JP2518496B2 - クランプ式管連結装置 - Google Patents

クランプ式管連結装置

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JP2518496B2 JP4237033A JP23703392A JP2518496B2 JP 2518496 B2 JP2518496 B2 JP 2518496B2 JP 4237033 A JP4237033 A JP 4237033A JP 23703392 A JP23703392 A JP 23703392A JP 2518496 B2 JP2518496 B2 JP 2518496B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えばタンカーの流体
受入管とローディングアームの接続管との接続・切離し
を迅速に行なうクランプ式管連結装置に関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、管端に支持フランジを設けた一
方の管と、管端に支持フランジを設けた他方の管を連結
するクランプ式管連結装置として、特公昭54−215
63号公報に示すものや、図9に示すものが知られてい
る。
【0003】図に示すクランプ式管連結装置101は、
管端に支持フランジ102Aを設けた一方の管102
を、管端に接続フランジ103Aを設けた他方の管10
3に対して締付及び締付の解除を行なっている。他方の
管103の外周部に、周方向に沿って回転・停止自在の
リング104が環装され、このリング104に円周状に
配列される複数のクランプ機構105が固設され、同時
に作動するようになっている。クランプ機構105は、
リング104に揺動自在に一端が支持された圧縮コイル
バネ106と、圧縮コイルバネ106の他端に揺動自在
に取り付けられたクランプレバー107とから構成さ
れ、図示しない油圧シリンダを作動させることにより、
他方の管103の外周部に沿ってリング104を矢印方
向に回転させ、圧縮コイルバネ106を介して各クラン
プレバー107を同時に回動させ、支持フランジ102
Aの締付け及びその解除動作を行なっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述したクランプ式管
連結装置101では、両管102,103の締付及びそ
の解除動作の際、各クランプレバー107を同時に回動
させることができるが、上述のクランプレバー作動の構
造とは別に、クランプレバー107を、両管102,1
03の軸方向に沿った直線運動動作をさせて両管10
2,103の締付及びその解除動作を行なうため、軸方
向に沿ってクランプレバー107を直線運動させるため
の手段として、螺子機構を採用しようとすれば、クラン
プレバー107の同時動作が困難となる。
【0005】本発明は、上述の問題点を解決するために
なされたもので、その目的は、クランプレバーの直線運
動動作に螺子機構を採用した場合でも、クランプレバー
を同時作動させることができるクランプ式管連結装置を
提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、管端に支持フ
ランジを設けた一方の管と他方の管を連結するクランプ
式管連結装置において、他方の管の管端の外周部に固設
された支持部材と、支持部材に回転自在に支持された複
数の駆動螺子と、支持部材に設けられた駆動源と、駆動
源から回転駆動力を受ける駆動力伝達手段と、駆動力伝
達手段からそれぞれ駆動力を分配されて受け、各駆動螺
子を回転させる複数の駆動螺子回転手段と、各駆動螺子
にそれぞれ螺合する複数の締付螺子と、締付螺子の螺子
面と駆動螺子の螺子面を相互に押圧する螺子面密着手段
と、支持部材に設けられたストッパと、締付螺子に支持
部材のストッパと当接・離脱自在する位置に設けられた
締付解除時作動変換部,締付時作動変換部を有してなる
回転阻止部と、各締付螺子の前端にそれぞれ接続される
とともに支持部材の前端側に配置され、一方の管の支持
フランジに接離自在のフランジ押圧部を一端に有する複
数のクランプレバーとを備えていることを特徴とする。
【0007】
【作用】本発明においては、複数のクランプレバーの作
動で、両管の締付を解除する締付解除動作,両管を締め
付ける締付動作の2つの動作が行なわれる。
【0008】駆動源で発生する回転駆動力は、駆動力伝
達手段を介して複数の駆動螺子回転手段にそれぞれ分配
して伝達され、各駆動螺子回転手段により各駆動螺子に
それぞれ回転力が与えられる。各駆動螺子の回転で、各
締付螺子の前後方向の移動により、各締付螺子の前端に
それぞれ接続された各クランプレバーが同時に作動す
る。
【0009】駆動源により各駆動螺子をそれぞれ上述の
ように回転させると、各締付螺子が他方の管から一方の
管の方向に軸方向に沿って移動する。これにより、各ク
ランプレバーのフランジ押圧部が一方の管の支持フラン
ジから離される。即ち、両管の連結の締付解除が行なわ
れる。以下に詳しく説明する。 例えば、先ず、一方の管
と他方の管が締め付けられた状態を初期状態とする。こ
の状態では、クランプレバーが内側に首振りした位置に
あり、両管を使用に供した後、駆動源により、駆動螺子
を所定の方向に回転させる。即ち、駆動源で発生する回
転駆動力は、駆動力伝達手段を介して各駆動螺子にそれ
ぞれ伝達される。 最初、駆動螺子の回転により、クラン
プレバーの締付力が若干弱まる少しの間だけ、締付螺子
は、クランプレバーが支持フランジから離れる方向に僅
か移動する。 さらに、駆動源により、駆動螺子を所定の
方向に回転させると、締付螺子と駆動螺子の間には螺子
面密着手段により摩擦力が作用しているので、締付螺子
は駆動螺子と共回りをし、締付螺子の回転によりクラン
プレバーが回動する。 クランプレバーが所定の角度だけ
回動すると、締付螺子の締付解除時作動変換部と支持部
材のストッパとが当接し、締付螺子の回転(クランプレ
バーの回動)を停止させる。これにより、クランプレバ
ーは外側に首振りした位置になる。 この時、締付螺子と
駆動螺子の間には螺子面密着手段により摩擦力が作用し
ているが、この摩擦力に駆動源の回転力が打ち勝って駆
動螺子の回転が続く。締付螺子は回転を停止されている
ので、駆動螺子の回転により他方の管から一方の管の方
向に軸方向に沿って移動する。これにより、クランプレ
バーが一方の管の支持フランジから離される。即ち、両
管の連結の解除が行なわれる。
【0010】一方、駆動源により上記とは逆方向に各駆
動螺子を回転させると、各締付螺子が一方の管から他方
の管の方向に向けて軸方向に沿って移動する。これによ
り、各クランプレバーのフランジ押圧部が一方の管の支
持フランジに当接し、一方の管の支持フランジが他方の
管に締め付けられる。以下に詳しく説明する。 駆動源に
より上記とは逆方向に駆動螺子を回転させると、締付螺
子と駆動螺子の間には螺子面密着手段により摩擦力が作
用しているので、締付螺子は駆動螺子と共回りをし、外
側に位置しているクランプレバーも共回りをし、締付螺
子の回転によりクランプレバーが回動する。 締付螺子が
所定の角度を回動すると、締付螺子の締付時作動変換部
と支持部材のストッパが当接し、締付螺子の回転(クラ
ンプレバーの回動)を停止させる。これにより、クラン
プレバーは内側に首振りをした位置になる。 この時、締
付螺子と駆動螺子の間には螺子面密着手段により摩擦力
が作用しているが、この摩擦力に駆動源の回転力が打ち
勝って駆動螺子の回転が続く。締付螺子は回転を停止さ
れているので、駆動螺子の回転により一方の管から他方
の管の方向に向けて軸方向に沿って移動する。これによ
り、クランプレバーが一方の管に当接し、一方の管が他
方の管の接続フランジに締め付けられ、初期状態とな
る。
【0011】
【実施例】以下、図面により本発明の実施例について説
明する。図1ないし図8は本発明の実施例に係わるクラ
ンプ式管連結装置を示す。
【0012】図において、1は接続すべき一方の管で、
その管端には環状の支持フランジ1Aが形成されてい
る。2は接続すべき他方の管で、その管端に環状の接続
フランジ2Aが形成されている。一方の管1の支持フラ
ンジ1Aと他方の管2の接続フランジ2Aは、向い合わ
せた状態で当接している。
【0013】接続フランジ2Aの外周部には、ディスク
状ブロック体からなる支持部材4が設けられている。即
ち、この支持部材4は前部ディスク体5と、後部ディス
ク体6を有し、前部ディスク体5は、その前端面を他方
の管2の接続フランジ2Aの裏側に当接させた状態で、
複数のボルトで接続フランジ2Aに取り付けられてい
る。後部ディスク体6は、複数のボルトで、前部ディス
ク体5に固定して取り付けられている。この支持部材4
に、以下に詳述するように4つのクランプ機構8,8,
8,8が円周方向に沿って設けられている。
【0014】各クランプ機構8は、それぞれ同じ構造と
なっているので、そのうちの1つのクランプ機構8を例
にとって説明する。クランプ機構8では、支持部材4に
は前部軸受9と後部軸受10とが設けられ、前部軸受9
と後部軸受10に、駆動螺子11が支持されている。即
ち、支持部材4に駆動螺子11が回転自在に支持されて
いる。
【0015】この駆動螺子11は、円筒状に構成され、
この駆動螺子11内に、締付螺子12が螺合している。
また、駆動螺子11の外周部には、小歯車13からなる
駆動力伝達手段がキー13Aを介して固定して設けら
れ、この小歯車13は、前部ディスク体5の内周部に回
転自在に環設された大歯車14に噛み合っている。従っ
て、図8に示すように、小歯車13は、大歯車14の周
りに、4箇所に亘って配列されることになる(1箇所の
み図示)。大歯車14の所定の部位には、第1伝達歯車
15が噛み合っており、この第1伝達歯車15は、支持
部材4に軸着した軸16上に設けられ、軸16上には第
2伝達歯車16Aが設けられている。この第2伝達歯車
16Aは第3伝達歯車17を介して支持部材4に固定し
取り付けられたエアーモータからなる駆動源18に噛み
合っている。大歯車14,第1伝達歯車15,第2伝達
歯車16A,第3伝達歯車17及びこれらを支持する軸
等により駆動力伝達手段Kが構成されている。
【0016】そして、上記の締付螺子12の前端には、
対向する2つの板部19,19からなる2又状の接続部
20が形成され、この接続部20の間にクランプレバー
21が挟持され、接続部20の板部19,19並びクラ
ンプレバー21が支持ピン22を介して結合し、締付螺
子12の前端にクランプレバー21が回動自在に連結さ
れ、支持部材4の前端側に配置されている。
【0017】クランプレバー21は、板材で構成され、
その一端に一方の管1の支持フランジ1Aに接離自在の
フランジ押圧部23を有し、その他端には弾性手段24
が設けられている。弾性手段24は、クランプレバー2
1の他端に形成した取付板部21Aを貫通するピン25
と、このピン25の一端に一体に設けられて支持部材4
の端面7を押圧するプッシャ26と、プッシャ26と取
付板部21Aの間に装着された皿バネ27と、ピン25
の他端を螺子止めするナット部材28,28とから構成
されている。
【0018】そして、駆動螺子11の後部端部の外周面
にはカラー29が螺子止めで一体化されている。締付螺
子12の途中部分には、カラー29に隣接してディスク
30が螺合し、このディスク30を貫通してボルト部材
31がカラー29に螺子止めされ、このボルト部材31
の頭部31Aとディスク30の端面の間に皿ばね32が
装着されている。皿ばね32の付勢力によりボルト部材
31は、上記駆動螺子11に一体のカラー29とディス
ク30に相互に近接する力を作用させ、締付螺子12の
螺子面と駆動螺子11の螺子面を相互に押圧している。
即ち、締付螺子12の螺子面と駆動螺子11の螺子面を
相互に押圧する螺子面密着手段33が、上記のディスク
30,ボルト部材31,皿ばね32で構成されている。
【0019】また、支持部材4の後部ディスク体6の後
端面には、円筒体34が固定して取り付けられ、この円
筒体34内には突起部からなるストッパ35が設けられ
ている。
【0020】一方、図2,図3に示すように、締付螺子
12の後端に回転阻止部36が固定して設けられてい
る。この回転阻止部36は、小リング体の外周面の一部
にカム溝36Aを形成して構成され、カム溝36A間に
上記ストッパ35が位置している。
【0021】回転阻止部36のカム溝36Aの一端は、
締付解除時作動変換部37となり、他端は締付時作動変
換部38となっている。締付螺子12が回転することに
より、締付螺子12に一体の回転阻止部36の締付解除
時作動変換部37または締付時作動変換部38がストッ
パ35に当接し、このストッパ35の当接により、締付
