JP2546823Y2 - 車両用ディスクブレーキ - Google Patents
車両用ディスクブレーキInfo
- Publication number
- JP2546823Y2 JP2546823Y2 JP7971391U JP7971391U JP2546823Y2 JP 2546823 Y2 JP2546823 Y2 JP 2546823Y2 JP 7971391 U JP7971391 U JP 7971391U JP 7971391 U JP7971391 U JP 7971391U JP 2546823 Y2 JP2546823 Y2 JP 2546823Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- friction pad
- disk
- peripheral side
- outer peripheral
- pad
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Braking Arrangements (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、車体に固設されるキャ
リパ支持体で摩擦パッドを吊持する車両用ディスクブレ
ーキに関する。
リパ支持体で摩擦パッドを吊持する車両用ディスクブレ
ーキに関する。
【０００２】
【従来の技術】この種のディスクブレーキは、例えば、
実公平２−１８３５３号公報に示されるように、車体に
固設されるキャリアのディスク外周側に、一対のキャリ
アアームを間隔をあけて形成し、両キャリパ支持腕にパ
ッドガイド部を対向して設け、該パッドガイド部に一対
の摩擦パッドを前記ディスクの軸線方向に移動可能に支
持し、該摩擦パッドとパッドガイド部との間にリテーナ
を介在させている。
実公平２−１８３５３号公報に示されるように、車体に
固設されるキャリアのディスク外周側に、一対のキャリ
アアームを間隔をあけて形成し、両キャリパ支持腕にパ
ッドガイド部を対向して設け、該パッドガイド部に一対
の摩擦パッドを前記ディスクの軸線方向に移動可能に支
持し、該摩擦パッドとパッドガイド部との間にリテーナ
を介在させている。
【０００３】このリテーナは、パッドガイド部に装着さ
れるキャリア取付部と、摩擦パッドのディスク軸方向の
移動をガイドするガイド部と、摩擦パッドをディスク内
周側へ押圧するパッドスプリング部とを有し、ガイド部
とパッドスプリング部との間に、摩擦パッドの耳部を挾
持して摩擦パッドを吊持している。
れるキャリア取付部と、摩擦パッドのディスク軸方向の
移動をガイドするガイド部と、摩擦パッドをディスク内
周側へ押圧するパッドスプリング部とを有し、ガイド部
とパッドスプリング部との間に、摩擦パッドの耳部を挾
持して摩擦パッドを吊持している。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上述の構造で
は、パッドスプリング部が摩擦パッドの耳部をディスク
内周側へ押圧して、摩擦パッドの浮上がりやガタツキを
防止するが、パッドスプリング部の押圧力が強い場合に
は、摩擦パッドのディスク軸方向へのスライド性が阻害
される。
は、パッドスプリング部が摩擦パッドの耳部をディスク
内周側へ押圧して、摩擦パッドの浮上がりやガタツキを
防止するが、パッドスプリング部の押圧力が強い場合に
は、摩擦パッドのディスク軸方向へのスライド性が阻害
される。
【０００５】そこで本考案は、摩擦パッドのスライド性
を向上させたパッド支持構造を備えた車両用ディスクブ
レーキを提供することを目的としている。
を向上させたパッド支持構造を備えた車両用ディスクブ
レーキを提供することを目的としている。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的達成のため本考
案は、車体に固設されるキャリパ支持体のディスク外周
側に、一対のキャリパ支持腕を間隔をあけて形成し、両
キャリパ支持腕に摩擦パッド支持部を対向して設け、該
摩擦パッド支持部に一対の摩擦パッドを前記ディスクの
軸線方向に移動可能に支持し、該摩擦パッドと摩擦パッ
ド支持部との間にリテーナを介在させた車両用ディスク
ブレーキにおいて、前記摩擦パッド支持部を、ディスク
外周側を跨いでディスクの一側から他側へかけて連続し
て形成し、前記リテーナに、前記摩擦パッド支持部のト
ルク受面を覆い、かつ、ディスク内周側と外周側とを挾
持するパッドガイド部と、摩擦パッド支持部のディスク
軸方向両端面に係止する係止爪と、パッドガイド部のデ
ィスク外周側からループ状に連設して前記摩擦パッドの
ディスク外周側に弾接するスプリング部とを形成し、前
記摩擦パッドの両側部ディスク外周側に一対の吊持腕を
延設し、該吊持腕に前記リテーナのパッドガイド部のデ
ィスク外周側面と前記スプリング部との間に挿入される
耳部を設け、該耳部の前記スプリング部弾接面を、端部
側へ向けて集束するテーパ面に形成したことを特徴とし
ている。
案は、車体に固設されるキャリパ支持体のディスク外周
側に、一対のキャリパ支持腕を間隔をあけて形成し、両
キャリパ支持腕に摩擦パッド支持部を対向して設け、該
摩擦パッド支持部に一対の摩擦パッドを前記ディスクの
軸線方向に移動可能に支持し、該摩擦パッドと摩擦パッ
ド支持部との間にリテーナを介在させた車両用ディスク
ブレーキにおいて、前記摩擦パッド支持部を、ディスク
外周側を跨いでディスクの一側から他側へかけて連続し
て形成し、前記リテーナに、前記摩擦パッド支持部のト
ルク受面を覆い、かつ、ディスク内周側と外周側とを挾
持するパッドガイド部と、摩擦パッド支持部のディスク
軸方向両端面に係止する係止爪と、パッドガイド部のデ
ィスク外周側からループ状に連設して前記摩擦パッドの
ディスク外周側に弾接するスプリング部とを形成し、前
記摩擦パッドの両側部ディスク外周側に一対の吊持腕を
延設し、該吊持腕に前記リテーナのパッドガイド部のデ
ィスク外周側面と前記スプリング部との間に挿入される
耳部を設け、該耳部の前記スプリング部弾接面を、端部
側へ向けて集束するテーパ面に形成したことを特徴とし
ている。
【０００７】
【作 用】このように構成することにより、リテーナの
スプリング部が弾接する摩擦パッドの耳部がテーパ面と
なっているので、スプリング部の押圧力は、摩擦パッド
をディスク内周側へ押す力と、摩擦パッドをその中心方
向へ押す力とになり、この摩擦パッドの中心方向へ押す
力が、摩擦パッドを摩擦パッド支持部のトルク受面から
離す方向へ働き、摩擦パッドのスライド性を向上させ
る。
スプリング部が弾接する摩擦パッドの耳部がテーパ面と
なっているので、スプリング部の押圧力は、摩擦パッド
をディスク内周側へ押す力と、摩擦パッドをその中心方
向へ押す力とになり、この摩擦パッドの中心方向へ押す
力が、摩擦パッドを摩擦パッド支持部のトルク受面から
離す方向へ働き、摩擦パッドのスライド性を向上させ
る。
【０００８】
【実施例】以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説
明する。
明する。
【０００９】ディスクブレーキ１は、キャリパ支持体と
なるナックル２に間隔をあけて形成した一対のキャリパ
支持腕３，３に、摺動ピン４，４を介してキャリパ５を
ディスクロータ６の軸方向に移動可能に支持しており、
キャリパ支持腕３，３には、摩擦パッド支持部７，７が
対向して設けられている。
なるナックル２に間隔をあけて形成した一対のキャリパ
支持腕３，３に、摺動ピン４，４を介してキャリパ５を
ディスクロータ６の軸方向に移動可能に支持しており、
キャリパ支持腕３，３には、摩擦パッド支持部７，７が
対向して設けられている。
【００１０】摩擦パッド支持部７，７は、ディスクロー
タ６の外周側を跨いでディスクロータ６の一側から他側
へかけて連続して形成され、両摩擦パッド支持部７，７
には、リテーナ８がそれぞれ装着され、両リテーナ８，
８に、ディスクロータ６の両側に対向配置される摩擦パ
ッド９，９が支持されている。
タ６の外周側を跨いでディスクロータ６の一側から他側
へかけて連続して形成され、両摩擦パッド支持部７，７
には、リテーナ８がそれぞれ装着され、両リテーナ８，
８に、ディスクロータ６の両側に対向配置される摩擦パ
ッド９，９が支持されている。
【００１１】リテーナ８は、薄い金属板を折曲して形成
されるもので、摩擦パッド支持部７のトルク受面７ａ全
面を覆うトルク受部８ａと、摩擦パッド支持部７のディ
スク内周側７ｂと外周側７ｃとを挾持する挾持部８ｂ，
８ｃとからなるパッドガイド部８ｄと、トルク受部８ａ
のディスク軸方向両端に形成されて、摩擦パッド支持部
７のディスク軸方向両端面に係止する係止爪８ｅ，８ｅ
と、該パッドガイド部８ａのディスク外周側挾持部８ｃ
から連設してループ状に折返すスプリング部８ｆとを備
えている。
されるもので、摩擦パッド支持部７のトルク受面７ａ全
面を覆うトルク受部８ａと、摩擦パッド支持部７のディ
スク内周側７ｂと外周側７ｃとを挾持する挾持部８ｂ，
８ｃとからなるパッドガイド部８ｄと、トルク受部８ａ
のディスク軸方向両端に形成されて、摩擦パッド支持部
７のディスク軸方向両端面に係止する係止爪８ｅ，８ｅ
と、該パッドガイド部８ａのディスク外周側挾持部８ｃ
から連設してループ状に折返すスプリング部８ｆとを備
えている。
【００１２】摩擦パッド９は、裏板９ａのディスク外周
側両側部に一対の吊持腕９ｂ，９ｂを延設し、該吊持腕
９ｂの外側面に、前記リテーナ８のトルク受部８ａに対
向するトルク受部９ｃと、該トルク受部９ａのディスク
外周側に突設して、前記パッドガイド部８ａのディスク
外周側挾持部８ｃとスプリング部８ｅとの間に挿入され
る耳部９ｄと、ディスク内周側に突設する浮上がり防止
部９ｅとがそれぞれ形成されている。
側両側部に一対の吊持腕９ｂ，９ｂを延設し、該吊持腕
９ｂの外側面に、前記リテーナ８のトルク受部８ａに対
向するトルク受部９ｃと、該トルク受部９ａのディスク
外周側に突設して、前記パッドガイド部８ａのディスク
外周側挾持部８ｃとスプリング部８ｅとの間に挿入され
る耳部９ｄと、ディスク内周側に突設する浮上がり防止
部９ｅとがそれぞれ形成されている。
【００１３】また、吊持腕９ｂのトルク受部９ｃとリテ
ーナ８のトルク受部８ａとの間、及び浮上がり防止部９
ｅとリテーナ８のディスク内周側挾持部８ｂとの間は、
それぞれ僅かな間隙が形成されるようになっているさら
に、耳部９ｄは、前記リテーナ８のスプリング部８ｆが
弾接するディスク外周側面９ｆを端部へ向けて集束する
テーパ面に形成し、前記パッドガイド部８ａのディスク
外周側挾持部８ｃをスライドするディスク内周側面９ｇ
を平面に形成している。
ーナ８のトルク受部８ａとの間、及び浮上がり防止部９
ｅとリテーナ８のディスク内周側挾持部８ｂとの間は、
それぞれ僅かな間隙が形成されるようになっているさら
に、耳部９ｄは、前記リテーナ８のスプリング部８ｆが
弾接するディスク外周側面９ｆを端部へ向けて集束する
テーパ面に形成し、前記パッドガイド部８ａのディスク
外周側挾持部８ｃをスライドするディスク内周側面９ｇ
を平面に形成している。
【００１４】このように構成することにより、摩擦パッ
ド９の耳部９ｄのディスク外周側面９ｆに弾接するリー
ナ８のスプリング部８ｅの押圧力Ｆ1 は、ディスク外周
側面９ｆがテーパ面になっているので、摩擦パッド９を
ディスク内周側へ押す分力Ｆ2 と、摩擦パッド９をその
中心方向へ押す分力Ｆ3 とになる。
ド９の耳部９ｄのディスク外周側面９ｆに弾接するリー
ナ８のスプリング部８ｅの押圧力Ｆ1 は、ディスク外周
側面９ｆがテーパ面になっているので、摩擦パッド９を
ディスク内周側へ押す分力Ｆ2 と、摩擦パッド９をその
中心方向へ押す分力Ｆ3 とになる。
【００１５】摩擦パッド９をディスク内周側へ押す分力
Ｆ2 は、摩擦パッド９の浮上がりやガタツキを防止し、
摩擦パッド９をその中心方向へ押す分力Ｆ3 は、摩擦パ
ッド９のトルク受部９ｃをリテーナ８のトルク受部８ａ
から引離す方向へ働くので、摩擦パッド９がフローティ
