JP2539837Y2 - バケット脱着装置 - Google Patents
バケット脱着装置Info
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- JP2539837Y2 JP2539837Y2 JP3895291U JP3895291U JP2539837Y2 JP 2539837 Y2 JP2539837 Y2 JP 2539837Y2 JP 3895291 U JP3895291 U JP 3895291U JP 3895291 U JP3895291 U JP 3895291U JP 2539837 Y2 JP2539837 Y2 JP 2539837Y2
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本考案は、油圧ショベル用バケッ
トの脱着装置に関する。
トの脱着装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】図５は、油圧ショベルの側面図である。
図において、１は油圧ショベルのフロント部に装着され
ている作業アタッチメント、２は作業アタッチメント１
のブーム、３はアーム、４はバケット、５はバケットリ
ンク、６はアイドラリンク、７はバケット４の背面に立
設したブラケット、８及び９は連結用のピンである。図
６は、図５のＡ−Ａより見た断面図である。図におい
て、１０はアーム３のアーム先端部ボス、１１はバケッ
トリンク５のバケットリンク先端部ボス、１２はブラケ
ット７に開穿したアーム先端部取付用ピン穴、１３はバ
ケットリンク先端部取付用ピン穴、１４及び１５はピン
８及び９を枢着したときの係止部である。
図において、１は油圧ショベルのフロント部に装着され
ている作業アタッチメント、２は作業アタッチメント１
のブーム、３はアーム、４はバケット、５はバケットリ
ンク、６はアイドラリンク、７はバケット４の背面に立
設したブラケット、８及び９は連結用のピンである。図
６は、図５のＡ−Ａより見た断面図である。図におい
て、１０はアーム３のアーム先端部ボス、１１はバケッ
トリンク５のバケットリンク先端部ボス、１２はブラケ
ット７に開穿したアーム先端部取付用ピン穴、１３はバ
ケットリンク先端部取付用ピン穴、１４及び１５はピン
８及び９を枢着したときの係止部である。
【０００３】図５及び図６に示すように、従来技術のバ
ケット脱着装置ではバケット４の背面にブラケット７を
立設し、そのブラケット７にアーム先端部取付用ピン穴
１２とバケットリンク先端部取付用ピン穴１３を互いに
平行に開穿し、作業アタッチメント１のアーム３先端部
及びバケットリンク５先端部と、バケット４のブラケッ
ト７とをピン８及び９を介して脱着するようにしてい
る。
ケット脱着装置ではバケット４の背面にブラケット７を
立設し、そのブラケット７にアーム先端部取付用ピン穴
１２とバケットリンク先端部取付用ピン穴１３を互いに
平行に開穿し、作業アタッチメント１のアーム３先端部
及びバケットリンク５先端部と、バケット４のブラケッ
ト７とをピン８及び９を介して脱着するようにしてい
る。
【０００４】
【考案が解決しようとする課題】油圧ショベルは、その
作業の種類，作業内容あるいは作業状況に対応して度々
バケットの取付け替えを行う。図５及び図６に示す従来
技術ではアーム及びバケットリンクのそれぞれ先端部と
バケットのブラケットにはピンが枢着されているので、
運転者又は作業者が上記ピンを抜き外して、バケットの
取付け替えを行っていた。そのために上記バケットの取
付け替え作業に大なる労力と時間を要し、しかも作業能
率が低下していた。本考案は、上記の問題点を解決する
ことを目的とする。
作業の種類，作業内容あるいは作業状況に対応して度々
バケットの取付け替えを行う。図５及び図６に示す従来
技術ではアーム及びバケットリンクのそれぞれ先端部と
