JP2540263B2 - ショルダアジャスタ装置およびその組立方法 - Google Patents

ショルダアジャスタ装置およびその組立方法

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JP2540263B2
JP2540263B2 JP4099668A JP9966892A JP2540263B2 JP 2540263 B2 JP2540263 B2 JP 2540263B2 JP 4099668 A JP4099668 A JP 4099668A JP 9966892 A JP9966892 A JP 9966892A JP 2540263 B2 JP2540263 B2 JP 2540263B2
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    • B60RVEHICLES, VEHICLE FITTINGS, OR VEHICLE PARTS, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B60R22/00Safety belts or body harnesses in vehicles
    • B60R22/18Anchoring devices
    • B60R22/20Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height
    • B60R22/201Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height with the belt anchor connected to a slider movable in a vehicle-mounted track
    • B60R22/202Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height with the belt anchor connected to a slider movable in a vehicle-mounted track the slider comprising spring-actuated locking means
    • B60R22/203Anchoring devices adjustable in position, e.g. in height with the belt anchor connected to a slider movable in a vehicle-mounted track the slider comprising spring-actuated locking means the locking means being movably mounted on the slider

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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動車に搭載されるショ
ルダアジャスタ装置に係り、特に搭乗者の座高に応じて
ウェビングアンカの高さ位置を調節可能なショルダアジ
ャスタ装置およびその組立方法に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車には搭乗者の安全を守り、その確
保を図るためシートベルト装置の装着が義務付けられて
いる。このシートベルト装置を操作して搭乗車がシート
ベルト(ウェビング)をセットする際、搭乗者の座高如
何によっては、ウェビングによるいわゆる首吊り現象が
生じるおそれがある。この首吊り現象を防止し、快適な
ドライブを保証するために、ウェビングアンカの高さ位
置を搭乗者の座高に合せて位置調節することができるシ
ョルダアジャスタ装置が種々提案されている。
【0003】この種のショルダアジャスタ装置の中に
は、本発明者がショルダアジャスタ装置として提案した
特開平2−279445号公報開示のシートベルトアン
カ装置がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来のショルダアジャ
スタ装置は、センタピラー等の車体取付部に固定される
アジャスタレールが直線形状に構成されるため、湾曲し
た車体取付部にアジャスタレールを安定的に取り付ける
ことが困難であったり、また、ショルダアジャスタ装置
の部品点数が多く、その組立が複雑で時間を要するとと
もに、自動化が困難で組付けをスムーズに行なうことが
できず、コストアップの要因となっていた。
【0005】また、従来のショルダアジャスタ装置は、
スライドアッセンブリがスライドガーニッシュに安定的
に保持される構造となっていないため、このスライドガ
ーニッシュにウェビングアンカ手段を安定的に取り付け
ることができず、ウェビングアンカの強度上の問題があ
ったり、また、操作機構の部品点数が多く、その分、操
作機構の組立が複雑で、コストアップの要因となり、多
大の時間と労力を必要とした。
【0006】また、スライドアッセンブリは、ウェビン
グアンカ手段やスライド位置決め手段、ラッチ手段のラ
ッチコイルスプリングを収容する構造となっているが、
スライドアッセンブリをスライドガーニッシュに一体的
に組み付けることができないため、ウェヒングアンカ手
段やスライド位置決め手段、ラッチコイルスプリングを
安定的に収容できず、不安定となり、自動組立を推進す
る上で大きな障害となっていた。
【0007】さらに、従来のショルダアジャスタ装置で
は、スライドアッセンブリの組付性が良好でない上に、
スライド位置決め手段のコイルスプリングを収容する
が、このコイルスプリングを安定的に位置決めさせて収
容することが困難であったり、また、ラッチ手段は組付
性が良好でないスライドアッセンブリに装着されるた
め、安定的に組み付けることができなかったり、ラッチ
プレートは歯付構造で形状が複雑なため、プレス加工が
困難であった。
【0008】本発明は上述した事情を考慮してなされた
もので、アジャスタレールを車体取付部に安定的に取り
付け得るとともに、構成部品の組付性を改善して、短時
間で安定的にかつスムーズに組み立てることができ、コ
ストダウンの図れるショルダアジャスタ装置およびその
組立方法を提供することを目的とする。
【0009】本発明の他の目的は、スライドガーニッシ
ュ側にスライドアッセンブリ、ラッチ手段、操作機構お
よびウェビングアンカ手段等を一体的に組み付け、スム
ーズな自動組立を可能にしたショルダアジャスタ装置お
よびその組立方法を提供するにある。
【0010】本発明のさらに他の目的は、スライドアッ
センブリをスライドガーニッシュに安定的に装着してウ
ェビングアンカ手段の組付性を改善するとともにその強
度アップを図ることができるショルダアジャスタ装置お
よびその組立方法を提供するにある。
【0011】本発明の別の目的は、操作機構の部品点数
を減少させてスライドガーニッシュへの組付性や操作性
を改善するとともに、コストダウンを図れるショルダア
ジャスタ装置およびその組立方法を提供するにある。