ング状態でリテーナ８，８に支持されることになり、摩
擦パッド９のスライド性を向上することができる。
Ｆ2 は、摩擦パッド９の浮上がりやガタツキを防止し、
摩擦パッド９をその中心方向へ押す分力Ｆ3 は、摩擦パ
ッド９のトルク受部９ｃをリテーナ８のトルク受部８ａ
から引離す方向へ働くので、摩擦パッド９がフローティ
ング状態でリテーナ８，８に支持されることになり、摩
擦パッド９のスライド性を向上することができる。
【００１６】また、制動作用時に、摩擦パッド９はディ
スクロータ６の回出側へ引摺られるが、回出側のスプリ
ング部８ｅの分力Ｆ3 によって摩擦パッド９のトルク受
部９ｃとリテーナ８のトルク受部８ａとの急激な衝突が
避けられ、摩擦パッド９のトルク受部９ｃとリテーナ８
のトルク受部８ａとの間に発生する打音を防止できる。
スクロータ６の回出側へ引摺られるが、回出側のスプリ
ング部８ｅの分力Ｆ3 によって摩擦パッド９のトルク受
部９ｃとリテーナ８のトルク受部８ａとの急激な衝突が
避けられ、摩擦パッド９のトルク受部９ｃとリテーナ８
のトルク受部８ａとの間に発生する打音を防止できる。
【００１７】さらに、リテーナ８は、トルク受部８ａに
連設された挾持部８ｂ，８ｃと、係止爪８ｅ，８ｅとに
よって摩擦パッド支持部７に装着されるので、パッドガ
イド部８ｄの構造が簡素化し、組付性の向上とコストダ
ウンが図れる。
連設された挾持部８ｂ，８ｃと、係止爪８ｅ，８ｅとに
よって摩擦パッド支持部７に装着されるので、パッドガ
イド部８ｄの構造が簡素化し、組付性の向上とコストダ
ウンが図れる。
【００１８】
【考案の効果】本考案は以上のように、車体に固設され
るキャリパ支持体のキャリパ支持腕に形成した摩擦パッ
ド支持部を、ディスク外周側を跨いでディスクの一側か
ら他側へかけて連続して形成し、該摩擦パッド支持部に
装着されるリテーナに、前記摩擦パッド支持部のトルク
受面を覆い、かつ、ディスク内周側と外周側とを挾持す
るパッドガイド部と、摩擦パッド支持部のディスク軸方
向両端面に係止する係止爪と、パッドガイド部のディス
ク外周側からループ状に連設して前記摩擦パッドのディ
スク外周側に弾接するスプリング部とを形成し、前記摩
擦パッドの両側部ディスク外周側に一対の吊持腕を延設
し、該吊持腕に前記リテーナのパッドガイド部のディス
ク外周側面と前記スプリング部との間に挿入される耳部
を設け、該耳部の前記スプリング部弾接面を、端部側へ
向けて集束するテーパ面に形成したので、リテーナのス
プリング部の押圧力が、摩擦パッドをディスク内周側へ
押す力と、摩擦パッドをその中心方向へ押す力とにな
り、この摩擦パッドの中心方向へ押す力が、摩擦パッド
を摩擦パッド支持部のトルク受面から離す方向へ働き、
摩擦パッドのスライド性を向上させる。
るキャリパ支持体のキャリパ支持腕に形成した摩擦パッ
ド支持部を、ディスク外周側を跨いでディスクの一側か
ら他側へかけて連続して形成し、該摩擦パッド支持部に
装着されるリテーナに、前記摩擦パッド支持部のトルク
受面を覆い、かつ、ディスク内周側と外周側とを挾持す
るパッドガイド部と、摩擦パッド支持部のディスク軸方
向両端面に係止する係止爪と、パッドガイド部のディス
ク外周側からループ状に連設して前記摩擦パッドのディ
スク外周側に弾接するスプリング部とを形成し、前記摩
擦パッドの両側部ディスク外周側に一対の吊持腕を延設
し、該吊持腕に前記リテーナのパッドガイド部のディス
ク外周側面と前記スプリング部との間に挿入される耳部
を設け、該耳部の前記スプリング部弾接面を、端部側へ
向けて集束するテーパ面に形成したので、リテーナのス
プリング部の押圧力が、摩擦パッドをディスク内周側へ
押す力と、摩擦パッドをその中心方向へ押す力とにな
り、この摩擦パッドの中心方向へ押す力が、摩擦パッド
を摩擦パッド支持部のトルク受面から離す方向へ働き、
摩擦パッドのスライド性を向上させる。
【図１】 要部の拡大図
【図２】 リテーナの斜視図
【図３】 図４のＩＩＩ−ＩＩＩ断面図
【図４】 ディスクブレーキの一部断面平面図
【図５】 図３のＶ−Ｖ断面図
