JP2545883Y2 - 電池蓋構造 - Google Patents

電池蓋構造

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JP2545883Y2 JP1990083690U JP8369090U JP2545883Y2 JP 2545883 Y2 JP2545883 Y2 JP 2545883Y2 JP 1990083690 U JP1990083690 U JP 1990083690U JP 8369090 U JP8369090 U JP 8369090U JP 2545883 Y2 JP2545883 Y2 JP 2545883Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は電池蓋構造に関する。
(従来の技術) 近年、電子機構を内蔵したカメラや携帯用オーディオ
機器等をはじめとする様々な電池式器具が広く使用され
ている。
これら器具の多くは、器具本体の電池収容部に電池を
収容し、電池蓋で覆うようにしている。
電池蓋を器具本体に装着するための一般的な構造とし
て、電池蓋の一端に固定係合部を形成し、他端に可動係
合片を設けた脱着式のものがある。
この構造では、電池蓋を装着する際には、先ず、一端
の固定係合部を器具本体の対応箇所に係合させてから、
他端の可動係合片を器具本体に係合させ、また、電池蓋
の取外しの際には、先に可動係合片を操作してその係合
を解除するようにする。
また、電池蓋の一端をヒンジで器具本体に連結し、他
端に可動係合片を設け、同様に可動係合片の係脱により
電池蓋を開閉するようにした揺動開閉式のものも広く採
用されている。
そして、これらいずれの構造も、器具本体側と係脱自
在な可動係合片を電池蓋に設けて開閉レバーとし、この
開閉レバーの操作により電池蓋の開閉を行なうようにし
ている。
従来のこの種の電池蓋構造の一例を第3図を参照して
説明する。
第3図はカメラの電池蓋構造の要部断面図で、同図は
カメラの底部を上にして図示している。
第3図において、21はカメラの本体側の構成部材であ
る下飾板、23は電池収容空間を覆う電池蓋、25は電池蓋
23の端部に摺動自在に取付けられた可動係合片、即ち開
閉レバーであり、以下の説明では、図の左側を、この開
閉レバー25の前方として説明する。
電池蓋23は、開閉レバー25の操作突起部25aが臨む開
口23aを備え、また、この開閉レバー25が前後に摺動す
るように、この開閉レバー25の上面を案内する案内部23
bと、左右の側面を案内する側面案内部23cとを備えてい
る。
組立に際しては、開閉レバー25を、図中下方から電池
蓋23の左右の側面案内部23cの間に挿入した上で、開閉
レバー押え板27で開閉レバー25の下面を押え、そして、
この開閉レバー押え板27を、電池蓋23の内面(図中下
面)に突設した複数の支持突起23dに装着ないし溶着し
て固定する。
開閉レバー25は合成樹脂製で、その後端にバネ部25b
を備え、このバネ部25bは、電池蓋23のバネ受部23eを弾
発することによって、開閉レバー25を前方へ付勢するも
のである。
開閉レバー25の上面にはストッパ突起25cが形成さ
れ、このストッパ突起25cは、電池蓋23の内面に形成し
た凹部23fの前縁に係合することによって、開閉レバー2
5の前方位置を規制する。
開閉レバー25は、その前端に係合爪部25dを備えてお
り、この係合爪部25dは、開閉レバー25が前方位置にあ
るときには、下飾板21と係合し得る位置にあり、また、
操作突起25aが操作されて開閉レバー25が後方位置へ後
退すると、下飾板21との係合が外れるようにしてある。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、この従来の電池蓋構造では、開閉レバ
ー25を電池蓋23に装着するには、別部材の開閉レバー押
え板27を必要とし、また、この開閉レバー押え板27を電
池蓋23に固定するための組立作業を必要とすることか
ら、部品点数と、組立工数とが増大し、製造コストが高
くなるという問題があった。
本考案はこの問題を解決すべく案出されたものであっ
て、本考案の目的は、部品点数と組立工数を低減するこ
とのできる電池蓋構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段) 前記目的を達成するための本考案は、電池収容部側と
係脱自在な可動係合片を電池蓋にスライド可能に設け、
この可動係合片を電池蓋の開閉レバーとした電池蓋構造
であって、前記可動係合片は、平坦な上面と下面と左右
