JP2541233B2 - 受信電界判別装置 - Google Patents

受信電界判別装置

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JP2541233B2 JP62211635A JP21163587A JP2541233B2 JP 2541233 B2 JP2541233 B2 JP 2541233B2 JP 62211635 A JP62211635 A JP 62211635A JP 21163587 A JP21163587 A JP 21163587A JP 2541233 B2 JP2541233 B2 JP 2541233B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は例えばラジオ受信機に用いられる受信電界
判別装置に関する。
〔発明の概要〕
この発明は受信電界の強弱を示す2値化信号をアップ
ダウンカウントのコントロール信号としてアップダウン
カウンタに供給してこのアップダウンカウンタのカウン
ト値から強弱判別検知限近傍の電界強度の強弱判別を行
なうようにしたもので、上記判別検知限近傍の電界強度
の強弱判別を正しく行なえるようにしたものである。
〔従来の技術〕
従来、チューナでの受信電界の検知の方法は、チュー
ナでは受信信号が視聴に耐えるものであるか否かわかれ
ば良いので、受信電界強度の絶対レベルを知る必要はな
く、受信電界強度に応じた信号を設定したスレッショー
ルド値と比較して得た2値化信号を用いて行なってい
る。
例えば、中間周波キャリア成分を整流して直流電圧と
し、その直流電圧とスレッショールド値とを比較し、そ
の比較出力として2値化信号を得、この2値化信号の状
態から直流電圧がスレッショールド値より大きければ電
界強、小さければ電界弱と判別するようにする。
2値化信号を得る方法としては、上記の方法の他、中
間周波キャリア周波数をカウンタを用いて検出すること
により中間周波キャリア成分の有無を検出し、その検出
結果として得る方法、中間周波キャリア周波数で周波数
弁別し、そのS字カーブ特性のセンター値として中間周
波キャリア成分の有無を検出し、その検出結果として得
る方法等、種々ある。しかし、いずれの方法も電界の強
弱に対応して、所定のスレッショールド値を境としてハ
イレベルとローレベルの状態を変える2値化信号であ
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
ところがこの2値化信号により受信電界を検知する方
法の場合、受信電界がスレッショールド値近傍のとき、
すなわち、判別検知限近傍のとき、雑音が信号に比して
多くなり、受信電界がスレッショールド値前後で変動
し、このため、2値化信号がハイレベル,ローレベルの
一方の状態に定まらず、電界強弱の正しい判別が困難に
なる。
ところで、ヨーロッパではRDS(Radio Data System)
と呼ばれるFM多重方式−FMベースバンド上に57kHzのサ
ブキャリアを立て、ここに約1.2kbpsのデジタルデータ
を2相PSK信号として多重する方式−の実施が予定され
ている。そして、このRDSのデータの1つとして同一時
間に同一番組を放送している他の放送局のデータ(現在
受信している放送局からのオフセット値)が考えられて
いる。そこで、自動車等の移動体で移動中に受信状態が
悪くなったとき、このRDSのデータを用いて自動的に他
の放送局にチューニングさせるようにする同一番組追跡
機能が考えられる。この場合に、他の放送局にチューニ
ング切換を行なうタイミングは、現在受信している局の
電界強度を検知して行なうことが考えられる。
ところが、この電界強度の検知に上述した2値化信号
から判別する方法を用いると、上記のように他の放送局
へのチューニング切換タイミングの判別は正しくできな
い。
受信電界強度の絶対値を例えばデジタル化して、これ
を電界判別に用いれば、上記のような欠点は生じない
が、デジタルデータとして8ビット等のような多ビット
を必要とし、それを判別処理するための構成も複数とな
る欠点がある。
この発明は電界の強弱を示す2値化信号を用いて、受
信電界が電界強弱判別検知限近傍の場合にも良好に判別
できるようにしたものである。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本発明によれば、受信
電界強度の強、弱を示すハイレベルとローレベルの2値
