JP2541982B2 - レ―ザ―走査方式の眼科装置 - Google Patents

レ―ザ―走査方式の眼科装置

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JP2541982B2 JP62130832A JP13083287A JP2541982B2 JP 2541982 B2 JP2541982 B2 JP 2541982B2 JP 62130832 A JP62130832 A JP 62130832A JP 13083287 A JP13083287 A JP 13083287A JP 2541982 B2 JP2541982 B2 JP 2541982B2
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、被検眼をレーザー光で走査照明する様にし
たレーザー走査方式の眼科装置に関するものである。
(従来の技術) 従来、眼科装置としての眼底カメラによる眼底の観察
撮影には、通常の観察撮影と蛍光による観察撮影があ
る。
この蛍光による観察撮影において被検者側では、蛍光
剤を例えば肘静脈等に注入して、この蛍光剤を眼底の血
管に循環させる様にしている。一方、蛍光による観察撮
影において眼底カメラ側では、蛍光剤に対して蛍光を励
起させる波長の光を眼底に向けて照射することにより、
眼底の血管部で蛍光を発する様にすると共に、観察撮影
光学系の光路中に蛍光以外の波長の反射光をカットさせ
る蛍光用フィルターを挿入するようにしている。
ところで、上述の様に蛍光剤を被検者に注入すると、
蛍光剤が眼底の血管に循環し始めるまでには5秒〜10秒
程度かかり、また、蛍光剤が眼底血管内に十分に循環さ
れるまでには更にある程度の時間がかかる。そこで、こ
の様な蛍光による眼底血管の変化を経時的に観察撮影す
ることにより、眼底血管の状態を知ることができる。し
かし、この蛍光による眼底血管の変化は現出し始めてか
ら安定するまでの時間が比較的短いため、通常は、蛍光
による眼底血管が現出し始める直前から撮影を開始する
様にしている。
一方、この様な眼底血管の蛍光による観察撮影時に
は、当然のことながら眼底カメラのピントを被検者の眼
底に合わせる必要がある。しかも、被検者の眼底は一定
せず動き易いため、蛍光による眼底血管の撮影時には通
常ピント合わせを行う必要がある。
(発明が解決しようとする問題点) しかし、蛍光による眼底血管の撮影時の初期には蛍光
用フィルタのために眼底が全く見えない状態があり、
又、蛍光による眼底血管の現出初期には眼底血管におけ
る蛍光の発生量が非常に少ない。このため、この様な状
態のときには、上述したピント合わせを行うことが困難
であった。従って、この様な蛍光による眼底血管の撮影
時にも、通常光による観察を行ってピント合わせができ
るのが望ましいが、上述の様に蛍光用フィルターが光路
中に配置されている状態では通常光によるピント合わせ
ができないという問題があった。
また、上述の様な蛍光による眼底血管の撮影のみで
は、眼底の他の部分との位置関係を正確に把握すること
ができない。従って、この位置関係を正確に知りたい場
合には、蛍光による眼底血管の撮影の他に、通常の観察
撮影を行って、両者を重ね合わせ比較するとよい。
しかし、蛍光用フィルターが光路中に配置してあると
きには、通常撮影はできず、蛍光による眼底血管のみし
か撮影できないものであった。また、逆に通常撮影時に
は、蛍光用フィルターが光路中にないため、蛍光撮影は
できないものであった。
この結果、従来は蛍光による眼底血管像と眼底の他の
部分との関係を正確に知りたい場合には、上述した蛍光
による観察撮影と通常の観察撮影とを交互に行う必要が
あった。
しかし、被検者の眼底を一定させておくことは非常に
困難であるため、上述の様に蛍光による観察撮影と通常
の観察撮影とを交互に行った場合には、両撮影による写
真すなわち眼底血管像と眼底像とに時間的なずれが生じ
る。この結果、眼底血管像と眼底像とを並べて比較でき