バケットのブラケットにはピンが枢着されているので、
運転者又は作業者が上記ピンを抜き外して、バケットの
取付け替えを行っていた。そのために上記バケットの取
付け替え作業に大なる労力と時間を要し、しかも作業能
率が低下していた。本考案は、上記の問題点を解決する
ことを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本考案では、アーム先端
部ボス及びバケットリンク先端部ボスに対し、そのそれ
ぞれそのボス内部に左右に分離され、そのボスの軸心方
向に移動できるピストンピンを設け、かつその左右のピ
ストンピン間にばねを介設してピストンピンをそれぞれ
外側に付勢せしめるとともに切換弁を操作することによ
り左右のピストンピンを上記ばねのばね力に抗して内側
に引込移動するようにし、またそのピストンピンの径を
バケットのブラケットに開穿されているピン穴の径と同
寸に設定し、上記両ボスを枠体にて連結して両ボスの軸
心間距離をバケットの上記両ピン穴の穴心間距離と同寸
に設定し、また上記枠体の左右両側面部に、バケットの
ブラケットの相対する内面側に固設されているボス部に
対して当接できるように位置決めガイド板を設け、アー
ム先端部ボス及びバケットリンク先端部ボスのそれぞれ
ピストンピンを枠体の左右両外側面より内側に引込状態
として、上記位置決めガイド板のガイド面をバケットの
ブラケットのボス部外周面に当接させたとき、上記両ボ
スのピストンピンの軸心と、バケットのブラケットの上
記両ピン穴の穴心を一致せしめるように構成した。
部ボス及びバケットリンク先端部ボスに対し、そのそれ
ぞれそのボス内部に左右に分離され、そのボスの軸心方
向に移動できるピストンピンを設け、かつその左右のピ
ストンピン間にばねを介設してピストンピンをそれぞれ
外側に付勢せしめるとともに切換弁を操作することによ
り左右のピストンピンを上記ばねのばね力に抗して内側
に引込移動するようにし、またそのピストンピンの径を
バケットのブラケットに開穿されているピン穴の径と同
寸に設定し、上記両ボスを枠体にて連結して両ボスの軸
心間距離をバケットの上記両ピン穴の穴心間距離と同寸
に設定し、また上記枠体の左右両側面部に、バケットの
ブラケットの相対する内面側に固設されているボス部に
対して当接できるように位置決めガイド板を設け、アー
ム先端部ボス及びバケットリンク先端部ボスのそれぞれ
ピストンピンを枠体の左右両外側面より内側に引込状態
として、上記位置決めガイド板のガイド面をバケットの
ブラケットのボス部外周面に当接させたとき、上記両ボ
スのピストンピンの軸心と、バケットのブラケットの上
記両ピン穴の穴心を一致せしめるように構成した。
【０００６】
【実施例】図１は、本考案のバケット脱着装置の断面と
そのバケット脱着装置を作動せしめる油圧回路を示す図
である。図において、従来技術と同一構成要素を使用す
るものに対しては同符号を付す。１６はバケット４のブ
ラケット７の相対する内面側に固設されているアーム先
端部取付用ピン穴１２用のボス部、１７はバケットリン
ク先端部取付用ピン穴１３用のボス部、１８はアーム先
端部ボス、１９はバケットリンク先端部ボス、２０はア
ーム先端部ボス１８及びバケットリンク先端部ボス１９
のそれぞれ左右両端部に嵌挿されているピストンピン、
２１はブッシュ、２２はシール部材、２３はＯリング、
２４はピストンピン２０の基部外周に嵌着されているシ
ール部材、２５は上記両ボス１８及び１９の内部のばね
室、２６はばね、２７はピストンピン用油室、２８はピ
ストンピン２０のストッパ部、２９Ｌ及び２９Ｒはアー
ム先端部ボス１８に開穿され左右のピストンピン用油室
２７に通じる油圧用のポート、３０Ｌ及び３０Ｒはバケ
ットリンク先端部ボス１９に開穿され左右のピストンピ
ン用油室２７に通じる油圧用のポート、３１は上記両ボ
ス１８及び１９のばね室２５内のエアを外部に開放して
