JPH033226Y2 - - Google Patents

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JPH033226Y2
JPH033226Y2 JP7573986U JP7573986U JPH033226Y2 JP H033226 Y2 JPH033226 Y2 JP H033226Y2 JP 7573986 U JP7573986 U JP 7573986U JP 7573986 U JP7573986 U JP 7573986U JP H033226 Y2 JPH033226 Y2 JP H033226Y2
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drawer
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、キヤビネツト等の家具に抽斗を装架
した場合において、引出した抽斗が抜け落ちない
よう、その最大引出し位置を規制するためのスト
ツパー装置に関するものである。
〔従来の技術〕 一般にこの種の抽斗は、第7図〜第8図で示す
ように、家具本体の側板40内面に本体側レール
41を固着する一方、抽斗42の側板43外面に
は抽斗側レール44を固着し、本体側レール41
の前端部に軸支したローラ45にて抽斗側レール
44を支持すると共に、抽斗側レール41の後端
部に軸支したローラ46を本体側レール41で支
持することにより、抽斗42を円滑に前後動させ
るように構成する一方、本体側板40の内面又は
本体側レール41に設けた係止部47に対して、
抽斗側レール44(又は抽斗の側板外面)の後端
部に設けたストツパー48を接当させることによ
り、抽斗42の最大引出し位置を規制するように
している。
〔考案が解決しようとする問題点〕
このように、抽斗側レール44又は抽斗の側板
43外面にストツパー47を設けた場合、ストツ
パー48は抽斗42に対して予め固着しておかね
ばならないため、抽斗42は水平状のまま本体内
に挿入することはできず、従つて、抽斗42を本
体内に挿入するに際しては抽斗42を斜めに傾け
た状態で挿入し、ストツパー48を係止部47よ
り奥側に位置させてから水平状態に戻す手順で装
架しており、位置合わせが厄介であるため抽斗4
2の装架作業に手間がかかる不具合があつた。
また、抽斗側レール44を斜めにした状態で本
体側レールに挿入するためには、本体側レール4
1と抽斗側レール44との間に遊び用の〓間lを
形成せねばならず、このため前後動に際して抽斗
42が上下にガタ付く不具合もあつた。
本考案は、抽斗側に取付けるストツパーを抽斗
の内側から着脱自在に構成することにより、上記
従来技術の問題を解消したものである。
〔問題点を解決するための手段〕
すなわち本考案では、家具本体の左右側板間
に、前記家具本体の左右側板内面に取付く本体側
レールと、抽斗の側板に取付く抽斗側レールとを
介して抽斗を前後動自在に装架して成る家具にお
いて、前記家具本体の側板前部又は本体側レール
前部に係止部を設ける一方、前記抽斗の側板後端
部には透孔を穿設し、該透孔近傍部内面に、基板
外面に接当部と挟持体とを外向き突設して成るス
トツパー体を配設し、該ストツパー体における前
記接当部と挟持部とを透孔内に嵌挿し、当該スト
ツパー体の後方へのスライド動にて前記基板と挟
持部とで透孔の上下両側縁又は後端縁を挟持する
と共に、前記基板外面に設けた係合凹部又は係合
突部を、前記抽斗側板に形成した突起又は係合孔
に係合させ、且つ、抽斗の引出し動に伴つて前記
接当部が前記係止部に接当するよう構成したもの
である。
〔考案の作用・効果〕
この構成において、抽斗を家具本体内に挿入し
てから、ストツパー体の接当部と挟持部とを抽斗
の内側から透孔内に挿入し、ストツパー体の基板
を抽斗の側板内面に沿つて後方にスライドさせて
挟持部と基板とで透孔の上下両側縁又は後端縁を
挟持すると共に、ストツパー体設けた係合凹部又
は係合突部を抽斗側板に形成した突起又は係合孔
に係合させると、ストツパー体は、透孔の後端面
に係止した状態で脱落不能且つ回動不能に装着さ
れ、抽斗側板から外向き突設した接当部が本体の
係止部に接当して、抽斗の最大引出し位置が規制
されることになる。
逆に、抽斗をある程度引出してから、装着した
ストツパー体を手前側にスライドさせれば、前記
と逆の作用でストツパー体は抽斗の内側に取り外
されることになり、水平のまま本体外に抜き出さ
れることになる。
従つて本考案によれば、ストツパー体を抽斗の
内側から着脱自在にして、抽斗を水平のまま家具
本体に対して挿脱できるから、従来のように装
架・抜出しに際して一々抽斗を傾けて厄介な位置
合わせをする必要はなく、抽斗の装架・抜き出し
作業の手間を軽減できる効果を有する。
また、抽斗を水平のまま本体内に挿脱できるか
ら、従来のように本体側レールと抽斗側レールと
の間に遊び用の隙間を設ける必要はなく、前後動
