JPH05344015A - Rds受信機を含むオーディオ装置 - Google Patents

Rds受信機を含むオーディオ装置

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JPH05344015A
JPH05344015A JP4149361A JP14936192A JPH05344015A JP H05344015 A JPH05344015 A JP H05344015A JP 4149361 A JP4149361 A JP 4149361A JP 14936192 A JP14936192 A JP 14936192A JP H05344015 A JPH05344015 A JP H05344015A
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station
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rds receiver
audio
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JP4149361A
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Shoji Suenaga
尚司 末永
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Pioneer Corp
Original Assignee
Pioneer Electronic Corp
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    • H03JTUNING RESONANT CIRCUITS; SELECTING RESONANT CIRCUITS
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    • H03J1/0008Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor
    • H03J1/0058Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means
    • H03J1/0066Details of adjusting, driving, indicating, or mechanical control arrangements for resonant circuits in general using a central processing unit, e.g. a microprocessor provided with channel identification means with means for analysing the received signal strength
    • HELECTRICITY
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    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
    • H04H20/00Arrangements for broadcast or for distribution combined with broadcast
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04HBROADCAST COMMUNICATION
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    • H04H2201/10Aspects of broadcast communication characterised by the type of broadcast system
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
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    • H04H40/00Arrangements specially adapted for receiving broadcast information
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  • Circuits Of Receivers In General (AREA)
  • Noise Elimination (AREA)
  • Input Circuits Of Receivers And Coupling Of Receivers And Audio Equipment (AREA)
  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、ラジオデータシステム用受信機
