JP2554192B2 - 半導体レーザの製造方法 - Google Patents

半導体レーザの製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は光通信用レーザ、光計測用レーザとして供せ
られる半導体レーザの製造方法に関するものである。
(従来の技術) 光通信分野や光計測分野に用いられる半導体レーザで
は信頼性が厳しく要請されることや低電力が必須である
ことから埋め込み型(BH Buried Heterostructure)半
導体レーザが広く用いられている。第1の従来例として
BHレーザの代表的な構造の断面図を第10図に示す。その
製造工程を以下に記す。n−GaAs(n−InP:なお以下の
説明では、InP基板を用いた場合のクラッド層、活性
層、埋め込み層、コンタクト層、バッファー層、及び電
流ブロック層をGaAs基板を用いた場合の各部材に対応さ
せて括弧内に示す)基板71にn−AlGaAs(n−InP)ク
ラッド層72、アンドープAlGaAs(GaInPAs)活性層73、
p−AlGaAs(p−InP)クラッド層74を連続して積層し
たダブルヘテロ(DH Double Hetero)構造に活性層幅が
1.5μmになるように前記n−GaAs(n−InP)基板に達
するまで〔011〕逆メサ方向にエッチしてメサストライ
プを形成する。次にメサエッチマスク(SiO2等)を残し
たままこのメサストライプの両側にp−AlGaAs(p−In
P)埋め込み層75、n−AlGaAs(n−InP)埋め込み層76
の埋め込み成長をおこない、その後、メサエッチマスク
を除去してp−AlGaAs(p−InP)クラッド層77、p−G
aAs(p−GaInPAs)コンタクト層78を積層する。70,79
は各々n側、p側電極である。
また、BHレーザの第2の従来例(公開特許公報64−25
590)を第11図に図示する。n−GaAs(n−InP)基板81
に〔011〕逆メサ方向に適当な深さ(2μm)のメサス
トライプをエッチする。この基板81上に、有機金属気相
エピタキシャル成長法にてn−GaAs(n−InP)バッフ
ァー層82、n−AlGaAs(n−InP)クラッド層83、アン
ドープAlGaAs(GaInPAs)活性層84、p−AlGaAs(p−I
nP)クラッド層85を成長させる。この時、成長条件を適
当に選べば、ストライプ上のDHは断面が三角形状とな
る。更にn−AlGaAs(n−InP)埋め込み層86、p−AlG
aAs(p−InP)クラッド層87を86,87の両層の接合位置
が活性層84の近傍になるように厳密な層厚制御を行いな
がら、順次成長させる。次にp−GaAs(p−GaInPAs)
コンタクト層88を成長させる。89,90は各々n側、p側
電極である。
これらのBHレーザでは埋め込み層がpn逆バイアスにな
り、電流がメサ部に集中し、活性層幅も1〜1.5μmと
狭いので、低閾値で横モードも安定な発振が得られる。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、上記の低閾値、安定な単一横モード発
振が得られるBHレーザを作製するためには第1の従来例
では活性層幅を1.5μm以下にするようにエッチしなけ
ればならず、制御良くエッチするのは困難である。さら
に第1の実施例では結晶成長が3回も必要であることか
ら、プロセスが複雑になる。また、活性層の側面がメサ
エッチにより酸化され、結晶品質が劣化することも懸念
される。また第2の従来例では成長回数が1回で済む利
点はあるが、第1の従来例と同様基板に約2μmの深い
メサをエッチせねば、ならない。歩留り良く深いメサを
基板全体にエッチするのは困難である。さらにpn両AlGa
As(InP)電流ブロック層の接合部を活性層の近傍に制
御良く配置するものも困難である。またこの構造ではメ
サ上にDHを形成するためメサ部が他の領域に比べ高くな
りプレーナー化できず、素子をエピ層側でマウントする
ことが困難であった。
上記のプロセスの問題点は製造工程の再現性を乏しく
させ、歩留りを低下させる原因となっていた。本発明は
上記の点に鑑み、プロセス上問題とならない精度で幅の
狭い活性層を再現良く形成し、しかも2回の結晶成長に
よってDH、埋め込みの両方を再現よく形成出来る半導体
レーザの製造方法を提供するものである。
(課題を解決するための手段) 上記問題点を解決するために、本発明の半導体レーザ
の製造方法は(100)面を有する第1の導電型のGaAs(I
nP)基板上に第2の導電型または半絶縁(抵抗率〜1×
106Ωcm)のAlXGa1-XAs(前記InPに格子整合した(AlXG
a1-X0.47In0.53As)を積層し、前記積層基板に〈01
1〉方向にチャンネルを前記基板に達するまでエッチ
し、チャンネルの底面の前記基板に、MOCVD法により選
択的に第1の導電型のAlGaAs(InP)クラッド層、AlGaA
s(GaInPAs)活性層、第2の導電型のAlGaAs(InP)ク
ラッド層なるダブルヘテロを側面が{111}面で囲まれ
て断面形が三角形または台形となるように結晶成長させ
る工程と前記{111}面で囲まれた三角形状または台形
状のダブルヘテロの外側の領域にAlGaAs(InP)半絶縁
層またはpn逆バイアス多層または第2の導電型のAlGaAs
(InP)により埋め込み成長させる工程からなる。
(作 用) 発明者らはGaAs(InP)基板状にAlXGa1-XAs(AlXGa
1-X0.47In0.53Asを積層し、〈011〉逆メサ方向に基板
に達するまでチャンネルをエッチしたウエハー上にMOCV
D法にてAlGaAs(InP)を成長させると、開始時点から成
長条件で決まるある段階までGaAs(InP)が露出してい
るチャンネルの底には成長するがAlXGa1-XAs((AlXGa
1-X0.47In0.53As)上には全く成長しない現象を発見
した。この現象の実施例として〔011〕逆メサ方向にチ
ャンネルをエッチした場合を第1図に示す。第1図から
判るようにAlXGa1-XAs;x=0.6((AlXGa1-X0.47In
0.53As;x=0.6)の上では最初の30分間は全く成長して
いない。〔01〕順メサ方向にチャンネルをエッチした
場合の例を第2図に示す。第1図と同様に成長初期には
アルミを含むチャンネル外の層には成長しない。この現
象は以下のように解釈される。すなわちAlGaAs(AlGaIn
As)を成長して一旦大気中にさらすとその表面では組成
元素のアルミが酸素と結合して酸化膜が形成される。酸
化膜の形成されたAlGaAs(AlGaInAs)とチャンネルの底
面にGaAs(InP)基板が露出しているウエハーの上にMOC
VD成長を行うと初期にはアルミの酸化膜のためAlGaAs
(AlGaInAs)上では殆ど成長が進まない。このため成長
速度を律速する有機金属はGaAs(InP)上に拡散してい
き、通常に比べ大きい速度で成長する。一方、AlGaAs上
ではアルシンAsH3(フォスヒンPH3)が分解してできる
水素イオンH+により酸化膜が漸次還元されていく。従っ
てAlGaAs(AlGaInAs)全面で酸化膜が還元されればGaAs
(InP)と等速度で成長が始まる。第1図の実験例では
全面が還元されるのに約30分間を要したと解釈できる。
更に従来より知られているように、{111}B面上の成
長速度は(100面)に比べ非常に小さいので成長するに
つれ{111}B面が現れてくる。そして{111}B面と
(100)面とのなす角度54.7゜で精度よく成長される。
従って、従来例のBHレーザのメサ幅1〜1.5μmに比べ
2倍の3μmのチャンネル幅を決めれば活性層の幅は精
度、再現性共に良く決定される。また成長初期の段階で
の成長速度差からチャンネル内のみ選択的にDHを形成で
きるのでチャンネル内外の全層厚の差異を小さくするこ
とができるので素子を作製した場合の段差によるマウン
ト不良の問題が無くなる。更にGaAs(InP)基板上のAlG
aAs(AlGaInAs)を半絶縁性とすることにより、埋め込
み層をpn逆バイアスを利用した多層構造としなくとも、
基板と異なる導電型のAlGaAs(InP)単層で十分電流を
閉じ込めることができる。
(実施例) 以下、本発明の5件の実施例について図面を参照しな
がら説明する。第3図は本発明の実施例に於ける半導体
レーザ装置の断面図である。第3図に於いて11はn−Ga
As(n−InP)基板、12は半絶縁性(SI Semi Insurat
e)のSI−AlGaAs(Si−AlGaInAs)電流ブロック層、13
はn−AlGaAs(n−InP)クラッド層、14はアンドープA
lGaAs(GaInPAs)活性層、15はp−AlGaAs(p−InP)
クラッド層、16はp−AlGaAs(p−InP)埋め込み層、1
7はp−GaAs(p−GaInPAs)コンタクト層、18はn側電
極、19はp側電極である。尚、12の電流ブロック層はSI
−AlGaAs(SI−AlGaInAs)ではなく、p−AlGaAs(p−
AlGaInAs)でも良い。
第4図はその具体的な作製工程を示している。(10
0)のn−GaAs(n−InP)基板11の上にMOCVDにてバナ
ジウムV(鉄Fe)をドープして半絶縁性とした層厚0.5
μmのSI−AlXGa1-XAs;x=0.3(SI−(AlXGa1-X0.47I
n0.53As;x=0.6)電流ブロック層12を成長させ、〔01
1〕逆メサ方向に基板に達するまで3μm幅のチャンネ
ルをエッチする(a)。次に、MOCVDにてチャンネル内
の層厚0.5μmのSeドープn−AlXGa1-XAs;x=0.5(Siド
ープn−InP)クラッド層13、禁制帯幅0.78μm(1.3μ
m)の0.1μmのアンドープAlGaAs(GaInPAs)活性層1
4、0.5μmのZnドープp−AlXGa1-XAs;x=0.5(Znドー
プp−InP)クラッド層15を順次成長させた。この時の
基板温度は750(650)℃でV/III=60(200)、76torrの
減圧で行った。両クラッド層のキャリア濃度は1×1018
である。DH多層膜に於いて、成長速度の面方位の依存性
から{111}B面上の成長は起こらず、側面の{111}B
面と成長方向の上面の(100)面で囲まれた台形となり
さらに成長を進めると三角形となる領域が形成される。
この上記三角形の底角は{111}B面と(100)面のなす
角であるため、常に54.7゜と精度よく成長がおこる。従
って、活性層幅より広く制御が容易なチャンネル幅の精
度で活性層の幅を再現性よく制御できる(b)。次に三
角形領域の両側をZnドープp−AlXGa1-XAs;x=0.5(p
−InP)埋め込み層(キャリア濃度1×1018)16で埋め
込み成長し、さらにZnドープp−GaAs(p−GaInPAs)
コンタクト層(キャリア濃度1×1019)17を積層する。
上記埋め込み成長は選択性を無くしメサ上を平坦にする
ためMOCVDにて成長する場合は常圧として面指数の選択
性をなくして成長を行う。またLPE法にても成長でき、
この場合は成長速度の面指数選択性は全く無いので成長
面を平坦化が容易に出来る(c)。このように、DH構造
と埋め込み層を異なった成長条件または成長装置で行う
ことにより、第3図に示した特長ある構造を2回の成長
で作製できる。最後にp側にAu/Zn電極19,n側にAu/Ge電
極18を形成する(d)。
第5図は第2の実施例である。第3図と同様にDH構造
を積層した後、埋め込み層としてSI−AlGaAs(SI−In
P)31を用いる。このときは埋め込み層31はDH層の断面
三角形状の頂上を越えないように成長させる。またこの
頂上を越えないようにするため上記三角形の頂上部に高
アルミ混晶比のp−AlXGa1-XAs;x≧0.7(p−(AlXGa
1-X0.47In0.53As;x≧0.7)30付設し、31の成長速度を
極端に小さくすればここで成長が中断し、制御性よく埋
め込み層の成長をとめることができる。30の三角形頂上
付近の成長速度は十分速いのでチャンネル外平坦部では
30は殆ど成長しない。31に引き続いてp−AlGaAs(p−
InP)クラッド層32を積層する。
第6図は第3図の実施例である。第3図と同様にDH構
造を積層した後、埋め込み層としてp−AlGaAs(p−In
P)41、n−AlGaAs(n−InP)42のpn逆バイアス層を用
いる。この後、p−AlGaAs(p−InP)クラッド層32を
積層する。このとき41層は活性層14の直上まで成長し、
