JP2544787Y2 - チップ部品の分離供給機構 - Google Patents
チップ部品の分離供給機構Info
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- JP2544787Y2 JP2544787Y2 JP1990088543U JP8854390U JP2544787Y2 JP 2544787 Y2 JP2544787 Y2 JP 2544787Y2 JP 1990088543 U JP1990088543 U JP 1990088543U JP 8854390 U JP8854390 U JP 8854390U JP 2544787 Y2 JP2544787 Y2 JP 2544787Y2
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- chip component
- chip
- guide portion
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Description
【考案の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本考案は、チップ部品の外観選別等を行なう際にチッ
プ部品を１個ずつ連続供給するために用いるチップ部品
の分離供給機構に関する。
プ部品を１個ずつ連続供給するために用いるチップ部品
の分離供給機構に関する。
（考案の概要） 本考案は、チップ部品の外観選別等を行なう際にチッ
プ部品を１個ずつ連続供給するために用いるチップ部品
の分離供給機構において、連続回転板上にチップ部品を
間隔をあけて順次供給可能な構造としたものである。
プ部品を１個ずつ連続供給するために用いるチップ部品
の分離供給機構において、連続回転板上にチップ部品を
間隔をあけて順次供給可能な構造としたものである。
（従来の技術） 従来の外観選別装置等においてチップ部品を１個ずつ
供給する機構は、間欠搬送手段に対してその停止期間に
チップ部品を１個ずつ供給する間欠方式で行なってい
た。
供給する機構は、間欠搬送手段に対してその停止期間に
チップ部品を１個ずつ供給する間欠方式で行なってい
た。
（考案が解決しようとする課題） ところで、従来のチップ部品の供給機構では、間欠搬
送手段に対してチップ部品を間欠的に供給することにな
るため、連続してチップ部品を処理できず時間を要し、
処理の高速化に不向きな嫌いがあった。また、チップ部
品を間欠的に供給する機構となるため、機構が複雑化す
る問題もあった。
送手段に対してチップ部品を間欠的に供給することにな
るため、連続してチップ部品を処理できず時間を要し、
処理の高速化に不向きな嫌いがあった。また、チップ部
品を間欠的に供給する機構となるため、機構が複雑化す
る問題もあった。
本考案は、上記の点に鑑み、搬送手段として連続回転
板を使用でき、該連続回転板上にチップ部品を間隔をあ
けて供給可能なチップ部品の分離供給機構を提供するこ
とを目的とする。
板を使用でき、該連続回転板上にチップ部品を間隔をあ
けて供給可能なチップ部品の分離供給機構を提供するこ
とを目的とする。
（課題を解決するための手段） 上記目的を達成するために、本考案は、チップ部品フ
ィーダのガイド部より連続回転板上にチップ部品を供給
するチップ部品の分離供給機構において、前記ガイド部
はチップ部品が前記連続回転円板の接線方向に直進する
ようにチップ部品を一列に整列させるガイド溝を有し、
かつ当該ガイド部の前記回転円板上面に近接対向する部
品に前記ガイド溝の底面部を除去した切欠部を設け、前
記ガイド溝の前記切欠部のない部分の底面に連続する底
面を構成する薄板を、前記ガイド部と前記連続回転円板
との隙間に介在させて配設し、前記薄板よりも前側の前
記ガイド溝部分は底面のない側面のみを持つ構成とし、
前記ガイド部から離れたチップ部品は前記連続回転円板
の回転に伴い円周軌道上を移動し、該円周軌道に沿った
チップ部品の搬送速度を前記ガイド部によるチップ部品
の搬送速度よりも大きく設定している。
ィーダのガイド部より連続回転板上にチップ部品を供給
するチップ部品の分離供給機構において、前記ガイド部
はチップ部品が前記連続回転円板の接線方向に直進する