１…ディスクブレーキ、２…ナックル、３…キャリパ支
持腕、５…キャリパ、６…ディスクロータ、７…摩擦パ
ッド支持部、７ａ…摩擦パッド支持部のトルク受面、８
…リテーナ、８ａ…リテーナのトルク受部、８ｂ，８ｃ
…リテーナの挾持部、８ｄ…リテーナのパッドガイド
部、８ｅ…リテーナの係止爪、８ｆ…リテーナのスプリ
ング部、９…摩擦パッド、９ｂ…摩擦パッドの吊持腕、
９ｄ…摩擦パッドの耳部、９ｆ…耳部のディスク外周側
面
持腕、５…キャリパ、６…ディスクロータ、７…摩擦パ
ッド支持部、７ａ…摩擦パッド支持部のトルク受面、８
…リテーナ、８ａ…リテーナのトルク受部、８ｂ，８ｃ
…リテーナの挾持部、８ｄ…リテーナのパッドガイド
部、８ｅ…リテーナの係止爪、８ｆ…リテーナのスプリ
ング部、９…摩擦パッド、９ｂ…摩擦パッドの吊持腕、
９ｄ…摩擦パッドの耳部、９ｆ…耳部のディスク外周側
面
Claims (1)
- 【請求項１】 車体に固設されるキャリパ支持体のディ
スク外周側に、一対のキャリパ支持腕を間隔をあけて形
成し、両キャリパ支持腕に摩擦パッド支持部を対向して
設け、該摩擦パッド支持部に一対の摩擦パッドを前記デ
ィスクの軸線方向に移動可能に支持し、該摩擦パッドと
摩擦パッド支持部との間にリテーナを介在させた車両用
ディスクブレーキにおいて、前記摩擦パッド支持部を、
ディスク外周側を跨いでディスクの一側から他側へかけ
て連続して形成し、前記リテーナに、前記摩擦パッド支
持部のトルク受面を覆い、かつ、ディスク内周側と外周
側とを挾持するパッドガイド部と、摩擦パッド支持部の
ディスク軸方向両端面に係止する係止爪と、パッドガイ
ド部のディスク外周側からループ状に連設して前記摩擦
パッドのディスク外周側に弾接するスプリング部とを形
成し、前記摩擦パッドの両側部ディスク外周側に一対の
吊持腕を延設し、該吊持腕に前記リテーナのパッドガイ
ド部のディスク外周側面と前記スプリング部との間に挿
入される耳部を設け、該耳部の前記スプリング部弾接面
を、端部側へ向けて集束するテーパ面に形成したことを
特徴とする車両用ディスクブレーキ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7971391U JP2546823Y2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 車両用ディスクブレーキ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7971391U JP2546823Y2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 車両用ディスクブレーキ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0530572U JPH0530572U (ja) | 1993-04-23 |
| JP2546823Y2 true JP2546823Y2 (ja) | 1997-09-03 |
Family
ID=13697852
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7971391U Expired - Lifetime JP2546823Y2 (ja) | 1991-10-01 | 1991-10-01 | 車両用ディスクブレーキ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2546823Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-10-01 JP JP7971391U patent/JP2546823Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0530572U (ja) | 1993-04-23 |
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