【0012】本発明のさらに別の目的は、ラッチ手段を
スライドガーニッシュ側に取り付けて組付性を改善する
とともに、ラッチプレートのプレート形状を簡素化して
その加工や組立を容易にしたショルダアジャスタ装置お
よびその組立方法を提供するにある。
【0013】また、本発明の他の目的は、スライドガー
ニッシュに安定的に組み付けられるスライドアッセンブ
リにスライド位置決め手段を位置決め状態で安定的に収
容させる一方、スライダサポート手段を2部品化してサ
ポートスプリングの組付性を改善したショルダアジャス
タ装置およびその組立方法を提供するにある。
【0014】さらに、本発明の他の目的は、操作機構の
操作ボタンとラッチ手段のラッチキャップとを樹脂同士
で安定的なかつスムーズに係合させたショルダアジャス
タ装置およびその組立方法を提供するにある。
【0015】
【課題を解決するための手段】本発明に係るショルダア
ジャスタ装置は、上述した課題を解決するために、請求
項1に記載したように、センタピラー等の車体取付部に
固定され、この車体取付部の湾曲部に沿って延設される
湾曲形状のアジャスタレールと、このアジャスタレール
のレール表面側を覆うスライドガーニッシュと、このス
ライドガーニッシュの裏面側に組み付けられる一方、前
記アジャスタレール内に形成される案内路にスライド自
在に収容されたスライドアッセンブリと、このスライド
アッセンブリのスライド位置を位置決め可能なスライド
位置決め手段と、上記スライドアッセンブリをアジャス
タレールの所要位置に係脱可能にラッチさせるラッチ手
段と、このラッチ手段のラッチ状態を解放させる操作機
構と、前記スライドアッセンブリに固定されたフランジ
付アンカボルトを備えて、ウェビングを支持するウェビ
ングアンカ手段とを有し、前記スライドアッセンブリ
は、スライドアンカベースボディとこのベースボディに
重ね合されるスライドアンカカバーボディとから偏平な
筒状構造に形成され、上記スライドアッセンブリには、
スライドアンカベースボディとカバーボディの間に、前
記スライド位置決め手段を構成するばねプレートと前記
アンカナットのフランジ部とを位置決めして収容し、前
記スライドアッセンブリ、スライド位置決め手段、ラッ
チ手段、操作機構およびウェビングアンカ手段をスライ
ドガーニッシュ側に組み付けてスライドアジャスタ組立
体を一体的に構成し、このスライドアジャスタ組立体の
スライドアッセンブリをアジャスタレールの案内路に一
側から挿入して、組み付けたものである。
【0016】また、本発明に係るショルダアジャスタ装
置は、上述した課題を解決するために、請求項2に記載
したように、アジャスタレールにはスライドアッセンブ
リを上方にばね付勢した状態で支持するスライダサポー
ト手段が設けられ、このスライダサポート手段は車体取
付部にアジャスタレールと共締めにより固着されたり、
請求項3に記載したように、スライダサポート手段は、
アジャスタレールの上端係止溝に係合支持される耳部を
一体に備えたサポートプレートと、このサポートプレー
トに着脱自在に支持されるサポートスプリングとを有
し、サポートスプリングはスライドアッセンブリのばね
受け開口部に装着されたものである。
【0017】さらに、本発明に係るショルダアジャスタ
装置は、上述した課題を解決するために、請求項4に記
載したように、スライドアッセンブリは、スライドアン
カカバーボディをスライドガーニッシュの裏面側に形成
された係合爪および係止窓により係止させることにより
組み立てられ、前記スライドアッセンブリをスライドガ
ーニッシュに一体的に組み付けたものである。
【0018】さらまた、本発明に係るショルダアジャス
タ装置は、上述した課題を解決するために、請求項5に
記載したように、スライド位置決め手段は、スライドア
ッセンブリに位置決め状態で収容されたばねプレート
と、このばねプレートのばね力によりアジャスタレール
側に押圧される位置決めボールとを有し、この位置決め
ボールがアジャスタレールのロック孔に係合してスライ
ドアッセンブリのスライド位置が位置決めされたり、ま
た、請求項6に記載したように、ウェビングアンカ手段
は、フランジ付きアンカナットにウェビング装着用のウ
ェビングアンカをアンカボルトで締着したものである。
【0019】さらまた、本発明に係るショルダアジャス
タ装置は、上述した課題を解決するために、請求項7に
記載したように、ラッチ手段は、アジャスタレールのロ
ック孔に係止可能なラッチプレートと、このラッチプレ
ートをアジャスタレール側にばね付勢するラッチスプリ
ングと、ラッチプレートをスライドガーニッシュに装着
させる樹脂製のラッチキャップとを有し、ラッチキャッ
プには操作機構のテーパガイドに係合可能な耳軸を一体
に備えたり、さらに、請求項8に記載したように、操作
機構はスライドガーニッシュの表面側に装着された対を
なす樹脂製の操作ボタンと、この操作ボタンを原位置側
にばね付勢するリターンスプリングとを有し、前記操作
ボタンはラッチ手段に備えられたラッチキャップの耳軸
に係合するテーパガイドとウェビングアンカ手段のアン
カナットに係合し、この係合部を回動支点とするガイド
レッグとを一体に有し、操作ボタンをリターンスプリン
グのばね力に抗して押し込むことにより、ラッチ手段の
ラッチプレートをアジャスタレールのロック孔より後退
させるようにしたものである。
【0020】一方、本発明に係るショルダアジャスタ装
置の組立方法は、上述した課題を解決するために、請求
項9に記載したように、スライドガーニッシュのラッチ
ガイド孔にラッチ手段を装着した後、スライドガーニッ
シュの表面側に対をなす操作ボタンを備えた操作機構を
取り付け、この取付後にスライドガーニッシュの裏面側
にスライドアッセンブリのスライドアンカベースボディ
をセットし、このベースボディにスライド位置決め手段
のばねプレートおよびウェビングアンカ手段のフランジ
付アンカナットをそれぞれ位置決めして組み付け、上記
ばねプレートおよびアンカナットを組み付けた状態でス
ライドアンカカバーボディを重ね合せてこのカバーボデ
ィをスライドガーニッシュ裏面側のアッセブリ装着部に
係止させてスライドアッセンブリをスライドガーニッシ
ュの裏面側に組み付けてスライドアジャスタ組立体を一
体的に組み立て、次にこのスライドアジャスタ組立体の
スライドアッセンブリをアジャスタレールの一側から、
その案内路に挿入して組み付け、その後、アジャスタレ
ールに車体取付部装着用の固着手段を装着する方法であ
る。
【0021】また、本発明に係るショルダアジャスタ装
置の組立方法は、上述した課題を解決するために、請求
項10に記載したように、ラッチ手段は、ラッチスプリ
ングを装着したラッチプレートをスライドガーニッシュ
のラッチガイド孔にその裏面側から挿入し、ラッチプレ
ートの挿入先端側をラッチキャップでスライドガーニッ
シュの表面側から係止させてスライドガーニッシュに装
着する方法であったり、請求項11に記載したように、
スライドアッセンブリはスライドアンカベースボディを
スライドガーニッシュの裏面側にセットした状態でフラ
ンジ付アンカナットを組み付けるとともにスライド位置
決め手段のばねプレートを位置決めセットし、その後、
