JP2538851Y2 - 自動車用計器の照明装置 - Google Patents
自動車用計器の照明装置Info
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- JP2538851Y2 JP2538851Y2 JP1991052046U JP5204691U JP2538851Y2 JP 2538851 Y2 JP2538851 Y2 JP 2538851Y2 JP 1991052046 U JP1991052046 U JP 1991052046U JP 5204691 U JP5204691 U JP 5204691U JP 2538851 Y2 JP2538851 Y2 JP 2538851Y2
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- G01D—MEASURING NOT SPECIALLY ADAPTED FOR A SPECIFIC VARIABLE; ARRANGEMENTS FOR MEASURING TWO OR MORE VARIABLES NOT COVERED IN A SINGLE OTHER SUBCLASS; TARIFF METERING APPARATUS; MEASURING OR TESTING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
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- G01D11/28—Structurally-combined illuminating devices
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- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
- B60Q—ARRANGEMENT OF SIGNALLING OR LIGHTING DEVICES, THE MOUNTING OR SUPPORTING THEREOF OR CIRCUITS THEREFOR, FOR VEHICLES IN GENERAL
- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/10—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards
- B60Q3/14—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors for dashboards lighting through the surface to be illuminated
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B60—VEHICLES IN GENERAL
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- B60Q3/00—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors
- B60Q3/60—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects
- B60Q3/62—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects using light guides
- B60Q3/64—Arrangement of lighting devices for vehicle interiors; Lighting devices specially adapted for vehicle interiors characterised by optical aspects using light guides for a single lighting device
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は自動車用計器の照明装置
に係り、特に表示部の背面側に光源を配設した自動車用
計器の照明装置に関する。
に係り、特に表示部の背面側に光源を配設した自動車用
計器の照明装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、速度等を表示する表示部の背
面側に光源を配設し、この光源からの照射光が上記表示
部を透過することで表示部の照明を行うようにした自動
車用計器の照明装置が知られている。
面側に光源を配設し、この光源からの照射光が上記表示
部を透過することで表示部の照明を行うようにした自動
車用計器の照明装置が知られている。
【0003】図9及び図10は従来の所謂機械式又は電
気式の自動車用計器を示したもので、斯かる計器の表示
部は、透光性の文字1a、目盛り1b等が形成された文
字板1と指針2とから構成されている。上記文字板1の
背面には、上記指針2に接続された機械式又は電気式の
内機3が設けられており、この内機3の回転力により指
針2が回転駆動されるようになっている。また、上記文
字板1の背面側の計器ケース4には、文字1a、目盛り
1b等と対応した位置に、図9に示したような複数の照
明用電球5が所定間隔おいて配設されたり、図10に示
したようなインバータ6で駆動される環状の冷陰極管7
が配設されており、斯かる光源5,7からの照射光が文
字板1を透過することで文字板1の照明を行うようにな
っている。
気式の自動車用計器を示したもので、斯かる計器の表示
部は、透光性の文字1a、目盛り1b等が形成された文
字板1と指針2とから構成されている。上記文字板1の
背面には、上記指針2に接続された機械式又は電気式の
内機3が設けられており、この内機3の回転力により指
針2が回転駆動されるようになっている。また、上記文
字板1の背面側の計器ケース4には、文字1a、目盛り
1b等と対応した位置に、図9に示したような複数の照
明用電球5が所定間隔おいて配設されたり、図10に示
したようなインバータ6で駆動される環状の冷陰極管7
が配設されており、斯かる光源5,7からの照射光が文
字板1を透過することで文字板1の照明を行うようにな