ようにチップ部品を一列に整列させるガイド溝を有し、
かつ当該ガイド部の前記回転円板上面に近接対向する部
品に前記ガイド溝の底面部を除去した切欠部を設け、前
記ガイド溝の前記切欠部のない部分の底面に連続する底
面を構成する薄板を、前記ガイド部と前記連続回転円板
との隙間に介在させて配設し、前記薄板よりも前側の前
記ガイド溝部分は底面のない側面のみを持つ構成とし、
前記ガイド部から離れたチップ部品は前記連続回転円板
の回転に伴い円周軌道上を移動し、該円周軌道に沿った
チップ部品の搬送速度を前記ガイド部によるチップ部品
の搬送速度よりも大きく設定している。
（作用） 本考案のチップ部品の分離供給機構は、チップ部品フ
ィーダのガイド部と連続回転円板との間に固定又は回転
する薄板を配設し、ガイド部から連続回転円板へのチッ
プ部品の移動を該薄板を介して行なう。これにより、連
続回転円板とガイド部との隙間や連続回転円板の周縁部
の欠損、傷及び凹凸等の影響を受けることなく連続回転
円板へのチップ部品の供給を安定的に円滑に行なうこと
ができる。そして、ガイド部から離れたチップ部品は連
続回転円板の回転に伴い円周軌道上を移動するが、該円
周軌道に沿ったチップ部品の搬送速度をガイド部による
チップ部品の搬送速度よりも大きく設定することで、連
続回転円板上に移載されたチップ部品の相互間隔をあけ
ることができる。また、連続的にチップ部品を供給する
ので処理速度の向上を図ることができ、従来の間欠運動
の機構よりも構造が簡単である。
ィーダのガイド部と連続回転円板との間に固定又は回転
する薄板を配設し、ガイド部から連続回転円板へのチッ
プ部品の移動を該薄板を介して行なう。これにより、連
続回転円板とガイド部との隙間や連続回転円板の周縁部
の欠損、傷及び凹凸等の影響を受けることなく連続回転
円板へのチップ部品の供給を安定的に円滑に行なうこと
ができる。そして、ガイド部から離れたチップ部品は連
続回転円板の回転に伴い円周軌道上を移動するが、該円
周軌道に沿ったチップ部品の搬送速度をガイド部による
チップ部品の搬送速度よりも大きく設定することで、連
続回転円板上に移載されたチップ部品の相互間隔をあけ
ることができる。また、連続的にチップ部品を供給する
ので処理速度の向上を図ることができ、従来の間欠運動
の機構よりも構造が簡単である。
（実施例） 以下、本考案に係るチップ部品の分離供給機構の実施
例を図面に従って説明する。
例を図面に従って説明する。
第１図及び第２図は本考案の第１実施例を示す。これ
らの図は、チップ部品外観選別装置等において使用する
連続搬送手段としての連続回転円板４にチップ部品１を
順次供給する機構を示している。これらの図において、
２はチップ部品フィーダのガイド部であり、振動の作用
などで搬送されてきたチップ部品１を連続回転円板４の
上面に供給するもので、チップ部品１が連続回転円板４
の接線方向に直進するように設けられている。該ガイド
部２は、複数のチップ部品１を連続回転円板４の接線方
向に一列に整列させるためのガイド溝３を有しており、
ガイド部２の連続回転円板上面に近接対向する部分に
は、チップ部品１を連続回転円板４の上面に供給するた
めに、前記ガイド溝３の連続回転円板４上に位置する部
分の底面部分を除去した切欠部５が設けられている。該
切欠部５には固定薄板６が前記ガイド溝３の本来の底面
（切欠部５のない部分の底面）に連続する底面を構成す
る如く貼り付け固定されている。固定薄板６よりも前側
のガイド溝３は底面の無い側面のみを持つ構成である。
前記固定薄板６はチップ部品フィーダのガイド部２と連
続回転円板４との隙間に介在し、ガイド部２と連続回転
円板４間の隙間や、連続回転円板４の周縁の欠損、傷、
へこみ等の悪影響を受けずにチップ部品１を円滑に回転
円板４上に移載可能とするために設けられている。
らの図は、チップ部品外観選別装置等において使用する
連続搬送手段としての連続回転円板４にチップ部品１を
順次供給する機構を示している。これらの図において、
２はチップ部品フィーダのガイド部であり、振動の作用
などで搬送されてきたチップ部品１を連続回転円板４の
上面に供給するもので、チップ部品１が連続回転円板４
の接線方向に直進するように設けられている。該ガイド
部２は、複数のチップ部品１を連続回転円板４の接線方