化信号を得る手段と、上記2値化信号の供給を受け、該
信号が、ハイレベルの時M個のクロックとアップコント
ロール信号を出力し、ローレベルの時N個のクロックと
ダウンコントロール信号を出力する(但し、M,Nは正の
整数、N:Mはスレッショールド値近傍でのハイレベルと
ローレベルの出現確率)クロック信号発生手段と、該ク
ロック信号発生手段から供給されるクロック信号とアッ
プ/ダウン信号によりクロック信号を可逆計数するアッ
プダウンカウント手段と、該アップダウンカウント手段
の出力が予め設定された高レベルより大きい時は電界
「強」信号を出力し、予め設定された低レベルより小さ
い時は電界「弱」信号を出力する電界強弱判定手段と、
上記アップダウンカウント手段の出力が予め定められた
上限または下限に達した時、上記クロック信号発生手段
から上記アップダウンカウント手段へのクロック信号の
供給を停止し、上記クロック信号発生手段からののアッ
プ/ダウン信号の切り替わりを検出した時、上記クロッ
ク信号発生手段から上記アップダウンカウント手段への
クロック信号の供給を再開する手段と、を備えた受信電
界判別装置を提供する。
〔作用〕
判別検知限近傍の受信電界のとき、2値化信号SDがハ
イレベルとローレベルとの間で振動したとしても、ハイ
レベルのときはアップカウント,ローベレルのときはダ
ウンカウントすることにより、そのカウント値出力か
ら、受信電界が信号SDのハイレベル傾向にあるか、ロー
レベル傾向にあるかが判別でき、電界強弱の判別を確実
にできる。
また、1回にアップカウントする数M、ダウンカウン
トする数Nを適宜選定することにより、強弱の判定に重
みを付けることができる。つまり、判別検知限ぎりぎり
のとき強,弱のどちらと判定した方が良いかを適宜定め
ることができる。
〔実施例〕
第1図はこの発明が適用された例えばFM用シンセサイ
ザチューナの一実施例を示すものである。
すなわち、アンテナ(11)にて受信された電波は、高
周波同調回路(12)を介してミキサ(13)に供給されて
局部発振回路(14)からの局部発振信号と掛算され、キ
ャリア周波数が周波数変換される。このミキサ(13)の
出力は中間周波フィルタを有する中間周波増幅回路(1
5)に供給され、これより10.7MHzの中間周波信号が得ら
れる。この中間周波信号は検波回路(16)に供給されて
FM検波され、その検波出力はステレオ復調回路(17)に
供給される。
この場合、局部発振回路(14)はPLL構成とされてお
り、その発振出力周波数を変えるための可変分周回路の
分周比1/NのN値はマイクロコンピュータ(20)から与
えられる。なお、第1図においてマイクロコンピュータ
(20)内の各ブロックはこのマイクロコンピュータ(2
0)が実行する処理をその機能をもって示した機能ブロ
ックである。
受信電界の強弱を示す2値化信号は次のようにして得
られる。すなわち、中間周波増幅回路(15)よりの中間
周波キャリア成分はキャリア整流回路(18)に供給され
て直流信号にされ、この直流信号がレベル比較回路(1
9)に供給されて所定のスレッショールドレベルと比較
され、直流出力がこのスレッショールドレベルを越えた
とき例えばハイレベル、スレッショールドレベル以下で
あるときローレベルとなる2値化信号SDが得られる。
この2値化信号SDはマイクロコンピュータ(20)に供
給される。
また検波回路(16)の検波出力が例えばバンドパスフ
ィルタからなるRDSデータの抽出回路(21)に供給され
てRDSデータが抽出され、これがデジタル化回路(22)
に供給されてデジタルデータに変換され、そのデジタル
データがマイクロコンピュータ(20)に供給される。
この場合、マイクロコンピュータ(20)はオートチュ
ーニングの機能を有する。
すなわち、(201)はサーチ手段、(202)はこのサー
チ手段(201)によって駆動されるN値変更手段、(20
3)は局部発振回路(14)の可変分周回路にN値を供給
するN値供給手段で、このN値供給手段(203)は例え
ば、FMバンド内を100kHz間隔で受信できるだけの複数の
N値がストアされているROMと、その読み出しアドレス
手段とからなる。N値変更手段(202)はこのN値供給
手段(203)のアドレス手段に指令信号を供給する。
そして、(23)はサーチキーで、このサーチキー(2
3)が押されるとサーチ手段(201)によりN値変更手段
(202)が駆動され、N値供給手段(203)よりN値が順
