JPH0513243U - 引出し付き机 - Google Patents

引出し付き机

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JPH0513243U
JPH0513243U JP7114391U JP7114391U JPH0513243U JP H0513243 U JPH0513243 U JP H0513243U JP 7114391 U JP7114391 U JP 7114391U JP 7114391 U JP7114391 U JP 7114391U JP H0513243 U JPH0513243 U JP H0513243U
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guide rail
fixed
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秀樹 村松
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 引出し付き机のガイドレールの組付作業性を
高める。 【構成】 引出し口4に引出し6が、引出し口の両脚側
面にそれぞれ敷設されたガイドレール9に引出しの両側
面にそれぞれ敷設されたスライドレール8が摺動自在に
それぞれ嵌入されて、前後方向に引き出し可能に挿入さ
れている引出し付き机において、両脚2、3の天板10
との当接面に前後で一対の取付口23、35が前後位置
にそれぞれ開設されており、他方、前記両ガイドレール
9の各脚との当接面に前後で一対のフック金具45が前
記各取付口23、35に対向する前後位置にそれぞれ固
着され、各フック金具はガイドレールに固着された被固
着部片47の上端辺からフック部片48が突設された構
造に構成されており、前記フック金具のフック部片48
が前記脚の取付口23、35に脚の上面から挿入され
て、前記両ガイドレールが両脚にそれぞれ吊持され、ガ
イドレールが両脚に支えられた天板10に当接されて上
から押さえられている。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、引出し付き机に関し、特に、引出しを摺動自在に支持するガイドレ ールの取付構造の改良に係り、例えば、オフィス等で使用されるスチール机に利 用して有効なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、スチール机において、引出しを摺動自在支持するガイドレールが引出 し口に固定的に取り付けられる場合、ねじ止め手段が用いられると、その組付作 業性が低下するばかりでなく、固定が不確実になるため、ねじ止め手段を廃止す ることができる技術が使用されている。
【0003】 従来のこの種の技術として、実公昭63−43961号公報に開示されている センタレール受け装置を特徴とする机、がある。すなわち、この机は、受け装置 としてのガイドレールに取付金具を付設し、取付金具の爪片およびダボの作用に よってねじ止め手段を用いることなく、机の平脚および袖本体へガイドレールの 取り付けを簡単かつ確実に実行することができるようにしたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の取付金具を用いた引出し付き机においては、取付金具を 取付口に挿入した後、取付金具をスライドさせる必要があるため、構造が複雑に なるとともに、組付作業が若干面倒になる。
【0005】 本考案の目的は、組付作業をより一層高めることができる引出し付き机を提供 することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本考案に係る引出し付き机は、天板と、この天板を支える一対の脚とによって 囲まれる足入れ空間の上部に形成された引出し口に引出しが、引出し口の両脚側 面にそれぞれ敷設されたガイドレールに引出しの両側面にそれぞれ敷設されたス ライドレールが摺動自在にそれぞれ嵌入されて、前後方向に引き出し可能に挿入 されている引出し付き机において、 前記両脚の前記天板との当接面に前後で一対の取付口が前後位置にそれぞれ開 設されており、 他方、前記両ガイドレールの各脚との当接面に前後で一対のフック金具が前記 各取付口に対向する前後位置にそれぞれ固着されているとともに、各フック金具 はガイドレールに固着された被固着部片の上端辺からフック部片が突設された構 造に構成されており、 前記フック金具のフック部片が前記脚の取付口に脚の上面から挿入されて、前 記両ガイドレールが両脚にそれぞれ吊持されており、 これらのガイドレールが両脚に支えられた天板に当接されて上から押さえられ ていることを特徴とする。
【0007】
【作用】
前記手段において、ガイドレールの引出し口への組付作業に際して、ガイドレ ールに予め固着されたフック金具を脚の取付口に挿入するだけで、ガイドレール を引出し口にセットすることができる。そして、両脚上に天板が載せられて固定 されると、ガイドレールが天板に押さえられるため、ガイドレールに固着された フック金具は取付口からの抜けを阻止された状態になる。