に際して抽斗が上下にガタ付くことも防止でき
る。
〔実施例〕
次に、本考案をキヤビネツトに適用した場合の
実施例を図面(第1〜5図)に基づいて説明する
と、図において1はキヤビネツト本体、2は、前
記キヤビネツト本体1の左右側板3,3間に多段
に配設した抽斗をそれぞれ示す。
前記キヤビネツト本体1の左右側板3内面に
は、断面略U字状に形成してなる前後一対のレー
ル支持部材5,6を係止し、これら両レール支持
部材5,6の内側の側板5a,6aの内面に、断
面略コ字状の本体側レール7を外向き開口した状
態で水平状に固着すると共に、手前側のレール支
持部材5における内側の側板5a下部内面には、
支持ローラ8を軸支している。
一方、前記抽斗2の左右側板4には、当該側板
4の上側縁を逆U字状に屈曲したのち、その先端
縁を更に逆L字状に折曲して形成した抽斗側レー
ル9を連設し、該抽斗側レール9を前記レール支
持部材5,6の内外側板5a,5b、6a,6b
の間に位置させており、該抽斗側レール9の水平
片9aを前記支持ローラ8で支持する一方、該抽
斗側レール9の垂直片9bの後部内面に軸支した
ガイドローラ10を前記本体側レール7内に嵌挿
している。
前記本体側レール7を取付けるに当つては、後
部のレール支持部材6における外側の側板6bに
切起し形成した横向き係止片11を、キヤビネツ
ト本体1の後部内面板3aに穿設した係止孔12
に水平方向から挿入係止する一方、手前側のレー
ル支持部材5における外側の側板5bに切起し形
成した下向き係止片13を、キヤビネツト本体1
の前部内面板3bの係止孔14に上方から嵌挿係
止するようにしている。なお、各レール支持部材
5,6の折曲げ部には補強用リブ15を内向きに
膨出形成している。
そして、前記抽斗2の左右側板4のうち何れか
一方又は両方には、その後端部で且つ下部位置
に、外向き突出した膨出部4aを形成し、該膨出
部4aの前方位置に矩形の第1透孔16を穿設す
る一方、膨出部4a内には、大径部17aと細幅
部17bとを前後連通して成る鍵孔状の第2透孔
17を穿設し、且つ、該第2透孔17の細幅部1
7bを挟んだ上下位置には突起18を内向きに膨
出形成している。
20は、抽斗2の最大引出し位置を規制するた
めのストツパー体で、該ストツパー体20は、前
記膨出部4a内面に密着するようにした基板21
と、該基板21の先端部に外向き突設した接当部
22と、該接当部22から後ろ向きに延びる第1
挟持部23と、基板21の後端部に外向き突設し
た円柱状の第2挟持部24とからなり、基板21
と第1挟持部23との間に形成した第1係合溝2
5を第1透孔16の後部側縁に、第2挟持部24
の上下端部に形成した第2係合溝26を、前記第
2透孔17の細幅部17bの上下両側縁にそれぞ
れ被嵌すると共に、基板21の後端部裏面に形成
した上下長手の係合凹部27を、前記膨出部4a
内面に突設した突起18に被嵌している。
この場合、前記接当部22の突出寸法l1は、手
前側のレール支持部材5における内側の側板5a
と膨出部4a外面との間隔l2よりも大きくしてお
り、また、前記接当部22にはゴム製のクツシヨ
ン材28を嵌着している。
以上の構成において、ストツパー体20の接当
部22が手前側のレール支持部材4における内側
の側板5aよりも外側に突出しているから、抽斗
2を引き出すと前記接当部22のクツシヨン材2
8が、手前側のレール支持部材5における内側の
側板5aの後端面に接当し、当該抽斗2の最大引
出し位置が規制されることになる。この場合、前
記手前側のレール支持部材5における内側の側板
5aは、抽斗2の引き出し位置を規制するための
係止部としての機能を併有することになる。
また、ストツパー体20を装着するに当つて
は、接当部22及び第1挟持部23を第1透孔1
6に、第2挟持部24を第2抜孔17の大径部1
7aにそれぞれ内側から嵌め入れてから、基板2
1を膨出部4a内面に沿つて後方にスライドさせ
れば良く、第1挟持部23と基板21とで第1透
孔16の後端縁が挟持される一方、第2挟持体2
4と基板21とで透孔17における細幅部17a
の上下側縁が挟持され、且つ、係合凹部27が膨
出部4aの突起18に弾性に抗して係合すること
により、ストツパー体20は抽斗の側板4に対し
て脱落不能且つ回動不能に装着されることにな
る。装着したストツパー体20を手前側にスライ
ドさせると、基板21後部が弾性変形して係合凹
部27と突起18との係合が解除され、係止体2
0は取り外される。
従つて、抽斗2をキヤビネツト本体1に挿入す
るに当つては、ストツパー体20を取り外して抽
斗2を水平状のままキヤビネツト本体1内に挿入
し、挿入後においてストツパー体20を装着すれ
ば良く、逆に抽斗2をある程度引出してストツパ
ー体20を取り外せば、抽斗1はそのまま水平方
向に沿つて抜き出される。このように、接当部2
2を備えたストツパー体20を抽斗2の内側から
装着・取り外しするようにしたから、抽斗2の装
架・抜出し作業を至極簡単に行うことができるの