次読み出されて可変分周回路(143)に供給される。し
たがって局部発振周波数が順次変えられて放送局がサー
チされる。この例の場合、2値化信号SDは放送波の有無
の判別信号としても用いられる。すなわち、マイクロコ
ンンピュータ(20)に入力された信号SDはチューニング
ポイント判別手段(204)に供給される。このチューニ
ングポイント判別手段(204)では出力SDが電界強、す
なわちハイレベルになったかどうか判別されてチューニ
ングポイントかどうか判別され、その判別結果がジャス
トポイント判別手段(205)に供給される。ジャストポ
イント判別手段(205)はサーチ手段(201)に制御信号
を供給する。これを受けてサーチ手段(201)はN値変
更手段(202)に対しN値変更ストップ信号を供給し、
ジャストポイントが決定される。
また、この例の場合、プリセット選局も可能とされて
おり、プリセットキー(24)の任意のプリセットキーが
押されると、N値変更手段(202)によりその押された
プリセットキーに対応するN値がN値供給手段(203)
から局部発振回路(14)に供給され、対応する受信周波
数のところで選局される。
次に、電界強度の判定動作について説明する。
すなわち、信号SDはサンプリング手段(206)に供給
され、サンプリングパルス発生手段(207)からのサン
プリングパルスSPによりサンプリングされる。この例で
はパルスSPのくり返し周期は例えば17msecとされ、この
サンプリングは常になされている。
サンプリング手段(206)のサンプリング出力はクロ
ック及びアップダウンコントロール信号の発生手段(20
8)に供給される。この発生手段(208)からはサンプリ
ング出力がハイレベル(電界強)のときはM(正の整
数)発のクロックが出力されるとともにアップダウンコ
ントロール信号UDはアップカウントさせる信号とされ、
サンプリング出力SDがローレベル(電界弱)のときはN
(正の整数)発のクロックが出力されるとともに信号UD
はダウンカウントさせる信号とされる。この発生手段
(208)からのクロックはゲート手段(209)を介してア
ップダウンカウンタ(210)のクロック端子に、アップ
ダウンコントロール信号UDはカウント方向コントロール
端子に、それぞれ供給される。
上記M,Nの値は任意でああるが、この例の場合はM=
N=2とされる。
そして、このカウンタ(210)のカウント値出力CNTが
最大値最小値検出手段(211)に供給されるとともに発
生回路(208)からのアップダウンコントロール信号UD
がこの検出手段(211)に供給される。この検出手段(2
11)は、ゲート手段(209)にゲート信号GTを供給す
る。この場合、カウント値出力CNTが設定された最大値C
max例えば「255」と最小値Cmin例えば「0」の間の値の
とき、つまり Cmax≧CNT≧Cmin のときはゲート信号GTはゲート手段(209)を開とす
る。
そして、カウンタ(210)がアップカウント中に、出
力CNTが最大値Cmax=255になると、ゲート信号GTにより
ゲート手段(209)はゲート閉の状態となる。したがっ
て、カウンタ(210)ではアップカウント値が255以上に
なろうとすると、出力CNTは255の状態でカウントを停止
する。この状態から信号UDがアップカウント方向の状態
からダウンカウント方向の状態になるとゲート手段(20
9)は開となり、カウンタ(210)はダウンカウントを始
める。
同様に、カウンタ(210)がダウンカウント中にカウ
ント値出力CNTが設定された最小値Cmin=0になるとき
にもゲート信号GTによりゲート手段(209)はゲート閉
の状態となる。したがって、カウンタ(210)ではダウ
ンカウント値が「0」以下になろうとすると出力CNTは
「0」の状態でカウント停止となる。そして、この状態
から信号UDがダウンカウント方向の状態からアップカウ
ント方向の状態になると、ゲート手段(209)は開とな
り、カウンタ(210)はアップカウントを始める。
一方、プリセットキー(24)が押されたとき、あるい
はジャストポイント判別手段(205)によりジャストポ
イントの決定がなされて、受信局が固定されたとき、プ
リセット手段(212)によりアップダウンカウンタ(21
0)が所定の値にプリセットされる。
この例の場合、前の受信固定状態が放送波受信状態で
あったときは、カウンタ(210)は「192」にプリセット
され、放送波を受信していない状態であったときはカウ
