JP2550223B2 - シート印刷機のグリッパシリンダにおいてグリッパを切換え調節する、軸方向に移動可能な調節部材のためのクランプ装置 - Google Patents

シート印刷機のグリッパシリンダにおいてグリッパを切換え調節する、軸方向に移動可能な調節部材のためのクランプ装置

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JP2550223B2
JP2550223B2 JP3018796A JP1879691A JP2550223B2 JP 2550223 B2 JP2550223 B2 JP 2550223B2 JP 3018796 A JP3018796 A JP 3018796A JP 1879691 A JP1879691 A JP 1879691A JP 2550223 B2 JP2550223 B2 JP 2550223B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明はシート印刷機内の反
転装置のグリッパシリンダにおいてグリッパを切換え調
節する軸方向に移動可能な調節部材を緊締するためのク
ランプ装置であって、プレロードのかけられたばねの反
力で緊締方向に負荷された、グリッパシリンダ内で軸方
向に運動可能に案内された押圧ロッドが、グリッパシリ
ンダにおいて軸方向に移動可能な前記調節部材の一方の
端部範囲においてグリッパシリンダに対して半径方向に
案内されたクランプ片を、中間部材を介して前記ばねの
反力で半径方向にグリッパシリンダに対して固定的に緊
締しており、前記押圧ロッドがばね緊締力を減少させる
ために電気的に安全確保された調節機構と協働している
形式のものに関する。
【０００２】
【従来技術】前記形式のクランプ装置はドイツ国特許第
３８１４８３１号明細書により公知である。この公知の
装置においては、クランプ装置を運転状態で反力により
常に負荷する、プレロードのかけられたばねは、反転装
置のグリッパシリンダの回転位置を調節する、固定歯車
と該固定歯車に対して同軸に配置された調節歯車との間
にクランプ装置を有する調節装置の構成部材を成してい
る。前記クランプ装置を緊締するばねは、グリッパシリ
ンダ内で軸方向にグリッパシリンダの長手軸線に対して
平行に運動可能に案内された押圧ロッドのラジアルフラ
ンジに支えられている。押圧ロッドは内側端部で、グリ
ッパシリンダ内で横軸を中心として旋回可能な２腕レバ
ーにおける対応受けに作用しており、該２腕レバーが第
２の腕に、調節部材内で直接又は別の中間部材を介して
グリッパシリンダの長手軸線に対して半径方向に運動可
能に案内されたクランプ片のための支持部を有してい
る。したがって歯車を緊締するばねの反力は押圧ロッド
と押圧レバーとを介してクランプ片に作用し、グリッパ
シリンダに対する調節部材の緊締と調節歯車と固定歯車
との間の緊締とが連動して行なわれる。電気的な安全確
保装置に統合された調節機構によって、ばねの緊締力が
減少され、歯車の緊締が弛められ、ひいては同時にグリ
ッパシリンダに対する調節部材の緊締が弛められると、
例えば偏心機構をソケットスパナ又はそれに類似したも
のを用いて、グリッパシリンダにおいて直接又はグリッ
パシリンダから印刷機の駆動側に引き出された調節軸を
介して回動させることによって、グリッパの切換え調節
が可能になる。次いで歯車の緊締が再び行なわれると、
調節部材の緊締も同時に行なわれ、電気的にも安全確保
される。
【０００３】上記明細書に開示された構成によれば、グ
リッパシリンダの長さに亘って延びる調節部材の緊締は
１個所でしか行なわれず、該明細書では印刷機の駆動側
のシリンダ端部の近くで行なわれている。印刷機の操作
側にはクランプ装置は設けられておらず、調節部材は駆
動側と操作側とにおける調節可能な案内条片の間で案内
されている。調節部材の軸方向の運動を可能にするため
には調節部材と案内条片との間に小さな遊びが存在して
いなければならない。この遊び内で調節部材は操作側
で、機械運転中に、特に機械運転速度が高い場合に動く
可能性がある。このような微動は微塵の形成を伴う磨滅
をもたらし、グリッパシリンダにおける調節部材の自由
な運動性が与えられなくなり、調節部材が従来の形式で
はもはや調節されなくなる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、前述
の微動を阻止し、微塵を伴う磨滅を回避することであ
る。
【０００５】
【課題を解決するための手段】上記課題は本発明によれ
ば、シート輪転印刷機内の反転装置のグリッパシリンダ
においてグリッパを切換え調節する軸方向に移動可能な
調節部材を緊締するためのクランプ装置であって、プレ
ロードのかけられたばねの反力で緊締方向に負荷され
た、グリッパシリンダ内で軸方向に運動可能に案内され
た押圧ロッドが、グリッパシリンダにおいて軸方向に移
動可能である前記調節部材内でグリッパシリンダに対し
て半径方向に案内された２つ又は３つ以上のクランプ片
を中間部材を介して、前記ばねの反力で半径方向でグリ
ッパシリンダに対して固定的に緊締しており、前記押圧
ロッドがばね緊締力を減少させるために、電気的に安全
確保された調節機構と協働している形式のものにおい
て、前記押圧ロッドが前記ばねの反力を２腕レバーとし
て構成された中間部材を介して、グリッパシリンダに対
して半径方向に運動可能なクランプ片の１つに伝達して
おり、２腕レバーとして構成された前記中間部材がグリ
ッパシリンダの長手軸線に対して横方向に配置された支
承ピンを中心として旋回運動可能にグリッパシリンダ内
に支承されており、前記２腕レバーの一方のアームが前
記押圧ロッドのための対応受けを形成しており、前記２
腕レバーの他方のアームがグリッパシリンダ内で半径方
向に運動可能な前記クランプ片の１つが作用する支持部
を有しており、前記２腕レバーの支承ピンがグリッパシ
リンダの長手軸線の方向で移動可能にグリッパシリンダ
内に支承されており、グリッパシリンダ内で軸方向に移
動可能な押圧部材が前記支承ピンに取付けられており、
この押圧部材が直接的に又は作動部材を介して、グリッ
パシリンダ内で半径方向で運動する前記クランブ片の他
のクランプ片に作用していることによって解決された。
【０００６】
【発明の効果】上記手段によれば、グリッパシリンダに
おいて軸方向に延びる調節部材が、印刷機の駆動側だけ
ではなく、操作側においても、すなわち少なくとも２個
所でグリッパシリンダに対する緊締で保持されるので、
微塵を発生させる磨滅をもたらす微動が回避される。
【０００７】本発明の有利な１実施例においては、クラ
ンプ装置が２腕の押圧レバーから成る中間部材を有し、
該押圧レバーがグリッパシリンダ内で、グリッパシリン
ダの長手軸線に対して横方向に配置された支承ピンを中
心として運動可能に支承されており、前記押圧レバーの
一方の腕が前記押圧ロッドのための対応受けを形成しか
つ他方の腕が、印刷機の駆動側で前記調節部材内でグリ
ッパシリンダの長手軸線に対して半径方向に運動可能な
クランプ片のための、グリッパシリンダ内で半径方向に
運動可能である支持部を有しており、前記押圧レバーの
前記支承ピンがローラピンとして形成されかつグリッパ
シリンダ内で該グリッパシリンダの長手軸線に対して軸
方向に運動可能でかつグリッパシリンダ内で軸方向に移
動可能な押圧部材に回転運動可能に連結されており、該
押圧部材が別の押圧レバーに作用しており、この押圧レ
バーが印刷機の操作側で、不動の横軸を有するヒンジピ
ンを中心として運動可能にグリッパシリンダ内に支承さ
れ、前記押圧部材のための対応受けを備えかつ印刷機の
操作側で前記調節部材内でグリッパシリンダの長手軸線
に対して半径方向に案内されたクランプ片のための支持
部を、前記押圧部材のための対応受けに対して角度的に
ずらして備えている。
【０００８】上記構成では、固定歯車と調節歯車との間
の緊締を行なうばねの反力が、グリッパシリンダの長手
軸線の方向に互いに間隔をおいて配置された複数のクラ
ンプ片に同時に伝達されるので、軸方向に運動可能に配
置された調節部材とグリッパシリンダとを複数個所で緊
締することが、駆動歯車間の緊締と同時に行なわれるよ
うになる。
【０００９】請求項２から５までには本発明のクランプ
装置の有利な構成を開示してある。
【００１０】
【実施例】機械フレーム１によって支承されたグリッパ
シリンダ２は、印刷機の駆動側ＡＳにおいては、機械フ
レーム１の外側でねじ３で固定歯車４と固定的に結合さ
れている。固定歯車４はピン状付加部を有し、該ピン状
付加部の上にはリング状の調節歯車５が回転角度を調節
可能に配置されている。固定歯車４と調節歯車５とを摩
擦接続でクランプ結合するためには、固定歯車４のピン
状付加部の端面にねじ６で支持プレート７が固定されて
おり、この支持プレート７には半径方向に向けられた、
周方向に均等に分配された複数の押圧レバー８が支えら
れている。該押圧レバー８の一端は調節歯車５のリング
面９に作用し、他端はばね負荷された押圧部材として働
く円板１０に作用している。この場合、押圧レバー８は
背面側において押圧レバー８の外側の端部の近くに配置
された突起１１で支持プレート７に支えられている。円
板１０は軸方向に運動可能に押圧ロッド１２に案内さ
れ、押圧ロッド１２自体は、軸方向に運動可能にグリッ
パシリンダ２内で該グリッパシリンダ２の軸線に対して
平行に運動可能に案内されかつラジアルフランジ１３を
有している。このラジアルフランジ１３にはばね１４が
支えられ、このばね１４は円板１０に作用している。図
示の実施例ではばね１４は交互に逆向きに配置された多
数の皿ばねから成り、プレロードがかけられて配置さ
れ、押圧レバー８を内側の端部で、ひいては長い方のレ
バー腕の端部で負荷している。図１に示されたピン１５
は両端でラジアルフランジ１３とグリッパシリンダ２と
の孔に係合しているので、押圧ロッド１２の回転は阻止
されている。
【００１１】ばね１４とは反対側で円板１０には、押圧
ロッド１２が貫通する、転がり軸受１７の組込まれた押
圧リング１６が作用している。この押圧リング１６の他
方の端部に向かっては、押圧ロッド１２のねじ山に螺合
したねじ山付きスリーブ１８が移動可能である。該ねじ
山付きスリーブ１８は作動機構、例えば６角ヘッド１９
によって上記ねじ山上を移動させることができる。ねじ
山付きスリーブ１８と押圧リング１６との間の間隙２０
は、電気的な安全確保装置が作動されるとはじめて、す
なわち、そのあとでねじ山付きスリーブ１８の運動によ
って、ばね１４のプレロードにより押圧レバー８に生ぜ
しめられた反力を減少する力が押圧リング１６に有効に
なってはじめて、固定歯車４と調節歯車５との間のクラ
ンプ結合を解くことを許す。前記間隔内の運動でねじ山
付きスリーブは符号２２で示された個所で機構に対して
不動に支承された２腕レバー２３を介してスイッチ２１
を作動する。該２腕レバー２３は一方の端部でねじ山付
きスリーブ１８の周面のリング溝に係合し、２腕レバー
２３の他端はスイッチ２１の作動機構に作用している。
このレバー端部はストッパ２５とばね２６との間を延び
ている。ばね２６は２腕レバー２３をストッパ位置へ戻
すために役立つ。このストッパ位置においてはスイッチ
２１は歯車４と５とのクランプ結合が行なわれた場合
に、機械の電流回路を閉じる。したがってねじ山付きス
リーブ１８を間隔２０の範囲内で右へ移動させると、押
圧レバー８の端部に対するばね１４の反力の作用を減少
させるために押圧リング１６が円板１０に向かって移動
させられる前に、まずスイッチ２１が、機械を駆動する
ための電流回路を遮断するために作動される。この運動
を制限するために押圧リング１６は押圧ロッド１２の段
部に配置されている。この段部はばね１４を貫通する部
分に対し、小さな直径を有しているので、押圧リング１
６のために段状のストッパを形成する。
【００１２】押圧ロッド１２の他端はアングル形の押圧
レバー２７に作用している。該押圧レバー２７はグリッ
パシリンダ２内で、グリッパシリンダ２に対して軸方向
に運動可能である調節部材２８の範囲において、グリッ
パシリンダ２の長手軸線に対して横方向に配置された支
承ピン２９を中心として運動可能である。押圧レバー２
７の他方の腕はＵ字形クランプ部材３０の下に係合して
おり、該Ｕ字形クランプ部材３０の端部はそれぞれ１つ
の引張りピン３１と３２とによって調節部材２８の切欠
き内に配置されたクランプ片５４，５５と結合されてい
る。これらのクランプ片５４，５５は座金３３，３４を
介してＵ字形クランプ部材３０の端部に作用している。
引張りピン３１と３２はつば形ヘッドで、Ｕ字形クラン
プ部材３０の背後に係合しており、Ｕ字形クランプ部材
３０と調節部材２８の孔を通って案内されている。押圧
ロッド１２はばね１４の反力を押圧レバー２７を介して
Ｕ字形クランプ部材３０に伝達するので、該反力はクラ
ンプ力として引張りピン３１と３２とを介してクランプ
片５４，５５に作用し、調節部材２８をグリッパシリン
ダ２の周面に形成された坐着面に対して圧着する。押圧
レバー２７とＵ字形クランプ部材３０との接触面が球面
状に構成されていることにより、両方のクランプ片５
４，５５とにおいてはクランプ力が等しく作用する。こ
の場合、前記接触面は場合によっては耐摩性の材料から
成る押圧円板によって形成することができる。クランプ
片５４，５５は引張りピン３１，３２の自由端部の上で
螺動可能であるので、クランプ力の調節と、押圧ロッド
１２と伝達部材との間の間隙３５の調節とが可能であ
り、押圧レバー８に作用するばねにかけられたプレロー
ドから生じた反力を減少させるためにばね１４が緊縮さ
れると、調節部材２８が軸方向に調節されることができ
るようになる。この場合、押圧ロッド１２は図面で見
て、押圧リング１６が押圧ロッド１２のストッパ肩に接
触するまで左へ移動する。
【００１３】グリッパを切換え調節するために軸方向に
運動可能な調節部材２８は機械幅に亘って延びるキャリ
ジとして構成され、グリッパシリンダ２の切欠き内で、
ねじ３６と３７により調節可能な案内条片３８，３９に
沿って、印刷機の駆動側ＡＳにおいても、操作側ＢＳに
おいても案内されているので、調節部材２８の緊締も少
なくとも２個所で、有利には駆動側ＡＳと操作側ＢＳと
で行なう必要がある。この目的を達成するためには、ア
ングル形の押圧レバー２７の支承ピン２９はローラピン
として構成され、グリッパシリンダ２内に該グリッパシ
リンダの長手軸線に対して軸方向に運動可能に支承され
ている。さらにローラピンとして構成された支承ピン２
９はグリッパシリンダ２内で軸方向に移動可能な押圧部
材５７に回転運動可能に連結されている。この押圧部材
５７は別の押圧レバー５８に作用している。該押圧レバ
ー５８は操作側ＢＳにおいてグリッパシリンダ２内で、
不動の横軸を中心として運動可能にヒンジピン５９に支
承されている。この押圧レバー５８も、押圧部材５７
の、該押圧レバー５８に向いた端部のための対応受け
と、この対応受けに対して角度的にずらされた、クラン
プ片６０，６１のための支持部とを有している。クラン
プ片６０，６１は操作側ＢＳで、グリッパシリンダ２の
長手軸線に対して半径方向に運動可能に調節部材２８内
で案内されており、駆動側ＡＳにおけるクランプ装置の
構成と同様に、引張りピン６２，６３によってＵ字形ク
ランプ部材６４と結合されている。このＵ字形クランプ
部材６４の下には角度的にずらされて配置された押圧レ
バー５８の支持部が係合している。押圧部材５７の駆動
側ＡＳの端部はフォーク状に構成されているので、押圧
部材５７はこのフォーク構造で押圧レバー２７を部分的
に取囲んでいる。フォーク状端部のフォーク脚の自由端
部には支承ピン２９の端部を支承する支承アイが配置さ
れている。この構成は図３に示されている。支承ピン２
９を支持するためには押圧レバー２７の両側でグリッパ
シリンダ２内に、焼入れ可能な材料から成るロールプレ
ート６５と６６が固定されており、該ロールプレート６
５，６６の上でロールピンとして構成された支承ピン２
９はグリッパシリンダ２の長手軸線の方向に転動するこ
とができる。
【００１４】軸方向に運動可能な調節部材２８の緊締を
行なうばね１４の反力は、押圧ロッドから一方では押圧
レバー２７にかつこの押圧レバー２７から駆動側ＡＳに
設けられたクランプ片５４と５５に伝達され、同時に支
承ピン２９とフォーク状に構成された押圧部材５７とを
介して押圧レバー５８に、ひいては操作側ＢＳのクラン
プ片６０，６１に伝達される。この場合、支承ピンは調
節量に応じてロールプレート６５，６６の上を転動す
る。
【００１５】調節部材２８をグリッパ切換え調節のため
に軸方向に調節するためには偏心部材４０と調節部材２
８の軸受５６内に係合する偏心ピン４１とから成る偏心
機構が用いられている。偏心部材４０の調節は、この実
施例では、傘歯車４２と４３から成る直交伝導装置とグ
リッパシリンダ２内に回動可能に支承された調節軸４４
とを介して行なわれる。調節軸の外側端部は支持プレー
ト７を通って外へ引き出され、ソケットスパナ４６のた
めの作動機構、例えば６角ヘッド４５を有している。こ
の６角ヘッド４５の作動は自体公知の形式で電気的な安
全確保装置に関連させて行なうことができる。
【００１６】これまで述べた実施例とは異なって図６に
示した変化実施例においては、グリッパシリンダ２の長
手軸線に対して半径方向に運動可能な単数又は複数のク
ランプ片６０，６２が操作側ＢＳで引張りピン６２，６
３を介してＵ字形クランプ部材６９に結合され、該Ｕ字
形クランプ部材６９が押圧部材５７の運動方向に対して
角度を成して位置する楔面６７を有し、該楔面６７が押
圧部材５７に直接形成された楔面６８と協働している。
【図面の簡単な説明】
【図１】グリッパシリンダを長手方向に断面した断面
図。
【図２】図１を矢印ＩＩの方向から見た図。
【図３】図１を矢印ＩＩ′の方向から見た図。
【図４】図１のＩＩＩ−ＩＩＩ線に沿った断面図。
【図５】図１のＩＶ−ＩＶ線に沿った断面図。
【図６】グリッパシリンダの調節部材を緊締するクラン
プ装置の別の実施例の操作側を示した長手方向断面図。
【符号の説明】
１ 機械フレーム ２ グリッパシリンダ ３ ねじ ４ 固定歯車 ５ 調節歯車 ６ ねじ ７ 支持プレート ８ 押圧レバー ９ リング面 １０ 円板 １１ 突起 １２ 押圧ロッド １３ ラジアルフランジ １４ ばね １５ ピン １６ 押圧リング １７ 転がり軸受け １８ ねじ山付きスリーブ １９ 六角へッド ２０ 間隙 ２１ スイッチ ２２ 支持部 ２３ ２腕レバー ２４ リング溝 ２５ ストッパ ２６ ばね ２７ 押圧レバー ２８ 調節部材 ２９ 支承ピン ３０ Ｕ字形クランプ部材 ３１，３２ 引張りピン ３３，３４ 座金 ３５ 間隙 ３６，３７ ねじ ３８，３９ 案内条片 ４０ 偏心部材 ４１ 偏心ピン ４２，４３ 傘歯車 ４４ 調節軸 ４５ 六角ヘッド ４６ ソケットスパナ ５４，５５ クランプ片 ５６ 軸受け ５７ 押圧部材 ５８ 押圧レバー ５９ ヒンジピン ６０，６１ クランプ片 ６２，６３ 引張りピン ６４ Ｕ字形クランプ部材 ６５，６６ ロールプレート ６７，６８ 楔面 ６９ Ｕ字形クランプ部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (73)特許権者 390009232 Ｋｕｒｆｕｅｒｓｔｅｎ−Ａｎｌａｇｅ 52−60，Ｈｅｉｄｅｌｂｅｒｇ，Ｆｅ ｄｅｒａｌ Ｒｅｐｕｂｌｉｃ ｏｆ Ｇｅｒｍａｎｙ

Claims (5)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 シート輪転印刷機内の反転装置のグリッ
    パシリンダ（２）においてグリッパを切換え調節する軸
    方向に移動可能な調節部材（２８）を緊締するためのク
    ランプ装置であって、プレロードのかけられたばね（１
    ４）の反力で緊締方向に負荷された、グリッパシリンダ
    （２）内で軸方向に運動可能に案内された押圧ロッド
    （１２）が、グリッパシリンダ（２）において軸方向に
    移動可能である前記調節部材（２８）内でグリッパシリ
    ンダ（２）に対して半径方向に案内された２つ又は３つ
    以上のクランプ片 （５４，５５，６０，６１）を中間
    部材を介して、前記ばね（１４）の反力で半径方向でグ
    リッパシリンダ（２）に対して固定的に緊締しており、
    前記押圧ロッド（１２）がばね緊締力を減少させるため
    に、電気的に安全確保された調節機構と協働している形
    式のものにおいて、前記押圧ロッド（１２）が前記ばね
    （１４）の反力を２腕レバー（２７）として構成された
    中間部材を介して、グリッパシリンダ（２）に対して半
    径方向に運動可能なクランプ片（５４，５５）の１つに
    伝達しており、２腕レバー（２７）として構成された前
    記中間部材がグリッパシリンダ（２）の長手軸線に対し
    て横方向に配置された支承ピン（２９）を中心として旋
    回運動可能にグリッパシリンダ（２）内に支承されてお
    り、前記２腕レバー（２７）の一方のアームが前記押圧
    ロッド（４２）のための対応受けを形成しており、前記
    ２腕レバー（２７）の他方のアームがグリッパシリンダ
    内で半径方向に運動可能な前記クランプ片の１つが作用
    する支持部を有しており、前記２腕レバー（２７）の支
    承ピン（２９）がグリッパシリンダ（２）の長手軸線の
    方向で移動可能にグリッパシリンダ内に支承されてお
    り、グリッパシリンダ（２）内で軸方向に移動可能な押
    圧部材（５７）が前記支承ピン（２９）に取付けられて
    おり、この押圧部材（５７）が直接的に又は作動部材
    （５８，６９）を介して、グリッパシリンダ内で半径方
    向で運動する前記クランプ片の他のクランプ片に作用し
    ていることを特徴とする、シート印刷機のグリッパシリ
    ンダにおいてグリッパを切換え調節する、軸方向に移動
    可能な調節部材のためのクランプ装置。
  2. 【請求項２】 移動可能な前記押圧部材（５７）が２腕
    状の前記レバー（２７）に向いた端部においてフォーク
    状に構成されており、２腕状の前記レバー２７）を部分
    的にフォーク構造で取囲んでおり、前記支承ピン ２
    ９）が、移動可能な前記押圧部材（５７）のフォークの
    脚端部に回転可能に支承されている、請求項１記載のク
    ランプ装置。
  3. 【請求項３】 前記支承ピン（２９）がグリッパシリン
    ダ（２）内で、該グリッパシリンダ（２）に固定された
    転動プレート（６５，６６）の上に転動するように支え
    られており、前記支承ピン（２９）が前記押圧部材（５
    ７）のフォークの脚端部に回転運動可能に取付けられて
    いる、請求項１又は２記載のクランプ装置。
  4. 【請求項４】 グリッパシリンダ（２）内で半径方向に
    移動可能である前記クランプ片の他のクランプ片（６
    ０，６１）に作用する作動部材がレバー（５８）として
    構成され、該レバー ５８ がグリッパシリンダ
    （２）内で、不動の横軸を有するヒンジピン（５９）を
    中心として旋回可能に支承されかつ前記押圧部材（５
    ７）が作用する対応受けと、該対応受けに対して角度的
    にずらされて配置されかつグリッパシリンダ （２）内
    で半径方向に移動可能な前記クランプ片の他方のクラン
    プ片が作用する支持部とを有している、請求項１から３
    までのいずれか１項記載のクランプ装置。
  5. 【請求項５】 グリッパシリンダ内で半径方向に移動可
    能な前記クランプ片の他のクランプ片に作用する作動部
    材がＵ字形クランプ部材（６９）として構成されてお
    り、このＵ字形クランプ部材（６９）が押圧部材（５
    ７）の運動方向に対して角度を成して位置する楔面（６
    ７）を有し、このＵ字形部材（６９）に前記クランプ片
    の他のクランプ片（６０，６１）が引っ張りピン（６
    ２，６３）を介して結合されており、前記押圧部材（５
    ７）の端部に楔面（６８）が設けられており、この楔面
    （６８）が前記Ｕ字形クランプ部材（６９）の楔面（６
    ７）と協働する、請求項１から３までのいずれか１項記
    載のクランプ装置。
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