42層はDH層の三角形の頂上を越えないようにする。
また第5図、第6図の実施例では12電流ブロック層は
半絶縁性、n型、p型を問わない。
第5図、第6図の実施例では埋め込み層31,42をDH層
の三角形の頂上を越えて成長し、クラッド層32を成長せ
ず、直接にコンタクト層18を積層し、その後Znを拡散し
てストライプ状電極としても良い。
第7図は第4図の実施例である。第7図において51は
n−GaAs(n−InP)基板、52はSI−AlGaAs(SI−AlGaI
nAs)電流ブロック層、53はn−AlGaAs(n−InP)クラ
ッド層、54はアンドープAlGaAs(アンドープGaInPAs)
活性層、55はp−AlGaAs(p−InP)クラッド層、56は
P−AlGaAs(p−InP)埋め込み層、57はp−GaAs(p
−GaInPAs)コンタクト層、58はn側電極、59はp側電
極である。尚、52の電流ブロック層はp−AlGaAs(p−
AlGaInAs)でも良い。
第8図にその具体的な製作工程を示す。(100)のn
−GaAs(n−InP)基板51に、MOCVDにてSI−AlXGa1-XA
s;x=0.3(SI−AlXGa1-X0.47In0.53As;x=0.6)52を
成長させ、〔011〕順メサ方向に基板に達するまで2μ
m幅のチャンネルをエッチする(a)。次にMOCVDにて
チャンネル内の層厚0.5μmのSeドープn−AlGaAs(Si
ドープn−InP)クラッド層53、アンドープ0.1μmのAl
GaAs(GaInPAs)活性層54、0.5μmのp−AlGaAs(p−
InP)クラッド層55を順次成長させる。この時の成長条
件等は第3図の実施例と等しい。DH多層膜に於いて、成
長速度の面方位の依存性から{111}A面、{111}B面
の成長速度が遅く断面形状は全体で6角形となる(この
事実は例えば1985年応用物理学会結晶工学分科会第2回
結晶工学シンポジウムにて発表された香門浩一氏らの論
文に記載されている)。{111}A面と{111}B面のな
す角度は70.6゜で精度良く成長がおこる。従ってチャン
ネル幅を精度良く決めれば活性層は自動的に決まり、再
現性よく制御できる(b)。次に六角形領域の両側をZn
ドープp−AlGaAs(p−InP)埋め込み層(キャリア濃
度1×1018)56で埋め込み、Znドープp−GaAs(p−Ga
InPAs)コンタクト層(キャリア濃度1×1019)57を積
層する。その後、n側電極Au/Zn58、p側電極Au/Ge59を
蒸着する(c)。
第9図は本発明に係る第5の実施例である。n−GaAs
(n−InP)基板にDHを積層したあと半絶縁性のSI−AlG
aAs(SI−IInP)61、n−AlGaAs(n−InP)コンタクト
層62を順次積層する。この後、コンタクト層62を通して
p−AlGaAs(p−InP)クラッド層に達するまでZn63を
拡散させる。尚、第9図の実施例では52の層は半絶縁型
でもp型でもよく、61の導電型はn型でもよい。また61
が半絶縁型であれば、52はn型でもよい。
(発明の効果) 本発明は(100)GaAs(InP)基板にAlXGa1-XAs((Al
XGa1-X0.47In0.53As)を積層した後、〈011〉方向に
チャンネルをエッチし、MOCVD法にて選択成長を行うこ
とにより、プロセス上問題にならない精度で幅の狭い活
性層を再現良く形成でき、さらに埋め込み層も成長条件
を変えるだけでDHに引き続き成長可能であるので、2回
の成長でBHレーザを作製できる。しかもエピ面の平坦性
も良好でマウント不良の問題も無い。したがって、プロ
セスが簡略化し、特性が良好で、信頼性の高い半導体レ
ーザ装置が高歩留りでえることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図(a)〜(d)及び第2図(a)〜(d)は本発
明の作用を説明するための成長特性図、第3図、第5
図、第6図、第7図及び第9図は本発明の実施例を示す
断面図、第4図(a)〜(d)は第3図に示した実施例
の具体的な製造工程を示す図、第8図(a)〜(c)は
第7図に示した実施例の具体的な製造工程を示す図、第