螺子12の回転が停止されるようになっている。詳しく
言えば、ストッパ35と回転阻止部36の締付解除時作
動変換部37の当接により、クランプレバー21が締付
可能位置から一方の管1の支持フランジ1Aより外れた
位置に回動した時クランプレバー21の回動を停止させ
るようになっている。
【0022】また、ストッパ35と回転阻止部36の締
付時作動変換部38の当接により、一方の管1の支持フ
ランジ1Aより外れた位置からクランプレバー21が締
付可能位置に回動した時クランプレバー21の回動を停
止させるようになっている。
【0023】なお、図5において、符号1C,1Dは緩
衝部材を示す。次に、本実施例の動作を説明する。クラ
ンプレバー21の作動で、両管1,2の締付けを解除す
る締付解除動作,両管1,2を締め付ける締付動作の2
つの動作が行なわれる。
【0024】先ず、クランプレバー21が内側に首振り
した位置にあり、一方の管1の支持フランジ1Aを他方
の管2の接続フランジ2Aに押圧して締め付けた状態を
初期状態とする。両管1,2を使用に供した後、駆動源
18により、駆動螺子11を所定の方向に回転させる。
即ち、駆動源18で発生する回転駆動力は、駆動力伝達
手段Kを介して複数の小歯車13にそれぞれ分配して伝
達され、各小歯車13により各駆動螺子11にそれぞれ
回転力が与えられる。各駆動螺子11の回転で、各締付
螺子12の前後方向の移動により、各締付螺子12の前
端にそれぞれ接続された各クランプレバー21が同時に
作動する。
【0025】クランプレバー21の作動までを詳しく述
べると、最初は、クランプレバー21の締付力が若干弱
まる少しの間だけ、締付螺子12が、クランプレバー2
1が支持フランジ1Aから離れる方向に僅か移動する。
【0026】さらに、駆動源18により、駆動螺子11
を所定の方向に回転させると、締付螺子12と駆動螺子
11の間には螺子面密着手段33により摩擦力が作用し
ているので、締付螺子12は駆動螺子11と共回りを
し、締付螺子12の回転によりクランプレバー21が回
動し、外側に首振りした位置になる(図5の二点鎖線で
示す)。
【0027】クランプレバー21が所定の角度を回動す
ると、クランプレバー21が緩衝部材1Cに当接して衝
撃力を吸収された後、締付螺子12の回転阻止部36
と、支持部材4のストッパ35とが締付解除時作動変換
部37において当接し、締付螺子12の回転(クランプ
レバー21の回動)を停止させる。クランプレバー21
の回動角度は約90度である。
【0028】この時、締付螺子12と駆動螺子11の間
には螺子面密着手段33により摩擦力が作用している
が、この摩擦力に駆動源18の回転力が打ち勝って駆動
螺子11の回転が続く。締付螺子12は回転を停止され
ているので、駆動螺子11の回転により他方の管2から
一方の管1の方向に軸方向に沿って移動する。これによ
り、クランプレバー21のフランジ押圧部23が一方の
管1の支持フランジ1Aから離される。即ち、両管1,
2の連結の解除が行なわれる。
【0029】一方、駆動源18により上記とは逆方向に
駆動螺子11を回転させると、締付螺子12と駆動螺子
11の間には螺子面密着手段33により摩擦力が作用し
ているので、締付螺子12は駆動螺子11と共回りを
し、外側に位置しているクランプレバー21も共回りを
し、内側に首振りをした位置になる。締付螺子12が所
定の角度を回動すると、クランプレバー21が緩衝部材
1Dに当接して衝撃力を吸収された後、締付螺子12の
回転阻止部36と、支持部材4のストッパ35とが締付
時作動変換部38において当接し、締付螺子12の回転
(クランプレバー21の回動)を停止させる。
【0030】この時、締付螺子12と駆動螺子11の間
には螺子面密着手段33により摩擦力が作用している
が、この摩擦力に駆動源18の回転力打ち勝って駆動
螺子11の回転が続く。締付螺子12は回転を停止され
ているので、駆動螺子11の回転により一方の管1から
他方の管2の方向に向けて軸方向に沿って移動する。こ
れにより、クランプレバー21のフランジ押圧部23が
一方の管1の支持フランジ1Aに当接し、一方の管1の
支持フランジ1Aが他方の管2の接続フランジ2Aに締
め付けられ、初期状態となる。
【0031】以上の如き構成によれば、駆動源18だけ
