JP2553129Y2 - エアコン用コンデンサの取付構造 - Google Patents

エアコン用コンデンサの取付構造

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JP2553129Y2
JP2553129Y2 JP1661592U JP1661592U JP2553129Y2 JP 2553129 Y2 JP2553129 Y2 JP 2553129Y2 JP 1661592 U JP1661592 U JP 1661592U JP 1661592 U JP1661592 U JP 1661592U JP 2553129 Y2 JP2553129 Y2 JP 2553129Y2
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JP
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condenser
air conditioner
mounting structure
vibration
pair
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健司 鈴木
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車に装着するエア
コンの堅固なエアコン用コンデンサの取付構造に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、自動車にエアコンを装着する場
合、そのコンデンサを車体フレームに取付けている。図
3および図4に示すように、それぞれ平行に設けられた
メインフレーム1の間およびクロスメンバ2の間の間隔
より小さいコンデンサ3においては、一方のブラケット
4をクロスメンバ2に取付けた片持ち構造にしたり、メ
インフレーム1およびクロスメンバ2の交差部に配置し
て縦側と横側とを固定する構造(実開昭60-188622 号公
報参照)にしたりしている。また、振動を防ぐためゴム
ブッシュを介してボルト締めすること(実開昭58-9819
号公報参照)も行われている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、コンデ
ンサ3を一方側から固定しているため、コンデンサフア
ン5の回転によって発生する振動がブラケット4を通し
て車内にまで伝わり振動騒音となる。車内に振動騒音を
伝えないようにコンデンサ3の取付けを強固にするた
め、単にメインフレーム1にクロスメンバ2を2本並設
してその間にコンデンサ3を取付けるだけでは、クロス
メンバ2の長さがコンデンサ3に対して十分に長いので
振動を抑えることができない。
【0004】本考案は、自動車に装着するエアコン用コ
ンデンサの振動、騒音を車体室内に伝えにくいようにし
たエアコン用コンデンサの取付構造を提供することを目
的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案は上記目的を達成
するために、車体の左右のメインフレーム間に一対のク
ロスメンバをエアコン用コンデンサの挿入可能な幅にし
て架設し、前記メインフレームの一方から前記エアコン
用コンデンサの挿入可能な幅にしてサブフレームを前記
一対のクロスメンバ間に架設し、前記一方のメインフレ
ーム、前記一対のクロスメンバおよび前記サブフレーム
で囲われた空間部に、前記エアコン用コンデンサを防振
ゴムを介して取付けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】本考案は上記のように構成したものであるか
ら、エアコン用コンデンサを配置した空間部が一方のメ
インフレーム、一対のクロスメンバおよびサブフレーム
で井桁に強固に組まれており、さらに防振ゴムを介在さ
せてエアコン用コンデンサが取付けられているので、エ
アコン用コンデンサの作動時の振動が吸収されるように
なっている。
【0007】
【実施例】以下、本考案の実施例を添付図面に基づいて
説明する。自動車にエアコンを装着する場合、図1に示
すように車体の左右のメインフレーム1(一方のみを図
示)間に一対のクロスメンバ2をエアコン用コンデンサ
3の挿入可能な幅にして架設し、さらに、一対のクロス
メンバ2間にサブフレーム6を架設してエアコン用コン
デンサ3を設置する空間部7を形成している。メインフ
レーム2とサブフレーム6との間隔はエアコン用コンデ
ンサ3が挿入できる大きさにされている。
【0008】エアコン用コンデンサ3は図2に示すよう
に、コンデンサコア8とコンデンサフアン9とから構成
され、ブラケット10がその接合部から両側に突設されて
いる。エアコン用コンデンサ3はブラケット10をメイン
フレーム1とサブフレーム6との側に向けて空間部7に
配置され、防振ゴム11を介してボルト12によって固定さ
れている。
【0009】上記のように、メインフレーム1およびク
ロスメンバ2から渡したサブフレーム6により井桁に組
んだことで剛性が高くなり、さらにその空間部7にエア
コン用コンデンサ3を設けた形となるため、一層剛性の
高い構成にされている。この剛体構造により、コンデン
サフアン9の振動を車内に伝わらないようにしている。
また、防振ゴム11によってコンデンサフアン9の振動は
車体に直接伝わらず減衰されることになる。なお、井桁
の組み方やブラケット10の向きは車種によって変更して
も良い。
【0010】
【考案の効果】本考案は、以上のように構成したもので
あるから、一方のメインフレーム、一対のクロスメンバ
およびサブフレームで組まれた井桁の空間部に嵌挿され
たエアコン用コンデンサは機械的強度が強くなり、その
コンデンサフアンの振動は車内に伝えにくくなり、ま
た、防振ゴムを介在させているため、振動騒音が減少し
乗り心地が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案による実施例の自動車にエアコンを装着
するときのエアコン用コンデンサの取付構造を示す平面
図である。
【図2】実施例のエアコン用コンデンサの取付構造を示
す側断面図である。
【図3】従来のエアコン用コンデンサの取付構造を示す
斜視図である。
【図4】従来のエアコン用コンデンサの取付構造を示す
側断面図である。
【符号の説明】
1 メインフレーム 2 クロスメンバ 3 エアコン用コンデンサ 6 サブフレーム 7 空間部 11 防振ゴム

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の左右のメインフレーム間に一対の
    クロスメンバをエアコン用コンデンサの挿入可能な幅に
    して架設し、前記メインフレームの一方から前記エアコ
    ン用コンデンサの挿入可能な幅にしてサブフレームを前
    記一対のクロスメンバ間に架設し、前記一方のメインフ
    レーム、前記一対のクロスメンバおよび前記サブフレー
    ムで囲われた空間部に、前記エアコン用コンデンサを防
    振ゴムを介して取付けたことを特徴とするエアコン用コ
    ンデンサの取付構造。
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JPH0565622U JPH0565622U (ja) 1993-08-31
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