 (ja) | 2001-09-04 |
Family
ID=15945557
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17263693A Expired - Fee Related JP3205822B2 (ja) | 1993-06-17 | 1993-06-17 | 断面形状可変押出成形方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3205822B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5634344B2 (ja) * | 2011-07-27 | 2014-12-03 | 西川ゴム工業株式会社 | ウェザストリップ |
CN104802387B (zh) * | 2015-04-29 | 2017-04-12 | 重庆伟星新型建材有限公司 | 管材生产线上的变径模具 |
JP6583303B2 (ja) * | 2017-02-16 | 2019-10-02 | 横浜ゴム株式会社 | ゴム押出装置およびゴム押出物の製造方法 |
-
1993
- 1993-06-17 JP JP17263693A patent/JP3205822B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH071551A (ja) | 1995-01-06 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |