JP2550780Y2 - 断熱縦枠の連結構造 - Google Patents

断熱縦枠の連結構造

Info

Publication number
JP2550780Y2
JP2550780Y2 JP8665092U JP8665092U JP2550780Y2 JP 2550780 Y2 JP2550780 Y2 JP 2550780Y2 JP 8665092 U JP8665092 U JP 8665092U JP 8665092 U JP8665092 U JP 8665092U JP 2550780 Y2 JP2550780 Y2 JP 2550780Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat insulating
vertical frame
main body
heat
indoor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP8665092U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH0651463U (ja
Inventor
義則 石黒
Original Assignee
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社 filed Critical ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
Priority to JP8665092U priority Critical patent/JP2550780Y2/ja
Publication of JPH0651463U publication Critical patent/JPH0651463U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2550780Y2 publication Critical patent/JP2550780Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、一対の断熱サッシを方
立によって連結した連窓において内縦枠と外縦枠を断熱
材を介して連結した断熱縦枠相互を方立によって連結す
る構造に関する。
【0002】
【従来の技術】一対の断熱サッシを方立によって連結し
た連窓においては断熱縦枠相互を方立で連結する構造と
しては種々のものが知られている。例えば、実開昭57
−112584号公報に示すように、内縦枠と外縦枠と
断熱縦枠を介して連結して断熱縦枠とし、左右に隣接す
る一対の断熱縦枠間に方立本体と方立ベースを断熱材を
介してビスで連結した方立を配設し、その方立本体を左
右に隣接する外縦枠の室外面に跨って押しつけ、方立ベ
ースを左右に隣接する内縦枠の室内面に跨って押しつけ
て左右に隣接する断熱縦枠を方立で連結したもの。
【0003】また、実公昭61−46149号公報に示
すように、内縦枠と外縦枠を断熱材を介して連結して断
熱縦枠とし、この内縦枠と外縦枠に亘って断熱連結板を
係止受部と係止突条を係合して取付け、方立本体と方立
ベースを断熱狭持板を介して連結して方立とし、その方
立で左右に隣接する断熱縦枠を連結したものが知られて
いる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】前者の連結構造である
と、方立本体と方立ベースの締付け力によって断熱縦枠
を狭持するので、その断熱縦枠が面内方向に変曲するこ
とがあるし、左右に隣接する断熱縦枠間に形成された縦
空間が内縦枠と外縦枠に亘って連続しているので、その
縦空間内の空気の対流によって室内の熱が外縦枠に伝熱
されるし、室外の熱が内縦枠に伝熱されるから断熱性能
が劣るばかりか、火災発生時に室内と室外に熱が伝達し
て延焼することがあって防火性能が劣る。
【0005】後者の連結構造であると断熱連結板によっ
て前述の問題をある程度解消できるが十分でなく、しか
も火災発生時に断熱連結板が溶けることがあり、それに
よって前述と同様に断熱縦枠が変曲したり、防火性能が
劣ることになる。
【0006】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにした断熱縦枠の連結構造を提供することを目的と
する。
【0007】
【課題を解決するための手段】内縦枠2の室外端部2a
と外縦枠3の室内端部3aを断熱材を介して連結して断
熱縦枠1とし、内方立本体11の室外端部11aと外方
立本体12の室内端部12aを断熱材を介して連結し、
その内方立本体11の室内端部11bに方立ベース13
をビス18で連結して方立10とし、前記左右に隣接す
る断熱縦枠1,1間に方立10を配設してその左右の断
熱縦枠1,1を方立10で狭持して連結し、前記外方立
本体12の室内端部12a又は内方立本体11の室外端
部11aと前記左右の外縦枠3の室内端部3aに亘って
断熱機能を有する左右一対の遮蔽部材をそれぞれ取付け
た断熱縦枠の連結構造。
【0008】
【作 用】方立10の外方立本体12の室内端部12
a又は内方立本体11の室外端部11aが左右の外縦枠
3の室内端部3aに左右一対の遮蔽部材で連結されてい
るから、左右の断熱縦枠1,1を方立10で狭持して連
結しても断熱縦枠1が変曲することがないし、方立10
の内方立本体11と外方立本体12は断熱材を介して連
結され、左右一対の遮蔽部材は断熱機能を有するから、
左右の断熱縦枠1,1間の縦空間Aが内縦空間Bと外縦
空間Cに断熱的に区画され、空気の対流による室内と室
外の熱の伝導や火災時の熱伝導がなくなって断熱性能と
防火性能が向上する。
【0009】
【実 施 例】図1に示すように断熱サッシの断熱縦枠
1は内縦枠2と外縦枠3を断熱連結材4を介して連結し
て成り、その内縦枠2の室外端部2aはL字状に折曲し
て断熱連結材支持部5を構成し、かつその断熱連結材支
持部5の室外端に縦シール材6が装着してあり、前記外
縦枠3の室内端部3aはT字状となって断熱連結材支持
部6と面内方向内向き支持部7と面内方向外向き支持部
8を構成し、前記断熱連結材4は内縦枠2の断熱連結材
支持部5に長手方向から挿入して取付けられ、外縦枠3
の断熱連結材支持部6にビス9で連結してある。
【0010】方立10は内方立本体11と外方立本体1
2と方立ベース13より成り、内方立本体11の室外端
部11aに凹条溝14を有し、外方向本体12の室内端
部12aに凹条溝15と面内方向一対の係止受片16,
16を有し、その凹条溝14と凹条溝15に亘って断熱
材17が装着されて内方立本体11と外方立本体12が
断熱材17で連結され、内方本体11の室内端部11b
に方立ベース13がビス18で連結してあり、その方立
ベース13に方立カバー19がスナップ式に取付けてあ
る。
【0011】前記外縦枠3の室内端部3aと外方立本体
12の室内端部12aは断熱機能を有する遮蔽部材20
で連結してあり、この遮蔽部材20は図2に示すように
一側片21と中間片22と他側片23でクランク形状と
なった遮蔽板24と、その遮蔽板24の中間片22と他
側片23に貼着したL字状の断熱板25より成り、その
一側片21が外方立本体12の室内端部12aの係止受
片16に係止し、他側片23を外縦枠3の断熱連結材支
持部6に接して前記ビス9で連結してある。
【0012】このようであるから、方立ベース13が左
右の内縦枠2,2の室内端部2b,2bに接し、外方立
本体12の室外端部12bに装着した左右の縦シール材
26が左右の外縦枠3,3の室外端部3b,3bに接し
て左右に隣接する断熱縦枠1,1を狭持して連結して
も、左右の外縦枠3,3の室内端部3aが遮蔽部材20
で外方立本体12の室内端部12aにそれぞれ連結して
あるから断熱縦枠1が変曲変形することがない。
【0013】また、左右の断熱縦枠1,1間の縦空間A
は断熱材17と左右一対の遮蔽部材20,20で内縦空
間Bと外縦空間Cに断熱的に区画されているから、空気
の対流によって室内と室外に熱が伝わることがなく断熱
性能が向上すると共に、火災発生時に熱が伝わることが
なく防火性能が向上する。
【0014】図3に第2実施例を示し、内方立本体11
の室外端部11aを内向コ字状として左右一対の横板3
0と左右一対の折曲板31によってL字状の左右一対の
遮蔽板32,32を一体的に有するものとし、その左右
一対の遮蔽板32,32の室外面に沿ってコ字状の断熱
板33を設けて遮蔽部材とし、その断熱材33を介して
外方立本体12の板状の室内端12aを左右一対の横板
30にビス34で連結して内方立本体11と外方立本体
12を断熱材を介して連結し、左右一対の折曲片31を
外縦枠3の断熱連結材支持部6に断熱材を介してビス3
5で連結してある。
【0015】このようにしても前述と同様に縦空間Aが
内縦空間Bと外縦空間Cに断熱材を介して区画される
し、内方立本体11の室外端部11aが断熱材を介して
外縦枠3の室内端部3aに連結されるので、前述と同様
となる。
【0016】
【考案の効果】方立10の外方立本体12の室内端部1
2a又は内方立本体11の室外端部11aが左右の外縦
枠3の室内端部3aに左右一対の遮蔽部材で連結されて
いるから、左右の断熱縦枠1,1を方立10で狭持して
連結しても断熱縦枠1が変曲することがない。方立10
の内方立本体11と外方立本体12は断熱材を介して連
結され、左右一対の遮蔽部材は断熱機能を有するから、
左右の断熱縦枠1,1間の縦空間Aが内縦空間Bと外縦
空間Cに断熱的に区画され、空気の対流による室内と室
外の熱の伝導や火災時の熱伝導がなくなって断熱性能と
防火性能が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の第1実施例を示す横断面図である。
【図2】遮蔽部材の斜視図である。
【図3】本考案の第2実施例を示す横断面図である。
【符号の説明】
1…断熱縦枠、2…内縦枠、3…外縦枠、4…断熱連結
材、10…方立、11…内方立本体、12…外方立本
体、13…方立ベース、17…断熱材、20…遮蔽部
材、24…遮蔽板、25…断熱板、A…縦空間、B…内
縦空間、C…外縦空間。

Claims (3)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内縦枠2の室外端部2aと外縦枠3の室
    内端部3aを断熱材を介して連結して断熱縦枠1とし、
    内方立本体11の室外端部11aと外方立本体12の室
    内端部12aを断熱材を介して連結し、その内方立本体
    11の室内端部11bに方立ベース13をビス18で連
    結して方立10とし、 前記左右に隣接する断熱縦枠1,1間に方立10を配設
    してその左右の断熱縦枠1,1を方立10で狭持して連
    結し、 前記外方立本体12の室内端部12a又は内方立本体1
    1の室外端部11aと前記左右の外縦枠3の室内端部3
    aに亘って断熱機能を有する左右一対の遮蔽部材をそれ
    ぞれ取付けたことを特徴とする断熱縦枠の連結構造。
  2. 【請求項2】 外方立本体12の室内端部12aと外縦
    枠3の室内端部3aに亘って左右一対の遮蔽板20を取
    付け、この遮蔽板20の室内面に断熱板25を貼着して
    左右一対の遮蔽部材とした請求項1記載の断熱縦枠の連
    結構造。
  3. 【請求項3】 内方立本体11の室外端部11aに左右
    一対の遮蔽板32を一体的に設け、この遮蔽板32の室
    外面に断熱板33を設けて左右一対の遮蔽部材とした請
    求項1記載の断熱縦枠の連結構造。
JP8665092U 1992-12-17 1992-12-17 断熱縦枠の連結構造 Expired - Fee Related JP2550780Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8665092U JP2550780Y2 (ja) 1992-12-17 1992-12-17 断熱縦枠の連結構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP8665092U JP2550780Y2 (ja) 1992-12-17 1992-12-17 断熱縦枠の連結構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0651463U JPH0651463U (ja) 1994-07-15
JP2550780Y2 true JP2550780Y2 (ja) 1997-10-15

Family

ID=13892915

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP8665092U Expired - Fee Related JP2550780Y2 (ja) 1992-12-17 1992-12-17 断熱縦枠の連結構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2550780Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6713790B2 (ja) * 2016-02-29 2020-06-24 Ykk Ap株式会社 窓ユニットの連結構造

Also Published As

Publication number Publication date
JPH0651463U (ja) 1994-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4117640A (en) Thermal barrier system for panel installations
KR101791109B1 (ko) 커튼월의 단열 구조
JP2008190270A (ja) 建造物のカーテンウォール
JP2550780Y2 (ja) 断熱縦枠の連結構造
JP2533968Y2 (ja) 電磁波シールドパネルの連結構造
JPH0646243U (ja) パネルダクトジョイント形材
JP3074262B2 (ja) 断熱パネル構造
JPH0734979Y2 (ja) 方立と横材の連結装置
JPH073255Y2 (ja) コンテナに用いられる空気流通体の取付構造
JPS5841355Y2 (ja) 金属製框ドア
JPH0634528U (ja) 机上パネルの接合部カバー
JPH084138A (ja) 外壁コーナー部における断熱パネルの支持装置
JPH0726842A (ja) 断熱サッシ
JPS6146149Y2 (ja)
JP3203502B2 (ja) 断熱ドアの下枠
JP2542556B2 (ja) 内倒し窓
JPH0134363Y2 (ja)
JP2780076B2 (ja) 方 立
JPS6033211Y2 (ja) 間仕切パネル固定部の構造
JP3044446U (ja) 形材の連結構造
JPH076461Y2 (ja) 連窓の方立装置
JPS6334946B2 (ja)
JP2538542Y2 (ja) 断熱パネル
JP2560166Y2 (ja) 冷凍オープンショーケース
JP3567376B2 (ja) 間仕切パネルのフレーム構造

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees