JP2003246041A - ターニングドラムの紙くわえ爪機構の運動切換え装置 - Google Patents
ターニングドラムの紙くわえ爪機構の運動切換え装置Info
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- B41F—PRINTING MACHINES OR PRESSES
- B41F21/00—Devices for conveying sheets through printing apparatus or machines
- B41F21/10—Combinations of transfer drums and grippers
- B41F21/106—Combinations of transfer drums and grippers for reversing sheets, e.g. for perfecting machine
Landscapes
- Feeding Of Articles By Means Other Than Belts Or Rollers (AREA)
- Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)
- Inking, Control Or Cleaning Of Printing Machines (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 本発明は、構造が簡単で使用状態のチェック
が容易な、選択により表刷り又は両面刷りに使用できる
枚葉紙印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動
切換え装置を提供する。 【解決手段】 回転可能かつ軸方向移動可能に支承され
た２本の支持軸（１０）が設けられ、支持軸（１０）の
制御カム（４）に面した側に各々１個の紙くわえ爪制御
セグメント（２）が支持軸（１０）に対して遊転不能に
配置され、支持軸（１０）がブリッジ（８）を介してタ
ーニングドラムの軸と同軸配列の、軸方向移動可能に支
承された押棒（５）と連結され、押棒（５）の軸方向運
動がブリッジ（８）及び支持軸（１０）を介して紙くわ
え爪制御セグメント（２）に伝達される。
が容易な、選択により表刷り又は両面刷りに使用できる
枚葉紙印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動
切換え装置を提供する。 【解決手段】 回転可能かつ軸方向移動可能に支承され
た２本の支持軸（１０）が設けられ、支持軸（１０）の
制御カム（４）に面した側に各々１個の紙くわえ爪制御
セグメント（２）が支持軸（１０）に対して遊転不能に
配置され、支持軸（１０）がブリッジ（８）を介してタ
ーニングドラムの軸と同軸配列の、軸方向移動可能に支
承された押棒（５）と連結され、押棒（５）の軸方向運
動がブリッジ（８）及び支持軸（１０）を介して紙くわ
え爪制御セグメント（２）に伝達される。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、旋回可能かつター
ニングドラムの軸に沿って移動可能に支承され、同軸配
列の制御カムに当接される紙くわえ爪制御セグメントを
有し、選択により表刷り又は両面刷りに使用できる枚葉
紙印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動切換
え装置に関する。
ニングドラムの軸に沿って移動可能に支承され、同軸配
列の制御カムに当接される紙くわえ爪制御セグメントを
有し、選択により表刷り又は両面刷りに使用できる枚葉
紙印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動切換
え装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】印刷機を表刷りで使用するときは、ター
ニングドラム紙くわえ爪機構は両面刷りと異なる運動過
程を実現しなければならない。これは次のようにして保
証される。即ち、各操作方式ごとに制御カムを設け、ロ
ーラを担持する紙くわえ爪駆動装置の紙くわえ爪制御セ
グメントを選択に応じて制御カムに割当てるか、又は紙