いるエア通路、３２は枠体、３３Ｌ及び３３Ｒは枠体３
２の左右のプレート、３４は中央連結板、３５は切換
弁、３６は油圧ショベルにそなえている油圧源、３７は
油タンクである。なおバケット４は掘削作業とローディ
ング作業に反転取付け替えして使用されるので、アーム
先端部取付用ピン穴１２とバケットリンク先端部取付用
ピン穴１３の内径は同寸法φｄに設定されている。した
がってピストンピン２０の直径も同寸法φｄ（正確に云
えばピストンピン２０を上記両ピス穴１２，１３にそれ
ぞれ挿入しなければならないので、ピストンピン２０の
直径を上記両ピン穴１２，１３より若干小径にしてい
る）に設定している。
そのバケット脱着装置を作動せしめる油圧回路を示す図
である。図において、従来技術と同一構成要素を使用す
るものに対しては同符号を付す。１６はバケット４のブ
ラケット７の相対する内面側に固設されているアーム先
端部取付用ピン穴１２用のボス部、１７はバケットリン
ク先端部取付用ピン穴１３用のボス部、１８はアーム先
端部ボス、１９はバケットリンク先端部ボス、２０はア
ーム先端部ボス１８及びバケットリンク先端部ボス１９
のそれぞれ左右両端部に嵌挿されているピストンピン、
２１はブッシュ、２２はシール部材、２３はＯリング、
２４はピストンピン２０の基部外周に嵌着されているシ
ール部材、２５は上記両ボス１８及び１９の内部のばね
室、２６はばね、２７はピストンピン用油室、２８はピ
ストンピン２０のストッパ部、２９Ｌ及び２９Ｒはアー
ム先端部ボス１８に開穿され左右のピストンピン用油室
２７に通じる油圧用のポート、３０Ｌ及び３０Ｒはバケ
ットリンク先端部ボス１９に開穿され左右のピストンピ
ン用油室２７に通じる油圧用のポート、３１は上記両ボ
ス１８及び１９のばね室２５内のエアを外部に開放して
いるエア通路、３２は枠体、３３Ｌ及び３３Ｒは枠体３
２の左右のプレート、３４は中央連結板、３５は切換
弁、３６は油圧ショベルにそなえている油圧源、３７は
油タンクである。なおバケット４は掘削作業とローディ
ング作業に反転取付け替えして使用されるので、アーム
先端部取付用ピン穴１２とバケットリンク先端部取付用
ピン穴１３の内径は同寸法φｄに設定されている。した
がってピストンピン２０の直径も同寸法φｄ（正確に云
えばピストンピン２０を上記両ピス穴１２，１３にそれ
ぞれ挿入しなければならないので、ピストンピン２０の
直径を上記両ピン穴１２，１３より若干小径にしてい
る）に設定している。
【０００７】図２は、本考案のバケット脱着装置の平面
図である。図において、３８Ｌ及び３８Ｒはそれぞれ枠
体３２の左右のプレート３３Ｌ及び３３Ｒの外側面に固
設した位置決めガイド板である。図３は、図２のＢより
見た本考案のバケット脱着装置の側面図である。図にお
いて、仮想線イはバケット４のブラケット付近の部分を
示す。図４は、図１における状態のピストンピン２０を
バケット４のブラケット７に嵌挿せしめた状態を示す断
面図である。
図である。図において、３８Ｌ及び３８Ｒはそれぞれ枠
体３２の左右のプレート３３Ｌ及び３３Ｒの外側面に固
設した位置決めガイド板である。図３は、図２のＢより
見た本考案のバケット脱着装置の側面図である。図にお
いて、仮想線イはバケット４のブラケット付近の部分を
示す。図４は、図１における状態のピストンピン２０を
バケット４のブラケット７に嵌挿せしめた状態を示す断
面図である。
【０００８】次に、本考案のバケット脱着装置の構成を
図１〜図４について述べる。本考案では、アーム先端部
ボス１８及びバケットリンク先端部ボス１９に対し、そ
のそれぞれボス１８，１９内部に左右に分離され、その
ボスの軸心方向に移動できるピストンピン２０を設け、
かつその左右のピストンピン（２０）間にばね２６を介
設してピストンピン２０をそれぞれ外側に付勢せしめる
とともに切換弁３５を操作することにより左右のピスト
ンピン２０を上記ばね２６のばね力に抗して内部側に引