スライドアンカカバーボディをそのベースボディに重ね
合せてスライドアッセンブリをスライドガーニッシュの
裏面側に取り付ける方法であったり、さらに、請求項1
2に記載したように、スライドアジャスタ組立体をアジ
ャスタレールに組み付ける前に、スライドアッセンブリ
のばね受け開口部にスライダサポート手段のサポートス
プリングを装着させ、スライドアジャスタ組立体をアジ
ャスタレールに組み付ける際、アッセンブリサポート手
段をアジャスタレールの係止溝に係合させ、固着手段で
アジャスタレールに固定させる方法である。
【0022】
【作用】このショルダアジャスタ装置は、アジャスタレ
ールをセンタピラー等の車体取付部に沿う湾曲形状に形
成したので、アジャスタレールを安定的に取り付け、固
定させることができる一方、ガーニッシュ側にスライド
アッセンブリやラッチ手段、操作機構、ウェビングアン
カ手段を一体的に取り付け、一体的なスライドアジャス
タ組立体を構成したので、ショルダアジャスタ装置の各
構成部品の組立を円滑かつスムーズに行なうことがで
き、組立の自動化も可能となり、コストダウンを図るこ
とができる。
【0023】特に、このショルダアジャスタ装置は、ス
ライドアジャスタ組立体を一体的に組み立てた後に、こ
のスライドアジャスタ組立体をアジャスタレールに組み
付ければよいので、組付けが簡単かつ容易となる。
【0024】また、ショルダアジャスタ装置に組み込ま
れるスライドアッセンブリは、スライドアンカベースボ
ディとカバーホディを重ね合せた状態でスライドガーニ
ッシュに取り付けることができ、さらに、スライドアン
カベースボディとそのカバーボディの間にアンカナット
のフランジ部を挟持させたので、ウェビングアンカ手段
を安定的に固定させることができ、組付性が向上すると
ともに、ウェビングアンカ手段の取付強度を向上させる
ことができる。
【0025】さらに、ラッチ手段は、従来の歯付きラッ
チプレートを単純形状のラッチプレートと樹脂製のラッ
チキャップとに分け、スライドガーニッシュに取り付け
るようにしたので、ラッチ手段の組付性が改善され、さ
らにラッチプレートのプレス加工等の機械加工が簡単に
なり、加工性が改善される。また、樹脂製ラッチキャッ
プは耳軸を操作機構のテーパガイドに係合させたので、
樹脂同士の円滑な係合となり、操作機構の操作性が改善
される。
【0026】また、操作機構は、操作ボタンの形状を変
更してガイドレッグを一体に備え、このガイドレッグが
ウェビングアンカ手段のアンカナットに係合してこの係
合部を回動支点として案内されるので、操作ボタンの操
作性や操作フィーリングを向上させることができる一
方、操作機構単独でスライドガーニッシュの表面側に取
付保持することができるので、組付性が改善される。さ
らに、操作ボタンをガイドする独立したガイド部材を不
要とするので、その分、部品点数が減少し、コストダウ
ンが図れる。
【0027】一方、スライダサポート手段は、サポート
プレートとサポートスプリングの2部品構成とし、サポ
ートプレートの耳部がアジャスタレールの上端係止溝に
支持される構成としたので、スライドアジャスタ組立体
をアジャスタレールに組み付ける際、サポートプレート
の耳部がアジャスタレールの係止溝に係合し、所要位置
にセットされ、従来のようにサポートスプリングを直接
アジャスタレールに取り付けることがないため、組付性
が改善され、コストダウンが図れる。
【0028】他方、スライド位置決め手段はばねプレー
トを備え、このばねプレートがスライドアッセンブリの
スライドアンカベースボディとカバーボディ間に挟持さ
れ、収容される際、ばねプレートはスライドアンカベー
スボディ上に安定的に位置決めセットされるので、ばね
プレートの組付性が改善される。
【0029】
【実施例】以下、本発明の一実施例について添付図面を
参照して説明する。
【0030】図1ないし図6は本発明に係るショルダア
ジャスタ装置の一例を示すものであり、図中符号10は
乗用車のセンタピラー等の車体取付部に取り付けられる
ショルダアジャスタ装置である。このショルダアジャス
タ装置10は車体取付部に沿う湾曲形状に形成されたピ
ラーレールとしてのアジャスタレール11と、このアジ
ャスタレール11に組み付けられるスライダとしてのス
ライドアジャスタ組立体12とを有する。
【0031】スライドアジャスタ組立体12は、アジャ
スタレール11のレール表面側を覆う化粧プレートとし
てのスライドガーニッシュ13を有し、このスライドガ
ーニッシュ13側にアジャスタレール11の案内路14
に沿ってスライドするスライドアッセンブリ15や、こ
のスライドアッセンブリ15を所要位置にラッチさせる
ラッチ手段16、このラッチ手段16を操作して開放さ
せる操作機構17、図示しないシートベルトとしてのウ
ェビングを支持するウェビングアンカ手段18がそれぞ
れ装着されて一体化される。操作機構17はアジャスタ
カバー19で覆われる。
【0032】また、スライドアッセンブリ15にはスラ
イドアジャスタ組立体12を位置決めさせるスライド位
置決め手段20が組み付けられる一方、このスライドア
ッセンブリ15にスライドアジャスタ組立体12をサポ
ートするスライダサポート手段21が装着される。この
スライダサポート手段21はスライドアジャスタ組立体
12をアジャスタレール11に組み付ける際、アジャス
タレール11に係合保持され、スライドアジャスタ組立
体12をサポートし、この組立体12の上方へのスライ
ドが円滑になるように構成している。
【0033】一方、ショルダアジャスタ装置10のアジ
ャスタレール11は、図7〜図10に示すように例えば
S55Cの炭素鋼のような鋼材料で構成され、全体とし
て車体取付部に沿う湾曲形状に形成される。アジャスタ
レール11はレール基部を構成するレール底部23とこ
のレール底部23の両側から切り起こされた対をなすレ
ール側部24と、両レール側部24の頂部から内側に折
り曲げられた内側フランジガイド25とから横断面が図
9および図10に示すように形成され、内部の案内路1
4にスライドアジャスタ組立体12のスライダ部分を収
容している。
【0034】アジャスタレール11のレール底部23に
は両端部に取付孔26a,26bが形成され、この取付
孔26a,26bを介してアジャスタレール11は車体
取付部(図示せず)に締付ねじ27等の固着手段で固定
される。その際、アジャスタレール11は車体取付部に
沿う湾曲形状に形成されているので、安定的に取り付け
られる。アジャスタレール11の一方の取付孔26bは
アジャスタレール11の車体取付部への取付をスムーズ
に行ない得るように長孔になっている。
【0035】アジャスタレール11のレール底部23は
細長い矩形状に凹設されて補強される一方、この凹設部
に複数のロック孔30がレール横断方向に形成され、各
ロック孔30はアジャスタレール11の長手方向に沿っ
て等ピッチに配設される。
【0036】アジャスタレール11の上端側のレール側
部24には、上方に開口する係止溝31が対をなして形
成され、この係止溝31にスライダサポート手段21の
耳部32が係合されるようになっている。また、アジャ
スタレール11の下端側のレール側部24には対をなす
係止突起33が凹設されて内側に突出しており、この係