くわえ爪駆動装置の紙くわえ爪制御セグメントが２つの
操作方式で異なる制御カムに接するように制御カムを回
転可能に支承する。
ニングドラム紙くわえ爪機構は両面刷りと異なる運動過
程を実現しなければならない。これは次のようにして保
証される。即ち、各操作方式ごとに制御カムを設け、ロ
ーラを担持する紙くわえ爪駆動装置の紙くわえ爪制御セ
グメントを選択に応じて制御カムに割当てるか、又は紙
くわえ爪駆動装置の紙くわえ爪制御セグメントが２つの
操作方式で異なる制御カムに接するように制御カムを回
転可能に支承する。
【０００３】ドイツ国特許公開第２７０８４７８号明細
書によれば、紙くわえ爪の運動の制御のために、紙くわ
え爪制御セグメントのローラと相互作用する溝付きプー
リが設けられる。溝付きプーリをターニングドラムの縦
軸の方向に移動することによって溝付きプーリに紙くわ
え爪制御セグメントが割当てられる。
書によれば、紙くわえ爪の運動の制御のために、紙くわ
え爪制御セグメントのローラと相互作用する溝付きプー
リが設けられる。溝付きプーリをターニングドラムの縦
軸の方向に移動することによって溝付きプーリに紙くわ
え爪制御セグメントが割当てられる。
【０００４】上位概念に関連するドイツ国特許公開第２
６０４８９５号明細書によれば、制御カムを機枠に固設
し、駆動要素と呼ばれる紙くわえ爪制御セグメントをタ
ーニングドラム胴体の長手方向に延びるブリッジに旋回
可能に支承することが知られている。
６０４８９５号明細書によれば、制御カムを機枠に固設
し、駆動要素と呼ばれる紙くわえ爪制御セグメントをタ
ーニングドラム胴体の長手方向に延びるブリッジに旋回
可能に支承することが知られている。
【０００５】紙くわえ爪制御セグメントは、歯付きセグ
メントを有し、これによって紙くわえ爪軸と連動する。
ローラレバーを制御カムに割当てるために、ブリッジは
制御カムの間隔に従って縦に移動し得るようにドラム胴
体に配置されている。
メントを有し、これによって紙くわえ爪軸と連動する。
ローラレバーを制御カムに割当てるために、ブリッジは
制御カムの間隔に従って縦に移動し得るようにドラム胴
体に配置されている。
【０００６】操作方式の切換えのために、ドラム胴体に
支承された偏心ピンが設けられ、ブリッジに配属された
スロットプレートと係合する。偏心ピンの回転がブリッ
ジの縦変位を生じさせる。ブリッジの固定のために止ね
じが設けられている。操作方式の切換えのために、ドラ
ム本体を近づきやすくしなければならない。
支承された偏心ピンが設けられ、ブリッジに配属された
スロットプレートと係合する。偏心ピンの回転がブリッ
ジの縦変位を生じさせる。ブリッジの固定のために止ね
じが設けられている。操作方式の切換えのために、ドラ
ム本体を近づきやすくしなければならない。
【０００７】ドイツ国特許公開第４２２３１９０号明細
書によれば、制御カムが機枠に固定され、ローラを担持
する紙くわえ爪制御セグメントが縦移動可能なスライド
に旋回可能に支承される。スライドの軸方向変位のため
に、スライドは回転可能に支承された偏心ピンの偏心駆
動ピンと連結されている。偏心ピンはかさ歯車対を介し
て、ターニングドラム軸に平行して横に張出す切換え軸
と結合される。切換え軸を回転し、かさ歯車対により回
転運動を偏心ピンに伝達することによって、操作方式の
切換えを行うことができる。偏心ピンの駆動ピンはスラ
イドの切欠き部に突出している。
書によれば、制御カムが機枠に固定され、ローラを担持
する紙くわえ爪制御セグメントが縦移動可能なスライド
に旋回可能に支承される。スライドの軸方向変位のため
に、スライドは回転可能に支承された偏心ピンの偏心駆
動ピンと連結されている。偏心ピンはかさ歯車対を介し
て、ターニングドラム軸に平行して横に張出す切換え軸
と結合される。切換え軸を回転し、かさ歯車対により回
転運動を偏心ピンに伝達することによって、操作方式の
切換えを行うことができる。偏心ピンの駆動ピンはスラ
イドの切欠き部に突出している。
【０００８】スライドの固定のためにクランプヘッドが
設けられ、その第１の脚部は曲がりレバーと連動する。
曲がりレバーの他方の脚部はターニングドラムから横へ
出ている押棒に作用する。押棒の移動はクランプヘッド
をターニングドラムの胴体の方向に移動させて固定す
る。
設けられ、その第１の脚部は曲がりレバーと連動する。
曲がりレバーの他方の脚部はターニングドラムから横へ
出ている押棒に作用する。押棒の移動はクランプヘッド
をターニングドラムの胴体の方向に移動させて固定す
る。
【０００９】ドイツ国特許公開第４１３１２７３号明細
書に記載の装置は、軸方向移動可能な切換えブリッジが
ターニングドラムの幅にわたって延びている。紙くわえ
爪制御の切換えの開始のために、回転可能かつ軸方向移
動可能に支承され、ターニングドラムから突出する軸が
設けられている。軸はターニングドラムに回転可能に支
承されたアキシャルカムの軸頸に遊転不能に係合する。
切換えブリッジに別の軸頸が配置され、アキシャルカム
に半径方向に係合するから、軸の回転が切換えブリッジ
の変位をもたらす。軸に肩部が形成され、この肩部が曲
がりレバーを介してクランプ部材と相互作用するから軸
の変位と共に切換えブリッジが固定される。
書に記載の装置は、軸方向移動可能な切換えブリッジが
ターニングドラムの幅にわたって延びている。紙くわえ
爪制御の切換えの開始のために、回転可能かつ軸方向移
動可能に支承され、ターニングドラムから突出する軸が
設けられている。軸はターニングドラムに回転可能に支
承されたアキシャルカムの軸頸に遊転不能に係合する。
切換えブリッジに別の軸頸が配置され、アキシャルカム
に半径方向に係合するから、軸の回転が切換えブリッジ
の変位をもたらす。軸に肩部が形成され、この肩部が曲
がりレバーを介してクランプ部材と相互作用するから軸
の変位と共に切換えブリッジが固定される。
【００１０】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記問
題点の解決策は、機械製作に関して費用がかかるととも
に、所定の使用状態のチェックが面倒である。
題点の解決策は、機械製作に関して費用がかかるととも
に、所定の使用状態のチェックが面倒である。
【００１１】本発明、上記の欠点を考慮してなされたも
ので、選択に応じて表刷り又は両面刷りで使用できる枚
葉紙印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動の
切換えのために、構造が簡単で、使用状態のチェックが
容易なターニングドラムの紙くわえ爪制御の切換え装置
を提供することを目的とする。
ので、選択に応じて表刷り又は両面刷りで使用できる枚
葉紙印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動の
切換えのために、構造が簡単で、使用状態のチェックが
容易なターニングドラムの紙くわえ爪制御の切換え装置
を提供することを目的とする。
【００１２】
【課題を解決するための手段】この課題は請求項１及び
９の特徴に基づいて構成された装置によって解決され
る。その他の有利な実施形態が従属請求項で明らかであ
る。
９の特徴に基づいて構成された装置によって解決され
る。その他の有利な実施形態が従属請求項で明らかであ
る。
【００１３】本発明に係る装置は、紙くわえ爪制御セグ
メントを担持する移動可能な支持軸を有する。支持軸の
移動のためにターニングドラム軸と同軸に支承された軸
方向移動可能な押棒が設けられ、ブリッジを介して支持
軸と結合される。支持軸の移動によって紙くわえ爪制御
セグメントのローラが機枠に固設した制御カムに割当て
られる。支持軸とその上に配置された紙くわえ爪制御セ
グメントの移動のために必要な力は、押棒と結合された
リニア駆動装置によって働かされる。リニア駆動装置
は、押棒を末端位置へ移動し、その末端位置に固定す
る。
メントを担持する移動可能な支持軸を有する。支持軸の
移動のためにターニングドラム軸と同軸に支承された軸
方向移動可能な押棒が設けられ、ブリッジを介して支持
軸と結合される。支持軸の移動によって紙くわえ爪制御
セグメントのローラが機枠に固設した制御カムに割当て
られる。支持軸とその上に配置された紙くわえ爪制御セ
グメントの移動のために必要な力は、押棒と結合された
リニア駆動装置によって働かされる。リニア駆動装置
は、押棒を末端位置へ移動し、その末端位置に固定す
る。
【００１４】この解決策の利点は、支持軸とその上に配
置された紙くわえ爪制御セグメントの移動及び固定のた
めに、簡単な構造の機構しか必要でないことにある。機
構はターニングドラムから横に張出す押棒及びこれに作
用するリニア駆動装置によって操作される。押棒の末端
位置は調整可能である。押棒の位置を検出するセンサ機
能によってセットされた操作方式を安全性チェックの形
で運転中の機械でもたやすく検出することができる。
置された紙くわえ爪制御セグメントの移動及び固定のた
めに、簡単な構造の機構しか必要でないことにある。機
構はターニングドラムから横に張出す押棒及びこれに作
用するリニア駆動装置によって操作される。押棒の末端
位置は調整可能である。押棒の位置を検出するセンサ機
能によってセットされた操作方式を安全性チェックの形
で運転中の機械でもたやすく検出することができる。
【００１５】さらに、本発明に係る装置は公知の構造に
比して回転質量が小さくなっており、部品数の減少に基
づき汚れが生じにくい。
比して回転質量が小さくなっており、部品数の減少に基
づき汚れが生じにくい。
【００１６】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照しながら説明する。図１は本発明に係る紙くわえ
爪制御切換え装置を有するターニングドラムの側面部分
図を示す。
を参照しながら説明する。図１は本発明に係る紙くわえ
爪制御切換え装置を有するターニングドラムの側面部分
図を示す。
【００１７】ターニングドラム１は、機枠壁部１２の間
に回転可能に支承されている。ターニングドラム１の端
面に隣接して制御カム４が互いにかつターニングドラム
１の回転軸と同軸に配列されている。制御カム４は機枠
壁部１２に固着される。
に回転可能に支承されている。ターニングドラム１の端
面に隣接して制御カム４が互いにかつターニングドラム
１の回転軸と同軸に配列されている。制御カム４は機枠
壁部１２に固着される。
【００１８】制御カム４は、並置された２つの直径領域
を有する１個のカム板の構成部分であり、一方の直径領
域は表刷りでの紙くわえ爪運動、他方の直径領域は両面
刷りでの紙くわえ爪運動を制御する。並置された異なる
直径領域を有する一体構造の代案として、それぞれ一方
の操作方式のために２個のカム板を各機枠壁部１２に並
置することもできる。図示の形のほかにカム板をカップ
形カムとして形成することもできる。
を有する１個のカム板の構成部分であり、一方の直径領
域は表刷りでの紙くわえ爪運動、他方の直径領域は両面
刷りでの紙くわえ爪運動を制御する。並置された異なる
直径領域を有する一体構造の代案として、それぞれ一方
の操作方式のために２個のカム板を各機枠壁部１２に並
置することもできる。図示の形のほかにカム板をカップ
形カムとして形成することもできる。
【００１９】ドラム胴体１１は、２本の支持軸１０を収
容し、支持軸１０の機枠壁部１２に面した側に各々１個
の紙くわえ爪制御セグメント２が固定されている。２本
の支持軸１０はドラム胴体１１に対して回転可能であ
り、ドラム胴体１１の回転軸に沿って移動し得るように
支承される。そのために、各支持軸１０に２個のニード
ルベアリングとして形成されたラジアル軸受１４が設け
られている。紙くわえ爪制御セグメント２は確実拘束又
は強制拘束により支持軸１０と遊転不能に結合され、ド
ラム胴体１１の全部又は一部を取囲むように目玉形又は
半円形に形成されている。
容し、支持軸１０の機枠壁部１２に面した側に各々１個
の紙くわえ爪制御セグメント２が固定されている。２本
の支持軸１０はドラム胴体１１に対して回転可能であ
り、ドラム胴体１１の回転軸に沿って移動し得るように
支承される。そのために、各支持軸１０に２個のニード
ルベアリングとして形成されたラジアル軸受１４が設け
られている。紙くわえ爪制御セグメント２は確実拘束又
は強制拘束により支持軸１０と遊転不能に結合され、ド
ラム胴体１１の全部又は一部を取囲むように目玉形又は
半円形に形成されている。
【００２０】紙くわえ爪制御セグメント２は、周囲の一
部の区域に歯付きセグメント１５を有し、回転可能に支
承されたローラ３を担持する。歯付きセグメント１５は
図示しないピニオンとかみ合う。ピニオンは同じく図示
しない紙くわえ爪軸の上に配置されている。支持軸１０
は本例では一線に並んで配列され、ねじりばね１３で互
いに緊圧されている。紙くわえ爪制御セグメント２に支
承されたローラ３はそれぞれ制御カム４の１つの直径領
域に接する。ローラ３はばね力の作用でこの位置に保持
される。支持軸１０は複動式スラスト軸受６により互い
にかつブリッジ８と結合される。
部の区域に歯付きセグメント１５を有し、回転可能に支
承されたローラ３を担持する。歯付きセグメント１５は
図示しないピニオンとかみ合う。ピニオンは同じく図示
しない紙くわえ爪軸の上に配置されている。支持軸１０
は本例では一線に並んで配列され、ねじりばね１３で互
いに緊圧されている。紙くわえ爪制御セグメント２に支
承されたローラ３はそれぞれ制御カム４の１つの直径領
域に接する。ローラ３はばね力の作用でこの位置に保持
される。支持軸１０は複動式スラスト軸受６により互い
にかつブリッジ８と結合される。
【００２１】この配列の結果、支持軸１０はブリッジ８
に対して回転可能であり、ドラム胴体１１の回転軸の方
向にはブリッジ８と共同でのみ移動可能である。軸方向
移動可能に支承された、ドラム胴体１１の回転軸と同軸
の押棒５がブリッジ８と結合されている。押棒５はドラ
ム胴体１１及び機枠壁部１２から横へ突出する。押棒５
は、機枠壁部１２の外側に配置されて機枠壁部１２に固
着されたリニア駆動装置９と連動する。リニア駆動装置
として末端位置検知式複動空気シリンダを設けることが
できる。リニア駆動装置９と押棒５の間に回転の遮断の
ための複動式スラスト軸受７が配置されている。
に対して回転可能であり、ドラム胴体１１の回転軸の方
向にはブリッジ８と共同でのみ移動可能である。軸方向
移動可能に支承された、ドラム胴体１１の回転軸と同軸
の押棒５がブリッジ８と結合されている。押棒５はドラ
ム胴体１１及び機枠壁部１２から横へ突出する。押棒５
は、機枠壁部１２の外側に配置されて機枠壁部１２に固
着されたリニア駆動装置９と連動する。リニア駆動装置
として末端位置検知式複動空気シリンダを設けることが
できる。リニア駆動装置９と押棒５の間に回転の遮断の
ための複動式スラスト軸受７が配置されている。
【００２２】この構成の代案として、ブリッジ８と押棒
５の間に複動式スラスト軸受を配置することによって、
回転の遮断をドラム胴体１１の内室で行うこともでき
る。押棒５の位置の検出のために、図示しないセンサを
機枠壁部１２の外に設けることができる。
５の間に複動式スラスト軸受を配置することによって、
回転の遮断をドラム胴体１１の内室で行うこともでき
る。押棒５の位置の検出のために、図示しないセンサを
機枠壁部１２の外に設けることができる。
【００２３】ターニングドラム１を表刷りから両面刷り
に切換えるために、押棒５はリニア駆動装置９が発生す
る力の作用で一方の末端位置から他方の末端位置へ移動
させられる。また押棒５によって、これと結合されたブ
リッジ８並びに２つのそれぞれの支持軸１０及びこれに
配置された紙くわえ爪制御セグメント２がターニングド
ラム１の回転軸の方向に縦に移動させられる。
に切換えるために、押棒５はリニア駆動装置９が発生す
る力の作用で一方の末端位置から他方の末端位置へ移動
させられる。また押棒５によって、これと結合されたブ
リッジ８並びに２つのそれぞれの支持軸１０及びこれに
配置された紙くわえ爪制御セグメント２がターニングド
ラム１の回転軸の方向に縦に移動させられる。
【００２４】２つの末端位置の間の押棒５の移動距離
は、制御カム４の隣接する直径領域の間隔に相当する。
紙くわえ爪制御セグメント２の移動の結果、これに支承
されたローラ３は制御カム４の別の操作方式に相当する
直径領域に当接される。ターニングドラム１は図示しな
い駆動歯車により回転運動させられる。ターニングドラ
ム１の回転運動と共にローラ３は制御カム４の上で転動
する。紙くわえ爪制御部材２の歯付きセグメント２は旋
回運動を行う。支持軸１０がその回転中心をなす。
は、制御カム４の隣接する直径領域の間隔に相当する。
紙くわえ爪制御セグメント２の移動の結果、これに支承
されたローラ３は制御カム４の別の操作方式に相当する
直径領域に当接される。ターニングドラム１は図示しな
い駆動歯車により回転運動させられる。ターニングドラ
ム１の回転運動と共にローラ３は制御カム４の上で転動
する。紙くわえ爪制御部材２の歯付きセグメント２は旋
回運動を行う。支持軸１０がその回転中心をなす。
【００２５】その場合、紙くわえ爪制御部材２の歯付き
セグメント１５は、紙くわえ爪軸に配置された図示しな
い駆動ピニオンとかみ合う。こうして、紙くわえ爪を配
置した紙くわえ爪軸に旋回運動が伝達される。本例では
２本の紙くわえ爪軸が設けられている。紙くわえ爪軸は
それぞれ片側に配置された紙くわえ爪制御セグメント２
によって駆動され、爪の一方の片割れと結合されてい
る。これの代案として紙くわえ爪軸は爪当て金又はサク
ショングリッパを担持することもできる。
セグメント１５は、紙くわえ爪軸に配置された図示しな
い駆動ピニオンとかみ合う。こうして、紙くわえ爪を配
置した紙くわえ爪軸に旋回運動が伝達される。本例では
２本の紙くわえ爪軸が設けられている。紙くわえ爪軸は
それぞれ片側に配置された紙くわえ爪制御セグメント２
によって駆動され、爪の一方の片割れと結合されてい
る。これの代案として紙くわえ爪軸は爪当て金又はサク
ショングリッパを担持することもできる。
【００２６】本発明の別の図示しない実施形態ではター
ニングドラム１に沿って延び、軸方向移動可能に支承さ
れた１本の支持軸１０が設けられる。支持軸１０の両側
に紙くわえ爪制御セグメント２が支持軸１０に対して回
転可能に配置されている。
ニングドラム１に沿って延び、軸方向移動可能に支承さ
れた１本の支持軸１０が設けられる。支持軸１０の両側
に紙くわえ爪制御セグメント２が支持軸１０に対して回
転可能に配置されている。
【００２７】各紙くわえ爪制御セグメント２はローラ３
を担持する。ローラ３はターニングドラムの回転軸と同
軸に機枠壁部１２に定置された制御カム４に当接され
る。紙くわえ爪制御セグメント２は各々１個のばねで支
持軸１０に対して緊圧される。支持軸１０はブリッジ８
を介してターニングドラム軸と同軸配列の、軸方向移動
可能に支承された押棒５と結合される。押棒５は機枠壁
部１２から横へ突出しリニア駆動装置９と連動する。
を担持する。ローラ３はターニングドラムの回転軸と同
軸に機枠壁部１２に定置された制御カム４に当接され
る。紙くわえ爪制御セグメント２は各々１個のばねで支
持軸１０に対して緊圧される。支持軸１０はブリッジ８
を介してターニングドラム軸と同軸配列の、軸方向移動
可能に支承された押棒５と結合される。押棒５は機枠壁
部１２から横へ突出しリニア駆動装置９と連動する。
【００２８】リニア駆動装置９と押棒５の間に回転の遮
断のための複動式スラスト軸受７が設けられている。ス
ラスト軸受７をブリッジ８と押棒５の間に配置すること
もできる。押棒５の位置の検出のためにセンサが設けら
れている。それによって安全性チェックを簡単に実現す
ることができる。
断のための複動式スラスト軸受７が設けられている。ス
ラスト軸受７をブリッジ８と押棒５の間に配置すること
もできる。押棒５の位置の検出のためにセンサが設けら
れている。それによって安全性チェックを簡単に実現す
ることができる。
【図１】本発明に係る紙くわえ爪制御切換え装置を有す
るターニングドラムの側面部分図である。
るターニングドラムの側面部分図である。
１ ターニングドラム
２ 紙くわえ爪制御セグメント
３ ローラ
４ 制御カム
５ 押棒
６ スラスト軸受
７ スラスト軸受
８ ブリッジ
９ リニア駆動装置
１０ 支持軸
１１ ドラム胴体
１２ 機枠壁部
１３ ねじりばね
１４ ラジアル軸受
１５ 歯付きセグメント
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 アルント、イエツシュ
ドイツ連邦共和国コスビヒ、アウエルシュ
トラーセ、208
(72)発明者 シュテフェン、ピーシュ
ドイツ連邦共和国ニーデラウ‐オーテー、
グレーベルン、イム、ビンケル、25
(72)発明者 フランク、シューマン
ドイツ連邦共和国ラーデボイル、ルートビ
ヒ‐リヒター‐アレー、15
Claims (15)
- 【請求項１】旋回可能かつターニングドラム軸に沿って
移動可能に支承された紙くわえ爪制御セグメントを有
し、紙くわえ爪制御セグメントが紙くわえ爪を担持する
軸と連動し選択に応じて同軸配列の制御カムに当接され
る、選択により表刷り又は両面刷りに使用できる枚葉紙
印刷機のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動切換え
装置において、 回転可能かつ軸方向移動可能に支承された２本の支持軸
（１０）が設けられ、支持軸（１０）の制御カム（４）
に面した側に各々１個の紙くわえ爪制御セグメント
（２）が支持軸（１０）に対して遊転不能に配置され、
支持軸（１０）がブリッジ（８）を介してターニングド
ラム軸と同軸配列の軸方向移動可能に支承された押棒
（５）と結合され、押棒（５）の軸方向運動が、ブリッ
ジ（８）と支持軸（１０）を介して紙くわえ爪制御セグ
メント（２）に伝達されることを特徴とする紙くわえ爪
機構の運動切換え装置。 - 【請求項２】ブリッジ（８）に対して支持軸（１０）を
支承するために複動式スラスト軸受（６）が設けられて
いることを特徴とする請求項１に記載の紙くわえ爪機構
の運動切換え装置。 - 【請求項３】押棒（５）がターニングドラム（１）に対
して回転を遮断して支承されていることを特徴とする請
求項１又は２に記載の紙くわえ爪機構の運動切換え装
置。 - 【請求項４】回転の遮断のために複動式スラスト軸受
（７）が設けられていることを特徴とする請求項３に記
載の紙くわえ爪機構の運動切換え装置。 - 【請求項５】押棒（５）がリニア駆動装置（９）と連動
することを特徴とする請求項１ないし４のいずれか１つ
に記載の紙くわえ爪機構の運動切換え装置。 - 【請求項６】押棒（５）とリニア駆動装置（９）の間に
回転遮断手段が設けられていることを特徴とする請求項
５に記載の紙くわえ爪機構の運動切換え装置。 - 【請求項７】支持軸（１０）を相互に緊圧するねじりば
ね（１３）が設けられていることを特徴とする請求項１
ないし６のいずれか１つに記載の紙押さえ機構の運動切
換え装置。 - 【請求項８】押棒（５）の位置の検出のためのセンサが
設けられていることを特徴とする請求項１ないし７のい
ずれか１つに記載の紙くわえ爪機構の運動切換え装置。 - 【請求項９】旋回可能かつターニングドラム軸に沿って
移動可能に支承されたローラレバーを有し、ローラレバ
ーが紙くわえ爪を担持する軸と連動し選択に応じて同軸
配列の制御カムに当接される、選択により表刷り又は両
面刷りに使用できる枚葉紙印刷機のターニングドラム紙
くわえ爪機構の運動切換え装置において、 ターニングドラム（１）に沿って延び軸方向移動可能に
支承された１本の支持軸（１０）が設けられ、支持軸
（１０）に対して回転可能に支承された各々１個の紙く
わえ爪制御セグメント（２）を両側に担持し、支持軸
（１０）がブリッジ（８）を介してターニングドラム軸
（１）と同軸配列の軸方向移動可能に支承された押棒
（５）と連結され、押棒（５）の軸方向運動が、ブリッ
ジ（８）と支持軸（１０）を介して紙くわえ爪制御セグ
メント（２）に伝達されることを特徴とする紙くわえ爪
機構の運動切換え装置。 - 【請求項１０】押棒（５）がブリッジ（８）に対して回
転を遮断して支承されることを特徴とする請求項９に記
載のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動切換え装
置。 - 【請求項１１】回転の遮断のために複動式スラスト軸受
（７）が設けられていることを特徴とする請求項１０に
記載のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動切換え装
置。 - 【請求項１２】押棒がリニア駆動装置（９）と連動する
ことを特徴とする請求項９ないし１１のいずれか１つに
記載のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動切換え装
置。 - 【請求項１３】押棒（５）とリニア駆動装置（９）の間
に回転遮断手段が設けられていることを特徴とする請求
項１２に記載のターニングドラム紙くわえ爪機構の運動
切換え装置。 - 【請求項１４】紙くわえ爪制御セグメント（２）がばね
により支持軸（１０）に対して緊圧されていることを特
徴とする請求項９に記載のターニングドラム紙くわえ爪
機構の運動切換え装置。 - 【請求項１５】押棒（５）の位置を検出するセンサが設
けられていることを特徴とする請求項９ないし１４のい
ずれか１つに記載の紙くわえ爪機構の運動切換え装置。
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