込移動するようにし、またそのピストンピン２０の径φ
ｄをバケット４のブラケット７に開穿されているピン穴
１２及び１３の径（φｄ）と同寸に設定し、上記両ボス
１８及び１９を枠体３２にて連結して両ボス１８と１９
の軸心間距離をバケット４の上記両ピン穴１２と１３の
穴心間距離と同寸（図１に示す寸法Ｐ）に設定した。ま
た上記枠体３２の左右両側面部に、バケット４のブラケ
ット７の相対する内面側に固設されているボス部１６及
び１７の上方側外周面に当接できるように位置決めガイ
ド板３８Ｌ及び３６Ｒを設けた。そして上記両ボス１８
及び１９のそれぞれピストンピン２０を枠体３２の左右
両外側面より内側に引込状態として、上記位置決めガイ
ド板３８Ｌ及び３８Ｒのそれぞれガイド面３９を上記両
ボス１８及び１９の外周面に当接させたとき、上記両ボ
ス１８及び１９のピストンピン２０の軸心と、バケット
４のブラケット７の両ピン穴１２及び１３の穴心と一致
せしめるようにした。
図１〜図４について述べる。本考案では、アーム先端部
ボス１８及びバケットリンク先端部ボス１９に対し、そ
のそれぞれボス１８，１９内部に左右に分離され、その
ボスの軸心方向に移動できるピストンピン２０を設け、
かつその左右のピストンピン（２０）間にばね２６を介
設してピストンピン２０をそれぞれ外側に付勢せしめる
とともに切換弁３５を操作することにより左右のピスト
ンピン２０を上記ばね２６のばね力に抗して内部側に引
込移動するようにし、またそのピストンピン２０の径φ
ｄをバケット４のブラケット７に開穿されているピン穴
１２及び１３の径（φｄ）と同寸に設定し、上記両ボス
１８及び１９を枠体３２にて連結して両ボス１８と１９
の軸心間距離をバケット４の上記両ピン穴１２と１３の
穴心間距離と同寸（図１に示す寸法Ｐ）に設定した。ま
た上記枠体３２の左右両側面部に、バケット４のブラケ
ット７の相対する内面側に固設されているボス部１６及
び１７の上方側外周面に当接できるように位置決めガイ
ド板３８Ｌ及び３６Ｒを設けた。そして上記両ボス１８
及び１９のそれぞれピストンピン２０を枠体３２の左右
両外側面より内側に引込状態として、上記位置決めガイ
ド板３８Ｌ及び３８Ｒのそれぞれガイド面３９を上記両
ボス１８及び１９の外周面に当接させたとき、上記両ボ
ス１８及び１９のピストンピン２０の軸心と、バケット
４のブラケット７の両ピン穴１２及び１３の穴心と一致
せしめるようにした。
【０００９】次に、本考案のバケット脱着装置の作用に
ついて述べる。まず取外しているバケット４を作業アタ
ッチメント先端部に取付けるときには、切換弁３５を開
通油路位置ロに操作しておく。油圧源３６からの圧油が
切換弁３５のロ位置を介して両ボス１８及び１９のピス
トン室２７に送油されるので、ピストンピン２０はばね
２６のばね力に抗して、内側へ引込状態にされている。
このようにピストンピン２０の先端が枠体３２の左右両
外側面より内側に引込められているので、運転者は油圧
ショベルの作業アタッチメントを操作して、バケット４
のブラケット７の相対するボス部１６及び１７のそれぞ
れ内面側に枠体３２の外面側を挿入してゆく。それとと
もに枠体３２の左右に固設した位置決めガイド板３８Ｌ
及び３８Ｒのそれぞれガイド面３９は、バケット４用ブ
ラケット７のボス部１６及び１７の上側外周面に当接す
る。この状態に操作したとき両ボス１８及び１９のピス
トンピン２０の軸心と、バケット４のブラケット７の両
ピン穴１２及び１３の穴心とが一致するので、切換弁３
５をロ位置よりタンク連通油路位置ハに切換える。油圧
源３６からの圧油がピストンピン２０に作用しなくなる
ので、図４のようにばね２６がそのばね力により伸長
し、ピストンピン２０は外側に突出される。そしてその
ピストンピン２０の突出した先端側がバケット４のピン
穴１２及び１３に嵌挿されるので、バケット４を作業ア
タッチメント先端部に取付けることができる。なお取付