(RDS受信機)のネットワークフォロー動作等の自動
チューニング動作において、車がトンネル等の受信妨害
地域に差し掛かった場合においても、受信妨害による不
快なノイズが音響出力されないRDS受信機を含むオー
ディオ装置を提供することを目的とする。 【構成】 本発明によるRDS受信機を含むオーディオ
装置は、ネットワークフォロー動作においてAFリスト
中の全ての局に渡って受信条件を満たさなかった場合、
音響出力を他の音楽ソースに切換える。この際、ネット
ワークフォロー動作は継続され、受信条件が満たされた
場合は音響出力をRDS受信機に切換える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ラジオデータシステム
用受信機(以下、RDS受信機と称する)を含むオーデ
ィオ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般の放送局のプログラム放送の際にそ
の番組内容に関連する情報等の放送関連情報をデータと
して多重変調にて送信し、受信側にてこれを復調したデ
ータに基づいて所望の番組内容を選択できるようにして
ラジオ聴取者に対してそのサービスを提供できるように
したラジオデータシステム(RDS)がある。
【0003】このラジオデータシステムにおいては、F
M変調波の周波数帯域外で19KHz のステレオパイロ
ット信号の3次高調波である57KHz を副搬送波と
し、この副搬送波をフィルタリングされかつバイフェー
ズ(Biphase) コード化された番組内容等の放送に関連す
る情報を示すデータ信号により振幅変調してラジオデー
タ信号とし、この振幅変調された副搬送波を主搬送波に
周波数変調して放送するようになされており、その放送
方式の規格は欧州放送連盟(EBU)から提案されてい
る。
【0004】ラジオデータ信号は、そのベースバンドコ
ーディング構造を示す図1から明らかなように、104
ビットを1グループとして繰返し多重伝送される。1つ
のグループは各々26ビット構成の4つのブロックから
なり、各ブロックは16ビットの情報ワードと10ビッ
トのチェックワードとからなっている。また、各グルー
プはその内容に応じて4ビットにてタイプ0〜15の1
6通りに区別され、さらに各タイプ(0〜15)に対し
それぞれA,Bの2つのバージョンが定義されている。
【0005】図2(a)及び(b)に、タイプ0A及び
0Bグループのフォーマットをそれぞれ示す。タイプ0
Aグループ(a)において、ブロック1には国別コー
ド、エリアコード及び番組コードからなる16ビット構
成の番組識別データ(以下、PIデータと称する)が、
ブロック2にはグループタイプコード、バージョンコー
ド(B0)、交通情報放送局識別(TP)コード、番組
内容識別(PTY)コード等の各種コードが、ブロック
3には同一の番組を放送しているネットワーク局の局周
波数データ(以下、AFデータと略称する)が、ブロッ
ク4には放送局名データ(以下、PSデータと略称す
る)がそれぞれ配置されている。一方、タイプ0Bグル
ープ(b)においては、ブロック3の内容だけがタイプ
0Aグループの場合と異なっており、ブロック3にはP
Iデータが配置されている。すなわち、ネットワーク局
のAFデータはタイプ0Aグループのみで伝送され、P
Sデータはタイプ0A及び0Bグループで伝送されるよ
うになっている。このように、タイプ0Aグループのラ
ジオデータ信号中には、現在受信中の放送局と同一の番
組を放送しているネットワーク局のAFデータも含まれ
ている。したがって、受信時において、復調して得られ
るAFデータ及びPIデータを取り込んでAFリストと
して記憶しておき、例えばマルチパス妨害などの外乱に
より現在受信中の放送局の受信感度が低下した場合、予
め記憶してあるAFリストに基づいて同一ネットワーク
局群内の他の局を選局し、さらにPIデータを比較する
いわゆるPIチェックによってAFリストに従って受信
した番組が間違いないかどうかを確認するいわゆるネッ
トワークフォロー(Network Follow)機能により、外乱
の影響を受けることなく常に良好な受信状態で同一番組
を聴取できるのである。さらに、ネットワークフォロー
機能には、同一ネットワーク局でもPIデータ中のエリ
アコードが違う局が存在することから、PIチェック時
にエリアコードを無視するリージョナル(Regional)O
FFモードと、エリアコードをも含めてPIチェックを
行なうリージョナルONモードとがある。これらモード
はユーザによって任意に指定される。
【0006】図3に上記の如き機能を有するRDS受信
機をオーディオソースの1つとして含むオーディオ装置
の構成図を示す。先ず、RDS受信機1aにおいては、
アンテナ1で受信されたFM多重放送波はフロントエン
ド2で希望の局が選択され、中間周波数(IF)に変換
された後、IFアンプ3を介してFM検波器4に供給さ
れる。フロントエンド2は、例えば、プログラマブル分
周器を含むPLL回路を用いたPLLシンセサイザー方
式を採り、プログラマブル分周器の分周比が後述するコ
ントローラ13によって制御されることにより選局動作
を行なう構成となっている。FM検波器4の検波出力は
MPX(マルチプレクス)復調回路5に供給され、ステ
レオ放送の場合にはL(左),R(右)チャンネルのオ
ーディオ信号に分離され、ミューティング回路18を経
て再生オーディオ信号として出力される。ミューティン
グ回路18はコントローラ13によってオン・オフ制御
がなされる。また、FM検波器4の検波出力がフィルタ
6を通過することにより、バイフェーズコード化された
データ信号によって振幅変調された57KHz の副搬送
波、すなわちラジオデータ信号が抽出されPLL回路7
で復調される。この復調出力はディジタル(D)PLL
回路8及びデコーダ9に供給される。D‐PLL回路8
では、PLL回路7の復調出力に基づいてデータ復調用
のクロックが生成される。デコーダ9では、PLL回路
7の復調出力であるバイフェーズコード化されたデータ
信号がD‐PLL回路8で生成されたクロックに同期し
てデコードされる。ロック検出回路10はD‐PLL回
路8のロック状態及びアンロック状態を検出し、その検
出出力によってPLL回路7及びD‐PLL回路8のロ
ックレンジを切換え制御する。デコーダ9の出力データ
は、図1に示す如く、26ビット構成の4ブロックから
なる104ビットのグループ単位となっており、順次グ
ループ,ブロック同期&エラー検出回路11に供給され
る。グループ,ブロック同期&エラー検出回路11で
は、各ブロックの10ビットのチェックワードにそれぞ
れ割り当てられた10ビットのオフセットワードに基づ
いてグループとブロック同期がとられると共に、チェッ
クワードに基づいて16ビットの情報ワードのエラー検
出が行なわれる。そして、エラー検出されたデータは次
段のエラー訂正回路12でエラー訂正された後コントロ
ーラ13に供給される。また、IFアンプ3におけるI
F信号レベルに基づいて受信信号レベル(電界強度)を
検出するレベル検出回路16と、IFアンプ3における
IF信号レベルが所定レベル以上でかつFM検波器4に
おけるいわゆるSカーブ特性の検波出力が所定レベル範
囲内にあるとき受信局を検出して局検出信号を出力する
局検出回路17とが設けられており、レベル検出回路1
6によって検出された受信信号レベル及び局検出回路1
7から出力される局検出信号はコントローラ13に供給
される。
【0007】上記の如き構成を有するRDS受信機1a
からの再生オーディオ信号は、ソースセレクタ19に供
給される。CDプレーヤ(コンパクトディスクプレー
ヤ)20は、コントローラ13からの演奏指令信号に応
じてコンパクトディスクの演奏を行ない、L(左),R
(右)チャンネルのステレオの再生オーディオ信号をソ
ースセレクタ19に供給する。テーププレーヤ21は、
コントローラ13からの演奏指令信号に応じてコンパク
トカセットテープ、もしくはDAT(Digital Audio Ta
pe)の演奏を行ない、L(左),R(右)チャンネルの
ステレオの再生オーディオ信号をソースセレクタ19に
供給する。ソースセレクタ19は、コントローラ13か
らの選択信号に応じて、CDプレーヤ20、テーププレ
ーヤ21及びRDS受信機1aのそれぞれの再生オーデ
ィオ信号の内1つを選択してステレオアンプ22に供給
する。ステレオアンプ22は、供給されたL(左),R
(右)2チャンネルからなるステレオの再生オーディオ
信号の増幅を行ない、それぞれスピーカ23a及び23
bに各々供給する。
【0008】コントローラ13は操作部15からの外部
命令に応じて、CDプレーヤ20、テーププレーヤ2
1、RDS受信機1a及びソースセレクタ19を統轄的
に制御するものであり、マイクロコンピュータ等によっ
て構成される。例えば、操作部15からCDプレーヤの
演奏命令が発せられると、コントローラ13はソースセ
レクタ19にCDプレーヤ20からの再生オーディオ信
号を選択する選択信号を供給し、その後、CDプレーヤ
20に対して演奏指令信号を供給する。この操作により
CDプレーヤからの再生オーディオ信号のみがステレオ
アンプ22を介してスピーカ23a及び23bに供給さ
れ、音響出力される。
【0009】さらに、コントローラ13は、前述したR
DS受信機1aのネットワークフォロー機能の動作制御
をも行なう。図4のフローチャートは、図3のRDS受
信機1aにおいて、コントローラ13のプロセッサによ
って実行されるネットワークフォロー機能の処理手順を
示したものである。なお、本例においては、操作部15
において予めリージョナルOFFモードが指定され、こ
の指定によってリージョナルONフラグがリセットされ
ているものとする。また、メモリ14には、受信放送波
を復調して得られるAFデータがメモリアドレス0番地
から順に取り込まれており、現在受信中の放送局と同一
ネットワーク局のAFリストが既に作成されているもの
とする。
【0010】プロセッサは先ず、現在受信中の放送波の