10図及び第11図は従来例を示す図である。 11……n−GaAs(n−InP)基板 12……SI−AlGaAs(SI−AlGaInAs)電流ブロック層 13……n−AlGaAs(n−InP)クラッド層 14……AlGaAs(GaInPAs)活性層 15……p−AlGaAs(p−InP)クラッド層 16……p−AlGaAs(p−InP)埋め込み層 17……p−GaAs(p−GaInPAs)コンタクト層 18……n側電極 19……p側電極 30……p−AlGaAs(p−AlGaInAs)層 31……SI−AlGaAs(SI−InP)埋め込み層 41……p−AlGaAs(p−InP)埋め込み層 42……n−AlGaAs(n−InP)埋め込み層 51……n−GaAs(n−InP)基板 52……SI−AlGaAs(SI−AlGaInAs)電流ブロック層 53……n−AlGaAs(n−InP)クラッド層 54……AlGaAs(GaInPAs)活性層 55……p−AlGaAs(p−InP)クラッド層 56……p−AlGaAs(p−InP)埋め込み層 57……p−GaAs(p−GaInPAs)コンタクト層 58……n側電極 59……p側電極 61……SI−AlGaAs(SI−InP) 62……n−GaAs(n−GaInPAs)コンタクト層 63……ストライプ電極用Zn拡散層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 厚主 文弘 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 坂根 千登勢 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 奥村 敏之 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (72)発明者 菅原 聰 大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シャープ株式会社内 (56)参考文献 特開 昭61−284988(JP,A) 特開 昭64−55887(JP,A) 特開 平1−293687(JP,A)

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】(100)面を有する第1導電型のGaAs基板
    上に、第2導電型又は半絶縁性のAlXGa1-XAsからなる積
    層物を形成する第1の工程と、 前記積層物の一部を、〈011〉方向に、前記基板面に達
    するまでエッチングしてチャンネルを形成する第2の工
    程と、 前記積層物上と前記基板上における初期成長速度の差を
    利用して、前記チャンネル内に、側面が{111}面で囲
    まれた、第1導電型のAlGaAsクラッド層,AlGaAs活性
    層,第2導電型のAlGaAsクラッド層からなるダブルヘテ
    ロ構造を、MOCVD法により選択的に積層する第3の工程
    と、 前記ダブルヘテロ構造上に埋め込み層を形成する第4の
    工程と、を含んでなることを特徴とする半導体レーザの
    製造方法。
  2. 【請求項2】(100)面を有する第1導電型のInP基板上
    に、第2導電型又は半絶縁性の(AlXGa1-X0.47In0.53
    Asからなる積層物を形成する第1の工程と、 前記積層物の一部を、〈011〉方向に、前記基板面に達
    するまでエッチングしてチャンネルを形成する第2の工
    程と、 前記積層物上と前記基板上における初期成長速度の差を
    利用して、前記チャンネル内に、側面が{111}面で囲
    まれた、第1導電型のInPクラッド層,GaInPAs活性層,
    第2導電型のInPクラッド層からなるダブルヘテロ構造
    を、MOCVD法により選択的に積層する第3の工程と、 前記ダブルヘテロ構造上に埋め込み層を形成する第4の
    工程と、を含んでなることを特徴とする半導体レーザの
    製造方法。
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