っている。
【0004】また、図11は従来の所謂液晶表示式の自
動車用計器を示したもので、回路基板8の表面には、表
示部9aが形成された液晶表示パネル9が配設されると
共に、回路基板8の背面側の計器ケース4には、上記表
示部9aと対応した位置に、インバータ6で駆動される
冷陰極管7が配設されており、斯かる冷陰極管7がバッ
クライトとして機能し、液晶表示パネル9を照明するよ
うになっている。
動車用計器を示したもので、回路基板8の表面には、表
示部9aが形成された液晶表示パネル9が配設されると
共に、回路基板8の背面側の計器ケース4には、上記表
示部9aと対応した位置に、インバータ6で駆動される
冷陰極管7が配設されており、斯かる冷陰極管7がバッ
クライトとして機能し、液晶表示パネル9を照明するよ
うになっている。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかし、上記従来の自
動車用計器の照明装置においては、所定間隔をおいて配
設された複数の電球5により照明する場合は、電球5に
近い所は明るく遠い所は暗いという明るさのアンバラン
スが生じ易く、斯かる照明の明るさのアンバランスを防
ぐために文字板1等の背面に所定の調光印刷処理を施す
と、照明全体が暗くなってしまうという不都合がある。
動車用計器の照明装置においては、所定間隔をおいて配
設された複数の電球5により照明する場合は、電球5に
近い所は明るく遠い所は暗いという明るさのアンバラン
スが生じ易く、斯かる照明の明るさのアンバランスを防
ぐために文字板1等の背面に所定の調光印刷処理を施す
と、照明全体が暗くなってしまうという不都合がある。
【0006】また、インバータ6の駆動による冷陰極管
7により照明する場合、均一に明るく照明することが可
能となるが、インバータ6、冷陰極管7等の部品コスト
が高く、さらに、インバータ6、冷陰極管7からノイズ
が発生するために、斯かるノイズを防止するための構造
が必要となり、構造が複雑で照明装置全体が高価になる
という不都合がある。さらに、光源を複数の電球5と冷
陰極管7のいずれにした場合にも、それら光源からの光
は、全て文字板1側に向かうわけではなく四方に拡散し
て放出されるため、光源からの光を効率よく文字板の照
明に用いることができないという不都合がある。
7により照明する場合、均一に明るく照明することが可
能となるが、インバータ6、冷陰極管7等の部品コスト
が高く、さらに、インバータ6、冷陰極管7からノイズ
が発生するために、斯かるノイズを防止するための構造
が必要となり、構造が複雑で照明装置全体が高価になる
という不都合がある。さらに、光源を複数の電球5と冷
陰極管7のいずれにした場合にも、それら光源からの光
は、全て文字板1側に向かうわけではなく四方に拡散し
て放出されるため、光源からの光を効率よく文字板の照
明に用いることができないという不都合がある。
【0007】本考案は上記した点に鑑みてなされたもの
で、極めて安価に、しかも、簡単な構造及び製造工程
で、光源からの光を効率よく集めて文字板を明るく均一
に照明することのできる自動車用計器の照明装置を提供
することを目的とするものである。
で、極めて安価に、しかも、簡単な構造及び製造工程
で、光源からの光を効率よく集めて文字板を明るく均一
に照明することのできる自動車用計器の照明装置を提供
することを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
本考案に係る自動車用計器の照明装置は、速度等を表示
する表示部の背面側に光源を配設し、この光源からの照
明光が上記表示部を透過することで表示部の照明を行う
ようにした自動車用計器の照明装置において、上記光源
を、上記表示部に対応した位置に配設された環状の光伝
達用ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向の一部を
切り欠いた切り欠き部に配設された照明用電球とで構成
し、上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面
箇所に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって
光反射膜を被着すると共に、上記照明用電球の照明光
で、上記切り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する
照明光を、上記切り欠き端面側に反射し上記光伝達用ロ
ッド内に導く第1の反射部材を配設したことをその特徴
とするものである。
本考案に係る自動車用計器の照明装置は、速度等を表示
する表示部の背面側に光源を配設し、この光源からの照
明光が上記表示部を透過することで表示部の照明を行う
ようにした自動車用計器の照明装置において、上記光源
を、上記表示部に対応した位置に配設された環状の光伝
達用ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向の一部を
切り欠いた切り欠き部に配設された照明用電球とで構成
し、上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面
箇所に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって
光反射膜を被着すると共に、上記照明用電球の照明光
で、上記切り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する
照明光を、上記切り欠き端面側に反射し上記光伝達用ロ
ッド内に導く第1の反射部材を配設したことをその特徴
とするものである。
【0009】また、上記構成に加えて、上記光反射膜の
面積を、上記光伝達用ロッドの長手方向において上記切
り欠き部から離れるにしたがって大きくしたことをその
特徴とするものである。
面積を、上記光伝達用ロッドの長手方向において上記切
り欠き部から離れるにしたがって大きくしたことをその
特徴とするものである。
【0010】さらに、上記光伝達用ロッドの背面側に、
ロッドから出射する照明光を上記表示部側に反射する第
2の反射部材を配設したことをその特徴とするものであ
る。
ロッドから出射する照明光を上記表示部側に反射する第
2の反射部材を配設したことをその特徴とするものであ
