JP2546454Y2 - 厨房設備 - Google Patents

厨房設備

Info

Publication number
JP2546454Y2
JP2546454Y2 JP2404191U JP2404191U JP2546454Y2 JP 2546454 Y2 JP2546454 Y2 JP 2546454Y2 JP 2404191 U JP2404191 U JP 2404191U JP 2404191 U JP2404191 U JP 2404191U JP 2546454 Y2 JP2546454 Y2 JP 2546454Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
faucet
spout
general
water purification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2404191U
Other languages
English (en)
Other versions
JPH04119860U (ja
Inventor
浩明 前田
Original Assignee
東陶機器株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 東陶機器株式会社 filed Critical 東陶機器株式会社
Priority to JP2404191U priority Critical patent/JP2546454Y2/ja
Publication of JPH04119860U publication Critical patent/JPH04119860U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP2546454Y2 publication Critical patent/JP2546454Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Domestic Plumbing Installations (AREA)
  • Sink And Installation For Waste Water (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、汎用水栓と、浄水器で
浄化された浄水吐出用の浄水用水栓とを備えた厨房設備
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の健康意識の高まりから、飲料や煮
炊き用の水として、従来の水道水に代え、異臭,鉄分,
雑菌等の無い、いわゆる浄水が広く使用されるようにな
った。このような需要に応じるため、一般家庭でも簡単
に浄水が得られるように、浄水器を備えた厨房設備が種
々開発されている。
【0003】図8はその一例を示すもので、この厨房設
備では、外部からの上水道に接続された、汎用水栓50
と、浄水器51で浄化された浄水を吐出するための浄水
用水栓52とがシンク53奥部のカウンター54面に設
けられている。
【0004】浄水器51は、キャビネット55内に収納
されており、浄水器への配管は分岐止水栓56で分岐さ
れた給水配管57を浄水用水栓52に一旦接続した後、
連絡管58によって浄水器51に接続している。そし
て、この浄水器51によって浄化された水を、再び給水
管59によって浄水用水栓52に送り込む構造となって
いる。
【0005】この浄水用水栓52は、背の高い水差し等
にも給水可能なように、上方に大きく突出した、逆J形
のグースネックタイプであり、このグースネック52a
を水平面内で回転させて必要な位置に吐水口を向け、こ
の吐水口の下に容器の口を配置して、ハンドル52bを
回して浄水を給水することができる。
【0006】また、汎用水栓50には給水配管60及び
給湯管61がそれぞれ接続され、吐水口をシンク53内
に大きく突出させたシングルレバーの水栓が使用されて
いる。
【0007】
【考案が解決しようとする課題】このような従来の厨房
設備においては、浄水用水栓52のグースネック52a
を回転する際、汎用水栓50が支障とならないように、
汎用水栓50と、浄水用水栓52とは一定間隔をおいて
配置されている。このため、洗浄した容器に浄水を給水
する場合など、水道水と浄水とを連続して使用する際に
は、各水栓間の移動量が多くなり使い勝手が悪い。
【0008】また、汎用水栓50も浄水用水栓52も共
に嵩高であるため、近接配置した場合には、厨房設備が
煩雑な感じを与え好ましく無い。
【0009】そこで本考案は、以上のような欠点を解消
するものであり、汎用水栓及び浄水用水栓の機能を阻害
することなく、両水栓を近接して配置できるようにし、
浄水用水栓を有する厨房設備の使い勝手の向上を図るこ
とを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本考案の厨房設備は、上
記課題を達成するため、汎用水栓と、浄水用水栓とを備
えた厨房設備において、前記汎用水栓と浄水用水栓とを
近接して配置し、前記浄水用水栓は、前記汎用水栓の略
半分程度の高さを有し、且つ浄水用水栓の水栓本体から
斜め上方に向いた姿勢のスパウトと、該スパウトの先端
に軸線回りに回転可能な吐水ヘッドとを備え、該吐水ヘ
ッドの先端部には斜め下方を向く吐出口を形成してなる
ことを特徴とする。
【0011】
【作用】浄水用水栓の吐水ヘッドを軸線回りに回転させ
容器方向に向けて給水する。特に、嵩の高い水差しへ給
水する場合には上向き吐水とする。
【0012】その際、従来のグースネックタイプと異な
り、浄水用水栓の吐出ヘッドを水平方向に移動する必要
がないため、汎用水栓と近接して配置しても何等支障と
ならない。
【0013】
【実施例】図1は、本考案の第1実施例を示す平面図、
図2は正面図、図3は図2のA−A線矢視断面図であ
る。また、図4は浄水用水栓を示す側面縦断面図であ
る。
【0014】汎用水栓1はカウンター3に設けたシンク
2の奥隅に設けられ、この汎用水栓1の略半分程の高さ
を持つ浄水用水栓4が、手前側に近接して設けられてい
る。汎用水栓1は、給水管30及び給湯管31がそれぞ
れ接続されたシングルレバー1a式の湯水混合栓であ
り、水量及び温度調節をこのレバー1aだけで行うこと
ができる。レバー1aの上下動により弁を開閉し、左右
の回転により水温の調節を行う。
【0015】また、本実施例の汎用水栓1は、スパウト
1bが水栓本体から引出し可能に取付けられており、必
要に応じてスパウト1b部分のみを取り出し、洗浄位置
まで伸ばして使用することもできる。そのために、スパ
ウト1bにはキャビネット6内に配置したホース1cが
接続されており、さらにこのホース1cの伝い水を受け
るための水受け容器1dがキャビネット6内に設けられ
ている。
【0016】外部からの給水管(図示せず)は、キャビ
ネット6内に設けた分岐止水栓35で普通水用と浄水用
とに分岐され、浄水用は給水配管32によって、一旦シ
ンク2に固定された浄水用水栓4の内部流路に接続され
た後、連絡管33によって浄水器7に接続されている。
そして、この浄水器7によって浄化された水を再び浄水
用水栓4内に給水管34で送り込んでいる。
【0017】なお、給水配管32の途中には、逆流防止
弁32aを組み込み浄水の逆流を防止している。また、
連絡管33の途中には定流量弁33aを組み込み、浄水
器7に浄水能力以上の量の水が供給されないようにして
いる。
【0018】浄水器用水栓4は、図4に示すように、給
水配管32から連絡管33に向かう流路の中途に、吊り
コマ式の弁8を備えており、上端に設けたハンドル8a
を回すことによって、弁体8bを弁座8cに対して接離
させて流路を開閉することができる。また、浄水用水栓
4を給水管34に連通する内部流路9を弁8側の流路と
遮断して設け、この内部流路9を包み込むように外郭部
材10が水栓本体5に取付けられている。
【0019】この外郭部材10は、パッキン10aを介
して、水栓本体5の回りに回転自在であり、周壁には開
口10bによって内部流路9に連通するスパウト11を
一体に取付けている。
【0020】スパウト11は、水栓本体5から斜め方向
に立ち上げられた姿勢をもち、その先端には、軸線回り
に回転可能な吐水ヘッド12を設けている。この吐水ヘ
ッド12のスパウト11に嵌め込んだ部分の外周に溝1
2aを設けて、この溝12aのなかにスパウト11のガ
イド11aを差し込むことによって軸線回りに回転可能
にスパウト11に取付けている。さらに、吐水ヘッド1
2の先端には、斜め下方を向く吐水口12bを形成して
いる。
【0021】浄水器7はキャビネット6内の床面に載置
されており、図5に示すように、連絡管33と接続され
た流入口には不織布7aを設け、まず鉄サビなどの粗い
ものが濾過される。そして本体内部には、抗菌の活性炭
7bが充填され、これによって、カルキ,有機物,臭い
等が除去される。さらに吐出口側にはポリエチレンの中
空糸膜7cが設けられており、これによって最終的に浄
化された水が給水管34をへて浄水用水栓4から吐出さ
れる。
【0022】本実施例の厨房設備は以上のような構成と
しているため、浄水用水栓4の外郭部材10を回転させ
ることにより、吐水ヘッド12の吐水口12bの位置
を、通常の首振り式の水栓と同様に自在に変えることが
できる。また吐水ヘッド12も軸線回りに回転すること
ができるため、吐水口12bを上に向けたり、下に向け
たり、あるいは左右方向に自由に変えることができる。
このため、例えばシンクの深さより高さの大きい容器で
も、この容器を水栓本体4から離して、吐水口12bを
斜め上に向けることにより、水が放物線を描き容器に給
水することができる。したがって、従来のグースネック
タイプの浄水用水栓と異なり、汎用水栓1と近接配置し
ても、両水栓の機能は何等阻害されない。
【0023】図6は、本考案の第2実施例を示す平面
図、図7は、ソープディスペンサの取付け構造を示す断
面図である。
【0024】図において、シンク2の奥側中央には、ベ
ース2aが突出して形成されており、このベース2a
に、浄水用水栓4,ソープディスペンサ13及び汎用水
栓1がそれぞれ近接して取付けられている。
【0025】ソープディスペンサ13は、ベース2a内
に設けた容器13cの中に液状の洗剤を入れておき、上
端部分13aを手で押すことによって、必要な量の洗剤
を注ぐことができるようにしたものであり、先端のノズ
ル13bはベース2aの輪郭よりも外側に突き出、18
0度以上の範囲で旋回できるようになっている。また、
ベース2aの上端面は、カウンター3よりも下のレベル
に位置し、しかもシンク2側に傾斜しているため、ベー
ス2a上に洗剤がこぼれても簡単にシンク2内に流し落
とすことができる。
【0026】なお、本実施例における、汎用水栓1,浄
水用水栓4及びその配管等は第1実施例と同様であり説
明を省略する。
【0027】本実施例の場合、シンク2内にベース2a
を突出して設け、このベース2aに、浄水用水栓4,ソ
ープディスペンサ13,汎用水栓1を近接して配置した
ため、洗剤を使った洗浄作業と、これに続く浄水用水栓
からの取水作業を効率的に行うことができ、より一層の
使い勝手の向上を図ることができる。特に、シンク2の
奥行き寸法を従来よりも長く形成した厨房設備において
有効である。また、浄水用水栓4,ソープディスペンサ
13,汎用水栓1を、シンク2の奥部にまとめて配置し
たため、食器や食物等をシンクの横方向に移動する際に
も何等支障とならない。
【0028】
【考案の効果】以上に説明したように、本考案の厨房設
備においては、浄水用水栓を水栓本体から斜め上方に立
ち上げた姿勢のスパウトと、このスパウトの先端に軸線
回りに回転可能な吐水ヘッドと、この吐水ヘッドの先端
部に斜め下方を向く吐出口を形成したものとしたため、
各水栓の機能を阻害することなく汎用水栓と近接配置す
ることが可能となり、各水栓間の移動量が少なくなり、
使用勝手が向上する。
【0029】また、浄水用水栓を汎用水栓の略半分程度
の高さとしたため、近接して配置しても煩雑な感じ与え
ずデザイン的にも優れる。
【0030】さらには、両水栓を近接配置したため、分
岐止水栓から各水栓までの給水管を短くすることが可能
となり、配管作業の効率化が可能となるうえ、浄水器や
配管をコンパクトに収納できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の厨房設備を示す平面図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図2のA−A線矢視断面図である。
【図4】浄水用水栓を示す側面縦断面図である。
【図5】浄水器の一部を切欠して示す正面図である。
【図6】第2実施例を示す平面図である。
【図7】図6の部分縦断面図である。
【図8】従来の厨房設備を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 汎用水栓 1a レバー 1b スパウト 1c ホース 1d 水受け容器 2 シンク 3 カウンター 4 浄水用水栓 5 水栓本体 6 キャビネット 7 浄水器 8 弁 9 内部流路 10 外郭部材 10b 開口 11 スパウト 12 吐水ヘッド 12b 吐水口 13 ソープディスペンサ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 汎用水栓と、浄水用水栓とを備えた厨房
    設備において、前記汎用水栓と浄水用水栓とを近接して
    配置し、前記浄水用水栓は、前記汎用水栓の略半分程度
    の高さを有し、且つ前記浄水用水栓の水栓本体から斜め
    上方に向いた姿勢のスパウトと、該スパウトの先端に軸
    線回りに回転可能な吐水ヘッドとを備え、該吐水ヘッド
    の先端部には斜め下方を向く吐出口を形成してなること
    を特徴とする厨房設備。
JP2404191U 1991-04-11 1991-04-11 厨房設備 Expired - Fee Related JP2546454Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404191U JP2546454Y2 (ja) 1991-04-11 1991-04-11 厨房設備