【0008】 したがって、前記した手段によれば、机への組み立て作業を下から上へと順次 進めて行くことにより、ガイドレールが引出し口に組み付けられることになるた め、組付作業性がきわめて良好になる。
【0009】
【実施例】
図1は本考案の一実施例である引出し付き机を示す一部省略正面断面図、図2 はその分解斜視図、図3はその一部省略分解斜視図、図4はガイドレール部分を 示す分解斜視図、図5はその拡大部分分解斜視図、図6は(a)、(b)、(c )は組付作業を説明するための各部分正面断面図および一部切断平面図、図7( a)、(b)は天板を固定するためのロック装置を示す各一部省略側面断面図で ある。
【0010】 本実施例において、本考案に係る引出し付き机は、オフィス等で使用される片 袖付きスチール机(以下、片袖机、または、単に、机という。)として構成され ている。この片袖机は天板1と、天板1の向かって左側(以下、左側とする。) 下面に配されてこれを支える左側脚2と、天板1の右側下面に配されてこれを支 える右側脚を実質的に構成する袖引出しユニット3とを備えており、この天板1 と、左側脚(以下、脚という。)2と、袖引出しユニット3とによって足入れ空 間4が構成されている。足入れ空間4の上部には引出し口5が形成されており、 この引出し口には引出し6が、左右で一対のガイドレール9およびスライドレー ル8を介して前後方向に摺動自在に挿入されている。
【0011】 引出し6は四角形で底の浅いトレー形状に形成された本体7と、本体7の左右 側面に前後方向にそれぞれ敷設された一対のスライドレール8、8とを備えてい る。本体7は左右の幅が引出し口5の間口よりも若干小さく、その奥行きが足入 れの空間の奥行きよりも小さくなるように形成されている。スライドレール8は チャンネル形状に形成されており、そのチャンネル形状の背面が本体の側面に当 接されてスポット溶接されることにより、本体7の側面に固着されている。
【0012】 天板1は脚2、足入れ空間4および袖引出しユニット3を上から被覆すること ができる長方形の平盤形状に形成されている本体10と、本体10を補強するた めの前後一対の補強リブ11、11と、本体10を脚2および袖引出しユニット 3に固定するための前後で一対の梁部材12、12とを備えている。各補強リブ 11は本体10下面の前後位置に配されて一体化されており、その下面がガイド レールに当接するように形成されている。各梁部材12はチャンネル形状に形成 されており、脚2および袖引出しユニット3間に前後位置に配されてそれぞれ架 橋され、ビス13により固定されている。
【0013】 図7に示されているように、各梁部材12には左右で一対のロック装置14、 14が、左右の適当位置に配設されている。このロック装置14は、梁部材12 の外側側面壁に開設されている取付口に外側から内側に向けて挿入されている筒 形状のボデー15と、このボデー15に前後方向に摺動自在に挿通されたロック ピン16と、ロックピン16を外側へ常時付勢しているスプリング17とを備え ている。ロックピン16にはその突出端部が外へ行くにしたがって下方に傾斜す る傾斜面18が形成されており、その突出端部の下面が天板本体11の内側側面 壁に開設されたロック孔19に係止し得るようになっている。
【0014】 脚2は前後で一対の脚部材20、20と、両脚部材20の上端部間に架設され ている梁部材21とを備えており、梁部材21が両脚部材20、20間に架橋さ れて固定されることにより一体化されている。脚部材20の上端面には天板1の 前記梁部材締結用のビス13がねじ込まれる締結孔22が開設されている。梁部 材21は断面が長方形のパイプ形状に形成されており、その上面壁にはフック取 付口としての取付孔23が前後で一対、前後位置にそれぞれ配されて前後方向に 長い矩形形状に開設されている。
【0015】 袖引出しユニット3は直方体の箱形状に形成されている本体30と、本体30 の前面に開設された引出し口に前後方向に摺動自在に挿入されている複数段の袖 引出し31と、本体30の上面に当接されて固着されている取付枠32とを備え ている。取付枠32は外形が本体30の平面形状と略同一の長方形の枠形状に形 成されており、その四隅には前記した天板の梁部材12を締結するためのビス1 3がねじ込まれる締結孔33がそれぞれ開設されている。また、少なくとも、取 付枠32の脚2側に位置する梁部材34にはフック取付口としての切欠部35が 前後で一対、前後位置にそれぞれ配されて前後方向に長い矩形形状に切設されて おり、両切欠部35、35は脚2の両取付孔23、23にそれぞれ対向するよう になっている。
【0016】 左右一対のガイドレール9はチャンネル形状に形成されており、引出し口4の 左右に互いの開口側が正対するようにそれぞれ取り付けられている。すなわち、 各ガイドレール9は側面壁41と、側面壁41の上下に隣接して水平方向に屈曲 された上面壁42および下面壁43と、側面壁41および上下面壁42、43に よって囲まれ、内面側が開口しているガイド溝44とを備えており、このガイド 溝44において前記スライドレール8を摺動自在に嵌入し得るように構成されて いる。