る。
【0011】またさらに、上記照明用電球を、異なる色
の照明光を発する複数の照明用電球で構成し、これら複
数の照明用電球の点灯、消灯の組み合わせパターンの変
更により、上記表示部の照明色を変えるようにしたこと
をその特徴とするものである。
の照明光を発する複数の照明用電球で構成し、これら複
数の照明用電球の点灯、消灯の組み合わせパターンの変
更により、上記表示部の照明色を変えるようにしたこと
をその特徴とするものである。
【0012】
【作用】本考案によれば、表示部の背面側に配設された
光源を、表示部に対応した位置に配設された環状の光伝
達用ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向の一部を
切り欠いた切り欠き部に配設された照明用電球とで構成
し、上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面
箇所に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって
光反射膜を被着すると共に、上記照明用電球の照明光
で、上記切り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する
照明光を、上記切り欠き端面側に反射し上記光伝達用ロ
ッド内に導く第1の反射部材を配設した。
光源を、表示部に対応した位置に配設された環状の光伝
達用ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向の一部を
切り欠いた切り欠き部に配設された照明用電球とで構成
し、上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面
箇所に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって
光反射膜を被着すると共に、上記照明用電球の照明光
で、上記切り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する
照明光を、上記切り欠き端面側に反射し上記光伝達用ロ
ッド内に導く第1の反射部材を配設した。
【0013】このため、照明用電球より出射した照射光
が直接光伝達用ロッドの切り欠き部の端面に向かうか、
或は、第1の反射部材により反射されて光伝達用ロッド
の切り欠き部の端面に向かい、無駄なくロッド内に入射
されるようになり、しかも、ロッドに入射した照射光
が、ロッドの上記表示部とは反対側の表面箇所で反射を
しながらロッド内を進むようになる。
が直接光伝達用ロッドの切り欠き部の端面に向かうか、
或は、第1の反射部材により反射されて光伝達用ロッド
の切り欠き部の端面に向かい、無駄なくロッド内に入射
されるようになり、しかも、ロッドに入射した照射光
が、ロッドの上記表示部とは反対側の表面箇所で反射を
しながらロッド内を進むようになる。
【0014】従って、斯かるロッドの光反射膜で乱反射
して上記表示部側の表面箇所から光伝達用ロッド外に出
射する所定の指向性をもった乱反射光が表示部の背面側
に照射することで、極めて安価に、しかも、簡単な構造
及び製造工程で、光源からの光を効率よく集めて文字板
を明るく均一に照明する透過照明光を得ることができ
る。
して上記表示部側の表面箇所から光伝達用ロッド外に出
射する所定の指向性をもった乱反射光が表示部の背面側
に照射することで、極めて安価に、しかも、簡単な構造
及び製造工程で、光源からの光を効率よく集めて文字板
を明るく均一に照明する透過照明光を得ることができ
る。
【0015】また、従来のように、インバータ、冷陰極
管等のノイズの発生原因となる高価な部品を使用してい
ないので、斯かるノイズへの心配がなくなり、また、装
置全体のコストを抑えることができる。
管等のノイズの発生原因となる高価な部品を使用してい
ないので、斯かるノイズへの心配がなくなり、また、装
置全体のコストを抑えることができる。
【0016】さらに、上記光反射膜の面積を、上記光伝
達用ロッドの長手方向において上記切り欠き部から離れ
るにしたがって大きくしたので、ロッド内に入射して進
む照明用電球の照射光が光反射膜で乱反射してロッドか
ら反射することで照明光がその進行に合わせて徐々に減
衰するような場合でも、反射部の面積が徐々に大きくな
ることで、斯かる減衰した光でも十分に乱反射するよう
になり、ロッドをその全長にわたって均一に光輝させる
ことができる。
達用ロッドの長手方向において上記切り欠き部から離れ
るにしたがって大きくしたので、ロッド内に入射して進
む照明用電球の照射光が光反射膜で乱反射してロッドか
ら反射することで照明光がその進行に合わせて徐々に減
衰するような場合でも、反射部の面積が徐々に大きくな
ることで、斯かる減衰した光でも十分に乱反射するよう
になり、ロッドをその全長にわたって均一に光輝させる
ことができる。
【0017】またさらに、上記光伝達用ロッドの背面側
に、ロッドから出射する照射光を上記表示部側に反射す
る第2の反射部材を配設したので、ロッドからの照明光
が表示部全体に照射されるようになり、より明るく均一
な面発光状の照明を得ることができる。
に、ロッドから出射する照射光を上記表示部側に反射す
る第2の反射部材を配設したので、ロッドからの照明光
が表示部全体に照射されるようになり、より明るく均一
な面発光状の照明を得ることができる。
【0018】また、上記光伝達用ロッドの切り欠き部に
配設された照明用電球を、異なる色の照明光を発する複
数の照明用電球で構成し、これら複数の照明用電球の点
灯、消灯の組み合わせパターンの変更により、上記表示
部の照明色を変えるようにしたので、均一な透過照明光
が様々な色で得られるようになり、意匠上面白みのある
自動車用計器とすることができる。
配設された照明用電球を、異なる色の照明光を発する複
数の照明用電球で構成し、これら複数の照明用電球の点
灯、消灯の組み合わせパターンの変更により、上記表示
部の照明色を変えるようにしたので、均一な透過照明光
が様々な色で得られるようになり、意匠上面白みのある
自動車用計器とすることができる。
【0019】
【実施例】以下、本考案の実施例を図1乃至図8を参照
して説明する。図1乃至図4は本考案に係る自動車用計
器の照明装置の一実施例を示したもので、図1(A)