ても、この両像を重ね合わせて正確な位置関係を知るこ
とは困難であった。
そこで、本発明は、蛍光による被検眼の観察撮影と、
通常の被検眼の観察撮影とを同時に行い得るレーザー走
査方式の眼科装置を提供することを目的とするものであ
る。
(問題点を解決するための手段) この目的を達成するため、本発明は、レーザー光を被
検眼に走査照射するための照射系と、該被検眼からの光
を受光部に導く受光系とを有するレーザー走査方式の眼
科装置において、 前記受光部は、前記レーザー光の被検眼からの反射光
のみを受光させるための第1受光部と、前記被検眼内で
前記レーザー光により励起されて生ずる蛍光のみを受光
させる第2受光部とからなり、 前記受光系は前記被検眼からレーザー反射光第1受光
部に導くと共に前記被検眼からの蛍光を前記第2受光部
に導くように設定されているレーザー走査方式の眼科装
置としたことを特徴とするものである。
(作用) この様な構成によれば、被検者に蛍光剤を注入した状
態で、レーザー光により被検者の被検眼を走査すると、
被検眼でレーザー光が反射されると共に、レーザー光が
被検眼内の蛍光剤に照射されて励起され、被検眼の部分
で蛍光を発する。そして、このレーザー光の反射光は、
第1受光部に受光されて、通常の観察撮影に用いられ
る。一方、蛍光は、第2受光部に受光されて、受光によ
る被検眼の観察撮影に用いられる。
(実施例) 以下、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
<第1実施例> 第1図〜第6図は、本発明の第1実施例を示したもの
である。
第1図及び第2図に示した眼底カメラは、レーザー発
振器1と、このレーザー発振器1で発生させられたレー
ザー光(照明光)を被検眼Eの眼底Ef上で走査照明する
ための照明系と、眼底Efで反射した反射光や眼底血管
(図示せず)で励起された蛍光等の光を受光する受光部
と、この反射光及び蛍光等の光を受光部に案内する受光
系を有する。
レーザー発振器1は、蛍光剤を励起して蛍光を発生さ
せ得る波長のレーザー光、例えば488nmのレーザー光を
発振する様になっている。
照明系は、レーザー発振器1側から順に配列されたレ
ーザーコリメータレンズ2,ピンホール3,コリメータレン
ズ4,ハーフミラー5,偏光ビームスプリッター6,ダイクロ
イックミラー7,水平走査用(X方向走査用)のXスキャ
ナー8のポリゴンミラー8a,変倍レンズ9,10,リレーレン
ズ11,反射ミラー12,フォーカスレンズ13,14,リレーレン
ズ15,垂直走査用(Y方向走査用)のYスキャナー16の
カルバノミラー16a,対物レンズ17,ハーフミラー18等の
光学部品から構成されている。そして、ダイクロイック
ミラー7は、488nmの波長のレーザー光を透過し、520nm
の波長の光を反射する。また、変倍レンズ9,10は焦点距
離の組合わせを変えることが可能になっていて、この変
倍レンズ9,10の焦点距離の組合わせを変更することによ
り、レーザー光による水平走査画角が変更されると共
に、レーザー光のスポット径が変更され、カルバノミラ
ー16aの走査角を変更することにより、垂直走査画角が
変更される。すなわち、この変倍レンズ9,10とカルバノ
ミラー16aとは連動していて、走査画角Aが第4図〜第
6図の如く変更されると、レーザー光Bのスポット径S
が画角Aに対して一定の比率で変更される。又、フォー
カスレンズ13,14は光軸方向に移動可能に設けられてい
て、このフォーカスレンズ13,14を光軸方向に移動させ
るとにより、被検眼Eの屈折力の差によるスポット系の
変化を一定に保つことができる。図中、Pは被検眼Eの
瞳Epと共役な位置を示し、Rは被検眼Eの眼底Efと共役
な位置を示す。
この様な照明系ではレーザー光発振器1から発振され
たレーザー光Bが、レーザーコリメータレンズ2,ピンホ
ール3,コリメータレンズ4,ハーフミラー5,偏光ビームス
プリッター6,ダイクロイックミラー7を透過した後、ポ
