JP2540226Y2 - ガラス窓ユニット - Google Patents

ガラス窓ユニット

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JP2540226Y2
JP2540226Y2 JP4380192U JP4380192U JP2540226Y2 JP 2540226 Y2 JP2540226 Y2 JP 2540226Y2 JP 4380192 U JP4380192 U JP 4380192U JP 4380192 U JP4380192 U JP 4380192U JP 2540226 Y2 JP2540226 Y2 JP 2540226Y2
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glass
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vertical
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JP4380192U
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晃 岡谷
Original Assignee
ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、ガラスと耐火ガラスを
備えたガラス窓ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】ガラスと耐火ガラスを備えたガラス窓ユ
ニットとしては、上下横材と左右の縦材を方形状に枠組
みして窓体とし、この窓体の室外側にガラスを装着し、
室内側に耐火ガラスを装着したものが知られている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】かかるガラス窓ユニッ
トを左右の方立間に取付けるには組立てしたガラス窓ユ
ニットを左右の方立間に配設して方立と連結することに
なるが、ガラスと耐火ガラスを備えたガラス窓ユニット
は大重量であって取扱いが困難であるから方立間に取付
ける作業が面倒となる。
【0004】そこで、本考案は前述の課題を解決できる
ようにしたガラス窓ユニットを提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】室内側段部51と室外側
上向凹部53を有する下の横材と、室内側段部78と室
外側下向凹部77を有する上の横材と、室内側段部88
と室外側外向片90を有する左右の縦材14と、各縦材
14の室外側外向片90に嵌合して取付けられる縦エッ
ジ材92とを備え、前記上の横材と下の横材を左右の方
立1,1の室内側にそれぞれ連結し、前記左右の縦材1
4を左右の方立1,1の室外側にそれぞれ連結し、前記
上下の横材の室外側上向凹部53と室外側下向凹部77
にガラス16の下縁部と上縁部に装着し、このガラス1
6の左右縦縁室内側面を前記左右の縦エッジ材92に接
着シール材96でそれぞれ接着支持し、前記上下の横材
の室内側段部51,78と左右の縦材14,14の室内
側段部88,88を四周連続し、かつ耐火ガラス17を
臨ませ、その各室内側段部51,78,88,88の室
内寄りに押え片97をそれぞれ取付けて耐火ガラス17
を装着して成るガラス窓ユニット。
【0006】
【作 用】上の横材と下の横材を左右の方立1,1に
連結した後に縦枠14を左右の方立1,1に連結できる
し、縦枠14を連結した後に縦エッジ材92を取付けて
ガラス16を装着でき、しかも室内側より耐火ガラス1
7を装着できるので、左右の方立1,1間に上の横材、
下の横材、左右の縦材14,14を別々に取付けた後に
ガラス16、耐火ガラス17を装着できてガラス窓ユニ
ット2を簡単に取付けできる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように、左右に隣接する方立
1,1間に窓ユニット2が上下方向に連続して取付けら
れ、この窓ユニット2はガラス窓ユニット3と開き窓ユ
ニット4より成る。前記方立1は図2,図3に示すよう
にスラブ5の室外側面に方立用ファスナー6で取付けら
れ、上下に隣接するスラブ5,5間に力骨7が力骨用フ
ァスナー8でそれぞれ取付けてあり、この力骨7は方立
1に連結してある。前記左右に隣接する方立1,1間に
横材10が上下方向に間隔を置いて横材用ファスナー1
1で横架連結され、この上下に隣接する横材10,10
間において第1・第2中間横材12,13が左右に隣接
する方立1,1間に横材用ファスナー11で横架連結さ
れ、横材10と第1中間横材12との間及び第2中間横
材13と横材10との間に左右の縦材14がそれぞれ連
結されてガラス窓用の枠体15を構成し、この枠体15
の室外側にガラス16が装着され、室内側に耐火ガラス