止突起33にスライドアジャスタ組立体12のスライド
アッセンブリ15が係合して係止され、スライドアジャ
スタ組立体12のスライド(下方向への摺動)が規制さ
れる。スライドアジャスタ組立体12の他の方向へのス
ライドは、締付ねじ27によって規制される。
【0037】また、スライドガーニッュ13はポリプロ
ピレン等の樹脂材料を一体成形することにより図11〜
図13に示すように構成され、その表面側に操作機構1
7のボタン装着部35が、裏面側にスライドアッセンブ
リ15の装着部36がそれぞれ対向して形成される。ス
ライドガーニッシュ13はアジャスタレール11の湾曲
形状に対応して湾曲している。
【0038】スライドガーニッシュ13の表面側に形成
される操作機構17のボタン装着部35には、操作機構
17の対をなす操作ボタン37a,37bを収納するボ
タン収納部38が形成される。このボタン収納部38に
は操作機構17の操作ボタン37a,37bを掛止めし
て保持する対のガイド突起39を有する一方、操作ボタ
ン37a,37bの操作ストロークを案内するストロー
クガイド孔40がそれぞれ形成される。ストロークガイ
ド孔40はボタン収納部38のヘッド側に形成される突
出部38aに形成される。
【0039】一方、スライドガーニッシュ13のボタン
収納部38に装着される操作機構17は、図3および図
14,15に示すように、対をなす操作ボタン37a,
37bと、操作ボタン37a,37bを原位置側にばね
付勢するリターンスプリング43とを有する。対をなす
操作ボタン37a,37bは左右対称形に形成され、各
操作ボタン37a,37bは操作ボタン部44aとガイ
ドレッグ部44bとを一体に成形している。ガイドレッ
グ部44bの先端には係合孔45が形成され、この係合
孔45にスライドガーニッシュ13のボタン収納部38
に形成されたガイド突起39が掛合され、保持されるよ
うになっている。
【0040】また、対をなす操作ボタン37a,37b
の操作ボタン部44aには内側にリターンスプリング4
3を受けるばね受け46が対向して突設される一方、テ
ーパガイド部47がそれぞれ形成される。このテーパガ
イド部47がラッチ手段16に係合するようになってい
る。さらに、対をなす操作ボタン37a,37bのヘッ
ド側にはボタン装着部35のストロークガイド孔40に
係合するガイド突起48が設けられ、このガイド突起4
8がボタン装着部35のストロークガイド孔40に係合
することにより、操作ボタン37a,37bの操作スト
ロークが定められる。
【0041】ところで、スライドガーニッシュ13のボ
タン装着部35には図11〜図13に示すように一側に
ラッチ手段16を装着するラッチ装着孔50が、他側に
ウェビングアンカ手段18のフランジ付アンカナット5
1を案内するアンカガイド孔52がそれぞれ形成されて
いる。
【0042】スライドガーニッシュ13のラッチ装着孔
50に装着されるラッチ手段16は、図16に示すよう
に、プレス成形等の機械加工により形成された単純形状
のラッチプレート55と、このラッチプレート55に巻
装されるラッチスプリング56と、ラッチプレート55
の頭部に装着されて係止されるポリアセタール等の樹脂
製のラッチキャップ57とを有する。
【0043】ラッチプレート55はラッチスプリング4
5が巻装された状態でスライドガーニッシュ13の裏面
側からラッチ装着孔50に挿入される。挿入されたラッ
チプレート55はそのガイド突起(タボ)58がラッチ
装着孔50のガイド凹部50aに案内されて位置決めさ
れ、ラッチプレート55の先端にスライドガーニッシュ
の表面側からラッチキャップ57を被せて固定させるこ
とにより、ラッチ手段16がスライドガーニッシュ13
に直接組み付けられる。
【0044】ラッチキャップ57は図17(A)および
(B)に示すようにラッチプレート55の先端部を受け
入れる挿入ガイド路59を形成したキャップ本体60
と、このキャップ本体60に挿入されたラッチプレート
55のあご部55aに係合してラッチプレート55の抜
出を規制する対をなすロック爪61と、キャップ本体6
0から両側方に突出した対をなす円柱状の耳軸62とを
一体に成形したものである。ラッチキャッブ57の耳軸
62には操作ボタン37a,37bのテーパガイド部4
7がそれぞれ係合し、操作ボタン37a,37bの押圧
(ストローク)操作により操作ボタン37a,37bの
テーパガイド部47がラッチプレート55を、ラッチス
プリング56のばね力に抗して押し上げ、アジャスタレ
ール11のロック孔30から後退させて、ラッチ状態を
解除するようになっている。
【0045】また、スライドガーニッシュ13の裏面側
に装着されるスライドアッセンブリ15はスライドガー
ニッシュ13の裏面側のアッセンブリ装着部36に設置
されるスライドアンカベースボディ65(図18
(A),(B)参照)とこのベースボディ65上に重ね
合されるスライドアンカカバーボディ66(図19
(A),(B)参照)とを有し、このスライドアンカカ
バーボディ66をそのベースボディ65に重ね合せたと
き、それぞれ対をなす側方切起し67,68が互いに係
合して偏平な筒状構造に形成される。
【0046】スライドアッセンブリ15は例えば炭素鋼
等の鋼材プレートをプレス成形で加工することにより成
形され、スライドアンカベースボディ65の側方切起し
67に形成された係合凹部69に、スライドアンカカバ
ーボディ66の側方突起70を係合させることにより相
対的な長手方向のスライドが規制される。
【0047】スライドアッセンブリ15のスライドアン
カカバーボディ66には一端側にスライドガーニッシュ
13の係止窓71に係合可能な係止突起72を有し、ス
ライドアンカカバーボディ66の他端側部はスライドガ
ーニッシュ13に形成された対をなす係止爪74,74
にワンタッチで係合し、この係止爪74,74によりス
ライドアッセンブリ15はスライドガーニッシュ13に
組み付けられる。
【0048】また、スライドアッセンブリ15のスライ
ドアンカベースボディ65には、図3に示すように、ウ
ェビングアンカ手段18のフランジ付アンカナット51
やスライド位置決め手段20のばねプレート76が位置
決めされて設置される一方、スライドアンカベースボデ
ィ65およびそのカバーボディ66にラッチ手段16の
ラッチプレート55を案内するラッチガイド孔77,7
8が形成される。
【0049】ウェビングアンカ手段18は、図3および
図20に示すように角形フランジ51aを一体に形成し
たアンカナット51と、シートベルトとしてのウェビン
グを案内するウェビングアンカ80と、このウェビング
アンカ80をアンカナット51に取り付ける固着手段と
してのアンカボルト81とを有する。
【0050】アンカナット51のフランジ部51aはス
ライドアッセンブリ15のスライドアンカベースボディ
65とそのカバーボディ66との間に安定的に挟持され
る一方、アンカナット51のフランジ部51aはフラン
ジ端に係合段部83が形成され、この係合段部83がス
ライドアンカカバーボディ66の対をなす側方突起68
の係合凹部84に係合してアンカナット51の回り止め
が行なわれる。また、アンカナット51の筒状ナット部