は、所謂機械式又は電気式の自動車用計器を示し、符号
1は表示部を構成する文字板、2は指針であり、上記文
字板1の背面には、機械式又は電気式の内機3が設けら
れており、斯かる内機3の回転力により指針2が回転駆
動されるようになっている。また、図1(B)は、所謂
液晶表示式の自動車用計器を示し、符号8は回路基板で
あり、この回路基板8の表面には表示部9aが形成され
た液晶表示パネル9が配設されており、回路基板8から
の信号により上記表示部9aに所望の表示がなされるよ
うになっている。
して説明する。図1乃至図4は本考案に係る自動車用計
器の照明装置の一実施例を示したもので、図1(A)
は、所謂機械式又は電気式の自動車用計器を示し、符号
1は表示部を構成する文字板、2は指針であり、上記文
字板1の背面には、機械式又は電気式の内機3が設けら
れており、斯かる内機3の回転力により指針2が回転駆
動されるようになっている。また、図1(B)は、所謂
液晶表示式の自動車用計器を示し、符号8は回路基板で
あり、この回路基板8の表面には表示部9aが形成され
た液晶表示パネル9が配設されており、回路基板8から
の信号により上記表示部9aに所望の表示がなされるよ
うになっている。
【0020】斯かる両自動車用計器とも、文字板1又は
液晶表示パネル9の背面側の計器ケース4には、その表
示部である文字板1の文字1a、目盛り1b等又は液晶
表示パネル9の表示部9aと対応した位置に、環状で、
その円弧部の一部が切り欠かれた、アクリル樹脂、石英
ガラス等からなる光伝達用ロッド10が配設されてお
り、この光伝達用ロッド10の長手方向の一部を切り欠
いた切り欠き部11には、照明用電球5が計器ケース4
の背面側から取り付けられて位置するようになってい
る。
液晶表示パネル9の背面側の計器ケース4には、その表
示部である文字板1の文字1a、目盛り1b等又は液晶
表示パネル9の表示部9aと対応した位置に、環状で、
その円弧部の一部が切り欠かれた、アクリル樹脂、石英
ガラス等からなる光伝達用ロッド10が配設されてお
り、この光伝達用ロッド10の長手方向の一部を切り欠
いた切り欠き部11には、照明用電球5が計器ケース4
の背面側から取り付けられて位置するようになってい
る。
【0021】上記光伝達用ロッド10には、図2及び図
3に示したように、上記文字板1又は液晶表示パネル9
と反対側の境界面10a(光伝達用ロッドで表示部とは
反対側の表面箇所に相当)に、白色等のインク又は塗料
を印刷又は塗布してなる細幅の反射膜12がロッド10
の長手方向、即ち、円弧方向全長にわたって被着されて
おり、この反射膜12により、光伝達用ロッド10の切
り欠き端面10b,10cよりロッド10内に入射し、
上記ロッド10の境界面10aで全反射しながらロッド
10内をその長手方向に進む照明用電球5の照明光Lが
乱反射するようになっており、斯かる乱反射光L′がロ
ッド10の文字板1等側の境界面10dより、ロッド1
0のレンズ作用によって一定の指向性をもって出射する
ようになっている。そして、斯かる乱反射光L′がロッ
ド10の境界面10dより出射して文字板1等の背面側
を照射し、これにより文字板1等の所謂透過照明が行わ
れるようになっている。
3に示したように、上記文字板1又は液晶表示パネル9
と反対側の境界面10a(光伝達用ロッドで表示部とは
反対側の表面箇所に相当)に、白色等のインク又は塗料
を印刷又は塗布してなる細幅の反射膜12がロッド10
の長手方向、即ち、円弧方向全長にわたって被着されて
おり、この反射膜12により、光伝達用ロッド10の切
り欠き端面10b,10cよりロッド10内に入射し、
上記ロッド10の境界面10aで全反射しながらロッド
10内をその長手方向に進む照明用電球5の照明光Lが
乱反射するようになっており、斯かる乱反射光L′がロ
ッド10の文字板1等側の境界面10dより、ロッド1
0のレンズ作用によって一定の指向性をもって出射する
ようになっている。そして、斯かる乱反射光L′がロッ
ド10の境界面10dより出射して文字板1等の背面側
を照射し、これにより文字板1等の所謂透過照明が行わ
れるようになっている。
【0022】ここで、上記反射膜12の色としては、白
色が最も乱反射に適しているが、斯かる乱反射光L′に
着色を施したいときは、適宜反射膜12の色を変えれば
よい。
色が最も乱反射に適しているが、斯かる乱反射光L′に
着色を施したいときは、適宜反射膜12の色を変えれば
よい。
【0023】また、上記照明用電球5の側方には、図4
に示すように、上記光伝達用ロッド10の断面における
周方向に沿って延び、その上端部が電球5の上方、即
ち、光伝達用ロッド10の切り欠き部11よりも文字板
1側を覆うように形成された第1の反射部材としての反
射板13が設けられている。 そして、上記電球5の上方
へ出射する照明光Lが、上記反射板13により反射され
て、上記ロッド10の切り欠き端面10b,10cより
ロッド10内に入射するようになっている。
に示すように、上記光伝達用ロッド10の断面における
周方向に沿って延び、その上端部が電球5の上方、即
ち、光伝達用ロッド10の切り欠き部11よりも文字板
1側を覆うように形成された第1の反射部材としての反
射板13が設けられている。 そして、上記電球5の上方
へ出射する照明光Lが、上記反射板13により反射され
て、上記ロッド10の切り欠き端面10b,10cより
ロッド10内に入射するようになっている。
【0024】従って、本実施例においては、透過照明用
光源を、文字板1等の文字、目盛り等に対応した位置に
配設された環状の光伝達用ロッド10と、このロッド1
0の切り欠き部11に配設された照明用電球5とで構成
し、ロッド10で文字板1又は液晶表示パネル9と反対
側の境界面10aに、ロッド10の長手方向全長にわた
って反射膜12を被着したので、極めて簡単な構成で明
るく均一な照明光を得ることができ、また、従来のよう
に、インバータ、冷陰極管等のノイズの発生原因となる
高価な部品を使用していないので、ノイズ等の心配をす
ることなく、装置全体のコストを抑えることができる。
しかも、ロッド10からの出射光を文字板1の背面側に
導く反射膜12が、白色等のインク又は塗料を印刷又は
塗布、即ち、ロッド10の境界面10aへの被着により
形成されるため、1段階の工程で被着を済ませることが
でき、例えば、ロッド10の境界面10aに、その長手