17が装着されてガラス窓ユニット3を構成している。
前記第1・第2中間横材12,13間に中間縦材19が
連結されて開き窓用の窓体20を構成し、この窓体20
に室外側障子21と室内側障子22がそれぞれ取付けて
あり、その室外側障子21は上框23と下框24と左右
の縦框25,25より成る框組体にガラス26を装着し
て成り、室内側障子22は上框27と下框28と左右の
縦框29,29より成る框組体内にガラス30が装着し
てある。
【0008】各部の詳細を説明する。前記方立1は図
5,図6に示すように、横板31と第1・第2室内向板
32,33と第1・第2室外向板34,35で断面ほぼ
H字状の長尺材となり、方立用ファスナー6は図4に示
すように一対のL字片36の一片をスラブ5にボルト3
7でそれぞれ固着し、他片を第1・第2室内向板32,
33にボルト38で固着する構造としてある。前記力骨
7は図5,図6に示すようにT字状となり、力骨用ファ
スナー8はコ字片39をスラブ5の上面,下面に溶接
し、この上下のコ字片39間に力骨7の上下部を挿入し
てボルト40で連結する構造としてある。前記力骨7と
方立1は図5に示すように、方立1の第1・第2室内向
板32,33に連結板41をボルト42で固着し、この
連結板41と力骨7を溶接して連結してある。このよう
であるから、方立1を取付けた後に力骨7を上下のスラ
ブ5,5間の室内側より方立1に連結して取付けでき
る。
【0009】前記横材10は図4に示すように、室内縦
板43とクランク形状の上下横板44,45と中間縦板
46と上下L字片47,48と室外側縦板49により中
空部50と上下の室内側段部51,52と室外側上向、
下向凹部53,54を有する断面形状の長尺材となり、
その室内縦板43の室内側面に上下鉤片55,56を一
体形成して長手方向に連続する凹条溝57を構成してい
る。前記第1中間横材12は室内縦板58とクランク形
状の上横板59と階段形状の下横板60と連結縦板6
1,62により室内側中空部63と中間中空部64と室
外側上向凹部65と室内側段部66を有する断面形状の
長尺材で、その室内縦板58に上下鉤片67,68を一
体形成して長手方向に連続する凹条溝69を構成してい
る。前記第2中間横材13は室内縦板70と階段形状の
上横板71とクランク形状の下横板72と連結縦板7
3,74により室内側中空部75と中間中空部76と室
外側下向凹部77と室内側段部78を有する断面形状の
長尺材で、その室内縦板70に上下鉤片79,80を一
体形成して長手方向に連続する凹条溝81を構成し、こ
の第2中間横材13は第1中間横材12と同一断面形状
で上下反転して取付けてある。
【0010】前記横材用ファスナー11は図4,図5に
示すように、各横材の凹条溝57,69,81に挿入し
た裏板82と、この裏板82にボルト83で連結した連
結金具84より成り、その連結金具84の折曲片部84
aを方立1の係合凹部1aに係合して方立1と各横材を
連結している。85は横材用ファスナー11をカバーす
るコ字状のカバー体である。
【0011】前記縦材14は図5,図6に示すように、
取付縦板86を有する中空の本体87を備え、この本体
87の室内側に室内側段部88が形成され、内側面に凹
条溝89が形成され、室外側に室外側外向片90が一体
的に形成してあり、その取付縦板86を方立1の第1又
は第2室外向板34又は35にビス91で連結して縦材
14を方立1に取付けてあると共に、前記室外側外向片
90に縦エッジ材92の溝部93を嵌合して縦エッジ材
92を縦材14に連結してあり、前記凹条溝89にカバ
ー体94を取付けて縦空間95を構成している。
【0012】前記ガラス窓ユニット3のガラス16の上
縁部と下縁部は図4に示すように、横材10の室外側上
向凹部53、室外側下向凹部54と第2中間横材13の
室外側下向凹部77、第1中間横材12の室外側上向凹
部65との間にそれぞれ装着され、このガラス16の縦
縁部室内側面が図5に示すように縦エッジ材92の凹条
溝92aに装着した接着シール材96で接着支持されて
ガラス16の縦縁部室外側には縦材が見えないようにし
てある。
【0013】前記ガラス窓ユニット3の耐火ガラス17
は横材10の上下室内側段部51,52と第1・第2中
間横材12,13の室内側段部66,78と左右の縦材
14の室内側段部88に室内側より挿入されて室外側面
を室外側シール材97aに押しつけられ、各室内側段部
に係合して取付けた押え片97と室内側面との間にシー
ル材98を装着して耐火ガラス17を窓枠15の室内側
に装着してある。これにより、窓枠1に方立1に取付け
た後に耐火ガラス17を窓体15に室内側より装着した
り、外したりできる。
【0014】前記横材10の中空部50の下部には乾燥
剤99が設けてあると共に、この横材10の上横材44
と下横板45には前記縦材14の縦空間95に開口する
穴100が形成されてガラス窓ユニット3のガラス16