けたバケット４を取外す場合の操作は、上記取付けの場
合と逆の要領で行えばよい。
ついて述べる。まず取外しているバケット４を作業アタ
ッチメント先端部に取付けるときには、切換弁３５を開
通油路位置ロに操作しておく。油圧源３６からの圧油が
切換弁３５のロ位置を介して両ボス１８及び１９のピス
トン室２７に送油されるので、ピストンピン２０はばね
２６のばね力に抗して、内側へ引込状態にされている。
このようにピストンピン２０の先端が枠体３２の左右両
外側面より内側に引込められているので、運転者は油圧
ショベルの作業アタッチメントを操作して、バケット４
のブラケット７の相対するボス部１６及び１７のそれぞ
れ内面側に枠体３２の外面側を挿入してゆく。それとと
もに枠体３２の左右に固設した位置決めガイド板３８Ｌ
及び３８Ｒのそれぞれガイド面３９は、バケット４用ブ
ラケット７のボス部１６及び１７の上側外周面に当接す
る。この状態に操作したとき両ボス１８及び１９のピス
トンピン２０の軸心と、バケット４のブラケット７の両
ピン穴１２及び１３の穴心とが一致するので、切換弁３
５をロ位置よりタンク連通油路位置ハに切換える。油圧
源３６からの圧油がピストンピン２０に作用しなくなる
ので、図４のようにばね２６がそのばね力により伸長
し、ピストンピン２０は外側に突出される。そしてその
ピストンピン２０の突出した先端側がバケット４のピン
穴１２及び１３に嵌挿されるので、バケット４を作業ア
タッチメント先端部に取付けることができる。なお取付
けたバケット４を取外す場合の操作は、上記取付けの場
合と逆の要領で行えばよい。
【００１０】
【考案の効果】以上説明したように本考案では、アーム
先端部ボスとバケットリンク先端部ボスの両ボスに対し
て、切換弁の操作により上記それぞれボスの軸心方向に
引込及び突出移動できる左右のピストンピンを設けた。
また、バケットのブラケットの相対する内面側に固設さ
れているボス部に対して当接できるように位置決めガイ
ド板を設けた。それにより作業アタッチメント先端部に
バケットを取付けるときには、アーム先端部ボス及びバ
ケットリンク先端部ボスのそれぞれピストンピンを枠体
の左右両外側面より内側に引込状態として、上記位置決
めガイド板のガイド面をバケットのブラケットのボス部
外周面に当接させることにより上記両ボスのピストンピ
ンの軸心と、バケットのブラケットの上記両ピン穴の穴
心を一致させることができる。本考案のバケット脱着装
置はその構造が簡単で、しかも短時間のうちに容易にバ
ケットを脱着できるので、運転者及び作業者の省力を可
能とし、作業能率を向上させる。
先端部ボスとバケットリンク先端部ボスの両ボスに対し
て、切換弁の操作により上記それぞれボスの軸心方向に
引込及び突出移動できる左右のピストンピンを設けた。
また、バケットのブラケットの相対する内面側に固設さ
れているボス部に対して当接できるように位置決めガイ
ド板を設けた。それにより作業アタッチメント先端部に
バケットを取付けるときには、アーム先端部ボス及びバ
ケットリンク先端部ボスのそれぞれピストンピンを枠体
の左右両外側面より内側に引込状態として、上記位置決
めガイド板のガイド面をバケットのブラケットのボス部
外周面に当接させることにより上記両ボスのピストンピ
ンの軸心と、バケットのブラケットの上記両ピン穴の穴
心を一致させることができる。本考案のバケット脱着装
置はその構造が簡単で、しかも短時間のうちに容易にバ
ケットを脱着できるので、運転者及び作業者の省力を可
能とし、作業能率を向上させる。
【図１】本考案のバケット脱着装置の断面とそのバケッ
ト脱着装置を作動せしめる油圧回路を示す図である。
ト脱着装置を作動せしめる油圧回路を示す図である。
【図２】本考案のバケット脱着装置の平面図である。
【図３】図２のＢより見た側面図である。
【図４】図１におけるピストンピンを作動せしめた状態
を示す断面図である。
を示す断面図である。