方向に間隔を置いて複数のV溝を形成する場合等に比べ
て、製造工程数を減らして製造コストを安価に済まし、
装置全体のコストをより一層抑えることができる。
光源を、文字板1等の文字、目盛り等に対応した位置に
配設された環状の光伝達用ロッド10と、このロッド1
0の切り欠き部11に配設された照明用電球5とで構成
し、ロッド10で文字板1又は液晶表示パネル9と反対
側の境界面10aに、ロッド10の長手方向全長にわた
って反射膜12を被着したので、極めて簡単な構成で明
るく均一な照明光を得ることができ、また、従来のよう
に、インバータ、冷陰極管等のノイズの発生原因となる
高価な部品を使用していないので、ノイズ等の心配をす
ることなく、装置全体のコストを抑えることができる。
しかも、ロッド10からの出射光を文字板1の背面側に
導く反射膜12が、白色等のインク又は塗料を印刷又は
塗布、即ち、ロッド10の境界面10aへの被着により
形成されるため、1段階の工程で被着を済ませることが
でき、例えば、ロッド10の境界面10aに、その長手
方向に間隔を置いて複数のV溝を形成する場合等に比べ
て、製造工程数を減らして製造コストを安価に済まし、
装置全体のコストをより一層抑えることができる。
【0025】また、上記光伝達用ロッド10のレンズ作
用により、所定の指向性をもって出射する乱反射光L′
を得るための上記ロッド10の境界面10aに被着した
反射膜12の幅を細幅にでき、斯かる反射膜12での必
要以上の乱反射光L′の発生を抑えることで、ロッド1
0内をその長手方向に進む照射光Lの減衰を防ぐことが
できる。
用により、所定の指向性をもって出射する乱反射光L′
を得るための上記ロッド10の境界面10aに被着した
反射膜12の幅を細幅にでき、斯かる反射膜12での必
要以上の乱反射光L′の発生を抑えることで、ロッド1
0内をその長手方向に進む照射光Lの減衰を防ぐことが
できる。
【0026】さらに、上記照明用電球5の側方に設けた
反射板13により、斯かる電球5の出射光のうち、ロッ
ド10の切り欠き部11の切り欠き端面10b,10c
以外の箇所を指向する光を反射して切り欠き端面10
b,10cに向かわせて、電球5からの光を効率よくロ
ッド10に入射させ、このロッド10の境界面10dか
ら大きい光量で光を出射させて、文字板1を明るく照明
する透過照明光とすることができる。
反射板13により、斯かる電球5の出射光のうち、ロッ
ド10の切り欠き部11の切り欠き端面10b,10c
以外の箇所を指向する光を反射して切り欠き端面10
b,10cに向かわせて、電球5からの光を効率よくロ
ッド10に入射させ、このロッド10の境界面10dか
ら大きい光量で光を出射させて、文字板1を明るく照明
する透過照明光とすることができる。
【0027】図5は上記照明装置の他の実施例を示し、
上記光伝達用ロッド10に被着した反射膜12の幅を、
照明用電球5から離れるにしたがって、即ちロッド10
の長手方向において切り欠き端面10b,10cから離
れるにしたがって徐々に大きく形成し、上記電球5と対
向するロッド10の円弧部分10eの幅を一番大きく形
成し、斯かる部分の反射面積を一番大きくしたものであ
る。
上記光伝達用ロッド10に被着した反射膜12の幅を、
照明用電球5から離れるにしたがって、即ちロッド10
の長手方向において切り欠き端面10b,10cから離
れるにしたがって徐々に大きく形成し、上記電球5と対
向するロッド10の円弧部分10eの幅を一番大きく形
成し、斯かる部分の反射面積を一番大きくしたものであ
る。
【0028】本実施例によれば、上記ロッド10の切り
欠き端面10b,10cからロッド10内に入射してそ
の長手方向に進む電球5からの照射光Lが、反射膜12
で乱反射してロッド10から出射することで、照射光L
がその進行に合わせて徐々に減衰するような場合でも、
照射光Lの減衰の度合いに応じて反射膜12の幅が大き
くなるので、減衰した光でも幅の大きい(面積の大き
い)反射膜12部分で十分に乱反射するようになり、結
果として、光伝達用ロッド10をその長手方向の全長に
わたって均一に光輝させることができ、均一な照明光L
を得ることができる。
欠き端面10b,10cからロッド10内に入射してそ
の長手方向に進む電球5からの照射光Lが、反射膜12
で乱反射してロッド10から出射することで、照射光L
がその進行に合わせて徐々に減衰するような場合でも、
照射光Lの減衰の度合いに応じて反射膜12の幅が大き
くなるので、減衰した光でも幅の大きい(面積の大き
い)反射膜12部分で十分に乱反射するようになり、結
果として、光伝達用ロッド10をその長手方向の全長に
わたって均一に光輝させることができ、均一な照明光L
を得ることができる。
【0029】図6(A),(B)も上記照明装置の他の
実施例を示し、上記光伝達用ロッド10の背面側に、ロ
ッド10全体を背面から覆うリング状で断面略U字状の
第2の反射部材としての反射板14を設け、斯かる反射
板14の中心孔14aから内機3の指針軸3aが突出し
て文字板1を貫通するようにしたものである。そして、
上記ロッド10の文字板1と反対側の境界面10aに反
射膜12aを被着するだけでなく、その外側の境界面1
0d(光伝達用ロッドで表示部とは反対側の表面箇所に
相当)にも所定幅の反射膜12bを被着したものであ
る。
実施例を示し、上記光伝達用ロッド10の背面側に、ロ
ッド10全体を背面から覆うリング状で断面略U字状の
第2の反射部材としての反射板14を設け、斯かる反射
板14の中心孔14aから内機3の指針軸3aが突出し
て文字板1を貫通するようにしたものである。そして、
上記ロッド10の文字板1と反対側の境界面10aに反
射膜12aを被着するだけでなく、その外側の境界面1
0d(光伝達用ロッドで表示部とは反対側の表面箇所に
相当)にも所定幅の反射膜12bを被着したものであ
る。
【0030】本実施例によれば、反射板14及び反射膜
12bにより、上記ロッド10の反射膜12aで乱反射
した乱反射光L′が所定の指向性をもって文字板1側に
出射するだけでなく、上記反射膜12bで乱反射した乱
反射光L″が上記反射板14の内周側反射面14bに向
けて出射するようになり、この乱反射光L″が上記反射
面14bでさらに反射して文字板1側に出射すること
で、文字板1全体を明るく照明することが可能となり、