51bはスライドアンカベースボディ65のナットガイ
ド孔85を貫いて突出する一方、筒状ナット部51bは
角形フランジ部51aよりスライドアンカカバーボディ
66側にも突出し、その突出部がスライドアンカカバー
ボディ66のナットガイド孔86に係合してアンカナッ
ト51は安定的に保持される。
【0051】ウェビングアンカ手段18のアンカナット
51のスライドアッセンブリ15への装着は、アンカナ
ット51の筒状ナット部51bをスライドアンカベース
ボディ65のナットガイド孔85に挿入してフランジ部
51aを密着させた後、スライドアンカカバーボディ6
6をそのベースボディ65に重ね合せ、スライドアンカ
カバーボディ66のナットガイド孔86をアンカナット
51の筒状ナット部51bに係合させることにより、ア
ンカナット51はスライドアッセンブリ15に位置決め
され、安定的に収納される。
【0052】また、スライドアッセンブリ15のスライ
ドアンカベースボディ65には、スライド位置決め手段
20のばねプレート76(図21および図22参照)を
位置決め状態でセットさせる位置決め突起88が一体に
形成される。この位置決め突起88にばねプレート76
のプレート部76aに形成された位置決め孔90が係合
する一方、プレート部76aには両側に位置決めガイド
76bが一体に形成される。さらに、ばねプレート76
のプレート部76aからU字状に湾曲したばね部76c
が形成され、このばね部76cの自由端側に位置決めボ
ール92と係合する係合孔93が形成される。
【0053】位置決めボール92はスライドアンカカバ
ーボディ66に形成されたボールガイド孔94を貫いて
アジャスタレール11のレール底部23側に突出し、レ
ール底部23に形成されるロック孔30と係合するよう
になっている。レール底部23に形成されるロック孔3
0には、ラッチ手段16のラッチプレート55を案内す
るテーパ状のプレートガイド95や位置決めボール92
をガイドするテーパ状のボールガイド96がそれぞれ臨
んでいる。
【0054】また、スライドアッセンブリ15にはスラ
イダサポート手段21が装着される。このスライダサポ
ート手段21は図23に示すようにサポートプレート9
7とこのサポートプレート97の係合孔97aに着脱自
在に保持されるサポートスプリング98の2部品から構
成される。
【0055】サポートプレート97は両側に耳部32を
有し、この耳部32はスライダサポート手段21をアジ
ャスタレール11に組み付けたとき、アジャスタレール
11の係止溝31に係合してサポートされるようになっ
ている。また、サポートスプリング98は渦巻状のばね
部98aを有し、このばね部98aがスライドアッセン
ブリ15のスライドアンカカバーボディ66のばね受け
開口部99に着脱自在に装着される。
【0056】スライダサポート手段21をサポートプレ
ート97とサポートスプリング98の2部品から構成す
ることにより、サポートスプリング98をアジャスタレ
ール11に直接取り付ける必要がなく、スライダサポー
ト手段21の組付性が改善され、コストダウンを図るこ
とができる。
【0057】スライダサポート手段21は図24に示す
ように、サポートスプリングのばね力Pにより、アジャ
スタレール11に組み付けられたスライダとしてのスラ
イドアジャスタ組立体12を上方に持ち上げるように作
用し、スライドアッセンブリ組立体12の操作性を改善
している。
【0058】また、スライドアジャスタ組立体12のス
ライドガーニッシュ13には図25〜図27に示すアジ
ャスタカバー19が装着される。アジャスタカバー19
に操作ボタン27a,27bのボタン部を露出させる操
作窓孔100が開口し、この窓孔100を介して操作ボ
タン27a,27bが操作される。
【0059】アジャスタカバー19のヘッド側と両側方
に係止突起101,102がそれぞれ一体成形される一
方、これらの係止窓孔101,102に係合する係止窓
103および係止孔104がスライドガーニッシュ13
に形成される。スライドガーニッシュ13の表面側に、
アジャスタカバー19の側方下部と係合する係合溝10
5を備えており、この係合溝105にアジャスタカバー
19の下側端が係合することにより、アジャスタカバー
19はスライドガーニッシュ13に安定的に係合せしめ
られる。
【0060】次に、ショルダアジャスタ装置10の組立
手順について説明する。
【0061】初めに、ポリプロピレン等の樹脂材料を型
成形して作られたスライドガーニッシュ13にラッチ手
段16を装着させる。
【0062】このラッチ手段16の装着は、ラッチスプ
リング56を巻装したラッチプレート55をスライドガ
ーニッシュ13の裏面側から、図28に示すようにラッ
チ装着孔50に挿入する。ラッチプレート55の挿入
は、そのガイド突起58がラッチ装着孔50のガイド凹
部50aに案内されて位置決めされる。
【0063】ラッチプレート55の挿入先端は、ラッチ
装着孔50を貫いてスライドガーニッシュ13の表面側
に突出し、その先端に、ラッチキャップ57を被せて装
着させ、固定させる。ラッチキャップ57を装着する
と、そのロック爪61がラッチプレート55のあご部5
5aに係合して係止され、ラッチプレート55はスライ
ドガーニッシュ13に装着され、スライドガーニッシュ
13から抜出されるのが防止される。
【0064】スライドガーニッシュ13にラッチ手段1
6を装着した後、図30に示すように、スライドガーニ
ッシュ13の表面側に形成されるボタン装着部に操作機
構17を装着する。
【0065】この操作機構17の装着は、初めに一方の
操作ボタン37aまたは37bをボタン装着部35に取
り付ける。この取付は、操作ボタン37a(37b)の
ガイドレッグ部44bに形成された係合孔45をボタン
装着部35のガイド突起39に掛合させた状態で、操作
ボタン37a(37b)のヘッド側に突出するガイド突
起48をボタン装着部35のストロークガイド孔40に
装着する。
【0066】その後、ボタン装着部35に装着された一
方の操作ボタン37a(37b)のばね受け46にリタ
ーンスプリング43を介装し、このリターンスプリング
43の他端側を他方の操作ボタン37a(37b)のば
ね受け46に係合させた状態で、他方の操作ボタン37
a(37b)のガイドレッグ部44bに形成された係合
孔45をボタン装着部35のガイド突起39に掛合させ
つつ、ボタン装着部35のストロークガイド孔40に操
作ボタン37a(37b)のヘッド側のガイド突起39
を係合させて、操作機構17の装着が終了する。
【0067】操作機構17をスライドガーニッシュ13
のボタン装着部35に取り付けた状態で、操作ボタン3
7a,37bのガイドレッグ部44b側にウェビングア
ンカ手段18のアンカナット51を通す開口が形成され
る。また、操作機構17の操作ボタン37a,37bに
形成されるテーパガイド部47がラッチ手段16のラッ
チキャップ57に形成される耳軸62と係合する状態と
なる。耳軸62は円柱形状をなし、この円柱形状の耳軸
62にテーパガイド部47が係合するので、操作ボタン
37a,37bの操作によってもテーパガイド部47は
耳軸62に安定的に係合せしめられる。
【0068】次に、スライドガーニッシュ13の裏面側