向に一列に整列させるためのガイド溝３を有しており、
ガイド部２の連続回転円板上面に近接対向する部分に
は、チップ部品１を連続回転円板４の上面に供給するた
めに、前記ガイド溝３の連続回転円板４上に位置する部
分の底面部分を除去した切欠部５が設けられている。該
切欠部５には固定薄板６が前記ガイド溝３の本来の底面
（切欠部５のない部分の底面）に連続する底面を構成す
る如く貼り付け固定されている。固定薄板６よりも前側
のガイド溝３は底面の無い側面のみを持つ構成である。
前記固定薄板６はチップ部品フィーダのガイド部２と連
続回転円板４との隙間に介在し、ガイド部２と連続回転
円板４間の隙間や、連続回転円板４の周縁の欠損、傷、
へこみ等の悪影響を受けずにチップ部品１を円滑に回転
円板４上に移載可能とするために設けられている。
なお、前記連続回転円板４は一定の速さで連続回転し
ている。
ている。
この第１実施例の構成において、チップ部品フィーダ
から送り出された複数のチップ部品１はガイド部２のガ
イド溝３を通過することにより一列に整列した状態とな
り搬送速度V1で前進していく。そして、チップ部品１は
ガイド部２の切欠部５に到達しさらに固定薄板６上を通
過して連続回転円板４の上面に１個ずつ移載される。回
転円板４上に載置されたチップ部品１は、ガイド部２を
通過するときはそのガイド溝３に沿って直進するが、ガ
イド部２から離れると、回転円板４の回転に伴って円周
軌道上を移動する。ここで、チップ部品フィーダのガイ
ド部２によるチップ部品１の搬送速度V1よりも連続回転
円板４の回転による前記円周軌道に沿ったチップ部品１
の搬送速度V2をはるかに大きく設定することにより、連
続回転円板４上に移載されたチップ部品の相互間隔をあ
けることができる。この連続回転円板４上面のチップ部
品１の相互間隔は搬送速度V1とV2を調整することにより
任意の大きさに設定できる。
から送り出された複数のチップ部品１はガイド部２のガ
イド溝３を通過することにより一列に整列した状態とな
り搬送速度V1で前進していく。そして、チップ部品１は
ガイド部２の切欠部５に到達しさらに固定薄板６上を通
過して連続回転円板４の上面に１個ずつ移載される。回
転円板４上に載置されたチップ部品１は、ガイド部２を
通過するときはそのガイド溝３に沿って直進するが、ガ
イド部２から離れると、回転円板４の回転に伴って円周
軌道上を移動する。ここで、チップ部品フィーダのガイ
ド部２によるチップ部品１の搬送速度V1よりも連続回転
円板４の回転による前記円周軌道に沿ったチップ部品１
の搬送速度V2をはるかに大きく設定することにより、連
続回転円板４上に移載されたチップ部品の相互間隔をあ
けることができる。この連続回転円板４上面のチップ部
品１の相互間隔は搬送速度V1とV2を調整することにより
任意の大きさに設定できる。
上記第１実施例の構成によると、固定薄板６を設けた
ことにより、チップ部品フィーダ上を移動してきたチッ
プ部品１が、連続回転円板４とフィーダの隙間、つまり
ガイド部２の切欠部５と回転円板４の隙間を円滑に通過
し、また回転円板４の周縁部分の欠損や傷や凹凸等の影
響を受けずに円滑に連続回転円板４上面に移載されるよ
うにすることが可能となる。
ことにより、チップ部品フィーダ上を移動してきたチッ
プ部品１が、連続回転円板４とフィーダの隙間、つまり
ガイド部２の切欠部５と回転円板４の隙間を円滑に通過
し、また回転円板４の周縁部分の欠損や傷や凹凸等の影
響を受けずに円滑に連続回転円板４上面に移載されるよ
うにすることが可能となる。
第３図及び第４図は本考案の第２実施例を示してお
り、この場合上記第１実施例の固定薄板を円形の回転薄
板に置き換えてチップ部品１を連続回転円板４上に円滑
に供給するものである。これらの図において、チップ部
品フィーダのガイド部2Aは、直線状のガイド溝3Aを有す
る直線ガイド部７と、ガイド溝3Bを有する湾曲した延長
ガイド部８とからなっている。直線ガイド部７には、回
転薄板16上に位置するガイド溝3Aの底面部分を除去した
切欠部5Aが設けられている。該直線ガイド部７先端に
は、回転薄板16の周縁部に沿って湾曲し先端部分が連続
回転円板４の接線方向に平行な直線状となった延長ガイ
ド部８が接続されている。この延長ガイド部８は、直線
ガイド部７のガイド溝3Aと連続した底面のないガイド溝
3Bを有しており、直線ガイド部７と連続してチップ部品
１を連続回転円板４上面に誘導するようになっている。
り、この場合上記第１実施例の固定薄板を円形の回転薄
板に置き換えてチップ部品１を連続回転円板４上に円滑
に供給するものである。これらの図において、チップ部
品フィーダのガイド部2Aは、直線状のガイド溝3Aを有す
る直線ガイド部７と、ガイド溝3Bを有する湾曲した延長
ガイド部８とからなっている。直線ガイド部７には、回
転薄板16上に位置するガイド溝3Aの底面部分を除去した
切欠部5Aが設けられている。該直線ガイド部７先端に
は、回転薄板16の周縁部に沿って湾曲し先端部分が連続
回転円板４の接線方向に平行な直線状となった延長ガイ
ド部８が接続されている。この延長ガイド部８は、直線
ガイド部７のガイド溝3Aと連続した底面のないガイド溝
3Bを有しており、直線ガイド部７と連続してチップ部品
１を連続回転円板４上面に誘導するようになっている。
前記回転薄板16は点Ｐを回転中心とし矢印Ｑ方向に一
定の速さで連続回転している円形薄板であり、ガイド部
2Aと連続回転円板４の隙間に介在している。
定の速さで連続回転している円形薄板であり、ガイド部
2Aと連続回転円板４の隙間に介在している。
この第２実施例の構成において、チップ部品フィーダ
から送り出された複数のチップ部品１は直線ガイド部７
のガイド溝3Aを通過することにより一列に整列した状態
となり搬送速度V1で前進していく。そして、チップ部品
１は直線ガイド部７の切欠部5Aに到達してガイド溝3Aの
底面側で回転している回転薄板16上面に１個ずつ移し変
えられ、該回転薄板16の回転に伴って延長ガイド部８の
ガイド溝3Bに沿って搬送速度V3で移動し、連続回転円板
４の接線方向に送り出される。
から送り出された複数のチップ部品１は直線ガイド部７
のガイド溝3Aを通過することにより一列に整列した状態
となり搬送速度V1で前進していく。そして、チップ部品
１は直線ガイド部７の切欠部5Aに到達してガイド溝3Aの
底面側で回転している回転薄板16上面に１個ずつ移し変
えられ、該回転薄板16の回転に伴って延長ガイド部８の
ガイド溝3Bに沿って搬送速度V3で移動し、連続回転円板
４の接線方向に送り出される。
ここで、直線ガイド部７のチップ部品１の搬送速度V1
よりも回転薄板16上のチップ部品搬送速度V3を低くする
ことによって、直線ガイド部７の途中位置でたとえチッ
プ部品１の相互間隔がばらついていたとしても、チップ
部品１は直線ガイド部７の回転薄板16上に差し掛かった
ところで相互に接触する程度に間隔が詰められ、回転薄
板16上に隙間なく並んだ状態となる。そして、回転薄板
16上の搬送速度V3よりも、連続回転円板４の回転による
チップ部品１の搬送速度V2をはるかに大きく設定するこ
とにより、連続回転円板４上に移載されたチップ部品の
相互間隔をあけることができる。この連続回転円板４上
面のチップ部品１の相互間隔は搬送速度V3とV2を調整す
ることにより任意の大きさに設定できる。
よりも回転薄板16上のチップ部品搬送速度V3を低くする
ことによって、直線ガイド部７の途中位置でたとえチッ
プ部品１の相互間隔がばらついていたとしても、チップ
部品１は直線ガイド部７の回転薄板16上に差し掛かった
ところで相互に接触する程度に間隔が詰められ、回転薄
板16上に隙間なく並んだ状態となる。そして、回転薄板
16上の搬送速度V3よりも、連続回転円板４の回転による
チップ部品１の搬送速度V2をはるかに大きく設定するこ
とにより、連続回転円板４上に移載されたチップ部品の
相互間隔をあけることができる。この連続回転円板４上
面のチップ部品１の相互間隔は搬送速度V3とV2を調整す
ることにより任意の大きさに設定できる。
上記第２実施例の構成によると、チップ部品フィーダ
のガイド部2Aと連続回転円板４の隙間に連続回転する回
転薄板16を介在させたことにより、チップ部品１を回転
円板４の周縁部分の欠損やきずや凹凸等の影響を受けず
に円滑に連続回転円板４上面に載置することができる。
また、回転薄板16の回転速度を一定に保ちかつチップ部
品フィーダ側の搬送速度V1よりも回転薄板側の搬送速度