リゴンミラー8aの回転によりX方向に走査される。この
走査されたレーザー光Bは、必要に応じて変倍レンズ9,
10により変倍された後、リレーレンズ11,反射ミラー1
2、フォーカスレンズ13,14、リレーレンズ15、ガルバノ
ミラー16a,対物レンズ17,ハーフミラー18等を介して被
検眼Eの眼底Efに走査照明される。そして、ポリゴンミ
ラー8aによる1走査ごとにカルバノミラー16aを所定角
度ずつ回動させることにより、走査位置がY方向に順次
変更される。
また、上述した受光部は、眼底Efからの反射光すなわ
ちレーザー光と同一波長の光を受光させる光電子増倍管
19(第1受光部)と、眼底血管(図示せず)からの蛍光
波長を受光させる光電子増倍管20(第2受光部)を有す
る。
しかも、上述の受光系は、眼底Efで反射したレーザー
光を光電子増倍管19に案内する第1受光系と、眼底血管
からの蛍光を光電子増倍管20に案内する第2受光系を有
する。
この第1受光系は、照明系の偏光ビームスプリッタ6
からハーフミラー18までは同一光路を使用しており、こ
の光路に加えて検光子21,集光レンズ22,ピンホール23か
ら構成される。この検光子21は、偏光ビームスプリッタ
ー6で反射される光の偏光成分のみを透過させる。従っ
て、眼底Efからの反射光は、照明系の偏光ビームスプリ
ッタ6からハーフミラー18までは同一光路を照明光とは
逆に案内された後、検光子21,集光レンズ22,ピンホール
23を介して光電子増倍管19に入射する。
また、第2受光系は、照明系のダイクロイックミラー
7からハーフミラー18までは同一光路を使用しており、
この光路に加えて干渉フィルタ24,集光レンズ25,ピンホ
ール26等から構成されている。この干渉フィルタ24は、
ダイクロイックミラー7で反射された520nmの蛍光波長
のみを透過させる。従って、眼底血管からの蛍光は、照
明系のダイクロイックミラー7からハーフミラー18まで
は同一光路を照明光とは逆に案内されて、干渉フィルタ
24,集光レンズ25,ピンホール26を介して光電子増倍管20
に入射する。
さらに、眼底カメラは、照明系のレーザー発振器1側
端部の照明光(レーザー光)の光量レベル検出用の光電
素子27を第1照射光受光部として有すると共に、照明系
から被検眼Eに向けて出射される照明光の光量レベル検
出用の光電素子28を第2照射光受光部として有する。し
かも、光電素子27には照明系のレーザー光の一部がハー
フミラー5と集光レンズ29を介して案内され、光電素子
28には照明系から出射されるレーザー光がハーフミラー
18,集光レンズ30を介して案内される。
次に、この様な光学系と協働する電子制御系を作用と
共に説明する。
上述したXスキャナー8は、ポリゴンミラー8aの他
に、ポリゴンミラー8aを駆動させるモータ8bと、モータ
8bを作動させるドライバ(図示せず)と、このドライバ
の制御回路(図示せず)と、ポリゴンミラー8aの回動位
置を検出させる回動位置検出手段(図示せず)と、この
回動位置検出手段からの信号を受けて1水平走査開始信
号を出力する1水平走査開始信号発生回路(図示せず)
等を有する。このXスキャナー8は、ポリゴンミラー8a
を回転させて、レーザー光を水平方向に走査する。
また、Yスキャナー16は、カルバノミラー16aの他
に、カルバノミラー16aを駆動させるドライバ(図示せ
ず)と、このドライバの制御回路(図示せず)と、カル
バノミラー16aの初期位置を検出させる位置検出手段
(図示せず)等を有する。そして、Yスキャナー16の制
御回路は、Xスキャナー8からの1水平走査開始信号を
受けると、それと同期したドットクロックを発生させ、
所定ドットの走査終了後、カルバノミラー16aのドライ
バを作動させて、カルバノミラー16aを所定角度回動さ
せて、水平走査位置を順次変更する。また、Yスキャナ
ー16の制御回路は、この様にガルバノミラー16aがドラ
イバにより所定回数回動させられたとき、1フレーム走
査完了信号を出力し、Yスキャナー16を開始点に戻す。