文字1a、目盛り1b部分だけの透過照明でなく、文字
板1全面の透過照明を行うことが可能な面発光状の光源
とすることができる。
12bにより、上記ロッド10の反射膜12aで乱反射
した乱反射光L′が所定の指向性をもって文字板1側に
出射するだけでなく、上記反射膜12bで乱反射した乱
反射光L″が上記反射板14の内周側反射面14bに向
けて出射するようになり、この乱反射光L″が上記反射
面14bでさらに反射して文字板1側に出射すること
で、文字板1全体を明るく照明することが可能となり、
文字1a、目盛り1b部分だけの透過照明でなく、文字
板1全面の透過照明を行うことが可能な面発光状の光源
とすることができる。
【0031】図7及び図8も上記照明装置の他の実施例
を示し、上記光伝達用ロッド10の切り欠き部11に
は、2つの照明用電球5a,5bが、それぞれ、ロッド
10の切り欠き端面10b,10cを指向するように配
設されており、一方の電球5aには、例えば橙色のキャ
ップが被せられると共に、他方の電球5bには、緑色の
キャップが被せられるようになっている。
を示し、上記光伝達用ロッド10の切り欠き部11に
は、2つの照明用電球5a,5bが、それぞれ、ロッド
10の切り欠き端面10b,10cを指向するように配
設されており、一方の電球5aには、例えば橙色のキャ
ップが被せられると共に、他方の電球5bには、緑色の
キャップが被せられるようになっている。
【0032】ここで、上記電球5a,5bを上記した所
定位置に取り付けるには、上記切り欠き部11内に位置
するように計器ケース4の一部を膨出形成し、この膨出
部4aの切り欠き端面10b,10cとの対向部分に取
り付けるようにすればよい。また、上記電球5a,5b
への給電は、計器ケース4の背面に配設したFPC15
の一部を折り曲げて接続させるようにすればよい。
定位置に取り付けるには、上記切り欠き部11内に位置
するように計器ケース4の一部を膨出形成し、この膨出
部4aの切り欠き端面10b,10cとの対向部分に取
り付けるようにすればよい。また、上記電球5a,5b
への給電は、計器ケース4の背面に配設したFPC15
の一部を折り曲げて接続させるようにすればよい。
【0033】本実施例においては、例えば橙色の照明光
が欲しい時には、橙色のキャップが被せられた一方の電
球5aを点灯させるものであり、これにより、橙色の照
明光Lがロッド10内に入射されて、橙色の均一な透過
照明光が得られるようになるものであり、また、緑色の
照明光が欲しい時には、他方の電球5bを点灯させる
等、両電球5a,5bの点灯、消灯のパターンの組み合
わせを適宜変更するものである。そして、このように様
々な色の透過照明光が得られることで、意匠上面白みの
ある自動車用計器とすることができる。
が欲しい時には、橙色のキャップが被せられた一方の電
球5aを点灯させるものであり、これにより、橙色の照
明光Lがロッド10内に入射されて、橙色の均一な透過
照明光が得られるようになるものであり、また、緑色の
照明光が欲しい時には、他方の電球5bを点灯させる
等、両電球5a,5bの点灯、消灯のパターンの組み合
わせを適宜変更するものである。そして、このように様
々な色の透過照明光が得られることで、意匠上面白みの
ある自動車用計器とすることができる。
【0034】なお、本考案は上記実施例に限定されるも
のではなく、種々変更することができるものであり、上
記した種々の実施例を適宜組み合わせて構成するように
すれば、より好ましいものとすることができる。また、
上記反射膜12の変わりに、反射膜12相当部分のロッ
ド10の境界面を梨地加工するようにすれば、反射膜1
2と同様の乱反射面を形成することができる。
のではなく、種々変更することができるものであり、上
記した種々の実施例を適宜組み合わせて構成するように
すれば、より好ましいものとすることができる。また、
上記反射膜12の変わりに、反射膜12相当部分のロッ
ド10の境界面を梨地加工するようにすれば、反射膜1
2と同様の乱反射面を形成することができる。
【0035】
【考案の効果】以上のべたように、本考案に係る自動車
用計器の照明装置は、表示部の背面側に配設された光源
を、表示部に対応した位置に配設された環状の光伝達用
ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向の一部を切り
欠いた切り欠き部に配設された照明用電球とで構成し、
上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面箇所
に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって光反
射膜を被着すると共に、上記照明用電球の照明光で、上
記切り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する照明光
を、上記切り欠き端面側に反射し上記光伝達用ロッド内
に導く第1の反射部材を配設する構成とした。
用計器の照明装置は、表示部の背面側に配設された光源
を、表示部に対応した位置に配設された環状の光伝達用
ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向の一部を切り
欠いた切り欠き部に配設された照明用電球とで構成し、
上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面箇所
に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって光反
射膜を被着すると共に、上記照明用電球の照明光で、上
記切り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する照明光
を、上記切り欠き端面側に反射し上記光伝達用ロッド内
に導く第1の反射部材を配設する構成とした。
【0036】このため、光源から直接光伝達用ロッドの
切り欠き部の切り欠き面に向かう光だけでなく、上記切
り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する光を第1の
反射部材により反射して上記切り欠き面に向かわせて、
光源からの光を効率よく光伝達用ロッドに入射させ、こ
の光伝達用ロッドから大きい光量で光を出射させて、文
字板を明るく照明する透過照明光とすることができる。