V3を低く設定することにより、チップ部品フィーダ上で
チップ部品１の相互間隔にばらつきがあっても、回転薄
板16上でチップ部品を隙間無く配列してから連続回転円
板４上に移載することになるため、安定した間隔（実質
的に等間隔）でチップ部品１を連続回転円板４上に供給
することができる。
のガイド部2Aと連続回転円板４の隙間に連続回転する回
転薄板16を介在させたことにより、チップ部品１を回転
円板４の周縁部分の欠損やきずや凹凸等の影響を受けず
に円滑に連続回転円板４上面に載置することができる。
また、回転薄板16の回転速度を一定に保ちかつチップ部
品フィーダ側の搬送速度V1よりも回転薄板側の搬送速度
V3を低く設定することにより、チップ部品フィーダ上で
チップ部品１の相互間隔にばらつきがあっても、回転薄
板16上でチップ部品を隙間無く配列してから連続回転円
板４上に移載することになるため、安定した間隔（実質
的に等間隔）でチップ部品１を連続回転円板４上に供給
することができる。
なお、上記第２実施例の説明ではガイド部2Aを直線ガ
イド部７と延長ガイド部８とを接続して用いる構成とし
たが、直線部分と湾曲部分を一体成形してガイド部2Aを
形成してもよい。
イド部７と延長ガイド部８とを接続して用いる構成とし
たが、直線部分と湾曲部分を一体成形してガイド部2Aを
形成してもよい。
（考案の効果） 以上説明したように、本考案のチップ部品の分離供給
機構は、チップ部品フィーダのガイド部と連続回転円板
との隙間に固定又は回転する薄板を配設し、ガイド部か
ら連続回転円板へのチップ部品の移動を該薄板を介在さ
せて行なうことによって、連続回転円板とガイド部との
隙間や連続回転円板の周縁部の欠損、傷及び凹凸等の影
響を受けることなく連続回転円板へのチップ部品の供給
を安定的に円滑に行なうことができる。さらに、ガイド
部から離れたチップ部品は連続回転円板の回転に伴い円
周軌道上を移動するが、該円周軌道に沿ったチップ部品
の搬送速度をガイド部によるチップ部品の搬送速度より
も大きく設定することで、連続回転円板上に移載された
チップ部品の相互間隔をあけることができる。また、連
続的にチップ部品を供給するので処理速度の向上を図る
ことができ、従来の間欠運動の機構よりも構造が簡単と
なる利点もある。
機構は、チップ部品フィーダのガイド部と連続回転円板
との隙間に固定又は回転する薄板を配設し、ガイド部か
ら連続回転円板へのチップ部品の移動を該薄板を介在さ
せて行なうことによって、連続回転円板とガイド部との
隙間や連続回転円板の周縁部の欠損、傷及び凹凸等の影
響を受けることなく連続回転円板へのチップ部品の供給
を安定的に円滑に行なうことができる。さらに、ガイド
部から離れたチップ部品は連続回転円板の回転に伴い円
周軌道上を移動するが、該円周軌道に沿ったチップ部品
の搬送速度をガイド部によるチップ部品の搬送速度より
も大きく設定することで、連続回転円板上に移載された
チップ部品の相互間隔をあけることができる。また、連
続的にチップ部品を供給するので処理速度の向上を図る
ことができ、従来の間欠運動の機構よりも構造が簡単と
なる利点もある。
第１図は本考案に係るチップ部品の分離供給機構の第１
実施例を示す平面図、第２図は同側面図、第３図は本考
案の第２実施例を示す平面図、第４図は同側面図であ
る。 １……チップ部品、2,2A……ガイド部、3,3A,3B……ガ
イド溝、４……連続回転円板、5,5A……切欠部、６……
固定薄板、７……直線ガイド部、８……延長ガイド部、
16……回転薄板。
実施例を示す平面図、第２図は同側面図、第３図は本考
案の第２実施例を示す平面図、第４図は同側面図であ
る。 １……チップ部品、2,2A……ガイド部、3,3A,3B……ガ
イド溝、４……連続回転円板、5,5A……切欠部、６……
固定薄板、７……直線ガイド部、８……延長ガイド部、
16……回転薄板。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 ＦＩ 技術表示箇所 Ｈ０５Ｋ 13/02 Ｈ０５Ｋ 13/02 Ｇ (56)参考文献 特開 昭63−106225（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−211217（ＪＰ，Ａ) 特開 昭61−212374（ＪＰ，Ａ) 実開 昭62−108324（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭51−101987（ＪＰ，Ｕ) 特公 昭58−46413（ＪＰ，Ｂ２)