【図５】油圧ショベルの側面図である。
【図６】図５のＡ−Ａより見た従来技術を示す断面図で
ある。
ある。
３ アーム ４ バケット ５ バケットリンク ７ ブラケット １０，１８ アーム先端部ボス １１，１９ バケットリンク先端部ボス １２，１３ ピン穴 １６，１７ ボス部 ２０ ピストンピン ２６ ばね ３２ 枠体 ３５ 切換弁 ３８Ｌ，３８Ｒ 位置決めガイド板 ３９ ガイド面
Claims (1)
- 【請求項１】 バケットの背面にブラケットを立設し、
そのブラケットにアーム先端部取付用ピン穴とバケット
リンク先端部取付用ピン穴を互いに平行に開穿し、作業
アタッチメントのアーム先端部及びバケットリンク先端
部と、上記バケットのブラケットとをピンを介して脱着
するようにしたバケット脱着装置であって、アーム先端
部ボス及びバケットリンク先端部ボスに対し、そのそれ
ぞれのボス内部に左右に分離され、そのボスの軸心方向
に移動できるピストンピンを設け、かつその左右のピス
トンピン間にばねを介設してピストンピンをそれぞれ外
側に付勢せしめるとともに切換弁を操作することにより
左右のピストンピンを上記ばねのばね力に抗して内側に
引込移動するようにし、またそのピストンピンの径をバ
ケットのブラケットに開穿されているピン穴の径と同寸
に設定し、上記両ボスを枠体にて連結して両ボスの軸心
間距離をバケットの上記両ピン穴の穴心間距離と同寸に
設定し、また上記枠体の左右両側面部に、バケットのブ
ラケットの相対する内面側に固設されているボス部に対
して当設できるように位置決めガイド板を設け、アーム
先端部ボス及びバケットリンク先端部ボスのそれぞれピ
ストンピンを枠体の左右両外側面より内側に引込状態と
して、上記位置決めガイド板のガイド面をバケットのブ
ラケットのボス部外周面に当接させたとき、上記両ボス
のピストンピンの軸心と、バケットのブラケットの上記
両ピン穴の穴心を一致せしめるように構成したことを特
徴とするバケット脱着装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3895291U JP2539837Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | バケット脱着装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3895291U JP2539837Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | バケット脱着装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH04126948U JPH04126948U (ja) | 1992-11-19 |
| JP2539837Y2 true JP2539837Y2 (ja) | 1997-07-02 |
Family
ID=31920346
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3895291U Expired - Fee Related JP2539837Y2 (ja) | 1991-04-25 | 1991-04-25 | バケット脱着装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2539837Y2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-25 JP JP3895291U patent/JP2539837Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH04126948U (ja) | 1992-11-19 |
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