しかも、光伝達用ロッドが、環状に形成されて、表示部
に対応した位置に配設されていることから、文字板を均
一に照明することができ、この照明光を、インバータや
冷陰極管等の高価な部品を使用せず極めて安価に、簡単
な構造及び製造工程で得ることができる。 また、インバ
ータや冷陰極管等を用いないことから、ノイズの発生原
因となる部品がなくなり、従って、斯かるノイズへの心
配をなくすことができる。
切り欠き部の切り欠き面に向かう光だけでなく、上記切
り欠き部の切り欠き面以外の箇所を指向する光を第1の
反射部材により反射して上記切り欠き面に向かわせて、
光源からの光を効率よく光伝達用ロッドに入射させ、こ
の光伝達用ロッドから大きい光量で光を出射させて、文
字板を明るく照明する透過照明光とすることができる。
しかも、光伝達用ロッドが、環状に形成されて、表示部
に対応した位置に配設されていることから、文字板を均
一に照明することができ、この照明光を、インバータや
冷陰極管等の高価な部品を使用せず極めて安価に、簡単
な構造及び製造工程で得ることができる。 また、インバ
ータや冷陰極管等を用いないことから、ノイズの発生原
因となる部品がなくなり、従って、斯かるノイズへの心
配をなくすことができる。
【0037】さらに、上記光反射膜の面積を、上記光伝
達用ロッドの長手方向において上記切り欠き部から離れ
るにしたがって大きくしたので、ロッド内に入射して進
む照明用電球の照射光が光反射膜で乱反射してロッドか
ら反射することで照明光がその進行に合わせて徐々に減
衰するような場合でも、反射部の面積が徐々に大きくな
ることで、斯かる減衰した光でも十分に乱反射するよう
になり、ロッドをその全長にわたって均一に光輝させる
ことができる。
達用ロッドの長手方向において上記切り欠き部から離れ
るにしたがって大きくしたので、ロッド内に入射して進
む照明用電球の照射光が光反射膜で乱反射してロッドか
ら反射することで照明光がその進行に合わせて徐々に減
衰するような場合でも、反射部の面積が徐々に大きくな
ることで、斯かる減衰した光でも十分に乱反射するよう
になり、ロッドをその全長にわたって均一に光輝させる
ことができる。
【0038】またさらに、上記光伝達用ロッドの背面側
に、ロッドから出射する照射光を上記表示部側に反射す
る第2の反射部材を配設したので、ロッドからの照明光
が表示部全体に照射されるようになり、より明るく均一
な面発光状の照明を得ることができる。
に、ロッドから出射する照射光を上記表示部側に反射す
る第2の反射部材を配設したので、ロッドからの照明光
が表示部全体に照射されるようになり、より明るく均一
な面発光状の照明を得ることができる。
【0039】また、上記光伝達用ロッドの切り欠き部に
配設された照明用電球を、異なる色の照明光を発する複
数の照明用電球で構成し、これら複数の照明用電球の点
灯、消灯の組み合わせパターンの変更により、上記表示
部の照明色を変えるようにしたので、均一な透過照明光
が様々な色で得られるようになり、意匠上面白みのある
自動車用計器とすることができる等の効果を奏する。
配設された照明用電球を、異なる色の照明光を発する複
数の照明用電球で構成し、これら複数の照明用電球の点
灯、消灯の組み合わせパターンの変更により、上記表示
部の照明色を変えるようにしたので、均一な透過照明光
が様々な色で得られるようになり、意匠上面白みのある
自動車用計器とすることができる等の効果を奏する。
【図1】本考案に係る自動車用計器の照明装置の一実施
例を示す斜視図で、(A)は機械式又は電気式の自動車
用照明の場合、(B)は液晶表示式の自動車用計器の場
合である。
例を示す斜視図で、(A)は機械式又は電気式の自動車
用照明の場合、(B)は液晶表示式の自動車用計器の場
合である。
【図2】本考案に係る光伝達用ロッドの端面図である。
【図3】上記光伝達用ロッドの一部側面図である。
【図4】本考案に係る反射板の一部側面図である。
【図5】本考案に係る照明装置の他の実施例の光伝達用
ロッドの底面図である。
ロッドの底面図である。
【図6】本考案に係る照明装置の他の実施例を示す図
で、(A)はその斜視図、(B)はその断面図である。
で、(A)はその斜視図、(B)はその断面図である。
【図7】本考案に係る照明装置の他の実施例を示す斜視
図である。
図である。
【図8】図7の照明用電球取り付け部分を示す一部側断
面図である。
面図である。
【図9】従来の自動車用計器の照明装置を示す斜視図で
ある。
ある。
【図10】従来の他の自動車用計器の照明装置を示す斜
視図である。
視図である。
【図11】従来の他の自動車用計器の照明装置を示す斜
視図である。
視図である。
1 文字板 2 指針 3 内機 4 計器ケース 5 照明用電球 9 液晶表示パネル 10 光伝達用ロッド 10a,10d 境界面 10b,10c 切り欠き端面 11 切り欠き部 12 反射膜 13,14 反射板 15 FPC
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭52−113761(JP,A) 実開 昭60−31620(JP,U) 実開 昭61−173901(JP,U) 実開 昭48−14545(JP,U) 実開 昭58−178699(JP,U) 実公 昭42−15392(JP,Y1) 実公 昭39−12298(JP,Y1) 実公 昭12−2065(JP,Y1) 実公 昭53−22340(JP,Y2)
Claims (4)
- 【請求項1】 速度等を表示する表示部の背面側に光源
を配設し、この光源からの照明光が上記表示部を透過す
ることで表示部の照明を行うようにした自動車用計器の
照明装置において、 上記光源を、上記表示部に対応した位置に配設された環
状の光伝達用ロッドと、この光伝達用ロッドの長手方向
の一部を切り欠いた切り欠き部に配設された照明用電球
とで構成し、 上記光伝達用ロッドで上記表示部とは反対側の表面箇所
に、上記光伝達用ロッドの長手方向全長にわたって光反
射膜を被着すると共に、 上記照明用電球の照明光で、上記切り欠き部の切り欠き
面以外の箇所を指向する照明光を、上記切り欠き端面側
に反射し上記光伝達用ロッド内に導く第1の反射部材を
配設した、 ことを特徴とする自動車用計器の照明装置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の自動車用計器の照明装