この様なXスキャナー8からの1水平走査開始信号及
びYスキャナー16からの1フレーム走査完了信号は、ア
ドレス回路31に入力される。
一方、光電子増倍管19には上述した第1受光系を介し
て眼底Efからの反射光が入力され、光電子倍増管20には
第2受光系を介して眼底血管からの蛍光が入力され、光
電素子27にはこの際の照明系のレーザー発振器1側端部
のレーザー光の一部が入力され、光電素子28には照明系
のレーザー光出射光の一部が入力される。そして、光電
子増倍管19の出力信号は増幅器32で増幅された後にA/D
変換器33に入力され、光電子増倍管20の出力信号は増幅
器34で増幅された後にA/D変換器35に入力される。ま
た、光電素子27,28の出力信号は補正制御回路36に入力
される。この光電素子27,28の出力信号は、照明系のレ
ンズやミラー等に汚れやゴミが付着したりしていない状
態で、常に一定の比率を維持しているが、照明系のレン
ズやミラー等に汚れやゴミが付着したりすると、この比
率が変化する。この結果、照明系のレンズやミラー等に
汚れやゴミが付着したりすると、この比率の変化から照
明系のレンズやミラー等に汚れやゴミの付着がわかる。
従って、補正制御回路36は、この様な比率の変化を基に
増幅器32,34を制御して、汚れやゴミ等に起因する照明
系での光量減少が生じなかった状態で、レーザー光が眼
底Efを走査したときに得られる量に、光電子増倍管19,2
0の出力信号を補正する。また、光電素子27の出力信号
のみの出力信号によりレーザー発振器1そのものの発光
量のムラも検出でき同時に補正される。
この様にして増幅器32,34により増幅されたアナログ
信号は、A/D変換器33,35でディジタル信号に変換され
る。
A/D変換器33からの出力は切換スイッチ37を介して第
1メモリ38又は第2メモリ39に入力され、第1メモリ38
又は第2メモリ39の出力は切換スイッチ40を介してD/A
変換器41に入力され、D/A変換器41の出力はビデオ信号
発生回路42に入力される。しかも、このビデオ信号発生
回路42の出力の一部はメモリ呼出回路43及び切換スイッ
チ44を介して第1メモリ38又は第2メモリ39に入力され
る。また、ビデオ信号発生回路42の出力は、VTR45に入
力されると共に、画像合成装置46を介してTVモニター47
に入力される。尚、VTR45の出力も画像合成装置46を介
してTVモニター47に入力される。
同様に、A/D変換器35からの出力は切換スイッチ48を
介して第3メモリ49又は第4メモリ50に入力され、第3
メモリ49又は第4メモリ50の出力は切換スイッチ51を介
してD/A変換器52に入力され、D/A変換器52の出力はビデ
オ信号発生回路53に入力される。しかも、このビデオ信
号発生回路53の出力の一部はメモリ呼出回路54及び切換
スイッチ55を介して第3メモリ49又は第4メモリ50に入
力される様になっている。また、ビデオ信号発生回路53
の出力は、VTR56入力されると共に、画像合成装置46を
介してTVモニター47に入力される。尚、VTR56の出力も
画像合成装置46を介してTVモニター47に入力される。こ
の画像合成装置46は、ビデオ信号発生回路42,53からの
信号を別々にTVモニター47に送ることもできるし、又、
ビデオ信号発生回路42,53からの信号を必要に応じて合
成してTVモニター47に送ることもできる。
さらに、上述したアドレス回路31のアドレス信号は、
切換スイッチ57を介して第1メモリ38又は第2メモリ39
に入力されると共に、切換スイッチ58を介して第3メモ
リ49又は第4メモリ50に入力される様になっている。し
かも、切換スイッチ37,40,44,48,51,55,57,58は、Yス
キャナー16からの1フレーム走査完了信号により切り換
えられる様になっている。
この際、切換スイッチ37,40,44,57の切換は、A/D変換
器33からのディジタル信号を切換スイッチ37,57により
第1メモリ38と第2メモリ39のいずれか一方の所定番地