の側面を有する本体板部と、前記本体板部の前端に突出
形成された係合爪部と、前記本体板部に後端に細長状に
延出形成された弾性変形可能なバネ部と、前記本体板部
の上面に形成された操作突起部と、前記操作突起部の後
方における前記本体板部の上面に形成されたストッパ突
起とを備え、前記電池蓋には、前記可動係合片がその前
後方向にスライド可能に挿入される空間部が設けられ、
前記空間部は、電池蓋と一体に形成された案内部、側面
案内部、保持部、バネ受部で構成され、前記案内部は本
体板部の上面に係合可能に形成され、前記側面案内部は
本体板部の左右側面に係合可能に形成され、前記保持部
は本体板部の下面に係合可能に形成され、前記バネ受部
は前記バネ部の後端に当接可能に形成され、前記案内
部、側面案内部、保持部の前部には、前記係合爪部が電
池蓋の前端から出没するための第1の開口が形成され、
前記案内部には前記操作突起部が前後方向に移動可能に
収容される第2の開口が形成されると共に、前記ストッ
パ突起が前後方向に移動可能に収容されストッパ突起が
その前縁に係止することで前記係合爪部の電池蓋前端か
らの最大突出位置が決定される凹部が形成され、前記凹
部に対向する保持部とバネ部の間に第3の開口が形成さ
れ、前記凹部にストッパ突起が収容された状態で前記バ
ネ部は前記バネ受部により弾性変形されるように構成さ
れ、前記可動係合片は、前記係合爪部が前記第2の開口
から第1の開口へ挿入されて前記第2の開口の前縁に操
作突起部が当接するまで前方へ押し込まれた状態で、前
記バネ部が撓まされて第2の開口から前記空間部へ落し
込まれることで電池蓋に装着されることを特徴とする。
(作用) 部品点数が少なくて済み、組立工数を低減でき、更に
は、開閉片が電池蓋から外れにくい。
(実施例) 以下、本考案の実施例を第1図及び第2図を参照しつ
つ説明する。
第1図は本考案に係るカメラの電池蓋構造の要部断面
図、第2図はその分解斜視図で、第1図及び第2図はカ
メラの底部を上にして図示している。
11はカメラの本体側の構成部材である下飾板、13は電
池収容空間を覆う電池蓋、15は電池蓋13に摺動自在に取
付けられた可動係合片、即ち開閉レバーであり、以下の
説明では、図の左側を、この開閉レバー15の前方として
説明する。
電池蓋13は合成樹脂製であり、射出成形等により形成
される。
電池蓋13は、開閉レバー15が前後に摺動するように、
この開閉レバー15の上面を案内する案内部13bと、左右
の側面を案内する側面案内部13cとを備え、案内部13b
に、開閉レバー15の操作突起部15aが臨む開口13a(第2
の開口に相当)が形成されている。
電池蓋13の不図示の他端は、従来の一般的な構造であ
り、例えば下飾板11の対応する係合部と係合する固定係
合片を形成しても良く、また、ヒンジを介して下飾板11
に連結するようにしても良い。
更に電池蓋13には、開閉レバー15をそれらの案内部13
b,13cに当接させた状態でこの電池蓋13を摺動自在に保
持するための保持部13gが一体に形成されている。
この保持部13gは、開口13aの図中下方に設けられ、開
閉レバー15の下面に当接してこれを保持し、前記案内部
13b,13c、保持部13gの前部に開口13h(第1の開口に相
当)が形成され、保持部13gの後部に開口13i(第3の開
口に相当)が形成され、開口13hと対向するように案内
部13bの後部からバネ受部13eが下方に膨出形成されてい
る。そして、前記案内部13b,13c、保持部13g、バネ受部
13eにより開閉レバー15が前後方向にスライド可能に挿
入される空間部14が形成されている。
開閉レバー15は、バネとして使用し得る充分な弾性を
備えた合成樹脂を材料として、射出成形等により形成さ
れる。
開閉レバー15は、平坦な上面と下面と左右の側面を有
する本体板部1501を備え、本体板部1501の後端にバネ部
15bが一体に細長状に延出形成され、このバネ部15bは、
電池蓋13のバネ受部13eを弾発することによって、開閉
レバー15全体を前方へ付勢するものである。
本体板部1501の上面にはストッパ突起15cが形成さ
れ、このストッパ突起15cは、その垂直な前面が、案内
部13bの後部の内面に形成した凹部13fの前縁に係合する
ことによって、開閉レバー15の前方位置を規制するもの
であり、また、その後面はスロープとしてある。
更に開閉レバー15は、本体板部1501の前端に係合爪部
15dを備え、この係合爪部15dは、開閉レバー15が前方位
置にあるときには、開口13hから前方に突出して下飾板1