Claims (2)
- 【請求項１】チップ部品フィーダのガイド部より連続回
転円板上にチップ部品を供給するチップ部品の分離供給
機構において、 前記ガイド部はチップ部品が前記連続回転円板の接線方
向に直進するようにチップ部品を一列に整列させるガイ
ド溝を有し、かつ当該ガイド部の前記回転円板上面に近
接対向する部品に前記ガイド溝の底面部を除去した切欠
部を設け、前記ガイド溝の前記切欠部のない部分の底面
に連続する底面を構成する薄板を、前記ガイド部と前記
連続回転円板との隙間に介在させて配設し、前記薄板よ
りも前側の前記ガイド溝部分は底面のない側面のみを持
つ構成とし、前記ガイド部から離れたチップ部品は前記
連続回転円板の回転に伴い円周軌道上を移動し、該円周
軌道に沿ったチップ部品の搬送速度を前記ガイド部によ
るチップ部品の搬送速度よりも大きくしたことを特徴と
するチップ部品の分離供給機構。 - 【請求項２】前記薄板が連続回転する回転薄板である請
求項１記載のチップ部品の分離供給機構。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990088543U JP2544787Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | チップ部品の分離供給機構 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990088543U JP2544787Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | チップ部品の分離供給機構 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0446019U JPH0446019U (ja) | 1992-04-20 |
| JP2544787Y2 true JP2544787Y2 (ja) | 1997-08-20 |
Family
ID=31821845
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990088543U Expired - Lifetime JP2544787Y2 (ja) | 1990-08-24 | 1990-08-24 | チップ部品の分離供給機構 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2544787Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5802083B2 (ja) * | 2011-08-29 | 2015-10-28 | 株式会社石川製作所 | ワークの整列搬送装置 |
| JP5904098B2 (ja) * | 2012-11-07 | 2016-04-13 | 株式会社ダイフク | 物品搬送設備 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS61211217A (ja) * | 1985-03-13 | 1986-09-19 | Daiichi Kogyo Kk | ベルトコンベヤの仕分装置 |
| JPH0518338Y2 (ja) * | 1985-12-27 | 1993-05-17 | ||
| JPS63106225A (ja) * | 1986-10-23 | 1988-05-11 | Mitsubishi Nuclear Fuel Co Ltd | 円柱体の方向転換機 |
-
1990
- 1990-08-24 JP JP1990088543U patent/JP2544787Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0446019U (ja) | 1992-04-20 |
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