AFデータ及びPIデータを取り込んでメモリ14の所
定領域に記憶保持する(ステップS1)。次に、プロセ
ッサ内部のレジスタNにAFデータの初期番地0を記憶
させる(ステップS2)。次にプロセッサはレジスタN
の内容をアドレスとしてメモリ14からAFデータを読
み出し(ステップS3)、続いてミューティング回路1
8をオン状態にして音声ミュートをかけ(ステップS
4)、しかる後読み出したAFデータをフロントエンド
2におけるPLL回路(図示せず)に出力し(ステップ
S5)、同時にPLL回路がロックするのに必要な時間
1のPLLタイマーをセットする(ステップS6)。
PLL回路に供給されたAFデータはPLL回路内のプ
ログラマブル分周器にセットされ、PLLタイマーがタ
イムアップするまでの期間において、受信周波数が現受
信周波数から他のネットワーク局周波数に変化する。P
LLタイマーのタイムアップ後(ステップS7)、プロ
セッサは、局検出回路17からの局検出信号の出力を監
視することによって受信局が存在するか否かを判断し
(ステップS8)、受信局が存在していれば、現在受信
中のネットワーク局の受信信号レベルをレベル検出回路
16から取り込み(ステップS9)、この受信信号レベ
ルが所定の設定レベルVs 以上であるか否かを判断する
(ステップS10)。設定レベルVs 以上であれば、プ
ロセッサは、その受信局のPIデータを取り込み(ステ
ップS11)、続いて先のリージョナルONフラグがセ
ットされているか否かを判断する(ステップS12)。
【0011】予めリージョナルOFFモードが指定され
ていることから、リージョナルONフラグはリセットさ
れており、したがってプロセッサは、取り込んだPIデ
ータとステップS1で保持したPIデータとがエリアコ
ードを除いて一致するか否かを判断し(ステップS1
3)、一致する場合には、ミューティング回路18をオ
フ状態にして音声ミュートを解除する(ステップS1
4)。これにより、現在受信中のネットワーク局周波数
が新たな受信周波数となる。なお、リージョナルONフ
ラグがセットされたリージョナルONモードでは、プロ
セッサは、取り込んだPIデータとステップS1で保持
したPIデータとがエリアコードを含んで一致するか否
かの判断を行ない(ステップS15)、一致する場合に
は、ステップS14に移行して音声ミュートを解除す
る。ステップS8において受信局が存在しないと判定し
た場合、ステップS10において受信信号レベルが設定
レベルVs 未満であると判定した場合又はステップS1
3、S15においてPIデータが不一致と判定した場合
には、プロセッサは、レジスタNの内容を読出して、そ
れがAFリストの最終番地を越えているか否かを判定し
(ステップS16)、AFリストの最終番地を越えてい
ない場合には、レジスタNの内容に1を加算したものを
レジスタNに上書き記憶させ(ステップS17)、その
後ステップS3に戻って上述した処理を繰り返す。この
際、ステップS16においてレジスタNの内容がAFリ
ストの最終番地を越えた場合には、プロセッサは、ステ
ップS1で保持した元のAFデータを読み出し(ステッ
プS18)、読み出したAFデータをPLL回路に出力
し(ステップS19)、同時にPLLタイマーをセット
する(ステップS20)。そして、PLLタイマーのタ
イムアップ後(ステップS21)、音声ミュートを解除
する(ステップS14)。これにより、受信周波数は元
の受信局の周波数に戻ったことになる。
【0012】しかしながら、上記従来のRDS受信機を
含むオーディオ装置では、RDS受信機のネットワーク
フォロー動作において、AFリスト中の全ての局に渡っ
て受信条件を満たさなかった場合は、元の受信局の周波
数で同調を固定してしまうので、例えば、車がトンネル
等の受信妨害地域に差し掛かった場合、受信の可不可に
関わらず元の受信局の放送を音響出力してしまうので、
受信妨害によるノイズが聞こえることとなり好ましくな
いという問題が発生する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、かかる問題
を解決すべくなされたものであり、RDS受信機による
放送受信中に、車がトンネル等の受信妨害地域に差し掛
かった場合においても、受信妨害による不快なノイズが
音響出力されないRDS受信機を含むオーディオ装置を
提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】現受信周波数における放
送波の受信状態に応じて予め設定してある前記現受信周
波数の放送と同一放送内容を放送する各々異なる受信周
波数からなる受信局群リストから1を選択して前記選択
された受信局の受信周波数により放送波の受信を行なう
ネットワークフォロー機能をもつRDS受信機を含むオ
ーディオ装置であって、音楽ソースを演奏してオーディ
オ信号を出力する少なくとも1の演奏手段と、前記周波
数リストに設定されている全ての受信局から受信可能な
受信局の存在を検知する受信局検知手段と、前記受信局