【0017】 そして、ガイドレール9には前後一対のフック金具45、45が、前記脚2の 取付孔23および前記袖引出しユニット3の切欠部35にそれぞれ対向する前後 位置に配されて、スポット溶接により固着されている。
【0018】 フック金具45はプレス加工により一体成形されており、スポット溶接部46 が形成されてガイドレール9の側面壁に固着される被固着部片47と、この被固 着部片47の上端辺から屈曲成形されているフック部片48と、被固着部片47 の前後両脇に一体的に突設されている一対の板ばね部片49、49とを備えてい る。フック部片48は被固着部片47の上端辺の中央部から水平方向外向きに屈 曲されるとともに、その水平部をさらに垂直方向下向きに屈曲された形状に形成 されている。また、板ばね部片49は被固着部片47の前後端部が若干外側に突 出するように屈曲されてなり、図5に示されているように、このフック金具45 がガイドレール9に溶着された状態において、ガイドレール9の側面壁41の外 面との間に隙間Gが形成されるようになっている。そして、板ばね部片49は脚 2または袖引出しユニット3の側面に押圧することにより、隙間Gによって弾発 力を創出するようになっている。
【0019】 次に、前記構成に係る片袖机の組立作業について説明する。この説明により、 前記片袖机の構成の詳細が共に明らかにされる。
【0020】 図5に示されているように、フック金具45がスポット溶接により予め固着さ れたガイドレール9は、脚2および袖引出しユニット3にそれぞれ組み付けられ る。このとき、例えば、図6の(a)に示されているように、フック金具45の 板ばね部片49が脚2の梁部材21内面に押接されながら、フック部片48が梁 部材21に開設された取付孔23に上から挿入される。そして、図6の(b)お よび(c)に示されているように、フック部片48が梁部材21の上面に突き当 たるまで取付孔23に挿入されると、板ばね部片49が梁部材21に反力をとっ て弾発するため、フック部片48は取付孔23にがたつきなく取り付けられた状 態になる。
【0021】 同様に、袖引出しユニット3側においても、フック部片48が梁部材34の切 欠部35に上から挿入される。この場合においても、フック金具45の板ばね部 材49が袖引出しユニット本体30の側面に反力をとって弾発するため、フック 部片48は切欠部35にがたつきなく取り付けられた状態になる。したがって、 外方が開放した切欠部35であっても、フック金具46は切欠部35から抜け出 ることなく、固定されることになる。
【0022】 次に、天板固定用の梁部材12が一対、脚2および袖引出しユニット3の上面 における前後の端部にそれぞれ当接され、ビス13により締結される。
【0023】 その後、引出し6が引出し口5に前後方向に摺動自在に挿入される。すなわち 、引出し6の左右のスライドレール8、8が左右のガイドレール9、9における ガイド溝44、44にそれぞれ摺動自在に挿入される。なお、図示しないが、ス ライドレール8の後端部およびガイドレール9の前端部には、互いに係合自在に ストッパがそれぞれ止着される。
【0024】 引出し6が引出し口5に挿入された後、または以前に、天板本体10が前後の 梁部材12、12に被せられる。天板本体10が前後の梁部材12、12に被せ られると、図7(a)に示されているように、ロック装置14においてロックピ ン16が天板1の内面によりスプリング17に抗して押される。その後、図7( b)に示されているように、ロックピン16が天板1のロック孔19に対向する と、ロックピン16はスプリング17により押されてロック孔19に嵌入する。 このロックピン16のロック孔19への嵌入により、天板本体10は梁部材12 にロックされた状態になる。
【0025】 この天板本体10の梁部材12へのロック状態において、この天板1の補強リ ブ11の下面はガイドレール9の上面壁42に上から当接した状態になる。した がって、ガイドレール9は天板の補強リブ11により上から押さえられた状態に なるため、ガイドレール9に固着されたフック金具45は取付孔23および切欠 部35から上方へ抜け出ることを阻止された状態になる。なお、図1においては 、補強リブ11の下面がフック金具45の位置でガイドレール9に当接している ように図示されているが、補強リブ11はフック金具45以外の位置でガイドレ ール9に当接してもよい。
【0026】 以上説明したように、本実施例によれば、ガイドレール9に固着されたフック 金具45を、脚2および袖引出しユニット3の取付孔23および切欠部35に上 からそれぞれ挿入し、その後、脚2および袖引出しユニット3に上方から被せら れた天板1によりガイドレール9を上から押さえることにより、フック金具45 の取付孔23および切欠部35からの抜け出しを防止することができるため、組 付作業がきわめて良好になる。すなわち、組立作業が下から上へ積み重ねられて 行く作業であるため、きわめて作業能率がよく、作業中の姿勢もきわめて楽な状 態になる。