ント値「128」にプリセットされる。つまり、受信局が
固定され直されたとき、カウンタ(210)は、このプリ
セット値を初期値として、信号SDのサンプリング出力に
よりアップ又はダウンカウントを行なうことになる。も
っとも前述したように、信号SDのサンプリングは17msec
周期で常に行なわれ、カウンタ(210)は常に前記のよ
うなカウント動作をしている。
以上のことから、受信電界が強く比較的安定している
ときは、信号SDは常にハイレベルとなるからカウンタ
(210)のカウント値出力CNTはCmax=255となってお
り、電界が非常に弱いときは、信号SDは常にローレベル
となるからカウント値出力CNTはCmin=0となってい
る。
そして、受信電界がスレッショールド値近傍になる
と、信号SDが安定しなくなるため、カウンタ(210)の
カウント値出力CNTはCmaxとCminの間の値をとるように
なる。このスレッショールド値近傍での信号SDのハイレ
ベルとローレベルの出現確率をN:Mとすると、M×N+
(−N)×M=0であるので、カウント値CNTは平均的
には増減しない。
電界がこの状態よりも強いときには、信号SDがハイレ
ベルとなる確率が増えるのでカウント値CNTは増加方向
になり、一方、電界が上記の状態よりも弱くなると、信
号SDがローレベルとなる確率が増えるのでカウント値CN
Tは減る方向となる。したがって、このカウント値CNTの
値で電界判断すれば中間のカウント値の状態における電
界強弱の判定ができる。
すなわち、カウント値出力CNTは電界強判定用の第1
の比較手段(213)及び電界弱判定用の第2の比較手段
(214)に供給される。
第1の比較手段(213)では出力CNTと設定値K1とが比
較され、第2の比較手段(214)では出力CNTと設定値K2
とが比較される。この場合、K1,K2の値は、Cmax>K1>K
2>Cminの関係を満足するものとされ、この例ではK1=1
92,K2=64とされる。そして、第1の比較手段(213)か
らは出力CNTがCNT≧192のとき電界強と判定する出力LG
が得られ、一方、第2の比較手段(214)からは出力CNT
がCNT≦64のとき電界弱と判定する出力WEが得られる。
そして、これら出力LG及びWEは同一番組局追跡手段
(215)に供給される。
一方、デジタル化回路(22)からマイクロコンピュー
タ(20)に入力されたRDSデータはデコード手段(216)
において2相PSK復調されてデコードされ、これより同
一番組局の情報(現在受信局からのオフセット値の情
報)が得られ、これが追跡手段(215)に供給される。
この追跡手段(215)では、電界強判定出力LGが得られ
ていることから放送波受信状態と判定し、デコード手段
(216)からの情報により同一番組のリストが作成され
る。そして、第2の比較手段(214)からの電界弱判定
出力WEが得られると、この追跡手段(215)からサーチ
手段(201)にサーチ開始の指令信号が与えられるとと
もに同一番組局のリストに基づいて、現在受信局に最も
近い他の受信局のオフセット情報がN値変更手段(20
2)に与えられる。したがって、同一番組放送中の他の
受信局の周波数近傍からサーチが開始され、比較的短時
間でチューニングが他の局に移る。しかし、最も近い他
の局の電界が弱く、信号SDがハイレベルにならなけれ
ば、一定時間後にリスト上の次の局のオフセット情報に
よりチューニングがなされる。こうして、同一番組自動
追跡がなされる。
なお、電界弱判定出力WEが得られても、その局の受信
状態において、電界強判定出力LGが前に得られていない
ときは、RDSデータは得られていないことになり、追跡
手段(215)は機能しない。
以上のように、自動車が移動中に、現在受信局の受信
電界が徐々に弱くなるとき、RDSデータを用いて同一番
組追跡を行なう場合に、現在受信局から他の局にチュー
ニングを切り換えるタイミングは第2の比較手段(21
4)の出力を用いて的確に判断できるものである。
第2図は以上の電界の強弱判定を行なうマイクロコン
ピュータ(20)の処理のフローチャートである。
すなわち、受信局が固定されると、アップダウンカウ
ントのカウント値CNTを前述のようにプリセットする
(ステップ〔101〕)。次に、信号SDのサンプリング値
がハイレベルかローレベルか判別する(ステップ〔10
2〕)。ハイレベルであれば、カウント値CNT+Mの演算