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2404191U JP2546454Y2 (ja) 1991-04-11 1991-04-11 厨房設備

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH04119860U JPH04119860U (ja) 1992-10-27
JP2546454Y2 true JP2546454Y2 (ja) 1997-09-03

Family

ID=31909077

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2404191U Expired - Fee Related JP2546454Y2 (ja) 1991-04-11 1991-04-11 厨房設備

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2546454Y2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4449083B1 (ja) * 2008-09-30 2010-04-14 Toto株式会社 キッチン用水栓

Also Published As

Publication number Publication date
JPH04119860U (ja) 1992-10-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2546454Y2 (ja) 厨房設備
GB2300898A (en) Mixer tap with additional outlet
CN206419523U (zh) 一种卫生洗浴水龙头
CN114688310A (zh) 一种带上出水功能的出水装置
CN100465489C (zh) 一种上下都可以出水的水龙头
CN207609841U (zh) 一种水龙头组件
CN201083285Y (zh) 一种上下都可以出水的水龙头
CN219796247U (zh) 一种多功能水龙头
CN110593359A (zh) 一种冲刷自洁的智能盥洗盆
CN218408623U (zh) 一种双快开冷热混合过滤龙头
CN212480221U (zh) 一种具有净水功能的面盆龙头
CN113898764B (zh) 泡沫厨房龙头
CN218992433U (zh) 一种带净水出水功能的抽拉厨房龙头
JP2734303B2 (ja) 身体洗浄装置
KR102483441B1 (ko) 배출부재가 결합되어 냉·온수 및 정수가 선택적으로 배출되는 수전
JP2564038Y2 (ja) 浄水切換レバー付き水栓
JP3152911U (ja) 吐出水方向変更器及びそれを備えた給水用蛇口
KR20090005756A (ko) 기능성 수도꼭지
JPS592357Y2 (ja) 蛇口アダプタ−
CN2159976Y (zh) 多功能玻璃钢水箱
JP3183135B2 (ja) 流し台
JPH1061797A (ja) 浄水器付混合水栓
JPH0941450A (ja) 流し台
JPH0144610Y2 (ja)
JP2561861Y2 (ja) 浄水器などの水処理器付水栓

Legal Events

Date Code Title Description
LAPS Cancellation because of no payment of annual fees