1と係合し得る位置にあり、また、操作突起15aが操作さ
れて開閉レバー15が後方位置へ後退すると、下飾板11と
の係合が外れるようにしてある。
組立に際しては、先ず、開閉レバー15の爪部15dを、
電池蓋13の開口13aの図中上方から、保持部13gの前方の
開口13hへ挿入する。
次に開閉レバー15をその操作突起部15aが開口13aの前
縁に当接するまで前方へ押し込んだならば、その後端の
バネ部15bを撓ませて開口部13aへ落し込む。
続いて、操作突起部15aを後方へ引くことにより開閉
レバー15を後退させ、その上面のストッパ突起15cを電
池蓋13の内面の凹部13fの中へ押し込む。
ストッパ突起15cはその前面が垂直に形成されている
ため、一旦この凹部13fに押し込まれたならば容易に抜
けないようになる。
また、ストッパ突起15cが凹部13fの内へ入ったなら
ば、バネ部15bがバネ受部13eに当接して撓むため、組み
立てた後には、開閉レバー15は、その前方位置をストッ
パ突起15cによって規制されつつ、しかも常時前方へ付
勢された状態となる。
尚、本実施例ではカメラの電池蓋について説明した
が、本考案はカメラ以外の種々の電池式器具の電池蓋に
も適用される。
(考案の効果) 以上の説明で明らかなように本考案によれば、部品点
数が少なくて済み、組立工数を低減でき、更には、開閉
レバーが電池蓋から外れにくい電池蓋構造が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る電池蓋構造の要部断面
図、第2図はその分解斜視図、第3図は従来の電池蓋構
造の要部断面図である。 尚図中、11はカメラの下飾板、13は電池蓋、13gは保持
部、15は開閉レバー(可動係合片)である。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】電池収容部側と係脱自在な可動係合片を電
    池蓋にスライド可能に設け、この可動係合片を電池蓋の
    開閉レバーとした電池蓋構造であって、 前記可動係合片は、平坦な上面と下面と左右の側面を有
    する本体板部と、前記本体板部の前端に突出形成された
    係合爪部と、前記本体板部に後端に細長状に延出形成さ
    れた弾性変形可能なバネ部と、前記本体板部の上面に形
    成された操作突起部と、前記操作突起部の後方における
    前記本体板部の上面に形成されたストッパ突起とを備
    え、 前記電池蓋には、前記可動係合片がその前後方向にスラ
    イド可能に挿入される空間部が設けられ、 前記空間部は、電池蓋と一体に形成された案内部、側面
    案内部、保持部、バネ受部で構成され、 前記案内部は本体板部の上面に係合可能に形成され、 前記側面案内部は本体板部の左右側面に係合可能に形成
    され、 前記保持部は本体板部の下面に係合可能に形成され、 前記バネ受部は前記バネ部の後端に当接可能に形成さ
    れ、 前記案内部、側面案内部、保持部の前部には、前記係合
    爪部が電池蓋の前端から出没するための第1の開口が形
    成され、 前記案内部には前記操作突起部が前後方向に移動可能に
    収容される第2の開口が形成されると共に、前記ストッ
    パ突起が前後方向に移動可能に収容されストッパ突起が
    その前縁に係止することで前記係合爪部の電池蓋前端か
    らの最大突出位置が決定される凹部が形成され、 前記凹部に対向する保持部とバネ部の間に第3の開口が
    形成され、 前記凹部にストッパ突起が収容された状態で前記バネ部
    は前記バネ受部により弾性変形されるように構成され、 前記可動係合片は、前記係合爪部が前記第2の開口から
    第1の開口へ挿入されて前記第2の開口の前縁に操作突
    起部が当接するまで前方へ押し込まれた状態で、前記バ
    ネ部が撓まされて第2の開口から前記空間部へ落し込ま
    れることで電池蓋に装着される、 ことを特徴とする電池蓋構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS60254555A (ja) * 1984-05-31 1985-12-16 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池収納装置
JPH01260757A (ja) * 1988-04-11 1989-10-18 Matsushita Electric Ind Co Ltd 電池収納装置

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