JP2536852Y2 - 回転センサ - Google Patents

回転センサ

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JP2536852Y2
JP2536852Y2 JP1990062558U JP6255890U JP2536852Y2 JP 2536852 Y2 JP2536852 Y2 JP 2536852Y2 JP 1990062558 U JP1990062558 U JP 1990062558U JP 6255890 U JP6255890 U JP 6255890U JP 2536852 Y2 JP2536852 Y2 JP 2536852Y2
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magnetoelectric conversion
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秀博 安立
拓郎 遠藤
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株式会社 ゼクセル
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は回転センサに係り、特に磁電変換素子と永久
磁石と信号処理回路とを基板上にコンパクトに纏めてな
る回転センサに関する。
〔従来の技術〕
一般に、被測定物の回転速度を検出する回転センサは
知られている。この種のものは、第4図に示すように、
被測定物(図示せず)に連結された回転軸1の軸上に、
磁性体の歯車3を止着し、この磁性体の歯車3の歯車3a
に対向してセンサ本体5を配置して構成されている。
このセンサ本体5は、第5図に示すように、磁電変換
素子7と永久磁石9とを離間し、両者間には、高透磁率
を有する集磁材11を配置して構成されている。これら構
造体の上部には、信号処理回路13が配置され、この信号
処理回路13にはリード線15が接続されている(例えば、
実開平1−25380号公報参照)。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、従来の構成では、磁電変換素子7を磁
電変換素子支持基板7aで支持し、永久磁石9及び集磁材
11を、非磁性体の集磁材支持材11aで支持し、信号処理
回路13を信号処理回路用基板13aで支持するので、その
構造が極めて複雑になるという問題がある。
また、磁電変換素子7を磁電変換素子支持基板7aで支
持するので、磁電変換素子部を小さくすることができな
いという問題がある。この磁電変換素子部を小さくする
ことができないと、狭隘な部位では、このセンサを使用
することができなくなるという問題がある。
そこで、本考案の目的は、上述した従来の技術が有す
る問題点を解消し、磁電変換素子と永久磁石と信号処理
回路とを1つの基板上にコンパクトに纏めることができ
るとともに、狭隘な部位でも、充分に使用することので
きる回転センサを提供することにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために、本考案は、被測定物に連
結された磁性体からなる回転歯車(3)の歯面(3a)に
対向してセンサ本体(5)を配置し、このセンサ本体
(5)を、基板(18)と磁電変換素子(7)と永久磁石
(9)と信号処理回路(13)との組合わせにより構成し
てなる回転センサにおいて、前記基板(18)は本体部
(18a)と当該本体部(18a)よりも細長く形成され前記
回転歯車(3)の歯面(3a)に向かって突出する検出部
(18b)が設けられ、前記基板(18)の本体部(18a)に
前記永久磁石(9)および前記信号処理回路(13)が設
けられ、前記検出部(18b)内に、基端が前記永久磁石
(9)と磁気結合し、かつ先端が前記検出部(18b)の
先端に位置するよう集磁材(11)が埋設され、前記集磁
材(11)の先端に、磁電変換素子(7)が当該集磁材
(11)と磁気結合した状態で設けられたことを特徴とす
るものである。
〔作用〕
本考案によれば、基板(18)の本体部(18a)に永久
磁石(9)および信号処理回路(13)が設けられ、か
つ、本体部(18a)には当該本体部(18a)よりも細長く
形成され回転歯車(3)の歯面(3a)に向かって突出す
る検出部(18b)が設けられ、この検出部(18b)内に集
磁材(11)が埋設され、この集磁材(11)の先端に磁電
変換素子(7)が設けられているため、磁電変換素子
(7)、永久磁石(9)および信号処理回路(13)を別
部材により処理する必要がなく、その支持構造が極めて
簡単になる。
また、検出部(18b)内に基端が永久磁石(9)と磁
気結合しかつ先端が検出部(18b)の先端に位置するよ
うに集磁材(11)が埋設されたので、磁電変換素子
(7)に必要な磁気を本体部(18a)に位置する永久磁
石(9)から検出部(18b)の先端に供給することがで
き、したがって、検出部(18b)が本体部(18a)よりも
細長く形成され、その検出部(18b)の先端に磁電変換
素子を配置したので、本体部(18a)が収納できないよ
うな狭隘な部位でも磁電変換素子(7)を回転歯車
(3)の歯面(3a)に接近させることができ、当該セン
サを十分に使用することができる。
〔実施例〕
以下、本考案による回転センサの一実施例を第4図と
同一部分に同一符号を付して示した第1図乃至第3図を
参照して説明する。
第1図において、1は被測定物(図示せず)に連結さ