に順次にメモリしているとき、メモリ呼出回路43が第1
メモリ38と第2メモリ39との他方にメモリされた1フレ
ーム分の信号を切換スイッチ44を介して呼び出して、こ
の呼び出した信号を切換スイッチ40によりD/A変換器43
に入力させる様に行われる。すなわち、第1メモリ38に
メモリしているときは、第2メモリ39に入力された1フ
レームの信号を基にTVモニター47に画像を再生させ、ま
た、第2メモリ39にメモリしているときは、第1メモリ
38にメモリされた1フレームの信号を基にTVモニター47
に画像を再生させる様になっている。この様にすること
で、レーザー光による眼底Efの走査速度とビデオ信号発
生回路43による信号処理速度が著しく異なっていても、
TVモニター47には安定した眼底Efの画像が再生可能とな
る。
同様に、切換スイッチ48,51,55,58の切換は、A/D変換
器35からのディジタル信号を切換スイッチ48,58により
第3メモリ49と第4メモリ50のいずれか一方の所定番地
に順次にメモリしているとき、メモリ呼出回路54が第3
メモリ49と第4メモリ50との他方にメモリされた1フレ
ーム分の信号を切換スイッチ55を介して呼び出して、こ
の呼び出した信号を切換スイッチ51によりD/A変換器52
に入力させる様に行われる。すなわち、第3メモリ49に
メモリしているときは、第4メモリ50にメモリされた1
フレームの信号を基にTVモニター47に画像を再生させ、
また、第4メモリ50にメモリしているときは、第3メモ
リ49にメモリされた1フレームの信号を基にTVモニター
47に画像を再生させる様になっている。この様にするこ
とで、レーザー光による眼底Efの走査速度とビデオ信号
発生回路43による信号処理速度が著しく異なっていて
も、TVモニター47には安定した眼底血管の画像が再生可
能となる。
従って、照明系は、レーザー発振器1からのレーザー
光を被検眼Eに向けて照射して、Xスキャナー8とYス
キャナー16とにより眼底Efを走査する。しかも、この走
査により、眼底Efから反射したレーザー光は第1受光系
を介して光電子増倍管19に入力されて、上述の如く第1
メモリ38又は第2メモリ39にディジタル信号として1フ
レームずつメモリされる。そして、この第1メモリ38又
は第2メモリ39にメモリされた信号が、交互に呼び出さ
れてD/A変換器41,ビデオ信号発生回路42を介してVTR45
に入力される。しかも、ビデオ信号発生回路42からの出
力は、画像合成装置46を介してTVモニター47に入力され
て、TVモニター47で観察することができる。
一方、この際、蛍光撮影が行われていれば、眼底血管
内の蛍光剤がレーザー光により励起されて蛍光を発し、
この蛍光が第2受光系を介して光電子増倍管20に受光さ
れて、上述の如く第3メモリ49又は第4メモリ50にディ
ジタル信号として1フレームずつメモリされる。そし
て、この第3メモリ49又は第4メモリ50に入力された信
号が、交互に呼び出されてD/A変換器52,ビデオ信号発生
回路53を介してVTR56に入力される。しかも、ビデオ信
号発生回路53からの出力は、画像合成装置46を介してTV
モニター47に入力されて、TVモニター47で観察すること
ができる。
また、ビデオ信号発生回路42,53からの出力は、画像
合成装置46により合成してTVモニター47に入力させるこ
とにより、重ね合わせてTVモニター47で観察することが
できる。
この様に、蛍光による眼底血管の観察撮影と眼底Ef
観察撮影とを同時に行うことが出来るので、蛍光による
眼底血管像が現れる前から最後まで通常の観察撮影によ
り眼底カメラのピント合わせが可能となる。しかも、蛍
光による眼底血管像と眼底像とを、画像合成装置46で合
成して一つのTVモニター47で同時に重ね合せ観察もでき
るので、眼底血管像と眼底像の位置関係を正確に知るこ
とができる。
<第2実施例> 第7図は、本発明の第2実施例を示したものである。
本実施例は、レーザー発振器1から発振されるレーザ