の単一回転機能の駆動手段で、駆動力伝達手段,複数の
駆動螺子回転手段(小歯車13)を介して複数の駆動螺
子11を同時に回転させ、その回転で、各締付螺子12
の前後方向の移動により、各締付螺子12の前端にそれ
ぞれ接続された複数のクランプレバー21を同時に作動
させることができる。
【0032】また、各クランプレバー21を同時に作動
させる上で、一方の管1の支持フランジ1Aの円周方向
における厚さが同じでなくても、一方の管1の支持フラ
ンジ1Aの円周方向における厚さの不揃いを吸収でき
る。
【0033】なお、本実施例においては、他方の管2に
は接続フランジ2Aが形成されているが、接続フランジ
2Aが形成されていない直管に適用することもできる。
また、本実施例においては、クランプ機構の個数は4個
となっているが、かかる個数に限定されることはない。
【0034】さらに、本実施例においては、クランプレ
バー21の他端には弾性手段24が設けられているが、
この弾性手段24が無くても良く、また、支持部材4の
端面7側に弾性手段を装着することもできる。
【0035】そして、本実施例においては、大歯車1
4,第1伝達歯車15,第2伝達歯車16A,第3伝達
歯車17及びこれらを支持する軸等により駆動力伝達手
段Kが構成されているが、駆動力伝達手段としては上述
の歯車列に限定されることなく、例えば、プーリやチェ
ーン等を採用することもできる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
駆動源だけの単一回転機能の駆動手段で、駆動力伝達手
段,複数の駆動螺子回転手段を介して複数の駆動螺子を
同時に回転させ、その回転で、各締付螺子の前後方向の
移動により、各締付螺子の前端にそれぞれ接続された複
数のクランプレバーを同時に作動させることができる効
果を奏する。また、各クランプレバーを同時に作動させ
る上で、一方の管の支持フランジの円周方向における厚
さが同じでなくても、一方の管の支持フランジの円周方
向における厚さの不揃いを吸収できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係わるクランプ式管連結装置
の断面図である。
【図2】図1のP部拡大図である。
【図3】図1の回転阻止部の正面図である。
【図4】図1のQ部拡大図である。
【図5】同クランプ式管連結装置の正面図である。
【図6】図1,図2のR部拡大図である。
【図7】図1のX断面に係わり、クランプレバーと締付
螺子の連結状態を示す断面図である。
【図8】図1の駆動源から駆動螺子までの駆動経路を示
す正面図である。
【図9】従来におけるクランプ式管連結装置の側面図で
ある。
【符号の説明】
1 一方の管 1A 支持フランジ 2 他方の管 4 支持部材 11 駆動螺子 12 締付螺子 13 小歯車(駆動螺子回転手段) 18 駆動源 21 クランプレバー 23 フランジ押圧部 K 駆動力伝達手段

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 管端に支持フランジを設けた一方の管と
    他方の管を連結するクランプ式管連結装置において、 他方の管の管端の外周部に固設された支持部材と、 支持部材に回転自在に支持された複数の駆動螺子と、 支持部材に設けられた駆動源と、 駆動源から回転駆動力を受ける駆動力伝達手段と、 駆動力伝達手段からそれぞれ駆動力を分配されて受け、
    各駆動螺子を回転させる複数の駆動螺子回転手段と、 各駆動螺子にそれぞれ螺合する複数の締付螺子と、締付螺子の螺子面と駆動螺子の螺子面を相互に押圧する
    螺子面密着手段と、 支持部材に設けられたストッパと、 締付螺子に支持部材のストッパと当接・離脱自在する位
    置に設けられた締付解除時作動変換部,締付時作動変換
    部を有してなる回転阻止部と、 各締付螺子の前端にそれぞれ接続されるとともに支持部
    材の前端側に配置され、一方の管の支持フランジに接離
    自在のフランジ押圧部を一端に有する複数のクランプレ
    バーとを備えていることを特徴とするクランプ式管連結
    装置。
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