【0027】 図8は本考案の他の実施例である平机を示す一部省略正面断面図、図9はその 側面断面図、図10はその中間ガイドレール部を示す分解斜視図である。
【0028】 本実施例2が前記実施例1と異なる点は、袖引出しユニットの代わりに右側に も脚が形成された平机として構成されており、この平机の中間部に中間ガイドレ ール50が前後方向に延在するように架設されて、引出し口が左右一対形成され ている点にある
【0029】 すなわち、中間ガイドレール50は左側ガイドレール51と右側ガイドレール 52とを備えており、両ガイドレール51と52とはいずれもチャンネル形状に 形成されて、互いに背合わせに固着されている。そして、左側ガイドレール51 は左側脚2に取り付けられたガイドレール9と対になり、右側ガイドレール52 は右側脚2Aに取り付けられたガイドレール9と対になるようになっている。
【0030】 中間ガイドレール50の前端部の上面壁には横挿入形フック金具53がスポッ ト溶接により固着されている。横挿入形フック金具53はプレス加工により一体 成形されており、スポット溶接部54が形成されて中間ガイドレール50の上面 壁に固着される被固着部片55と、この被固着部片55の両端部から垂直方向上 向きにそれぞれ屈曲されている一対の挿入部片56、56とを備えている。挿入 部片56の前端部の下端辺には凸状弯曲傾斜面57が、先細りになるように形成 されており、傾斜面57の後方には段部58が形成されている。
【0031】 他方、天板固定用梁部材12における内側側壁にはフック取付口としての取付 孔59が左右で一対、中央部において左右に隣合わせに配されて上下方向に長く 開設されている。各取付孔59は横挿入形フック金具53の挿入部片56が挿入 可能で、かつ、段部58の挿入が阻止可能な高さの縦に細長い透孔に形成されて いる。
【0032】 また、中間ガイドレール50の後端部の上面壁には縦挿入形フック金具60が スポット溶接により固着されている。このフック金具60はプレス加工により一 体成形されており、スポット溶接部61が形成されて中間ガイドレール50の上 面壁に固着される被固着部片62と、被固着部片62の後端部から屈曲成形され ているフック部片63とを備えている。フック部片63は被固着部片62の後端 部から垂直方向上向きに屈曲されるとともに、その垂直部を水平に屈曲され、さ らに、その水平部を垂直下向きに屈曲された形状に形成されている。
【0033】 他方、天板固定用の梁部材12における上面壁にはフック取付口としての切欠 部64が前記取付孔59に対応するように中央部に配されて、左右に長い矩形形 状に切設されており、この切欠部64はフック部片62を嵌入し得るように形成 されている。本実施例において、この切欠部64と前記取付孔59とは前後両方 の梁部材12、12にそれぞれ配設されており、一対の梁部材12、12を前後 いずれに配置してもよいように構成されている。
【0034】 次に、前記構成に係る中間ガイドレール50の組付作業を説明する。
【0035】 一対の天板固定用の梁部材12、12が脚2、2A間の前後端部に架設された 後、前記中間ガイドレール50が前後の梁部材12、12間に架設される。この とき、まず、中間ガイドレール50の前端部に予め固着された横挿入形フック金 具53の両挿入部片56、56が、前側の梁部材12の取付孔59、59に挿入 される。この挿入時、挿入部片56の先端に形成された凸状弯曲傾斜面57によ る案内作用により、挿入作業が容易に実施される。
【0036】 続いて、中間ガイドレール50の後端部に予め固着された縦挿入形フック金具 60のフック部片63が、後側の梁部材12の切欠部64に上から挿入される。 この際、前側のフック金具53に形成された凸状弯曲傾斜面57により、中間ガ イドレール50は上下方向の回動が案内されるため、後側のフック部片63の切 欠部64への挿入作業は円滑に実施される。この挿入状態で、前側のフック金具 53においては、段部58が取付孔59の開口縁辺に係合した状態になるため、 ガイドレール50は前後方向の移動が規制された状態になる。
【0037】 その後、天板本体10が梁部材12、12に上から被せられてロック装置14 によって固定されると、天板の補強リブ11の下面により、中間ガイドレール5 0が上から押さえられるため、間接的にフック金具60は切欠部64からの抜け 出しを阻止された状態になる。
【0038】 本実施例2によれば、前記実施例1の効果に加えて、引出し6、6を複数台、 引出し口5に摺動自在に、しかも、簡単な作業にて組み付けることができるとい う効果が得られる。
【0039】 なお、本考案は前記実施例に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない 範囲において、種々変更可能であることはいうまでもない。
【0040】 例えば、前記実施例においては、本考案が片袖机および平机に適用された場合 につき説明したが、本考案はこれに限らず、両袖机等の引出し付き机全般に適用 することができる。