に図31に示すように、スライドアッセンブリ15のス
ライドアンカベースボディ65を設置する。このベース
ボディ65の設置は、そのラッチガイド孔77にラッチ
手段16のラッチプレート55を通すように行なわれる
が、スライドアンカベースボディ65の設置は、スライ
ドガーニッシュ13を反転させた後に行なっても、図3
1に示すようにそのまま行なってもよい。
【0069】スライドアンカベースボディ65をスライ
ドガーニッシュ13のアッセンブリ装着部36にセット
した後、スライドアンカベースボディ65のナットガイ
ド孔85にフランジ付アンカナット51の筒状ナット部
51bを挿入し、アンカナット51を組み付ける。
【0070】アンカナット51を組み付けた後に、図3
2に示すようにスライドガーニッシュ13を反転させて
もよい。スライドガーニッシュ13にアンカナット51
を挿入した後、スライド位置決め手段20のばねプレー
ト76を設置し、このばねプレート76をスライドアン
カベースボディ65上に位置決めセットさせる(図33
参照)。
【0071】このセット状態でスライドアンカベースボ
ディ65上にそのカバーボディ66を重ね合せる。スラ
イドアンカカバーボディ66はその一端に形成された係
止突起72をスライドガーニッシュ13の係止窓71に
係合させ、その他端側をスライドガーニッシュ13の対
なす係止爪74に図34に示すように係止させることに
より、ワンタッチでスライドアッセンブリ15が装着さ
れる。なお、ウェビングアンカ手段18のアンカナット
51にはウェビングアンカ80がアンカボルト81によ
り締着される。
【0072】スライドアッセンブリ15をスライドガー
ニッシュ13に装着することにより、スライドガーニッ
シュ13側にスライドアッセンブリ15、ラッチ手段1
6、操作機構17、ウェビングアンカ手段18およびス
ライド位置決め手段20が一体的に組み付けられ、一体
的なスライダとしてのスライドアジャスタ組立体12が
構成される。スライドアジャスタ組立体12にはアジャ
スタレール11の湾曲形状に対応する湾曲形状を有する
ように構成される。
【0073】次に、スライドアジャスタ組立体12のス
ライドアッセンブリ15にサポートプレート97とサポ
ートスプリング98を組み立てたスライダサポート手段
21が図35に示すように装着される。このスライダサ
ポート手段21は、サポートスプリング98の渦巻状ば
ね部98aをスライドアッセンブリ15のばね受け開口
部99に挿入することにより、サポートスプリング98
の弾性力でスライドアッセンブリ15に装着される。
【0074】スライドアジャスタ組立体12にスライダ
サポート手段21を装着した後、スライダサポート手段
21のサポートプレート97をスライドガーニッシュ1
3の裏面側に矢印Aで示すように倒す。この状態で、図
36に示すようにスライドアジャスタ組立体12をアジ
ャスタレール11の案内路14に一側から挿入する。
【0075】スライドアジャスタ組立体12をアジャス
タレール11の案内路14に挿入する際、スライドアジ
ャスタ組立体12に組み込まれたスライド位置決め手段
20のばねプレート76がアジャスタレール11の取付
孔26a位置まできたとき、この取付孔26aから位置
決めボール92を挿入する。
【0076】位置決めボール92を挿入した状態で操作
機構17の操作ボタン37a,37bを押圧操作し、ラ
ッチ手段16のラッチプレート55を後退させる。ラッ
チプレート55を後退させた状態でスライドアジャスタ
組立体12をアジャスタレール11の案内路14に沿っ
てスライドさせる。
【0077】一方、アジャスタレール11にスライドア
ジャスタ組立体12を押し込む前に、アジャスタレール
11の下方側(係止突起形成側)の取付孔26bに固着
手段としての締付ボルト27を予め装着しておいてもよ
い。締付ボルト27は歯付きワッシャ105により装着
状態に保持される。
【0078】しかして、アジャスタレール11の一方
(下方側)に締付ボルト27を装着した後、スライドア
ジャスタ組立体12をアジャスタレール11の係止突起
33に係合するまで押し下げ、この押下げ状態で、アジ
ャスタレール11の他側(上方側)に固着手段としての
締付ボルト27を装着する。この締付ボルト27の装着
により、スライダサポート手段21のサポートプレート
97も締付ボルト27によりアジャスタレール11に固
定的に装着される。
【0079】一方、スライダサポート手段21はスライ
ドアジャスタ組立体12を最下方位置まで押し下げて
も、アジャスタレール11の係止溝31にサポートプレ
ート97の耳部が係合するので、スライダサポート手段
21はアジャスタレール11を安定的に組み付けられ、
取付ミスを防止できる。
【0080】このようにしてショルダアジャスタ装置1
0が組み立てられ、このショルダアジャスタ装置10に
はアジャスタカバー19が装着され、被覆される。組み
立てられたショルダアジャスタ装置10は続いて外観検
査や機能検査が行なわれる。機能検査は操作機構17の
操作を繰り返してショルダアジャスタ装置10が正常に
作動するか否かをチェックする。これらの検査後に、ア
ジャスタカバー19を装着してもよい。
【0081】
【発明の効果】以上に述べたように本発明に係るショル
ダアジャスタ装置およびその組立方法においては、アジ
ャスタレールを車体取付部に沿う湾曲形状に形成したの
で、スライドアジャスタレールの車体取付部に安定的に
取り付けることができる一方、スライドガーニッシュ側
にスライドアッセンブリ、スライド位置決め手段、ラッ
チ手段、操作機構およびウェビングアンカ手段を組み付
けて一体化し、一体的なスライドアジャスタ組立体を構
成したので、スライドアジャスタ組立体を予め一体化
し、スライドアジャスタ組立体の各構成部品を一体的な
組立状態に保持でき、一体化したショルダアジャスタ組
立体をアジャスタレールに組み付けることでショルダア
ジャスタ装置の組付け性が改善され、その組立を円滑か
つスムーズに行なうことができ、組立の自動化も可能と
なり、コストダウンを図ることができる。
【0082】このショルダアジャスタ装置は、スライド
アジャスタ組立体を一体的に組み立てて構成した後、こ
のスライドアジャスタ組立体をアジャスタレールに一側
からに組み付ければよいので、組付性が改善され、ショ
ルダアジャスタ装置の組立を円滑かつスムーズに短時間
で行なうことができる。
【0083】また、ショルダアジャスタ装置に組み込ま
れるスライドアッセンブリは、スライドアンカベースボ
ディとカバーホディを重ね合せた状態でスライドガーニ
ッシュに取り付けることができ、さらに、スライドアン
カベースボディとそのカバーボディの間にアンカナット
のフランジ部を挟持させたので、ウェビングアンカ手段
を安定的に固定させることができ、組付性が向上すると
ともに、ウェビングアンカ手段の取付強度を向上させる
ことができる。
【0084】さらに、ラッチ手段は、従来の歯付きラッ
チプレートを単純形状のラッチプレートと樹脂製のラッ
チキャップとに分け、スライドガーニッシュに取り付け
るようにしたので、ラッチ手段の組付性が改善され、ラ
ッチプレートのプレス加工等の機械加工が簡単になり、
加工性が改善される。また、樹脂製ラッチキャップは耳