と耐火ガラス17との間の空間が横材10の中空部50
に連通している。これによってガラス16と耐火ガラス
17との間の結露が防止できる。なお、耐火ガラス17
を装着しない場合には図6に示すように室内側段部88
にコ字状のカバー体101を係合して取付ければ良い。
前記乾燥剤99は容器99a内に設けられ、この容器9
9aは押え片97を外すことで中空部50内に挿入、引
き出し自在となっている。
【0015】前記中間縦材19は第1・第2中間横材1
2,13に連結されて方立1には連結されておらず、図
5に示すように方立1の第1又は第2室外向板34,3
5を除去してある。前記縦框25には図5に示すように
取付材102がビス止めされ、この取付材102の外向
片103に縦エッジ材104の溝部105が嵌合して取
付けてあり、この縦エッジ材104の凹条溝106に装
着した接着シール材107と縦框25の室外側片25a
に亘ってガラス26が接着支持されて室外側障子21の
室外側よりガラス縦縁部に縦材が見えないようにしてあ
る。
【0016】次に窓ユニットの取付け作業を説明する。
スラブ5に方立1を方立用ファスナー6で取付ける。左
右の方立1間に横材10、第1・第2中間横材12,1
3を横材用ファスナー11で横架連結する。左右の方立
1の第1・第2室外向板34,35に縦板14をそれぞ
れビス止めしてガラス用の窓体15を構成する。縦板1
4に縦エッジ材92を取付ける。窓体15にガラス16
を室外側より装着し、耐火ガラス17を室内側より装着
する。力骨7を上下のスラブ5,5間に室内側より連結
し、この力骨7と方立1を溶接する。なお、開き窓ユニ
ット4はあらかじめ組立てて方立1に取付けても良い
し、第1・第2中間横材12,13を方立1に連結した
後に中間縦材19、室外側障子21、室内側障子22を
取付けても良い。
【0017】
【考案の効果】上の横材と下の横材を左右の方立1,1
に連結した後に縦枠14を左右の方立1,1に連結でき
るし、縦枠14を連結した後に縦エッジ材92を取付け
てガラス16を装着でき、しかも室内側より耐火ガラス
17を装着できるので、左右の方立1,1間に上の横
材、下の横材、左右の縦材14,14を別々に取付けた
後にガラス16、耐火ガラス17を装着できてガラス窓
ユニット2を簡単に取付けできる。また、押え片97を
外すことで耐火ガラス17を室内側より装着したり、外
したりできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】窓ユニット取付状態の概略正面図である。
【図2】窓ユニット取付状態の概略縦断面図である。
【図3】窓ユニット取付状態の概略横断面図である。
【図4】図1のA−A断面詳細図である。
【図5】図1のB−B断面詳細図である。
【図6】図1のC−C断面詳細図である。
【符号の説明】
1…方立、10…横材、13…第2中間横材、14…縦
材、15…窓体、16…ガラス、17…耐火ガラス、5
1…室内側段部、53…室外側上向凹部、77…室外側
下向凹部、78…室内側段部、88…室内側段部、90
…室外側外向片、92…縦エッジ材、96…接着シール
材、97…押え片。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 室内側段部51と室外側上向凹部53を
    有する下の横材と、室内側段部78と室外側下向凹部7
    7を有する上の横材と、室内側段部88と室外側外向片
    90を有する左右の縦材14と、各縦材14の室外側外
    向片90に嵌合して取付けられる縦エッジ材92とを備
    え、 前記上の横材と下の横材を左右の方立1,1の室内側に
    それぞれ連結し、前記左右の縦材14を左右の方立1,
    1の室外側にそれぞれ連結し、前記上下の横材の室外側
    上向凹部53と室外側下向凹部77にガラス16の下縁
    部と上縁部に装着し、このガラス16の左右縦縁室内側
    面を前記左右の縦エッジ材92に接着シール材96でそ
    れぞれ接着支持し、 前記上下の横材の室内側段部51,78と左右の縦材1
    4,14の室内側段部88,88を四周連続し、かつ耐
    火ガラス17を臨ませ、その各室内側段部51,78,
    88,88の室内寄りに押え片97をそれぞれ取付けて
    耐火ガラス17を装着して成るガラス窓ユニット。
JP4380192U 1992-06-02 1992-06-02 ガラス窓ユニット Expired - Lifetime JP2540226Y2 (ja)

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JPH0596231U JPH0596231U (ja) 1993-12-27
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