検知手段により受信局の存在が検知されなかった時RD
S受信機からのオーディオ信号に代わり前記少なくとも
1の演奏手段からのオーディオ信号を選択して音響出力
とする音響出力選択手段と、前記受信局検知手段により
受信局の存在が検知されなかった時前記RDS受信機か
らのオーディオ信号に対してミューテイングを行なうミ
ューテイング手段とからなる。
【0015】
【作用】本発明によるRDS受信機を含むオーディオ装
置は、ネットワークフォロー動作等の自動チューニング
動作においてAFリスト中の全ての局に渡って受信条件
を満たさなかった場合、音響出力を他の音楽ソースに切
換える。この際、ネットワークフォロー動作は継続さ
れ、受信条件が満たされた場合は音響出力をRDS受信
機に切換える。
【0016】
【実施例】以下、本発明の実施例について図を参照しつ
つ説明する。図5は、図3のブロック図に示される装置
において実行される本発明のRDS受信機を含むオーデ
ィオ装置のフローチャートを示すものである。なお、本
例においては、RDS受信機1aからのオーディオ信号
がスピーカ23a及び23bにより音響出力されるよう
に、操作部15によりソースセレクタ19が設定されて
おり、さらに、操作部15において予めRDS受信機1
aのリージョナルOFFモードが指定され、この指定に
よってリージョナルONフラグがリセットされているも
のとする。また、メモリ14には、受信放送波を復調し
て得られるAFデータがメモリアドレス0番地から順に
取り込まれた、現在受信中の放送局と同一ネットワーク
局のAFリストが既に作成されているものとする。
【0017】コントローラ13のプロセッサは先ず、現
在受信中の放送波のAFデータ及びPIデータを取り込
んでメモリ14の所定領域に記憶保持する(ステップS
1)。次に、プロセッサ内部のレジスタNにAFデータ
の初期番地0を記憶させる(ステップS2)。次にプロ
セッサはレジスタNの内容をアドレスとしてメモリ14
からAFデータを読み出し(ステップS3)、続いてミ
ューティング回路18をオン状態にして音声ミュートを
かけ(ステップS4)、しかる後読み出したAFデータ
をフロントエンド2におけるPLL回路(図示せず)に
出力し(ステップS5)、同時にPLL回路がロックす
るのに必要な時間T1のPLLタイマーをセットする
(ステップS6)。PLL回路に供給されたAFデータ
はPLL回路内のプログラマブル分周器にセットされ、
PLLタイマーがタイムアップするまでの期間におい
て、受信周波数が現受信周波数から他のネットワーク局
周波数に変化する。PLLタイマーのタイムアップ後
(ステップS7)、プロセッサは、局検出回路17から
の局検出信号の出力を監視することによって受信局が存
在するか否かを判断し(ステップS8)、受信局が存在
していれば、現在受信中のネットワーク局の受信信号レ
ベルをレベル検出回路16から取り込み(ステップS
9)、この受信信号レベルが所定の設定レベルVs 以上
であるか否かを判断する(ステップS10)。設定レベ
ルVs 以上であれば、プロセッサは、その受信局のPI
データを取り込み(ステップS11)、続いて先のリー
ジョナルONフラグがセットされているか否かを判断す
る(ステップS12)。
【0018】予めリージョナルOFFモードが指定され
ていることから、リージョナルONフラグはリセットさ
れており、したがってプロセッサは、取り込んだPIデ
ータとステップS1で保持したPIデータとがエリアコ
ードを除いて一致するか否かを判断し(ステップS1
3)、一致する場合には、RDS受信機1aからのオー
ディオ信号が音響出力されるように、ソースセレクタ1
9に対して選択信号を供給し(ステップS50)、ミュ
ーティング回路18をオフ状態にして音声ミュートを解
除する(ステップS14)。これにより、現在受信中の
ネットワーク局周波数が新たな受信周波数となり、RD
S受信機1aからのオーディオ信号が音響出力される。
なお、リージョナルONフラグがセットされたリージョ
ナルONモードでは、プロセッサは、取り込んだPIデ
ータとステップS1で保持したPIデータとがエリアコ
ードを含んで一致するか否かの判断を行ない(ステップ
S15)、一致する場合には、RDS受信機1aからの
オーディオ信号が音響出力されるように、ソースセレク
タ19に対して選択信号を供給し(ステップS50)、
ミューティング回路18をオフ状態にして音声ミュート
を解除する(ステップS14)。ステップS8において
受信局が存在しないと判定した場合、ステップS10に
おいて受信信号レベルが設定レベルVs 未満であると判
定した場合又はステップS13、S15においてPIデ
ータが不一致と判定した場合には、プロセッサは、レジ
スタNの内容を読出して、それがAFリストの最終番地
を越えているか否かを判定し(ステップS16)、AF
リストの最終番地を越えていない場合には、レジスタN
の内容に1を加算したものをレジスタNに上書き記憶さ
せ(ステップS17)、その後ステップS3に戻って上
述した処理を繰り返す。この際、ステップS16におい