である。また、抽斗2は水平状のままでキヤビネ
ツト本体1内に挿脱できるから、抽斗側レール9
の水平片9bと本体側レール7の下水平片7aと
の間隔Sを近接させることができ、前後動に際し
て抽斗2が上下方向にガタ付くことも防止できる
のである。
なお、ストツパー体20を装着する手段とし
て、上記実施例では2つの透孔16,17を穿設
した場合であつたが、例えば第6図に示すよう
に、大幅部33aと細幅部33bとを連設した形
態の透孔33のみにしても良い。この場合には、
ストツパー体29における挟持部30は1箇所の
みで、該挟持部30の先端部を接当部31に構成
することになる。また、ストツパー体29を抜け
不能に固定する手段として、第6図に示すよう
に、基板29外面に設けた係合突部32を抽斗の
側板4に穿設した係合孔35に係合させる等して
も良いのである。また、膨出部4aは必ずしも形
成する必要はない。
また、本体側レールと抽斗側レールの形状は実
施例に限るものではなく、前記した従来例のよう
に断面略コ字状のものを相対向させた形態にして
も良く、その場合には、前記従来例のように、本
体側レール又はキヤビネツト本体の側板に別途係
止部を形成し、該係止部に対して接当部が接当す
るように構成したら良いのである。しかし、実施
例のような形態にするとレール支持部材5を係止
部に共用できるので、構造を簡単にできる。
更に、抽斗の前後動を円滑にする手段として
は、実施例のようなローラを利用したものに代え
て合成樹脂製のスライダーを利用しても良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本考案の実施例を示し、第1
図はキヤビネツトの分解斜視図、第2図は第1図
の−視断面図、第3図は第2図の−視断
面図、第4図は第2図の−視断面図、第5図
はストツパー体を取り外した分解斜視図、第6図
は他の実施例を示す分解斜視図、第7図は従来技
術を示す図、第8図は第7図の−視断面図で
ある。 1……キヤビネツトの本体、3……キヤビネツ
ト本体の側板、2……抽斗、4……抽斗の側板、
4a……膨出部、5,6……レール支持部材、5
a……レール支持部材の内側の側板(係止部)、
7……本体側レール、9……抽斗側レール、16
……第1透孔、17……第2透孔、18……突
起、20……ストツパー体、21……基板、22
……接当部、23……第1挟持部、24……第2
挟持部、27……係合凹部、28……クツシヨン
材、30……挟持部、32……係合突部、35…
…係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 家具本体の左右側板間に、前記家具本体の左右
    側板内面に取付く本体側レールと、抽斗の側板に
    取付く抽斗側レールとを介して抽斗を前後動自在
    に装架して成る家具において、前記家具本体の側
    板前部又は本体側レール前部に係止部を設ける一
    方、前記抽斗の側板後端部には透孔を穿設し、該
    透孔近傍部内面に、基板外面に接当部と挟持体と
    を外向き突設して成るストツパー体を配設し、該
    ストツパー体における前記接当部と挟持部とを透
    孔内に嵌挿し、当該ストツパー体の後方へのスラ
    イド動にて前記基板と挟持部とで透孔の上下両側
    縁又は後端縁を挟持すると共に、前記基板外面に
    設けた係合凹部又は係合突部を、前記抽斗側板に
    形成した突起又は係合孔に係合させ、且つ、抽斗
    の引出し動に伴つて前記接当部が前記係止部に接
    当するよう構成したことを特徴とする家具におけ
    る抽斗のストツパー装置。
JP7573986U 1986-05-20 1986-05-20 Expired JPH033226Y2 (ja)

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JPS62185552U JPS62185552U (ja) 1987-11-25
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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US9204949B2 (en) 2003-09-19 2015-12-08 The Gillettte Company Toothbrushes
US9220335B2 (en) 2003-03-14 2015-12-29 The Gillette Company Toothbrush head

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JPH0716348Y2 (ja) * 1990-10-31 1995-04-19 スガツネ工業株式会社 スライドレールにおける走行抵抗低減装置

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