つまりアップカウントを行なう(ステップ〔103〕)。
そして、その演算結果のカウント値CNTが最大値Cmaxよ
り大きいか否か判別する(ステップ〔104〕)。そし
て、大きければカウント値CNT=Cmaxとし(ステップ〔1
05〕)、小さければカウント値CNTはそのままとする。
そして、ステップ〔109〕に進む。
一方、ステップ〔102〕でローレベルと判別されたと
きは、カウント値CNT−Nの演算つまりダウンカウント
を行なう(ステップ〔106〕)。そして、その演算結果
のカウント値CNTが最小値Cminより小さいか否か判別す
る(ステップ〔107〕)。そして、小ければ、カウント
値CNT=Cminとし(ステップ〔108〕)、大きければカウ
ント値CNTはそのままとし、ステップ〔109〕に進む。
ステップ〔109〕ではカウント値CNTとK1,K2との比較
を行なう。CNT≧K1であれれば、ステップ〔110〕に進
み、例えば放送波受信状態の判定等の処理を行なう。CN
T≦K2になると、ステップ〔111〕に進み、前述した同一
番組追跡等の処理を行なう。これらの処理を行なった後
は、ステップ〔101〕に戻る。
こうして、2値化信号SDの、電界強弱判定のスレッシ
ョールド値近傍においても、確実な判定ができる。この
場合、信号SDをマイクロコンピュータ(20)において処
理するためのソフトウエアを変えるだけでよく、2値化
信号SDを用いて電界判定するためのハードウエアは全く
変える必要はない。
なお、判定の精度を上げるには、カウンタ(210)の|
Cmax−Cmin|の値を大きくし、信号SDのサンプリングの
間隔を短かくすればよい。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、電界強度の強弱を
示す2値化信号の状態によりアップダウンカウント手段
をアップカウント,ダウンカウントし、このカウント値
から電界判定をなすので、2値化信号の強弱判定のスレ
ショールド値近傍においても確実かつ正確な判定を行な
うことができる。したがって、自動車用ラジオの場合の
ように、自動車の移動につれて徐々に電界が弱くなるよ
うな場合にも的確に判断できるから、RDSの同一番組局
追跡機能実現時、この判定出力により他の局にチューニ
ング切換をするタイミングを定めるようにすればその実
用上の効果は大である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明装置を用いたFMラジオ受信機の一例の
ブロック図、第2図はこの発明の要部の説明のためのフ
ローチャートである。 (18)はキャリア整流回路、(19)はレベル比較回路、
(20)はマイクロコンピュータ、(208)はクロック及
びアップダウンコントロール信号発生手段、(210)は
アップダウンカウント手段、(213)及び(214)は比較
手段である。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】受信電界強度の強、弱を示すハイレベルと
    ローレベルの2値化信号を得る手段と、 上記2値化信号の供給を受け、該信号が、ハイレベルの
    時M個のクロックとアップコントロール信号を出力し、
    ローレベルの時N個のクロックとダウンコントロール信
    号を出力する(但し、M,Nは正の整数、N:Mはスレッショ
    ールド値近傍でのハイレベルとローレベルの出現確率)
    クロック信号発生手段と、 該クロック信号発生手段から供給されるクロック信号と
    アップ/ダウン信号によりクロック信号を可逆計数する
    アップダウンカウント手段と、 該アップダウンカウント手段の出力が予め設定された高
    レベルより大きい時は電界「強」信号を出力し、予め設
    定された低レベルより小さい時は電界「弱」信号を出力
    する電界強弱判定手段と、 上記アップダウンカウント手段の出力が予め定められた
    上限または下限に達した時、上記クロック信号発生手段
    から上記アップダウンカウント手段へのクロック信号の
    供給を停止し、上記クロック信号発生手段からのアップ
    /ダウン信号の切り替わりを検出した時、上記クロック
    信号発生手段から上記アップダウンカウント手段へのク
    ロック信号の供給を再開する手段と、 を備えた受信電界判別装置。
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