れた回転軸を示している。この回転軸1の軸上には、磁
性体の歯車3が止着されており、この歯車3の外側に
は、該歯車3の歯面3aに対向するセンサ本体5が配置さ
れている。
このセンサ本体5は、第2図に示すように、磁電変換
素子7と永久磁石9とを有し、これら両者間には、高透
磁率を保有する集磁材11が配置されている。これらは非
磁性体からなる基板18に一体的に組み込まれている。
この基板18は、第3図に示すように、本体部18aと検
出部18bとからなり、本体部18aには、永久磁石9を組み
込むための受け孔19が穿設されるとともに、検出部18b
は本体部18aの一端(回転歯車3の歯面3aに面する側の
端部)に、本体部18aよりも幅狭の細長い形状で突設さ
れており、この検出部18bには、この受け孔19に連通し
て、集磁材11を埋設するための通し孔20が穿設されてい
る。
しかして、この実施例によれば、磁電変換素子7と永
久磁石9と信号処理回路13とは、単一の基板18上に支持
され、この基板18のうち、磁電変換素子7を支持する検
出部18bは、その他の本体部18aよりも小さく形成されて
いる。
このセンサ本体5の組み立てに際しては、本体部18a
の孔19及び検出部18bの孔20に、それぞれ永久磁石9及
び集磁材11を埋め込み、検出部18bの先端に、磁電変換
素子7を貼着するとともに、本体部18aの上面に、2つ
に分離した信号処理回路13を貼着する。そして、磁電変
換素子7と基板18上のパターン(図示せず)とを、接続
線21を介して接続する。
次に、この実施例の作用を説明すると、被測定物(図
示せず)の回転に伴って、磁性体からなる歯車3が回転
する。すると、歯車3の外周の凹凸に応じて、該歯車3
と永久磁石9との間を通る磁束密度に変化が生じる。よ
って、この磁束密度の変化を、磁電変換素子7により検
出し、この検出値に基づいて、被測定物(図示せず)の
回転速度を算出する。
しかして、この実施例によれば、単一の基板18によ
り、磁電変換素子7、永久磁石9、集磁材11及び信号処
理回路13の全てを支持しているので、これらの支持構造
を極端に簡素化することができる。また、従来のものに
比べて、リード線15(第5図参照)が不要になるので、
コストダウンを図ることができる。さらに、基板18の検
出部18bを本体部18aよりも幅狭の細長い形状に突出して
設けたので、本体部18aを収納できない狭隘な部位であ
っても、検出部18bを挿入することができ、したがって
その先端に位置する磁電変換素子7を回転歯車3の歯面
3aに接近させることができ、当該回転センサの構成上の
自由度が向上し、使用上の制約を減少することができる
など種々の効果を奏する。
〔考案の効果〕
本考案によれば、基板の本体部に永久磁石および信号
処理回路が設けられ、かつ、本体部には当該本体部より
も細長く形成され回転歯車の歯面に向かって突出する検
出部が設けられ、この検出部内に集磁材が埋設され、こ
の集磁材の先端に磁電変換素子が設けられているため、
磁電変換素子、永久磁石および信号処理回路を別部材に
より処理する必要がなく、その支持構造が極めて簡単に
なる。
また、検出部内に基端が永久磁石と磁気結合しかつ先
端が検出部(18b)の先端に位置するように集磁材(1
1)が埋設されたので、磁電変換素子(7)に必要な磁
気を本体部(18a)に位置する永久磁石()から検出部
(18b)の先端に供給することができ、したがって、検
出部が本体部よりも細長く形成され、その検出部の先端
に磁電変換素子を配置したので、本体部が収納できない
ような狭隘な部位でも磁電変換素子を回転歯車の歯面に
接近させることができ、当該センサを十分に使用するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による回転センサの一実施例を示す平面
図、第2図はセンサ本体を示す斜視図、第3図は基板を
示す斜視図、第4図は従来の回転センサを示す平面図、
第5図は従来のセンサ本体を示す側面図である。 1……回転軸、3……歯車、3a……歯面、5……センサ
本体、7……磁電変換素子、9……永久磁石、11……集
磁材、18……基板、18a……本体部、18b……検出部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−122271(JP,A) 実開 平2−59470(JP,U) 実開 平2−69711(JP,U)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】被測定物に連結された磁性体からなる回転
    歯車の歯面に対向してセンサ本体を配置し、このセンサ
    本体を、基板と磁電変換素子と永久磁石と信号処理回路
    との組合わせにより構成してなる回転センサにおいて、 前記基板は本体部と当該本体部よりも細長く形成され前
    記回転歯車の歯面に向かって突出する検出部が設けら
    れ、 前記基板の本体部に前記永久磁石および前記信号処理回
    路が設けられ、 前記検出部内に、基端が前記永久磁石と磁気結合し、か
    つ先端が前記検出部の先端に位置するよう集磁材が埋設
    され、 前記集磁材の先端に、磁電変換素子が当該集磁材と磁気
    結合した状態で設けられたことを特徴とする回転セン
    サ。
JP1990062558U 1990-06-13 1990-06-13 回転センサ Expired - Lifetime JP2536852Y2 (ja)

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