軸を操作機構の樹脂性操作ボタンのテーパガイドに係合
させたので、樹脂同士の円滑な係合となり、操作機構の
操作性が良好になる。
【0085】また、操作機構は、従来の操作ボタンの形
状を変更してガイドレッグを一体に備え、このガイドレ
ッグがウェビングアンカ手段のアンカナットに係合して
この係合部を回動支点として案内されるので、操作ボタ
ンの操作性や操作フィーリングを向上させることができ
る一方、操作機構単独でスライドガーニッシュの表面側
に取付保持することができるので、組付性が改善され
る。さらに、操作ボタンをガイドする独立したガイド部
材を不要としたので、その分、部品点数が減少し、コス
トダウンが図れる。
【0086】一方、スライダサポート手段は、サポート
プレートとサポートスプリングの2部品構成とし、サポ
ートプレートの耳部がアジャスタレールの上端係止溝に
支持される構成としたので、スライドアジャスタ組立体
をあアジャスタレールに組み付ける際、サポートプレー
トの耳部がアジャスタレールの係止溝に自動的に係合
し、所要位置にセットされる。従来のようにサポートス
プリングを直接アジャスタレールに取り付けることがな
いため、組付性が改善される一方、スライダサポート手
段の加工が容易になり、コストダウンが図れる。
【0087】他方、スライド位置決め手段はばねプレー
トを備え、このばねプレートがスライドアッセンブリの
スライドアンカベースボディとそのカバーボディ間に挟
持され、収容される際、ばねプレートはスライドアンカ
ベースボディ上に安定的に位置決めセットされるので、
ばねプレートの組付性が改善される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るショルダアジャスタ装置の一実施
例を示すもので、アジャスタカバーを取り外した状態を
示す斜視図。
【図2】本発明に係るショルダアジャスタ装置の一実施
例を裏面側から示す斜視図。
【図3】本発明に係るショルダアジャスタ装置の一実施
例を示す分解斜視図。
【図4】本発明に係るショルダアジャスタ装置の一実施
例を示す正面図。
【図5】図4に示すショルダアジャスタ装置のV−V線
に沿う縦断面図。
【図6】図4に示すショルダアジャスタ装置のVI−VI線
に沿う横断面図。
【図7】本発明のショルダアジャスタ装置を構成するア
ジャスタレールの正面図。
【図8】図7に示すアジャスタレールの縦断面図。
【図9】図7に示すアジャスタレールのIX−IX線に沿う
横断面図。
【図10】図7に示すアジャスタレールのX−X線に沿
う横断面図。
【図11】本発明のショルダアジャスタ装置を構成する
スライドガーニッシュの正面図。
【図12】図11に示すスライドガーニッシュの縦断面
図。
【図13】図11に示すスライドガーニッシュの裏面
図。
【図14】本発明のショルダアジャスタ装置に組み込ま
れる操作機構を示す分解図。
【図15】図14の操作機構を底面側から見た図。
【図16】本発明のショルダアジャスタ装置に組み込ま
れるラッチ手段を示す分解斜視図。
【図17】(A)はラッチ手段に備えられるラッチキャ
ップを示す正面図、(B)は上記ラッチキャップの平面
図。
【図18】(A)および(B)はショルダアジャスタ装
置に組み込まれるスライドアッセンブリのスライドアン
カベースボディをそれぞれ示す平面図および側面図。
【図19】(A)および(B)はスライドアッセンブリ
のスライドアンカカバーボディをそれぞれ示す平面図お
よび側面図。
【図20】ショルダアジャスタ装置に組み込まれるウェ
ビングアンカ手段のアンカナットを示す図。
【図21】ショルダアジャスタ装置に組み込まれるスラ
イド位置決め手段のばねプレートを示す図。
【図22】スライド位置決め手段の側面図。
【図23】ショルダアジャスタ装置に組み込まれるスラ
イダサポート手段を示す分解図。
【図24】スライダサポート手段の使用状態を示す図。
【図25】ショルダアジャスタ装置のアジャスタカバー
を示す図。
【図26】アジャスタカバーの縦断面図。
【図27】図25に示すアジャスタカバーのXXVII −XX
VII 線に沿う断面図。
【図28】ショルダアジャスタ装置のスライドガーニッ
シュへラッチ手段を組み付ける状態を示す分解図。
【図29】ラッチ手段のラッチプレートにラッチキャッ
プが装着された状態を示す図。
【図30】スライドガーニッシュの表面側に操作機構を
組み付ける状態を示す分解斜視図。
【図31】スライドガーニッシュへスライドアッセンブ
リのスライドアンカベースボディおよびウェビングアン
カ手段のアンカナットを組み付ける状態を示す図。
【図32】スライドガーニッシュへスライドアッセンブ
リのスライドアンカカバーボディおよびスライド位置決
め手段のばねプレートを組み付ける状態から組み付けら
れた状態を示す図。
【図33】スライドアッセンブリのスライドアンカベー
スボディに装着されるばねプレートとアンカナットの配
置関係を示す図。
【図34】スライドガーニッシュへスライドアッセンブ
リのスライドアンカカバープレートを取り付けた状態を
示す部分拡大図。
【図35】スライドアジャスタ組立体に組み付けられる
スライダサポート手段の組付前後の状態を示す斜視図。
【図36】スライドアジャスタ組立体をアジャスタレー
ルに組み付ける状態を示す斜視図。
【図37】スライドアジャスタ組立体を組み付けたアジ
ャスタレールへの締付ボルトの組付手段を示す図。
【符号の説明】
10 ショルダアジャスタ装置 11 アジャスタレール 12 スライドアジャスタ組立体(スライダ) 13 スライドガーニッシュ 14 案内路 15 スライドアッセンブリ 16 ラッチ手段 17 操作機構 18 ウェビングアンカ手段 19 アジャスタカバー 20 スライド位置決め手段 21 スライダサポート手段 23 レール底部 24 レール側部 25 内側フランジガイド 26a,26b 取付孔 27 締付ねじ 30 ロック孔 33 係止突起 35 ボタン装着部 36 アッセンブリ装着部 37a,37b 操作ボタン 38 ボタン収納部 39 ガイド突起 40 スロートクガイド孔 43 リターンスプリング 44a 操作ボタン部 44b ガイドレッグ部 45 係合孔 47 テーパガイド部 48 ガイド突起 50 ラッチ装着孔 51 フランジ付アンカナット 52 アンカガイド孔 55 ラッチプレート 56 ラッチスプリング 57 ラッチキャップ 62 耳軸 65 スライドアンカベースボディ 66 スライドアンカカバーボディ 67,68 側方切起し 71 係止窓 72 係止突起 74 係止爪 76 ばねプレート 80 ウェビングアンカ 81 アンカボルト 92 位置決めボール 97 サポートプレート 98 サポートスプリング

Claims (12)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】センタピラー等の車体取付部に固定され、
    この車体取付部の湾曲部に沿って延設される湾曲形状の
    アジャスタレールと、このアジャスタレールのレール表
    面側を覆うスライドガーニッシュと、このスライドガー
    ニッシュの裏面側に組み付けられる一方、前記アジャス
    タレール内に形成される案内路にスライド自在に収容さ