【0041】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば、引出し付き机における引出しガイドレ ールについて組付作業性を大幅に高めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である引出し付き机を示す一
部省略正面断面図である。
【図2】その分解斜視図である。
【図3】その一部省略分解斜視図である。
【図4】ガイドレール部分を示す分解斜視図である。
【図5】その拡大部分分解斜視図である。
【図6】組付作業を説明するための各部分正面断面図お
よび一部切断平面図である。
【図7】天板を固定するためのロック装置を示す各一部
省略側面断面図である。
【図8】本考案の他の実施例である平机を示す一部省略
正面断面図である。
【図9】その側面断面図である。
【図10】その中間ガイドレール部を示す分解斜視図で
ある。
【符号の説明】
1…天板、2、2A…脚、3…袖引出しユニット
(脚)、4…足入れ空間、5…引出し口、6…引出し、
7…引出し本体、8…スライドレール、9…ガイドレー
ル、10…天板本体、11…補強リブ、12…梁部材、
13…ビス、14…ロック装置、15…ボデー、16…
ロックピン、17…スプリング、18…傾斜面、19…
ロック孔、20…脚部材、21…梁部材、22…締結
孔、23…取付孔(取付口)、30…袖引出ユニット本
体、31…袖引出し、32…取付枠、33…締結孔、3
4…梁部材、35…切欠部(取付口)、41…ガイドレ
ール側面壁、42…上面壁、43…下面壁、44…ガイ
ド溝、45…フック金具、46…スポット溶接部、47
…被固着部片、48…フック部片、49…板ばね部片、
50…中間ガイドレール、51…左側ガイドレール、5
2…右側ガイドレール、53…横挿入形フック金具、5
4…スポット溶接部、55…被固着部片、56…挿入部
片、57…凸状弯曲傾斜面、58…段部、59…取付孔
(取付口)、60…縦挿入形フック金具、61…スポッ
ト溶接部、62…被固着部、63…フック部片、64…
切欠部(取付口)。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 天板と、この天板を支える一対の脚とに
    よって囲まれる足入れ空間の上部に形成された引出し口
    に引出しが、引出し口の両脚側面にそれぞれ敷設された
    ガイドレールに引出しの両側面にそれぞれ敷設されたス
    ライドレールが摺動自在にそれぞれ嵌入されて、前後方
    向に引き出し可能に挿入されている引出し付き机におい
    て、 前記両脚の前記天板との当接面に前後で一対の取付口が
    前後位置にそれぞれ開設されており、 他方、前記両ガイドレールの各脚との当接面に前後で一
    対のフック金具が前記各取付口に対向する前後位置にそ
    れぞれ固着されているとともに、各フック金具はガイド
    レールに固着された被固着部片の上端辺からフック部片
    が突設された構造に構成されており、 前記フック金具のフック部片が前記脚の取付口に脚の上
    面から挿入されて、前記両ガイドレールが両脚にそれぞ
    れ吊持されており、 これらのガイドレールが両脚に支えられた天板に当接さ
    れて上から押さえられていることを特徴とする引出し付
    き机。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の引出し付き机におい
    て、前記引出し口の中間位置に、前記引出しのスライド
    レールが摺動自在に嵌入される中間ガイドレールが前後
    方向に架設されており、この中間ガイドレールの一端部
    に横挿入形のフック金具が固着されているとともに、そ
    の他端部にフック金具が固着されており、他方、前記両
    脚間の前後位置にそれぞれ架設された前後で一対の梁部
    材に挿入口およびフック取付口がそれぞれ開設されてお
    り、中間ガイドレールの前記横挿入形フック金具が前記
    挿入口に挿入されているとともに、他端の前記フック金
    具が前記フック取付口に上から挿入されていることを特
    徴とする引出し付き机。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06343526A (ja) * 1993-06-10 1994-12-20 Kokuyo Co Ltd 引出用レールの取付構造
JPH08252128A (ja) * 1995-03-17 1996-10-01 Kyoei Kogyo Kk 組立て机における中央引出しのガイド装置
JP2006239124A (ja) * 2005-03-03 2006-09-14 Muneo Ssx:Kk 地震用テーブル

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JP2542263Y2 (ja) 1997-07-23

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