置であって、上記光反射膜の面積を、上記光伝達用ロッ
ドの長手方向において上記切り欠き部から離れるにした
がって大きくしたことを特徴とする自動車用計器の照明
装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の自動車用計器の
照明装置であって、上記光伝達用ロッドの背面側に、ロ
ッドから出射する照明光を上記表示部側に反射する第2
の反射部材を配設したことを特徴とする自動車用計器の
照明装置。 - 【請求項4】 請求項1又は3に記載の自動車用計器の
照明装置であって、上記照明用電球を、異なる色の照明
光を発する複数の照明用電球で構成し、これら複数の照
明用電球の点灯、消灯の組み合わせパターンの変更によ
り、上記表示部の照明色を変えるようにしたことを特徴
とする自動車用計器の照明装置。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991052046U JP2538851Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-07-05 | 自動車用計器の照明装置 |
EP92102076A EP0498451B1 (en) | 1991-02-08 | 1992-02-07 | Illuminating device for instrument of vehicle |
DE69200231T DE69200231T2 (de) | 1991-02-08 | 1992-02-07 | Beleuchtungseinrichtung für Fahrzeuginstrument. |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1112891 | 1991-02-08 | ||
JP3-11128 | 1991-02-08 | ||
JP1991052046U JP2538851Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-07-05 | 自動車用計器の照明装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04118624U JPH04118624U (ja) | 1992-10-23 |
JP2538851Y2 true JP2538851Y2 (ja) | 1997-06-18 |
Family
ID=26346526
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991052046U Expired - Lifetime JP2538851Y2 (ja) | 1991-02-08 | 1991-07-05 | 自動車用計器の照明装置 |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0498451B1 (ja) |
JP (1) | JP2538851Y2 (ja) |
DE (1) | DE69200231T2 (ja) |
Cited By (1)
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---|---|---|---|---|
WO2011055583A1 (ja) * | 2009-11-06 | 2011-05-12 | セイコークロック株式会社 | 指針計器 |
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FR2749065B1 (fr) * | 1996-05-24 | 1998-07-24 | Sagem | Dispositif d'eclairage du type tableau de bord de vehicule automobile |
FR2771351B1 (fr) * | 1997-11-21 | 2000-02-11 | Magneti Marelli France | Afficheur pour vehicule automobile, notamment sous forme de tableau de bord |
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GB2472078A (en) * | 2009-07-23 | 2011-01-26 | Visteon Global Tech Inc | A light-pipe for illuminating a display area |
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-
1991
- 1991-07-05 JP JP1991052046U patent/JP2538851Y2/ja not_active Expired - Lifetime
-
1992
- 1992-02-07 DE DE69200231T patent/DE69200231T2/de not_active Expired - Lifetime
- 1992-02-07 EP EP92102076A patent/EP0498451B1/en not_active Expired - Lifetime
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Also Published As
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---|---|
EP0498451B1 (en) | 1994-07-13 |
DE69200231D1 (de) | 1994-08-18 |
EP0498451A1 (en) | 1992-08-12 |
JPH04118624U (ja) | 1992-10-23 |
DE69200231T2 (de) | 1994-11-17 |
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A02 | Decision of refusal |
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