    れたスライドアッセンブリと、このスライドアッセンブ
    リのスライド位置を位置決め可能なスライド位置決め手
    段と、上記スライドアッセンブリをアジャスタレールの
    所要位置に係脱可能にラッチさせるラッチ手段と、この
    ラッチ手段のラッチ状態を解放させる操作機構と、前記
    スライドアッセンブリに固定されたフランジ付アンカボ
    ルトを備えて、ウェビングを支持するウェビングアンカ
    手段とを有し、前記スライドアッセンブリは、スライド
    アンカベースボディとこのベースボディに重ね合される
    スライドアンカカバーボディとから偏平な筒状構造に形
    成され、上記スライドアッセンブリには、スライドアン
    カベースボディとカバーボディの間に、前記スライド位
    置決め手段を構成するばねプレートと前記アンカナット
    のフランジ部とを位置決めして収容し、前記スライドア
    ッセンブリ、スライド位置決め手段、ラッチ手段、操作
    機構およびウェビングアンカ手段をスライドガーニッシ
    ュ側に組み付けてスライドアジャスタ組立体を一体的に
    構成し、このスライドアジャスタ組立体のスライドアッ
    センブリをアジャスタレールの案内路に一側から挿入し
    て、組み付けたことを特徴とするショルダアジャスタ装
    置。
  2. 【請求項2】 アジャスタレールにはスライドアッセン
    ブリを上方にばね付勢した状態で支持するスライダサポ
    ート手段が設けられ、このスライダサポート手段は車体
    取付部にアジャスタレールと共締めにより固着された請
    求項1記載のショルダアジャスタ装置。
  3. 【請求項3】 スライダサポート手段は、アジャスタレ
    ールの上端係止溝に係合支持される耳部を一体に備えた
    サポートプレートと、このサポートプレートに着脱自在
    に支持されるサポートスプリングとを有し、サポートス
    プリングはスライドアッセンブリのばね受け開口部に装
    着された請求項2記載のショルダアジャスタ装置。
  4. 【請求項4】スライドアッセンブリは、スライドアンカ
    カバーボディをスライドガーニッシュの裏面側に形成さ
    れた係合爪および係止窓により係止させることにより組
    み立てられ、前記スライドアッセンブリをスライドガー
    ニッシュに一体的に組み付けた請求項1または2記載の
    ショルダアジャスタ装置。
  5. 【請求項5】スライド位置決め手段は、スライドアッセ
    ンブリに位置決め状態で収容されたばねプレートと、こ
    のばねプレートのばね力によりアジャスタレール側に押
    圧される位置決めボールとを有し、この位置決めボール
    がアジャスタレールのロック孔に係合してスライドアッ
    センブリのスライド位置が位置決めされる請求項1記載
    のショルダアジャスタ装置。
  6. 【請求項6】ウェビングアンカ手段は、フランジ付きア
    ンカナットにウェビング装着用のウェビングアンカをア
    ンカボルトで締着した請求項1記載のショルダアジャス
    タ装置。
  7. 【請求項7】 ラッチ手段は、アジャスタレールのロッ
    ク孔に係止可能なラッチプレートと、このラッチプレー
    トをアジャスタレール側にばね付勢するラッチスプリン
    グと、ラッチプレートをスライドガーニッシュに装着さ
    せる樹脂製のラッチキャップとを有し、ラッチキャップ
    には操作機構のテーパガイドに係合可能な耳軸を一体に
    備えた請求項1または2記載のショルダアジャスタ装
    置。
  8. 【請求項8】操作機構はスライドガーニッシュの表面側
    に装着された対をなす樹脂製の操作ボタンと、この操作
    ボタンを原位置側にばね付勢するリターンスプリングと
    を有し、前記操作ボタンはラッチ手段に備えられたラッ
    チキャップの耳軸に係合するテーパガイドとウェビング
    アンカ手段のアンカナットに係合し、この係合部を回動
    支点とするガイドレッグとを一体に有し、操作ボタンを
    リターンスプリングのばね力に抗して押し込むことによ
    り、ラッチ手段のラッチプレートをアジャスタレールの
    ロック孔より後退させるようにした請求項1または7記
    載のショルダアジャスタ装置。
  9. 【請求項9】スライドガーニッシュのラッチガイド孔に
    ラッチ手段を装着した後、スライドガーニッシュの表面
    側に対をなす操作ボタンを備えた操作機構を取り付け、
    この取付後にスライドガーニッシュの裏面側にスライド
    アッセンブリのスライドアンカベースボディをセット
    し、このベースボディにスライド位置決め手段のばねプ
    レートおよびウェビングアンカ手段のフランジ付アンカ
    ナットをそれぞれ位置決めして組み付け、上記ばねプレ
    ートおよびアンカナットを組み付けた状態でスライドア
    ンカカバーボディを重ね合せてこのカバーボディをスラ
    イドガーニッシュ裏面側のアッセブリ装着部に係止させ
    てスライドアッセンブリをスライドガーニッシュの裏面
    側に組み付けてスライドアジャスタ組立体を一体的に組
    み立て、次にこのスライドアジャスタ組立体のスライド
    アッセンブリをアジャスタレールの一側から、その案内
    路に挿入して組み付け、その後、アジャスタレールに車
    体取付部装着用の固着手段を装着することを特徴とする
    ショルダアジャスタ装置の組立方法。
  10. 【請求項10】 ラッチ手段は、ラッチスプリングを装
    着したラッチプレートをスライドガーニッシュのラッチ
    ガイド孔にその裏面側から挿入し、ラッチプレートの挿
    入先端側をラッチキャップでスライドガーニッシュの表
    面側から係止させてスライドガーニッシュに装着する請
    求項9記載のショルダアジャスタ装置の組立方法。
  11. 【請求項11】 スライドアッセンブリはスライドアン
    カベースボディをスライドガーニッシュの裏面側にセッ
    トした状態でフランジ付アンカナットを組み付けるとと
    もにスライド位置決め手段のばねプレートを位置決めセ
    ットし、その後、スライドアンカカバーボディをそのベ
    ースボディに重ね合せてスライドアッセンブリをスライ
    ドガーニッシュの裏面側に取り付ける請求項9記載のシ
    ョルダアジャスタ装置の組立方法。
  12. 【請求項12】 スライドアジャスタ組立体をアジャス
    タレールに組み付ける前に、スライドアッセンブリのば
    ね受け開口部にスライダサポート手段のサポートスプリ
    ングを装着させ、スライドアジャスタ組立体をアジャス
    タレールに組み付ける際、スライダサポート手段をアジ
    ャスタレールの係止溝に係合させ、固着手段でアジャス
    タレールに固定させる請求項9記載のショルダアジャス
    タ装置の組立方法。
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