てレジスタNの内容がAFリストの最終番地を越えた場
合には、プロセッサは、CDプレーヤ20もしくはテー
ププレーヤ21のどちらかが演奏可能状態(CD、コン
パクトカセットもしくはDATが装填されている状態)
であるか否かを、CDプレーヤ20及びテーププレーヤ
21から供給される演奏可能フラグ信号により検出し
(ステップS51)、その結果CDプレーヤ20及びテ
ーププレーヤ21のどちらも演奏可能状態にないと判定
された場合は、ステップS2に戻り上述した処理を繰り
返す。CDプレーヤ20及びテーププレーヤ21のどち
らかが演奏可能状態にあると判定された場合は、演奏可
能状態にある方の再生オーディオ信号が音響出力される
ように、ソースセレクタ19に対して選択信号を供給す
る(ステップS52)。次にプロセッサは、演奏可能状
態にあるプレーヤに対して演奏指令信号を供給し(ステ
ップS53)、ステップS2に戻り上述した処理を繰り
返す。
【0019】以上の如き構成のRDS受信機を含むオー
ディオ装置によると、RDS受信機により放送受信中に
ネットワークフォロー機能が作動した場合に、受信妨害
によりAFリスト中の全ての局に渡って受信条件を満た
さなかった時は、ネットワークフォロー機能が継続され
る。この間、ネットワークフォロー機能が作動している
のでRDS受信機からのオーディオ信号はミューティン
グされている。この際、本オーディオ装置に接続されて
いるCDプレーヤ及びテーププレーヤ等の音楽演奏装置
が演奏可能状態にあるときは、その音楽演奏装置を演奏
状態にし、RDS受信機からのオーディオ信号に代りこ
の音楽演奏装置からのオーディオ信号を音響出力するよ
うに切換操作が成される。その後、ネットワークフォロ
ー機能によりAFリスト中のいずれかの局が受信条件を
満たすと、上記音楽演奏装置からのオーディオ信号に代
りRDS受信機からのオーディオ信号を音響出力するよ
うに切換操作が成される。
【0020】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によるRD
S受信機を含むオーディオ装置は、RDS受信機により
放送受信中にネットワークフォロー機能等の自動チュー
ニング機能が作動した場合に、受信妨害によりAFリス
ト中の全ての局に渡って受信条件を満たさなかった時
は、AFリスト中のいずれかの局が受信条件を満たすま
でネットワークフォロー機能を継続して行ない、この
間、他の音楽ソースを自動的に音響出力する。
【0021】よって、RDS受信機による放送受信中
に、車がトンネル等の受信妨害地域に差し掛かった場合
は、自動的に他の音楽ソースが音響出力されるようにな
り、車がトンネルを抜けて受信妨害がなくなるとRDS
受信機からのオーディオ信号が自動的に音響出力される
ようになるので、使用者に対して、受信妨害による不快
なノイズを聞かせることがなく、常に良好な音響出力を
提供することとなり好ましい。
【図面の簡単な説明】
【図1】ラジオデータのベースバンドコーディング構造
を示す図。
【図2】グループタイプ0A(a)及び0B(b)のフ
ォーマットを示す図。
【図3】RDS受信機を含むオーディオ装置のブロック
図。
【図4】従来のRDS受信機のネットワークフォロー動
作を示すフローチャート図。
【図5】本発明によるRDS受信機を含むオーディオ装
置の動作を示すフローチャート図。
【主要部分の符号の説明】
1a RDS受信機 13 コントローラ 19 ソースセレクタ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 現受信周波数における放送波の受信状態
    に応じて予め設定してある前記現受信周波数の放送と同
    一放送内容を放送する各々異なる受信周波数からなる受
    信局群リストから1を選択して前記選択された受信局の
    受信周波数により放送波の受信を行なうネットワークフ
    ォロー機能をもつRDS受信機を含むオーディオ装置で
    あって、 音楽ソースを演奏してオーディオ信号を出力する少なく
    とも1の演奏手段と、前記周波数リストに設定されてい
    る全ての受信局から受信可能な受信局の存在を検知する
    受信局検知手段と、前記受信局検知手段により受信局の
    存在が検知されなかった時RDS受信機からのオーディ
    オ信号に代わり前記少なくとも1の演奏手段からのオー
    ディオ信号を選択して音響出力とする音響出力選択手段
    と、前記受信局検知手段により受信局の存在が検知され
    なかった時前記RDS受信機からのオーディオ信号に対
    してミューテイングを行なうミューテイング手段とを有
    することを特徴とするRDS受信機を含むオーディオ装
    置。
JP4149361A 1992-06-09 1992-06-09 Rds受信機を含むオーディオ装置 Pending JPH05344015A (ja)

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