ー光がランダム光でも直線偏光でも使用できる光学系を
の一例を示したものである。
本実施例では、偏光ビームスプリッター6をハーフミ
ラー59に代えると共に、ハーフミラー5,8とダイクロイ
ックミラー7との間に偏光子60と1/4波長板61をこの順
に介装している。従って、直線偏光のレーザー光は1/4
波長板61で円偏光のレーザー光に偏光させられて被検眼
Eに照射される。
<第3実施例> 第8図は、レーザー発振器1から発振されるレーザー
光が直線偏光の場合の光学系の一例を示したものであ
る。
本実施例では、レーザー発振器1から発振されるレー
ザー光が直線偏光されているので、偏光ビームスプリッ
ター6を単にハーフミラー62に代えるだけで良い。
(発明の効果) この発明は、以上説明したように、蛍光による被検眼
の観察撮影と、通常の被検眼の観察撮影とを同時に行い
得る様に構成したので、被検眼の蛍光撮影時に、被検眼
の蛍光が現出するまで通常の被検眼像を観察しながらピ
ント合わせを容易に行うことができ、正確な蛍光による
観察が可能となる。
しかも、蛍光による被検眼の観察撮影と、通常の被検
眼の観察撮影とを同時に行い得るので、この両観察撮影
による2つの画像にズレが生じる様なことがなく、必要
に応じて両画像を再生する際に、精密な画像の重ね合わ
せ観察ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係るレーザー走査方式の眼底カメラ
の第1実施例を示す光学系の説明図である。 第2図は、第1図に示した光学系を別の角度から見た説
明図である。 第3図は、第1図及び第2図に示した光学系と協働する
電子制御系を示すブロック図である。 第4図〜第6図は、第1図,第2図に示した光学系の一
部を利用して画角及びレーザー光のスポット径を偏光し
たときの画角とレーザー光のスポット径との関係を示す
説明図である。 第7図,第8図は、本発明に係るレーザー走査方式の眼
底カメラの第2,第3実施例を示す光学系の説明図であ
る。 1……レーザー発振器 2……レーザーコリメータレンズ 3……ピンホール 4……コリメータレンズ 5……ハーフミラー 6……偏光ビームスプリッター 7……ダイクロイックミラー 8……Xスキャナー 8a……ポリゴンミラー 9,10……変倍レンズ 11……リレーレンズ 12……反射ミラー 13,14……フォーカスレンズ 15……リレーレンズ 16……Yスキャナー16 16a……ガルバノミラー 17……対物レンズ 18……ハーフミラー 19……光電子増倍管(第1受光部) 20……光電子増倍管(第2受光部) 21……検光子 22……集光レンズ 23……ピンホール 24……干渉フィルター 25……集光レンズ 26……ピンホール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 布川 和夫 東京都板橋区蓮沼町75番1号 東京光学 機械株式会社内 (72)発明者 秀島 昌行 東京都板橋区蓮沼町75番1号 東京光学 機械株式会社内 (56)参考文献 特開 昭62−266032(JP,A) 特開 昭62−186841(JP,A)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】レーザー光を被検眼に走査照射するための
    照射系と、該被検眼からの光を受光部に導く受光系とを
    有するレーザー走査方式の眼科装置において、 前記受光部は、前記レーザー光の被検眼からの反射光の
    みを受光させるための第1受光部と、前記被検眼内で前
    記レーザー光により励起されて生ずる蛍光のみを受光さ
    せる第2受光部とからなり、 前記受光系は前記被検眼からレーザー反射光第1受光部
    に導くと共に前記被検眼からの蛍光を前記第2受光部に
    導くように設定されていることを特徴とするレーザー走
    査方式の眼科装置。
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